JP2010164075A - 継手 - Google Patents

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    • E03B7/07Arrangement of devices, e.g. filters, flow controls, measuring devices, siphons, valves, in the pipe systems
    • E03B7/072Arrangement of flowmeters

Abstract

【課題】水道メータをこれとねじ種の異なる水道メータに交換する際、水道メータの取付けを容易かつ迅速に行う継手を提供する。
【解決手段】ナット部43の内周面には、新たに取付けられた水道メータと同種のねじからなるめねじ部45が形成されており、その径は水道メータの二次側端部に設けられたねじ部に対応している。中間部47の内径は、シモク25のフランジ部29の外径に対応した寸法となっている。U字状部49の半円部の内径はフランジ部29の外径よりも小さく,シモク25の外径よりも大きくなっている。シモク25を継手41の中間部47及びU字状部49に収受させた後、U字状部49のアーム部53の先端側に設けられた一方の孔55からボルト59を挿入し、他方のねじ孔に係合させて締め付ける。継手41のナット部43を水道メータの二次側端部のねじ部に取付けることにより、水道メータとシモク25を接続する。
【選択図】図10

Description

本願発明は継手に関し、さらに詳細に言えば、水道メータをこれとねじ種の異なる水道メータに交換する際に用いる継手に関する。
水道メータは法律により有効期間が決められており、設置から一定期間経過後必ず交換しなければならない。上記の通り、本願発明は、先に設置していた水道メータをこれとねじの種類が異なる水道メータに交換する際に用いる継手に係るものであるが、まず図1を参照して、従来の水道メータと配管の接続構造及び、水道メータの交換方法を説明する。図1は従来例における水道メータと一次側及び二次側配管との接続構造を表わしており、接続部分のみ断面をとって示してある。図において中央に位置しているのは水道メータ1であり、その一次側及び二次側の両端において接続用のねじ部3がそれぞれ設けられている。
まず、水道メータ1の一次側の接続構造について説明する。水道メータ1の一次側には、ジョイント5,止水栓19が配置される。ジョイント5はジョイントナット7,ジョイント管11,袋ナット15から構成されている。ジョイントナット7は円筒状のジョイント管11の一次側に座金9を介して抜け止めされた状態で取付けられており、他方、袋ナット15はジョイント管11の二次側に抜け止めされた状態で取付けられ、水道メータ1の一次側端部に設けられたねじ部3と同種のねじが形成されている。ジョイント5は、ジョイント管11の一部が止水栓19の二次側端部23内に収受された状態で、ジョイントナット7を止水栓19の二次側端部23に形成されたおねじと螺合させることにより、止水栓19と接続される。また、ジョイント5は、袋ナット15を水道メータ1の一次側のねじ部3に螺合させることにより水道メータ1と接続される。なお、符号13は、ジョイント管11の一次側の外周に配置され、止水栓19の二次側端部23とジョイント管11との間をシールするOリングであり、符号17はジョイント管9と水道メータ1の一次側端部の端面間に配置されたパッキンである。
止水栓19は公知のものであり、具体的な構成についての説明は省略する。止水栓19の一次側端部21には、図示していない一次側配管が接続される。これにより、水道メータ1は、ジョイント5及び止水栓19を介して、図示していない一次側配管に接続され、連通することとなる。
次に、水道メータ1の二次側の接続構造について説明する。水道メータ1の二次側には円筒状のシモク25が配置されている。シモク25の一次側にはその端部に設けられたフランジ部29によって抜け止めされる袋ナット27が取付けられており、この袋ナット27には、水道メータ1の二次側端部に設けられたねじ部3と同種のねじが形成されている。他方、シモク25の二次側端部にはテーパねじ部31が形成されている。
シモク25のテーパねじ部31には、図示していない二次側配管、例えば鋼管,塩ビ管,フレキシブル管等が取付けられる。そして、シモク25の袋ナット27を水道メータ1の二次側端部のねじ部3に螺合させることにより、水道メータ1がシモク25を介して二次側配管と接続されて、連通することとなる。なお、符号33は、水道メータ1の二次側端部とシモク25の端面間に配置されるパッキンである。
水道メータ1を交換する際は、止水栓19を閉めた後、水道メータ1の一次側及び二次側端部のねじ部3から、ジョイント5の袋ナット15及びシモク25の袋ナット27それぞれを緩めて外し、水道メータ1から遠ざかる方向へ後退させる。これにより水道メータ1とジョイント5及びシモク25との係合が外れるため、設置してあった水道メータ1を取外し、新しいものへ交換する。新しい水道メータ1の取付けは、取り外し作業の逆となる。すなわち、新しい水道メータ1を所定の位置に配置した状態で、ジョイント5の袋ナット15及びシモク25の袋ナット27それぞれを水道メータ1に向かって前進させる。そして、ジョイント5の袋ナット15及びシモク25の袋ナット27それぞれを水道メータ1に対して回転させて、水道メータ1の一次側及び二次側のねじ部3に螺合させる。
水道メータの交換は以上の手順で行われるが、従前は使用する水道メータが水道事業体によってあらかじめ決められており、交換時に新たに取り付けられる水道メータもねじの種類が同じのものとなっていた。しかし、近年の規制緩和により、使用する水道メータの種類について制限の撤廃を求める要望がある。また、自治体の合併により、もともとねじ種の異なる水道メータを使用していた地域が1つの水道事業体の管轄となる場合もあり、ねじ種の異なる水道メータへの交換ができると便宜である。このような場合、当然既設のジョイント及びシモクに用いられている袋ナットと新しい水道メータとは螺合させることができない。
実用新案登録第3050443号公報
したがって、新たに設置する水道メータ1が既設のジョイント5の袋ナット15及びシモク25の袋ナット27と異種のねじを有する場合、水道メータ1の交換に併せて、ジョイント5及びシモク25の袋ナット15,27を新たに交換する必要がある。一次側の交換は、ジョイント5を一旦引き抜いて新しい水道メータに対応した袋ナット15を備えるジョイント5を取り付けるだけなので、比較的簡単である。しかし、二次側の作業は一次側ほど簡単ではない。例えば二次側配管が鋼管の場合、鋼管から一旦シモク25を取り外し、袋ナット27を新しい水道メータに対応するねじが形成されたものへ取り替えた後、再度鋼管にシモク25を取付けなければなない。この時、鋼管とシモク25とのねじはテーパねじが使用されており、通常漏れ止め処理を施す。したがって係合を外すのが大変であり、交換後再度漏れ止め処理をする必要がある。また、塩ビ管やフレキシブル管の場合には、配管が接着やかしめ等によりシモク25と一体化されているため、袋ナット27のみを交換することは困難である。そのため、塩ビ管の場合は塩ビ管を適当な箇所で切断し、フレキシブル管の場合はそれ全体をシモク25と一緒に交換する必要がある。その場合には掘削作業を伴うため、交換作業が煩雑になるばかりか、多くの時間,費用がかかってしまう。
本発明は、このような従来技術に存する問題点に着目してなされたものである。その目的は、水道メータをこれとねじ種の異なる水道メータに交換する際に、水道メータの取付けを容易かつ迅速に行うことができる継手を提供することである。
上記問題点を解決するために本願発明は、ねじの仕様が異なる異種ねじ水道メータの交換取付けに使用する継手において、ナット部と、ナット部の軸方向片側においてナット部と一体的に形成された取付け部とを備えた継手本体を備え、取付け部は、ナット部のねじ穴に通じ、設置済みの水道配管に取付けられた、交換前の水道メータへの取付けに使用されたナットが取付けられたシモクの少なくとも水道メータ側に位置する上流側部分を収受可能な空所部を備え、空所部は、ナット部の軸方向に略直交する方向の一側において開いたシモクが通過可能な開口と、シモクの上流側端部に形成された外方フランジに係合してシモクのナット部から遠ざかる方向への移動を制限する係止部とを備え、継手はさらに、シモクがその径方向外方へ移動して空所部から抜けるのを防止する抜け止め手段を備えるよう構成した。
さらに、空所部はナット部の軸方向に略直交する面内での断面において、内周が略半円になった収受部と、収受部からナット部の軸方向に略直交する方向に並行に延びる一対のアーム部とを備え、アーム部の端部の間を通ってシモクが収受部へ移動可能であるよう構成した。
さらに、抜け止め手段は、一対のアーム部にそれぞれ形成された孔と、孔に挿通され、アーム部に固定される軸部材により構成した。
さらに、アーム部は、ナット部に隣り合う部分の所定の長さ範囲に渡って、アーム部の先端からナット部の軸方向に略直交する方向所定の長さ範囲に渡って切り欠かれ、切り欠かれた部分に対応する収受部にシモクのフランジが収受されている構成とした。
さらに、取付け部の外周にはおねじが形成され、おねじがシモクに取付けられたナットに螺合することにより抜け止め手段を構成した。
さらに、空所部は、シモクのフランジを収受する大径部と、それに続いて形成され、シモクの上流側部分の残余の部分を収受する小径部とを備え、係止部は、大径部と小径部との間に形成される肩部により構成されるようにした。
本発明によれば、配管が鋼管の場合にはシモクと鋼管の接続を外し、再度取付ける必要がなく,塩ビ管及びフレキシブル管の場合には掘削してシモクを交換する必要がなくなるため、ねじの仕様が異なる異種ねじの水道メータの取付けを容易かつ迅速に行うことができる。
従来例における水道メータと一次側及び二次側配管との接続状態を示す概略図。 本願発明の第一の実施の形態に係る継手を含む、水道メータと一次側及び二次側配管との接続構造の概略図。 継手41の正面側断面図。 継手41の平面図。 継手41の左側面図。 継手41の右側図面。 継手41とシモク25の取付け前の状態を示す斜視図。 継手41とシモク25の取付け中の状態を示す斜視図。 継手41とシモク25の取付け後の状態を示す斜視図。 継手41とシモク25の取付け状態の断面図。 水道メータ1とシモク25と継手41の接続状態を示す部分拡大図。
以下、本発明を具体化した異種ねじ水道メータ用の継手の第1の実施形態を図にしたがって説明する。図2は、本願発明の実施の形態に係る継手を含む、交換後の水道メータと一次側及び二次側配管との接続構造の概略図である。図中、図1に示す従来例と同様の部材については同じ符合で示してある。なお、図には表されていないが、水道メータの一次側及び二次側端部に設けられた接続用のねじ部3は、交換前の水道メータのねじ部とは仕様が異なっている。
図に示す通り、一次側の接続構造は、ジョイント5が交換されているものの、構成は袋ナットのねじの仕様が異なるだけで他は図1に示される従来例と同様であり、水道メータ1の一次側端部はジョイント5及び止水栓19を介して、図示しない一次側配管に接続されている。他方、二次側は従来例と構成が異なっており、水道メータ1の二次側端部は継手41を介してシモク25に接続されている。シモク25の袋ナット27は水道メータ1から遠ざかる方向に後退されており、水道メータ1とシモク25の接続に用いられていない。
次に、図3〜6を参照して、継手41を説明する。図3は継手41を正面縦断面図、図4は継手41の平面図,図5,6は継手41の左,右側図面である。
継手41は、図3において中心から左側半分を占めるナット部43と、右側に位置する中間部47とU字状部49とから構成される。ナット部43は六角ナットと同様の形状をしており、その内周面には、新たに取付けられた水道メータ1と同種のねじからなるめねじ部45が形成されており、その径は水道メータ1の二次側端部に設けられたねじ部3に対応している。他方、中間部47はナット部43の周方向半分,すなわち内周略180°分だけに沿って形成されており、その内周側はナット部43のねじ穴と同心となっている。U字状部49は、中間部47と周方向同じ位置に形成された同心の半円部51と、半円の両端から端部での接線方向に平行に伸びる一対のアーム部53とからなっている。アーム部53の先端にはそれぞれ対応する位置に孔55が設けられており、一方の孔55はねじ孔になっている。この孔55には後述するボルト59が挿通されるようになっている。
中間部47の内径は、シモク25のフランジ部29の外径に対応した寸法となっている。他方、U字状部49の半円部51の内径はフランジ部29の外径よりも小さく(すなわち中間部47の内径よりも小さい),シモク25の外径よりも大きくなっている。さらに、U字状部49の中間部47側端面内周側において、半円部51と中間部47の内径が同じになるように段部57が形成されている。この段部57と中間部47の軸方向の幅の和はシモク25のフランジ部29の軸方向の幅よりもわずかに大きくなっている。中間部47とU字状部49は後述するようにシモク25を収受する。
なお、本実施形態においてはU字状部49に段部57を設けたが、中間部47の軸方向の幅をシモク25のフランジ部29の軸方向の幅に対応させることにより、段部57を形成しないようにしてもよい。また、U字状部49がアーム部53を備えるよう構成されているが、必ずしもこれに限定されず、例えば中間部47にも設けることができる。
続いて、図7〜10を参照して、継手41のシモク25への取付け手順を説明する。図7〜9は継手41のシモク25への取付け手順を示した図面であり、それぞれが取付けの前,中,後の状態を示している。図10はシモク25に継手41を取付けた状態の断面図である。図示していないが、シモク25と二次側配管とは結合されたままである。なお、図7〜9においては、シモク25に元々取り付けられた袋ナット27は図示されていない。また、図7〜10に示すアーム部53は図2〜6に記載の同部材と形状が異なっているが、発明の要旨に影響しないため、これについての説明は省略する。
まず、シモク25の図示していない袋ナット27を水道メータ1から遠ざかる方向へ後退させた後、継手41の中間部47及びU字状部49の内周面側にシモク25を収受するように近づけていく(図7参照)。このとき、シモク25のフランジ部29が中間部47及びU字状部49の段部57の位置にくるよう位置合わせする。アーム部53に案内されシモク25を中間部47及びU字状部49内に収受させていくと、シモク25がU字状部49の半円部51に当接することにより継手41とシモク25とは互いに取付け位置に位置する(図8参照)。このとき、継手41とシモク25は同軸上に位置している。
シモク25を継手41の中間部47及びU字状部49に収受させたのち、図9に示すように、U字状部49のアーム部53の先端側に設けられた一方の孔55からボルト59を挿入し、他方のねじ孔に係合させて締め付ける。ボルト59は円柱状の軸部61と、軸部61の一端に設けられた耳状の把持部63とからなる。図10を参照すると、挿通されたボルト59の軸部61の外周面とシモク25の外周面との間にはほとんど隙間がなく、ボルト59を挿入することにより、シモク25の半径方向の移動は制限され、シモク25が継手41の中間部47及びU字状部49から抜けないようになる。なお、本実施の形態においてはボルト59の軸部61の外周とシモク25の側面との間にほとんど隙間がないように構成されているが、シモク25が継手41の中間部47及びU字状部49から抜けない範囲において、ボルト59及び孔55の位置を変更することが可能である。
先に述べたように、U字状部49の半円部51の内径はシモク25のフランジ部29の外径よりも小さく,シモク25の外径よりも大きくなっている。そのため、図10に示すように、半円部51がフランジ部29に当接して継手41は係止されることとなり、継手41は軸方向一次側への移動が制限されるとともに、シモク25から抜け止めされる。また、ナット部43のめねじ部45は水道メータ1の二次側端部のねじ部3に対応しており、めねじ部45の内径がシモク25のフランジ部29の外径よりもわずかに大きいため、継手41は軸方向二次側に自由に移動させることができる。したがって、継手41はシモク25に取付けられていた袋ナット27のように取り扱うことが可能となる。そして、継手41のナット部43を水道メータ1の二次側端部のねじ部3に取付けることにより、水道メータ1とシモク25を接続することができる。
図11を参照して、水道メータ1の交換方法を説明する。図11は、水道メータ1とシモク25が継手41を介して接続された交換後の状態を示す図面であり、継手41のみ断面をとって示している。
まず、止水栓19を閉めた後、交換の対象となる水道メータの一次側及び二次側端部のねじ部3から、ジョイント5の袋ナット15及びシモク25の袋ナット27それぞれを緩めて外し、水道メータ1から遠ざかる方向へ後退させる。設置してあった水道メータ1を取外した後、既設のジョイント5を、新しい水道メータ1のねじ部3と同種のねじが形成された袋ナット15を備える新しいジョイント5に取り替えるとともに、同種のねじが形成されたナット部43を備える継手41を先の要領でシモク25に取付ける。次に、ジョイント5の袋ナット15及びシモク25に取付けた継手41を水道メータ1から遠ざかる方向へ後退させた状態で、新しい水道メータ1を所定の位置に配置し、ジョイント5の袋ナット15及び継手41(ナット部43)それぞれを水道メータ1に向かって前進させる。このとき、袋ナット15及び継手41のナット部43内にパッキン17,33を配置しておく。最後に、ジョイント5の袋ナット15及び継手41(ナット部43)それぞれを水道メータ1に対して回転させて、水道メータ1の一次側及び二次側のねじ部3に螺合させることにより、水道メータ1とジョイント5及びシモク25は接続され、水道メータ1と一次側及び二次側配管が連通する。
この実施形態によれば、シモク25を交換することなく異種ねじの水道メータ1と接続させることができるため、異種ねじの水道メータ1の交換が容易となる。また、配管が塩ビ管やフレキシブル管の場合であっても、掘削作業を伴わずに異種ねじの水道メータ1に交換できるため、交換作業を安価に素早く行うことができる。継手41のナット部43(及びジョイント5の袋ナット15)のねじの種類を変えるだけで、様々な種類のねじに対応することが可能となる。
次に第二の実施形態を説明する。第二の実施形態は、第一の実施形態と比べて継手の中間部及びU字状部の構成が異なっているが、その他部分の構成は同一である。したがって、以下では継手の中間部及びU字状部の構成についてのみ説明する。なお、本実施形態は図面に表わされていない。
第二の実施形態の継手のU字状部には、第一の実施形態のようなアーム部は設けられていない。中間部及びU字状部の半円部は、外周面においてシモクに元々取り付けられていた袋ナットと対応するねじからなるおねじ部が設けられている。継手をシモクに取付ける際、第一の実施形態と同様にシモクを中間部及び半円部に収受させた後、後退させていたシモクの袋ナットを継手の中間部及び半円部まで前進させて、その外周面に設けられたおねじ部に螺合させる。これによりシモクは半径方向に抜け止めされ、シモクが継手の中間部及び半円部から抜けないようになる。なお、おねじ部は必ずしも中間部及び半円部の全外周面に設ける必要はなく、外周面のうち軸方向において一定範囲に渡って設けられていればよい。
本実施形態においては、シモクに元々取付けられていた袋ナットを継手のおねじ部に取付けることにより、継手からシモクがその径方向外方へ抜け出ないようにすることができるため、第一の実施形態に比べ部品点数を減らすことができる。また、シモクに元々取付けられていた袋ナットを回転させるだけでシモクの抜け止めが可能なため、ボルトを用いて抜け止めする場合よりもわずかなスペースで抜け止め作業を行うことができる。
1 水道メータ
3 ねじ部
5 ジョイント
7 ジョイントナット
11 ジョイント管
15 袋ナット
19 止水栓
25 シモク
27 袋ナット
29 フランジ部
41 継手
43 ナット部
45 めねじ部
47 中間部
49 U字状部
53 アーム部
55 孔
57 段部
59 ボルト

Claims (6)

  1. ねじの仕様が異なる異種ねじ水道メータの交換取付けに使用する継手において、ナット部と、該ナット部の軸方向片側において前記ナット部と一体的に形成された取付け部とを備えた継手本体を備え、前記取付け部は、前記ナット部のねじ穴に通じ、設置済みの水道配管に取付けられた、交換前の水道メータへの取付けに使用されたナットが取付けられたシモクの少なくとも前記水道メータ側に位置する上流側部分を収受可能な空所部を備え、該空所部は、前記ナット部の軸方向に略直交する方向の一側において開いた前記シモクが通過可能な開口と、前記シモクの前記上流側端部に形成された外方フランジに係合して前記シモクの前記ナット部から遠ざかる方向への移動を制限する係止部とを備え、前記継手はさらに、前記シモクがその径方向外方へ移動して前記空所部から抜けるのを防止する抜け止め手段を備えていることを特徴とする、継手。
  2. 請求項1記載の継手において、前記空所部は前記ナット部の軸方向に略直交する面内での断面において、内周が略半円になった収受部と、該収受部から前記ナット部の軸方向に略直交する方向に並行に延びる一対のアーム部とを備え、前記アーム部の端部の間を通って前記シモクが前記収受部へ移動可能であることを特徴とする、継手。
  3. 請求項2記載の継手において、前記抜け止め手段は、前記一対のアーム部にそれぞれ形成された孔と、該孔に挿通され、前記アーム部に固定される軸部材により構成されていることを特徴とする、継手。
  4. 請求項3記載の継手において、前記アーム部は、前記ナット部に隣り合う部分の所定の長さ範囲に渡って、前記アーム部の先端から前記ナット部の軸方向に略直交する方向所定の長さ範囲に渡って切り欠かれ、該切り欠かれた部分に対応する収受部に前記シモクの前記フランジが収受されていることを特徴とする、継手。
  5. 請求項1記載の継手において、前記取付け部の外周にはおねじが形成され、該おねじが前記シモクに取付けられたナットに螺合することにより前記抜け止め手段を構成することを特徴とする、継手。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の継手において、前記空所部は、前記シモクのフランジを収受する大径部と、それに続いて形成され、前記シモクの前記上流側部分の残余の部分を収受する小径部とを備え、前記係止部は、前記大径部と小径部との間に形成される肩部により構成されることを特徴とする、継手。
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