JP2010167089A - 心拍センサ - Google Patents

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光 鈴木
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豊 横山
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Abstract

【課題】発光部と受光部の配置を適正化することにより、正確に心拍数を計測することができる心拍センサを提供する。
【解決手段】被測定者の皮膚に接触される発光手段(LED)12とこのLEDから所定の間隔を設けて配置された被測定者の皮膚に接触される2個の受光手段(PT)13−1、13−2を有する心拍センサであって、LED12とPT13−1、13−2は、LED12を頂点として直角または正三角形に配置され、LED12とPT13の間隔は7mm以上12mm以下の範囲に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、身体に接触して脈拍を検知する脈拍センサに関する。本発明は、特に、近赤外線を使用して皮膚表面下の血管の脈拍を簡易に測定することができる脈拍センサに関する。
出願人らは、運被測定者の筋組織中の酸素化ヘモグロビン濃度と脱酸素化ヘモグロビン濃度を演算するのに必要な前記筋組織を透過した光強度データを計測するヘモグロビン計測手段と、被測定者の心拍数を演算するのに必要なデータを取得する心拍数計測手段と、被測定者の体重と年齢の入力手段を備え、前記光強度データから酸素化ヘモグロビン濃度と脱酸素化ヘモグロビン濃度を演算しこの酸素化ヘモグロビン濃度と脱酸素化ヘモグロビン濃度と心拍数と体重と年齢から運動時の負荷量あるいは代謝優位度あるいは脂質代謝速度あるいは脂質代謝量を演算する主装置とを備え、前記ヘモグロビン計測手段は、2つの波長の近赤外光を出力する発光部と、被測定者の脂肪組織および筋組織を介して透過した前記近赤外光の強度を検出する前記発光部からの距離が異なる2つの受光部とを有し、前記主装置は、前記ヘモグロビン計測手段と前記筋組織の間の脂肪層厚の入力手段を有し、ヘモグロビン計測手段で計測したヘモグロビン濃度データと脂肪層厚に基づいて、酸素化ヘモグロビン濃度と脱酸素化ヘモグロビン濃度を得て、この酸素化ヘモグロビン濃度および脱酸素化ヘモグロビン濃度と心拍数および被測定者の体重と年齢から脂質代謝速度を演算する手段である運動負荷量測定装置を提案している(特許文献1参照)。ここで用いる心拍数計測手段は、血液中を透過する波長の近赤外光を発光する発光部と血液中を透過した前記近赤外光を受光する受光部とを有して構成されている。
この心拍数計測手段は、動脈によく吸収される波長の光を発光する例えばLEDからなる発光部とそれに対向して配置される例えばPDからなる受光部とから構成され、例えば洗濯はさみのような形状のクリップの先端部に発光部と受光部を対向して配置する。耳たぶを挟んで受光部が検出する光量は血流の脈動によって変化する。さらに、特許文献1には、非常に軽度な運動状態の場合、前記ヘモグロビン計測手段の発光部と受光部が心拍数計測手段の発光部と受光部としての機能を有することができること、心拍数検出手段として、近赤外線を使用する、前腕部の動脈を常時監視する腕時計タイプの心拍数検出手段、腕時計タイプだが指先を測定部に当てただけで測定するタイプなどの使用がなされることが示されている。
特許第4077024号公報
特許文献1に示される心拍数計測手段は、機能的な記述があるだけで、具体的な構成はクリップタイプの手段が示されているに過ぎない。しかしながら、心拍数検出手段としては、正確に心拍数を計測することが要求される。
本発明は、このような要求に対処するもので、発光部と受光部の配置を適正化することにより、正確に心拍数を計測することができる心拍センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の脈拍センサは、身体に接するように構成した基材に、近赤外線を発光する発光ダイオード(LED)1個と身体中の血管を透過して到達する前記LEDからの近赤外線を受光するフォトトランジスタ(PT)2個を設けた脈拍センサであって、前記LED中心とPTの中心との間隔を8〜12mmの範囲に配置した。さらに、本発明では、1個のLEDを三角形の頂点に配置し2個のPTを他の頂点に配置した。このとき三角形は2等辺三角形とし、LEDが配置された頂点の内角を90度または60度とした。
PTで受光する近赤外線は、血管の脈動によって、その強度が変化する。このことにより、LEDから皮膚に放出され皮膚の下方にある血管を透過して拡散した近赤外線を、少なくともいずれかのPTで検出することにより、心拍を正確に検出することができる。
図1は、本発明の実施例1にかかる心拍検出手段の構成の概要を説明する図である。 図2は、本発明にかかる心拍センサを下碗に取り付けて使用する態様を説明する図である。 図3は、本発明にかかる心拍センサにおける発光素子と受光素子の間隔に関する基礎データの取得結果である。 図4は、本発明にかかる心拍センサの配置と間隔の測定データの取得結果である。
本発明にかかる心拍センサ(心臓の脈動を検出する手段)は、可撓性を有する絶縁性基材の上に、発光手段(以下、LEDという)を頂点とした二等辺三角形を構成するように1個のLEDと2個の受光手段(以下、PTという)を配置して構成される。前記基材は、心拍センサを身体に取り付ける際に、LEDの発光面とPTの受光面を、曲面を有している身体の表面(皮膚)に接触させるように可撓性を有している。この心拍センサは、少なくとも、1個のLEDと2個のPTに電圧を供給する3本の電圧供給線と1本の接地線を有している。
以下、本発明の第1の実施例にかかる心拍センサの具体的な構成の例を、図1および図2を用いて説明する。この実施例は、1個のLEDと2個のPTからなる心拍センサの例である。
心拍センサ1は、可撓性絶縁基材11の上に、1個のLED12と、2個のPT13−1(第1のPT)、13−2(第2のPT)と、配線14、接続端子15とを配置して構成される。可撓性絶縁基材11は、略正方形もしくは矩形に形成され、表面に配線14が例えば導電性物質を線状に印刷することによって設けられる。配線14には、LED12の一方の端子が接続されるLED配線14−1と、PT13−1、13−2の一方の端子が接続されるPT配線14−2、14−3と、LED12とPT13−1、13−2の他方の端子が接続される接地配線14−4がある。LED配線14−1とPT配線14−2、14−3と接地配線14−4には、外部との接続端子15A−1〜15A−4とLED12、PT13−1、13−2の端子が接続される接続端子15B−1、15B−2、15B−3と、これらの接地側端子が接続される接地端子15B−4が設けられている。接続端子15B−1〜15B4には、それぞれLED12とPT13−1、13−2が接続固定される。外部との接続端子15A−1〜15A−4は、心拍検出回路3が接続される。
心拍センサ1のLED12の中心と第1のPT13−1の中心との間隔Lと、心拍センサ1のLED12の中心と第2のPT13−2の中心との間隔Lは、それぞれ7mm〜12mmの範囲とすることが望ましい。この理由は、後述する。
心拍検出回路3は、接続端子31A−1〜31A−4、および接続端子31B−1〜31B−4と、第1の検出回路32−1と、第2の検出回路32−2とを有して構成される。検出回路32−1、32−2は、例えば、図示のような演算増幅器を用いた回路とすることができる。心拍センサ1と心拍検出回路3は破線で示すように接続される。
心拍検出回路3は、心拍センサ1からの出力を2つの所定の閾値と比較して、上の閾値を越えた信号と下の閾値を下回った信号の組み合わせによって、心拍(心臓の脈動)を検出する回路である。心拍センサ1のPTの出力にノイズが重畳されているときには、PT出力をノイズ除去フィルタを通した後処理することによって、正確な心拍を検出することができる。
このような構成を有する心拍センサ1を用いて、心拍を検出する例を、取付け状態を示す模式図である図2を用いて説明する。この例は心拍センサ1と心拍検出回路3を別に設けた例である。心拍センサ1と心拍検出回路3は接続コード21により接続されている。心拍センサ1はバンド2に取り付けられており、このバンドを下腕の肘付近に巻きつけて心拍センサ1を下腕に押し付け取り付けている。LED12とPT13−1、13−2は、バンドを締めることによって腕に皮膚に密着し、LEDからの近赤外線は血管中を透過してPTで検出することが可能となる。
この例では、心拍センサ1を腕の下腕の肘付近に巻きつけたが、心拍センサ1は、使用態様や目的に合わせ、下腕の腕首付近、指の腹部、上腕部、下肢部に巻きつけることも可能である。さらに、心拍センサ1の可撓性絶縁機材11の上に心拍検出回路3を搭載することもできる。
図3を用いて、LEDの中心とそれぞれのPTの中心の間隔とそれぞれのPTの出力の関係について、基礎的な条件を取得する実験結果を説明する。この実験は、心拍センサにおいて、一定の出力を有するLEDと一定の感度を有するPTとの間の間隔(mm)を変化させた場合のPTの出力(相対値)を測定したものである。測定箇所は、測定番号1が左親指の腹部、測定番号2が左人差し指の腹部、測定番号3が右人差し指の腹部、測定番号4が手首の内側、測定番号5が手首の太い箇所、測定番号6が上腕内側である。各測定番号における測定値は各間隔で5回測定した結果の平均値である。測定番号1では、間隔5mmでPT出力0.1、間隔7.5mmでPT出力1.8、間隔9.8でPT出力1.1、間隔17mmでPT出力0.3である。この出力をたどる曲線を作成すると、測定番号1では、間隔6〜12mmの範囲で相対出力が1以上となる。同様に、測定番号2では、間隔5.4〜12.8mmの範囲で相対出力が1以上となる。測定番号3では、間隔が6.8〜12.5mmで相対出力が1以上となる。測定番号4では、間隔が6.3〜12mmで相対出力が3以上となる。測定番号5では、間隔が7.5〜11mmで相対出力が6以上となる。測定番号6は、間隔が7.28〜11mmで相対出力が4以上となる。
この実験から、PTが充分な出力を得ることができるLEDとPTの間隔は、6.0〜12.0mmの範囲であることが言える。
次に、LEDと2個のPTを好適な間隔で配置するための条件を取得する実験結果について説明する。図4の実験結果は、LEDと2個のPTをLEDを頂点として直角に配置した場合のLEDとPT1の間隔L1およびLEDとPT2の間隔L2、LEDと2個のPTを正三角形に配置した場合のLEDとそれぞれのPTの間隔L3と、PTの出力の評価結果を示している。腕を不安定にした場合にはPT出力にノイズが載り重畳され、脈動を検出し難くなることがわかる。上記実験結果から充分なPT出力を得ることができるPTの配置間隔は7.0mm以上であればよいことがわかる。
図3と図4の結果から、LEDとPTの間隔は、7mm以上12mm以下の範囲であることがわかる。
1:心拍センサ
11:可撓性絶縁基材
12:LED(発光手段)
13:PT(受光手段)
14:配線(プリント配線)
15:接続端子
2:バンド
21:接続ケーブル
3:心拍検出回路
31:端子部
32:検出回路

Claims (4)

  1. 被測定者の皮膚に接触される発光手段とこの発光手段から所定の間隔を設けて配置された被測定者の皮膚に接触される2個の受光手段を有する心拍センサであって、
    前記発光手段と2個の受光手段は、前記発光手段を頂点として所定の角度を有して配置され、
    前記発光手段と前記受光手段の間隔は、7mm以上12mm以下の範囲に配置されることを特徴とする心拍センサ。
  2. 請求項1記載の心拍センサにおいて、
    前記発光手段は発光ダイオード(LED)であり、前記受光手段はフォトトランジスタ(PT)である
    ことを特徴とする心拍センサ。
  3. 請求項1または請求項2記載の心拍センサにおいて、
    前記発光手段と2個の受光手段は、発光手段を頂点として直角に配置されるかまたは2等辺三角形状に配置される
    ことを特徴とする心拍センサ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の心拍センサにおいて、
    前記発光手段と前記受光手段は可撓性絶縁基材の上に配置される
    ことを特徴とする心拍センサ。
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