JP2010171663A - 通信方法、通信システム、通信装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents

通信方法、通信システム、通信装置、およびコンピュータプログラム Download PDF

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修一 渋谷
Kenichi Tanaka
健一 田中
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徹 寺島
Hirotsuki Okada
博月 岡田
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厚子 前川
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Abstract

【課題】多数の通信装置が参加するシステムにおいて、障害が発生した2者間の通信を、予備の回線を用意することなく継続する。
【解決手段】端末装置2Bと端末装置2Cとの間の第一のセッションに障害が発生した場合に、端末装置2Cと端末装置2Aとの間に第二のセッションを確立し、端末装置2Bと端末装置2Aとの間に第三のセッションを確立する。端末装置2Aは、端末装置2Bが発信したデータを受信すると、端末装置2Cへ第二のセッションを介してこのデータを転送する。さらに、端末装置2Aは、端末装置2Cが発信したデータを受信すると、端末装置2Bへ第三のセッションを介してこのデータを転送する。
【選択図】図16

Description

本発明は、電子会議システムのような、多数の通信装置が参加する通信システムおよびそれに用いられる通信方法などに関する。
IP(Internet Protocol)およびブロードバンド回線を使用して2台の通信装置間で動画像または音声をやり取りする技術が普及している。
さらに、3台以上の通信装置が相互に動画像または音声をやり取りする通信(いわゆる多者間通信)によって電子会議システムが実現されている。電子会議システムによると、多数の者が互いに離れた場所にいながら会議を行うことができる。
ところで、一般的なブロードバンド回線は、ベストエフォード型を通信形態として採用している。
ベストエフォード型のネットワークは、導入のコストが安いが、回線の通信速度を保証していない。よって、ブロードバンド回線を介して動画像または音声をやり取りしている間に、回線の輻輳によって必要な帯域が確保できずにパケットが欠損し、映像品質の低下(ブロックノイズ等)および音声の品質の低下(音切れ等)が発生してしまうことが、ある。
回線の障害によって通信の品質が低下する問題を解決するために、従来、障害が発生した回線を予備の回線に切り換える方法が採られている(特許文献1参照)。
特開2007−83349号公報
しかし、電子会議システムのような、多数の通信装置が参加して相互にデータを交換し合うシステムに、予備の回線を用意することは、コストの増大を招いてしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み、多数の通信装置が参加するシステムにおいて、障害が発生した2者間の通信を予備の回線を用意することなく再開できるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る通信方法は、第一の通信装置と第二の通信装置との間で通信を行う通信方法であって、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の第一のセッションに障害が発生した場合に、前記第二の通信装置と、前記第一の通信装置から第一のデータを受信することができる第三の通信装置との間に、第二のセッションを確立し、前記第一の通信装置と、前記第二の通信装置から第二のデータを受信することができる第四の通信装置との間に、第三のセッションを確立し、前記第一のデータを、前記第三の通信装置から前記第二の装置へ前記第二のセッションを介して送信し、前記第二のデータを、前記第四の通信装置から前記第一の装置へ前記第三のセッションを介して送信する。前記第三の通信装置と前記第四の通信装置とは同一の通信装置であってもよい。
本発明によると、多数の通信装置が参加するシステムにおいて、障害が発生した2者間の通信を、予備の回線を用意することなく継続することができる。
電子会議システムの全体的な構成の例を示す図である。 端末装置同士の接続形態の例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置の機能的構成の例を示す図である。 接続順管理テーブルの例を示す図である。 主催者側接続処理の流れの例を説明するフローチャートである。 被招待者側接続処理の流れの例を説明するフローチャートである。 電子会議の形成の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 電子会議の形成の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 電子会議の画面の例を示す図である。 障害の発生を検知する処理の手順の第一の例を説明するための図である。 障害の発生を検知する処理の手順の第一の例を説明するための図である。 セッション切換処理部の構成の例を示す図である。 転送依頼先決定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 転送依頼メッセージの例を示す図である。 セッションの変更後の端末装置同士の接続形態の例を示す図である。 セッションの変更の処理の流れの第一の例を示すシーケンス図である。 INVITEメッセージの例を示す図である。 OKメッセージの例を示す図である。 OKメッセージの例を示す図である。 セッションの変更の処理の流れの第二の例を示すシーケンス図である。 端末装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 セッションの変更後の端末装置同士の接続形態の例を示す図である。
サーバを用いずに電子会議を行うためのシステムを実現した。
図1は電子会議システム1の全体的な構成の例を示す図、図2は端末装置2同士の接続形態の例を示す図、図3は端末装置2のハードウェア構成の例を示す図、図4は端末装置2の機能的構成の例を示す図である。
図1において、電子会議システム1は、互いに離れた場所にいるユーザ同士が会議を行うためのシステムである。
電子会議システム1は、複数台の端末装置2および通信回線NTなどを有する。端末装置2同士は通信回線NTを介して互いに接続可能である。通信回線NTとして、公衆回線、インターネット、またはLocal Area Network(LAN)回線などが用いられる。
ユーザは、会議に参加するためには、原則として、自分の端末装置2を他のすべての参加者の端末装置2に接続させなければならない。したがって、参加者の端末装置2によって、図2に示すようなフルメッシュ型の接続形態が形成される。
端末装置2は、図3に示すように、制御装置20a、Random Access Memory(RAM)20b、Read Only Memory(ROM)20c、ハードディスク20d、Network Interface Card(NIC)20e、キーボード20f、ポインティングデバイス20g、入出力インタフェース20h、グラフィックボード20i、ディスプレイ20j、サウンドボード20k、およびスピーカ20mなどを有する。
制御装置20aは、Central Processing Unit(CPU)またはMicro Processing Unit(MPU)などであって、RAM20bまたはROM20cに記憶されているプログラムを実行する。なお、制御装置20aがMPUである場合は、RAM20bおよびROM20cが制御装置20aに一体的に組み込まれていることがある。
ROM20cまたはハードディスク20dには、オペレーティングシステムのほか、図4に示すSession Initiation Protocol(SIP)関連プログラムPG1、電子会議プログラムPG2、および障害回避プログラムPG3が記憶されている。これらのプログラムは、必要に応じてRAM20bにロードされ、制御装置20aによって実行される。
NIC20eは、いわゆるLANカードであって、他の端末装置2と通信を行うために用いられる。
キーボード20fおよびポインティングデバイス20gは、ユーザがコマンドおよびデータを端末装置2に入力するための入力装置である。
入出力インタフェース20hは、ビデオカメラ3Vおよびマイク3Mを端末装置2に繋げるためのインタフェースである。入出力インタフェース20hとして、Universal Serial Bus(USB)またはInstitute of Electrical and Electronics Engineer(IEEE)1394などが用いられる。
グラフィックボード20iは、制御装置20aからの指令に基づいて描画を行い、ディスプレイ20jへ映像(動画像)の信号を出力する。
ディスプレイ20jは、グラフィックボード20iから出力される信号に基づいて、会議に参加する者の映像などを表示する。
サウンドボード20kは、制御装置20aからの指令に基づいて音声の信号を生成し、スピーカ20mへ出力する。
スピーカ20mは、サウンドボード20kから出力される信号に基づいて、会議に参加する者の音声を再生する。
端末装置2として、通信機能が備えられたパーソナルコンピュータまたはPersonal Digital Assistant(PDA)などの通信装置が用いられる。以下、各端末装置2を「端末装置2A」、「端末装置2B」、…と区別して記載することがある。
図4において、SIP関連プログラムPG1は、SIPに基づいて他の端末装置2と通信するための処理を行うプログラムである。SIP関連プログラムPG1によると、呼制御部511、Real-time Transport Protocol(RTP)制御部512、およびRTP Control Protocol(RTCP)制御部513などが実現される。
電子会議プログラムPG2は、会議を招集したり端末装置2を会議に参加させたりするためのアプリケーションである。電子会議プログラムPG2によると、被招待者指定受付部521、電子会議形成処理部522、接続順管理テーブル523、マルチメディアデータ生成部524、会議画面表示処理部525、および音声出力処理部526などが実現される。
障害回避プログラムPG3は、他の端末装置2とのセッションの障害を検知し当該他の端末装置2との通信の経路を変更するためのプログラムである。障害回避プログラムPG3によると、ロス率閾値記憶部531、受信パケットカウンタ532、ネットワーク品質判定部533、およびセッション切換処理部534などが実現される。
以下、図4に示す各部の処理内容などを、4人のユーザUA、UB、UC、およびUDがそれぞれ4台の端末装置2A、2B、2C、および2Dを用いて会議を行う場合を例に、説明する。
〔会議の開催のための処理〕
図5は接続順管理テーブル523の例を示す図、図6は主催者側接続処理の流れの例を説明するフローチャート、図7は被招待者側接続処理の流れの例を説明するフローチャート、図8および図9は電子会議の形成の処理の流れの例を示すシーケンス図、図10は電子会議の画面の例を示す図である。
SIP関連プログラムPG1の呼制御部511は、端末装置2自身と他の端末装置2との間の呼制御を行う。つまり、両装置間のセッションを確立しまたは切断する処理を行う。例えば、端末装置2Aの呼制御部511は、端末装置2Aと端末装置2B、2C、および2Dそれぞれとの間の呼制御を行う。
RTP制御部512は、端末装置2自身のユーザの音声および映像のデータをRTPに基づいてパケット化し、他の端末装置2へ送信する処理を行う。以下、RTPに基づいて生成されたパケットを「RTPパケット6」と記載する。さらに、RTP制御部512は、他の端末装置2から送信されてきたRTPパケット6を受け付けて組み立てることによって、当該他の端末装置2のユーザの音声および映像のデータを再生成するための処理を行う。
RTCP制御部513は、RTCPに基づいて、RTPパケット6に関する監視を行いその結果の統計(図11、図12参照)を他の端末装置2へ通知する処理を行う。さらに、他の端末装置2からRTPパケット6に関する監視の結果の統計を受け取る処理を行う。
電子会議プログラムPG2の被招待者指定受付部521は、会議の主催者であるユーザによる、会議へ招待する者(被招待者)の指定を受け付ける。具体的には、所定のコマンドが入力されると、入力用の画面がディスプレイ20jに表示されるように、グラフィックボード20iを制御する。そして、入力用の画面に入力された者を、被招待者として受け付ける。
例えば、ユーザUAが主催者である場合は、ユーザUAは、入力用の画面に、ユーザUB、UC、およびUDを指定する。端末装置2Aの被招待者指定受付部521は、ユーザUB、UC、およびUDを被招待者として受け付ける。
電子会議形成処理部522は、端末装置2自身と他の端末装置2とのセッションの確立し会議(電子会議)を形成するための処理を行う。
接続順管理テーブル523には、図5のように、会議を形成する端末装置2の所有者およびIPアドレスが、会議に加わった順に示されている。会議が終了するごとに、接続順管理テーブル523は、リセットされ、どの端末装置2をも示さなくなる。
そのほか、どのユーザ名のユーザがどのIPアドレスの端末装置2を使用するのかを示すテーブルが、端末装置2に用意されている。
ここで、ユーザUAが主催者でありユーザUB、UC、およびUDが被招待者である場合を例に、各端末装置2の電子会議形成処理部522の処理内容および各端末装置2の接続順管理テーブル523の変化について説明する。
ユーザUAの端末装置2(2A)の電子会議形成処理部522は、図6のフローチャートに示す手順で処理を実行する。
ユーザUAがユーザUB、UC、およびUDの順に被招待者を指定したとする。すると、電子会議形成処理部522は、自らの接続順管理テーブル523に、主催者つまりユーザUAのユーザ名および端末装置2A自身のIPアドレスを示すレコードを追加する(#601)。さらに、電子会議形成処理部522は、ユーザUAが指定した順に、各被参加者の端末装置2に対して、次の処理を行う。
電子会議形成処理部522は、1番目に指定されたユーザUBの端末装置2(端末装置2B)へINVITEメッセージを送信し(#602)、端末装置2A自身と端末装置2Bとのセッションの確立を図る(#603)。
セッションの確立の処理と並行してまたは前後して、電子会議形成処理部522は、ユーザUBのユーザ名および端末装置2BのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#604)。
電子会議形成処理部522は、残りの被参加者の端末装置2に対しても、ユーザUAが指定した順に同様の処理を行う(#602〜#604)。
なお、電子会議形成処理部522は、INVITEメッセージを送信する際に、N番目の端末装置2に対して、N番目までの被招待者の端末装置2のIPアドレスを通知する。
また、INVITEメッセージの送信およびセッションの確立の処理は、SIP関連プログラムPG1の呼制御部511と連携して行われる。後述する各メッセージの送受信およびセッションの切断などの処理も、呼制御部511と連携して行われる。
一方、被招待者の端末装置2(2B、2C、2D)において、電子会議形成処理部522は、端末装置2AからINVITEメッセージを受信すると、図7のフローチャートに示す手順で処理を実行する。
電子会議形成処理部522は、主催者のユーザUAの端末装置2(2A)を自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#611)。
電子会議形成処理部522は、端末装置2Aから通知された被招待者の端末装置2の中に、他の端末装置2が含まれていない場合は(#612でNo)、自らの所有者であるユーザのユーザ名および自らのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#615)。本例では、端末装置2Bの電子会議形成処理部522が、この場合に該当する。
一方、電子会議形成処理部522は、端末装置2Aから通知された被招待者の端末装置2の中に、他の端末装置2が含まれている場合は(#612でYes)、若い他の端末装置2から順に、セッションの確立を図るとともに(#613)、当該他の端末装置2のユーザのユーザ名および自らのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#614)。そして、自らの所有者であるユーザのユーザ名および自らのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#615)。
その後、会議が開始するなどの所定のタイミングが訪れるまで、電子会議形成処理部522は、他の被招待者の端末装置2からINVITEメッセージを受信するごとに(#616)、当該他の被招待者のユーザ名および当該他の被招待者の端末装置2のIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#617)。
各端末装置2における上記の処理を、図8および図9のシーケンス図を参照しながら、さらに詳細に説明する。
ユーザUAがユーザUB、UC、およびUDの順に被招待者を指定すると、端末装置2Aは、ユーザUAのユーザ名および端末装置2AのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(図8の#711)。
さらに、端末装置2Aは、1番目に指定されたユーザUBの端末装置2つまり端末装置2BへINVITEメッセージを送信し(#712)、ユーザUBのユーザ名および端末装置2BのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#713)。なお、端末装置2Aは、INVITEメッセージを送信する際に、被招待者の端末装置2のIPアドレスとして、端末装置2BのIPアドレスのみを端末装置2Bへ通知する。
端末装置2Bは、端末装置2AからINVITEメッセージを受信すると(#731)、主催者つまりユーザUAのユーザ名および端末装置2AのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#732)。
端末装置2Bは、被招待者の端末装置2のIPアドレスとして、端末装置2B自らのIPアドレスしか通知されていないので、他の被招待者の端末装置2とのセッションの確立を実行することなく、ユーザUBのユーザ名および端末装置2B自身のIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#733)。そして、OKメッセージを端末装置2Aへ返信する(#734)。
端末装置2Aは、ステップ#712で送信したINVITEメッセージに対するOKメッセージを端末装置2Bから受信すると(#714)、ACKメッセージを端末装置2Bへ返信する(#715)。そして、端末装置2BがACKメッセージを受信すると(#735)、端末装置2A、2Bは、両者間のセッションを確立する。
端末装置2Aは、2番目に指定されたユーザUCの端末装置2つまり端末装置2CへINVITEメッセージを送信し(#716)、ユーザUCのユーザ名および端末装置2CのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#717)。なお、端末装置2Aは、INVITEメッセージを送信する際に、被招待者の端末装置2のIPアドレスとして、端末装置2Bおよび端末装置2CそれぞれのIPアドレスを端末装置2Cへ通知する。
端末装置2Cは、端末装置2AからINVITEメッセージを受信すると(#751)、主催者つまりユーザUAのユーザ名および端末装置2AのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#752)。
端末装置2Cは、被招待者の端末装置2のIPアドレスとして、端末装置2C自らのIPアドレスだけでなく端末装置2BのIPアドレスをも通知される。そこで、端末装置2Cは、端末装置2Bとのセッションの確立を図る。
すなわち、端末装置2Cは、端末装置2BへINVITEメッセージを送信する(#753)。
端末装置2Bは、INVITEメッセージを受信すると(#736)、ユーザUCのユーザ名および端末装置2CのIPアドレスを示すレコード(つまり、INVITEメッセージの送信元のレコード)を自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#737)。そして、端末装置2Bは、端末装置2CへOKメッセージを返信する(#738)。
端末装置2Cは、OKメッセージを受信すると(#755)、ユーザUCのユーザ名および端末装置2C自身のIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523の最後尾に追加する(#756)。そして、ACKメッセージを端末装置2Bへ返信し(#757)、OKメッセージを端末装置2Aへ返信する(#758)。
端末装置2Cが端末装置2BからのACKメッセージを受信すると(#739)、端末装置2Bおよび2Cは、両者間のセッションを確立する。
端末装置2Aは、ステップ#716で送信したINVITEメッセージに対するOKメッセージを端末装置2Cから受信すると(#718)、ACKメッセージを端末装置2Cへ返信する(#719)。そして、端末装置2CがACKメッセージを受信すると(#759)、端末装置2A、2Cは、両者間のセッションを確立する。
これにより、端末装置2A、2B、および2Cの3者間の通信が可能になる。つまり、ユーザUA、UB、およびUCによる会議が可能になる。
端末装置2Aは、3番目に指定されたユーザUDの端末装置2つまり端末装置2DへINVITEメッセージを送信し(図9の#720)、ユーザUDのユーザ名および端末装置2DのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#721)。なお、端末装置2Aは、INVITEメッセージを送信する際に、被招待者の端末装置2のIPアドレスとして、端末装置2B、2C、および2DそれぞれのIPアドレスを端末装置2Dへ通知する。
端末装置2Dは、端末装置2AからINVITEメッセージを受信すると(#771)、主催者つまりユーザUAのユーザ名および端末装置2AのIPアドレスを示すレコードを自らの接続順管理テーブル523に追加する(#772)。
端末装置2Dは、被招待者の端末装置2のIPアドレスとして、端末装置2D自らのIPアドレスだけでなく端末装置2Bおよび2CそれぞれのIPアドレスをも通知される。そこで、端末装置2Dは、端末装置2Bおよび2Cそれぞれとのセッションの確立を図る。
すなわち、端末装置2Dは、まず、端末装置2Bとのセッションの確立のために、端末装置2Cが実行した図8のステップ#753〜#757と同様の処理を行う(#773〜#776)。ただし、ここでは、ユーザUBのユーザ名および端末装置2BのIPアドレスを示すレコードは追加するが(#774)、ユーザUDのユーザ名および端末装置2D自らのIPアドレスを示すレコードは未だ追加しない。
端末装置2Bは、ステップ#736〜#739と同様の処理を、端末装置2Dを相手に行う(#740〜#743)。この際に、ユーザUDのユーザ名および端末装置2DのIPアドレスを示すレコードを追加する(#741)。
端末装置2Dは、次に、端末装置2Cとのセッションの確立のために、図8のステップ#753〜#757と同様の処理を行う(#777〜#781)。この際に、ユーザUCのユーザ名および端末装置2CのIPアドレスを示すレコードを追加し(#778)、さらに、ユーザUDのユーザ名および端末装置2D自らのIPアドレスを示すレコードを追加する(#780)。
端末装置2Cは、端末装置2Bのステップ#736〜#739と同様の処理を、端末装置2Dを相手に行う(#760〜#763)。この際に、ユーザUDのユーザ名および端末装置2DのIPアドレスを示すレコードを追加する(#741)。
端末装置2Dは、端末装置2Bおよび2Cそれぞれとのセッションが確立できたら、OKメッセージを端末装置2Aへ返信する(#782)。
端末装置2Aは、ステップ#720で送信したINVITEメッセージに対するOKメッセージを端末装置2Dから受信すると(#722)、ACKメッセージを端末装置2Dへ返信する(#723)。そして、端末装置2DがACKメッセージを受信すると(#783)、端末装置2A、2Dは、両者間のセッションを確立する。
これにより、端末装置2A、2B、2C、および2Dの4者間の通信が可能になる。つまり、ユーザUA、UB、UC、およびUDによる会議が可能になる。
図4に戻って、電子会議プログラムPG2のマルチメディアデータ生成部524は、会議の開催中、ビデオカメラ3Vによって撮影されまたはマイク3Mによって録音された、端末装置2自身のユーザの動画像および音声のマルチメディアデータ7MDを生成する。
マルチメディアデータ7MDは、SIP関連プログラムPG1のRTP制御部512によって分割されRTPパケット6に変換される。そして、他の端末装置2へ送信される。例えば、端末装置2Aにおいては、ユーザUAのマルチメディアデータ7MDがRTPパケット6に変換され、端末装置2B、2C、および2Dへ送信される。
また、前に述べた通り、RTP制御部512は、他の端末装置2から送信されてきたRTPパケット6を組み立て、マルチメディアデータ7MDを再生成する。例えば、端末装置2Aにおいては、端末装置2Bから送信されてきたRTPパケット6を組み立てて、ユーザUBのマルチメディアデータ7MDを再生成する。端末装置2Cから送信されてきたRTPパケット6を組み立てて、ユーザUCのマルチメディアデータ7MDを再生成する。さらに、端末装置2Dから送信されてきたRTPパケット6を組み立てて、ユーザUDのマルチメディアデータ7MDを再生成する。
会議画面表示処理部525は、再生成されたマルチメディアデータ7MDを用いて他の端末装置2のユーザの動画像が図10のようにディスプレイ20jに表示されるように、グラフィックボード20iを制御する。
音声出力処理部526は、再生されたマルチメディアデータ7MDを用いて他の端末装置2のユーザの音声がスピーカ20mから出力されるように、サウンドボード20kを制御する。
〔セッションの障害を検知し回避するための処理〕
図11は障害の発生を検知する処理の手順の第一の例を説明するための図、図12は障害の発生を検知する処理の手順の第一の例を説明するための図、図13はセッション切換処理部534の構成の例を示す図である。
障害回避プログラムPG3のロス率閾値記憶部531は、セッションに障害が発生しているか否かを判定する基準であるロス率閾値αを記憶する。
受信パケットカウンタ532は、端末装置2自身が使用するセッションごとに、相手方から受信したRTPパケット6の個数Krをカウントする。この際に、個数Krがどの時点のものであるか、つまり、タイムスタンプを、記録しておく。
ネットワーク品質判定部533は、セッションの品質の良否を、SIP関連プログラムPG1のRTP制御部512が現実に取り扱ったRTPパケット6の個数とRTCP制御部513によって得られた統計の情報に基づいて、判定する。以下、端末装置2Aが端末装置2Bとのセッションの障害の有無を判定する場合を例に、ネットワーク品質判定部533の処理を、図11を参照しながら説明する。
端末装置2Aのネットワーク品質判定部533は、RTCP制御部513が統計の情報(以下、「統計情報7TD」と記載する。)を端末装置2Bから受信すると、その統計情報7TDから、タイムスタンプに示される時点の、端末装置2Bから端末装置2Aへ送信されたRTPパケット6の個数Ksをチェックする。さらに、同じ時点の、端末装置2A自身が端末装置2Bから受信したRTPパケット6の個数Krをチェックする。端末装置2Bから端末装置2Aへ発信されたRTPパケット6に対するロスしたRTPパケット6個数の割合(例えば、5%。以下、「パケットロス率β」と記載する。)を、次の(1)式より算出する。
β={(Ks−Kr)/Ks}×100[%] …… (1)

そして、ネットワーク品質判定部533は、βがαを超えていれば、端末装置2Bとのセッションに障害が発生していると、判定する。
または、ネットワーク品質判定部533は、図12に示すような方法でセッションの障害の有無を判定することも、できる。
例えば、端末装置2Aのネットワーク品質判定部533は、ある期間における端末装置2Bとのセッションの障害の有無を判別するために、この期間の最初に端末装置2Bから受信した統計情報7TDに示される個数Ks1と最後に端末装置2Bから受信した統計情報7TDに示される個数Ks2との差である個数Ks3(個数Ks2−個数Ks1)を求める。さらに、同じ期間に端末装置2Bから受信したRTPパケット6の個数Kr3をチェックする。端末装置2Bから端末装置2Aへ発信されたRTPパケット6に対するロスしたRTPパケット6の個数の割合(以下、「パケットロス率β’」と記載する。)を、次の(2)式より算出する。
β’={(Ks3−Kr3)/Ks3}×100[%] …… (2)

そして、ネットワーク品質判定部533は、β’がαを超えていれば、端末装置2Bとのセッションに障害が発生していると、判定する。このようにして、ネットワーク品質判定部533によってセッションの障害が検知される。
図4に戻って、セッション切換処理部534は、セッションに障害が発生していると判定された場合に、そのセッションによって繋がれている2台の端末装置2間の通信を、別の経路を経由して行えるように、処理を行う。セッション切換処理部534は、図13に示すように、転送依頼先決定部551、転送依頼要求部552、転送セッション確立制御部553、および転送処理部554を有する。転送依頼先決定部551および転送依頼要求部552は、自らのセッションの障害が検知された場合にそのセッションの相手からのデータを他の端末装置2から転送してもらうための処理を行う。転送セッション確立制御部553および転送処理部554は、障害が発生したセッションを有する他の端末装置2に対してデータを転送するための処理を行う。
以下、セッション切換処理部534の各部の処理内容を、端末装置2B、2C間のセッションに障害が発生した場合を例に、説明する。
(I) 端末装置2Bが端末装置2Cよりも先にセッションの障害を検知した場合
図14は転送依頼先決定処理の流れの例を説明するフローチャート、図15は転送依頼メッセージ7RQの例を示す図、図16はセッションの変更後の端末装置2同士の接続形態の例を示す図、図17はセッションの変更の処理の流れの第一の例を示すシーケンス図、図18はINVITEメッセージの例を示す図、図19および図20はOKメッセージの例を示す図である。
端末装置2Bにおいて、端末装置2Cとのセッションの障害が検知されると、転送依頼先決定部551は、端末装置2Cのユーザ(ユーザUC)のデータをどの端末装置2から転送してもらうのかを、図14に示す手順で決定する。
端末装置2Bの転送依頼先決定部551は、自らの接続順管理テーブル523(図5参照)の先頭のレコードをチェックする(図14の#621)。
そのレコードに端末装置2B自身のIPアドレスおよび障害が発生したセッションの相手(本例では、端末装置2C)のIPアドレスのいずれも示されていない場合は(#622でNoかつ#623でNo)、チェックしたIPアドレスを有する端末装置2を、転送の依頼先に決定する(#625)。
一方、端末装置2Bまたは2CいずれかのIPアドレスが示されている場合は(#622でYesまたは#623でYes)、次のレコードをチェックする(#624)。そして、いずれのIPアドレスも示されていない場合は(#622でNoかつ#623でNo)、チェックしたIPアドレスの端末装置2を、転送の依頼先に決定する(#625)。いずれかのIPアドレスが示される場合は(#623でYesまたは#624でYes)、以下、同様に、その次のレコードのIPアドレスをチェックし(#623)、それが端末装置2B、2CいずれのIPアドレスとも一致しなければ、それを有する端末装置2を、転送の依頼先に決定する(#625)。
つまり、転送依頼先決定部551は、接続順管理テーブル523の中の、端末装置2BのIPアドレスも端末装置2CのIPアドレスも示されない最上位のレコードを検索し、そのレコードに示されるIPアドレスを有する端末装置2を、転送の依頼先に決定する。
端末装置2Bの転送依頼要求部552は、転送依頼先決定部551によって決定された転送先へ転送依頼メッセージ7RQを送信する。
転送依頼メッセージ7RQは、データの転送を依頼(要求)するメッセージである。図15に示すように、転送依頼メッセージ7RQには、呼識別子情報7RQa、供給元アドレス情報7RQb、およびデータ取扱情報7RQcが含まれている。
呼識別子情報7RQaは、この転送依頼メッセージ7RQを識別するためのCall−ID(Identification)を示す。Call−IDの「@」の後ろは、この転送依頼メッセージ7RQの送信側つまり端末装置2BのIPアドレスである。本例では、端末装置2BのIPアドレスである。
供給元アドレス情報7RQbは、転送の対象のデータの供給元のIPアドレスを示す。本例では、端末装置2CのIPアドレスが示される。
データ取扱情報7RQcは、この転送依頼メッセージ7RQの発信側つまり端末装置2Bがデータを転送するのかされるのか、つまり、データを受信するのか送信するのかを、表わす。「recvonly」は受信するのみであることを示し、「sendonly」は送信するのみであることを示す。
図4および図5に戻って、端末装置2Bの転送依頼先決定部551は、図5の接続順管理テーブル523を用いた場合は、転送先を端末装置2Aに決定する。よって、端末装置2Bの転送依頼要求部552は、転送依頼メッセージ7RQを端末装置2Aに送信する。
端末装置2Aにおいて、転送セッション確立制御部553は、端末装置2Bから転送依頼メッセージ7RQを受信すると、図16に示すように、端末装置2Bとの間でセッションの確立の処理を行う。
そして、転送処理部554は、その転送依頼メッセージ7RQの供給元アドレス情報7RQbに示されるIPアドレスを有する端末装置2(つまり、端末装置2C)から受信したRTPパケット6をコピーして、呼識別子情報7RQaに示されるIPアドレスを有する端末装置2(つまり、端末装置2B)へ転送する。または、受信したRTPパケット6からペイロードを抽出し、パケット化し直して送信する。
さらに、転送セッション確立制御部553は、端末装置2Cとの間のセッションの確立の処理をも行う。そして、転送処理部554は、端末装置2Bから受信したRTPパケット6をコピーして端末装置2Cへ転送する。または、受信したRTPパケット6からペイロードを抽出し、パケット化し直して端末装置2Cへ送信する。
ここで、端末装置2A、2B、および2Cの各処理を、図17のシーケンス図を参照しながらさらに詳細に説明する。
端末装置2Bは、端末装置2Cとのセッションに障害が発生したことを検知すると、端末装置2CへBYEメッセージを送信する(図17の#811)。端末装置2Cは、BYEメッセージを受信すると(#821)、OKメッセージを端末装置2Bへ返信する(#822)。そして、端末装置2BがOKメッセージを受信すると(#812)、端末装置2Bおよび2Cは、両者間のセッションを切断する。
端末装置2Bは、セッションの切断の処理と前後してまたは並行して、転送の依頼先を決定する(#813)。
端末装置2Bは、転送先つまり端末装置2Aへ、INVITEメッセージを送信する(#814)。ただし、このINVITEメッセージは、転送用のセッションを確立するためのものである。つまり、前に図15で説明した転送依頼メッセージ7RQである。
端末装置2Aは、転送依頼メッセージ7RQ(INVITEメッセージ)を受信すると(#801)、端末装置2Bとのセッションの確立および端末装置2Cとのセッションの確立の処理を次のように実行する。
端末装置2Aは、INVITEメッセージを端末装置2Cへ送信する(#802)。このINVITEメッセージには、図18のように、呼識別子情報7MGa、転送先アドレス情報7MGb、およびデータ取扱情報7MGcが含まれる。
呼識別子情報7MGa、転送先アドレス情報7MGb、およびデータ取扱情報7MGcの意味は、それぞれ、転送依頼メッセージ7RQの呼識別子情報7RQa、転送先アドレス情報7RQb、およびデータ取扱情報7RQcの意味と同じである。本例では、呼識別子情報7MGaには、端末装置2AのIPアドレスが示される。転送先アドレス情報7MGbには、端末装置2BのIPアドレスが示される。データ取扱情報7MGcには、「sendonly」が示される。
図17に戻って、端末装置2CがINVITEメッセージを受信すると、端末装置2Aおよび2Cは、図19に示すようなOKメッセージおよびACKメッセージをやり取りして、セッションを確立する(#826、#803、#804、#827)。
ただし、端末装置2B、2C間のセッションの障害の原因が通信の不能または品質の著しい低下である場合は、端末装置2Cは、ステップ#821において端末装置2BからのBYEメッセージを受信できないことがある。そこで、もしも、端末装置2Cが端末装置2Bとのセッションの切断の処理を実行していない場合は、端末装置2AからINVITEメッセージを受信したタイミングで、端末装置2Bとのセッションの切断の処理を図る(#824、#825)。
端末装置2Aおよび2Bは、端末装置2A、2C間のセッションの確立の処理と前後してまたは並行して、図20に示すようなOKメッセージおよびACKメッセージをやり取りし、両者間のセッションの確立の処理を実行する(#805、#817、#806、#818)。
その後、端末装置2Aは、図16において太線で示すように、新たに確立したセッションを用いて、端末装置2Cから送られてくるユーザUCの動画像および音声のデータを端末装置2Bへ転送し、端末装置2Bから送られてくるユーザUBの動画像および音声のデータを端末装置2Cへ転送する。
(II) 端末装置2Bおよび2Cがほぼ同時にセッションの障害を検知した場合
図21はセッションの変更の処理の流れの第二の例を示すシーケンス図である。
端末装置2Bと端末装置2Cとが極短い所定の時間差で(つまり、同時にまたはほぼ同時に)両者間のセッションの障害を検知することがあり得る。その場合は、両者ともに、それぞれが有する接続順管理テーブル523(図5参照)に基づいて、図14で説明した手順で転送の依頼先を決定する。
図6、図7、図8、および図9で説明した方法によると、端末装置2Bの接続順管理テーブル523および端末装置2Cの接続順管理テーブル523には、同一のレコードが同一の順位で格納される。さらに、図14で説明した方法によると、端末装置2Bの転送依頼先決定部551および端末装置2Cの転送依頼先決定部551は、ともに、同一の端末装置2を転送先として決定する。
よって、接続順管理テーブル523の内容が図5に示す通りである場合は、端末装置2Bの転送依頼要求部552も、端末装置2Cの転送依頼要求部552も、転送依頼メッセージ7RQを端末装置2Aに対して送信する。端末装置2Aは、一方の転送依頼メッセージ7RQを受け付け、もう一方の転送依頼メッセージ7RQを拒否する。そして、端末装置2Aは、端末装置2Bとのセッションを確立するとともに、端末装置2Cとのセッションを確立する。
ここで、端末装置2A、2B、および2Cの各処理を、図21のシーケンス図を参照しながらさらに詳細に説明する。
端末装置2Bおよび2Cは、両装置間のセッションに障害が発生したことを検知すると、端末装置2Bは端末装置2CへBYEメッセージを送信し(図21の#841)、端末装置2Cは端末装置2BへBYEメッセージを送信する(#842)。端末装置2Bおよび2Cは、可能であれば、受信したBYEメッセージに対するOKメッセージを相手方へ返信する(#843、#853、#854、#844)。そして、端末装置2Bおよび2Cは、両者間のセッションを切断する。
端末装置2Bおよび2Cは、自らの接続順管理テーブル523に基づいて転送の依頼先を決定する(#845、#855)。そして、それぞれが決定した依頼先(本例では、端末装置2A)へ転送依頼メッセージ7RQ(INVITEメッセージ)を送信する(#846)。
端末装置2Aは、端末装置2Bからの転送依頼メッセージ7RQおよび端末装置2Cからの転送依頼メッセージ7RQをほぼ同時に受信する(#831、#832)。すると、端末装置2Aは、一方を受け付け、もう一方を拒否する。以下、端末装置2Bからの転送依頼メッセージ7RQを受け付けた場合を例に説明する。
端末装置2Aは、端末装置2Bからの転送依頼メッセージ7RQを受け付けると、それに対応して、端末装置2Bのデータの転送を通知するINVITEメッセージを端末装置2Cへ送信する(#833)。さらに、端末装置2Cからの転送依頼メッセージ7RQを拒否することを通知するメッセージを端末装置2Cへ通知する(#834)。
端末装置2Cは、端末装置2Aからの各メッセージに対する応答のメッセージを端末装置2Aへ返信する(#859、#860)。すると、端末装置2Aがそれらのメッセージを受信すると(#836、#837)、端末装置2Aおよび2Cは、両者間のセッションを確立する。
端末装置2A、2C間のセッションの確立の処理と前後してまたは並行して、端末装置2Aは、ステップ#831で受信した転送依頼メッセージ7RQ(INVITEメッセージ)を受け入れる旨のメッセージを返信し、端末装置2Bは、それに応答する(#838、#847、#848、#839)。そして、端末装置2Aおよび2Bは、両者間のセッションを確立する。
図22は端末装置2の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。次に、端末装置2Aを例に、ある会議に用いられる際の端末装置2の全体的な処理の流れを、図22のフローチャートを参照しながら説明する。
端末装置2Aは、主催者であるユーザが当会議への出席を求める者(被招待者)を指定すると(#11でYes)、被招待者それぞれの端末装置2とのセッションを確立するための処理を行う(#12)。この処理の手順は、前に図6で説明した通りである。
または、端末装置2Aが主催者以外のユーザ(つまり、被招待者)によって使用される場合は、主催者の端末装置2からの要求に基づいて、参加者それぞれの端末装置2とのセッションを確立するための処理を行う(#13)。この処理の手順は、前に図7で説明した通りである。
端末装置2Aは、他の参加者すべての端末装置2とのセッションの確立が完了すると、会議が終了するまで随時、ビデオカメラ3Vおよびマイク3Mによって得られた、ユーザUAの動画像および音声を、他の参加者すべての端末装置2へ配信する(#15)。さらに、他のユーザの動画像および音声を当該他のユーザ端末装置2から受信し再生する(#16)。また、転送の依頼を受けて代替用のセッションを確立している場合は(#17でYes)、受信した動画像および音声を、決められた他の端末装置2へ転送する(#18)。
さらに、端末装置2Aは、会議が終了するまで適宜、自らと他の端末装置2とのセッションの状態を監視する(#19)。監視方法は前に図11および図12で説明した通りである。そして、端末装置2Aは、障害を検知した場合は(#20でYes)、障害のあるセッションを使用して通信を行う相手側の端末装置2のデータを、他の端末装置2のうちのいずれに転送してもらうのかを決定し(#21)、決定した他の端末装置2に対して転送の依頼を行う(#22)。そして、決定した他の端末装置2との代替用のセッションを新たに確立する(#23)。依頼先の決定方法は、前に図14で説明した通りである。
一方、他の2台の端末装置2同士のセッションに障害が発生し、当該他の2台の端末装置2のうちのいずれかから転送の依頼を受けた場合は(#24でYes)、当該他の2台の端末装置2それぞれとの間に代替用の新たなセッションを確立する(#25)。例えば、端末装置2Bと端末装置2Cとの間のセッションの障害が発生した場合は、端末装置2A、2B間に代替用のセッションを確立し、端末装置2A、2C間に代替用のセッションを確立する。そして、その後は、ステップ#18において、図16に示したように、代替用のセッションを介して、ユーザUBの動画像および音声を端末装置2Cへ転送し、ユーザUCの動画像および音声を端末装置2Bへ転送する。
なお、代替用のセッションの確立の処理の手順は、前に図17および図21で説明した通りである。
本実施形態によると、障害が発生した2者間の通信を、予備の回線を用意することなく継続することができる。
さらに、障害があったセッションのみを切断すればよいので、正常な他のセッションをそのまま維持することができ、音声および映像の品質の低下を回避することができる。
また、フルメッシュ型の接続形態を採用しているので、MCU(Multipoint Control Unit)がなくても電子会議システムを実現することができる。
図23はセッションの変更後の端末装置2同士の接続形態の例を示す図である。本実施形態では、1つのセッションに障害が発生した場合に代替用のセッションを確立しデータの転送を送信したが、さらに別のセッションに障害が発生した場合も、代替用のセッションを確立しデータの転送を送信することができる。例えば、端末装置2B、2C間のセッションに障害が発生し代替用のセッションを確立した後、端末装置2C、2D間のセッションに障害が発生した場合は、図23に示すように、さらに代替用のセッションを確立しデータを転送するようにしてもよい。
本実施形態では、パケットのロス率に基づいて障害の有無を判定したが、一定の時間以上データのやり取りが行われていないセッションを、障害のあるセッションであると判定してもよい。
本発明は、電子会議システム以外の通信システム、例えば、多人数が参加するオンラインのゲームのシステムなどにも、適用することができる。
その他、電子会議システム1、端末装置2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 電子会議システム(通信システム)
2 端末装置(通信装置)
511 呼制御部
552 転送依頼要求部
553 転送セッション確立制御部
554 転送処理部
6 RTPパケット

Claims (5)

  1. 第一の通信装置と第二の通信装置との間で通信を行う通信方法であって、
    前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の第一のセッションに障害が発生した場合に、
    前記第二の通信装置と、前記第一の通信装置から第一のデータを受信することができる第三の通信装置との間に、第二のセッションを確立し、
    前記第一の通信装置と、前記第二の通信装置から第二のデータを受信することができる第四の通信装置との間に、第三のセッションを確立し、
    前記第一のデータを、前記第三の通信装置から前記第二の装置へ前記第二のセッションを介して送信し、
    前記第二のデータを、前記第四の通信装置から前記第一の装置へ前記第三のセッションを介して送信する、
    通信方法。
  2. 相互にデータをやり取りすることができる第一の通信装置、第二の通信装置、および第三の通信装置を有する通信システムであって、
    前記第一の通信装置は、
    当該第一の通信装置と前記第二の通信装置との間のセッションの障害を検知する障害検知手段と、
    前記障害が検知された場合に、当該第一の通信装置と前記第三の通信装置との間に、前記セッションの代替用の第一の代替セッションを確立する、第一の代替セッション確立手段と、
    を有し、
    前記第二の通信装置は、
    前記障害が検知された場合に、当該第二の通信装置と前記第三の通信装置との間に、前記セッションの代替用の第二の代替セッションを確立する、第二の代替セッション確立手段、
    を有し、
    前記第三の通信装置は、
    前記障害が検知された後、前記第一の通信装置から受信した第一のデータを、前記セッションの代わりに前記第二の代替セッションを介して前記第二の装置へ転送し、前記第二の通信装置から受信した第二のデータを、前記セッションの代わりに前記第一の代替セッションを介して前記第一の装置へ転送する、データ転送手段、
    を有する、
    通信システム。
  3. 第一の相手側装置と第一のセッションを介して通信する機能および第二の相手側装置と第二のセッションを介して通信する機能を有する通信装置であって、
    前記第一のセッションの障害を検知する障害検知手段と、
    前記障害が検知された場合に、当該通信装置と前記第二の相手側装置との間に、前記第一のセッションを代替するための代替セッションを確立する、代替セッション確立手段と、
    当該通信装置が前記第二のセッションを介して発信した発信データを前記第一の相手側装置へ転送するように要求する、転送要求手段と、
    前記第一の相手側装置から発信された相手側データを、前記代替セッションを介して前記第二の相手側装置から受信する、相手側データ受信手段と、
    を有する通信装置。
  4. 第一の相手側装置と第一のセッションを介して通信する機能および第二の相手側装置と第二のセッションを介して通信する機能を有する通信装置であって、
    前記第一の相手側装置から要求があった場合に、当該通信装置と前記第一の相手側装置との間に前記第一の相手側装置と前記第二の相手側装置との間のセッションの代替用のセッションである第一の代替セッションを確立し、当該通信装置と前記第二の相手側装置との間に前記第一の相手側装置と前記第二の相手側装置との間のセッションの代替用のセッションである第二の代替セッションを確立する、代替セッション確立手段と、
    前記第一の相手側装置から前記第一のセッションを介して受信した第一のデータを、前記第二の代替セッションを介して前記第二の相手側装置へ転送し、前記第二の相手側装置から前記第二のセッションを介して受信した第二のデータを、前記第一の代替セッションを介して前記第一の相手側装置へ転送する、データ転送手段と、
    を有する通信装置。
  5. 第一の相手側装置と第一のセッションを介して通信する機能および第二の相手側装置と第二のセッションを介して通信する機能を有するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータに、
    前記第一のセッションの障害を検知する処理を実行させ、
    前記障害が検知された場合に当該通信装置と前記第二の相手側装置との間に前記第一のセッションを代替するための代替セッションを確立する処理を実行させ、
    当該通信装置が前記第二のセッションを介して発信した発信データを前記第一の相手側装置へ転送するように要求する処理を実行させ、
    前記第一の相手側装置から発信された相手側データを、前記代替セッションを介して前記第二の相手側装置から受信する処理を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111567132A (zh) * 2017-12-22 2020-08-21 三星电子株式会社 电子装置及其控制方法

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