JP2010146165A - 性能トラブル切り分け支援プログラム及び性能トラブル切り分け支援装置 - Google Patents

性能トラブル切り分け支援プログラム及び性能トラブル切り分け支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】情報システムの性能トラブルの原因を切り分けるためにユーザに問い合わせる質問の順序を最適化し、性能トラブルの原因切り分けに時間がかからないようにする。
【解決手段】情報システムの構成要素の稼動情報をCMDB40により取得し、情報システムの障害原因をある特定の仮説に絞り込むためにユーザに問い合わせるための質問項目を複数含んでいる仮説絞り込み情報と、該仮説絞り込み情報に含まれる複数の仮説のそれぞれについて、仮説を検証するために必要となる情報を含む仮説検証情報を切り分け情報DB30に格納する。項目最適化機能部20は、切り分け情報DB30に格納されている仮説検証情報とCMDB40に格納されている稼動情報を参照して、前記質問項目を優先順位付けするために必要となる優先順位付け情報を作成し、該優先順位付け情報を基に、前記仮説絞り込み情報に含まれる質問項目を優先順位付けする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報ステムの運用管理に係わり、特に、情報システムの性能トラブルの原因を切り分けるための質問項目を最適化する性能トラブル切り分け支援プログラム及び性能トラブル切り分け支援装置に関する。
IT(Information Technology)システム、いわゆる情報システムは、年々、大規模、複雑になっており、それに伴い、性能トラブル(障害)が発生した場合、その原因は多様化している。このため、性能トラブルの原因を特定するのが、年々困難になってきている。
ITシステムの障害原因究明には、通常、故障診断用のエキスパートシステムが利用される。故障診断用のエキスパートシステムとしては、ロボットコントローラを対象とした故障診断エキスパートシステムが知られている(特許文献1参照)。この故障診断用エキスパートシステムは、ある知識表現モデルに基づいて知識ベースを構築し、その知識ベースを基に推論の流れをコントロールするように構成されている。
また、対話システムにおいて、ユーザの情報要求を高精度に特定することができるようにする装置も知られている(特許文献2参照)この装置は、過去の対話データから得られる統計的基準を用いて、1つ以上のユーザ情報要求候補にスコアを付け、スコアの高い候補を優先的なユーザ情報要求とすることで、ユーザの情報要求内容を高精度で取得できるようにしている。
特開平6−222922号公開公報 特開2004−354787号公開公報
上述したように、ITシステム(情報システム)の性能トラブルは多様化してきており、その原因を特定することが困難になってきている。従来の故障診断エキスパートシステムは、システム管理者に、原因を特定するために必要となる質問を順次行い、原因を絞り込んでいくような手法を採用していた。しかしながら、質問の順番が最適化されていないために、性能トラブルの原因を切り分けるまでに時間を要する場合が多かった。
本発明の目的は、情報システムの性能トラブルの原因を切り分けるための質問項目の順序を最適化して、情報システムの性能トラブルの早期復旧を実現できるようにすることである。
本発明の性能トラブル切り分け支援プログラムは、コンピュータを、情報システムに性能トラブルが発生した場合に、対話形式で、ユーザに質問を問い合わせることで、該性能トラブルの原因を切り分ける性能トラブル切り分け支援装置として機能させるプログラムを前提とする。
本発明の性能トラブル切り分け支援プログラムの第1の態様は、コンピュータに、情報システムの構成要素の稼動情報を取得する稼動情報取得ステップと、記憶手段に格納されている、情報システムの障害原因をある特定の仮説に絞り込むためにユーザに問い合わせるための質問項目を複数含んでいる仮説絞り込み情報と、該仮説絞り込み情報に含まれる複数の仮説のそれぞれについて、仮説を検証するために必要となる情報を含む仮説検証情
報と、前記稼動情報取得ステップによって取得された稼動情報を参照して、前記質問項目を優先順位付けするために必要となる優先順位付け情報を作成し、該優先順位付け情報を基に、前記仮説絞り込み情報に含まれる質問項目を優先順位付けする質問項目最適化ステップと、を備える処理を、コンピュータに実行させる。
上記第1の態様の性能トラブル切り分け支援プログラムによれば、情報システムに性能トラブルが発生した場合にその性能トラブルの原因を切り分けるためにユーザに問い合わせる質問項目を、情報システムの構成要素の稼動情報に基づいて優先度付けする。このため、前記質問項目の優先順位を最適化することが可能となる。
本発明の性能トラブル切り分け支援プログラムの第2の態様は、上記第1の性能トラブル切り分け支援プログラムにおいて、さらに、前記質問項目最適化手段によって優先順位付けされた質問項目を基に、優先順位が高い質問項目から順に、ユーザに質問する質問提示ステップの処理を、前記コンピュータに実行させる。
上記第2の態様の性能トラブル切り分け支援プログラムによれば、上記第1の性能トラブル切り分け支援プログラムによって優先順位付けがなされた質問項目を、優先順位が高い順から、ユーザに、例えば画面表示などにより提示するようにすることができる。このため、性能トラブルの原因の切り分けを迅速化することが可能となる。
本発明は、情報システムの現状に則して、情報システムの性能トラブルの原因の仮説を絞り込むための質問項目の優先順位を最適化する。このため、情報システムの性能トラブルの原因の切り分けを迅速化でき、該性能トラブルを早期に復旧することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。尚、以後の説明では、情報システムをITシステムと表現する。
[システム構成]
<第1の実施形態の構成>
図1は、本発明の第1の実施形態である性能トラブル切り分け支援装置のシステム構成を示すブロック図である。
図1に示す性能トラブル切り分け支援装置1は、切り分け支援情報表示機能部10、項目最適化機能部20、切り分け情報データベース(切り分け情報DB)30及びCMDB(Configuration Management Database)40を備えている。
切り分け支援情報表示機能部10は、切り分けに必要な質問をユーザに問い合わせる画面をディスプレイに表示する機能を有する。
項目最適化機能部(質問項目最適化機能部)20は、稼働CI抽出機能部21と稼動情報差分抽出機能部22を備えている。
稼働CI抽出機能部21は、CMDB40から稼働中のCI(Configuration Item)を抽出する。CIについては、後に、詳しく説明する。稼動情報差分抽出機能部22は、CMDB40を参照して、障害の前後でのCIの稼動情報の差分を抽出する。稼働CI抽出機能部21と稼動情報差分抽出機能部22の機能の詳細は後述する。
切り分け情報DB30は、仮説の段階的な絞り込みを実現するために設けられたデータベースである。切り分け情報DB30は、仮説絞り込み情報31、仮説検証情報32及び優先順位付け情報33を格納している。仮説絞り込み情報31は、障害原因を、ある特定
の仮説に絞り込むためにユーザに対して問い合わせる質問の内容に関する情報である。仮説検証情報32は、ある特定の仮説を検証するための具体的な手順に関する情報である。優先順位付け情報33は、後述する仮説検証情報32に含まれる仮説絞り込みシート311に対応付けられている情報であり、各仮説検証シート321を優先順位付けするために使用される。この優先順位付け情報33の構成の詳細は、後述する。
CMDB40は、ITIL(IT Infrastructure Library)の規格に準拠した構成管理データベース(CMDB)である。CMDBは、ITILにおいて、「ITサービスに関わる全てのCI(構成項目)を一元的に管理するデータベース」であると定義されている。ここで、CIには、ITシステムの構成要素であるハードウェア、ソフトウェア以外に、インシデントや変更要求などの各プロセスにて作成される帳票類、システム設計書やマニュアルなどの文書、契約書など、ITシステムに関係する全ての項目が該当する。本実施形態のCMDB40は、CIの稼動情報を格納しているCMDBである。このCIの稼動情報は、ITステムにおいて、現在稼動しているCIに関する情報である。CIの稼動情報は、例えば、「CIが起動中かどうか」、「CIの使用率がどの程度か」などの情報である。尚、以後の説明においては、CIの稼動情報を、単に「稼動情報」と表現する場合もある。
<第2の実施形態の構成>
図2は、本発明の第2の実施形態である性能トラブル切り分け支援装置のシステム構成を示すブロック図である。図2おいて、図1と同じ構成要素には同じ符号を付与している。
図2に示す性能トラブル切り分け支援装置2と図1の性能トラブル切り分け支援装置1の構成上の相違点は、性能トラブル切り分け支援装置2が、稼動情報の取得手段として、CMDB40の代わりに、診断ツール60を備えていることである。
診断ツール60は、ネットワーク診断ツールなどであり、ネットワーク70から、ITシステムで稼動しているCIの稼動情報を取得することで、ITシステムの稼動状況を把握する。診断ツール60は、例えば、ネットワーク70上のトラフィックやエラーに関する情報を収集し、ネットワーク70の品質や安全性などを分析する。診断ツール60は、例えば、ping(Packet Internet Groper)などにより、ITシステム上のノードのネットワーク接続の可否や、ネットワーク70の状況などに関する情報を収集する。
次に、上記第1及び第2の実施形態の性能トラブル切り分け支援装置1、2が共通に備える構成要素について説明する。
{切り分け情報DB30の構成}
図3は、上記第1及び第2の実施形態の切り分け情報DB30のデータ構造の一例を示す図である。尚、図3に示す切り分け情報DB30においては、優先順位付け情報33は省略されている。
切り分け情報DB30は、上述したように、仮説絞り込み情報31と仮説検証情報32を備えている。仮説絞り込み情報31は、ある特定の仮説に絞り込むための情報である。仮説絞り込み情報31は、複数の仮説絞り込みシート311(311−1、311−2、311−3、311−4)から構成から構成されている。尚、図3に示す例では、仮説絞り込み情報31は4枚の仮説絞り込みシート311を備えているが、仮説絞り込み情報31が備える仮説絞り込みシート311の枚数はこれに限定されるものではない。
仮説絞り込みシート311は、ある特定の仮説に絞り込むための質問内容等が記述(設定)されたシートである。仮説絞り込みシート311は、「質問」、「回答」、「回答の
種類」及び「仮説」の4つの項目を備えている。本実施形態は、複数の仮説絞り込みシート311を作成し、それらを切り分け情報DB30に格納することで、仮説の段階的な絞り込みを実現している。
図4は、仮説絞り込みシート311の一例を示す図である。
質問311aは、仮説を絞り込むための質問内容である。この例では、「いつから遅くなったのか?」となっている。回答311bは、質問311aに対する回答項目名である。この例では、「現象発生時期」となっている。回答の種類311cは、質問311aに対する回答311bの種類である。この例では、回答の種類311cは6種類有り、それぞれ、「回答1」、「回答2」、「回答3」、「回答4」、「最近」、「回答5」となっている。尚、図4では、回答1〜4、5と抽象的に表現しているが、これらの回答は、実際には、「現象発生時期」を示す具体的な表現である。仮説311dは、対となっている回答の種類311cに対応する仮説である。仮説311dには、1または複数の仮説が記述(設定)される。図4に示す仮説絞り込みシート311においては、「最近」という回答の種類311cに対して、「業務量の増加」、「仮説7」、「仮説8」という3つの仮説が記述(設定)されている。その他の回答の種類311cについても、1または複数の仮説が記述(設定)されている。
本実施形態においては、図3に示すように、複数の仮説絞り込みシート311−1〜311−4は、先頭から順に連結(リンク)されている。この連結は、例えば、ポインタなどによって実現される。項目最適化機能部20は、このリンクを辿ることで、切り分け情報DB30から、個々の仮説絞り込みシート311を読み出す。
仮説検証情報32は、仮説絞り込みシート311に記述されている仮説を検証するための情報である。仮説検証情報32は、仮説検証情報32に設定されている各仮説に対応する仮説検証シート321を備えている。したがって、仮説検証シート321は、仮説検証情報32に含まれる仮説検証シート321の仮説311dに設定されている全ての「仮説」について設けられている。仮説検証シート321は、ある仮説を検証するための具体的な手順が記述されたシートである。
図5は、仮説検証シート321の一例を示す図である。
図5に示す仮説検証シート321は、仮説絞り込みシート311の仮説311dに設定されている「業務量の増加」という仮説に対応するものである。仮説検証シート321は、仮説321a、確認項目321b及び確認方法321cという3項目から構成されている。
仮説321aは、仮説絞り込みシート311の仮説311dに設定されている仮説と同じものである。したがって、仮説絞り込みシート311と仮説検証シート321は、仮説311dと仮説321aによってリンクされている。仮説検証シート321の確認項目321bは、「資料採取」、「資料分析」、「対処方法」及び「効果確認方法」の4項目を含んでいる。資料採取は、「仮説を検証するために必要となる資料及ぶその採取方法等」が記述(設定)される項目である。資料分析は、「資料採取に記述されている採取資料の分析方法と検証方法」が記述される項目である。対処方法は、「仮説に対応する対処方法」が記述される項目である。効果確認方法は、「該対処方法に記述されている方法で対処した場合の効果を確認する方法」が記述される項目である。
このように、仮説検証シート321には、仮説321aに設定されている仮説を検証するために必要となる資料とその採取方法、該採取する資料の分析方法、仮説を検証するための対処方法、該対処方法を実施した場合の効果を確認する方法が記述される。
図5に示す仮説絞り込みシート311においては、仮説321aは「業務量の増加」となっている。また、それに対応する確認項目321bは、「資料採取」、「資料分析」、「対処方法」及び「効果確認方法」の4つとなっている。これら確認項目321bのそれぞれに対して、確認方法321cが記述(設定)されている。図5の例では、「資料採取」という確認項目321bに対する確認方法321cの記述内容は、
「パフォーマンスモニタで以下のオブジェクトを採取依頼。
・Memory
・Process
・System
採取するカウンタ/インスタンスは全て」
となっている。
また、「資料分析」という確認項目321bの記述内容は、
「・ファイルに対する読み書きの率(System\FileData Operation/sec)が大きくなる」
となっている。
ここで、パフォーマンスモニタとは、コンピュータシステムの性能や動作を評価・記録するソフトウェアのことである。また、オブジェクトは、CIに該当する。
また、「対処方法」という確認項目321bに対する確認方法321cの記述内容は、「サーバの追加」となっている。また、「効果確認方法」という確認項目321bに対する確認方法321cの記述内容は、「性能改善の確認」となっている。
以上の例から知れるように、仮説検証シート321には、仮説絞り込みシート311の仮説311dに設定されている仮説、該仮説を検証するために採取する必要がある資料(採取資料)やその採取方法などの情報、該採取資料の分析方法、前記仮設の正しさを検証するための対処方法、該対処方法を実施した場合の効果確認方法が設定される。
{CMDB40の構成}
図6は、図1のCMDB40に格納されている稼動情報(ITシステムにおいて稼動しているCIに関する情報)の格納形態の一例を示す図である。
CMDB40は、例えば、図6に示すように、表400の各エントリに稼動情報401を格納している。図6に示す例では、表400の最初の一行目に、「System\FileData Operation/sec」という構成項目とその値(10sec)の組から成る稼動情報401が格納されている。図6では、一行目に格納されている稼動情報401しか示していないが、2行目以降にも、稼動情報401が格納される。
{仮説検証情報32の動作概要}
図7は、仮説検証情報32と優先順位付け情報33との関係、及び稼働CI抽出機能部21の概略動作を示す図である。
図7に示すように、仮説検証情報32の各仮説検証シート321は1つの優先順位付け情報33と関連付けられている。
優先順位付け情報33は、仮説絞り込みシート311を優先順位付けするために用いられる情報である。優先順位付け情報33は、関連するCIの数331と関連情報数332の2種類の数情報を有している。
関連するCIの数331は、仮説検証シート321の「資料採取」に対応する「確認方法」に記述(設定)されている資料(オブジェクト)の内、CMDB40に「稼動情報」
が格納されている資料の数である。この資料は、ITILにおけるCIに該当する。したがって、CMDB40に稼動情報が格納されている資料の数は、ITシステムにおいて稼動しているCIの数に等しい。
関連情報数332は、障害の前後で稼動情報の差分が所定の閾値よりも大きい「分析項目」の数である。この分析項目は、仮説検証シート321の「資料分析」に対応する「確認方法」に記述(設定)されている項目である。図5に示す仮説検証シート321においては、「資料分析」に対応する「確認方法」に記述されている「System\FileData Operation/sec」が分析項目に該当する。この分析項目は、ITILにおける時間的に変動する性能値を属性値とするCIの中で、上記差分が所定の閾値よりも大きいCIの個数であるものCIに該当する。したがって、分析項目の稼動情報の差分は、該CIの時間的に変動する性能値の差分に等しい。
図7に示す例では、稼働CI抽出機能部21の抽出部21aは、仮説検証シート321から、図7に示す仮説検証関連情報(第1の仮説検証関連情報)500を抽出する。この仮説検証関連情報500は、実行コマンド501、ファイルパス502、マシン名/IPアドレス503、OS504、ミドルウェア505、アプリケーション506などの項目を含んでいる。これらの項目は、1または複数の属性の値(属性値)を有している。例えば、実行コマンド501は、その属性値として、「ps-aef」などを有している。また、ファイルパス502は、その属性値として、「/usr/local/bin」などを有している。
稼働CI抽出機能部21の検索部21bは、仮説検証関連情報500に含まれている各項目に対応するCIが、現在、稼動情報としてCMDB40に格納されているか検索する。そして、CMDB40に稼動情報として格納されているそのCIの数を計数し、その計数結果を、関連するCIの数331として仮説検証情報32に設定する。
{稼働CI抽出機能部21の動作}
図8は、稼働CI抽出機能部21が、関連するCIの数331を抽出する処理手順を示すフローチャートである。
稼働CI抽出機能部21は、仮説検証情報32から仮説検証関連情報500を抽出する(ステップS11)。上述したように、稼働CI抽出機能部21は、抽出部21aにより、仮説検証情報32に含まれる各仮説検証シート321について仮説検証関連情報500を抽出する。この際、仮説検証シート321の「資料採取」に対応する「確認方法」の内容を参照する。この抽出処理の詳細については、後述する。
稼働CI抽出機能部21は、次に、上記抽出した仮説検証関連情報500に基づいて、CMDB40を検索する(ステップS12)。上述したように、稼働CI抽出機能部21は、検索部21bによりCMDB40を検索し、仮説検証関連情報500に含まれる項目に対応するCIの内、CMDB40に稼動情報として格納されているCIを検索・抽出する。
稼働CI抽出機能部21は、続いて、上記検索結果として得られたCIの数を、関連するCIの数331として、仮説検証情報32に関連付け(ステップS13)、本フローチャートの処理を終了する。
{稼動情報差分抽出機能部22の動作概要}
図9は、稼動情報差分抽出機能部22の動作概要を示す図である。図9において、図7と同一の構成要素には同じ符号を付与している。
図9に示す抽出部(第1の抽出部)22aと抽出部(第2の抽出部)22bは、稼動情報差分抽出機能部22に含まれる機能である。
抽出部22aは、仮説検証シート321の「資料分析」に対応する「確認方法」の記述内容を参照し、1または複数の分析項目を含む仮説検証関連情報(第2の仮説検証関連情報)510を抽出する。この仮説検証関連情報510は、図9に示す例では、「Process\%Processor Time」、「process\PrivilegedTime」、「Process\UserTime」、「System\FileData Operation/sec」などの項目を、分析項目511として含んでいる。
図9に模式的に示すように、CMDB40は、各分析項目511について、障害前の稼動情報403aと障害後の稼動情報403bを格納している。稼動情報差分抽出機能部22は、CMDB40に格納されている全ての分析項目511について、それらの障害前の稼動情報403aと障害後の稼動情報403bを調べ、障害前と障害後で情報量(例えば、値)の差分の大きい項目600を抽出する。抽出部22bは、仮説検証関連情報510と差分の大きい項目600を参照し、仮説検証関連情報510に含まれる分析項目511の中で、該差分の大きい項目600に含まれる項目を抽出する。そして、その抽出した項目数を、関連情報数332として仮説検証情報32に設定する。
{稼動情報差分抽出機能部22の動作}
図10は、稼動情報差分抽出機能部22の処理手順を示すフローチャートである。
稼動情報差分抽出機能部22は、仮説検証情報32を参照して、仮説検証関連情報510を抽出する(ステップ21)。仮説検証関連情報510は、上述したように、仮説検証情報32に含まれる全ての仮説検証シート321を調べ、それらの「資料分析」に対応する「確認方法」に記述(設定)されている内容から仮説検証関連情報510を抽出する。このようにして、仮説検証情報32に含まれる個々の仮説検証シート321について、仮説検証関連情報510が抽出される。
稼動情報差分抽出機能部22は、次に、個々の仮説検証シート321の仮説検証関連情報510とCMDB40を参照して、該仮説検証関連情報510に含まれる各分析項目511の中から、障害の前後で変化の大きい項目(差分の大きい項目600)を抽出する(ステップS22)。
稼動情報差分抽出機能部22は、続いて、仮説検証シート321の仮説検証関連情報510を参照し、上記抽出された差分の大きい項目600に含まれる項目の中で、仮説検証関連情報510に含まれる分析項目511と一致する項目を抽出する。そして、その抽出した項目の数を、関連情報数332として仮説検証情報32に設定し(ステップS23)、本フローチャートの処理を終了する。
このようにして、仮説検証情報32の各仮説検証シート321について、関連情報数332が設定される。
{抽出部21aと抽出部22aの動作}
図11は、図8の抽出部21aと図10の抽出部22aの処理手順を示すフローチャートである。図11は、図8のステップS11の処理と図10のす21の処理の詳細に該当する。抽出部21aと抽出部22aの処理は、形態素解析対象と抽出項目が異なるだけで、アルゴリズム自体は同様である。したがって、以下に述べる図11のフローチャートの説明においては、抽出部21aと抽出部22aを、抽出部と呼ぶことにする。
抽出部は、まず、仮説検証シート321の当該確認項目321bに対応する確認方法321cを形態素解析する(ステップS41)。この処理において、抽出部21aは、「資料採取」に対応する「確認方法」を形態素解析する。また、抽出部22aは、「資料分析」に対応する「確認方法」を形態素解析する。ステップS41における形態素解析は、例えば、公知の自然言語処理で用いられる形態素解析技術を利用して行う。ここでは、ステップS41で形態素解析の対象となる「確認方法」の内容が自然言語で記述されていることを前提としている。
抽出部は、続いて、形態素などに関する知識を格納している辞書を参照して、前記確認方法の記述から、実行コマンドや分析項目等を抽出し、仮説検証関連情報(500、510)を作成する(ステップS42)。そして、本フローチャートの処理を終了する。ステップS42において、抽出部21aは、1または複数の項目を含む仮説検証関連情報500を作成し、抽出部22aは1または複数の分析項目を含む仮説検証関連情報510を作成する。
{優先順位付け情報33の利用方法}
図12は、図5に示す仮説絞り込みシート311に関連付けられた優先順位付け情報33の利用方法を示す図である。
図12に示す仮説検証シート321の仮説321aには、“業務量の増加”という仮説が記述(設定)されている。この仮説検証シート321は、該仮説と同様の仮説が仮説311dに記述されている仮説絞り込みシート311とリンクしている。
また、上記仮説検証シート321には、優先順位付け情報33が関連付けられている。
この優先順位付け情報33の値は、それに含まれる、関連するCIの数331の値と関連情報数332の値の合計値となる。上記仮説絞り込みシート311の仮説311dに記述されている仮説が“業務量の増加”のみであった場合、その仮説絞り込みシート311の優先順位付け情報の値(優先度)は、仮説絞り込みシート311に関連付けられた優先順位付け情報33の値に設定される。もし、仮説絞り込みシート311の仮説311dに“業務量の増加”以外の仮説も記述されていれば、その仮説が仮説321aに記述されている仮説検証シート321(第2の仮説検証シート321)に関連付けられている優先順位付け情報33の値も考慮して、上記仮説絞り込みシート311の優先度が計算される。この場合、上記仮説絞り込みシート311の優先度は、仮説が“業務量の増加”となっている仮説検証シート321(第1の仮説検証シート321)の優先順位付け情報33の値と上記第2の仮説検証シート321の優先順位付け情報33の値の合計値となる。
{優先順位付け情報33の利用方法}
図13は、個々の仮説検証シート321に関連付けられている優先順位付け情報33の利用方法を示す図である。
図13に示す切り分け情報DB30には、3つの仮説絞り込みシート311(311−1、311−2、311−3)が格納されている。仮説絞り込みシート311−1の仮説311dには“仮説1”が、仮説絞り込みシート311−2の仮説311dには“仮説2”が記述(設定)されている。また、仮説絞り込みシート311−3の仮説311dには、“仮説2”と“仮説3”が記述されている。したがって、仮説絞り込みシート311−1〜311−3を含む仮説絞り込み情報31は、仮説1、仮説2及び仮説3の3つの仮説を含んでいる。切り分け情報DB30には、これらの各仮説のそれぞれに対応して、3つの仮説検証シート321(321−1、321−2、321−3)が格納されている。仮説検証シート321−1は仮説1の検証用のシートであり、仮説検証シート321−2は仮説2の検証用のシートである。また、仮説検証シート321−3は、仮説3の検証用のシートである。
図13に示す例では、仮説検証シート321−1に関連付けられた優先順位付け情報33(33−1)の関連するCIの数331の値は“10”、関連情報数332の値は“20”となっている。上述したように、優先順位付け情報33の値は、その関連するCIの数331の値と関連情報数332の値の合計であるので、優先順位付け情報33−1の値は“30”となる。同様にして、仮説検証シート321−2に関連付けられた優先順位付け情報33(33−2)の値は“120”(関連するCIの数331−2の値は“50、関連情報数332−2の値は“70”)、仮説検証シート321−3に関連付けられた優先順位付け情報33(33−3)の値は“40” (関連するCIの数331−3の値は“30、関連情報数332−2の値は“10”)となる。
本実施形態においては、各仮説絞り込みシート311について、それの仮説311dに記述されている全ての仮説に対応する仮説検証シート321に関連付けられた優先順位付け情報33の値の合計(優先順位付け情報の合計35)を求め、その合計値を、その仮説絞り込みシート311の優先度として用いる。したがって、図15に示すように、仮説絞り込みシート311−1の優先順位付け情報の合計35(35−1)は“30”となり、仮説絞り込みシート311−2の優先順位付け情報の合計35(35−2)は“160”(=120+40)となる。したがって、この場合、仮説絞り込みシート311−1〜311−3の優先順位は、高い方から順に、仮説絞り込みシート311−3、仮説絞り込みシート311−2、仮説絞り込みシート311−1となる。
本実施形態では、上記のような手法で計算された各仮説絞り込みシート311の優先順位付け情報の合計35を、仮説絞り込みシート311の優先順位付けに使用する。具体的には、優先順位付け情報の合計35が大きい仮説絞り込みシート311ほど、優先順位を高くする。
切り分け支援情報表示機能部10は、切り分け情報DB30に格納されている全ての仮説絞り込みシート311について、上記手法により、その優先順位付け情報の合計35を計算する。そして、優先順位が高い仮説絞り込みシート311の質問311aと回答311bに記述されている「質問」と「回答」を、優先的に、システムコンソールなどの端末の画面に表示する。このため、ユーザ(システム管理者など)の端末の画面には、優先順位が高い仮説絞り込みシート311に記述されている「質問」と「回答」が、先に表示される。
{優先順位付け情報の合計35を用いた「質問」と「回答」の表示}
図14は、本実施形態における、優先順位付け情報の合計35を用いた「質問」と「回答」の表示方法を示す摸式図である。
従来手法のように優先順位付け情報の合計35を使用しない場合には、仮説絞り込みシート311は、切り分け情報DB30に格納されている順に読み出される。したがって、図13に示す例の場合、ユーザの端末画面に最初に表示される「質問」(質問1)と「回答」は、図14(a)に示すように、仮説絞り込みシート311−1に記述されている内容に応じたものとなる。
これに対し、本実施形態においては、切り分け支援情報表示機能部10により、優先順位が最も高い仮説絞り込みシート311に記述されている「質問」と「回答」を、最優先で、ユーザの端末画面に表示する。したがって、本実施形態の場合、図14(b)に示すように、ユーザの端末画面に最初に表示される「質問」と「回答」は、仮説絞り込みシート311−3に記述されている内容に応じたものとなる。ここで、図14(b)に示す画面A´において、「質問3」の表示内容は、例えば、仮説検証シート321−3の質問311aの記述内容と同じである。また、「回答」の表示内容は、例えば、仮説検証シート321−3の回答311bの記述内容と、回答の種類311cの記述内容となる。この場合、例えば、回答311bの記述内容が「回答の入力ボックス」の表題として表示される。そして、回答の種類311cの全項目の内容が、該回答の入力ボックスに対する選択入力データとして、プルダウンメニューにより表示される。
本実施形態では、ユーザの端末画面を介して、対話形式により、ユーザに質問を行う。この場合、ユーザに対する質問の順序は、仮説絞り込みシート311の優先順位付け情報の合計35に従う。つまり、ユーザに対する質問は、ユーザの端末画面を介して、優先順位付け情報の合計35が大きい仮説絞り込みシート311に記述された質問から順に行われる。
{切り分け支援情報表示機能部10の動作}
図15は、切り分け支援情報表示機能部10の処理手順を示すフローチャートである。
切り分け支援情報表示機能部10は、まず、切り分け情報DB30内に格納されている仮説検証情報32を参照し、該仮説検証情報32に含まれる全ての仮説検証シート321について、それに関連付けられた優先順位付け情報33を取得する(ステップS51)。
切り分け支援情報表示機能部10は、次に、図14で示した手法により、切り分け情報DB30に格納されている仮説絞り込み情報31に含まれる全ての仮説検証シート321について、その優先順位付け情報の合計35を計算する(ステップS52)。
切り分け支援情報表示機能部10は、続いて、各仮説絞り込みシート311の優先順位付け情報の合計35を調べ、優先順位付け情報の合計35の値が最も大きい仮説絞り込みシート311に記述されている「質問」と「回答」を、端末の画面に優先的に表示する(ステップS53)。そして、本フローチャートの処理を終了する。
また、本フローチャートには示していないが、切り分け支援情報表示機能部10は、上記のようにして、優先順位付け情報の合計35の値が最も大きい仮説絞り込みシート311に記述されている「質問」と「回答」を表示した後、端末のユーザからの指示に応じて、優先順位付け情報の合計35の値が大きい順に、仮説絞り込みシート311に記述されている「質問」と「回答」を端末の画面に順次表示していく。このようにすることで、端末のユーザは、本実施形態のシステムに対して、対話形式で、優先順位の高い「質問」から順に回答していくことができる。
{本実施形態をプログラムの実行により実現するコンピュータのハードウェア構成}
本実施形態の性能トラブル切り分け支援装置1、2は、コンピュータにプログラムで実現することができる。これは、コンピュータでソフトウェア(本実施形態の性能トラブル切り分け支援プログラム)を実行することで、該コンピュータを本実施形態の性能トラブル切り分け支援装置1として機能させるということを意味する。この場合、本実施形態の性能トラブル切り分け支援プログラムは、性能トラブル切り分け支援装置1、2が備える切り分け支援情報表示機能部10と項目最適化機能部20の機能を、コンピュータに実行させるソフトウェアとして実現される。
図16は、本実施形態の性能トラブル切り分け支援装置1、2の切り分け支援情報表示機能部10と項目最適化機能部20の機能を、本実施形態の性能トラブル切り分け支援プログラムの実行により実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
図16に示すコンピュータ1000は、CPU1001、メモリ1002、入力装置1003、表示装置1004、外部記憶装置1005、可搬型記憶媒体駆動装置1006及びネットワーク接続装置1007などを備える。CPU1001とコンピュータ1000のその他の構成要素1002〜1007は、バス1010を介して接続されている。
CPU1001は、コンピュータ1000のシステム全体の動作を制御する中央演算処理装置である。メモリ1002は、BIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)、前記性能トラブル切り分け支援プログラムなどの、CPU1001が実行するソフトウェアがロードされる領域や該プログラムが実行中に作成する中間データを格納する領域などを備える主記憶装置である。メモリ1002は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などから構成される。入力装置1003は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスを備える。表示装置1004は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどである。外部記憶装置1005は、磁気方式、光磁気方式などにより内蔵する記憶媒体に対してデータのリード/ライトを行う装置である。該外部記憶装置1005は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などである。可搬型記憶媒体駆動装置1006は、本体に脱着可能な可搬型記憶媒体に対してデータのリード/ライトを行う装置である。該可搬型記憶媒体駆動装置1006は、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)またはUSB(Universal serial Bus)メモリなどである。ネットワーク接続装置1007は、データセンターや企業内システムなどに構築されたLAN(Local Area Network)などに接続するためのネットワークカードなどである。上記LANは、ルータなどのネットワーク機器を介してインターネットやVPN(Virtual Private Network)などのWAN(Wide Area Network)に接続される。
本実施形態の性能トラブル切り分け支援プログラムは、例えば、前記可搬型記憶媒体駆動装置1006に装着可能な可搬型記憶媒体(不図示)に記録されて、該可搬型記憶媒体によって配布される。また、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードして、外部記憶装置1005や可搬型記憶媒体駆動装置1006に装着された可搬型記憶媒体(不図示)にインストールすることも可能である。
外部記憶装置1005などにインストールされた性能トラブル切り分け支援プログラムは、表示装置1004に表示されるGUI(Graphical User Interface)画面などのユーザインターフェース画面を介して、入力装置1003のマウス操作などで起動する。また、本実施形態の切り分け情報DB30やCMDB40は、例えば、外部記憶装置1005に構築される。該切り分け情報DB30の構築作業は、システム管理者が、該GUI画面に対する入力装置1003からの入力操作などにより行う。
また、本実施形態の構成情報管理装置10の切り分け支援情報表示機能部10と項目最適化機能部20との機能は、ASP(Application service Provider)が保有するサーバで本実施形態の性能トラブル切り分け支援プログラムを実行することによっても、ユーザに提供可能である。本実施形態の切り分け支援情報表示機能部10と項目最適化機能部20の機能は、Saas(Software as a Service)によって、インターネットなどのネットワーク経由でユーザに提供することも可能である。
本実施形態によれば、CMDB40や診断ツール60を利用して、仮説検証情報32に含まれる各仮説検証シート321について、それにおいて採取対象となっている資料(CI)の数(関連するCIの数331)を計数する。また、同じく、CMDB40や診断ツール60を利用して、仮説検証情報32に含まれる各仮説検証シート321について、それに含まれる障害発生前後のCIの稼動情報の差分が大きな分析項目511(CI)の数(関連情報数332)を計数する。そして、これらの計数結果を基に、仮説絞り込み情報31に含まれる各仮説絞り込みシート311について、それに記述(設定)されている全ての仮説に関するCIの数331と関連情報数332の総計(優先順位付け情報の合計35)が算出し、該優先順位付け情報の合計35が大きい程、仮説絞り込みシート311の優先順位を高く設定する。そして、優先順位が高い仮説絞り込みシート311に記述(設定)されている質問を、より優先して、システム管理者などのユーザに問い合わせるようにする。このため、ITシステムの性能トラブル(障害)の原因となっている可能性がより高いと予想される重要な質問から順に、ユーザに問い合わせできるようになる。この結果、ITシステムの性能トラブルの原因の切り分けを迅速化することが可能となり、ITシステムの早期障害復旧を実現できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々に変形して実施することができる。例えば、本実施形態では、仮説絞り込みシート311の優先順位付けに、関連するCIの数331と関連情報数332の合計を用いるようにしているが、いずれか一方を用いるようにしてもよい。また、本実施形態では、切り分け支援情報表示機能部10により、ユーザの端末の画面に質問項目の内容を表示するようにしているが、質問項目のユーザに対する提示は、音声などの別の報知手段を用いるようにしてもよい。
上述した実施形態に関し、更に、以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータを、情報システムに性能トラブルが発生した場合に、対話形式で、ユーザに質問を問い合わせることで、該性能トラブルの原因を切り分ける性能トラブル切り分け支援装置として機能させるための性能トラブル切り分け支援プログラムであって、
コンピュータに、
情報システムの構成要素の稼動情報を取得する稼動情報取得ステップと、
記憶手段に格納されている、情報システムの障害原因をある特定の仮説に絞り込むためにユーザに問い合わせるための質問項目を複数含んでいる仮説絞り込み情報と、該仮説絞り込み情報に含まれる複数の仮説のそれぞれについて、仮説を検証するために必要となる情報を含む仮説検証情報と、前記稼動情報取得ステップによって取得された稼動情報を参照して、前記質問項目を優先順位付けするために必要となる優先順位付け情報を作成し、該優先順位付け情報を基に、前記仮説絞り込み情報に含まれる質問項目を優先順位付けする質問項目最適化ステップと、
を備える処理を、コンピュータに実行させる性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記2)
前記仮説絞り込み情報は、個々の質問毎に設けられた、質問の内容に応じて仮説を絞り込むための項目が記述された仮説絞り込みシートを含み、
前記仮説検証情報は、前記仮説絞り込み情報に含まれる各仮説毎に設けられた、仮説を検証するための具体的な手順に関係する項目が記述された仮説検証シートを含む、
ことを特徴とする付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記3)
前記仮説絞り込みシートに記述されている項目には、質問内容、その質問内容に対する回答、該回答の種類、及び該回答の種類に対応する障害原因の仮説が含まれることを特徴とする付記2記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記4)
前記仮説検証シートに記述されている項目には、少なくとも、仮説の内容、該仮説を検証するために必要となる前記構成要素とその採取方法、及び該採取方法によって採取された構成要素の分析方法が含まれることを特徴とする付記2記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記5)
前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムにおいて現在稼動中の構成要素の個数を含むことを特徴とする付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記6)
前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムの障害前と障害後で稼動情報の差分が大きい、仮説検証の分析に必要な項目の個数を含むことを特徴とす
る付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記7)
前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムにおいて現在稼動中の構成要素の個数と、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムの障害前と障害後で稼動情報の差分が大きい、仮説検証の分析に必要な項目の個数の合計であることを特徴とする付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記8)
前記稼動情報取得手段は、CMDBであることを特徴とする付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記9)
前記稼動情報取得手段は、ネットワークから情報システムの稼動状態を把握する診断ツールであることを特徴とする付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記10)
さらに、
前記質問項目最適化手段によって優先順位付けされた質問項目を基に、優先順位が高い質問項目から順に、ユーザに質問する質問提示ステップの処理を、
前記コンピュータに実行させる付記1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
(付記11)
情報システムに性能トラブルが発生した場合に、対話形式で、ユーザに質問を問い合わせることで、該性能トラブルの原因を切り分ける性能トラブル切り分け支援装置であって、
情報システムの構成要素の稼動情報を取得する稼動情報取得手段と、
情報システムの障害原因をある特定の仮説に絞り込むためにユーザに問い合わせるための質問項目を複数含んでいる仮説絞り込み情報と、該仮説絞り込み情報に含まれる複数の仮説のそれぞれについて、仮説を検証するために必要となる情報を含む仮説検証情報を記憶している記憶手段と、
該記憶手段に格納されている仮説検証情報と前記稼動情報取得手段が保有する稼動情報を参照して、前記質問項目を優先順位付けするために必要となる優先順位付け情報を作成し、該優先順位付け情報を基に、前記仮説絞り込み情報に含まれる質問項目を優先順位付けする質問項目最適化手段と、
を備える。
(付記12)
前記仮説絞り込み情報は、個々の質問毎に設けられた、質問の内容に応じて仮説を絞り込むための項目が記述された仮説絞り込みシートを含み、
前記仮説検証情報は、前記仮説絞り込み情報に含まれる各仮説毎に設けられた、仮説を検証するための具体的な手順に関係する項目が記述された仮説検証シートを含む、
ことを特徴とする付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記13)
前記仮説絞り込みシートに記述されている項目には、質問内容、その質問内容に対する回答、該回答の種類、及び該回答の種類に対応する障害原因の仮説が含まれることを特徴とする付記12記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記14)
前記仮説検証シートに記述されている項目には、少なくとも、仮説の内容、該仮説を検証するために必要となる前記構成要素とその採取方法、及び該採取方法によって採取された構成要素の分析方法が含まれることを特徴とする付記12記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記15)
前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムにおいて現在稼動中の構成要素の個数を含むことを特徴とする付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記16)
前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムの障害前と障害後で稼動情報の差分が大きい、仮説検証の分析に必要な項目の個数を含むことを特徴とする付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記17)
前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムにおいて現在稼動中の構成要素の個数と、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムの障害前と障害後で稼動情報の差分が大きい、仮説検証の分析に必要な項目の個数の合計であることを特徴とする付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記18)
前記稼動情報取得手段は、CMDBであることを特徴とする付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記19)
前記稼動情報取得手段は、ネットワークから情報システムの稼動状態を把握する診断ツールであることを特徴とする付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
(付記20)
さらに、
前記質問項目最適化手段によって優先順位付けされた質問項目を基に、優先順位が高い質問項目から順に、ユーザに質問する質問提示手段を、
備える付記11記載の性能トラブル切り分け支援装置。
本発明の第1の実施形態である性能トラブル切り分け支援装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態である性能トラブル切り分け支援装置のシステム構成を示すブロック図である。 上記第1及び第2の実施形態の切り分け情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 仮説絞り込みシートの一例を示す図である。 仮説検証シートの一例を示す図である。 図1のCMDBに格納されているCIの稼動情報の格納形態の一例を示す図である。 仮説検証情報と優先順位付け情報との関係、及び未稼働CI抽出部の概略動作を示す図である。 未稼働CI抽出部が、関連するCIの数を抽出する処理手順を示すフローチャートである。 稼動情報差分抽出部の動作概要を示す図である。 稼動情報差分抽出機能部の処理手順を示すフローチャートである。 図8の抽出部と図10の抽出部(第1の抽出部)の処理手順を示すフローチャートである。 図5に示す仮説絞り込みシートに関連付けられた優先順位付け情報の利用方法を示す図である。 個々の仮説検証シートに関連付けられている優先順位付け情報の利用方法を示す図である。 本実施形態における、優先順位付け情報の合計を用いた「質問」と「回答」の表示方法を示す摸式図である。 切り分け支援情報表示機能部の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態の性能トラブル切り分け支援装置の切り分け支援情報表示機能部と項目最適化部の機能を、本実施形態の性能トラブル切り分け支援プログラムの実行により実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、2 性能トラブル切り分け支援装置
10 切り分け支援情報表示機能部
20 項目最適化機能部
21 稼働CI抽出機能部
21a、22a、23a 抽出部
21b 検索部
22 稼動情報差分抽出機能部
30 切り分け情報DB(切り分け情報データベース)
31 仮説絞り込み情報31
311 仮説絞り込みシート
32 仮説検証情報
321 仮説検証シート
33 優先順位付け情報
331 関連するCIの数
332 関連情報数
35 優先順位付け情報の合計
40 CMDB
403a 障害前の稼動情報
403b 障害後の稼動情報
60 診断ツール
70 ネットワーク
400 表
401
500、510 仮説検証関連情報
511 分析項目
600 差分の大きい項目

Claims (6)

  1. コンピュータを、情報システムに性能トラブルが発生した場合に、対話形式で、ユーザに質問を問い合わせることで、該性能トラブルの原因を切り分ける性能トラブル切り分け支援装置として機能させるための性能トラブル切り分け支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    情報システムの構成要素の稼動情報を取得する稼動情報取得ステップと、
    記憶手段に格納されている、情報システムの障害原因をある特定の仮説に絞り込むためにユーザに問い合わせるための質問項目を複数含んでいる仮説絞り込み情報と、該仮説絞り込み情報に含まれる複数の仮説のそれぞれについて、仮説を検証するために必要となる情報を含む仮説検証情報と、前記稼動情報取得ステップによって取得された稼動情報を参照して、前記質問項目を優先順位付けするために必要となる優先順位付け情報を作成し、該優先順位付け情報を基に、前記仮説絞り込み情報に含まれる質問項目を優先順位付けする質問項目最適化ステップと、
    を備える処理を、コンピュータに実行させる性能トラブル切り分け支援プログラム。
  2. 前記仮説絞り込み情報は、個々の質問毎に設けられた、質問の内容に応じて仮説を絞り込むための項目が記述された仮説絞り込みシートを含み、
    前記仮説検証情報は、前記仮説絞り込み情報に含まれる各仮説毎に設けられた、仮説を検証するための具体的な手順に関係する項目が記述された仮説検証シートを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
  3. 前記優先順位付け情報は、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムにおいて現在稼動中の構成要素の個数と、前記仮説検証情報に含まれる、情報システムの障害前と障害後で稼動情報の差分が大きい、仮説検証の分析に必要な項目の個数の合計であることを特徴とする請求項1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
  4. さらに、
    前記質問項目最適化手段によって優先順位付けされた質問項目を基に、優先順位が高い質問項目から順に、ユーザに質問する質問提示ステップの処理を、
    前記コンピュータに実行させる請求項1記載の性能トラブル切り分け支援プログラム。
  5. 情報システムに性能トラブルが発生した場合に、対話形式で、ユーザに質問を問い合わせることで、該性能トラブルの原因を切り分ける性能トラブル切り分け支援装置であって、
    情報システムの構成要素の稼動情報を取得する稼動情報取得手段と、
    情報システムの障害原因をある特定の仮説に絞り込むためにユーザに問い合わせるための質問項目を複数含んでいる仮説絞り込み情報と、該仮説絞り込み情報に含まれる複数の仮説のそれぞれについて、仮説を検証するために必要となる情報を含む仮説検証情報を記憶している記憶手段と、
    該記憶手段に格納されている仮説検証情報と前記稼動情報取得手段が保有する稼動情報を参照して、前記質問項目を優先順位付けするために必要となる優先順位付け情報を作成し、該優先順位付け情報を基に、前記仮説絞り込み情報に含まれる質問項目を優先順位付けする質問項目最適化手段と、
    を備える。
  6. さらに、
    前記質問項目最適化手段によって優先順位付けされた質問項目を基に、優先順位が高い質問項目から順に、ユーザに質問する質問提示手段を、
    備える請求項5記載の性能トラブル切り分け支援装置。
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