JP2010141449A - VoIPゲートウェイ装置、データ通信システム及びそれらに用いるVoIP接続制御方法 - Google Patents

VoIPゲートウェイ装置、データ通信システム及びそれらに用いるVoIP接続制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 WAN回線障害発生時のVoIPの音声品質劣化の回避及びWAN回線障害未発生時の帯域の有効活用を実現可能なVoIPゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】 VoIPゲートウェイ装置(2)は、複数のWAN回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータ装置を上位に位置付けたデータ通信システムに用いられる。また、VoIPゲートウェイ装置(2)は、ルータ装置におけるWAN回線の状態を取得する取得手段(通知信号インタフェース部21)と、WAN回線の状態に合わせてVoIP接続を制御する制御手段(接続判定処理部22)とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明はVoIPゲートウェイ装置、データ通信システム及びそれらに用いるVoIP接続制御方法に関し、特に回線状況に合わせたVoIP(Voice over Internet Protocol)接続制御に関する。
本発明に関連するVoIP接続制御では、同時に複数のVoIP接続で使用する帯域がWAN(Wide Area Network)回線の帯域を超える場合、VoIPの音声品質が劣化するため、システムとしてのVoIP同時接続可能数を固定化している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−184351号公報
しかしながら、上述した本発明に関連するVoIP接続制御では、WAN回線障害によりVoIPに使用できる帯域が減るため、WAN回線障害未発生を前提としたVoIP同時接続可能数の設定では、VoIPの音声品質が劣化することが起こり得るという課題がある。
また、本発明に関連するVoIP接続制御では、WAN回線障害発生を前提としたVoIP同時接続可能数の設定では、WAN回線の帯域に余裕があるのに、VoIP接続しないことがあり、帯域の有効活用が行えないという課題がある。
さらに、本発明に関連するVoIP接続制御では、VoIPの音声品質の劣化が起こらない場合においても、VoIPデータが帯域を占有することにより、VoIP以外のデータ通信ができなくなるという課題がある。
同時に複数のVoIP接続で使用する帯域がWAN回線の帯域を超える場合、VoIPの音声品質は劣化する。ルータのように、複数のWAN回線を使用して帯域を増やしている場合、WAN回線障害によりVoIPに使用できる帯域が減るため、WAN回線障害未発生を前提としたVoIP同時接続可能数の設定では、VoIPの音声品質が劣化することが起こり得る。
また、WAN回線障害発生を前提としたVoIP同時接続可能数の設定では、WAN回線の帯域に余裕があるのに、VoIP接続しないことがあり、帯域の有効活用が行えない。
さらに、VoIPの音声品質の劣化が起こらない場合においても、VoIPデータが帯域を占有することにより、VoIP以外のデータ通信ができなくなることがある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、WAN回線障害発生時のVoIPの音声品質劣化の回避及びWAN回線障害未発生時の帯域の有効活用を実現することができるVoIPゲートウェイ装置、データ通信システム及びそれらに用いるVoIP接続制御方法を提供することにある。
本発明によるVoIPゲートウェイ装置は、複数のWAN(Wide Area Network)回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータ装置を上位に位置付けたデータ通信システムに用いられるVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置であって、
前記ルータ装置におけるWAN回線の状態を取得する取得手段と、前記WAN回線の状態に合わせてVoIP接続を制御する制御手段とを備えている。
本発明によるデータ通信システムは、上記のVoIPゲートウェイ装置を含むことを特徴とする。
本発明によるVoIP接続制御方法は、複数のWAN(Wide Area Network)回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータ装置を上位に位置付けたデータ通信システム内のVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置に用いられるVoIP接続制御方法であって、
前記ルータ装置におけるWAN回線の状態を取得する取得処理と、前記WAN回線の状態に合わせてVoIP接続を制御する制御処理とを備えている。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、WAN回線障害発生時のVoIPの音声品質劣化の回避及びWAN回線障害未発生時の帯域の有効活用を実現することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明によるVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置の概要について説明する。本発明によるVoIPゲートウェイ装置は、複数のWAN(Wide Area Network)回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータ装置を上位に位置付けたデータ通信システムに用いている。
本発明によるVoIPゲートウェイ装置は、上位に位置付けたルータ装置におけるWAN回線障害の監視状況に合わせてVoIP接続を制御することを特徴としている。
ルータ装置は、WAN回線障害を監視し、WAN回線障害発生を検出した場合にVoIPゲートウェイ装置にWAN回線障害を通知する。VoIPゲートウェイ装置は、予めVoIP同時接続可能数を設定し、設定数を上限にVoIP接続を制御する。また、VoIPゲートウェイ装置は、WAN回線障害発生または未発生の状況に応じて、VoIP同時接続可能数の決定及びVoIP接続を制御する。
本発明は、VoIPゲートウェイ装置に、WAN回線障害未発生の場合のVoIP同時接続数をx呼、WAN回線障害発生の場合のVoIP同時接続数をy呼というように状況に合わせた複数のVoIP同時接続可能数を予め設定する。
また、ルータ装置は、WAN回線障害を監視し、WAN回線障害発生を検出した場合に通知信号線を使用してWAN回線障害発生中をVoIPゲートウェイ装置へ通知する。VoIPゲートウェイ装置は、新規発着呼が出てきた時に通知信号線からの通知状態を確認し、現在のVoIP同時接続可能数を決定する。
ここで、通知信号線の通知状態がWAN回線障害未発生を示す場合は、現在のVoIP同時接続数がx呼未満であれば、新規発着呼をVoIP接続し、x呼以上であれば、新規発着呼をVoIP接続しない。
また、通知信号線の通知状態がWAN回線障害発生を示す場合は、現在のVoIP同時接続数がy呼未満であれば、新規発着呼をVoIP接続し、y呼以上であれば、新規発着呼をVoIP接続しない。
このように、本発明は、WAN回線障害状況に合わせてVoIP同時接続可能数を変化させることにより、WAN回線障害発生時のVoIPの音声品質劣化の回避及びWAN回線障害未発生時の帯域の有効活用を実現することができる。また、本発明は、VoIPデータの帯域占有を抑制することで、VoIP以外のデータ通信ができなくなることを回避することができる。
ここで、VoIPゲートウェイ装置は、一般的に、VoIP処理を実施可能な、ITU−T(International Telecommunications Union−Telecommunication Standardization Sector) H323、SIP(Session Initiation Protocol)、Megaco(Media gateway control)、MGCP(Media Gateway Control Protocol)等のプロトコルを利用することができる。
また、VoIPゲートウェイ装置は、LAN(Local Area Network)を介してルータ装置と接続され、また音声回線を通して電話機やPBX(Private Branch eXchange)と接続される。
ルータ装置からVoIPゲートウェイ装置に送信されるデータは、VoIPデータであり、一般のメール等のパケットデータは、ルータ装置で切り分けられており含まれない。また、VoIPゲートウェイ装置からルータ装置へ送信するデータは、VoIPデータのみである。
VoIPゲートウェイ装置は、上記のプロトコルで利用されるゲートキーパやコールエージェント等と呼ばれるいわゆるVoIPサーバを利用して、IP(Internet Protocol)アドレスと電話番号とを変換することで、IP網と回線交換網とを接続している。
VoIP接続可能数は、WAN回線の状態により、すべてが正常な場合からすべてが異常な場合まで、WAN回線がN回線(Nは正の整数)あれば、2のN乗通りの組み合わせを持つ。
例えば、○が正常、×が障害時とし、WAN回線が3回線であれば、(○、○、○)、(○、○、×)、(○、×、○)、(×、○、○)、(○、×、×)、(×、○、×)、(×、×、○)、(×、×、×)の8通りである。
ルータ装置から障害発生・復旧に利用されるプロトコルは、SNMP(Simple Network Management Protocol)のtrapデータ等が利用できる。また、あるいは本発明専用のアプリケーションデータ(障害発生・復旧WAN回線識別子とそれらの障害発生復旧の区別を含む)によることも可能である。
図1は本発明の第1の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施の形態によるデータ通信システムは、ルータ1及びVoIPゲートウェイ2から構成されており、ルータ1にはWAN回線101,102が接続され、ルータ1とVoIPゲートウェイ2とはLAN回線103及び通知信号線104にて接続されている。
ルータ1とVoIPゲートウェイ2とは接続状態にあり、LAN回線103を使用してVoIPデータ通信を行い、通知信号線104を使用してWAN回線障害発生を通知する。また、ルータ1は、複数のWAN回線を収容し、VoIPゲートウェイ2は複数の電話機(図示せず)を収容する。尚、本実施の形態では、複数のWAN回線がWAN回線101及びWAN回線102の2回線である場合について説明する。
ルータ1は、複数のWAN回線を収容可能であり、帯域確保並びに負荷分散を行い、VoIPゲートウェイ2を配下におく。VoIPゲートウェイ2は、複数のWAN回線の状態に応じてVoIP接続数を制御する。
ルータ1は、WAN回線の状態を監視し、WAN回線の障害発生を検知した場合、その旨をVoIPゲートウェイ2に通知する。また、ルータ1は、障害の復旧を検知した場合、その旨をVoIPゲートウェイ2に通知する。
図2は図1のVoIPゲートウェイ2の構成例を示すブロック図である。図2は、VoIPゲートウェイ2におけるVoIP接続可否を決める構成を示しており、VoIPゲートウェイ2は、通知信号インタフェース部21と、接続判定処理部22と、設定データベース23とを含んで構成されている。尚、VoIP接続に関する構成は公知であるので、その説明を省略する。
VoIPゲートウェイ2は、ルータ1から入力するVoIP接続可能数を、WANの障害状態に応じて設定している。例えば、上記のように、WAN回線障害未発生の場合は、VoIP同時接続数をx呼、WAN回線障害発生の場合は、VoIP同時接続数をy呼というように状況に合わせた複数のVoIP同時接続可能数を予め設定している。
VoIPゲートウェイ2は、VoIPの接続数を随時カウントし、VoIP接続可能数を超える場合、接続を制限する。また、VoIPゲートウェイ2は、VoIP接続可能数を以下であれば、接続を可能とする。
通知信号インタフェース部21では、ルータ1から受信した障害状態の最新状態を記録しており、接続判定処理部22からの問い合わせにより送信する。接続判定処理部22では、VoIPデータをルータ1から受信し、接続数をカウントし、設定データベース23に記録されているVoIP接続可能数と比較し、VoIP接続数の制御をしている。接続判定処理部22は、接続可能であれば、VoIPデータを図示せぬPBXや電話機に送信する。
接続判定処理部22は、通知信号インタフェース部21と設定データベース23とに接続し、通知信号インタフェース部21から得られるWAN回線障害発生情報と設定データベース23から得られるVoIP同時接続可能数情報及び接続判定処理部22で管理しているVoIP同時接続数情報とにより、新規発着呼をVoIP接続するかを判定する。
尚、設定データベース23に格納されたVoIP同時接続可能数情報としては、WAN回線障害が未発生状態のVoIP同時接続可能数をx呼、WAN回線101で障害発生状態のVoIP同時接続可能数をy呼、WAN回線102で障害発生状態のVoIP同時接続可能数をz呼とする。
図3〜図5は図1のVoIPゲートウェイ2の動作例を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照してVoIPゲートウェイ2がVoIP接続可否を判定する動作について説明する。
VoIPゲートウェイ2にて新規発着呼によるVoIP接続要求を検出した場合(図3ステップS1)、接続判定処理部22は、通知信号インタフェース21よりWAN回線障害発生情報を入手する(図3ステップS2)。
接続判定処理部22は、WAN回線障害発生情報がWAN回線障害未発生の場合(図3ステップS3)、設定データベース23のVoIP同時接続可能数情報より、現在のVoIP同時接続可能数がx呼となる情報を入手する。
さらに、接続判定処理部22は、現在管理しているVoIP同時接続数情報がx呼未満であるかを判定し(VoIP同時接続数<x呼)(図3ステップS4)、VoIP同時接続数がx呼未満であれば(図3ステップS4のYES)、新規発着呼のVoIP接続を行い(図3ステップS5)、x呼以上であれば(図3ステップS4のNO)、新規発着呼をVoIP接続しない制御とする(図3ステップS6)。
接続判定処理部22は、WAN回線障害発生情報がWAN回線101の障害発生の場合(図4ステップS7のWAN回線101)、設定データベース23のVoIP同時接続可能数情報より、現在のVoIP同時接続可能数がy呼となる情報を入手する。
さらに、接続判定処理部22は、現在管理しているVoIP同時接続数情報がy呼未満であるかを判定し(VoIP同時接続数<y呼)(図4ステップS8)、VoIP同時接続数がy呼未満であれば(図4ステップS8のYES)、新規発着呼のVoIP接続を行い(図4ステップS9)、y呼以上であれば(図4ステップS8のNO)、新規発着呼をVoIP接続しない制御とする(図4ステップS10)。
接続判定処理部22は、WAN回線障害発生情報がWAN回線102の障害発生の場合(図4ステップS7のWAN回線102)、設定データベース23のVoIP同時接続可能数情報より、現在のVoIP同時接続可能数がz呼となる情報を入手する。
さらに、接続判定処理部22は、現在管理しているVoIP同時接続数情報がz呼未満であるかを判定し(VoIP同時接続数<z呼)(図5ステップS11)、VoIP同時接続数がz呼未満であれば(図5ステップS11のYES)、新規発着呼のVoIP接続を行い(図5ステップS12)、z呼以上であれば(図5ステップS11のNO)、新規発着呼をVoIP接続しない制御とする(図5ステップS13)。
上記のように、本実施の形態では、ルータ1からの通知信号線104により通知されるWAN回線障害発生情報に基づきVoIPゲートウェイ2にてVoIP同時接続可能数を決定することによって、WAN回線障害発生時のVoIPの音声品質劣化の回避及びWAN回線障害未発生時の帯域の有効活用を実現することができる。
また、VoIPデータが帯域を占有してしまい、VoIP以外のデータ通信ができなくなることがあるが、本実施の形態では、VoIPデータの帯域占有を抑制することで、VoIP以外のデータ通信ができなくなることを回避することができる。
このように、本実施の形態では、WAN回線障害状況に合わせてVoIP同時接続可能数を設定し、新規発着呼に対してVoIP同時接続可能数以上のVoIP接続を行わない制御をすることによって、VoIPの音声品質劣化を回避することができる。
また、本実施の形態では、WAN回線障害発生情報に基づきVoIP同時接続可能数を決定することによって、WAN回線障害未発生時の帯域の有効活用を実現することができる。
さらに、本実施の形態では、WAN回線障害発生情報に基づきVoIP同時接続可能数を決定することによって、WAN回線障害発生有無に関わらず、VoIPデータの帯域占有を抑制することで、VoIP以外のデータ通信ができなくなることを回避することができる。
本発明の第2の実施の形態は、その基本的構造が上記の本発明の第1の実施の形態と同様であるが、上位のルータ1からのWAN回線障害発生情報の通知方法についてさらに工夫している。
図6は本発明の第2の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。図6において、本発明の第2の実施の形態によるデータ通信システムでは、ルータ3とVoIPゲートウェイ4とがLAN回線103のみで接続し、LAN回線103にVoIPデータ及びWAN回線障害発生情報を通す構成としている。
LAN回線103を使用してWAN回線障害発生情報を通知する方法として、ルータ3からVoIPゲートウェイ4へSNMPのTRAP(SNMPエージェント側からSNMPマネージャへと異常を通知する仕組み)にて通知する。また、別の通知方法として、VoIPゲートウェイ4からルータ3のMIB(Management Information Base)取得によりWAN回線障害発生情報を通知する。
このように、本実施の形態では、上記の本発明の第1の実施例と同様の効果が得られるとともに、個別の通知信号線を用意することなく、WAN回線の障害情報をLAN回線を使用して通知することが可能となる。
本発明の第3の実施の形態は、その基本的構造が上記の本発明の第1の実施の形態と同様であるが、ルータに複数のVoIPゲートウェイが接続する構成におけるVoIP同時接続数の管理方法についてさらに工夫している。
図7は本発明の第3の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。図7において、本発明の第3の実施の形態によるデータ通信システムでは、ルータ3とVoIPゲートウェイ5とVoIPゲートウェイ6とをLAN回線103で接続し、LAN回線103にVoIPデータ及びWAN回線障害発生情報以外に、VoIPゲートウェイ5とVoIPゲートウェイ6との間で通信する接続制御情報を通す構成としている。
複数のVoIPゲートウェイ5,6を使用してWAN回線帯域状況に合わせたVoIP同時接続数を管理するためには、1台のVoIPゲートウェイをマスタとして全体のVoIP同時接続数を管理する。図7においては、VoIPゲートウェイ5をマスタとする。
VoIPゲートウェイ5にて新規発着呼によるVoIP接続要求を検出した場合の動作については、上記の本発明の第1の実施の形態で説明したとおりであり、VoIP同時接続数管理はVoIP接続時に1呼加算またVoIP接続解除時に1呼減算とする。
VoIPゲートウェイ6にて新規発着呼によるVoIP要求を検出した場合は、VoIPゲートウェイ6がマスタであるVoIPゲートウェイ5にVoIP接続許可を要求する。VoIP接続可否を判定する動作は、上記の本発明の第1の実施の形態で説明したとおりであり、VoIPゲートウェイ5は、VoIP接続可の場合、VoIPゲートウェイ6にVoIP接続許可を通知してVoIP同時接続管理は1呼加算し、VoIP接続不可の場合はVoIPゲートウェイ6にVoIP接続禁止を通知する。
また、VoIPゲートウェイ6は、VoIP接続が解除されたことを検出すると、マスタであるVoIPゲートウェイ5にVoIP接続解除を通知し、VoIPゲートウェイ5は、VoIP同時接続管理を1呼減算する。
このように、本実施の形態では、上記の本発明の第1の実施例と同様の効果が得られるとともに、複数のVoIPゲートウェイを使用した構成においても、VoIP同時接続数の管理が可能になるという効果が得られる。
本発明の第4の実施の形態は、その基本的構造が上記の本発明の第1の実施の形態と同様であるが、VoIPゲートウェイに電話回線を接続する構成におけるVoIP接続不可の場合の代替接続方法についてさらに工夫している。
図8は本発明の第4の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。図8において、本発明の第4の実施の形態によるデータ通信システムでは、ルータ7とVoIPゲートウェイ8とをLAN回線103で接続し、さらにVoIPゲートウェイ8は電話回線105と接続して一般の電話サービスを利用することができる構成としている。
VoIPゲートウェイ8にて新規発呼によるVoIP接続要求を検出した場合の動作については、上記の本発明の第1の実施の形態で説明したとおりであり、VoIPゲートウェイ8はVoIP同時接続可能数超過によりVoIP接続不可となった場合に電話回線105を使用して一般の電話サービスとして発呼する。
このように、本実施の形態では、上記の本発明の第1の実施例と同様の効果が得られるとともに、一般の電話サービスを利用することができる構成とすることにより、新規発呼の接続率が向上するという効果が得られる。
本発明は、障害発声・復旧の通知方法として、障害通知用の専用線(通知信号線)を介する方法に加え、VoIPデータの授受に利用するLAN回線を利用する方法がある。
また、本発明は、VoIP接続可能数が閾値を超えた場合、臨時回線として、図8に示すように、電話回線を利用することもできる。
さらに、本発明は、図7に示すように、ネットワーク構成を複数のVoIPゲートウェイにより実現し、マスタのVoIPゲートウェイを1装置設置して、他のVoIPゲートウェイと連携することで、系全体のVoIPの接続数をカウントし、VoIPの接続を制御することもできる。
本発明は、複数のWAN回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータを上位に位置付けたデータ通信システムに用いるVoIPゲートウェイに適用することができる。
本発明の第1の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。 図1のVoIPゲートウェイの構成例を示すブロック図である。 図1のVoIPゲートウェイの動作例を示すフローチャートである。 図1のVoIPゲートウェイの動作例を示すフローチャートである。 図1のVoIPゲートウェイの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態によるデータ通信システムの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1,3,7 ルータ
2,4,5,6,8 VoIPゲートウェイ
21 通知信号インタフェース部
22 接続判定処理部
23 設定データベース
101,102 WAN回線
103 LAN回線
104 通知信号線
105 電話回線

Claims (17)

  1. 複数のWAN(Wide Area Network)回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータ装置を上位に位置付けたデータ通信システムに用いられるVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置であって、
    前記ルータ装置におけるWAN回線の状態を取得する取得手段と、前記WAN回線の状態に合わせてVoIP接続を制御する制御手段とを有することを特徴とするVoIPゲートウェイ装置。
  2. 前記制御手段は、前記WAN回線の状態毎に予め設定されたVoIP同時接続可能数を上限に前記VoIP接続を制御することを特徴とする請求項1記載のVoIPゲートウェイ装置。
  3. 前記制御手段は、前記WAN回線の障害発生または未発生の状況に応じて予め設定されたVoIP同時接続可能数を上限に前記VoIP接続を制御することを特徴とする請求項2記載のVoIPゲートウェイ装置。
  4. 前記取得手段は、前記ルータ装置から通知されかつ前記ルータ装置における前記WAN回線の障害発生の監視結果を前記WAN回線の状態として取得することを特徴とする請求項3記載のVoIPゲートウェイ装置。
  5. 前記取得手段は、前記ルータ装置との間の通知信号線を通して前記監視結果を受け取ることを特徴とする請求項4記載のVoIPゲートウェイ装置。
  6. 前記取得手段は、前記ルータ装置との間のLAN(Local Area Network)回線を通して前記監視結果を受け取ることを特徴とする請求項4記載のVoIPゲートウェイ装置。
  7. 他のVoIPゲートウェイ装置が前記LAN回線を介して前記ルータ装置に接続する構成において、自装置がマスタとして動作する場合に全体のVoIP同時接続数を管理することを特徴とする請求項6記載のVoIPゲートウェイ装置。
  8. 前記制御手段は、前記VoIP同時接続可能数の超過により前記VoIP接続が不可となった場合に電話回線を使用して一般の電話サービスとして発呼することを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか記載のVoIPゲートウェイ装置。
  9. 上記の請求項1から請求項8のいずれかに記載のVoIPゲートウェイ装置を含むことを特徴とするデータ通信システム。
  10. 複数のWAN(Wide Area Network)回線を使用して帯域確保及び負荷分散を行うルータ装置を上位に位置付けたデータ通信システム内のVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置に用いられるVoIP接続制御方法であって、
    前記ルータ装置におけるWAN回線の状態を取得する取得処理と、前記WAN回線の状態に合わせてVoIP接続を制御する制御処理とを有することを特徴とするVoIP接続制御方法。
  11. 前記制御処理において、前記WAN回線の状態毎に予め設定されたVoIP同時接続可能数を上限に前記VoIP接続を制御することを特徴とする請求項10記載のVoIP接続制御方法。
  12. 前記制御処理において、前記WAN回線の障害発生または未発生の状況に応じて予め設定されたVoIP同時接続可能数を上限に前記VoIP接続を制御することを特徴とする請求項11記載のVoIP接続制御方法。
  13. 前記取得処理において、前記ルータ装置から通知されかつ前記ルータ装置における前記WAN回線の障害発生の監視結果を前記WAN回線の状態として取得することを特徴とする請求項12記載のVoIP接続制御方法。
  14. 前記取得処理において、前記ルータ装置との間の通知信号線を通して前記監視結果を受け取ることを特徴とする請求項13記載のVoIP接続制御方法。
  15. 前記取得処理において、前記ルータ装置との間のLAN(Local Area Network)回線を通して前記監視結果を受け取ることを特徴とする請求項13記載のVoIP接続制御方法。
  16. 複数のVoIPゲートウェイ装置が前記LAN回線を介して前記ルータ装置に接続する構成において、マスタとして動作するVoIPゲートウェイ装置が全体のVoIP同時接続数を管理することを特徴とする請求項15記載のVoIP接続制御方法。
  17. 前記制御処理において、前記VoIP同時接続可能数の超過により前記VoIP接続が不可となった場合に電話回線を使用して一般の電話サービスとして発呼することを特徴とする請求項11から請求項16のいずれか記載のVoIP接続制御方法。
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