JP2010154257A - 情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることが可能な情報処理装置、表示制御方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】設定情報を記憶する記憶部と、操作信号を生成する操作信号生成部と、コンテンツデータ解析部と、解析結果と設定情報に基づいて基本設定を設定する基本設定部と、基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成する候補設定生成部と、基本設定にて表示させる第1の表示と、N個の選択可能な分割領域に基本設定と候補設定とを割り当てて表示させる第2の表示とを切り替える表示制御部とを備え、1の分割領域が選択された場合には、基本設定部は選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定し、候補設定生成部は仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成し、表示制御部は仮基本設定と候補設定とを分割領域に割り当て新たな第2の表示として表示させる情報処理装置が提供される。
【選択図】図8
【解決手段】設定情報を記憶する記憶部と、操作信号を生成する操作信号生成部と、コンテンツデータ解析部と、解析結果と設定情報に基づいて基本設定を設定する基本設定部と、基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成する候補設定生成部と、基本設定にて表示させる第1の表示と、N個の選択可能な分割領域に基本設定と候補設定とを割り当てて表示させる第2の表示とを切り替える表示制御部とを備え、1の分割領域が選択された場合には、基本設定部は選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定し、候補設定生成部は仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成し、表示制御部は仮基本設定と候補設定とを分割領域に割り当て新たな第2の表示として表示させる情報処理装置が提供される。
【選択図】図8
Description
本発明は、情報処理装置、表示制御方法、およびプログラムに関する。
例えば、テレビジョン放送を受信し表示画面に放送内容に応じたコンテンツを表す画像(動画像/静止画像)を表示するテレビ受像機や、Blu−ray(登録商標)プレーヤなど記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生装置などの情報処理装置の中には、ユーザによる表示設定が可能なものがある。また、近年、情報処理装置の高機能化に伴い、例えば、輝度や色合いなどの表示設定をよりユーザが詳細に設定可能な情報処理装置も登場している。
このような中、表示設定におけるユーザの利便性向上を図る技術が開発されている。調整前の画像と調整後の画像とを1画面に分割して表示することによって、表示設定におけるユーザの利便性向上を図る技術としては、例えば、特許文献1、特許文献2が挙げられる。
表示設定におけるユーザの利便性向上を図る従来の技術(以下、単に「従来の技術」とよぶ場合がある。)は、表示設定が適用される前の画像と、ユーザによる表示設定に応じた画像とを1つの画面に表示する。つまり、従来の技術が適用された情報処理装置(以下、「従来の情報処理装置」とよぶ場合がある。)を用いることによって、ユーザは、表示設定の設定前の画像と設定後の画像との直接的な比較によって設定した表示設定の効果を把握することができる。よって、従来の技術は、表示設定におけるユーザの利便性向上をある程度は向上させることができる可能性がある。
しかしながら、従来の技術は、例えば輝度などを調整するために、数値で表された調整値をユーザが自ら変更しなければならない。ここで、従来の情報処理装置は、表示設定の各項目に精通したユーザによって使用されるとは限らない。よって、例えば、表示設定の各項目に精通していないユーザが、従来の情報処理装置を用いた場合には、所望する設定が実現するためには調整値をどのように設定すればよいのかすら理解できない可能性がある。また、従来の情報処理装置を表示設定の各項目に精通しているユーザが使用する場合であっても、当該ユーザは、調整値を一つ一つ変えていかなければ、所望する表示設定へとたどり着くことができない。
したがって、従来の技術を用いたとしても、表示設定におけるユーザの利便性を向上させることができるとは限らない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、表示制御方法、およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、表示画面に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの表示設定が記録された設定情報を記憶する記憶部と、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部と、表示画面に表示させるコンテンツデータを解析するコンテンツデータ解析部と、コンテンツデータ解析部の解析結果と上記設定情報とに基づいて、上記コンテンツデータの表示設定の基本となる基本設定を設定する基本設定部と、上記基本設定に基づくN−1(Nは、2以上の正の整数)種類の候補設定を、上記操作信号に応じて選択的に生成する候補設定生成部と、上記基本設定にて上記コンテンツデータを表示画面に表示させる第1の表示と、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割し、上記分割領域に上記基本設定と上記候補設定とを割り当てて上記コンテンツデータを表示画面に表示させる第2の表示とを、上記操作信号に基づいて選択的に切り替える表示制御部とを備え、上記表示制御部が上記第2の表示にて上記コンテンツデータを表示画面に表示させているときにおいて、1の分割領域が選択されたことを示す操作信号を上記操作信号生成部が生成した場合には、上記基本設定部は、選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定し、上記候補設定生成部は、上記仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成し、上記表示制御部は、上記仮基本設定と上記候補設定とを上記分割領域に割り当て、新たな第2の表示として上記コンテンツデータを表示画面に表示させる情報処理装置が提供される。
かかる構成により、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
また、上記操作信号生成部が、選択された分割領域の表示設定を新たな基本設定とすることを示す操作信号を生成した場合において、上記基本設定部は、上記選択された分割領域に対応する仮基本設定を新たな基本設定として設定し、上記表示制御部は、上記新たな基本設定に基づく第1の表示にて上記コンテンツデータを表示画面に表示させてもよい。
かかる構成により、例えばユーザ操作により設定された新たな基本設定にてコンテンツデータを表示させることができる。
また、上記基本設定部は、上記新たな基本設定を上記設定情報に記録してもよい。
かかる構成により、ユーザによる設定を次回以降のコンテンツデータの表示に反映させることができる。
また、上記基本設定部は、上記新たな基本設定を補足する補足情報を、上記新たな基本設定と共に上記設定情報に記録してもよい。
かかる構成により、よりユーザが所望する表示設定を自動的に適用してコンテンツデータを表示させることができる。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、表示画面に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの表示設定が記録された設定情報を記憶する記憶部と、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部とを備える情報処理装置に適用可能な表示制御方法であって、表示画面に表示させるコンテンツデータを解析するステップと、上記解析するステップにおける解析結果と上記設定情報とに基づいて、上記コンテンツデータの表示設定の基本となる基本設定を設定するステップと、上記基本設定に基づくN−1(Nは、2以上の正の整数)種類の候補設定を、上記操作信号に応じて選択的に生成するステップと、上記基本設定にて上記コンテンツデータを表示画面に表示させる第1の表示と、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割し、上記分割領域に上記基本設定と上記候補設定とを割り当てて上記コンテンツデータを表示画面に表示させる第2の表示とを、上記操作信号に基づいて選択的に切り替えるステップと、上記第2の表示にて上記コンテンツデータが表示画面に表示されている場合において、1の分割領域が選択されたことを示す操作信号を検出するステップと、上記検出するステップの検出結果に基づいて、選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定するステップと、上記仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成するステップと、上記仮基本設定と上記候補設定とを上記分割領域に割り当て、新たな第2の表示として上記コンテンツデータを表示画面に表示させるステップとを有する表示制御方法が提供される。
かかる方法を用いることにより、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
上記目的を達成するために、本発明の第3の観点によれば、表示画面に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの表示設定が記録された設定情報を記憶する記憶部と、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部とを備える情報処理装置に適用可能なプログラムであって、表示画面に表示させるコンテンツデータを解析するステップ、上記解析するステップにおける解析結果と上記設定情報とに基づいて、上記コンテンツデータの表示設定の基本となる基本設定を設定するステップ、上記基本設定に基づくN−1(Nは、2以上の正の整数)種類の候補設定を、上記操作信号に応じて選択的に生成するステップ、上記基本設定にて上記コンテンツデータを表示画面に表示させる第1の表示と、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割し、上記分割領域に上記基本設定と上記候補設定とを割り当てて上記コンテンツデータを表示画面に表示させる第2の表示とを、上記操作信号に基づいて選択的に切り替えるステップ、上記第2の表示にて上記コンテンツデータが表示画面に表示されている場合において、1の分割領域が選択されたことを示す操作信号を検出するステップ、上記検出するステップの検出結果に基づいて、選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定するステップ、上記仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成するステップ、上記仮基本設定と上記候補設定とを上記分割領域に割り当て、新たな第2の表示として上記コンテンツデータを表示画面に表示させるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
かかるプログラムを用いることにより、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
本発明によれば、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチ)
本発明の実施形態に係る情報処理装置(以下、「情報処理装置100」という。)の構成について説明する前に、まず、本発明の実施形態に係る表示設定における利便性向上アプローチについて説明する。
本発明の実施形態に係る情報処理装置(以下、「情報処理装置100」という。)の構成について説明する前に、まず、本発明の実施形態に係る表示設定における利便性向上アプローチについて説明する。
ここで、本発明の実施形態に係るコンテンツデータとは、表示画面に表示するコンテンツを表すデータである。コンテンツデータは、例えば、画像(静止画像/動画像)を表す画像データ、または画像データおよび音声データを含む。コンテンツデータとしては、例えば、WMV(Windows Media Video)やH.264/MPEG−4 AVC(H.264/Moving Picture Experts Group phase-4 Advanced Video Coding)などの動画フォーマットで記録された画像データが挙げられるが、上記に限られない。
また、以下では、情報処理装置100が、コンテンツデータを表示画面に表示させた場合における表示設定について説明する。ここで、本発明の実施形態に係る“コンテンツデータの表示画面への表示”とは、例えば、情報処理装置100が、コンテンツデータが表す画像(静止画像/動画像)を表示画面に表示させることをいう。情報処理装置100は、例えば、情報処理装置100が備える表示部(後述する)にコンテンツデータを表示させるが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、外部装置としての表示装置にコンテンツデータを表示させることもできる。以下では、情報処理装置100が、情報処理装置100が備える表示部(後述する)にコンテンツデータを表示させる場合を例に挙げて説明する。
また、情報処理装置100は、例えば、放送局やサーバなどの外部装置からデータ放送やネットワークを介して本発明の実施形態に係るコンテンツデータを取得することができるが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、記憶媒体(情報処理装置100が備える記憶部、または外部記憶媒体)に記憶されたコンテンツデータを読み出すことによって、コンテンツデータを取得することもできる。
[利便性向上アプローチの概要]
従来の技術は、ユーザに数値で表された調整値を選択させる(あるいは、調整値を入力させる。以下、同様とする。)ことによって、表示設定を行う。ここで、従来の技術に係る表示設定方法では、上述したようにユーザの利便性を向上できるとは限らない。そこで、情報処理装置100は、ユーザに数値で表された調整値を選択させるのではなく、情報処理装置100が設定した表示設定の候補となるパラメータが既に適用された画像(以下、「候補画像」とよぶ場合がある。)を複数表示画面に表示させ、ユーザに候補画像を選択させる。そして、情報処理装置100は、選択された候補画像に対応する表示設定を、新たな表示設定として設定する。
従来の技術は、ユーザに数値で表された調整値を選択させる(あるいは、調整値を入力させる。以下、同様とする。)ことによって、表示設定を行う。ここで、従来の技術に係る表示設定方法では、上述したようにユーザの利便性を向上できるとは限らない。そこで、情報処理装置100は、ユーザに数値で表された調整値を選択させるのではなく、情報処理装置100が設定した表示設定の候補となるパラメータが既に適用された画像(以下、「候補画像」とよぶ場合がある。)を複数表示画面に表示させ、ユーザに候補画像を選択させる。そして、情報処理装置100は、選択された候補画像に対応する表示設定を、新たな表示設定として設定する。
よって、情報処理装置100を用いるユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合のように数値を選択して表示設定を行うのではなく、候補画像を選択することによって、表示設定を行うことができるので、より直感的に所望する表示設定を設定することができる。また、情報処理装置100は、候補画像をユーザに選択させることによって表示設定を行うので、仮に情報処理装置100を用いるユーザが表示設定の各項目に精通したユーザではない場合であっても、当該ユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合よりもより容易に表示設定を行うことが可能となる。さらに、情報処理装置100を用いるユーザは、表示設定に際して、従来の情報処理装置のように、ユーザが調整値を一つ一つ設定する必要はない。したがって、情報処理装置100は、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチについて説明する。図1〜図5それぞれは、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを説明するための説明図である。ここで、図1〜図5は、表示画面に表示された画像を表している。以下では、図1に示す画像が表示画面に表示されている場合を例に挙げて、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチについて説明する。なお、以下では、説明の便宜上、情報処理装置100が表示画面に表示させる画像が、図1に示す画像を示す静止画像である場合を例に挙げて説明するが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、動画像(いわゆる映像)に対しても同様に、以下の処理を行うことができる。
情報処理装置100は、例えば、以下の(0)の処理を行う前提の下、例えばユーザ操作に基づいて、選択的に(1)の処理、(2)の処理を行うことによって、表示設定におけるユーザの利便性向上を図る。
(0)基本設定に基づく表示処理
情報処理装置100は、表示画面に表示させるコンテンツデータに基づいて、当該コンテンツデータに対して設定する表示設定の基本となる基本設定を設定し、設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、以下の(0−1)の処理〜(0−4)の処理によって、コンテンツデータに対応する基本設定を設定し、設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。
情報処理装置100は、表示画面に表示させるコンテンツデータに基づいて、当該コンテンツデータに対して設定する表示設定の基本となる基本設定を設定し、設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、以下の(0−1)の処理〜(0−4)の処理によって、コンテンツデータに対応する基本設定を設定し、設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。
(0−1)コンテンツデータの解析処理
情報処理装置100は、表示画面に表示させるコンテンツデータを解析する。ここで、情報処理装置100がコンテンツデータの解析の結果得る情報としては、例えば、以下の情報が挙げられるが、コンテンツデータの解析の結果得る情報は、以下の情報に限られない。
<1>受信されたデジタルテレビジョン放送に基づくコンテンツデータを解析する場合
・番組のジャンルの情報
・番組のタイトルの情報
<2>外部記録媒体に記録されたコンテンツデータを解析する場合
・タイトルの情報
・入力ソースの情報(例えば、コーデックの情報やビットレートの情報など)
<3>記憶部に記憶されたコンテンツデータを解析する場合
・タイトル
・入力ソースの情報
情報処理装置100は、表示画面に表示させるコンテンツデータを解析する。ここで、情報処理装置100がコンテンツデータの解析の結果得る情報としては、例えば、以下の情報が挙げられるが、コンテンツデータの解析の結果得る情報は、以下の情報に限られない。
<1>受信されたデジタルテレビジョン放送に基づくコンテンツデータを解析する場合
・番組のジャンルの情報
・番組のタイトルの情報
<2>外部記録媒体に記録されたコンテンツデータを解析する場合
・タイトルの情報
・入力ソースの情報(例えば、コーデックの情報やビットレートの情報など)
<3>記憶部に記憶されたコンテンツデータを解析する場合
・タイトル
・入力ソースの情報
ここで、情報処理装置100は、上記<1>の場合、例えば、受信したデータ放送に含まれる情報や、コンテンツデータに含まれるPSI(Program Specific Information)やSI(Service Information)などの情報を解析することによって、解析結果を得るが、上記に限られない。また、情報処理装置100は、上記<2>、<3>の場合、コンテンツデータに含まれるメタ情報などを解析することによって、解析結果を得るが、上記に限られない。
(0−2)補足情報の取得処理
情報処理装置100は、補足情報を取得する。ここで、本発明の実施形態に係る補足情報とは、情報処理装置100が基本設定をよりユーザが所望する表示設定とするために用いる情報である。補足情報としては、例えば、情報処理装置100を操作しているユーザの情報や、コンテンツデータを表示させる時間の情報などが挙げられるが、上記に限られない。ここで、情報処理装置100は、例えば、下記に示す(0−3)の処理において、表示設定が記録された設定情報(後述する)の中から基本設定を抽出するための条件の1つとして補足情報を用いる。
情報処理装置100は、補足情報を取得する。ここで、本発明の実施形態に係る補足情報とは、情報処理装置100が基本設定をよりユーザが所望する表示設定とするために用いる情報である。補足情報としては、例えば、情報処理装置100を操作しているユーザの情報や、コンテンツデータを表示させる時間の情報などが挙げられるが、上記に限られない。ここで、情報処理装置100は、例えば、下記に示す(0−3)の処理において、表示設定が記録された設定情報(後述する)の中から基本設定を抽出するための条件の1つとして補足情報を用いる。
情報処理装置100は、例えば、情報処理装置100が備える操作デバイス(後述する操作部に対応する。)、または、当該操作部と同様の役目を果たす外部操作装置(例えば、リモートコントローラなど)を用いたユーザ操作に基づいて、補足情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、ユーザのユーザIDなどの入力操作に基づいて、上記ユーザの情報を取得することができる。また、情報処理装置100は、例えば、ユーザのコンテンツデータの視聴開始操作、再生開始操作に基づいて、上記コンテンツデータを表示させる時間の情報を取得することができる。なお、情報処理装置100における補足情報の取得方法は、上記に限られない。
なお、情報処理装置100が下記に示す(0−3)の処理において補足情報を用いない場合には、情報処理装置100は、(0−2)の処理を行わなくてもよい。上記の場合であっても、情報処理装置100は、上記(0−1)の処理の処理結果を設定情報の中から基本設定を抽出するための条件として用いることによって、基本情報を設定することができる。
(0−3)基本設定の抽出処理
情報処理装置100は、上記(0−1)の処理の解析結果、または、上記(0−1)の処理の解析結果および上記(0−2)の処理において取得された補足情報に基づいて、設定情報の中から基本設定を抽出する。
情報処理装置100は、上記(0−1)の処理の解析結果、または、上記(0−1)の処理の解析結果および上記(0−2)の処理において取得された補足情報に基づいて、設定情報の中から基本設定を抽出する。
ここで、本発明の実施形態に係る設定情報とは、表示画面に表示するコンテンツデータの表示設定が記録された情報である。設定情報には、例えば、予め記録された初期設定の情報や、ユーザにより設定された表示設定の情報(すなわち、表示設定の履歴の情報)が記録される。ここで、上記初期設定の情報は、例えば、コンテンツの種類(例えば、ニュース、スポーツ、映画など)ごとに記録されていてもよい。また、情報処理装置100は、例えば、上記初期設定の情報や上記表示設定の履歴の情報がデータベースの形式で記録された設定情報を記憶するが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、上記初期設定の情報や上記表示設定の履歴の情報それぞれをファイルの形式で記憶することもできる。以下では、情報処理装置100が、データベース形式の設定情報を記憶する場合を例に挙げて説明する。
情報処理装置100は、例えば、上記(0−1)の処理の解析結果などを検索条件として設定情報を検索することによって、条件に合致する表示設定を設定情報から抽出する。ここで、情報処理装置100における上記検索処理は、ユーザにより設定された表示設定の履歴から表示設定を抽出することに相当する。また、上記検索処理によって、表示設定が抽出されない場合には、情報処理装置100は、上記初期設定を設定情報から抽出する。
(0−4)基本設定の設定処理
情報処理装置100は、上記(0−3)の処理において抽出された表示設定を基本設定として設定し、基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。ここで、複数の表示設定が抽出された場合には、情報処理装置100は、例えば、設定情報に記録された日時がより新しい表示設定を基本設定とするが、上記に限られない。また、情報処理装置100は、表示設定をRAM(Random Access Memory)などに保持することによって、基準設定を設定するが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、情報処理装置100が備える記憶部(後述する)に基本設定を基本設定データとして記憶し、当該基本設定データを適宜読み出すことを基準設定の設定とすることもできる。
情報処理装置100は、上記(0−3)の処理において抽出された表示設定を基本設定として設定し、基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。ここで、複数の表示設定が抽出された場合には、情報処理装置100は、例えば、設定情報に記録された日時がより新しい表示設定を基本設定とするが、上記に限られない。また、情報処理装置100は、表示設定をRAM(Random Access Memory)などに保持することによって、基準設定を設定するが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、情報処理装置100が備える記憶部(後述する)に基本設定を基本設定データとして記憶し、当該基本設定データを適宜読み出すことを基準設定の設定とすることもできる。
図1は、設定された基本設定に基づいて表示画面に表示された画像の一例を示している。以下、例えば図1に示すように、情報処理装置100が、表示画面全体に対して1つの基本設定が適用してコンテンツデータを表示画面に表示させる表示を、「第1の表示」とよぶ。
情報処理装置100は、例えば、上記(0−1)の処理〜(0−4)の処理を行うことによって、コンテンツデータに対応する基本設定を設定し、設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。なお、本発明の実施形態に係る基本設定に基づく表示処理が、上記に限られないことは、言うまでもない。
(1)設定処理
情報処理装置100は、上記(0)の処理によって、コンテンツデータに基づいてユーザが過去に設定した表示設定、または、初期設定を自動的に選択して表示画面にコンテンツデータを表示させる。よって、情報処理装置100は、ユーザが所望する表示設定を自動的に設定することができる可能性が高い。また、その一方で、表示設定をユーザ自らの手で設定したいというニーズもある。そこで、情報処理装置100は、上記(0)の処理によって設定された基本設定を適宜変更するための設定処理を、例えばユーザ操作に応じて選択的に行う。
情報処理装置100は、上記(0)の処理によって、コンテンツデータに基づいてユーザが過去に設定した表示設定、または、初期設定を自動的に選択して表示画面にコンテンツデータを表示させる。よって、情報処理装置100は、ユーザが所望する表示設定を自動的に設定することができる可能性が高い。また、その一方で、表示設定をユーザ自らの手で設定したいというニーズもある。そこで、情報処理装置100は、上記(0)の処理によって設定された基本設定を適宜変更するための設定処理を、例えばユーザ操作に応じて選択的に行う。
ここで、本発明の実施形態に係るユーザ操作とは、ユーザが、例えば、操作キーやボタンなど情報処理装置100が備える操作デバイスを操作する(直接的なユーザ操作)、または、リモートコントローラなどのような外部装置を操作する(間接的なユーザ操作)ことを指す。
また、情報処理装置100は、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部を備え、例えば、操作信号に基づいて設定処理を選択的に行う。情報処理装置100が備える操作信号生成部としては、例えば、ユーザが操作可能な操作部(直接的なユーザ操作に対応)や、ユーザが操作可能なリモートコントローラなどの外部装置から送信される信号を受信する通信部(間接的なユーザ操作に対応)などが挙げられるが、上記に限られない。ここで、操作部は、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する(直接的な操作信号の生成)役目を果たし、また、通信部は、受信した信号に基づいて操作信号を生成する(間接的な操作信号の生成)役目を果たす。
以下では、情報処理装置100が、ユーザ操作に基づいて、ユーザ操作に応じた選択処理を行うことを示すが、情報処理装置100が、ユーザ操作に応じた操作信号を生成し、生成した操作信号に応じて処理を行うことについては、説明を省略する。また、以下では、図2〜図5を適宜参照して、情報処理装置100における設定処理について説明する。
(1−1)候補設定の生成処理
情報処理装置100は、ユーザ操作によって設定処理を開始すると、上記(0)の処理において設定された基本設定に基づいて、N−1個(Nは、2以上の正の整数)の候補設定を生成する。ここで、本発明の実施形態に係る候補設定とは、ユーザに対して候補画像を提示するための候補画像に対応する表示設定(すなわち、新たに設定する基本設定の候補となる表示設定。)である。情報処理装置100は、従来の技術のように、ユーザがユーザ自らの手で数値で表された調整値を選択させるのではなく、基本設定に基づいて自動的に候補設定を生成する。
情報処理装置100は、ユーザ操作によって設定処理を開始すると、上記(0)の処理において設定された基本設定に基づいて、N−1個(Nは、2以上の正の整数)の候補設定を生成する。ここで、本発明の実施形態に係る候補設定とは、ユーザに対して候補画像を提示するための候補画像に対応する表示設定(すなわち、新たに設定する基本設定の候補となる表示設定。)である。情報処理装置100は、従来の技術のように、ユーザがユーザ自らの手で数値で表された調整値を選択させるのではなく、基本設定に基づいて自動的に候補設定を生成する。
ここで、情報処理装置100は、例えば、1の輝度の値に対してN−1個の調整パラメータが対応付けて記録されたテーブルや、1の色合いの情報に対してN−1個の調整パラメータが対応付けて記録されたテーブルを記憶することによって、基本設定に基づいてN−1個の候補設定を生成することができるが、上記に限られない。また、情報処理装置100が生成する候補設定の数は、例えば、予め規定されたものとすることができるが、上記に限られず、ユーザ操作により選択されてもよい。
(1−2)分割領域への候補設定の設定処理
情報処理装置100は、上記(1−1)の処理においてN−1個の候補設定が生成されると、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割する。そして、情報処理装置100は、基本設定と候補設定とをそれぞれの分割領域に割り当て、コンテンツデータを表示画面に表示させる。以下、情報処理装置100が、表示画面を複数の分割領域に分割してコンテンツデータを表示させる表示を「第2の表示」とよぶ。ここで、情報処理装置100は、例えば、生成された候補設定の数に基づいて分割領域を生成するが、上記に限られない。例えば、候補設定の数が予め規定されている場合には、情報処理装置100は、分割領域を予め規定された領域として記憶しておくこともできる。
情報処理装置100は、上記(1−1)の処理においてN−1個の候補設定が生成されると、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割する。そして、情報処理装置100は、基本設定と候補設定とをそれぞれの分割領域に割り当て、コンテンツデータを表示画面に表示させる。以下、情報処理装置100が、表示画面を複数の分割領域に分割してコンテンツデータを表示させる表示を「第2の表示」とよぶ。ここで、情報処理装置100は、例えば、生成された候補設定の数に基づいて分割領域を生成するが、上記に限られない。例えば、候補設定の数が予め規定されている場合には、情報処理装置100は、分割領域を予め規定された領域として記憶しておくこともできる。
図2は、本発明の実施形態に係る第2の表示によりコンテンツデータが表示画面に表示された例を示している。ここで、図2は、情報処理装置100が分割領域A1、B1、C1、D1の4つの分割領域を生成してコンテンツデータを表示させた表示例を示しているが、本発明の実施形態に係る分割領域が4つに限られないことは、言うまでもない。以下では、情報処理装置100が、表示画面を4つの分割領域に分割する場合を例に挙げて説明する。
(1−3)選択処理
上記(1−2)の処理において第2の表示が行われると、ユーザは、ユーザ操作を行うことによって、分割領域の中からより好みに近い表示が行われている1つの分割領域を選択する。図3は、図2に示す分割領域B1がユーザ操作により選択された場合の一例を示している。1つの分割領域が選択されると、情報処理装置100は、例えば、図3に示すように設定選択画面Selを表示させ、さらなる表示設定が可能であることをユーザに伝達する。ここで、図3の設定選択画面Selの“輝度設定”とは、輝度の調整をさらに行うための設定項目である。また、図3の設定選択画面Selの“色合い設定”とは、色合いの調整をさらに行うための設定項目であり、図3の設定選択画面Selの“黒レベル設定”とは、黒レベルの調整をさらに行うための設定項目である。そして、図3の設定選択画面Selの“おまかせ”とは、例えば、情報処理装置100に分割領域B1の表示設定に基づいて再度第2の表示を行わせるための設定項目である。なお、本発明の実施形態に係る設定選択画面Selに表示される設定項目が、図3の例に限られないことは、言うまでもない。
上記(1−2)の処理において第2の表示が行われると、ユーザは、ユーザ操作を行うことによって、分割領域の中からより好みに近い表示が行われている1つの分割領域を選択する。図3は、図2に示す分割領域B1がユーザ操作により選択された場合の一例を示している。1つの分割領域が選択されると、情報処理装置100は、例えば、図3に示すように設定選択画面Selを表示させ、さらなる表示設定が可能であることをユーザに伝達する。ここで、図3の設定選択画面Selの“輝度設定”とは、輝度の調整をさらに行うための設定項目である。また、図3の設定選択画面Selの“色合い設定”とは、色合いの調整をさらに行うための設定項目であり、図3の設定選択画面Selの“黒レベル設定”とは、黒レベルの調整をさらに行うための設定項目である。そして、図3の設定選択画面Selの“おまかせ”とは、例えば、情報処理装置100に分割領域B1の表示設定に基づいて再度第2の表示を行わせるための設定項目である。なお、本発明の実施形態に係る設定選択画面Selに表示される設定項目が、図3の例に限られないことは、言うまでもない。
また、図2に示す分割領域B1の表示がユーザが所望する表示設定がなされた状態である場合には、例えば、ユーザによる決定ボタンの押下など所定のユーザ操作に基づいて、情報処理装置100は、選択された分割領域B1の表示設定を新たな基本設定とする。以下、情報処理装置100の選択処理の一例として、ユーザ操作によって、図3に示す“輝度設定”が選択された場合の処理と、輝度設定後に“色合い設定”を行う場合の処理との一例を示す。また、情報処理装置100は、その他の設定項目に対しても、以下に示す“輝度設定”、“色合い設定”の設定項目と同様の処理を行うことができる。
〔1〕第1の例:“輝度設定”を行う場合
図4は、分割領域B1において、図3に示す“輝度設定”が選択された場合において表示される表示画面の一例を示している。なお、図4では、各分割領域の表示の変化を表していないが、これは便宜上の表現であることは、言うまでもない。
図4は、分割領域B1において、図3に示す“輝度設定”が選択された場合において表示される表示画面の一例を示している。なお、図4では、各分割領域の表示の変化を表していないが、これは便宜上の表現であることは、言うまでもない。
図4に示すように、情報処理装置100は、図3に示す“輝度設定”が選択された場合には、分割領域B1に対応する表示設定(以下、「表示設定B1」という。)に基づいて、他の分割領域の表示設定を変更し、表示設定が変更された第2の表示にてコンテンツデータを表示画面に表示する。情報処理装置100は、例えば、図4の分割領域B1_1の表示設定を、表示設定B1よりも輝度が所定の値だけ低い値に設定する。よって、分割領域B1_1の表示は、分割領域B1よりも暗くなる。また、情報処理装置100は、例えば、図4の分割領域B1_2の表示設定を、表示設定B1よりも輝度が所定の値だけ高い値に設定する。よって、分割領域B1_2の表示は、分割領域B1よりも明るくなる。そして、情報処理装置100は、例えば、図4の分割領域B1_3の表示設定を、表示設定B1_1よりも輝度が所定の値だけ低い値に設定する。よって、分割領域B1_3の表示は、分割領域B1_1よりもさらに暗くなる。ここで、情報処理装置100は、例えば、各分割領域の輝度の値を予め規定された所定の値分上下させることによって、輝度を調整する。上記所定の値としては、例えば、一般的なユーザの目で輝度の変化が判定できる値(例えば、統計的に得られる値)が挙げられるが、上記に限られない。また、情報処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory)などに予め上記所定の値を記憶する。
上記のように、情報処理装置100は、選択された分割領域に対応する表示設定B1に基づいて新たな候補設定を生成し、表示設定B1と新たな候補設定とを各分割領域に割り当てる。よって、選択処理において表示設定B1は、上記(0)の処理において設定された基本設定と同様の役目を果たすこととなる。つまり、選択処理において選択された分割領域に対応する表示設定は、新たな基本設定の候補となる仮の基本設定と捉えることができる。以下、選択処理において選択された分割領域に対応する表示設定を「仮基本設定」とよぶ場合がある。
情報処理装置100は、分割領域ごとに輝度を調整し、例えば図4に示すように輝度が分割領域ごとに調整された新たな候補画像を表示画面を表示する。よって、ユーザは、新たな候補画像が表示された分割領域の中からより好みに近い表示が行われている1つの分割領域を選択することができる。
また、例えば、図4において1の分割領域が選択された場合には、情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて、例えば、図3に示すような設定選択画面Selを再度表示することができる(図示せず)。また、情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて、例えば、選択された分割領域の表示設定(仮基本設定)を新たな基本設定とすることもできる(後述する)。
〔2〕第2の例:“色合い設定”を行う場合
図5は、図4の表示画面において分割領域B1_2が選択され、かつ設定選択画面(図示せず)において“色合い設定”が選択された場合において表示される表示画面の一例を示している。つまり、図5は、分割領域B1_2に対応する表示設定が、仮基本設定である場合における表示画面の一例を示している。なお、図5では、各分割領域の表示の変化を表していないが、これは便宜上の表現であることは、言うまでもない。
図5は、図4の表示画面において分割領域B1_2が選択され、かつ設定選択画面(図示せず)において“色合い設定”が選択された場合において表示される表示画面の一例を示している。つまり、図5は、分割領域B1_2に対応する表示設定が、仮基本設定である場合における表示画面の一例を示している。なお、図5では、各分割領域の表示の変化を表していないが、これは便宜上の表現であることは、言うまでもない。
“色合い設定”が選択された場合には、情報処理装置100は、図5に示すように、分割領域B1_2に対応する表示設定(以下、「表示設定B1_2」という。)に基づいて、他の分割領域の表示設定を変更し、表示設定が変更された第2の表示にてコンテンツデータを表示画面に表示する。情報処理装置100は、例えば、図5の分割領域B1_2_1の表示設定を、表示設定B1_2よりも赤色が強い表示設定に設定する。よって、分割領域B1_2_1の表示は、分割領域B1_2よりも赤色がより強いものとなる。また、情報処理装置100は、例えば、図5の分割領域B1_2_2の表示設定を、表示設定B1_2よりも青色が強い表示設定に設定する。よって、分割領域B1_2_2の表示は、分割領域B1_2よりも青色がより強いものとなる。そして、情報処理装置100は、例えば、図5の分割領域B1_2_3の表示設定を、表示設定B1_2_1よりも青色が強い表示設定に設定する。よって、分割領域B1_2_3の表示は、分割領域B1_2_1よりも青色がより強いものとなる。
上記のように、情報処理装置100は、選択された分割領域に対応する表示設定B1_2に基づいて新たな候補設定を生成し、表示設定B1_2と新たな候補設定とを各分割領域に割り当てる。そして、情報処理装置100は、例えば図5に示すように色合いが分割領域ごとに調整された新たな候補画像を表示画面を表示する。よって、ユーザは、新たな候補画像が表示された分割領域の中からより好みに近い表示が行われている1つの分割領域を選択することができる。
情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて例えば上記のような選択処理を行うことによって、新たな基本設定の候補となる仮基本設定を適宜変更しつつ設定することができる。
(1−4)新たな基本設定の設定処理
情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて、設定された仮基本設定を新たな基本設定として設定する。また、情報処理装置100は、新たな基本設定を設定情報に記録する。よって、設定情報には、ユーザが選択した表示設定の履歴が記憶されることとなり、また、当該表示設定の履歴は、上記(0)の処理において活用される。このとき、情報処理装置100は、新たな基本設定とともに、補足情報を設定情報に併せて記録することもできる。
情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて、設定された仮基本設定を新たな基本設定として設定する。また、情報処理装置100は、新たな基本設定を設定情報に記録する。よって、設定情報には、ユーザが選択した表示設定の履歴が記憶されることとなり、また、当該表示設定の履歴は、上記(0)の処理において活用される。このとき、情報処理装置100は、新たな基本設定とともに、補足情報を設定情報に併せて記録することもできる。
なお、例えば、キャンセルボタンの押下など設定処理を取り消すための所定のユーザ操作が行われた場合には、情報処理装置100は、当該ユーザ操作に基づいて、仮基本設定を新たな基本設定とは設定しない。上記の場合には、基本設定の変更は行われず、上記(0)の処理で設定された表示設定(基本設定)が、新たな基本設定として位置づけられる。また、上記の場合には、情報処理装置100は、例えば、設定情報の更新を行わない。
情報処理装置100は、例えば、上記(1−1)の処理〜(1−4)の処理を行うことによって、ユーザ操作に基づいて表示設定の設定を行うことができる。ここで、情報処理装置100は、従来の技術のようにユーザに数値で表された調整値を選択させるのではなく、ユーザに候補画像を選択させることによって、選択された候補画像に対応する表示設定を、新たな基本設定とする。よって、情報処理装置100を用いるユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合よりも、より直感的に所望する表示設定を設定することができる。したがって、情報処理装置100は、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
(2)新たな基本設定に基づく表示処理
情報処理装置100は、上記(1)の処理によって新たに設定された基本設定に基づいて第1の表示によりコンテンツデータを表示画面に表示させる。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、上記(0−4)の処理と同様の処理を行うことによって、上記(1)の処理によって新たに設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。
情報処理装置100は、上記(1)の処理によって新たに設定された基本設定に基づいて第1の表示によりコンテンツデータを表示画面に表示させる。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、上記(0−4)の処理と同様の処理を行うことによって、上記(1)の処理によって新たに設定された基本設定に基づいてコンテンツデータを表示画面に表示させる。
情報処理装置100は、例えば、上記(0)の処理(基本設定に基づく表示処理)によって表示画面に表示させるコンテンツデータに基づいて基本設定を設定して第1の表示にてコンテンツデータを表示画面に表示させる。また、情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて選択的に上記(1)の処理(設定処理)を行って新たな基本設定を設定し、上記(2)の処理(新たな基本設定に基づく表示処理)によって、新たに設定された基本設定に基づく第1の表示にてコンテンツデータを表示画面に表示させる。
ここで、情報処理装置100は、上記(1)の処理において、従来の技術のようにユーザに数値で表された調整値を選択させるのではなく、ユーザに候補画像を選択させることによって、選択された候補画像に対応する表示設定を行う。よって、情報処理装置100を用いるユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合よりも、より直感的に所望する表示設定を設定することができる。また、情報処理装置100は、候補画像をユーザに選択させることによって表示設定を行うので、仮に情報処理装置100を用いるユーザが表示設定の各項目に精通したユーザではない場合であっても、当該ユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合よりもより容易に表示設定を行うことが可能となる。さらに、情報処理装置100を用いるユーザは、表示設定に際して、従来の情報処理装置のように、ユーザが調整値を一つ一つ設定する必要はない。したがって、情報処理装置100は、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
[情報処理装置100における処理の一例]
次に、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための情報処理装置100における処理について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100における処理の一例を示す流れ図である。ここで、図6は、情報処理装置100においてコンテンツデータの再生が開始される場合における処理の一例を示している。
次に、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための情報処理装置100における処理について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100における処理の一例を示す流れ図である。ここで、図6は、情報処理装置100においてコンテンツデータの再生が開始される場合における処理の一例を示している。
情報処理装置100は、コンテンツデータを解析する(S100)。また、情報処理装置100は、補足情報を取得する(S102)。ここで、ステップS100の処理は、上記(0−1)の処理に相当し、また、ステップS102の処理は、上記(0−2)の処理に相当する。
情報処理装置100は、ステップS100の解析結果、または、当該解析結果およびステップS102において取得された補足情報に基づいて、設定情報から表示設定を抽出する(S104)。ここで、ステップS104の処理は、上記(0−3)の処理に相当する。
ステップS104において設定情報から表示設定の抽出が行われると、情報処理装置100は、抽出結果に基づいて、表示設定が抽出されたか否かを判定する(S106)。ステップS104の処理によって抽出された表示設定は、ユーザ操作に基づいて過去に設定された表示設定、すなわち、ユーザが所望する表示設定である可能性が高い。よって、ステップS106において表示設定が抽出されたと判定された場合には、情報処理装置100は、抽出された表示設定を基本設定とする(S108)。
また、ステップS106において表示設定が抽出されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、例えば設定情報に記録された初期設定を基本設定とする(S110)。
ここで、ステップS106〜ステップS110の処理は、上記(0−4)の処理の一部に相当する。
ステップS108、またはステップS110において基本設定が行われると、情報処理装置100は、表示設定を行うか否かを判定する(S112)。ここで、情報処理装置100は、ユーザ操作に応じた操作信号の検出結果に基づいてステップS112の判定を行うが、上記に限られない。
ステップS112において表示設定を行うと判定されない場合には、情報処理装置100は、コンテンツデータを設定された基本設定で表示する(S116)。ここで、ステップS116における第1の表示に係る基本設定がステップS108、またはステップS116において設定された基本設定である場合、ステップS116の処理は、上記(0−4)の処理の一部に相当する。
また、ステップS112において表示設定を行うと判定された場合には、情報処理装置100は、設定処理を行う(S114)。ここで、ステップS114の処理は、上記(1)の処理に相当する。そして、情報処理装置100は、コンテンツデータを、ステップS114において設定された新たな基本設定で表示する(S116)。
〔設定処理の一例〕
図7は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100における設定処理の一例を示す流れ図である。ここで、図7では示していないが、例えば、キャンセルボタンの押下など設定処理を取り消すための所定のユーザ操作が行われた場合には、情報処理装置100は、図7に示す設定処理を終了させることができる。
図7は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100における設定処理の一例を示す流れ図である。ここで、図7では示していないが、例えば、キャンセルボタンの押下など設定処理を取り消すための所定のユーザ操作が行われた場合には、情報処理装置100は、図7に示す設定処理を終了させることができる。
情報処理装置100は、設定されている基本設定を基準として(N−1)種類の候補設定を生成する(S200)。ここで、ステップS200の処理は、上記(1−1)の処理に相当する。
ステップS200において候補設定が生成されると、情報処理装置100は、N個の分割領域を生成し(S202)、基本設定および候補設定のN種類の表示設定を分割領域に割り当てる(S204)。
そして、情報処理装置100は、分割領域ごとの各表示設定でコンテンツデータを表示画面に表示させる(S206)。ここで、ステップS202〜ステップS206の処理は、上記(1−2)の処理に相当する。
ステップS206において第2の表示によるコンテンツデータの表示が行われると、情報処理装置100は、例えばユーザ操作に基づいて、1の分割領域が選択されたか否かを判定する(S208)。ステップS208において分割領域が選択されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、分割領域が選択されたと判定されるまで処理を進めない。
また、ステップS208において分割領域が選択されたと判定された場合には、情報処理装置100は、選択された分割領域の表示設定を仮基準設定とする(S210)。
ステップS210において仮基準設定が設定されると、情報処理装置100は、例えばユーザ操作に基づいて、設定処理を終了するか否かを判定する(S212)。
<設定処理を終了しない場合>
ステップS212において設定処理を終了すると判定されない場合には、情報処理装置100は、設定項目が選択されたか否かを判定する(S214)。ここで、ステップS220において設定項目が選択されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、ステップS212からの処理を繰り返す。
ステップS212において設定処理を終了すると判定されない場合には、情報処理装置100は、設定項目が選択されたか否かを判定する(S214)。ここで、ステップS220において設定項目が選択されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、ステップS212からの処理を繰り返す。
また、ステップS214において設定項目が選択されたと判定された場合には、情報処理装置100は、仮基本設定と選択された設定項目に基づいて、ステップS200と同様に、(N−1)種類の新たな候補設定を生成する(S216)。
ステップS216において新たな候補設定が生成されると、情報処理装置100は、ステップS204と同様に、仮基本設定および新たな候補設定のN種類の表示設定を分割領域に割り当てる(S218)。
そして、情報処理装置100は、ステップS206からの処理を繰り返す。よって、表示画面には、設定された仮基本設定に基づく第2の表示にてコンテンツデータが表示されることとなる。ここで、ステップS208〜ステップS218の処理は、上記(1−3)の処理に相当する。
<設定処理を終了する場合>
ステップS212において設定処理を終了すると判定された場合には、情報処理装置100は、仮基本設定を新たな基本設定とし、当該新たな基本設定を設定情報に記録する(S220)。また、情報処理装置100は、上記新たな基本設定と併せて、補足情報を設定情報に記録する(S222)。ここで、ステップS220およびステップS222の処理は、上記(1−4)の処理に相当する。
ステップS212において設定処理を終了すると判定された場合には、情報処理装置100は、仮基本設定を新たな基本設定とし、当該新たな基本設定を設定情報に記録する(S220)。また、情報処理装置100は、上記新たな基本設定と併せて、補足情報を設定情報に記録する(S222)。ここで、ステップS220およびステップS222の処理は、上記(1−4)の処理に相当する。
ステップS220、ステップS222において基本設定および補足情報が記録されると、情報処理装置100は、表示画面の分割表示(第2の表示)を解除する(S224)。
情報処理装置100は、例えば図7に示す処理によって、上記(1)の処理(設定処理)を実現する。なお、本発明の実施形態に係る設定処理は、図7に示す処理に限られない。例えば、上記(0)の処理において補足情報を用いない場合には、情報処理装置100は、ステップS222の処理を行わなくてもよい。
再度図6を参照して本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理について説明する。ステップS114において新たな基本設定が設定されると、情報処理装置100は、コンテンツデータを設定された基本設定(新たな基本設定)で表示する(S116)。よって、表示画面には、ステップS114にてユーザ操作に基づいて設定された表示設定が反映された状態で、コンテンツデータが第1の表示にて表示される。
ステップS116において、コンテンツデータを設定された基本設定(ステップS106、ステップS108、あるいはステップS114で設定された基本設定)で表示させると、情報処理装置100は、コンテンツデータの再生を終了するか否かを判定する(S18)。ここで、情報処理装置100は、例えば、ユーザ操作に応じた操作信号に基づいてステップS118の判定を行うが、上記に限られない。
ステップS118においてコンテンツデータの再生を終了すると判定されない場合には、情報処理装置100は、ステップS112からの処理を繰り返す。また、ステップS118においてコンテンツデータの再生を終了すると判定された場合には、情報処理装置100は、コンテンツデータの再生を終了して処理を終了する。
情報処理装置100は、例えば図6に示す処理によって、上記(0)の処理〜(2)の処理を実現する。したがって、情報処理装置100は、例えば図6に示す処理によって、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。なお、本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理が、図6に示す処理に限られないことは、言うまでもない。
(本発明の実施形態に係る情報処理装置)
次に、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行うことが可能な構成について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を説明するための説明図である。ここで、図8は、情報処理装置100が、コンテンツデータを表示可能な表示部を備える構成を示しているが、上記に限られない。例えば、本発明の実施形態に係る情報処理装置は、表示部を備えず、外部装置としての表示装置にコンテンツデータを表示させる構成とすることもできる。
次に、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行うことが可能な構成について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を説明するための説明図である。ここで、図8は、情報処理装置100が、コンテンツデータを表示可能な表示部を備える構成を示しているが、上記に限られない。例えば、本発明の実施形態に係る情報処理装置は、表示部を備えず、外部装置としての表示装置にコンテンツデータを表示させる構成とすることもできる。
情報処理装置100は、通信部102と、コンテンツデータ受信部104と、記憶部106と、制御部108と、操作部110と、表示部112とを備える。
また、情報処理装置100は、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)などを備えてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により各構成要素間を接続することができる。
ここで、ROMは、制御部108が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAMは、制御部108により実行されるプログラムや、設定された基本設定などを一次記憶する。
〔情報処理装置100のハードウェア構成例〕
図9は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図9を参照すると、情報処理装置100は、例えば、CPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作デバイス160と、表示デバイス162と、映像信号処理回路164と、映像入力インタフェース166と、通信インタフェース168とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス170で各構成要素間を接続する。
図9は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図9を参照すると、情報処理装置100は、例えば、CPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作デバイス160と、表示デバイス162と、映像信号処理回路164と、映像入力インタフェース166と、通信インタフェース168とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス170で各構成要素間を接続する。
CPU150は、CPU(Central Processing Unit)や、制御機能を実現するための複数の回路が集積された集積回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する制御部108として機能する。また、CPU150は、情報処理装置100において、後述するコンテンツデータ解析部120、設定処理部122、表示制御部124としての役目を果たすこともできる。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶し、また、RAM154は、CPU150により実行されるプログラムや、設定された基本設定などを一次記憶する。
記録媒体156は、記憶部106として機能する。記録媒体156には、例えば、初期設定が記録された初期設定データベース(以下、データベースを「DB」として示す。)や、ユーザ操作に基づく表示設定が記録された設定履歴DB、コンテンツデータ、候補設定の生成用の各種テーブル、アプリケーションなどが記憶される。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)が挙げられるが、上記に限られない。
入出力インタフェース158は、例えば、操作デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作デバイス160は操作部110として機能し、また、表示デバイス162は表示部112として機能する。ここで、操作デバイス160は、(直接的な)ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部としての役目を果たす。また、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子およびコントローラなどが挙げられるが、上記に限られない。また、操作デバイス160としては、例えば、ボタンや方向キー、あるいはこれらの組み合わせなどが挙げられるが、上記に限られない。また、表示デバイス162としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display。液晶ディスプレイ)や有機ELディスプレイ(organic ElectroLuminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられるが、上記に限られない。
映像信号処理回路164は、コンテンツデータに対して表示設定(基本設定、仮基本設定、候補設定など)に応じたデコード処理など様々な処理を施す。ここで、映像信号処理回路164が処理するコンテンツデータとしては、例えば、コンテンツデータ受信部104として機能する映像入力インタフェース166から伝達されるコンテンツデータや、通信部102として機能する通信インタフェースが受信したコンテンツデータ、または、記憶部106に記憶されたコンテンツデータが挙げられる。ここで、映像信号処理回路164は、例えば、制御部108を構成する表示制御部124としての役目を果たす
通信インタフェース168は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(または直接的に)外部装置と通信を行う通信部102として機能する。通信インタフェース168としては、例えば、ユーザが操作可能なリモートコントローラなどの外部装置から送信される信号を無線で受信する赤外線通信ポートおよび受信回路や、ネットワークを介してサーバなどの外部装置と通信を行うLAN端子および送受信回路などが挙げられるが、上記に限られない。また、ネットワークとしては、例えば、LAN(Local Area Network)などの有線ネットワーク、無線MAN(WMAN;Wireless Metropolitan Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられるが、上記に限られない。
また、通信インタフェース168が、リモートコントローラなどの外部装置から送信される信号を無線で受信する赤外線通信ポートおよび受信回路を備える場合、通信インタフェース168は、(間接的な)ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部としての役目を果たす。
情報処理装置100は、例えば図9に示すようなハードウェア構成によって、上述した本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行う。なお、本発明の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成が、図9に示す構成に限られないことは、言うまでもない。例えば、情報処理装置100は、表示デバイスを備えず、コンテンツデータを外部装置としての表示装置へと出力する映像出力インタフェース(図示せず)をさらに備える構成とすることもできる。ここで、映像出力インタフェース(図示せず)としては、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)など映像信号および音声信号(コンテンツデータの一例)を共に伝送可能な通信インタフェースや、D端子を用いた通信インタフェースおよび光デジタル音声端子を用いた通信インターフェースなど、映像信号と音声信号とをそれぞれ伝送する通信インタフェースが挙げられるが、上記に限られない。
再度図9を参照して、情報処理装置100の構成要素について説明する。通信部102は、情報処理装置100が備える通信手段であり、直接的に、またはネットワークなどを介して間接的に外部装置と通信を行う役目を果たす。通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、例えば、リモートコントローラなどユーザ操作が可能な外部装置から送信されるユーザ操作に応じた外部操作信号を受信し、受信した外部操作信号に基づく操作信号を制御部108に伝達することができる。よって、通信部102は、情報処理装置100において、(間接的な)ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部としての役目を果たす。
また、通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、サーバなどの外部装置から処理を行うためのアプリケーションや、コンテンツデータなど様々なデータを取得することができる。ここで、通信部102としては、例えば、赤外線通信ポートおよび受信回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、上記に限られない。
コンテンツデータ受信部104は、例えば、放送局や外部装置から送信されるコンテンツデータを受信する。
記憶部106は、情報処理装置100が備える記憶手段である。ここで、記憶部106としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられるが、上記に限られない。
また、記憶部106には、例えば、初期設定が記録された初期設定DBや、ユーザ操作に基づく表示設定が記録された設定履歴DB、コンテンツデータ、候補設定の生成用の各種テーブル、アプリケーションなどが記憶される。ここで、初期設定DBと設定履歴DBは、本発明の実施形態に係る設定情報に相当する。ここで、図8では、初期設定DB140、設定履歴DB142、コンテンツデータA144、コンテンツデータB146、…が記憶部106に記憶されている例を示しているが、上記に限られない。
制御部108は、例えば、CPUや、制御機能や映像処理機能を実現するための複数の回路が集積された集積回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部108は、コンテンツデータ解析部120、設定処理部122、表示制御部124を備え、図6、図7に示すような本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行う役目を果たす。
コンテンツデータ解析部120は、上記(0−1)の処理を行う役目を果たし、表示画面に表示させるコンテンツデータを解析する。
設定処理部122および表示制御部124は、上記(0)の処理〜(2)の処理を主導的に行う役目を果たす。
設定処理部122は、基本設定部130と、候補設定生成部132とを備え、例えば、基本設定や仮基本設定の設定処理や、候補設定の生成処理、表示制御部124における表示(第1の表示/第2の表示)の制御などを行う。基本設定部130は、基本設定を設定する役目を果たす。より具体的には、基本設定部130は、コンテンツデータ解析部120の解析結果や記憶する設定情報(例えば、初期設定DB140、設定履歴DB142)に基づいて、基本設定を設定する。また、基本設定部130は、例えばユーザ操作に応じた操作信号に基づいて、仮基本設定の設定処理や、当該仮基本設定を新たな基本設定へと設定する処理を行う。
また、候補設定生成部132は、例えばユーザ操作に応じた操作信号に基づいて、基本設定または仮基本設定に基づく候補設定を生成する。
表示制御部124は、例えば設定処理部122により制御され、基本設定に基づく第1の表示、または、基本設定(または仮基本設定)および候補設定に基づく第2の表示を選択的に切り替えて、コンテンツデータを表示画面に表示させる。
制御部108は、コンテンツデータ解析部120、設定処理部122、および表示制御部124を備えることによって、例えば図6、図7に示す本発明の実施形態に係る利便性向上アプローチを実現するための処理を行うことができる。よって、情報処理装置100は、制御部108を備えることによって、上記(0)の処理〜(2)の処理を実現することができる。
操作部110は、ユーザによる操作を可能とする情報処理装置100が備える操作手段であり、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する。つまり、操作部110は、情報処理装置100において(直接的な)ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部としての役目を果たす。情報処理装置100は、操作部110を備えることによって、例えば、図2〜図5に示すような設定処理や、ユーザが所望する処理(ユーザ操作に応じた操作信号に基づく処理)を行うことができる。ここで、操作部110としては、例えば、キーボードやマウスなどの操作デバイスや、ボタン、方向キー、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられるが、上記に限られない。
表示部112は、情報処理装置100が備える表示手段であり、表示画面に様々な情報を表示する。表示部112の表示画面に表示される画面としては、例えば、図1に示すようなコンテンツデータに基づくコンテンツが表示された表示画面(第1の表示による表示画面)や、図2〜図5に示すような設定処理に係る表示画面(第2の表示による表示画面)、所望する動作を情報処理装置100に対して行わせるための操作画面などが挙げられるが、上記に限られない。ここで、表示部112としては、例えば、LCDや有機ELディスプレイなどが挙げられるが、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、表示部112を、ユーザ操作が可能なタッチスクリーンで構成することもできる。上記の場合には、表示部112は、ユーザ操作および表示の双方が可能な操作表示部として機能することとなる。
情報処理装置100は、例えば図8に示す構成によって、上記(0)の処理〜(2)の処理を実現する。したがって、情報処理装置100は、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る情報処理装置100は、上述した(0)の処理(基本設定に基づく表示処理)を行い、表示画面に表示させるコンテンツデータに対応する基本設定を設定し、設定された基本設定に基づいて、第1の表示にてコンテンツデータを表示画面に表示させる。また、情報処理装置100は、ユーザ操作に基づいて選択的に上記(1)の処理(設定処理)を行って新たな基本設定を設定し、上記(2)の処理(新たな基本設定に基づく表示処理)によって、新たに設定された基本設定に基づく第1の表示にてコンテンツデータを表示画面に表示させる。ここで、情報処理装置100は、上述した(1)の処理において、従来の技術のようにユーザに数値で表された調整値を選択させるのではなく、ユーザに候補画像を選択させることによって、選択された候補画像に対応する表示設定を、新たな基本設定として設定する。よって、情報処理装置100を用いるユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合よりも、より直感的に所望する表示設定を設定することができる。また、情報処理装置100は、候補画像をユーザに選択させることによって表示設定を行うので、仮に情報処理装置100を用いるユーザが表示設定の各項目に精通したユーザではない場合であっても、当該ユーザは、従来の情報処理装置を用いる場合よりもより容易に表示設定を行うことが可能となる。さらに、情報処理装置100を用いるユーザは、表示設定に際して、従来の情報処理装置のように、ユーザが調整値を一つ一つ設定する必要はない。したがって、情報処理装置100は、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態として情報処理装置100を挙げて説明したが、本発明の実施形態は、かかる形態に限られない。本発明の第1の実施形態は、例えば、ハードディスクレコーダやDVDレコーダ、Blu−ray(登録商標)レコーダなどのような映像記録/再生装置、PCなどのコンピュータ、LCDや有機ELディスプレイなどのような表示装置、テレビジョン放送を受信し表示画面に画像(動画像/静止画像)を表示可能なテレビ受像機、携帯電話などのような携帯型通信装置など、様々な機器に適用することができる。
(本発明の実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本発明の実施形態に係る情報処理装置100として機能させるためのプログラムによって、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
コンピュータを、本発明の実施形態に係る情報処理装置100として機能させるためのプログラムによって、表示設定におけるユーザの利便性向上を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 情報処理装置
102 通信部
104 コンテンツデータ受信部
106 記憶部
108 制御部
110 操作部
112 表示部
120 コンテンツデータ解析部
122 設定処理部
124 表示制御部
130 基本設定部
132 候補設定生成部
102 通信部
104 コンテンツデータ受信部
106 記憶部
108 制御部
110 操作部
112 表示部
120 コンテンツデータ解析部
122 設定処理部
124 表示制御部
130 基本設定部
132 候補設定生成部
Claims (6)
- 表示画面に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの表示設定が記録された設定情報を記憶する記憶部と、
ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部と、
表示画面に表示させるコンテンツデータを解析するコンテンツデータ解析部と、
コンテンツデータ解析部の解析結果と前記設定情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示設定の基本となる基本設定を設定する基本設定部と、
前記基本設定に基づくN−1(Nは、2以上の正の整数)種類の候補設定を、前記操作信号に応じて選択的に生成する候補設定生成部と、
前記基本設定にて前記コンテンツデータを表示画面に表示させる第1の表示と、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割し、前記分割領域に前記基本設定と前記候補設定とを割り当てて前記コンテンツデータを表示画面に表示させる第2の表示とを、前記操作信号に基づいて選択的に切り替える表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部が前記第2の表示にて前記コンテンツデータを表示画面に表示させているときにおいて、1の分割領域が選択されたことを示す操作信号を前記操作信号生成部が生成した場合には、
前記基本設定部は、選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定し、
前記候補設定生成部は、前記仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成し、
前記表示制御部は、前記仮基本設定と前記候補設定とを前記分割領域に割り当て、新たな第2の表示として前記コンテンツデータを表示画面に表示させることを特徴とする、情報処理装置。 - 前記操作信号生成部が、選択された分割領域の表示設定を新たな基本設定とすることを示す操作信号を生成した場合において、
前記基本設定部は、前記選択された分割領域に対応する仮基本設定を新たな基本設定として設定し、
前記表示制御部は、前記新たな基本設定に基づく第1の表示にて前記コンテンツデータを表示画面に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記基本設定部は、前記新たな基本設定を前記設定情報に記録することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記基本設定部は、前記新たな基本設定を補足する補足情報を、前記新たな基本設定と共に前記設定情報に記録することを特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
- 表示画面に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの表示設定が記録された設定情報を記憶する記憶部と、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部とを備える情報処理装置に適用可能な表示制御方法であって、
表示画面に表示させるコンテンツデータを解析するステップと、
前記解析するステップにおける解析結果と前記設定情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示設定の基本となる基本設定を設定するステップと、
前記基本設定に基づくN−1(Nは、2以上の正の整数)種類の候補設定を、前記操作信号に応じて選択的に生成するステップと、
前記基本設定にて前記コンテンツデータを表示画面に表示させる第1の表示と、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割し、前記分割領域に前記基本設定と前記候補設定とを割り当てて前記コンテンツデータを表示画面に表示させる第2の表示とを、前記操作信号に基づいて選択的に切り替えるステップと、
前記第2の表示にて前記コンテンツデータが表示画面に表示されている場合において、1の分割領域が選択されたことを示す操作信号を検出するステップと、
前記検出するステップの検出結果に基づいて、選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定するステップと、
前記仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成するステップと、
前記仮基本設定と前記候補設定とを前記分割領域に割り当て、新たな第2の表示として前記コンテンツデータを表示画面に表示させるステップと、
を有することを特徴とする、表示制御方法。 - 表示画面に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの表示設定が記録された設定情報を記憶する記憶部と、ユーザ操作に応じた操作信号を生成する操作信号生成部とを備える情報処理装置に適用可能なプログラムであって、
表示画面に表示させるコンテンツデータを解析するステップ、
前記解析するステップにおける解析結果と前記設定情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示設定の基本となる基本設定を設定するステップ、
前記基本設定に基づくN−1(Nは、2以上の正の整数)種類の候補設定を、前記操作信号に応じて選択的に生成するステップ、
前記基本設定にて前記コンテンツデータを表示画面に表示させる第1の表示と、表示画面をN個の選択可能な分割領域に分割し、前記分割領域に前記基本設定と前記候補設定とを割り当てて前記コンテンツデータを表示画面に表示させる第2の表示とを、前記操作信号に基づいて選択的に切り替えるステップ、
前記第2の表示にて前記コンテンツデータが表示画面に表示されている場合において、1の分割領域が選択されたことを示す操作信号を検出するステップ、
前記検出するステップの検出結果に基づいて、選択された分割領域に対応する表示設定を仮基本設定として設定するステップ、
前記仮基本設定に基づくN−1種類の候補設定を生成するステップ、
前記仮基本設定と前記候補設定とを前記分割領域に割り当て、新たな第2の表示として前記コンテンツデータを表示画面に表示させるステップ、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008330509A JP2010154257A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008330509A JP2010154257A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010154257A true JP2010154257A (ja) | 2010-07-08 |
Family
ID=42572803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008330509A Pending JP2010154257A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010154257A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
- 2008-12-25 JP JP2008330509A patent/JP2010154257A/ja active Pending
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