JP2010138889A - 磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法 - Google Patents

磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゼロ磁揚による活性効果を最大限に発揮させるため並列に配置された複数の分流管の外側面上にそれぞれ設置され固定されたゼロ磁場による活性化装置の構成条件と各分流管の内部を流れる燃料油の流速とによって定まる燃料油の分子に発生する周期性が特有の周期性と一致する様に流速を定める事。
【解決手段】磁気による活性化装置を構成するゼロ磁場同士が設置される間隔と各分流管内を流れる燃料油の流速との関連で定まる燃料油の電子エネルギーの周期性と燃料油が反応し励起状態となる特有の周期性とを一致させる。同時に車の燃料ホース内を流れる燃料油の流量が常に変化する状態で入口側導入口3から流動穴4より連結穴4に導入により流動穴4に接続し開口された各分流管への押し込み圧力の反作用による圧力を連結穴を通じて圧力調整穴12及び13に導入し各分流管への押し込み圧力の差を打ち消す事により分流管内を流れる燃料油の流速を等しくする。
【選択図】図1

Description

永久磁石により構成され磁界中の磁束を切断する場合に磁束の変化率が無限大に近い特殊な合成磁場(ゼロ磁場)による強力な誘導現象を利用し得る方法に関するものである。
本発明による磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法(以下.本発明による並列分流方法と略称する)により液体又は気体のうち特に炭化水素系分子の混合物からなるエンジンに使用する燃料油について具体的に説明する。
A.従来の通常の磁場による電磁誘導現象について説明する。
磁気による電磁誘導現象とはエネルギーの種類や場所を変えて変換する事が出来る最も一般的に利用されているエネルギーの変換現象である。
さて通常のN極とS極との永久磁石で磁力の等しくない異極同士の接合面上で構成される磁界中を移動し磁束を切断する事により通常の一般的な磁束を切断する条件を作る事が出来る。
この場合の合成磁界を構成する永久磁石の磁力の方向は逆向きであり磁力は打消し合うため接合面上の合成磁界は相隣る永久磁石のうち.より強い磁力を有する永久磁石の極性を有する残留磁場となり通過する物体が切断する磁束の変化率は無限大とは程遠いものでであるが一定の値となる。
また磁気エネルギーの小さな永久磁石の相隣る異極同士の接合面上で構成され一定の磁束の変化率となる合成磁場による磁界中に電気の不良導体である燃料油をを移動させる事により燃料油の分子が切断した磁束の変化率により低いレベルの磁気による電子エネルギーが燃料油の分子の原子に誘導されるが.そのエネルギーのレベルは低く実用性は全くない。
一般的に永久磁石及び電磁石により利用し得る電磁誘導現象による磁気エネルギーは非常に大きいレベルの誘導エネルギーである。
アルミの金属板が切断する磁束の変化率による電磁誘導現象はアラゴの円盤として一般的に良く知られた例でる。
すなわち磁界中に電気の良導体であるアルミの金属板を移動させる事によりアルミの金属板が切断した磁束の変化率に相当する誘導電流がアルミの金属板に流れる。
これは誘導電動機の駆動原理として広く一般に利用されている。
発電機も同様に磁界中に非磁性体の銅線を移動させる事により銅線が切断する磁束の変化率によって銅線に誘導電流を発生させるものであり磁気による誘導現象を利用したものである。
また電磁石により発生する磁場による磁界中に非磁性体よりなるアルミや銅等の金属板を設置し固定し交流電流値の変化によりアルミや銅の金属板が切断する磁束を変化させる事により電磁誘導現象を発生させ金属板には渦電流が流れジュール熱が発生する。
この原理も通常の電磁誘導現象を利用したものであり電子レンジの発熱の原理として最近のIH電磁調理に使用されている。
B.液体及び気体に対する永久磁石によるゼロ磁場の構成及び作用について説明する。
主磁束面の磁力が等しい永久磁石の異極同士の主磁束面を直接.相隣る様に接触させ並べて構成した合成磁場において極性が分かれる境目となる線上における合成磁力のベクトル量はゼロとなる。
また主磁束面の異極同士が相隣り境目を構成する接合面上で構成される磁界中を燃料油の分子が移動する場合に燃料油の分子が切断する磁束の変化率は事実上.無限大に近い値となる。
上記の様に異極同士が相隣り境目を構成する接合面では磁力が等しく磁力の方向が逆向きの磁力が合成されるため磁力のベクトル量は相殺されゼロとなるがスカラー量で表される磁気エネルギーは前後の周辺部の2倍となる特殊な磁界であり.これを仮にゼロ磁場と呼ぶ。
C.電磁誘導現象に関するファラデー.ノイマンの法則について説明する。
磁気による電磁誘導現象に関するファラデー.ノイマンの法則によれば電気の良導体であり且つ非磁性体である銅線が磁束を切断する場合に単位時間に切断する磁束の変化率の大きさに比例した誘導起電力が銅線に発生する。
一般式で表す
e=dφ/dt
但しe:発生する誘導起電圧 φ:切断する磁束 t:時間
液体及び気体のうち特に磁束を切断する物質が非磁性体よりなる銅線ではなく非磁性体であるガソリンや軽油及びLPガス等の炭化水素の化合物からなる分子の混合物からなり且つ非磁性体よりなる熱機関に使用する燃料油である場合について説明する。
エンジンに使用する燃料油においては非磁性体である銅線の場合に発生した誘導起電力に相当する磁気量子数で表される電子エネルギーが同様に燃料油の分子の原子に誘導される。
また量子論における電子エネルギーの定義によれば.この燃料油の分子が切断する磁束の変化率により燃料油の分子の原子に誘導される電子エネルギーは磁気量子数(Magnetic quantum number)で表される磁気による電子エネルギーであり最外殻電子の移動方向及び軌道面の傾きに関する値で表わされるものである。
ゼロ磁場により燃料油の分子の原子に誘導される磁気による電子エネルギーは一般的な主量子数及び副量子数で表される熱や圧力及び運動に関する電子エネルギーとは異なり最外殻電子の運動の仕方が全く異なる値である。
すなわち電子エネルギーの運動の成り立ちが根本的に異なる。
従がってゼロ磁場により燃料油の分子の原子に誘導された高いレベルの電子エネルギーが原因となり燃料油の分子に発生した磁気による運動エネルギーはエンジンのシリンダー内でのMax.1,400℃にも達する高温や燃焼による大きな爆発的な膨張圧力に対しても何ら影響を受け減衰する事はない。
また核融合を目的としたトカマク型の試験装置において通常では発生しない様なプラズマによる超高温を閉じ込めるために磁気が利用されている事からも明らかである。
また燃料油の分子の原子の最外殻電子には主量子数及び副量子数で表される従来の熱エネルギーに新たにゼロ磁場により誘導された磁気量子数で表される電子エネルギーが加えられ共有された状態となるものと考えられる。
量子論におけるパウリの禁則によれば一般に原子は主量子数と副量子数に加え磁気量子数の3種の異なった量子数で表される電子エネルギーを共有する事を否定していない事からも明らかである。
特にゼロ磁場により燃料油の分子に磁気による運動エネルギーが発生する理由はゼロ磁場により燃料油の分子の原子に同時に誘導されチャージされた同種の磁気による電子エネルギーにより発生するク−ロン力による強力な反発力により燃料油の各分子には分子間引力を振り切り個々にバラバラとなる強力な運動エネルギーを有する燃料油となる。
またゼロ磁場により強力な運動エネルギーが発生した燃料油の特性のうち最も特徴的で外見からも判り易い変化は従来からの常識では有り得ない燃料油の大幅な粘性の低下と表面張力の低下である。
従がって車の燃料ホース内を流れる燃料油の流速を燃料油の分子構造による特有の条件に適合し得る適正な速度にすると共に複数のゼロ磁場よりなる磁石列による特別にレベルの高い電磁誘導現象を発生し得る速度とする事により燃料油に強力な磁気による運動エネルギーを発生させる事が出来る。
さて電磁誘導現象と言う自然現象を発生させる事が可能となる最も無限大に近い大きな磁束の変化率によって発生し得る特別にレベルの高い磁気による電子エネルギーを燃料油の分子の原子に誘導する事が可能となる電磁誘導現象を特に超電磁誘導現象と仮称する。
さて炭化水素系の分子の混合物からなる燃料油の分子の大きさとゼロ磁場を構成する異極同士の接合面による隙間の寸法とから燃料油の分子が切断する磁束の変化率は完全に無限大ではなく電磁誘導現象と言うエネルギーの変換を伴う自然現象を発生し得る有効な変化率となる数値である。
すなわちゼロ磁場として構成される永久磁石同士の接触面の空隙の寸法間隔は永久磁石としてネオジ磁石を利用する場合では表面処理としてのニッケルメッキ層の厚み2〜5ミクロン程度に燒結加工によるネオジ磁石の表面アラサは20ミクロン程度を加えた0.025ミリ程度と推定される。
従がってゼロ磁場による接触面の空隙の寸法間隔は0.05ミリと推定される。
一方.ガソリンや軽油や重油及びLPGなどの炭化水素の分子の大きさは低分子から高分子まで含めて1/10〜1/10ミリ程度の範囲である。
以上よりゼロ磁場による磁界中に燃料油を移動させた場合には燃料油の分子が切断する磁束の変化率は無限大とはならず一定の有効な数値となる事は明らかである。
そのためゼロ磁場においては上記のファラデー.ノイマンの公式における磁束の変化率すなわちdφ/dtも一定の有効な数値となり磁界中を移動する燃料油の流速を適当な速度に選定する事により超電磁誘導現象を発生させる事が可能となり燃料油の分子には従来では考えられない程の大きな磁気による運動エネルギーを発生させ強力な励起状態の燃料油とする事ができる。
従がって車のエンジンのシリンダー内においては従来では考えられない程の大きな燃焼特性の変化を引き起こさせ大幅な燃料消費率の削減効果を発揮させる事が可能となる。
D.超電磁誘導現象を発生させる事が可能な燃料油の流速について説明する。
燃料油の分子が磁束を切断する速度が小さくなり磁束の変化率が低くなるとエネルギーレベルの高い超電磁誘導現象が発生しなくなり急激に一般的なレベルの低い電磁誘導減少が発生する。
逆に燃料油の速度が大きくなり磁束の変化率が無限大に近かずき過ぎて自然現象としての超電磁誘導現象そのものが発生し得なくなる速度が問題である。
E.ゼロ磁場により活性化された燃料油によるエンジンの変化について説明する。
従来の車のエンジンにおける燃料油の燃焼では従来では起こり得ない種々の現象を引き起こし且つ考えられない程の大きな燃料消費率の削減効果及び性能向上を得る事が可能となっている。
多項目に渡るため項目のみのを列記し詳細は省略する。
A)エンジンに設備されている燃料の自動供給システムの変化による燃料供給量の削減効果。
B)燃料供給量の削減によりシリンダー内での燃焼による温度低下により窒素酸化物が生成しなくなる事による削減効果。
C)燃料油の分子に発生する磁気による運動エネルギーの増大による完全燃焼可能な混合気の形成による効果。
D)燃料油の分子に発生する磁気による運動エネルギーの増大によるエンジンのトルクの増大効果。
E)完全燃焼可能な混合気による燃料消費率の削減効果。
F)ピストン上面の押し下げ圧力の平均化によるシリンダーと壁面との変心荷重による摩擦の減少による効果。
G)エンジンオイルの汚れや劣化の防止効果。
H)シリンダー内の燃焼による後燃えの削減によるクランク軸の回転慣性力を保持する効果。
I)後燃えの削減によるクランク軸における回転トルクの平均化による静粛運転の効果。
J)後燃えの削減による車の排気損失の減少による燃料消費率の削減効果。
K)後燃えの削減による微小粒子状物質(PM)や一酸化炭素(NO2)や炭化水素(HC)等の有害ガスの削減効果。
L)エンジンの排気系の排気管内壁やマフラー等に付着する固着カーボンの剥離によるクリーニング効果及びクリーニング効果の維持効果。
M)電極のクリーニングによる発火ミスの防止及びクリーニング効果の維持効果。
N)排気系.特に排気管内壁のクリーニング効果による排気抵抗の減少効果によるシリンダーの強制排気工程におけるポンプ仕事の削減効果。
O)シリンダー内での燃焼において発火遅れが減少し燃焼速度の増大による効果。
P)シリンダー内での燃焼において高分子の炭化水素が低分子に分解し炎前反応が小さく現れる事により燃焼速度が増加する事による効果。
Q)炎前反応が小さく現れる事により中間生成物である有機の過酸化物が減少し窒素酸化物が減少する効果。
R)微小粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)との発生を同時に抑制する事が可能となる効果。
S)大型車における並列分流装置による並列効果(仮称)。
R)項については従来のエンジン技術ではシリンダー内の温度の上昇値に対しは微小粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)は一律背反の関係にあり各排気ガスごとに個別に対策が採られている。
さてゼロ磁場により磁気による運動エネルギーが発生した燃料油によりシリンダー内での後燃えの発生原因となる発火遅れを防止し炎の伝播速度高める事が出来る。
ゼロ磁場により磁気による運動エネルギーが発生し強い励起状態となった燃料油の分子による混合気はシリンダー内の温度上昇により素早く確実に反応を始め炎の発生までの時間は短く速やかに燃焼を開始し発火遅れはなくなる。
更にシリンダー内の温度上昇により燃料油の高分子の炭化水素は低分子のメタンやベンゾールに分解し炎前反応を起こし中間生成物が発生し発火する。
低分子の炭化水素における炎前反応は小さく現れ中間生成物であるアルデハイドや有機の過酸化物等は減少するため燃焼の初期に現れる冷炎の時間は短くなり直ちに高温の燃焼が始まる。
以上の様に燃料油の分子から周辺の分子へと炎が伝播し燃焼速度が上昇する事によりシリンダー内の燃焼において有害な後燃えの発生がなくなる。
更にシリンダー内における後燃えがなくなり下死点付近における燃焼による膨張圧力がなくなりクランク軸に与えられた回転慣性力を下死点付近の燃焼により一時的にロックし減少させる事がなくなり車の全ての速度においてエンジンの回転振動が抑えられ静粛な運転となる。
更に完全燃焼可能な混合気となり非常にバランスの取れた燃焼状態の混合気を形成するためピストンに加わる燃焼圧力は平均化され変心荷重が大きく減少しピストンとシリンダー内壁との摩擦抵抗が減少しクランク軸への回転伝達効率は大きく増大する。
ゼロ磁場による活性化装置についての公的機関のテストの結果を説明する。
さてゼロ磁場により活性化された燃料油による公的機関のテストによればピストンとシリンダー内壁との摩擦抵抗の減少によりエンジンオイルの温度上昇値は3°C低下している。
また一般的なテストにおいてもエンジンオイルの汚れは殆どなくなりオイルの寿命も大きく伸びる。
さてゼロ磁場による活性化装置の装着前後のカーボンバランス法によるエンジンの諸性能に関する他のデーターを示す。
試験機関:(財)日本自動車輸送技術協会
試験内容:ガソリン自動車の特性改善対策装置等試験結果記録表
登録番号:No.K 74002(1/6〜6/6)
試験機関は日本では車の諸性能に関する唯一の公的機関であり10.15モードによる走行状態におけるカーボンバランス法による排出ガス及び燃料消費率に関するテストの結果である。
燃料消費率のテスト結果からゼロ磁場による活性化装置による燃料消費率は装着により4.3%の改善値となっている。
この燃料消費率4.3%の改善率は従来の他の燃料削減装置の改善率の0〜1%に比し突出した大きな値となっている。
このテストでは燃料消費率の改善率が最も現れにくい定速走行時のみの排気ガスを採取し測定した結果であり事実上エンジン単体のテストに近く車の路上走行テストとは程遠い条件のテストとなっている。
従がって一般的に車の路上走行テストによる燃料消費率は上記の公的データーの3〜4倍の改善率になると推定される。
さて車の燃料消費率を僅か1〜2%低下させる事さえ容易でない程.完成された現在のエンジン技術の状況を考慮すれば15〜20%と言う大幅な燃料消費率の削減効果は正に信じ難い内容である。
F.エンジンの種類と流速に対するゼロ磁場の影響について説明する。
一般的にガソリン燃料の平均組成はC18と近似的に表わされる。低分子の炭化水素を多く含んだガソリン燃料油の平均組成の分子量は比較的小さいため磁束の変化率は小さくなり過ぎ超電磁誘導現象が発生しなくなる恐れがあるためゼロ磁場による磁界を移動する燃料油の速度を高める事が必要である。
同様に軽油ディーゼル燃料の平均組成はC1630と近似的に表される。
高分子の炭化水素を多く含んだ軽油の平均組成の分子量は比較的大きくなるため磁束の変化率は大きくなり過ぎ超電磁誘導現象が発生しなくなる恐れがあるため燃料ホース内を流れる燃料油の移動速度は低くする事が必要である。
G.複数の永久磁石によりゼロ磁場により一列状に構成された磁石列の効果について説明する。
強力な磁気エネルギーを発生させる事が出来る電磁石によらずとも比較的小さい磁気エネルギーを有する永久磁石によりゼロ磁場を構成する事により燃料油の分子の原子には短時間ではあるが超電磁誘導現象により非常にレベルの高い磁気による電子エネルギーを誘導させる事が可能である。
更に複数のゼロ磁場により一列状に構成された磁石列により順次.燃料油の分子の原子に誘導された磁気による電子エネルギーが蓄積され燃料油の分子には強力な磁気による運動エネルギーが発生し強い反応力を有する励起状態の燃料油の分子となる。
H.ゼロ磁場について.その他の技術について説明する。
従来から.あらゆる物質や現象は地球の磁気の影響のもとで発生し成り立つものである。
そのため磁力は地球上のあらゆる方面に渡り利用され特に永久磁石は古くから身近に存在し世界中で.その性質や機能は良く知られ馴染まれ多くの製品に利用されて来たものである。
しかしながら従来から全く知られず利用されて来なかった永久磁石の特殊な組み合わせによるゼロ磁場による超電磁誘導現象と言うべき自然現象を一定の条件の基で発生させる事が可能である事を発見した。
さて小型車の未使用車においてゼロ磁場による活性化装置により磁気による運動エネルギーが発生した燃料油による走行テストにおいて15%〜20%と言う信じられない程の燃料消費率の削減効果を示すテスト結果が得られている。
上記の燃料消費率が削減され低下しているテスト結果からも明らかな様にエンジンのシリンダー内で燃焼した燃料油の供給量は燃料消費率が削減された分だけ減少している事は明らかである。
この事はディーゼルエンジンにおけるエンジンの排気ガスの温度が5%〜8%も大きく低下しているテスト結果を裏付けるものである。
すなわちテスト結果によればシリンダー内に供給される燃料油の量が減少し燃焼による熱エネルギーが減少した事によりシリンダー内の温度が低下し排気ガスの温度も低下している。
しかるにテスト結果においてもエンジンのトルクは減少する事はなく逆に増大し走行性能は上昇している。
従がってエンジンのシリンダーにおいてゼロ磁場による超電磁誘導現象により燃料油の分子に発生した強力な磁気による運動エネルギーにより何らかの圧力がピストンに新たに加えられたものと考えざるを得ない。
また上記のテスト結果より燃料油の分子に与えられたゼロ磁場による磁気による運動エネルギーは以如何に大きな運動エネルギーであるかを物語っている。
またシリンダー内に吹き込まれた燃料油の微粒子は直ちに気化し分子単位でバラバラの気体の分子となるためシリンダー内に導入された空気中の酸素分子との接触面積は理論的にも分子同士の接触状態となり究極の完全燃焼可能な混合気を形成する事が可能となる。
またゼロ磁場による活性化装置による超電磁誘導現象は液体や気体の分子構造からなる全ての物質に対し発生するものと考えられるため.その影響は計り知れない程大きなものである。
新たな磁気による運動エネルギーを利用する事により分子を構成する原子構造を有し電子エネルギーを有する.あらゆる物質に対して同様に従来では考えられない程の有効な効果を得る可能性がありゼロ磁場の利用は新しい産業の基礎技術となり非常に広範囲に利用し得るものと思われる。
有限の化石燃料による火力発電や制御が困難な原子力発電等によるエネルギーとは基本的に異なる全く新しいゼロ磁場により燃料油の分子に発生する磁気による運動エネルギーによる新たなエネルギーを発電装置に利用し大きな効果を得る事が期待される。
液体及び気体のうち特にエンジンに使用する燃料油について本発明による並列分流方法による分流管に固定されたゼロ磁場による活性加装置による影響を具体的に説明する。
燃料油の分子に磁気による運動エネルギーを発生させる条件については磁界中を移動する燃料油の速度と燃料油の分子が切断するゼロ磁間の寸法間隔とによって定まる一定の周期性によって燃料油の分子の原子にレベルの高い磁気による電子エネルギーが一定の周期性を有する状態で誘導される。
従がってゼロ磁場による活性化装置による磁界中を移動する場合.燃料油の移動速度と磁気による活性加装置により発生する周期性が燃料油の分子の特性に適合した場合には車のシリンダー内での燃焼においては非常に大きな燃焼特性の変化が発生する。
すなわち車の燃料ホース内を流れる燃料油の流速を燃料油特有の特性に適合させ且つ複数のゼロ磁場より構成される磁石列による超電磁誘導現象を発生し得る速度とする事が燃料油の分子に強力な磁気による運動エネルギーを発生させるための条件である。
特に車の燃料ホース内を流れる燃料油の分子にゼロ磁場により磁気による運動エネルギーを発生させるためには特に燃料油の流速を適当に設定する事が基本的に必要である。
従がって本発明による並列分流装置に導入し燃料油の流速を適当に設定し自動車や船舶などの熱機関のエンジンに供給し使用する場合にそれぞれの熱機関に特有な条件に合わせたゼロ磁場間の寸法間隔を決定する必要がある。
さて車の燃料ホース内を流れる燃料油を本発明による並列分流装置により並列に分流する分流管の外側面上にゼロ磁場による活性化装置を設置し固定する事により極限の磁気による運動エネルギーを発生させた燃料油とする事が可能となる。
さて一般に車の走行状態においては車の速度は常に多様に変動する。
さて一般に車の走行速度の変化による燃料ホース内を流れる燃料油の速度の変化に対するゼロ磁場よる影響について説明する。
燃料油をシリンダーに供給するためのプランジャーポンプによる燃料油の送油量は基本的にはプランジャーポンプ駆動するクランク軸の回転数に比例する。
高速走行時の燃料ホース内を流れる燃料油の流速はクランク軸の回転数すなわちエンジンの回転数に比例するためアイドリング時から高速走行時まで常に複雑多岐に変化する。
燃料油をシリンダーに供給するためのプランジャーポンプの駆動は基本的にはクランク軸によるためプランジャーポンプによる燃料油の送油能力はクランク軸の回転数に比例する。
燃料ホース内を流れる燃料油の流速はクランク軸の回転数すなわちエンジンの回転数に比例するためアイドリング時から高速走行時まで常に複雑多岐に変化する事となる。
さてゼロ磁場による超電磁誘導現象を車に使用するが燃料油の分子に発生させるためにはゼロ磁場による磁界を通過する燃料油の速度は0.1メートル/秒〜1メートル/秒の限定された速度範囲でのみ発生する。
従がって本発明による並列分流装置よれば車の燃料ホース内を流れる燃料油の流速の変化に対しても全ての分流管に流れる燃料油の流速を常に等しくなる様な機能を有する構成とする事が課題である。
手段1としては図1の例によるものであり全ての分流管を流れる燃料油の流速を等しくする事を目的としたものである。
すなわち燃料タンクに固定された燃料ホースを入口側竹の子ニップルに固定し入口側導入口から入口側導入口に対して垂直に設置された流動穴に導入し流動穴に沿って複数の分流間が並列に配列され流動穴に分流管の一端が接続され開口された構成となっている。
また非磁性体よりなる分配器に設置された流動穴の一端は非磁性体よりなる分配器の外部から圧力調整穴用プラグにより燃料油が漏れない様に密閉した構成とする。
更に連結穴の一端を流動穴に他端は圧力調整穴にそれぞれ接続し開口され且つ各連結穴の中心が各分流管の中心と一致する様に設けられた構成とする。
また流動穴に接続し開口された複数の分流管は入口側竹の子ニップルの中心と出口側竹の子ニップルとの中心を結ぶ中心線0−0に対し対象に同数ずつ分配され配置された状態の構成とする。
手段2としては非磁性体よりなる分配器を廃止し入口側導入口と流動穴と連絡穴と圧力調整穴を非磁性体のパイプにより構成した構造としたものである。
手段3としては図2の例によるものであり全ての分流管を流れる燃料油の流速を等しくする事を目的としたものである。
手段1の構成において圧力調整穴を延長し入口側導入口に接続し開口させた延長圧力調整穴とする構成としたものである。
手段4としては手段1において非磁性体よりなる分配器を廃止し入口側導入口と流動穴と連結穴と延長圧力調整穴を全て非磁性体よりなるパイプにより構成したものである。
手段5としては図3の例によるものであり全ての分流管を流れる燃料油の流速を等しくする事を目的としたものである。
手段1の構成において入口側導入口と連結穴と圧力調整穴を一つの圧力調整溜とし流動穴の両端に接続し開口した構成とする。
手段6は図4の例による構成であり特に分流管内の流速が異なり並列効果を発揮する事を目的としたものである。
手段6において非磁性体よりなる分配器を廃止し入口側導入口と調整槽及び流動穴とを非磁性体のパイプ及び箱により構成したものである。
手段7としては図5の例によるものであり分流管を流れる燃料油の流速がそれぞれ異なり車のエンジンに使用し特別に大きな性能向上を伴なう並列効果を発揮させる事を目的としたものである。
手段1の構成において連結穴と圧力調整穴を廃止し入り口側導入口と流動穴により構成したものである。
手段8において非磁性体よりなる分配器を廃止し入口側導入口及び流動穴とを非磁性体のパイプ及び箱により構成したものである。
さてゼロ磁場による活性化装置により燃料油の分子に磁気による運動エネルギーが発生した燃料油の効果について
さてゼロ磁場による活性化装置により磁気による運動エネルギーが発生した燃料油はその表面張力や粘性が大きく低下する。
そのためシリンダー内での燃焼特性も大きく変化する。
本発明による並列分流装置により燃料消費量が削減されたテストにおいてはシリンダーに供給される燃料油の供給量が減少する事によりシリンダー内の燃焼による発熱量も減少しエンジンのトルクは低下すると予想されるにも拘らず逆にエンジンのトルクは増大するテスト結果となる。
テスト結果よりゼロ磁場による活性化装置による燃料油を使用する事によりエンジンの排気温度が大幅に低下している事からシリンダー内での燃焼温度も大幅に低下しているものと推定される。
またシリンダー内の温度上昇値は低下しているため窒素酸化物は大きく抑制されるため排気ガス中の窒素酸化物も大きく削減される事は当然である。
特に走行テストによればコモンレール方式のディーゼルエンジンでは1,800atmに達する超高圧で燃料油がシリンダーに吹き込まれるため更に微小な微粒子となり完全燃焼可能な混合気を形成する事が出来る。
さて小型車及び大型の未使用車において本発明による並列分流装置による分流管に固定されたゼロ磁場による活性化装置による燃料油による走行テストにおいて15%〜20%と言う信じられない程の燃料消費率の削減効果を示すテスト結果が得られている。
また本発明による並列分流装置は車の燃料ホース内を流れる燃料油の流速の変化に対しても常に並列に設置された全ての分流管には常に等しい流速の燃料油を分流させる機能を有する事を特徴とする。
大型ディーゼルエンジン車では本発明による並列分流装置による分流管にそれぞれゼロ磁場による活性化装置を設置し固定し分流管内の燃料油の流速を適合する一定の流速に低下させ且つ全ての流速を等しくする事により燃料油に強力な磁気による運動エネルギーを発生させる事が可能となりエンジンの走行性能の向上や燃料消費率を従来では考えられない程の大幅な削減が可能となる。
一般にトラックやバス等の車両において本発明による並列分流装置を利用する場合には原則的に燃料油が送られている燃料ホースの中間部に挿入する。
そのため必然的にエンジン付近に設置場所は限定されるため非常に狭い場所での設置固定となるため本発明による並列分流装置を特に小さく構成する必要があり大きければ設置する場所を確保できず事実上.利用する事は不可能である場合が多い。
そのため本発明による並列分流装置の寸法は如何に小さく小型化する事が出来るかによって実用性が左右される。
さて一端が車の燃料タンクに接続された燃料ホースの他端を本発明による並列分流装置による分配器のブロック1の入口側竹の子ニップルに接続する事により外径及び内径が共に燃料ホースより小さい非磁性体からなる複数本の分流管に並列に分流させる事により各分流管内の燃料油の流速を適当な流速にまで低下させると共に全て等しい流速にする事が出来る。
さてゼロ磁場による活性化装置により.すでに従来の燃料油には強力な磁気による運動エネルギーが追加され増大し且つ周期性を有する状態の燃料油の分子となるためエンジンの燃料の自動供給システムの監視装置はエネルギーの増大を示す信号を発し従来のシリンダーへの燃料供給量を絞る様に作用するため燃料消費量は自動的に大幅に削減される状態となる。
また中古車の場合エンジンの燃料の自動供給システムに使用される各機器の性能が劣化しているためエンジンの燃料の自動供給システムによる監視装置が強力な磁気による運動エネルギーが追加され且つ周期性を有する状態の燃料油による特性変化を充分に捉え反応する事が出来ず燃料供給量の絞り作用は充分に働かず大幅な燃料消費率の削減効果を得る事は困難となる。
次に本発明による並列分流装置において特別に各分流管に流れる流速が異なる様に構成した場合には各分流管から流出するゼロ磁場による活性化装置により燃料油に発生した磁気による運動エネルギーの周期性はそれぞれ異なるため単に異なる周期性を有する燃料油が混在した状態となる。
また複数の周期性の異なる磁気による運動エネルギーを有する燃料油はそれぞれ単に混合し混在するだけであり燃料油全体として融合する事はなく一種類の周期性を有する磁気による運動エネルギーを有する燃料油とはならない。
すなわち融合せず単に混在するだけとなる理由は原理的にゼロ磁場による超電磁誘導現象によってのみ燃料油の分子の原子に誘導された磁気による電子エネルギーを原因とし燃料油の分子に発生する磁気による運動エネルギーは燃料油の分子ごとに誘導され発生するためである。
そのため本発明による並列分流装置による分流管内の燃料油の速度が等しくない場合に従来通りの活性化されていない場合と同量の燃料油がシリンダーに供給され燃料油の全量が完全燃焼する事による熱膨張圧力と磁気による運動エネルギーが発生した燃料油がシリンダー内においてピストンに作用する何等かの圧力とが合算されピストンが押し下げられるためエンジンには特別に大きいトルクが発生する。
すなわちゼロ磁場による活性化装置により燃料油の分子に新たな磁気による運動エネルギーが追加して付加されピストンを押し下げる圧力として作用したためエンジンのトルクが増大したものと考えざるを得ない。
すなわちシリンダー内壁とピストンとの摩擦の減少及び後燃えがなくなる事による燃焼効果及びクランク軸の回転効率の上昇及び回転振動の削減等による数々のゼロ磁場による活性化装置による効果等によりエンジンの走行性能の向上によるトルクの増大効果等が加わる事により全体として5%〜6%程度と僅かであるが燃料消費率の削減量も発生する。
従がってトルクの増大によるエンジンの性能向上は非常に大幅なものとなり特にパワーや高速性能を必要とするLPガス車両や競争車両やクレーン車両等の産業用車両及び軍事産業用車両のエンジンに対しては従来よりもエンジンのパワーを大幅に増大させと共に僅かではあるが燃料消費量の削減によりCO2の発生も減少させ事が可能となる。
以上の効果も従来では考えられない大きな効果であり.これを仮にゼロ磁場による並列効果と呼ぶ。
さて従来から削減の規制対象となっているディーゼルエンジンから排出される排気ガス中に含まれる微小粒子状物質の大きさはPM10と呼ばれる大きい微小粒子状物質である。
しかしながらCO2の削減量を更に増大させるため開発されたコモンレール方式のディーゼルエンジン車においては燃料油の超高圧の噴射圧力を更に増大させる方向で技術開発が進行している。
従がってコモンレール方式のディーゼルエンジンによるCO2削減技術の開発と共にシリンダー内に噴射される燃料油は一層.超微粒子化し排気ガス中に含まれる超微粒子状物質PM2.5による環境汚染は.より拡大し進行しつつある。
超微粒子PM2.5は従来のフィルターを通過し濾過する事が出来ないため.より一層目の細かいフィルターにより除去する事となりフィルターによる排気ガスによる排気抵抗の増大によりトルクの減少や燃料消費率の増大すなわちCO2の増大など現状のCO2の削減対策とは逆行する状況となっている。
更に超微粒子PM2.5は人間の呼吸器管本来の濾過機能でも除去は不可能であり直接.肺から血管に入り込み循環器系疾患や肺癌等の深刻な健康被害を引き起こす事がすでに日本においても証明されており新たな環境汚染対策物質として緊急を要する排出規制の対象となっている。
またコモンレール方式のディーゼルエンジンの普及に伴い顕在化しつつあるPM2.5の超微粒子による環境汚染と従来からの目的であるCO2の削減効果とは.それぞれ背反の関係にあり必然的に今後はPM2.5の超微粒子を除去する技術開発の成果によりコモンレール方式のディーゼルエンジン車の普及によるCO2の削減の達成が左右される結果となる。
さてコモンレール方式のディーゼルエンジンに使用する燃料油を本発明による並列分流装置による分流管に固定されたゼロ磁場による活性化装置により大きな磁気による運動エネルギーを有する燃料油としシリンダーに噴射する事により高圧のノズルから低圧の密封されたシリンダー内に吹き込まれた燃料油は大きな圧力変化により従来では有りえ得ない程に超微細化し燃料油の表面積が急増し瞬間的に気化する。
この瞬間的な気化により燃料油の分子は全てバラバラな気体の分子となるため燃焼時には空気中の酸素分子と直接結合し燃焼熱を発生し気体の二酸化炭素(CO2)のガスとなり超微小粒子状物質PM2.5のみならず如何なる液体状の物質の発生も有り得ない。
以上のコモンレール方式のディーゼルエンジンから大気中に排気される超微小粒子状物質PM2.5による環境汚染については朝日新聞(2008年/05月/09日)に概略の内容を示す記事が記載されている。
さて一般用のボイラーや工業用のボイラー及び発電用のボイラーに使用する燃料油についても本発明による並列分流装置によって同様に燃料油の燃料消費率の大幅削減も実現する可能性がある
また分子構造を有する.あらゆる物質に対しても同様に従来では考えられない超電磁誘導現象を発生させ新たに液体や気体の磁気による運動エネルギーを発生させる事によりゼロ磁場の利用は新しい産業の基礎技術となり非常に広範囲に利用し得るものと思われる。
有限の化石燃料による火力発電や制御が困難な原子力発電等により基本的に異なる全く新しいゼロ磁場による超電磁誘導現象による発電方法が期待される。
さて本発明による並列分流装置による分流管にそれぞれゼロ磁場による活性化装置をそれぞれ設置し固定し燃料油のみならず他の液体及び気体の分子においても磁気による運動エネルギーを発生させ従来では考えられなかった新たな産業を創出する事が可能である。
本発明による並列分流装置による分流管にそれぞれゼロ磁場による活性化装置により磁気による運動エネルギーが発生した燃料油を使用した車の具体的な各種の走行テストの事例及び状況を説明する。
以下.最新のコモンレール方式のディーゼルエンジンであり殆ど未使用の大型車によるテスト結果を示す。
テスト条件 :平成20年9月20日
未使用の10トン積トラック:日野10トンダンプ 平成20年3月登録:コモンレール方式のディーゼルエンジン:シリンダー容量:8,860cc
テスト時積載重量 :0トン(空車)
総走行距離 :115Km(一般道15%,高速道85%)
所要時間 :2時間(速度を同じとするため)
走行日 :晴れ 気温 :30℃
以上の条件で本発明による並列分流装置による分流管にはゼロ磁場による活性化装置を設置し固定し使用する。
未装着時の使用燃料:23.64リットル。
装着時の使用燃料19.78リットルとなる。
上記のテスト結果より本発明による並列分流装置により完全に等速に分流された分流管に設置された燃料油によりコモンレール方式の大型のディーゼルエンジンの新車における燃料消費率の削減効果は19.5%にも達する。
また一般に大型のディーゼルエンジン車のテスト結果によれば並列の各分流管内の燃料油の流速が等しくない場合すなわち並列分流装置による並列効果では5%〜6%程度の燃料消費率の削減量となる。
従来のV8エンジンによる大型の中古車のテスト結果を示す。
テスト条件 平成20年9月23日
中古の10トン積トラック:日産10トンダンプ 平成9年1月登録:V8型エンジンのディーゼルエンジン:シリンダー容量:17,990cc
テスト時積載重量 :8トン
総走行距離 :54Km(一般道20%,高速道80%)
所要時間 :1時間(速度を同じとするため)
走行日 :晴れ 気温 :22℃
以上の条件で本発明による並列分流装置に設置し固定されたゼロ磁場による活性化装置を使用する。
未装着時の使用燃料:2.92リットル 装着時の使用燃料3.35リットルとなる。
大型のV8エンジンによる中古車に対しては一般にエンジンの燃料の自動供給システムの機能が低下しているため本発明による並列分流装置に設置し固定されたゼロ磁場による活性化装置により磁気による運動エネルギーが発生した燃料油となる。
この場合エンジンの燃料の自動供給システムによりシリンダーへの燃料供給量の削減機能は充分に働かないため大幅な燃料消費率の削減効果を得る事は新車に比べやや困難である。
ゼロ磁場による活性化装置が固定される本発明による並列分流装の分流管の外径寸法について説明する。
さて一般に永久磁石の磁力による磁界の強さは主磁束面からの距離の2乗に反比例して減衰し弱くなる。
そのため現状で最も磁力が強く実用的なネオジ磁石を利用した複数のゼロ磁場により構成される磁石列を燃料ホースの外側面上に対向させ設置固定する場合に.燃料ホースの外径が増大すればする程.燃料ホースの中心部に届く磁力は激減し燃料油の分子に発生する磁気による運動エネルギーは大きく低減する。
一般に車の燃料ホースとして使用されている燃料ホースのサイズは小型車では外径寸法は12ミリ〜14ミリで内径寸法は6ミリ〜8ミリ程度であり大型車では外径寸法は16ミリ〜18ミリで内径寸法は8ミリ〜10ミリ程度である。
従がって実用的なエンジンの燃料消費率の削減効果を実現する事が可能となる燃料ホースの外径は14ミリ程度までであり事実上.小型車のみに限定される。
そのため大型車においては燃料ホース内を流れる燃料油の流速が大き過ぎるのみならず燃料ホースの外径寸法は16ミリ〜18ミリと大きく磁力の減衰も大きくなるため明らかに実用的な磁気による運動エネルギーを燃料油の分子に発生させる事は不可能である。
さて従来のV8エンジン等の大型ディーゼルエンジン車に使用している燃料ホースの断面積は小型車に使用されている燃料ホースの断面積と比較して大差はない。
また大型車(V8エンジン:シリンダー容量18,000cc)の燃料消費量は小型車(シリンダー容量1,000〜3,000cc)の燃料消費量に比べて格段に大きい。
さてトラックやバス及び船舶などの大型ディーゼルエンジンにおいては燃料油の消費量は大きいためシリンダー内に燃料油を供給する燃料ホースの外径寸法は大き過ぎるのみならず燃料ホース内の燃料油の流速もゼロ磁場による活性化装置により磁気による運動エネルギーを発生させる事が可能な速度を遥かに超えた大きな流速となっている。
従がってトラックやバス及び船舶などの大型ディーゼルエンジンにおいては本発明による並列分流装置を使用せずゼロ磁場による活性化装置のみにより磁気による運動エネルギーを発生させる事は全く不可能である。
特に最近CO2の削減対策として世界的な規摸で開発され車のエンジンの決め手として普及しつつある大型のコモンレール方式のディ−ゼルエンジン車においては燃料ホース内を流れる燃料油の流速は特に大きい。
コモンレール方式によるディーゼルエンジン車では燃料油を超高圧(1,800atm)に加圧しシリンダー内に噴射するため燃料油の循環ポンプなどの関連装置は高温となり冷却する必要が生ずるためシリンダーに吹き込み消費する量よりも遥かに大量の燃料油を冷却するため燃料ホース内に流す構成となっている。
本発明による分流装置により各分流管内の流速を一定のレベルにまで低下させる事により燃料油の分子に強力な磁気による運動エネルギーを発生させる事が可能となるのみならずこの時.燃料油の分子に発生する磁気による運動エネルギ−は周期的に変動する。
コモンレール方式によるディーゼルエンジン車では予め本発明による並列分流装置によって並列に分流する事によりゼロ磁場による活性化装置を全て同じ活性化機能を有するものとし強力な磁気による運動エネルギーを発生させる事が可能な適当な流速にまで低下させると共に分流された燃料油の流速を全て等しくする事により全て等しい周期性を有する燃料油とし大幅な従来では考えられない程の燃料消費量の削減率を達成する事が可能となる。
それぞれの分流管内を流れる燃料油は等しい周期性を有するレベルの高い磁気による運動エネルギーを有する分子が集合し燃料油全体として一種類の周期性を有する燃料油となる。
一般的な熱機関においては熱機関を構成するために基本的に必要な機能としては燃焼する燃料油の供給量を自動的に監視し燃料の供給量を調整する燃料の自動供給システムは最低限度の設備として不可欠である。
従がって車のエンジンに使用する燃料油の並列の分流管内を流れる流速を全て等しくし燃料油の分子が等しい一種類の周期性を有する磁気による運動エネルギーを有する燃料油にする事が課題となる。
以下.本発明の実施形態を各請求項に従がって説明する。
[請求項1]の発明について説明する。
図1は[請求項1]の発明における一実施例である。
図1の実施例において非磁性体よりなる分配器のブロック1に機械加工を加え構成したものであり穴及び管の断面形状は円形であるが任意の形状で利用する事ができる。
更に入口側竹の子ニップル2の中心線と出口側竹の子ニップル20の中心線を結ぶ中心線0−0に対して複数個の分流管の半数ずつの同数を対象となる様に分配され設置され構成されている。
1は非磁性体よりなる分配器のブロックである。
流動穴4と調整穴11とを連結する2本の連結穴15と16更に流動穴4と調整穴12とを連結する2本の連結穴17と18等がそれぞれ設けられた構成となっている。
図1において分配器のブロック1に設けられた入口側竹の子ニップル2より燃料油を導入し.それぞれ並列に設置された各分流管7と8及び10と9とに燃料油23を等分配するために使用するものである。
2は入口側竹の子ニップルであり車の燃料タンク側の燃料ホースに挿入し接続する接続金具である。
3は入口側導入口であり入口側竹の子ニップル2がネジ込まれ固定されている。
4は流動穴であり入口側竹の子ニップル2から入口側導入口3に導入された燃料油23に対して垂直に設置され且つ複数の分流管7と8及び10と9とが連結され各分流管に燃料油23を流す構成となっている。
5は中心線0−0と一致する入口側導入口3の中心線と流動穴4との内壁面との交点であり入口側竹の子ニップル2から導入された燃料油の噴流の中心が衝突する交点である。
6は流動穴用ネジ込みプラグであり流動穴4の両端部に設置され燃料油23が分配器のブロック1の外部に漏れない様に蜜封するために設置されいる。
7と8及び10と9は分流管であり.その一端はそれぞれ分配器のブロック1に固定され流動穴4に接続し開口している。
更に分流管7と8及び10及び9の他端から流出する燃料油23の流速は全て等しくなる様になっている。
尚.各分流管7と8及び10と9の外径及び内径は全て等しい寸法の非磁性体よりなるパイプにより構成され且つ各分流管の外側面上にはゼロ磁場による活性化装置22がそれぞれ設置し固定されている。
11及び12は圧力調整穴であり.それぞれ13の圧力調整穴用ネジ込みプラグによって燃料油23が圧力調整穴11及び12から非磁性体よりなる分配器のブロック1の外部に漏れない様に蜜封されている。
15と16及び18と17は連結穴でありその両端は流動穴4と圧力調整穴11及び12とに.それぞれ接続し開口されている。
19はソロバン玉入りオスアダプターであり7と8及び10と9の各分流管の一端をそれぞれ非磁性体よりなる分配器のブロック1に固定するための接続金具である。
20は出口側竹の子ニップルであり車のエンジン側に連結された燃料ホースに接続するための接続金具である。
21は貯留槽であり分流管7と8及び10と9により流出した燃料油23を一時的に貯留するための燃料油タンクである。
22は燃料油23の活性化装置であり複数のゼロ磁場より構成された磁石列による活性化装置であり分流管7と8及び10と9の外側面上に一個ずつ設置し固定さている。
23は燃料油でありエンジンのシリンダーに導入し燃焼するものである。
さて入口側の竹の子ニップル2に導入された燃料油23の噴流は流動穴4の壁面の交点5の中心付近に衝突する。
燃料油の噴流が衝突した流動穴4の壁面の交点5の部分では噴流は流動穴4内に沿って逆方向にそれぞれ流動穴用ネジ込みプラグ6の方向にそれぞれ逆方向に等しく分配され移動する。
入口側竹の子ニップル2の中心線と出口側竹の子ニップル20の中心線を結ぶ中心線0−0に対して複数個の分流管の半数ずつの同数が対象となる様に分配され設置され構成されているため流動穴4の内部を移動する燃料油23の流れについての運動エネルギーの流体力学的状態は交点5の部分を中心に対象となる。
従がって分流管7と8及び10と9との内部の燃料油の流速を等しくするためには流動穴4と分流管7と8及び10と9との各開口部分において分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力をそれぞれ等しくする必要がある。
流動穴4における各開口部分における分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力はその反作用として連結穴15と16及び18と17を通り.それぞれ圧力調整穴11及び12の壁面に衝突する事により押し込み圧力を発生する。
この場合.分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力に対する反作用として.それぞれ燃料油23は圧力調整穴11および12の壁面に衝突し更に圧力調整穴11および12に沿って互いに向き合う逆方向の流れとなり途中の一定の位置で衝突し釣合いを保ち停止する。
従がって分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力に圧力差がある場合には圧力調整穴11および12内で釣合いを保ち停止する位置が変動する事によりに圧力差は自動的に解消され常に分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力はそれぞれ等しくなる様に自動的に調整される。
また流動穴4の内部を移動する燃料油23の流れに関する運動エネルギーの流体力学的状態は交点5の部分を中心に対象となっているため分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力はそれぞれ全て等しくなる。
以上により分流管7と8及び10と9内を流れる燃料油23の流速を自動的に全て完全に等しくする事ができる。
尚.連結穴15と16及び18と17の中心線と分流管7と8及び10と9との中心線は.それぞれ一直線上になる様に設置されている。
そのため流動穴4と分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力が常に連結穴15と16及び18と17とに確実に正確に導入され更に圧力調整穴11及び12に導入し自動的に圧力差をゼロとする事により.それぞれ分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力を等しく保つ事が可能となる。
以上は本発明による並列分流装置における[請求項1]の発明における一実施例の説明である。
[請求項2]の発明については図を省略し説明する。
[請求項2]の発明においては図1における非磁性体よりなる分配器のブロック1を廃止し使用せず入口側導入口3と流動穴4と圧力調整穴11及び12と連結穴15と16及び18と17とに代り全ての穴を非磁性体よりなるパイプとして構成したものである。
従がって非磁性体からなるパイプと複数の分流管のみによる構となるため容易に実施は可能となる。
図1の実施例においては非磁性体よりなる分配器のブロック1に穴加工を加えるため入口側導入口3や流動穴4や圧力調整穴11及び12や連結穴15と16及び18と17等の穴加工については特に加工深さ等の加工上の制限が大きく一定以上の深い穴加工は不可能である。
またゼロ磁場による活性化装置22を構成する複数のゼロ磁場により構成される磁石列を対向する様に全ての分流管の外側面上に設置し固定する間隔は最大で14ミリまでであり各分流管の流路の断面積は非常に小さいため大型車等では多数の分流管を必要とする。
従がって燃料油を大量に使用する熱機関においては図1の実施例について流動穴4を長くし非常に多くの分流管を並列に設置する事は事実上.不可能である。
そのため流動穴4に代え非磁性体よりなる長いパイプを使用する事により本発明による並列分流装置を燃料消費量の大きな熱機関に利用する事が可能となる。
そのため燃料油23を大量に使用する熱機関においては本発明による並列分流方法に関する[請求項2]の発明における非磁性体からなる長いパイプと多数の分流管のみによる構成により容易に実施が可能となる。
従がって燃料油23の消費量の大きな建設機械用ディーゼルエンジン.船舶用ディーゼルエンジン.ガスタービンエンジン.航空機用ジェットエンジン及びボイラー用のバーナー特に大型の発電用のバーナー等では非常に多くの分流管を必要とする熱機関に利用する事が可能となる。
本発明による並列分流方法に関する[請求項2]の発明により前記の大型トラックによるテストで得られたとデーターと同様に従来では考えられない程の性能向上及び燃料消費率の削減効果等を他の大型熱機関の燃料油23に対しても得られる可能性がある。
また上記より本発明による並列分流方法による[請求項2]の発明において入口側竹の子ニップル2から導入される燃料油23の流量が常に変化しても全ての分流管内に分流れる流速を常に正確に等しくする事が出来る。
以上は本発明による並列分流方法における[請求項2]の発明における実施例の説明である。
[請求項3]の発明について説明する。
図2は[請求項3]の発明における一実施例である。
1は非磁性体よりなる分配器のブロックである。
この非磁性体よりなる分配器のブロック1には図1における圧力調整穴11及び12の一端を更に延長し入口側導入口3に接続し開口した延長圧力調整穴11aと12aを設置し他端には圧力調整穴用ネジ込みプラグ13によって密封した構成とする。
さて図2において非磁性体よりなる分配気のブロック1に設けられた入口側導入口3や流動穴4や連結穴15と16及び18と17及び分流管7と8及び10と9の各穴は図1において設けれた各穴と全く同様に構成され同じ機能を有する状態で設けられている。
従がって燃料油23の噴流が衝突する流動穴4の壁面の交点5の部分では噴流は流動穴4内に沿って流動穴用ネジ込みプラグ6の方向に等しく分配されそれぞれ逆方向に移動する。
入口側竹の子ニップル2の中心線と出口側竹の子ニップル20の中心線を結ぶ中心線0−0に対して複数個の分流管の半数ずつの同数が対象となる様に分配され設置された構成となっているため流動穴4の内部を移動する燃料油23の流れに関する運動エネルギーの流体力学的状態は交点5の部分を中心に対象となる。
従がって分流管7と8及び10と9との内部の燃料油の流速を等しくするためには流動穴4と分流管7と8及び10と9との各開口部分において分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力をそれぞれ等しくする必要がある。
流動穴4における各開口部分における分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力は.その反作用として連結穴15と16及び18と17を通り.それぞれ延長圧力調整穴11a及び12aの壁面に衝突する事により押し込み圧力を発生する。
この場合.分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力に対する反作用として.それぞれ燃料油23は延長圧力調整穴11aおよび12aの壁面に衝突し更に延長圧力調整穴11aおよび12aに沿って入口側導入口3との開口部分に移動する。
入り口側竹の子プニップル2から導入された燃料油23の移動によって延長圧力調整穴11a及び12aとの開口部では負圧となる。
従がって連結穴15と16及び18と17から延長圧力調整穴11a及び12a内に導入された燃料油23はそれぞれ入口側導入口3内を流れる燃料油23による負圧により発生する吸引力により入口側導入口3内に共に吸い込まれるため分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力による圧力差は常にゼロとなる。
また流動穴4の内部を移動する燃料油23の流れについての運動エネルギーの流体力学的状態は交点5の部分を中心に対象となっているため分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力はそれぞれ全て等しくなる。
以上より全ての分流導管7と8及び10と9内を流れる燃料油の流速は常に全て等しくなる。
尚.連結穴15と16及び18と17の中心線と分流管7と8及び10と9との中心線は.それぞれ一直線上になる様に設置されている。
そのため流動穴4と分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力が常に連結穴15と16及び18と17とに正確に導入され更に延長圧力調整穴11a及び12aに導入され自動的に圧力差をゼロとする事により.それぞれ分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力を等しく保つ事が可能となる。
以上は本発明による並列分流方法における[請求項3]の発明における一実施例の説明である。
[請求項4]の発明については図を省略し説明する。
[請求項4]の発明について図2における非磁性体からなる分配器のブロック1を廃止し流動穴4と延長圧力調整穴11a及び12aと連結穴15と16及び18と17とに代り全ての穴を非磁性体よりなるパイプにより構成したものである。
従がって非磁性体からなるパイプと複数の分流管のみによる構成により容易に実施は可能となる。
また[請求項2]の発明と同様に燃料油23を大量に使用する熱機関に使用し得る事が可能となる。
従がって燃料油23の消費量の大きな建設機械用ディーゼルエンジンや船舶用ディーゼルエンジンやガスタービンエンジンや航空機用ジェットエンジン及びボイラー用のバーナー特に大型の発電用のバーナー等でも使用する事が可能である。
また本発明による並列分流方法に関する[請求項4]の発明により大型トラックによるテストで得られた従来では考えられない程の大きな性能向上や燃料消費率の削減効果等を他の大型の熱機関に対しても得られる可能がある。
また上記より本発明による並列分流方法による[請求項4]の発明において入口側竹の子ニップル2から導入される燃料油23の流量が常に変化しても全ての分流管内に分流れる流速を常に正確に等しくする事が出来る。
以上は本発明による並列分流方法における[請求項4]の発明における実施例の説明である。
[請求項5]の発明について説明する。
図3は[請求項5]の発明における一実施例であり図1において非磁性体よりなる分配器のブロック1に設置された圧力調整穴11及び12と連結穴15と16及び18と17とに代え圧力調整溜14を構成し且つ圧力調整溜14を流動穴4の両端部に接続し開口した構成としたものである。
さて図3におて非磁性体よりなる分配気のブロック1に設けられた入口側導入口3や流動穴4及び分流管の各穴は図1において設けれた各穴と全く同様に構成され同じ機能を有する状態で設けられている。
さて図3の実施例において燃料油23の噴流が衝突した流動穴4の壁面の交点5の部分では噴流は流動穴4内に沿って垂直方向に変向し.それぞれ流動穴用ネジ込みプラグ6の方向に等分配され.それぞれ逆方向に移動する。
燃料油23は流動穴4内を移動し圧力調整溜14に達した時点で流路の断面積が急拡大し燃料油23の動圧としての運動エネルギーは圧力調整溜14内に拡散される。
この場合は非磁性体からなる分配器のブロック1は圧力調整溜14の断面積を充分に大きくする必要があり比較的寸法形状の大きなものとなる。
また圧力調整溜14に接続され開口された分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力による反作用として圧力調整溜14内で拡散し全体が等しい圧力となる。
そのため全ての分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力は常に全て等しくなる。
そのため全ての分流導管7と8及び10と9内を流れる燃料油の流速は常に全て等しくなる。
以上は本発明による並列分流方法における[請求項5]の発明における一実施例の説明である。
[請求項6]の発明については図を省略し説明する。
図4は[請求項6]の発明における一実施例であり図3における非磁性体からなる分配器のブロック1を使用せず廃止し流動穴4や圧力調整溜14に代え非磁性体よりなるパイプや圧力調整槽14a及び分流管により構成し図3における一実施例と同様の機能となる様に構成したものである。
従がって非磁性体からなるパイプと複数の分流管及び圧力調整槽14aのみによる構成となるため容易に実施する事は可能となる。
また本発明による並列分流方法による[請求項6]の発明において入口側竹の子ニップル3から導入される燃料油23の流量が常に変化しても全ての分流管内における流速を正確に常に等しくする事が出来る。
従がって燃料油23の消費量の大きな建設機械用ディーゼルエンジンや船舶用ディーゼルエンジンやガスタービンエンジンや航空機用ジェットエンジン及びボイラー用のバーナー特に大型の発電用のバーナー等では非常に多くの分流管を必要とするため利用する事が可能である。
しかしながら本発明による並列分流方法に関する[請求項6]の発明により前記の大型トラックによるテストで得られた大きな性能向上及び従来では考えられない程の燃料消費率の削減効果等を他の大型熱機関の燃料油23に対しても得る可能がある。
以上は本発明による並列分流方法における[請求項6]の発明における実施例の説明である。
[請求項7]の発明について説明する。
[請求項7]の発明における一実施例であり図1において非磁性体からなる分配器のブロック1において連結穴15と16及び18と17と圧力調整穴11及び12と圧力調整穴用ネジ込みプラグ13を廃止したものである。
従がって入口側導入口3と直行する様に接続され開口された流動穴4に沿って並列に且つそれぞれ直行する様に接続され開口された分流管7と8及び10と9が設置されている。
さて図5において燃料油23の噴流が衝突した流動穴4の壁面の交点5の部分では噴流は流動穴4に沿った方向に逆方向に等しく分配され.それぞれ流動穴用ネジ込みプラグ6の方向に移動する。
入口側竹の子ニップル2の中心線と出口側竹の子ニップル20の中心線を結ぶ中心線0−0に対して複数個の分流管の半数ずつの同数が対象となる様に分配され設置されているため流動穴4の内部を移動する燃料油23の流れについての運動エネルギーの流体力学的状態は交点5の部分を中心に対象となる。
従がって分流管7と8及び10と9との内部の燃料油の流速を等しくするためには流動穴4と分流管7と8及び10と9との各開口部分において分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力をそれぞれ等しくする必要がある。
さて流動穴4における各開口部分における分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力により.それぞれの開口部から発生する反作用としての圧力差を打ち消す事が出来る部分はなく押し込み圧力を等しい圧力とする構成となっていない。
そのため分流管7と8及び10と9への燃料油23の押し込み圧力は常に等しくならず分流管7と8及び10と9とに流がれる燃料油23の流速に差異が発生したままである。
従がって分流管7及び10によりゼロ磁場による活性化装置22により燃料油23の分子の原子に誘導された電子エネルギーによる周期性は分流管8及び9により燃料油23の分子の原子に誘導された電子エネルギーによる周期性とは異なる。
そのため複数の周期性を有する燃料油23が混在する燃料油23となるためエンジンにおける燃料の自動供給システムによる監視装置では判断出来ず燃料供給装置によるシリンダーへの燃料供給量を絞る作用は発生せずシリンダーへの燃料供給量は従来のままの状態を保つ。
しかしながら[請求項7]の発明においては全ての分流管に流れる燃料油23については活性化の条件を満足する状態となっているためエンジンに与えるトルクの増大などの性能向上は非常に大幅なものとなる。
またエンジンのトルクの増大や速度の増大などが特に必要とされる部門すなわち工事車両や競争車両及び軍用車両等で使用する事が出来.更に従来よりも燃料消費率の削減効果は5〜6%程度上昇する。
しかしながら従来と同じ燃料消費量によって従来では考えられない程大きなパワーの増大により大きな仕事量を実行し得るエンジンとする事ができる。
以上は[請求項7]の発明による[図5]の一実施例の説明である。
[請求項8]の発明については図は省略し説明する。
[請求項7]の発明における[図5]の一実施例において非磁性体よりなる分配器のブロック1を使用せず廃止し流動穴4に代り非磁性体よりなるパイプと分流管7と8及び10と9により構成したものである。
従がって非磁性体からなるパイプと多数の分流管のみによる構成となるため容易に実施可能となる。
[図5]における実施例と同様に複数の周期性を有する燃料油23が混在する燃料油23となるためエンジンにおける燃料の自動供給システムによる監視装置は作用する事が出来ずシリンダーへの燃料供給量は従来のままを保つ。
しかしながら全ての分流管に流れる燃料油23について活性化の条件の範囲を満足するためエンジンに与えるトルクの増大などの性能向上は非常に大幅なものとなる。
またエンジンのトルクの増大や速度の増大などが特に必要とされる部門すなわち工事車両や競争車両及び軍用車両等で使用する事により従来よりも燃料消費率の削減効果は5〜6%上昇する。
更に従来と同じ燃料消費量によって従来では考えられない程大きなパワーの増大により大きな仕事量を実行し得るエンジンとする事ができる。
従がってパワーが要求される工事車両.船舶用ディーゼルエンジン.ガスタービンエンジン.航空機用ジェットエンジン.大型の発電等に利用する事が可能となる。
以上は本発明による並列分流方法における[請求項8]の発明における実施例の説明である。
は本発明による磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法による分流装置の一実施例による断面図である。非磁性体からなる分配器のブロック1と4本の分流管から構成されたものである。 は本発明による磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法による分流装置の一実施例による断面図である。[図1]における圧力調整穴11及び12を延長し入口側導入口3に接続し開口し構成した延長圧力調整穴11a及び12aを設置したものである。 は本発明による磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法による分流装置の一実施例による断面図である。[図1]における圧力調整穴11及び12と連結穴15と16及び18と17に代え圧力調整溜14を流動穴4の両端部分に固定し開口し構成したものである。 は本発明による磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法による分流装置の一実施例による断面図である。非磁性体よりなる分配器のブロック1を廃止し使用せず[図3]における流動穴4及び圧力調整溜14に代え非磁性体よりなるパイプ及び圧力調整槽14aにより構成したものである。 は本発明による磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法によtる分流装置の一実施例による断面図である。[図1]において圧力調整穴11及び12に加え連絡穴15と16及び18と17を廃止して流動穴4と流動穴用ネジ込みプラグ6だけを設置した非磁性体からなる分配器のブロック1からなる構成としたものである。
符号の説明
1 :分配器のブロック
2 :入口側竹の子ニップル
3 :入口側導入口
4 :流動穴
5 :流動穴の内壁面上の交点
6 :流動穴用ネジ込みプラグ
7 :分流管
8 :分流管
9 :分流管
10:分流管
11:圧力調整穴
11a:延長圧力調整穴
12:圧力調整穴
12a:延長圧力調整穴
13:圧力調整穴用ネジ込みプラグ
14:圧力調整溜
14a:圧力調整槽
15:連結穴
16:連結穴
17:連結穴
18:連結穴
19:ソロバン玉アダプター
20:出口側竹の子ニップル
21:貯留槽
22:磁気による活性化装置
23:燃料油

Claims (8)

  1. 非磁性体よりなる分配器のブロック1に設けられた入口側導入口3に直交する様に接続し開口された流動穴4に外側面上にゼロ磁場による活性化装置22がそれぞれ設置され固定された複数本の分流管の一端を該流動穴4の長手方向に沿って並列になる様に配置し該流動穴4に垂直になる様に接続し開口させると共に全ての該分流管の中心線の延長線上に一致する様に一端は圧力調整穴11及び12に接続し開口され他端は該流動穴4にそれぞれ接続し開口された連結穴が該流動穴4に垂直になる様に接続し開口され且つ該入口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの該分流管を該流動穴4接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  2. [請求項1]において非磁性体よりなる分配器のブロック1を使用せず廃止し[図1]における入口側導入口3と流動穴4と圧力調整穴11及び12と連結穴とに代え非磁性体よりなるパイプのみの結合による構成とし且つ該入口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心線とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの非磁性体よりなる分流管を[図1]における流動穴4に代わるパイプの長手方向に沿ってそれぞれ並列に接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  3. 非磁性体よりなる分配器のブロック1に設けられた入口側導入口3に直交する様に接続し開口された流動穴4に外側面上にゼロ磁場による活性化装置22がそれぞれ設置された複数本の分流管の一端を該流動穴4の長手方向に沿って並列になる様に配置し該流動穴4に垂直になる様に接続し開口させると共に全ての該分流管の中心線の延長線上に一致する様に一端は入口側導入口3に接続し開口された延長圧力調整穴11a及び12aに接続し開口され他端は該流動穴4にそれぞて開口された連結穴が該流動穴4に垂直になる様に接続し開口され且つ該入口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの該分流管を流動穴4に接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  4. [請求項3]において非磁性体よりなる分配器のブロック1を使用せず廃止し[図2]における入口側導入口3と流動穴4と延長圧力調整穴11a及び12aと連結穴に代え非磁性体よりなるパイプのみの結合による構成とし且つ該入力口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの非磁性体よりなる分流管を[図2]における流動穴4に代わるパイプの長手方向に沿って.それぞれ並列に接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  5. 非磁性体よりなる分配器のブロック1に設けられた入口側導入口3に直交する様に接続し開口された流動穴4の両端に設けられた圧力調整溜14を該流動穴4に接続し開口させ且つ外側面上にゼロ磁場による活性化装置22がそれぞれ設置し固定された複数本の非磁性体よりなる分流管の一端を該圧力調整溜14に流動穴4の長手方向に沿って並列になる様に配置し該流動穴4に垂直になる様に接続し開口させると共に該入口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップルの中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの該分流管を接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  6. [請求項5]において非磁性体よりなる分配器のブロック1を使用せず廃止し入口側導入口3と流動穴4と圧力調整溜14とに代え非磁性体よりなるパイプと圧力調整槽14aとにより構成し且つ該入口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの非磁性体よりなる分流管を[図4]において.それぞれ流動穴4の長手方向に沿って並列になる様に圧力調整槽14aに接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  7. 非磁性体よりなる分配器のブロック1に設けられた入口側導入口3に直交する様に接続し開口された流動穴4に外側面上にゼロ磁場による活性化装置22がそれぞれ設置し固定された複数本の分流管の一端を該流動穴4の長手方向に沿って並列になる様に配置し該流動穴4に垂直になる様に接続し開口させると共に該入口側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの該分流管を該流動穴4に接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
  8. [請求項7]において非磁性体よりなる分配器のブロック1を利用せず廃止し入口側導入口3と流動穴4とに代え非磁性体よりなるパイプによる構成とし且つ該入力側導入口3の中心と出口側竹の子ニップル20の中心とを結ぶ中心線0−0に対象に同数ずつの非磁性体よりなる分流管を[図5]における流動穴4に代わるパイプの長手方向に沿ってそれぞれ並列に接続し開口させてなる磁気による活性化システムにおける液体又は気体の並列分流方法。
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JP2016026278A (ja) * 2015-09-07 2016-02-12 米出 達雄 特殊な合成磁場の利用方法
JP2016028199A (ja) * 2015-09-07 2016-02-25 米出 達雄 流体の速度制御システム

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