JP2010142382A - キャディバッグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャスター付きキャディバッグにおけるメイングリップ(19)の反対側になる口枠部(8)の側面に、水平方向の握り部(28B−2)を備えた硬質材からなる引き手部(28)を可動に或は固定して設けた。
引き手部(28)は所定の長さを有し、軸受である取付け部の庇状部で可動範囲を制限され、所定傾斜角度で停止する。
【選択図】図4
Description
メイングリップ(7)を設け、メイングリップ(7)と背面側収納部(3)の上方に把持テープ(19)を縫着している。
キャディバッグ底にキャスターが付いたモデル(図2−a)は、伸縮式の握り部(25)を延ばし引いて用いることで、比較的楽に移動させる事が出来る。
移動時は(図2−b)のような引っ張りスタイルになる。
伸縮式の握り部(25)は、背袋表生地(27)に支持杆用貫通孔(26)を設けて支持杆(24)がその貫通孔(26)を通って伸縮する。
キャディバッグを持ち上げるときには、補助的手がかりとなる。
しかし、この把持テープ(19)は、布生地を縫製してテープにして背面側収納部(3)の上端縁に縫着された短いかたちである。
把持テープ(19)は牽引に適せず、上方以外の方向では、持ったときに手の甲や爪先等の手の部位がキャディバッグに接触してしまい力の入れる方向に限定があった。
キャスター付キャディバッグにおいて、バッグを傾斜させた状態で牽引機能を有するより簡易な引き手部を案出し、収納スペースを占有しないコンパクトな構成とすることを課題とする。
背面側収納部(3)はそのままで、従来の図2ような伸縮式の握り部(25)は装置されていない。
口枠部に固定された支持杆差し込み受け部の構造的意味は、口枠部の表面に取付けられている構造や、口枠部に凹室を形成してその内部に取付ける構造も含む。
停止位置は、支持杆差し込み受け部に軸支点より突き出た庇状部のある支持杆差し込み受け部を設け、引き手部の支持杆を差込んで軸支して回動範囲を決めることができる。
取付け位置の水平方向から好ましくは実験側に基づく10度〜50度の角度範囲内に停止位置があること、さらに好ましくは20度位に停止位置がある可動限界を設定する。
引き手部がコンパクトで堅固に水平方向の握り部として取付けられ、背面側収納部の収納スペースを使用することもなく、ゴルフクラブとの接触がない傾斜で上方に引き出せる。
従前同様に、正面側収納部(2)、背面側収納部(3)、円筒形収納部(4)、を備え、メイングリップ(7)を設け、底巻き(5)で樹脂製底材(6)を貼った底部(20)にキャスター(21)を設けている。
又、着脱自在のフード(10)を備えているが、フード(10)には、フードマチ(11)の側面に引き手部用切り欠き(12)を設けている。
引き手部用切り欠き(12)は、立ち起こした引き手部(28)をもって牽引動作するときに支障がない程度の大きさで、実施例1では引き手部(28)と相似形のU状としている。
取付け部(28A−1)は、口枠部(8)曲面にフィットする背面形状で、口枠部(8)に固定する取付け用穴(28A−2)を4個所設けた左右対称の軸受基台であり、中間にロゴ取付け溝(28A−6)を設け、左右に支持杆差し込み受け部(28A−4)を設け、この支持杆差し込み受け部(28A−4)を横に貫通する接合孔(28A−3)を設けた構造である。
口枠部(8)の側面に固設された取付け部(28A−1)の支持杆差し込み受け部(28A−4)に取付けられる引き手部(28)は、略U状の握り部(28B−2)と支持杆(28B−1)とからなり、支持杆(28B−1)の端部に可動部接合孔(28B−3)を備えている。
可動部接合孔(28B−3)は可動部接合ビス(30)で留められ、上下方向へ回動自在に軸支される。
支持杆(28B−1)の差し込まれた上部には段差調整突起(28B−4)が設けられている。
図15は口枠部取付け式の引き手部(28)を側面図で図示しており、取付け部(28A−1)の可動接合ビス(30)を軸として支持杆(28B−1)が上下方向に回動している様を示している。
図15〜図17の右上がりの傾斜位置は、キャスター機能を利用する際に可動させた時の取付け部(28A−1)と支持杆(28B−1)の関係を断面図で示している。
図15〜図17の右上がりの傾斜位置は、停止位置でもある。
実施例では、取付け位置の水平方向から上向き傾斜で約20度を停止位置にしている。
図16は、支持杆差し込み受け部(28A−5)の庇状部分に支持杆(28B−1)が当接する状態の説明図である。
図16左図(ア)のように接合する実施態様では、実際の回動では、支持杆(28B−1)と支持杆差し込み受け部(28A−5)の一部が、きっちりと接しているので(接!部)図面上では問題は出てこないが、実際の使用に際してはその接触による摩擦負荷で上下可動がややスムーズに行われない製品の発生余地がある。
使用に際しての必要な角度は、図17で示すように、引き手部(28)の傾斜する角度X度は、X度>90度になる。
図示実施例では、X=110度に設計している。
図7(ア)はフード(10)を装着している場合で、不具合は特にない状況。
図7(イ)はフード(10)を装着しない場合で、引き手部(28)の寸法や角度が不適正で手が当たっている状況。
図7(ウ)はフード(10)を装着しない場合で、手が当たらないように引き手部(28)を長めと適性角度に構成して、不具合を解消した状況。
をそれぞれ図示している。
図7(ウ)は、図7(イ)の不具合を解消した図であり、引き手部(28)の角度が適性で、又引き手部(28)が適正な長さがあるときは、円内拡大図のように不具合が解消されることを示している。
実施例1では、ベストな長さは可動接合ビス(30)から握り部(28B−2)がある支持杆(28B−1)の端迄で90mmの長さとした。
口枠部(8)の幅をはみ出しているが、引き手部(28)、支持杆(28B−1)を最長で設定した場合には破線で表現した引き手部最長(32)でもよい。
実施例3における引き手部(28)は、口枠部(8)の幅内に収まる長さになる。凹室を形成する場合、円筒形収納部(4)の内部空間にあまり影響がない構造であることが大切である。
支持杆(28B−1)を伸縮式構造にすると、収納時短く、取り出して傾斜位置ではある程度延ばした長さで使用できる。
2個所の握り部を有する引き手部(28)になる。
図20(ア)は引き手部(28)を180度の可動範囲に設計したものである。
図20(ア)は、ある程度の長さをもって構成する場合では手の甲が当接することもなく、180度の可動範囲での取付けでも使用に支障のない構造となる。
但し、あまり長くない引き手部(28)では、傾斜して停止する角度範囲は、図中の小丸模様の範囲内(水平位置から上方へ90度の範囲)が好ましい。
図20(イ)は図11で示す取付け部(28A−1)を上下逆に取付けたものであり、引き手部(28)が水平位置から上方へ90度可動にしたものである。
この図20(ア)(イ)は、図中小丸模様記入の角度範囲内のいずれかの角度で停止する構造が、特徴であることを示している。
そして、停止する角度は、取付け位置の水平方向から好ましくは実験側に基づく10度〜50度の角度範囲内に停止位置があること、さらに好ましくは20度〜45度の角度範囲内に停止位置があるのが使い易い。
2 正面側収納部
3 背面側収納部
4 円筒形収納部
5 底巻き
6 樹脂製底材
7 メイングリップ
8 口枠部
9 口枠トップ
10 フード
11 フードマチ
12 引き手部用切り欠き
13 ドライバークラブ
14 ロングアイアンクラブ
15 ショートアイアンクラブ
16 使用ボール、予備ボール、ティー等
17 シューズ袋
18 レインウエアー
19 把持テープ
20 底部(キャスター付き樹脂製底材)
21 キャスター
22a 従来のキャディバッグの支持杆取付け部(上側)
22b 従来のキャディバッグの支持杆取付け部(下側)
23 従来のキャディバッグの支持杆収納筒部
24 従来のキャディバッグの支持杆
25 従来のキャディバッグの取手握り部
26 従来のキャディバッグの支持杆用貫通孔
27 背袋表生地面
28 引き手部(口枠部取付式)
28A−1 取付け部
28A−2 取付け用穴
28A−3 支持杆の可動部接合孔(本体側)
28A−4 支持杆差し込み受け部
28A−5 支持杆差し込み受け部の断面
28A−6 ロゴ取付け溝
28B−1 支持杆
28B−2 握り部
28B−3 支持杆の可動部接合孔(支持杆側)
28B−4 段差調整突起
29 取付けビス
30 可動部接合ビス
31 使用者の手
32 引き手部最長
33 口枠ハチマキ
線状加重部
Claims (3)
- 底部キャスターの取付け側に背面側収納部が設けられたキャスター付きのキャディバッグにおいて、キャスターの取付け側の上方で口枠部の側面に、水平方向の握り部とその支持杆とからなる平面視で略U状の形状で、上下方向へ回動自在に軸支された硬質材製の引き手部を設けたことを特徴とするキャディバッグ。
- 前記引き手部は、その取付け位置の水平方向から好ましくは上方へ10度〜50度の範囲のなかに停止することを特徴とする請求項1に記載のキャディバッグ。
- 前記引き手部は、取付け部と左右の支持杆を有する握り部から構成され、取付け部は口枠部曲面にフィットする背面形状で口枠部に固定される左右対称の軸受基台であり、中間にロゴ取付け溝を設け、左右に支持杆差し込み受け部を設け、支持杆差し込み受け部は左右の支持杆を差し込んで可動部接合ビスで軸支し、かつ支持杆の可動角度を制限する庇状部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のキャディバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008321681A JP2010142382A (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | キャディバッグ |
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JP2010142382A true JP2010142382A (ja) | 2010-07-01 |
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ID=42563432
Family Applications (1)
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JP2008321681A Ceased JP2010142382A (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | キャディバッグ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012143303A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Hiroshi Aoki | ゴルフバッグの搬送具及びゴルフバッグの搬送用具 |
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2008
- 2008-12-17 JP JP2008321681A patent/JP2010142382A/ja not_active Ceased
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