JP2010166284A - 携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末を用いたテレビ放送における新たな広告方法を提供する。
【解決手段】新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備し、テレビ局は、前記テレビ受像機に映し出されるテレビ番組と同時に、このテレビ番組に関連して、前記送信機より発信される任意のインターネットサイト情報を配信する。前記送信機より発信されたインターネットサイト情報は、前記テレビ受像機またはその周辺機器の専用操作端末とは異なる不特定多数の携帯端末によって受信可能である。前記携帯端末の操作者は、受信した前記インターネットサイト情報によって前記携帯端末から指定されたインターネットサイトへと、インターネットを介してアクセスする。
【選択図】図1
【解決手段】新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備し、テレビ局は、前記テレビ受像機に映し出されるテレビ番組と同時に、このテレビ番組に関連して、前記送信機より発信される任意のインターネットサイト情報を配信する。前記送信機より発信されたインターネットサイト情報は、前記テレビ受像機またはその周辺機器の専用操作端末とは異なる不特定多数の携帯端末によって受信可能である。前記携帯端末の操作者は、受信した前記インターネットサイト情報によって前記携帯端末から指定されたインターネットサイトへと、インターネットを介してアクセスする。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法に関する。
ネットとテレビの融合が叫ばれてからすでに久しい。しかし現実に今テレビで行われていることと言えば、商品紹介の後にインターネットサイトのアドレスを画面に表示したり、検索ワードを紹介したりする程度である。こうした情報に基づいて指定のインターネットサイトにアクセスすることは、明らかに視聴者に面倒を強いるもので、発展性は乏しいと言わざるを得ない。これを解消するために特許文献1などには、画面にバーコードを表示する技術が開示されている。しかしながら、バーコードの読み取りも決して容易なものとは言えない。
また地上波デジタル放送やケーブルテレビであれば、テレビ受像機またはその関連機器の専用操作端末を用いて番組に関する様々な情報を入手可能だが、このような専用の操作用端末は、使用頻度の問題もあって非常に使いづらい。
一方、テレビ業界では近年、CMの出稿数が減少の一途である。この原因の一つとして、テレビCMはネット広告と比較して、効果が見えにくいことが挙げられている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、携帯電話などの携帯端末を用いてテレビ受像機から容易にインターネットサイトの情報を入手可能とし、これにより従来のテレビCMに代わる新たな広告方法を提供するものである。
特開2004−192149号明細書
本発明の目的は、テレビ放送において新たな広告方法を可能とすることである。
本発明は、携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法であって、
新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備し、
テレビ局は、前記テレビ受像機に映し出されるテレビ番組と同時に、このテレビ番組に関連して、前記送信機より発信される任意のインターネットサイト情報を配信するものであり、
ここで、前記送信機より発信されたインターネットサイト情報は、前記テレビ受像機またはその周辺機器の専用操作端末とは異なる不特定多数の携帯端末によって受信可能であり、
前記携帯端末の操作者は、受信した前記インターネットサイト情報によって前記携帯端末から指定されたインターネットサイトへと、インターネットを介してアクセスすることができる、携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法を提供するものである。
新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備し、
テレビ局は、前記テレビ受像機に映し出されるテレビ番組と同時に、このテレビ番組に関連して、前記送信機より発信される任意のインターネットサイト情報を配信するものであり、
ここで、前記送信機より発信されたインターネットサイト情報は、前記テレビ受像機またはその周辺機器の専用操作端末とは異なる不特定多数の携帯端末によって受信可能であり、
前記携帯端末の操作者は、受信した前記インターネットサイト情報によって前記携帯端末から指定されたインターネットサイトへと、インターネットを介してアクセスすることができる、携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法を提供するものである。
本発明の広告方法を実施するには、テレビ番組の配信者であるテレビ局の努力だけでなく、テレビ受像機および携帯端末を製造する製造業者の協力も必要である。すなわち、新規に販売されるテレビ受像機には、インターネットサイト情報を発信するための赤外線発信機などの発信機を標準装備せねばならないし、携帯電話などの携帯端末には、受信したインターネットサイト情報を処理するためのソフトウェアが組み込まれねばならない。この準備は非常に大掛かりとなるが、一度始まってしまえばテレビ受像機や携帯端末の買い替えを促す起爆剤ともなる。
本発明の広告方法の利点の一つは、従来のバーコードなどを利用したインターネットサイト情報の受け取りと比べても、はるかに操作が容易であるところにある。たとえば、携帯電話の赤外線通信機能を利用して、受信素子をテレビに向け、ボタン操作一つで情報を受け取ることができる。カメラのフレームにバーコードを捉える必要はない。
本発明の広告方法の他の利点は、バーコードを表示する場合とは違ってテレビ画面を利用しないために、どのようなタイミングでも広告を出せるところにある。すなわち、従来のテレビCM以上の収益性が期待される。
本発明の広告方法のさらに他の利点は、その広告の効果を実際に検証可能であるところにある。たとえば、サイトへのアクセス数を集計することなどが考えられる。
以下、広告の手順について図面を参照して説明する。
なお、ここで言うテレビ受像機とは、一般的な据え置き型(非移動型)のテレビを指す。携帯端末でテレビ番組を受信可能なものも存在するが、テレビ受像機から発信されるインターネットサイト情報の受信に携帯端末を用いるという本発明の特徴にそぐわないため、こうした移動型のテレビ受像機は本発明のテレビ受像機には含まれない。また、新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備するとは、新規に販売されるテレビ受像機の50%超に送信機を装備することを意味する。もちろん、広告効果の点から、100%に近いほど好ましい。
なお、ここで言うテレビ受像機とは、一般的な据え置き型(非移動型)のテレビを指す。携帯端末でテレビ番組を受信可能なものも存在するが、テレビ受像機から発信されるインターネットサイト情報の受信に携帯端末を用いるという本発明の特徴にそぐわないため、こうした移動型のテレビ受像機は本発明のテレビ受像機には含まれない。また、新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備するとは、新規に販売されるテレビ受像機の50%超に送信機を装備することを意味する。もちろん、広告効果の点から、100%に近いほど好ましい。
さらに、ここで言う携帯端末とは、通常は携帯電話を指すが、PDAなどであってもよい。携帯端末は、少なくともインターネットに接続可能でなくてはならず、チャンネル操作や予約録画などを行うリモコンといった、テレビ受像機またはその周辺機器の専用操作端末は含まない。なお、現在市販の携帯電話には赤外線通信機能が装備されているものが多いので、テレビ受像機に標準装備される送信機とは、赤外線送信機であることが好ましい。ただしその他の送信機であっても構わない。
図1を参照すると、まず、テレビ局が所定の時間枠を有する番組を放送する。たとえば、ここでは1時間枠のドラマであったとする。この番組には、従来のように15秒、30秒といったテレビCM用の枠が設けられてもよいし、設けられなくてもよい。
放送された番組はテレビ受像機101によって視聴される。この番組配信の方法は公知のいかなる方法によるものであってもよい。たとえば、ケーブルテレビ網を介するものであってもよいし、地上波をアンテナで受信するものであってもよい。
番組には様々な映像・音声情報が含まれている。ドラマであれば、登場人物の着ている服、化粧品、アクセサリー、室内のインテリアや電化製品、自動車、BGMとしてかかる音楽、さらには登場人物が訪れるショップやレストランなど、多くの情報が含まれている。テレビ局は、これらの番組内の情報について広告主を募集することができる。
たとえば、ドラマの登場人物の着る服を一社提供という形にし、募集に応じた会社から撮影用の服の提供を受けると同時に、番組放送中ずっと、その会社の制作したインターネットサイトに関する情報(たとえば、アドレスおよびロゴマーク)を赤外線発信機102によって発信し続けるものとできる。このインターネットサイトのコンテンツは広告主の自由だが、たとえば、ドラマに登場した服を直接販売するネットショップとすることができる。服に興味を覚えた視聴者は、携帯端末103を操作することで、インターネットサイト情報を入手することができる。操作方法は任意であるが、たとえば、携帯端末103に専用の「受信」ボタンを設け、それを押すことでインターネットサイト情報が携帯画面に表示され、さらなるボタン操作でインターネットを介して当該サイトにアクセスするという仕組みが考えられる。あるいは、番組が放送中であることを考慮し、さらなるボタン操作によって当該サイトがお気に入りとして登録されるものであってもよい。
上記の例はもっとも単純な例だが、広告の出し方はこれに限られるものではない。
たとえば、同時に複数のサイト情報を発信することも考えられる。各ジャンル1つのサイト情報と限れば、視聴者の操作にさほど負荷とはならないものと思われる。
たとえば、同時に複数のサイト情報を発信することも考えられる。各ジャンル1つのサイト情報と限れば、視聴者の操作にさほど負荷とはならないものと思われる。
あるいは、一度に一つのサイト情報と限って、次々に発信する情報を切り替えていくことも考えられる。たとえば、音楽が流れ始めれば、音楽の広告主のサイト情報、登場人物の服が目立っていれば、服の広告主のサイト情報、顔のアップになれば化粧品の広告主のサイト情報、というように次々に切り替えていくものとできる。
この場合、今何の広告が流れているのかが視聴者に分かりにくくなるので、テレビ画面で何らかの方法で表示することも考えられる。たとえば、テレビ受像機を「広告表示モード」に設定すれば、画面中に広告の対象を示すサインが現れたり、画面の一部にテロップとして現在の広告対象が言語表示されたりするようにする。こうすれば視聴者が情報を取り込みやすくなる。
あるいは、番組がたとえばサッカー中継であるとすると、競技場の看板とサイト情報を連動させることも考えられる。すなわち、サッカー中継の場合、ピッチ脇に細長い電光掲示板の看板が置かれていることがあるが、この表示と合わせてサイト情報を発信する。画面が選手のアップのときは、選手の着るユニホームの広告に合わせてサイト情報を発信することも可能である。
以上のように、テレビ受像機に発信機を標準装備することで、従来のバーコード式のアドレス取得方法と比べて、テレビ広告の可能性が飛躍的に拡大する。
なお、従来のテレビCMが流れている間は、インターネットサイト情報は発信されなくてもよいし、そのテレビCMに応じたものに切り替わってもよい。
本発明の広告方法では、インターネットサイトへのアクセス数を集計すること、たとえば、インターネットサイト情報の発信中および発信後の所定時間内におけるアクセス数の増加率によって、広告効果を検証することができる。この検証に基づいて広告料を決定することも可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明の精神または請求の範囲を逸脱することなく、種々の変更・改造を加え得ることは、当業者にとっては自明なところである。たとえば、携帯端末はボタン操作ごとにインターネットサイト情報を受け取るのではなく、連続的に情報を受信し続けるものであってもよい。
101 テレビ受像機
102 赤外線送信機
103 携帯端末
102 赤外線送信機
103 携帯端末
Claims (8)
- 携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法であって、
新規に販売されるテレビ受像機に送信機を標準装備し、
テレビ局は、前記テレビ受像機に映し出されるテレビ番組と同時に、このテレビ番組に関連して、前記送信機より発信される任意のインターネットサイト情報を配信するものであり、
ここで、前記送信機より発信されたインターネットサイト情報は、前記テレビ受像機またはその周辺機器の専用操作端末とは異なる不特定多数の携帯端末によって受信可能であり、
前記携帯端末の操作者は、受信した前記インターネットサイト情報によって前記携帯端末から指定されたインターネットサイトへと、インターネットを介してアクセスすることができる、携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法。 - 前記携帯端末が携帯電話である請求項1記載の方法。
- 前記送信機は赤外線送信機である請求項2記載の方法。
- 前記インターネットサイト情報は、同時に複数種類が発信されている請求項1記載の方法。
- 前記インターネットサイト情報は、テレビ番組中、常に発信され続けている請求項1記載の方法。
- 前記インターネットサイト情報は、テレビ番組中、必要に応じて次々に切り替わる請求項1記載の方法。
- 前記インターネットサイト情報は、テレビCM中にはそのテレビCMに応じたものに切り替わる請求項1記載の方法。
- 前記インターネットサイト情報に基づく前記インターネットサイトへのアクセス数が集計され広告効果の検証に用いられる請求項1記載の方法。
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JP2009006346A JP2010166284A (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 携帯端末を用いたテレビ放送における広告の方法 |
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WO2022259961A1 (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 処理装置、処理方法及び処理プログラム |
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2009
- 2009-01-15 JP JP2009006346A patent/JP2010166284A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022259961A1 (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 処理装置、処理方法及び処理プログラム |
JP2022187859A (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-20 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 処理装置、処理方法及び処理プログラム |
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