JP2010143414A - Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法 - Google Patents

Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010143414A
JP2010143414A JP2008322974A JP2008322974A JP2010143414A JP 2010143414 A JP2010143414 A JP 2010143414A JP 2008322974 A JP2008322974 A JP 2008322974A JP 2008322974 A JP2008322974 A JP 2008322974A JP 2010143414 A JP2010143414 A JP 2010143414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting seat
license plate
board unit
main body
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008322974A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Seio
文昭 世應
Chiko Seio
稚子 世應
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008322974A priority Critical patent/JP2010143414A/ja
Publication of JP2010143414A publication Critical patent/JP2010143414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

【課題】いずれの自動二輪車にもETC車載器本体を簡単に取付けることが可能であり、目立たず美観を損ねることもないETC車載器本体取付治具及びETC車載器本体取付方法を提供する。
【解決手段】ETC車載器本体取付治具10は、ETC車載器本体を出し入れ自在に収納し、少なくともナンバープレート以下の大きさの箱体12、該箱体12を自動二輪車ナンバープレート取付座に取付ける箱体取付座14、箱体12の前面を覆うようにナンバープレートを取付け可能なナンバープレート取付座20を備え、自動二輪車に設けられている自動二輪車ナンバープレート取付座とナンバープレートとの間に、本ETC車載器本体取付治具10を介してETC車載器本体を取付けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車にETC車載器本体を取付けるためのETC車載器本体取付治具及びETC車載器本体取付方法に関する。
現在、日本の有料道路では、車両を停止させることなく通行料金の支払いを処理するETC(Electronic Toll Collection)システムの導入が急速に進んでいる。自動車では普及が進んでいるものの、自動二輪車では、普及が必ずしも十分とは言えない。ETCシステムは公知のように、車体に取付けられたETC車載器と、有料道路の出入口の料金所に設けられたアンテナとで無線通信を行い、車両を特定し、後日、通行料金が徴収される。
自動二輪車において、ETCシステムの普及が進んでいない理由として幾つかの理由が考えられるが、理由の一つとして、自動車と異なりETCカードを読取るカードリーダ部があるETC車載器本体を取付ける場所、スペースがないことが挙げられる。このため自動二輪車においては、ETC車載器本体をシートの下などに固定している(例えば非特許文献1,非特許文献2参照)。収納スペースがないと言う問題を解決するために、キャリアを備える自動二輪車において、キャリアの反積載面にETC車載器本体を収納可能な収納ボックスを設け、この収納ボックス内にETC車載器本体を収納する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
http://www.jrc.co.jp/jp/product/comm/car/jrm-11/mount.html http://www.bike-etc.net/010etc/install.html 特開2008−74290号公報
非特許文献1、非特許文献2に記載されているようにシートの下などにETC車載器本体を取付ける方法は、簡単な取付け方法とは言えない。一方、特許文献1に記載の技術は、シートの下などに取付ける方法に比較して、ETC車載器本体の取付けは容易と思われるけれども、キャリアを有しない自動二輪車には適用することができない。またキャリアを備える自動二輪車であってもキャリアの小さいものもあり、このような自動二輪車は適用することができない。
本発明の目的は、いずれの自動二輪車にもETC車載器本体を簡単に取付けることが可能であり、目立たず美観を損ねることもないETC車載器本体取付治具及びETC車載器本体取付方法を提供することである。
請求項1に記載の本発明は、自動二輪車用のETC車載器本体取付治具であって、ETC車載器本体を出し入れ自在に収納し、少なくともナンバープレート以下の大きさの収納体と、前記収納体に収納されたETC車載器本体への振動伝達を防止する振動伝達防止手段と、前記収納体を自動二輪車に設けられている自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるための取付孔を有する収納体取付座と、前記収納体の前面を覆うようにナンバープレートを取付け可能な取付孔を有するナンバープレート取付座とを備え、前記ナンバープレート取付座に取付られたナンバープレートは、前記収納体に収納されたETC車載器本体を出し入れ可能にナンバープレート取付座と一体的に回動することを特徴とするETC車載器本体取付治具である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のETC車載器本体取付治具において、前記収納体取付座は、前記収納体の上部に位置し、収納体取付座を垂直面に取付けたとき、前記収納体の下部が垂直面から離れるように前記収納体に対して傾斜して取付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のETC車載器本体取付治具において、前記収納体は、ETC車載器本体と略同一の大きさであることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載のETC車載器本体取付治具において、前記収納体は、前面が開口した矩形の箱体からなり、前記収納体取付座は、前記箱体の背面上部に連結するように設けられた板状体であり、前記ナンバープレート取付座は、前記箱体の前面を覆うことが可能な大きさを有する蓋部と該蓋部の上部に連結するナンバープレート取付部とを有する板状体で、一対のヒンジを介して前記収納体取付座に回動可能に連結することを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載のETC車載器本体取付治具において、さらに前記ナンバープレート取付座にナンバープレートを取付けナンバープレートで前記収納体の前面を覆った状態で、前記ナンバープレート取付座を回動不能に固定する施錠手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、自動二輪車用のETC車載器本体取付方法であって、自動二輪車に設けられている自動二輪車ナンバープレート取付座とナンバープレートとの間に、ETC車載器本体を出し入れ自在に収納可能なETC車載器本体取付治具を介してETC車載器本体を取付けることを特徴とするETC車載器本体取付方法である。
請求項1に記載の本発明によれば、本発明に係るETC車載器本体取付治具は、ETC車載器本体を収納可能な収納体、収納体を自動二輪車ナンバープレート取付座に取付け可能とする収納体取付座、ナンバープレートを取付け可能とするナンバープレート取付座を有するので、ETC車載器本体を収納した収納体を自動二輪車ナンバープレート取付座に取付け、さらにその上からナンバープレートを取付けることで、いずれの自動二輪車にも簡単にETC車載器本体を取付けることができると共に、ETC車載器本体は収納体に出し入れ自在なので、ETCカードの装着も容易である。また収納体は、ナンバープレート以下の大きさであるので、収納体及びETC車載器本体はナンバープレートに隠れ、目立たず美観を損ねることもない。
また請求項2に記載の本発明によれば、前記収納体取付座は、前記収納体の上部に位置し、収納体取付座を垂直面に取付けたとき、前記収納体の下部が垂直面から離れるように前記収納体に対して傾斜して取付けられているので、ナンバープレート取付座を介して収納体の前面を覆うように取付けられるナンバープレートは、自動二輪車ナンバープレート取付座に直接ナンバープレートを取付ける場合に比べ、より上向きに取付けられる。これにより自動二輪車に設けられているナンバープレート(ライセンスプレート)を照らすライセンスプレートランプの光がナンバープレートに当たりやすくなり、夜間であってもナンバープレートを確実に視認することができる。
また請求項3に記載の本発明によれば、前記収納体は、ETC車載器本体と略同一の大きさであるので、非常にコンパクトで目立たず美観を損ねることもない。
また請求項4に記載の本発明によれば、前記収納体は、前面が開口した矩形の箱体からなり、前記収納体取付座は、前記箱体の背面上部に連結するように設けられた板状体であり、前記ナンバープレート取付座は、前記箱体の前面を覆うことが可能な蓋部と該蓋部の上部に連結する取付部とを有する板状体で、一対のヒンジを介して前記収納体取付座に回動可能に連結しているので、ETC車載器本体の出し入れを簡単に行うことができる。また構造が簡単であり安価に製作することができる。
また請求項5に記載の本発明によれば、前記ナンバープレート取付座にナンバープレートを取付けナンバープレートで前記収納体の前面を覆った状態で、ナンバープレート取付座を回動不能に固定する施錠手段を備えるので、盗難防止性に優れる。
また請求項6に記載の本発明によれば、本発明に係る自動二輪車用のETC車載器本体取付方法は、自動二輪車に設けられている自動二輪車ナンバープレート取付座とナンバープレートとの間に、ETC車載器本体を出し入れ自在に収納可能なETC車載器本体取付治具を介してETC車載器本体を取付けるので、いずれの自動二輪車にもETC車載器本体を簡単に取付けることが可能であり、目立たず美観を損ねることもない。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態としてのETC車載器本体取付治具10の外観を示す斜視図であり、図3は、ETC車載器本体取付治具10の側面図である。
ETC車載器本体取付治具10は、自動二輪車用のETC車載器のうちカードリーダ部があるETC車載器本体を自動二輪車に取付けるための治具であって、ETC車載器本体(図示を省略)を収納可能な前面が開口した矩形の箱体12、この箱体12を自動二輪車に設けられた自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるための箱体取付座14、箱体12の前面を覆うことが可能な蓋部16と蓋部16の上部に設けられたナンバープレート取付部18を有するナンバープレート取付座20を備える。
箱体12は、ETC車載器本体(図示を省略)を出し入れ自在に収納する収納体であり、厚さの薄い矩形の形状を有する。箱体12は黒色のプラッスチック、例えば耐衝撃性、耐候性に優れるABS樹脂で形成され、前面に壁を有しておらず、前面は完全に開口している。上面22、底面24、両側面26、28及び背面30は、壁が設けられている。箱体12の大きさは、高さ(上面22と底面24との距離)がETC車載器本体の高さに比較し若干大きく、幅(両側面間の距離)は、ETC車載器本体の幅よりも広くなっている。また厚さは、ETC車載器本体の厚さよりも若干大きい。箱体12を黒色とするのは、箱体12の内部に収納するETC車載器本体を外部から見えなくする目的であり、これにより防犯性を高めることができる。さらに箱体12を黒色とすることで目立たなくなり、自動二輪車に取付けたとき美観を損ねない。但し、必ずしも箱体12の色は黒色に限定されるもではない。箱体12の材質は、プラスチックに限定されず、金属材料を用いてもよいことは言うまでもないが、箱体取付座14、ナンバープレート取付座20も含め、プラスチックで製作すれば安価であり、また軽いので好ましい。なお、プラスチック材料は、耐衝撃性、耐候性に優れる材料が好ましい。
箱体12の内部には、ETC車載器本体が幅方向に移動することを防止する仕切板32が設けられており、仕切板32、側面28、上面22、底面24及び背面30とで形成される空間、正確には各壁面の内側に設けられた板状の緩衝部材の内壁面が形成する空間がETC車載器本体収納部34となる。ETC車載器本体には電源ケーブル、ETC車載器を構成する表示器及びアンテナと接続する表示器ケーブル、アンテナケーブルが接続されているため、仕切板32は、このケーブル類の邪魔とならない大きさで邪魔とならない位置に取付けられている。仕切板32、側面26、上面22、底面24及び背面30とで形成される空間はケーブル類収納スペース35である。但し、ケーブル類収納スペース35は、必ずしも必要ではなく、仕切板32の位置に側面26の壁を設けて、箱体12の内部をETC車載器本体収納部34のみとしてもよい。
ETC車載器本体収納部34には、各壁面の内側に振動、衝撃がETC車載器本体に加わることを防止する薄い板状の緩衝部材36、38、40、42、44が取付けられており、この緩衝部材36、38、40、42、44の内壁面及び後述の蓋部16の内側に取付けられた緩衝部材46の内壁面が形成する空間は、ETC車載器本体の大ききと略同一であり、ETC車載器本体は、ETC車載器本体収納部34に隙間なく収納されるので、上下前後左右に移動することはない。なお、緩衝部材の内壁面が形成する空間の大きさは、ETC車載器本体の大きさと同一であってもよい。緩衝部材は弾力性を有するので、ETC車載器本体を収納することができる。本実施形態に示す箱体12には、収納したETC車載器本体を固定するバンド等を別途備えていないので、ETC車載器本体収納部34の大きさは、収納するETC車載器本体をしっかりと保持、固定できる大きさであることが重要である。
緩衝部材36、38、40、42、44、46は、必ずしも各壁面の内側全体を覆う必要はなく、収納するETC車載器本体をしっかりと保持、固定可能で、ETC車載器本体への振動、衝撃を防止できれば各壁面の内側を部分的に覆う大きさであってもよい。このような緩衝部材36、38、40、42、44、46としては、公知のウレタン発泡体、ゴム板などが例示される。
箱体12の一の側面26には、ETC車載器本体に接続する3本のケーブルを取出すための開口部48が設けられ、開口部48の底部には、3本のケーブルが嵌り込む半円状の溝50、52、54が設けられている。この溝50、52、54には、ここから箱体12の内側に水が張り込むことを防止する防水パッキン55が取付けられている。
以上の構成からなる箱体の大きさを例示すれば、幅140mm、高さ90mm、厚さ35mm程度の大きさであり、ETC車載器本体収納部34の大きさは、幅110mm、高さ85mm、厚さ25mm程度の大きさであり、ナンバープレートの大きさ、縦125mm、横230mmに比べて格段に小さい。
箱体取付座14は、上記箱体12を自動二輪車に設けられた自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるためのもであって、自動二輪車ナンバープレート取付座の設けられた取付孔に対応する位置に取付孔60a、60bを有する、プラスチック製の細長い板状体であり、幅は箱体12の幅よりも広い。箱体取付座14は、箱体12の背面30の上辺に連結、固定されている。取付孔60a、60bは上下方向に細長い長穴となっている。
また箱体取付座14は、側面視において、箱体12の背面30に対して上部が箱体12側に傾くように傾斜角度αで取付けられている。このため箱体取付座14を自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けると、箱体12の下辺が持ち上がる状態となる。自動二輪車にはナンバープレート(ライセンスプレート)を照らすライセンスプレートランプが設けられている。本来、ライセンスプレートランプは、自動二輪車ナンバープレート取付座に直接取付けられたナンバープレートに光を当てるように取付けられているので、本来のナンバープレートの取付け位置から上方の位置にナンバープレートを取付けると、ライセンスプレートランプの光が当たりにくくなり、夜間、ナンバープレートを視認しにくくなる。これに対して、本実施形態に示すように箱体取付座14を箱体12に傾斜させて取付けると、箱体12の下辺が持ち上がる状態となるので、ライセンスプレートランプの光がよく当たり、夜間であってもナンバープレートを確実に視認することができる。
ナンバープレート取付座20は、箱体12の前面を覆うことが可能な大きさを有する蓋部16と蓋部16の上部に設けられたナンバープレート取付部18を有する、プラスチック製の板状体である。蓋部16は箱体12の前面の大きさよりも若干大きい。これによりナンバープレート取付座20を箱体12の前面を覆うように閉めたとき、雨が箱体12の内側に入り込むことを防止できる。防水効果を高める観点から、蓋部16の内側の壁面に、ナンバープレート取付座20を箱体12の前面を覆うように閉めたとき、箱体12に嵌り込む防水用の凸部、又は蓋部16の内側の壁面の箱体12の各壁面の前面部に対応する位置に防水用パッキンを設けることが好ましい。
蓋部16の内側の壁面には、ナンバープレート取付座20を箱体12の前面を覆うように閉じたとき、箱体12に収納したETC車載器本体がぐらつかないように固定し、かつETC車載器本体に振動を伝えない薄い板状の緩衝部材46が取付けられている。さらに蓋部16の内側の壁面には、箱体12の一の側面26に設けられたETC車載器本体に接続する3本のケーブルを取出すための開口部48に対応する形状でケーブルを押さえこみ固定する押え板62が取付けられている。押え板62の底辺部には、ケーブルが嵌り込む半円状の溝64、66、68が設けられ、さらにこの溝64、66、68には、ここから箱体12の内側に水が張り込むことを防止する防水パッキン69が取付けられている。
ナンバープレート取付部18は、蓋部16の上部に位置し、蓋部16よりも幅が広く、箱体取付座14と略同一の大きさを有する細長い板状の形状を有する。ナンバープレート取付部18には、ナンバープレートを取付けるための上下に細長い長穴からなる一対の取付孔70a、70bが設けられている。ナンバープレート取付部18の幅はナンバープレートの幅(横)よりも狭く、またナンバープレート取付座20の長さは、ナンバープレートの長さ(縦)よりも若干短い。このためナンバープレート取付座20にナンバープレートを取付けるとナンバープレート取付座20はナンバープレートに完全に覆われてしまう。
また、ナンバープレート取付座20は、一対のヒンジ71(71a、71b)を介して、また箱体取付座14に回動自在に連結する。
ヒンジ71(71a、71b)は、箱体取付座14の両端部に箱体取付座14に直交するように取付られた第一支持体72(72a、72b)、ナンバープレート取付座20のナンバープレート取付部18の両端部にナンバープレート取付部18に直交するように取付られた第二支持体74(74a、74b)、第一支持体72及び第二支持部74に設けられた貫通孔に挿通されナンバープレート取付座20を回動自在に支持する支持ピン、ここではボルト76(76a、76b)及びボルト76の脱落を防止するナット78(78a、78b)で構成されている。ここでは、支持ピンにボルトを使用する例を示したけれども、ヒンジで使用される公知のピンを使用可能なことは言うまでもない。
ヒンジ71(71a、71b)は、ナンバープレート取付座20を箱体12の前面を覆うように閉じたとき、ナンバープレート取付座20が箱体12の前面を隙間なく完全に覆うように支持ピンであるボルト76の中心とナンバープレート取付座20の裏面との距離が調整されている。また、第一支持体72は、第二支持体74と接するように第二支持体74の内側に位置し、第一支持体72及び第二支持体74には、ナンバープレート取付座20を所定の角度に開いた状態で保持を可能とする凹部、凸部(図示省略)が設けられている。このためヒンジ71を介して箱体取付座14に回動自在に支持されるナンバープレート取付座20は、支持ピンであるボルト76を中心に回動可能であり、所定の角度に開いた状態で保持することも可能である。
ナンバープレート取付座20に取付られたナンバープレートもナンバープレート取付座20と一体となって、支持ピンであるボルト76を中心に回動する。よってナンバープレート取付座20にナンバープレートを取付けた状態であっても、ナンバープレート取付座20を回動させることで、箱体12の前面をナンバープレート取付座20で塞ぐことも、箱体12の前面を開放することも可能となり、箱体12内に収納されたETC車載器本体も簡単に出し入れすることができる。
箱体12の側面26には、ナンバープレート取付座20で箱体12の前面を塞いだとき、ナンバープレート取付座20が開かないように施錠可能なシリンダー錠80が設けられている。シリンダー錠80の端部には、フック(図示を省略)が取付られており、シリンダー錠80を回転させることで、フックがナンバープレート取付座20の蓋部16の内側に設けられたピン82に係止することで施錠することができる。これにより、振動によりナンバープレート取付座20が開くこともなく、ETC車載器本体の脱落、盗難を防ぎ、防水を確実に行うことができる。
図4は、本発明の第2実施形態としてのETC車載器本体取付治具110の外観を示す斜視図である。図1から図3と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
ETC車載器本体取付治具110は、第1実施形態に示すETC車載器本体取付治具10と基本的な構成は同一であり、ETC車載器本体(図示を省略)を収納可能な前面が開口した略矩形の箱体112、この箱体112を自動二輪車に設けられた自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるための箱体取付座114、箱体112の前面を覆うことが可能な大きさを有する蓋部116を有するナンバープレート取付座120を備える。
箱体112は、箱体12と同様、ETC車載器本体(図示を省略)を出し入れ自在に収納する収納体であり、厚さの薄い略矩形の形状を有する。箱体12と同様、前面に壁を有しておらず、前面は完全に開口し、上面122、底面124、両側面126、128及び背面130は、壁が設けられている。背面130は、上部壁面131が中央部から下部にかけての壁面に対して傾斜している。これに合わせるように両側面も下辺の一部が傾斜している。上面122、底面124、両側面126、128の上辺は直線であり、これら4つの上辺を含む平面は、中央部から下部にかけて箱体の背面130と平行である。
箱体112の大きさは、高さ(上面122と底面124との距離)及び幅(両側面間距離)が箱体12に比較して大きいものの、ナンバープレートの縦及び横よりも小さく、厚さは箱体12と略同一である。背面130の傾斜した上部壁面131を除く中央部から下部にかけての背面の長さは、ETC車載器本体の高さに比較し若干長くなっている。箱体112の内部には、箱体12と同様、側面に平行な仕切板が取付けられている。さらに背面130の傾斜した上部壁面131と中央部から下部にかけての背面130との境界に上面122に平行な仕切板が取付けられている。これら仕切板の内側には、箱体12と同様、緩衝部材が取付けられており、これら仕切板と側面128、中央部から下部にかけての背面130、底面124とでETC車載器本体と略同一のETC車載器本体収納部が形成されている。ETC車載器本体収納部を形成する側面128、中央部から下部にかけての背面130、底面部124にも緩衝部材が取付けられている点は、箱体12と同一である。
箱体112の幅は、後述のように背面130の上部壁面131が箱体取付座114となっているため、箱体12の幅に比較して広くなっているが、箱体取付座114に一対の取付孔が穿設可能で、ETC車載器本体を収納可能ならば小さくもよい。箱体112の材質、緩衝部材は、第1実施形態に示す箱体12と基本的に同一である。本実施形態では、ケーブルを取出すための開口部を背面130に設けているけれども、第1実施形態と同様に側面から取出すようにしてもよいことは言うまでもない。
箱体取付座114は、第1実施形態の箱体取付座14と異なる構成となっている。第1実施形態に示す箱体取付座14は、箱体12の背面30の上辺に連結、固体されているけれども、箱体取付座114は、箱体112の背面130の壁面の一部を形成する。箱体112の背面130の上部壁面131が折り曲げられ、この部分に自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるための取付孔が設けられ、この部分が箱体取付座114となっている。背面130の上部壁面131を折り曲げる代わりに、取付孔を有する部分とその他の部分とを別々の部材で製作した後に接続し、背面130としてもよい。箱体取付座114が側面視において、箱体112の中央部から下部にかけての背面130に対して傾斜角度αで取付けられている点は、第1実施形態と同一である。
ナンバープレート取付座120は、箱体112の前面を覆うことが可能な大きさを有する薄い矩形のプラスチック製の板状体であり、箱体112の前面を覆う蓋としての機能を兼ね備える。ナンバープレート取付座120は、ヒンジ171(171a、171b)を介して箱体112の上面122に接続し、上辺を中心に回動する。上部にはナンバープレートを取付けための上下に細長い長穴からなる一対の取付孔70a、70bが設けられている。ナンバープレート取付座120は、第1実施形態に示すナンバープレート取付座20のように、蓋部16とナンバープレート取付部18とが明確に区別されていない点で異なるけれども、機能、作用効果は基本的に第1実施形態に示すナンバープレート取付座20と同一である。また、本実施形態においても、第1実施形態に示すETC車載器本体取付治具10同様、ナンバープレート取付座120で箱体112の前面を塞いだとき、ナンバープレート取付座120が開かないように施錠可能なシリンダー錠80が底面124に設けられている。
上記構成からなるETC車載器本体取付治具110もETC車載器本体取付治具10と同様、正面から見たときナンバープレートの裏に完全に隠れるので、美観を損ねることがなく、ナンバープレート取付座120にナンバープレートを取付けた状態であっても、ナンバープレート取付座120を回動させることで、箱体112の前面をナンバープレート取付座120で塞ぐことも、箱体112の前面を開放することも可能となり、箱体112内に収納されたETC車載器本体を簡単に出し入れすることができる。
図5は、本発明の第3実施形態としてのETC車載器本体取付治具210にナンバープレート1を取付けた状態を側面方向から見た斜視図である。図1から図4と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
ETC車載器本体取付治具210は、第1実施形態、第2実施形態に示すETC車載器本体取付治具10、110と同様、ETC車載器本体(図示を省略)を収納する収納体212、収納体212を自動二輪車に設けられた自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるための収納体取付座214、ナンバープレート1を取付けるナンバープレート取付座220を備え、ナンバープレート取付座220にナンバープレート1を取付けると、ETC車載器本体取付治具210は、正面から見て完全にナンバープレート1の後に隠れる大きさである。
収納体212は、大略的には、雑誌を収納するマガジンラックのような形状を有している。具体的には、背面230全体は壁となっており、両側面226、228は、下方にのみ壁を有し、前面224は側面226、228の壁の上方に対応する場所にのみ壁を有する。底面は、全面、壁となっている。上面は完全に開放されている。5つの壁面で形成される空間が、ETC車載器本体収納部234となる。側面226、228の壁の高さは、ETC車載器本体収納部234にETC車載器本体を収納したとき、ETC車載器本体に接続するケーブル類を取出すに邪魔とならない高さである。背面230の高さは、ETC車載器本体の高さに比較し若干高く、幅(両側面間距離)は、ETC車載器本体の幅よりも少し広くなっている。また厚さは、ETC車載器本体の厚さよりも若干大きい。各壁面224、226、228、230の内側には、図示を省略した板状の緩衝部材が取付けられており、緩衝部材が取付けられた状態で、ETC車載器本体収納部234にETC車載器本体を収納すると、ETC車載器本体はETC車載器本体収納部234に隙間なく収納され、前後左右に移動することはない。さらに2本の帯状の面ファスナ(図示を省略)の一端をそれぞれ背面230の壁に固定し、この2本の面ファスナを、ETC車載器本体収納部234に収納されたETC車載器本体、特にETC車載器本体の上部に巻きつけるようにすれば、ETC車載器本体がよりしっかり固定され好ましい。
収納体取付座214の構造、形態、及び収納体212の背面230の上部に取付けられている点は実施形態1の箱体取付座14と同じであるが、収納体取付座214は、収納体212の背面230に対して傾斜することなく同一平面上に連結固定されている。
ナンバープレート取付座220は、第1実施形態に示すナンバープレート取付座20から蓋部16を取り除いた形態をしている。このためナンバープレート取付座220にナンバープレート1を取り付けると、ナンバープレート1が直接、収納体212の前面、及び収納体212に収納されたETC車載器本体を覆う。
ナンバープレート取付座220は、第1実施形態に示すナンバープレート取付座20と同様に、一対のヒンジ271(271a、271bは図示省略)を介して、収納体取付座214に回動自在に連結する。第1実施形態に示すヒンジ71は、ナンバープレート取付座20を箱体12の前面を覆うように閉じたとき、ナンバープレート取付座20が箱体12の前面を隙間なく完全に覆うように支持ピンであるボルト76の中心とナンバープレート取付座20の裏面との距離が調整し取付けられているが、ヒンジ271は、取付け要領が若干異なる。ヒンジ271は、ナンバープレート取付座220に取付けたナンバープレート1でETC車載器本体を覆うようにナンバープレート取付座220を閉じたとき、ナンバープレート1が収納体220の背面230と平行とならず、ナンバープレート1の下部が収納体220の前面224の壁に接触し、側面視においてナンバープレート1の下部が背面230から離れるように取付けられている。このため収納体取付座214が収納体212の背面230に対して傾斜して取付けられていないけれども、ナンバープレート取付座220に取付けられたナンバープレート1は下辺が持ち上がる状態となるので、ライセンスプレートランプの光がよく当たり、夜間であってもナンバープレートを確実に視認することができる。
第3実施形態に示すETC車載器本体取付治具210は、第1実施形態及び第2実施形態に示すETC車載器本体取付治具10、110と異なり、ETC車載器本体を収納する収納部を有する収納体212が、上面に壁を有していないので、雨がETC車載器本体にかかるけれども、構造が非常に簡単であり安価に製造することができる。なお、ナンバープレート取付座220に取付けたナンバープレート1でETC車載器本体を覆うようにナンバープレート取付座220を閉じたとき、ナンバープレート取付座220を回動不能に固定する錠を設けることで、ETC車載器本体の脱落、盗難を防止できる点は、第1実施形態及び第2実施形態に示すETC車載器本体取付治具10、110と同じである。
以上、第1実施形態から第3実施形態で示すように本発明に係るETC車載器本体取付治具は、構造が簡単で、いずれの自動二輪車にも簡単にETC車載器本体を取付けることができる。またETC車載器本体は収納体に出し入れ自在なので、ETCカードの装着も容易である。さらにETC車載器本体を収納する箱体又は収納体は、ナンバープレート以下の大きさであるので、箱体又は収納体及びETC車載器はナンバープレートに隠れ、目立たず美観を損ねることもない。
符号の説明
1 ナンバープレート
10 ETC車載器本体取付治具
12 箱体
14 箱体取付座
16 蓋部
18 ナンバープレート取付部
20 ナンバープレート取付座
22 箱体の上面
24 箱体の底面
26 箱体の側面
28 箱体の側面
30 箱体の背面
34 ETC車載器本体収納部
36 緩衝部材
38 緩衝部材
40 緩衝部材
42 緩衝部材
44 緩衝部材
46 緩衝部材
60a 取付孔
60b 取付孔
70a、70b 取付孔
71a、71b ヒンジ
80 シリンダー錠
110 ETC車載器本体取付治具
112 箱体
114 箱体取付座
116 蓋部
120 ナンバープレート取付座
122 箱体の上面
124 箱体の底面
126 箱体の側面
128 箱体の側面
130 箱体の背面
131 箱体の背面の上部壁面
171a、171b ヒンジ
210 ETC車載器本体取付治具
212 収納体
214 収納体取付座
220 ナンバープレート取付座
224 箱体の底面
226 箱体の側面
228 箱体の側面
230 箱体の背面
234 ETC車載器本体収納部
271a、271b ヒンジ
本発明の第1実施形態としてのETC車載器本体取付治具10の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態としてのETC車載器本体取付治具10の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態としてのETC車載器本体取付治具10の側面図である。 本発明の第2実施形態としてのETC車載器本体取付治具110の外観を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態としてのETC車載器本体取付治具210にナンバープレート1を取付けた状態を側面方向から見た斜視図である。

Claims (6)

  1. 自動二輪車用のETC車載器本体取付治具であって、
    ETC車載器本体を出し入れ自在に収納し、少なくともナンバープレート以下の大きさの収納体と、
    前記収納体に収納されたETC車載器本体への振動伝達を防止する振動伝達防止手段と、
    前記収納体を自動二輪車に設けられている自動二輪車ナンバープレート取付座に取付けるための取付孔を有する収納体取付座と、
    前記収納体の前面を覆うようにナンバープレートを取付け可能な取付孔を有するナンバープレート取付座とを備え、
    前記ナンバープレート取付座に取付られたナンバープレートは、前記収納体に収納されたETC車載器本体を出し入れ可能にナンバープレート取付座と一体的に回動することを特徴とするETC車載器本体取付治具。
  2. 前記収納体取付座は、前記収納体の上部に位置し、収納体取付座を垂直面に取付けたとき、前記収納体の下部が垂直面から離れるように前記収納体に対して傾斜して取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のETC車載器本体取付治具。
  3. 前記収納体は、ETC車載器本体と略同一の大きさであることを特徴とする請求項1又は2に記載のETC車載器本体取付治具。
  4. 前記収納体は、前面が開口した矩形の箱体からなり、
    前記収納体取付座は、前記箱体の背面上部に連結するように設けられた板状体であり、
    前記ナンバープレート取付座は、前記箱体の前面を覆うことが可能な大きさを有する蓋部と該蓋部の上部に連結するナンバープレート取付部とを有する板状体で、一対のヒンジを介して前記収納体取付座に回動可能に連結することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のETC車載器本体取付治具。
  5. さらに前記ナンバープレート取付座にナンバープレートを取付けナンバープレートで前記収納体の前面を覆った状態で、前記ナンバープレート取付座を回動不能に固定する施錠手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のETC車載器本体取付治具。
  6. 自動二輪車用のETC車載器本体取付方法であって、
    自動二輪車に設けられている自動二輪車ナンバープレート取付座とナンバープレートとの間に、ETC車載器本体を出し入れ自在に収納可能なETC車載器本体取付治具を介してETC車載器本体を取付けることを特徴とするETC車載器本体取付方法。
JP2008322974A 2008-12-18 2008-12-18 Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法 Pending JP2010143414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008322974A JP2010143414A (ja) 2008-12-18 2008-12-18 Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008322974A JP2010143414A (ja) 2008-12-18 2008-12-18 Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010143414A true JP2010143414A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42564289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008322974A Pending JP2010143414A (ja) 2008-12-18 2008-12-18 Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010143414A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5586074B1 (ja) * 2014-05-15 2014-09-10 達也 石松 収納部を備えたナンバープレートフレーム
CN105501340A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 川崎重工业株式会社 跨乘式车辆
CN106218525A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 陈齐正 一种固定在车牌位置上的超薄车衣收纳盒

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5586074B1 (ja) * 2014-05-15 2014-09-10 達也 石松 収納部を備えたナンバープレートフレーム
CN105501340A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 川崎重工业株式会社 跨乘式车辆
CN105501340B (zh) * 2014-10-10 2018-04-27 川崎重工业株式会社 跨乘式车辆
CN106218525A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 陈齐正 一种固定在车牌位置上的超薄车衣收纳盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060053667A1 (en) Vehicle flag holder
US8231035B1 (en) Hitch ball assembly holder
EP2152547A2 (fr) Attache universelle pour tout type d'applications et de systèmes dont un écran ou un appareil de navigation y compris par téléphone mobile à un rétroviseur intérieur
US20080178642A1 (en) Semirigid motorcycle saddlebag universal lock assemby
US6971663B1 (en) Trailer hitch cover assembly
US6892483B2 (en) Reversible locking license plate and registration sticker tag protection frame
US5641108A (en) Bicycle and ski carrier for attachment to an automobile receiver hitch
US5588542A (en) Fishing rod rack
JP2010143414A (ja) Etc車載器本体取付治具及びetc車載器本体取付方法
AU2020218798A1 (en) A bicycle parking stand for locking a bicycle to the stand comprising an electronic lock
US7055724B2 (en) Support unit for pickup truck
CN101200206A (zh) 摩托车通讯装置及其安装结构
US6976691B1 (en) Motorcycle triple clamps
US6394283B1 (en) Motorcycle locking stand
CA2940498C (en) A snow brush holder attachable to the exterior of a vehicle
US6719318B1 (en) Trailer hitch cover assembly
KR200440182Y1 (ko) 내비게이션용 거치장치
JP2008162486A (ja) 車両用通信装置の設置構造
EP1906362B1 (en) Motorcycle communication device and mounting structure thereof
EP2269902A1 (en) Safety device for fitting a helmet to a vehicle and helmet therefor
US7857366B2 (en) Removable resilient vehicle protection assembly
WO2016147037A1 (en) Parking station for bicycles having a structure for covering and protecting a bicycle
FR2878553B1 (fr) Dispositif permettant d'empecher l'ouverture d'une porte coulissante de vehicule automobile en cas de choc frontal
RU114659U1 (ru) Устройство для закрепления двухколесного транспортного средства
RU2798016C2 (ru) Стойка для парковки велосипедов для фиксации велосипеда на стойке, включающая электронный замок