JP2010166494A - 移動通信システムおよびその呼制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常は非緊急呼で使用可能な通信帯域を確保し、緊急事態が発生したときに、緊急呼をすみやかに接続することを可能にする移動通信システムおよび呼制御方法を提供する。
【解決手段】本発明の移動通信システムは、緊急事態が発生したことを示す緊急通知を取得すると、緊急呼のために所定の確保量の無線リソースを確保することを決定するリソース管理装置と、前記リソース管理装置が、緊急呼のために前記確保量の無線リソースを確保することを決定すると、その決定にしたがって、呼制御において、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する呼制御装置とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信システムおよびその呼制御方法に関する。
移動通信システムにおいて、移動端末からの呼を接続すると、移動通信システム内の無線帯域等の無線リソースが消費される。一般に、災害、事故あるいは事件のような緊急事態が発生すると、その事態に関連する特定のエリアで呼が大量に発生する。呼が大量に発生すると、移動通信システム内の無線リソースが不足し、発呼されても呼が接続されなくなるおそれがある。移動通信システム内の無線リソースが不足すると、通常の呼だけでなく警察署や消防署への緊急呼も接続できなくなるおそれがある。
それに対して、緊急呼が接続されない状態が起こるのを防止するためにさまざまな技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、緊急呼のための無線リソースを確保しておくという手法が提案されている。緊急呼のために使用する無線リソースを予約しておき、緊急呼の発呼があると、予約した無線リソースを緊急呼に割り当て、その代わりに現在通話中の呼のうち非緊急呼を強制的に切断し、その非緊急呼に割り当てられた無線リソースを解放する。
また、特許文献2では、無線リソースが不足しているときに緊急呼のような優先度の高い発呼があると、現在通信中の呼のうち優先度の低い呼に割り当てられた無線リソースを一部あるいは全て解放し、緊急呼のための無線リソースを確保する方法が提示されている。
特開2001−45554号公報 特開2006−80884号公報
上述した特許文献1では、緊急呼の発呼があるか否かに関わらず、あらかじめ緊急呼のための無線リソースを確保しておく必要があるため、非緊急呼で使用可能な通信帯域が常に狭くなる。
また、上述した特許文献2では、優先度の高い発呼があってから無線リソースを解放するため、優先度の高い発呼の接続に時間を要するという課題がある。
本発明の目的は、通常は非緊急呼で使用可能な通信帯域を確保し、緊急事態が発生したときに、緊急呼をすみやかに接続することを可能にする移動通信システムおよび呼制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の移動通信システムは、緊急事態が発生したことを示す緊急通知を取得すると、緊急呼のために所定の確保量の無線リソースを確保することを決定するリソース管理装置と、前記リソース管理装置が、緊急呼のために前記確保量の無線リソースを確保することを決定すると、その決定にしたがって、呼制御において、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する呼制御装置とを有する。
本発明によれば、移動通信システムは、通常は非緊急呼で使用可能な通信帯域を確保し、緊急事態が発生したときに、緊急呼をすみやかに接続できる。
第1の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した緊急情報通知装置、リソース管理装置、呼制御装置および無線基地局の装置間のシーケンスを示す図である。 第1の実施の形態のリソース管理装置の構成を示すブロック図である。 図3に示したリソース管理装置の緊急通知を受信したときの処理手順を示すフローチャートである。 緊急情報として地震の震度が示される場合の確保量の設定例を示す図である。 第1の実施の形態の呼制御装置の構成を示すブロック図である。 図6に示した呼制御装置の確保指示を受信したときの処理手順を示すフローチャートである。 図6に示した呼制御部の呼の接続を要求されたときの処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態のリソース管理装置の構成を示すブロック図である。 図12に示したリソース管理装置の緊急通知を受信したときの処理手順を示すフローチャートである。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施の形態の移動通信システムは、緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、呼制御装置3、無線基地局4および移動端末5を有する。
移動端末5は、発呼するとき、まず無線基地局4にアクセスする。移動端末5からの発呼を受けた無線基地局4は、呼制御装置3に呼の接続を要求する。呼制御装置3がその接続を許可し、呼接続が完了すると、移動端末5は通信できるようになる。
緊急情報通知装置1は、災害、事故あるいは事件のような緊急事態が発生すると、緊急事態が発生したことを示す緊急通知をリソース管理装置2に送信する。送信する緊急通知には、緊急事態の発生場所を示す報知エリア情報、および例えば地震の震度などのように緊急事態の具体的な内容を示す緊急情報が含まれている。緊急情報通知装置1の例として、気象庁から受信した情報を同報配信するCBC(Cell Broadcast Center)がある。
リソース管理装置2は、緊急情報通知装置1から緊急通知を受信し、受信した緊急通知から緊急情報および報知エリア情報を抽出する。リソース管理装置2は、緊急情報および報知エリア情報に基づいて緊急呼のために無線リソースを確保すべきエリア(以降、確保エリアと称する)を決定する。また、リソース管理装置2は、緊急情報および報知エリア情報に基づいて、確保エリアにおいて無線リソースを確保する量(以降、確保量と称する)を決定する。さらに、リソース管理装置2は、決定した確保エリアおよび確保量を用いて確保指示を作成し、呼制御装置3に送信する。
呼制御装置3は、リソース管理装置2から確保指示を受信し、受信した確保指示から確保エリアおよび確保量を抽出する。呼制御装置3は、確保エリアで現在使用されていない無線リソース量(以降、未使用量と称する)が確保量以下であれば、確保エリアの未使用量が確保量以上になるまで現在接続されている非緊急呼を切断する。
また、呼制御装置3は、無線基地局4から緊急呼の接続を要求されると、無線基地局4に対して接続を許可する。一方、呼制御装置3は、無線基地局4から非緊急呼の接続を要求されると、その非緊急呼を接続した場合に接続が要求されたエリアに残る未使用量がそのエリアに設定された確保量以下になるか否かを判別する。呼制御装置3は、非緊急呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下にならないとき、無線基地局4に対して接続を許可する。一方、呼制御装置3は、非緊急呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下になるとき、無線基地局4に対して接続を拒否する。
次に図1に示した緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、呼制御装置3および無線基地局4の装置間のシーケンスついて図2のシーケンスを参照して説明する。
緊急情報通知装置1は、緊急事態が発生すると、リソース管理装置2に緊急通知を送信する(ステップS1)。
リソース管理装置2は、緊急情報通知装置1から緊急通知を受信すると、受信した緊急通知から緊急情報および報知エリア情報を抽出し、抽出した緊急情報および報知エリア情報に基づいて確保エリアおよび確保量を決定する(ステップS2)。
続いて、リソース管理装置2は、決定した確保エリアおよび確保量を用いて確保指示を作成し、呼制御装置3に送信する(ステップS3)。
呼制御装置3は、リソース管理装置2から確保指示を受信すると、受信した確保指示から確保エリアおよび確保量を抽出し、確保エリアごとに未使用量と確保量を比較する(ステップS4)。
呼制御装置3は、未使用量が確保量以下である確保エリアがあれば、その確保エリアの未使用量が確保量以上になるまで現在接続されている非緊急呼を切断する(ステップS5)。
また、無線基地局4は、移動端末5から緊急呼の発呼を受けると、呼制御装置3に緊急呼の接続を要求する(ステップS6)。呼制御装置3は、無線基地局4から緊急呼の接続を要求されると、無線基地局4に対して接続を許可する(ステップS7)。
一方、無線基地局4は、移動端末5から非緊急呼の発呼を受けると、呼制御装置3に非緊急呼の接続を要求する(ステップS8)。呼制御装置3は、無線基地局4から非緊急呼の接続を要求されると、その非緊急呼を接続した場合に接続が要求されたエリアに残る未使用量と、そのエリアに設定された確保量を比較する(ステップS9)。呼制御装置3は、非緊急呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下にならないとき、無線基地局4に対して接続を許可する。一方、呼制御装置3は、非緊急呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下になるとき、無線基地局4に対して接続を拒否する(ステップS10)。
図3は第1の実施の形態のリソース管理装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、第1の実施の形態のリソース管理装置は、通知受信部11および確保判断部12を有する。
通知受信部11は、緊急情報通知装置1から緊急通知を受信する。通知受信部11は、受信した緊急通知から緊急情報および報知エリア情報を抽出し、確保判断部12に通知する。
確保判断部12は、通知受信部11から緊急情報および報知エリア情報を取得する。確保判断部12は、取得した緊急情報および報知エリア情報に基づいて移動通信システム内の確保エリアを決定する。また、確保判断部12は、取得した緊急情報および報知エリア情報に基づいて確保エリアごとに確保量を決定する。さらに、確保判断部12は、確保エリアおよび確保量から確保指示を作成し、外部の呼制御装置3に送信する。
通知受信部11および確保判断部12は、例えば各種の論理回路からなるLSI(Large Scale Integration)によって実現できる。
次に図3に示したリソース管理装置2が緊急情報通知装置1から緊急通知を受信したときの処理手順について図4のフローチャートを参照して説明する。
リソース管理装置2の通知受信部11は、緊急情報通知装置1から緊急通知を受信すると、受信した緊急通知から緊急情報および報知エリア情報を抽出し、確保判断部12に通知する(ステップS21)。
確保判断部12は、通知受信部11から緊急情報および報知エリア情報を取得すると、取得した緊急情報および報知エリア情報に基づいて、呼が大量に発生し、無線リソースが不足すると予測されるエリアを推定し、推定したエリアを確保エリアとする(ステップS22)。
次に、確保判断部12は、取得した緊急情報および報知エリア情報に基づいて確保エリアにおいて無線リソースを確保する確保量を決定する(ステップS23)。確保判断部12は、確保エリアごとに緊急事態の内容に応じて確保量をあらかじめ設定しておく。緊急情報として地震の震度が示される場合の確保量の設定例を図5に示す。図5に示す例では、確保量は、確保エリアごとに震度の大きさに応じて定められる。たとえば、確保エリアAで震度7以上の地震が発生した場合、確保量は70%となる。この場合、リソース管理装置2は、確保エリアAの無線リソースの使用量を30%未満とし、70%以上の無線リソースを未使用状態にする。また、確保エリアAで震度4以下に対応する確保量は設定されていないので、確保エリアAで震度4以下の地震が発生しても、リソース管理装置2は、確保エリアAの無線リソースの使用量を制限しない。
確保判断部12は、確保エリアおよび確保量から確保指示を作成し、外部の呼制御装置3に送信し(ステップS24)、処理を終了する。
図6は第1の実施の形態の呼制御装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、第1の実施の形態の呼制御装置は、指示受信部21および呼制御部22を有する。
指示受信部21は、リソース管理装置2から確保指示を受信し、受信した確保指示から確保エリアおよび確保量を抽出し、呼制御部22に通知する。
呼制御部22は、指示受信部21から確保エリアおよび確保量を取得する。呼制御部22は、取得した確保エリアの未使用量と確保量とを比較する。呼制御部22は、確保エリアの未使用量が確保量以下であれば、確保エリアの未使用量が確保量以上になるまで現在接続されている非緊急呼を切断する。
また、呼制御部22は、外部の無線基地局4から呼の接続を要求されると、その接続が緊急呼の接続であるか否かを判別する。その接続が緊急呼の接続である場合、呼制御部22は、接続を許可する。一方、接続が緊急呼の接続でない場合、呼制御部22は、その呼を接続した場合に接続が要求されたエリアに残る未使用量がそのエリアに設定された確保量以下になるか否かを判別する。その呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下にならないとき、呼制御部22は、接続を許可する。一方、その呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下になるとき、呼制御部22は、接続を拒否する。
指示受信部21および呼制御部22は、例えば各種の論理回路からなるLSIによって実現できる。
次に図6に示した呼制御装置3がリソース管理装置2から確保指示を受信したときの処理手順について図7のフローチャートを参照して説明する。
呼制御装置3の指示受信部21は、リソース管理装置2から確保指示を受信すると、受信した確保指示から確保エリアおよび確保量を抽出し、呼制御部22に通知する(ステップS31)。
呼制御部22は、指示受信部21から確保エリアおよび確保量を取得すると、取得した確保エリアの未使用量が取得した確保量以下であるか否かを判別する(ステップS32)。
確保エリアの未使用量が確保量以下でなければ、呼制御部22は、処理を終了する。一方、確保エリアの未使用量が確保量以下であれば、呼制御部22は、確保エリアの未使用量が確保量以上になるまで現在接続されている非緊急呼を切断し(ステップS33)、処理を終了する。
次に図6に示した呼制御装置3の呼制御部22が外部の無線基地局4から呼の接続を要求されたときの処理手順について図8のフローチャートを参照して説明する。
呼制御部22は、外部の無線基地局4から呼の接続を要求されると、その接続が緊急呼の接続であるか否かを判別する(ステップS41)。
その接続が緊急呼の接続である場合、呼制御部22は、接続を許可し(ステップS44)、処理を終了する。
一方、その接続が緊急呼の接続でない場合、呼制御部22は、その呼を接続した場合に接続が要求されたエリアに残る未使用量がそのエリアに設定された確保量以下になるか否かを判別する(ステップS42)。
その呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下にならないとき、呼制御部22は、接続を許可し(ステップS44)、処理を終了する。
一方、その呼を接続した場合にそのエリアに残る未使用量が確保量以下になるとき、呼制御部22は、接続を拒否し(ステップS43)、処理を終了する。
なお、第1の実施の形態では、リソース管理装置が、緊急情報通知装置から取得した緊急情報および報知エリア情報に基づいて緊急呼のために無線リソースを確保する確保エリアおよびその確保エリアにおいて確保する無線リソースの確保量を決定する例を示した。全てのエリアにおいて確保する無線リソースの確保量は全て同一であってもかまわず、この場合、緊急情報通知装置が送信する緊急通知に緊急情報および報知エリア情報は含まれていなくてもよい。
第1の実施の形態の移動通信システムは、緊急事態が発生したときに、非緊急呼の接続を制限し、緊急呼のための無線リソースを確保する。これにより、第1の実施の形態の移動通信システムは、通常は非緊急呼で使用可能な通信帯域を確保し、緊急事態が発生したときに、緊急呼をすみやかに接続できる。また、緊急事態が発生したときに、確保した無線リソースを使用して、より多くの利用者が緊急呼の通信を利用できる。
また、第1の実施の形態の移動通信システムは、緊急事態の発生場所に応じて、緊急呼のために無線リソースを確保する確保エリアを決定する。これにより、第1の実施の形態の移動通信システムでは、緊急事態が発生したときにエリアごとに使用可能な緊急呼の量を設定できる。
また、第1の実施の形態の移動通信システムは、緊急事態の内容に応じて、緊急呼のために確保する無線リソースの確保量を決定する。これにより、第1の実施の形態の移動通信システムでは、緊急事態が発生したときに使用可能な緊急呼の量を柔軟に設定できる。
また、第1の実施の形態の移動通信システムは、緊急事態が発生したときに、現在使用されている無線リソース量が緊急呼のために無線リソースを確保すべき確保量以下である場合、現在接続されている非緊急呼を切断する。これにより、設定された確保量の無線リソースを緊急呼のために確保でき、第1の実施の形態の移動通信システムは、緊急事態が発生したときに、緊急呼をすみやかに接続できる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の高機能コアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に第1の実施の形態の移動通信システムを適用する例である。EPCは、3GPPの無線アクセスネットワークであるE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)や無線LAN等のアクセスネットワークを統合的に収容するネットワークである。また、EPCは、移動端末の位置登録や呼び出しなどのモビリティ管理を行うMME(Mobility Management Entity)をネットワーク内に備える。
図9は第2の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。
図9に示すように、第2の実施の形態の移動通信システムは、緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、MME6、無線基地局4および移動端末5を有する。EPCは、ネットワーク内にMME6を備え、無線基地局4を備えるE−UTRANを収容する。
緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、無線基地局4および移動端末5の構成は、第1の実施の形態と同一である。
MME6は、EPCを構成する装置であり、移動端末の位置登録や呼び出しなどのモビリティ管理機能を有する。さらに、MME6は、第1の実施の形態の呼制御装置3が備える機能を有する。
本構成を採ることにより、3GPPのEPCにおいて、第1の実施の形態の移動通信システムと同様の効果を得ることが可能になる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、3G移動通信システムに第1の実施の形態の移動通信システムを適用する例である。3G移動通信システムは、ネットワーク内に、無線ネットワーク制御装置RNC(Radio Network Controller)、移動端末へパケットサービスを提供するSGSN(Serving General packet radio service Support Node)および交換局MSC(Mobile Switch Center)を備える。
図10は第3の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。
図10に示すように、第3の実施の形態の移動通信システムは、緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、RNC7、無線基地局4、移動端末5、SGSN8およびMSC9を有する。
緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、無線基地局4および移動端末5の構成は、第1の実施の形態と同一である。
RNC7は、3GPPで規定されている無線回線制御や移動制御を行う無線ネットワーク制御装置である。RNC7は、第1の実施の形態の呼制御装置3が備える機能を有する。
SGSN8は、移動端末へパケットサービスを提供する装置である。
MSC9は、移動通信システムの交換局であり、呼接続あるいはサービスを制御する。
本構成を採ることにより、3G移動通信システムにおいて、第1の実施の形態の移動通信システムと同様の効果を得ることが可能になる。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態のリソース管理装置および呼制御装置が提供する機能は、1つの装置で実現されてもよい。
第4の実施の形態は、リソース管理装置が第1の実施の形態の呼制御装置の機能を備える例である。
図11は第4の実施の形態の移動通信システムの構成を示すブロック図である。
図11に示すように、第4の実施の形態の移動通信システムは、緊急情報通知装置1、リソース管理装置2、無線基地局4および移動端末5を有する。
緊急情報通知装置1、無線基地局4および移動端末5の構成は、第1の実施の形態の移動通信システムが備える緊急情報通知装置1、無線基地局4および移動端末5の構成と同一である。
図12は第4の実施の形態のリソース管理装置の構成を示すブロック図である。
図12に示すように、第4の実施の形態のリソース管理装置は、通知受信部11、確保判断部12および呼制御部22を有する。
通知受信部11および確保判断部12の構成は、第1の実施の形態のリソース管理装置2が備える通知受信部11および確保判断部12の構成と同一である。ただし、確保判断部12は、確保エリアおよび確保量を決定すると、決定した確保エリアおよび確保量を呼制御部22に通知する。
また、呼制御部22の構成は、第1の実施の形態の呼制御装置3が備える呼制御部22の構成と同一である。
次に図12に示したリソース管理装置2が緊急情報通知装置1から緊急通知を受信したときの処理手順について図13のフローチャートを参照して説明する。
緊急情報通知装置1から緊急通知を受信してから、確保エリアごとに確保量を決定するまでの処理手順は、図4に示したステップS21からステップS23と同一である(ステップS41〜S43)。
確保判断部12は、作成した確保エリアおよび確保量を呼制御部22に通知する(ステップS44)。
呼制御部22は、確保判断部12から確保エリアおよび確保量を取得すると、取得した確保エリアの未使用量が取得した確保量以下であるか否かを判別する(ステップS45)。
確保エリアの未使用量が確保量以下でなければ、呼制御部22は、処理を終了する。一方、確保エリアの未使用量が確保量以下であれば、呼制御部22は、確保エリアの未使用量が確保量以上になるまで現在接続されている非緊急呼を切断し(ステップS46)、処理を終了する。
また、図11に示したリソース管理装置2の呼制御部22が外部の無線基地局4から呼の接続を要求されたときの処理手順については、第1の実施の形態の呼制御装置3の呼制御部22が呼の接続を要求されたときの処理手順と同一であるため、説明を割愛する。
本構成を採ることにより、第4の実施の形態の移動通信システムは、第1の実施の形態に示した呼制御装置を使用せずに、第1の実施の形態の移動通信システムと同様の効果を得ることが可能になる。
1 緊急情報通知装置
2 リソース管理装置
3 呼制御装置
4 無線基地局
5 移動端末
6 EPC
7 RNC
8 SGSN
9 MSC
11 通知受信部
12 確保判断部
21 指示受信部
22 呼制御部

Claims (17)

  1. 緊急事態が発生したことを示す緊急通知を取得すると、緊急呼のために所定の確保量の無線リソースを確保することを決定するリソース管理装置と、
    前記リソース管理装置が、緊急呼のために前記確保量の無線リソースを確保することを決定すると、その決定にしたがって、呼制御において、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する呼制御装置と、
    を有する移動通信システム。
  2. 前記リソース管理装置は、
    前記緊急通知に前記緊急事態の発生場所が表示されている場合、該発生場所に応じて、緊急呼のために無線リソースを確保するエリアである確保エリアを決定し、
    前記呼制御装置は、
    前記確保量の無線リソースを前記確保エリアにおいて確保する請求項1記載の移動通信システム。
  3. 前記リソース管理装置は、
    前記緊急通知に前記緊急事態の内容が表示されている場合、該内容に応じて、前記確保量を決定する請求項1または2記載の移動通信システム。
  4. 前記呼制御装置は、
    使用されていない無線リソースによって前記確保量の無線リソースを緊急呼用に確保できなければ、接続されている非緊急呼を切断することにより、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する請求項1から3記載の移動通信システム。
  5. 緊急事態が発生したことを示す緊急通知を取得すると、緊急呼のために所定の確保量の無線リソースを確保することを決定し、
    前記決定にしたがって、呼制御において、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する呼制御方法。
  6. 前記緊急通知に前記緊急事態の発生場所が表示されている場合、該発生場所に応じて、緊急呼のために無線リソースを確保するエリアである確保エリアを決定し、
    前記確保量の無線リソースを前記確保エリアにおいて確保する請求項5記載の呼制御方法。
  7. 前記緊急通知に前記緊急事態の内容が表示されている場合、該内容に応じて、前記確保量を決定する請求項5または6記載の呼制御方法。
  8. 使用されていない無線リソースによって前記確保量の無線リソースを緊急呼用に確保できなければ、接続されている非緊急呼を切断することにより、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する請求項5から7記載の呼制御方法。
  9. 緊急事態が発生したことを示す緊急通知を取得する通知受信部と、
    緊急呼のために所定の確保量の無線リソースを確保することを決定する確保判断部と、
    を有するリソース管理装置。
  10. 前記確保判断部は、
    前記緊急通知に前記緊急事態の発生場所が表示されている場合、該発生場所に応じて、緊急呼のために無線リソースを確保するエリアである確保エリアを決定する請求項9記載のリソース管理装置。
  11. 前記確保判断部は、
    前記緊急通知に前記緊急事態の内容が表示されている場合、該内容に応じて、前記確保量を決定する請求項9または10記載のリソース管理装置。
  12. 前記確保判断部が、緊急呼のために前記確保量の無線リソースを確保することを決定すると、その決定にしたがって、呼制御において、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する呼制御部をさらに有する請求項9から11記載のリソース管理装置。
  13. 前記呼制御部は、
    前記確保エリアが決定されている場合、前記確保量の無線リソースを前記確保エリアにおいて確保する請求項12記載のリソース管理装置。
  14. 前記呼制御部は、
    使用されていない無線リソースによって前記確保量の無線リソースを緊急呼用に確保できなければ、接続されている非緊急呼を切断することにより、前記確保量の無線リソースを緊急呼用に確保する請求項12または13記載のリソース管理装置。
  15. 緊急呼のために所定の確保量の無線リソースを確保すべき指示を示す確保指示を取得する指示受信部と、
    前記確保指示にしたがって、呼制御において、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する呼制御部と、
    を有する呼制御装置。
  16. 前記指示受信部は、
    緊急呼のために無線リソースを確保するエリアである確保エリアを含む確保指示を取得し、
    前記呼制御部は、
    前記確保量の無線リソースを前記確保エリアにおいて確保する請求項15記載の呼制御装置。
  17. 前記呼制御部は、
    使用されていない無線リソースによって前記確保量の無線リソースを緊急呼用に確保できなければ、接続されている非緊急呼を切断することにより、前記確保量の無線リソースを緊急呼のために確保する請求項15または16記載の呼制御装置。
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