JP2010137865A - Folding container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、使用時には自立状態の箱型容器体を構成することができ、非使用時にはその箱型容器体を折り畳むことができる折り畳み容器に関する。 The present invention relates to a folding container that can constitute a self-supporting box-shaped container when in use, and can fold the box-shaped container when not in use.
特許文献1は、使用時には上面が開口した状態で自立し、非使用時には小さく折り畳まれる折り畳み容器を開示する。特許文献1の発明の詳細な説明によれば(以下、参照番号を引用する)、容器を構成する箱体1は、五枚の面部2の辺部を連結して上面が開放する立方体状に形成され、各面部2は例えばメッシュ部材から形成されている。箱体1の上端部の各辺部11及び二個の面部で形成する鉛直方向の稜線12並びに底面の稜線13にはそれぞれパイプ又は棒材からなる補強部材14が連結されている。そして、それぞれの補強部材14の長さは辺部11及び稜線12,13の長さよりも短く設定され、各補強部材14の両端部には、対応する稜角A〜Hとの間に間隔16が存在している。更に、各稜角A〜Hには、屈曲自在な布帛でT字状に形成された自在継手21が取り付けられ、各自在継手21によって三つの補強部材14を相互連結している。
かかる構成を採用することにより、特許文献1の折り畳み容器は、非使用時には各面部をその対角線に沿って折り曲げて全ての補強部材が平行に配置された三角形状に折り畳むことができる。
しかしながら、特許文献1の折り畳み容器にあっては、各補強部材14の両端部において各端部に対応する稜角A〜Hとの間に間隔16が存在すること(即ち各稜角A〜Hには隙間があること)、更には、各稜角A〜Hに位置するT字状の自在継手21は屈曲自在な布帛からなっていること等の事情から、自立状態の容器の剛性はあまり高くない。このため、自立状態の容器は、それを倒そうとする外部からの刺激に対する抵抗力が低く、比較的小さな外部刺激でも容易に倒れて、折り畳まれるという弱点があった。
However, in the folding container of
本発明の目的は、比較的簡素な構造でありながらも自立時における剛性が高く、外部からの刺激によって易々と倒れたり、折り畳まれたりしない折り畳み容器を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a folding container that has a relatively simple structure but has high rigidity during self-supporting and does not easily fall down or be folded by an external stimulus.
請求項1の発明は、矩形状の底面部と、相対向する二つの第1側面部と、相対向する二つの第2側面部とを備え、これら五つの面部の各々が網状又はシート状の矩形部材によって形成されており、使用時には前記五つの面部によって自立状態の箱型容器体を構成することができ、非使用時には前記箱型容器体を折り畳むことができる折り畳み容器であって、前記相対向する二つの第1側面部の各々には、その第1側面部に隣接する第2側面部との境界をなす左右の各辺から間隔を隔てた各位置において、当該各辺に沿って延びる一対の板状補強材が設けられている、ことを特徴とする折り畳み容器である。
The invention of
請求項2の発明は、請求項1に記載の折り畳み容器において、前記第1側面部に設けられた一対の板状補強材の各々は、プラスチック製の段ボール構造の板状補強材である、ことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the folding container according to the first aspect, each of the pair of plate-shaped reinforcing members provided on the first side surface portion is a plate-shaped reinforcing material having a plastic cardboard structure. It is characterized by.
請求項3の発明は、請求項2に記載の折り畳み容器において、前記プラスチック製の段ボール構造の板状補強材は、その段ボール構造を構成する外板と波形中芯との間に設けられた少なくとも1本の棒材を有する、ことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the folding container according to the second aspect of the present invention, the plate-shaped reinforcing member of the plastic corrugated cardboard structure is provided at least between the outer plate constituting the corrugated cardboard structure and the corrugated core. It has one bar.
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の折り畳み容器において、前記相対向する二つの第1側面部のうちの少なくとも一方には、前記一対の板状補強材の間において表示部が設けられている、ことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the folding container according to any one of the first to third aspects, at least one of the two first side surfaces facing each other is provided with the pair of plate-shaped reinforcing members. A display portion is provided in between.
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の折り畳み容器において、前記二つの第1側面部及び二つの第2側面部の各上辺部には、当該上辺部に剛性を付与する棒状の上辺部補強材が設けられている、ことを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in the folding container according to any one of the first to fourth aspects, the upper side portions of the two first side surface portions and the two second side surface portions are rigid to the upper side portion. A bar-shaped upper side reinforcing material for imparting is provided.
[付記]本発明の更に好ましい態様や追加的構成要件を以下に列挙する。
請求項5の折り畳み容器において、前記矩形状の底面部の四辺又はこれら四辺の各々の近傍には、自立状態の箱型容器体の底面部の四辺に剛性を付与するための棒状の底面周辺部補強材が設けられていること。
[Additional remarks] Further preferable aspects and additional constituent elements of the present invention are listed below.
6. The folding container according to claim 5, wherein four sides of the bottom surface of the rectangular shape or the vicinity of each of the four sides are rod-shaped bottom surface peripheral portions for imparting rigidity to the four sides of the bottom surface portion of the self-standing box-shaped container body. Reinforcing material is provided.
請求項1に記載の折り畳み容器によれば、自立状態の箱型容器体を構成する合計四つの側面部のうち、相対向する二つの第1側面部の各々に、それに隣接する第2側面部との境界をなす左右の各辺(即ち箱型容器体において垂直方向に延びる稜線)から間隔を隔てた各位置において当該各辺に沿って延びる一対の板状補強材を設けたので、仮に残る二つの第2側面部に箱型容器体の自立を助けるための補強材が存在しなかったとしても、前記二つの第1側面部に設けられた合計二対の板状補強材によって十分な剛性を確保して箱型容器体を自立させることができる。従って本発明によれば、比較的簡素な構造でありながらも自立時における剛性が高く、外部からの刺激によって易々と倒れたり、折り畳まれたりする事態を防止することができる。
According to the folding container of
請求項2に記載の折り畳み容器によれば、第1側面部に設けられた一対の板状補強材の各々は、プラスチック製の段ボール構造の板状補強材であるので、重量の増加を極力抑制しながら、箱型容器体の自立時の剛性を飛躍的に高めることができる。
According to the folding container of
請求項3に記載の折り畳み容器によれば、第1側面部に設けられた一対の板状補強材として、プラスチック製の段ボール構造の板状補強材を採用したことに加えて、その段ボール構造を構成する外板と波形中芯との間に少なくとも1本の棒材を設けたので、箱型容器体の自立時の剛性を当該段ボール構造の板状補強材だけの場合よりも更に高めることができる。
According to the folding container of
請求項1〜3に記載の折り畳み容器では、二つの第1側面部はそれぞれに一対の板状補強材を備えているが故に本来的に折り曲げることができない。それ故、二つの第1側面部以外の面部(即ち二つの第2側面部及び底面部)を適宜折り曲げることで、箱型容器体は自立状態から折り畳まれる。この点、請求項4に記載の折り畳み容器では、本来的に折り曲げ不能な二つの第1側面部のうちの少なくとも一方において、一対の板状補強材間に表示部を設けているので、折り畳み時においても当該表示部が隠れてしまうことがない。つまり、請求項4の折り畳み容器によれば、箱型容器体が自立状態にあるときも折り畳み状態にあるときも常に表示部を容器体の表面に露出させておくことができるので、状況の如何にかかわらず表示部の表示機能は損なわれない。
In the folding container of Claims 1-3, since the two 1st side parts are each provided with a pair of plate-shaped reinforcement material, they cannot be folded inherently. Therefore, the box-shaped container body is folded from the self-standing state by appropriately folding the surface portions other than the two first side surface portions (that is, the two second side surface portions and the bottom surface portion). In this respect, in the folding container according to
請求項5に記載の折り畳み容器によれば、二つの第1側面部及び二つの第2側面部の各上辺部に、当該上辺部に剛性を付与する棒状の上辺部補強材を設けているので、これらの棒状の上辺部補強材と、前記二つの第1側面部における一対の板状補強材との相乗効果により、自立状態の箱型容器体の剛性が更に高められる。従って、外部からの刺激によって易々と倒れたり、折り畳まれたりする事態を更に確実に防止することができる。 According to the folding container of the fifth aspect, since the upper side portions of the two first side surface portions and the two second side surface portions are provided with the rod-shaped upper side portion reinforcing material that gives rigidity to the upper side portion. The rigidity of the self-standing box-shaped container body is further enhanced by the synergistic effect of these bar-shaped upper side reinforcing members and the pair of plate-like reinforcing members in the two first side surface portions. Therefore, it is possible to more reliably prevent a situation where the body is easily collapsed or folded by an external stimulus.
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に従う折り畳み容器1を自立させて箱型容器体1Aとした状態を示す。説明の便宜上、図1の箱型容器体1Aの8つの稜角に対して、a,b,c,d,e,f,g,hの符号を付している(8番目の稜角hについては、図1では稜角bの背後に隠れるため、図5〜図7を参照されたし)。尚、箱型容器体1Aにおける「稜線」とは、隣り合う二つの稜角を水平方向又は垂直方向に結ぶ箱型容器体1Aの輪郭線を指す。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a state in which a
図1に示すように、折り畳み容器1は、矩形状(即ち正方形状又は長方形状)の底面部2、及び、その底面部2の四辺からそれぞれ立ち上がるように設けられた四つの側面部3,4を備えている。四つの側面部3,4は、相対向する二つの第1側面部3と、相対向する二つの第2側面部4とからなり、各第1側面部3の左右の二側辺は、当該第1側面部3に隣接する二つの第2側面部4の側辺と連続している。それ故、自立状態の折り畳み容器1は、上面部分が開放された、全体として立方体状又は直方体状の箱型容器体1Aを構成する。
As shown in FIG. 1, the
本実施形態では、底面部2及び四つの側面部3,4はいずれも網状(即ちネット状又はメッシュ状)の矩形部材で形成されているが、これらの面部2〜4の一部又は全部をシート状の矩形部材で置き換えることも可能である。
In the present embodiment, the
図2から分かるように、底面部2の四辺に沿った位置には、帯状の袋体21がそれぞれ設けられている。各袋体21は、例えば縫合により底面部2の上面側(下面側でもよい)に固着されている。各袋体21の内部には、プラスチック製の棒状の剛性部材22が挿入されている。合計四つの棒状剛性部材22は、自立状態の箱型容器体1Aの底面部2の四辺に対応する四つの稜線に剛性を付与して当該底面部2が矩形状を保つことを補助する「底面周辺部補強材」として機能する。なお、隣り合う二つの棒状剛性部材22は、それぞれの端部が箱型容器体1Aの稜角e,f,g,hにおいて、互いに間隔を空けて直接接触しないように設けられている。このため、箱型容器体1Aは、底面部2の稜角e,f,g,hにおいても屈曲自在である。
As can be seen from FIG. 2, belt-
更に図2に示すように、四つの側面部3,4の上辺に沿った位置には、水平方向に延びる帯状の水平袋体31,41がそれぞれ設けられている。各水平袋体31,41は、例えば縫合により各側面部3,4の外面側(内面側でもよい)に固着されている。各水平袋体31,41の内部には、上記棒状剛性部材22と同様の、プラスチック製の棒状の剛性部材32,42が挿入されている。合計四つの棒状剛性部材32,42は、自立状態の箱型容器体1Aの四つの側面部3,4の上辺に対応する四つの稜線に剛性を付与する「上辺部補強材」として機能する。なお、隣り合う二つの棒状剛性部材32,34は、それぞれの端部が箱型容器体1Aの稜角a,b,c,dにおいて、互いに間隔を空けて直接接触しないように設けられている。このため、箱型容器体1Aは、側面部3,4上辺の稜角a,b,c,dにおいても屈曲自在である。
Further, as shown in FIG. 2, strip-shaped
図1〜図3に示すように、各第1側面部3の左右の二側辺に沿った位置には、垂直方向に延びる帯状の垂直袋体33がそれぞれ設けられている。各垂直袋体33は、例えば縫合により第1側面部3の外面側(内面側でもよい)に固着されている。そして、各垂直袋体33の内部には、幅狭な長板形状の板状補強材34が挿入されている。但し図3に示すように、各板状補強材34は、その外側辺(左側の板状補強材34にあっては左側辺、右側の板状補強材34にあっては右側辺)が当該第1側面部3の左端辺又は右端辺から所定間隔W(例えばW=5〜30mm)を隔てるように設けられている。つまり、箱型容器体1Aの相対向する二つの第1側面部3の各々には、当該第1側面部3に隣接する第2側面部4との境界をなす左右端辺から所定間隔Wを隔てた各位置において、当該左右端辺に沿って延びる一対の板状補強材34が設けられている。これらの板状補強材34は、第1側面部3の高さのほぼ全体にわたって延びている。
As shown in FIGS. 1 to 3, strip-like
なお、第2側面部4には、第1側面部3におけるような帯状の垂直袋体33及び板状補強材34は設けられていない。
Note that the second
本実施形態では、各板状補強材34は、プラスチック製の段ボール構造材(一般に「プラスチック段ボール」、「プラダン」あるいは「ダンプラ」と呼ばれるもの)を幅狭な長板形状に形成したものである。具体的には図4(a)及び(b)に示すように、各板状補強材34は、プラスチック製の二枚の外板35と、これら両外板35間に介在する波形の中芯36とを接着剤等で貼り合わせてなるものであり、素材がプラスチックである点を除いて通常の紙製段ボールと実質的に同じ構造を有するものである。故にこの板状補強材34は、段ボール構造に特有の長所(即ち比較的軽量でありながら高剛性)を有する。
In the present embodiment, each plate-shaped reinforcing
本実施形態の板状補強材34は更に、その幅方向略中心位置において1本の棒材37を有している。この棒材37は、高剛性のプラスチック又は金属からなり、一方の外板35と波形中芯36との間に区画される複数の縦長空間Sの一つの中に挿入配置されている。このため、この棒材37は、板状補強材34内における追加の骨材として働いて、ダンプラからなる板状補強材34の剛性を更に向上させる。
The plate-like reinforcing
図1及び図3に示すように、二つの第1側面部3の各々には、左右の垂直袋体33(ひいては左右の板状補強材34)の間に位置する表示部38が設けられている。この表示部38は例えば、矩形状の柔軟な透明プラスチックシートを底及び左右の三辺に沿って第1側面部3に対し縫合又は貼着することで、該シートの上辺側に開口した表部ポケット部38として構成されるものである。この表示ポケット部38内に、文字や図形が描かれた紙を挿入することにより、その文字や図形を各第1側面部3の外面側に表示することができる。
As shown in FIGS. 1 and 3, each of the two first
図1に示すように、二つの第2側面部4の各々には、それぞれの上辺付近に位置する水平袋体41の外面側において把持部43(図1では一つのみ図示)が設けられている。この把持部43は、箱型容器体1Aを持ち上げる際に人が手指を掛けるための部位であって、例えば布製又はプラスチック製のバンド又は紐からなる取っ手である。
As shown in FIG. 1, each of the two second
以上のように構成された折り畳み容器1は、使用時には図1に示すように自立した箱型容器体1Aを構成するが、非使用時には以下に述べる手順を経て、図7に示すような折り畳み形態に折り畳むことができる。
The
図1の自立状態から箱型容器体1Aを折り畳む際には、先ず、箱型容器体1Aの上辺部の二つの稜角b,dを相互接近させる。すると図5に示すように、二つの第2側面部4及び底面部2の各々において対角線方向の折れ線が生じる。即ち、図5の手前側の第2側面部4にあっては、稜角b,eを結ぶ対角線に沿った折れ線51が生じる。図5の奥側の第2側面部4にあっては、稜角d,gを結ぶ対角線に沿った折れ線52が生じる。更に図5の底面部2にあっては、稜角f,hを結ぶ対角線に沿った折れ線(図示略)が生じる。その結果、これらの折れ線51,52に沿って二つの第2側面部4及び底面部2の各々が中折れ可能となる。ここで「中折れ」とは、図5の手前側の第2側面部4について説明すると、折れ線51を共通の斜辺とする二つの直角三角形が重なり合う方向に当該第2側面部4が折れ曲がることであって、その際に折れ線51が容器体の中に向かい、反対側の第2側面部4の折れ線52に近づくような折れ方を意味する。
When the box-shaped
二つの稜角b,dの相互接近を更に推し進め、図6に示すように両稜角b,dがほぼ接するまで箱型容器体1Aを変形させると、それに伴い、二つの第2側面部4及び底面部2における中折れも進行する。即ち、図6の手前側の第2側面部4にあっては、折れ線51と対をなすべき第2の対角線上で対角関係にあるところの二つの稜角a,fが相互接近するように中折れが進む。図6の奥側の第2側面部4にあっては、折れ線52と対をなすべき第2の対角線上で対角関係にあるところの二つの稜角c,hが相互接近するように中折れが進む。更に、図6の底面部2にあっては、図示しない折れ線と対をなすべき第2の対角線上で対角関係にあるところの二つの稜角e,gが相互接近するように中折れが進む。
When the box-
そして、上記三つの面部での中折れが完了すると、箱型容器体1Aは、最終的に図7の状態に折り畳まれる。即ち、稜角b及びd、稜角f及びa、稜角g及びe、稜角c及びhがそれぞれに重なり合うように、二つの第2側面部4と底面部2とが折り畳まれる。その結果、二つの第1側面部3だけが折れ曲がることなく箱型容器体1Aの折り畳みが完了し、これら二つの第1側面部3が当該折り畳み状態の容器1の前面及び後面を提供する。
Then, when the middle folding at the three surface portions is completed, the box-shaped
このように本実施形態の折り畳み容器1によれば、自立状態の箱型容器体1Aを構成する合計四つの側面部のうち、相対向する二つの第1側面部3の各々に、それに隣接する第2側面部4との境界をなす左右端辺から所定間隔Wを隔てた各位置において当該各端辺に沿って延びる一対の板状補強材34を設けたので、残る二つの第2側面部4に同様の補強材が存在しなくても、十分な剛性を確保して箱型容器体1Aを自立させることができる。特に本実施形態では、板状補強材34がプラスチック製の段ボール構造体であるため、重量の増加を極力抑制しながら箱型容器体1Aの自立時の剛性を飛躍的に高めることができる。加えて、その段ボール構造体を構成する外板35と波形中芯36との間に棒材37を設けたので、箱型容器体1Aの自立時の剛性を当該段ボール構造体だけの場合よりも更に高めることができる。従って本実施形態によれば、比較的簡素な構造でありながらも自立時における剛性を従来以上に高めることができ、外部からの刺激によって易々と倒れたり、折り畳まれたりする事態を確実に防止することができる。
Thus, according to the
また、箱型容器体1Aにおける4つの直立した稜線に沿った4つの帯状垂直袋体33内に収められた補強部材が、本実施形態ではプラスチック製の段ボール構造体からなる板状補強材34であるため、この箱型容器体1Aを直立状態のまま引き摺ったときでも、底面部2の帯状袋体21が破れにくいという利点がある。つまり、特許文献1の容器では、鉛直方向の稜線に沿って設けられている補強部材がパイプ又は棒材からなるものであったため、容器の底面部の一点に高い鉛直荷重が集中し易く、それゆえ容器の引き摺り時に容器の底面部が破れ易かった。本実施形態では補強材34が板状であるため、鉛直荷重の一点集中が無く、その分、底面部2の帯状袋体21が破れにくくなっている。
Further, the reinforcing members housed in the four belt-like
本実施形態では、二つの第1側面部3は板状補強材34を備えているため本来的に折り曲げることができないが、かかる本来的に折り曲げ不能な二つの第1側面部3に表示部38を設けているので、折り畳み時も当該表示部38が内部に隠れてしまうことがない。つまり本実施形態の折り畳み容器1では、箱型容器体1Aが自立状態にあるときも折り畳み状態にあるときも常に表示部38を容器の表面に露出させておくことができるため、状況の如何にかかわらず表示部38の表示機能が損なわれないという長所がある。また、箱型容器体1Aの折り畳み時においても、表示部38に折れ目や折れ痕が付かないという長所がある。
In the present embodiment, since the two first
[変更例]上記実施形態では、板状補強材34内に一本の棒材37を設けたが、複数の棒材37が設けられてもよい。
[Modification] In the above embodiment, one
[変更例]図8に示すように、上記実施形態の箱型容器体1Aに対し、蓋部60を設けてもよい。この蓋部60は、箱型容器体1Aの開口した上面全体を覆うように当該上面よりも若干大きく形成されており、例えば第2側面部4の上辺から延びるように設けられると共に当該上辺に対して連結されている。この蓋部60には一対の面ファスナー61が設けられている。また、蓋部60が連結された第2側面部4と対向するもう一つの第2側面部4の帯状水平袋体41には、前記一対の面ファスナー61に対応する一対の面ファスナー62が設けられている。即ち、蓋部60側の面ファスナー61が帯状水平袋体41側の面ファスナー62に接着するように蓋部60を回動操作することで、箱型容器体1Aの上面開口部を蓋部60で覆う(閉じる)ことができる。箱型容器体1Aの上面開口部を蓋部60で閉じることで、箱型容器体1Aの上端部(上面開口部)の矩形状が固定化又は高剛性化され、当該上端部の不本意な変形を防止又は抑制することができる。なお、蓋部60の周辺に沿って、底面部2における帯状袋体21と同様の帯状袋体63を設けると共に、当該帯状袋体63内に、前記棒状の剛性部材21と同様の棒状剛性部材(図示略)を挿入することは好ましい。
[Modification] As shown in FIG. 8, a
1…折り畳み容器(1Aは自立時の箱型容器体)
2…底面部
3…第1側面部
4…第2側面部
22…棒状の剛性部材(底面周辺部補強材)
32…棒状の剛性部材(上辺部補強材)
34…板状補強材
35…外板
36…波形の中芯
37…棒材
38…表示部
42…棒状の剛性部材(上辺部補強材)
W…所定間隔
1 ... Folding container (1A is a self-standing box-type container)
2 ...
32 ... Rod-shaped rigid member (upper side reinforcement)
34 ... Plate-shaped reinforcing
W ... Predetermined interval
Claims (5)
前記相対向する二つの第1側面部の各々には、その第1側面部に隣接する第2側面部との境界をなす左右の各辺から間隔を隔てた各位置において、当該各辺に沿って延びる一対の板状補強材が設けられている、ことを特徴とする折り畳み容器。 A rectangular bottom surface, two first side surfaces facing each other, and two second side surfaces facing each other, each of these five surface portions being formed by a mesh-like or sheet-like rectangular member. The folding container can fold the box-shaped container body when not in use, and can form a self-supporting box-shaped container body when not in use,
Each of the two opposing first side surfaces is provided along each side at a position spaced from the left and right sides forming a boundary with the second side surface adjacent to the first side surface. A folding container, characterized in that a pair of plate-like reinforcing members are provided.
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