JP2010137086A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
遊技情報の記憶を消去を伴う不正行為を行った際に各種報知の無効化に関する作業がなされた場合にも、確実な報知を実行し得る報知制御とした弾球遊技機を提供する。
【解決手段】
遊技情報の記憶を消去を伴う不正行為が行われた際に実行されるRAMクリア報知、意匠枠開放報知、前面枠開放報知を極力無効化した場合であっても、最終的にはサブ統合装置53のコネクタを正常な状態にした上で前面枠3を閉鎖状態にしなければならない。特殊報知コマンドは割込回数が所定回数に達するまでの間はこの処理が実行される毎(2msまたは4ms毎)にサブ統合装置53に送信され、他の報知コマンドと異なり無効化することはできないため、確実な不正報知を行うことが可能となる。
【選択図】 図13
Description
また、遊技機に設けられる主な制御装置には、電源遮断時の遊技情報を記憶可能に構成されており、電源遮断後に単に電源を投入すると記憶された遊技情報に基づいて再開するように構成され、電源遮断後に所定の操作を行いつつ電源を投入すると記憶された遊技情報を消去して新しく遊技を開始するように構成されている。
ここで、所定の操作とは、遊技機の裏面側に配置されたスイッチを押しながらの電源スイッチのONなどを代表とする様々な操作があり、不正行為をしない限り遊技者が所定の操作を行うことができない構成となっている。
この種の遊技機では、当否乱数の値を0から最大値まで所定時間毎に更新(+1)し、最大値に到達した際に別途更新していた初期値乱数の値から最大値を経由して初期値乱数の前の値まで更新するという動作を繰り返す構成となっている場合がある。
しかし、このような初期値乱数を用いても、遊技情報の記憶を消去された直後は初期値乱数も消去されているために当否乱数の値は0から更新されることになり、プログラムを解析することによって遊技者に有利な遊技状態となる当否乱数の値を得れば、遊技情報の記憶を消去した時点から遊技者に有利な遊技状態となる当否乱数の値となるまでの時間を算出することで、遊技者に有利な遊技状態を直接狙うことが可能となってしまう。
このようなタイミングでサブ制御装置の電源コネクタを抜き差しすることで、遊技機の前面枠を開放してからサブ制御装置の電源コネクタを抜くまでの間、およびサブ制御装置の電源コネクタを差したときから前面枠を閉鎖するまでの間は、前面枠が開放していることを示す開放中報知が行われるが、サブ制御装置の電源コネクタが抜かれている間はサブ制御装置に電源が供給されないため、本来行われるべき開放中報知を行うことはなく、さらにサブ制御装置の電源が供給されていない間に遊技情報の記憶が消去されても本来行われるべき記憶消去に関する報知も行われないのは必至である。
また、枠開放報知手段または枠閉鎖報知手段による報知が行われていても消去時報知手段による報知を優先して実行するため、遊技情報の記憶が消去されたことを確実に報知することが可能となり、且つ、消去時報知手段による報知が行われていても特殊報知手段による報知を優先して実行するため、前面枠が閉鎖されてから所定時間の間は遊技情報の記憶が消去されたことを確実に報知することが可能となる。
また、遊技施設の従業員による遊技機の点検作業等において頻繁に行われないことに関する報知(消去時報知手段および/または特殊報知手段による報知)を音声を伴う報知態様としたことで、不正行為が行われたことを確実に報知することが可能となる。
また、特殊報知手段による報知(遊技施設の従業員による遊技機の点検作業等において頻繁に行われないことに関する報知)の音量を調節不能としたことで、不正行為が行われたことを確実に報知することが可能となる。
図1に示す通り、本実施例のパチンコ機1は、大きく長方形の外枠2、前面枠3、意匠枠4a、意匠枠4bとならなる筐体にて各部を保持する構造である。
また、前面枠3左側の中部には金具5cが設けられ、金具5aと金具5cとでヒンジ機構を形成し、意匠枠4aは前面枠に対して開閉可能に構成されている。
さらに、金具5cと金具5bとでヒンジ機構を形成し、意匠枠4bは前面枠に対して開閉可能に構成されている。
尚、本実施例のパチンコ機1は、外枠2の左隣にCRプリペイドカードユニット7を設けている所謂CR機として説明するが、CRプリペイドカードユニット7を設けない所謂現金機としても何ら差し支えない。
また、意匠枠4bは、遊技球を貯留しておくための上皿12および下皿13を略中央に備え、遊技者が操作可能な遊技ボタン14、CRプリペイドカードユニット7と後述するCRユニット端子板60を介して接続される精算表示装置15、球貸ボタン16および精算ボタン17を左側に備えている。
前面枠3の下側(意匠枠4bの下側)には、スピーカ10を備えたスピーカユニット21が設けられている。
図2に示す通り、遊技盤8を着脱可能に取り付けられる前面枠3が外枠2に収納されるような構成となっている。
前面枠3には、上方から球タンク22、タンクレール23および払出装置24が設けられ、遊技盤8に設けられる後述する入賞口に遊技球が入球することに基づいて、払出装置24の払出モータ24aが駆動することによって、球タンク22およびタンクレール23に貯留されている遊技球が、前述した上皿12に払い出されることになる。
尚、図3では発射制御装置52が図示されていないが、払出制御装置51で隠れる位置に配置されている。
尚、本実施例では外部接続端子板61を盤用、枠用を兼用する構成としているが、盤用、枠用の外部接続端子板を個々に備えるように構成しても何ら差し支えない。
図3に示す通り、遊技盤8には公知のガイドレール25a、25bによって囲まれた着円形の遊技領域26が設けられ、多数の遊技釘27が植設されている。
遊技領域26の略中央には、窓部28aを有する液晶枠飾り28が設けられており、演出図柄表示装置54bのLCD画面が遊技者から視認可能に構成され、図示しない公知のワープ入口、ワープ通路、ステージ等も設けられている。
また、窓部28aの上方には、7セグメントLED等の発光部材により構成される特別図柄表示装置29および普通図柄表示装置30が設けられている。
普通電動役物31の下方には、アタッカー式の大入賞口33aを備える大入賞口ユニット33が配置され、該大入賞口ユニット33の下方にはアウト口34が設けられている。
大入賞口32aの左側には4個のLEDで構成される特別図柄保留数表示装置29aが、右側には4個のLEDで構成される普通図柄保留数表示装置30aが、各々設けられている。
また、大入賞口ユニット33の左右両側には、後述する一般入賞口スイッチ35b(図4参照)を備える一般入賞口35aが複数備えられる入賞口ユニット35が設けられている。
普通電役ソレノイド31bを駆動させると、ほぼ同期して普通電動役物31の羽根部材が駆動して、普通電動役物31への入球率(特別図柄始動スイッチ31a(図4参照)での検出率)が高まるように構成されている。
大入賞口ソレノイド33cを駆動させると、ほぼ同期して大入賞口ユニット33の扉部材が駆動して、大入賞口33aへの入球率(カウントスイッチ33b(図4参照)での検出率)が高まるように構成されている。
尚、このブロック図には、煩雑になる電源回路に関する記載は行わないが、電源が必要な制御装置若しくはアクチュエータ類には電源装置55から直接的または間接的に供給される構成となっている(図5参照)。
ここで、主制御装置50と払出制御装置51とは双方向通信回路として構成され、主制御装置50とサブ統合装置53とは間に演出中継端子板65を介した主制御装置50からサブ統合装置53への一方向通信回路として構成されている。
払出制御装置51の出力端には、裏配線中継端子板63および払出中継端子板66を介して遊技球を上皿へと払い出す払出モータ24aが接続されている。
ここで、払出制御装置51と主制御装置50とは双方向通信回路として構成され、払出制御装置51と発射制御装置52とは払出制御装置51から発射制御装置52への一方向通信回路として構成されている。
発射制御装置52の出力端には、遊技球を遊技領域26へ発射するための発射モータ36が接続されている。
発射制御装置52はCPU、ROM、RAMを備えず、IC等で構成されたデジタル回路であり、入力される各種検出信号ならびに払出制御装置51からの入力に基づいて発射モータ36の駆動を制御している。
サブ統合装置53の出力端には、意匠枠4a、4bおよび遊技盤8に備えられる各種LED・ランプ37と、前面枠3およびスピーカユニット21に備えられるスピーカ10と、が接続されている。
尚、サブ統合装置53と主制御装置50とは間に演出中継端子板65を介した主制御装置50からサブ統合装置53への一方向通信回路として構成され、サブ統合装置53と演出図柄制御装置54aとはサブ統合装置53から演出図柄制御装置54aへの一方向通信回路として構成されている。
尚、本実施例では、サブ統合装置53のRAMに記憶された遊技情報を電源断時に保持しない構成としているが、電源装置55からVBB(図5参照)を供給して記憶保持可能とし、復電時に記憶した遊技情報を元に電源断前の遊技を再開する構成としても何ら差し支えない。
RAMの遊技情報を記憶保持する構成とすることで、不正行為を行った際に行われる不正報知を無効化するための様々な条件が発生するため困難となり、不正を容易に発見することが可能となる。
例えば、遊技に伴う演出音声やエラー報知の一部(前面枠3、意匠枠4a、4b等の枠開放/閉鎖報知など)の音声は、音量調節スイッチ10aの状態に応じて変更された音量でスピーカ10から出力され、その他のエラー報知(特殊報知など)は音量調節スイッチ10aの状態に関わらず予め設定された音量でスピーカ10から出力されるように構成することができる。
尚、このブロック図では、電源装置55と各種制御装置(50、51、52、53、54)を主として記載しており、特別図柄始動スイッチ31a等の遊技球を検出するスイッチに関する記載は省略している。
電源装置55には、電源を監視するための給電監視回路および停電監視回路、電源の供給が停止した際に制御装置のRAMに記憶された遊技情報を保持するために必要な電源(VBB)を供給するためのバッテリーバックアップ電源を備えている。
給電監視回路は、監視電圧が所定値以上になった際に電源装置55から主制御装置50および払出制御装置51へ給電開始信号(RST信号)を出力する構成となっている。
停電監視回路は、監視電圧が所定値以下になった際に電源装置55から主制御装置50および払出制御装置51へ停電発生信号(NMI信号)を出力する構成となっている。
ここでは、主制御装置50と払出制御装置51にのみVBBを供給するように構成しているが、RAMに記憶された遊技情報を保持する必要があれば、他の制御装置(例えばサブ統合装置など)にも供給するように構成しても良い。
また、主制御装置50にはDC5V(VBB)を、払出制御装置51にはDC3V(VBB)を供給する構成としているが、RAMに記憶された遊技情報を保持するために必要な電源に合わせてVBBの電圧は適宜変更することが可能であり、電圧を同一としても当然問題ない。
尚、上記したようにサブ統合装置53および演出図柄ユニット54のRAMに記憶される遊技情報を保持する必要があれば、給電開始信号(RST信号)や停電発生信号(NMI信号)も中継するようにしても何ら差し支えない。
当然、この図に示されていない各種スイッチやアクチュエータ類を備える構成であれば、電源装置55から直接的または間接的に供給される構成となっている。
図6は、パチンコ機1の電源装置55に設けられる電源スイッチを操作することにより電源が各制御装置に供給され、主制御装置50に電源が供給された際に実行される電源投入時処理である。
尚、電源投入時処理は、主制御装置50に備えられるCPUにより電源投入直後に実行される図示しないセキュリティーチェック後に行われる処理である。
その後、RAMクリアスイッチ55bが操作されているか否かの判定を行い(S20)、操作されていなければ(S20:no)、RAM保証値が1であるか否かを判断する(S30)。
RAM保証値が1であれば(S30:yes)、SUM値作成処理を実行し(S40)、SUM値が0であるか否かを判断する(S50)。
SUM値が0であれば(S50:yes)、電源復帰処理を実行し(S60)、電源遮断時の遊技情報に基づいて遊技を再開することとなる(リターンへ)。
その後、RMAクリアを行ったか否かを示す消去フラグを1にセットし(S80)、リターンへと抜ける。
まず、通常割込信号(INT信号)の受信を禁止する割込禁止処理を実行し(S110)、強制割込信号(NMI信号)が入力されたか否かを示すNMIフラグが0であるかを判断し(S120)、NMIフラグが0であれば(S120:yes)、初期値乱数更新処理1(S130)、初期値乱数更新処理2(S140)および初期値乱数更新処理3(S150)を順次実行し、通常割込信号(INT信号)の受信を許可する割込許可処理を実行(S160)した後、S110へ処理を戻し、INT信号またはNMI信号を受信しない限り、上記処理を繰り返し実行する。
また、S160によりINT信号の受信を許可されたときにINT信号を受信していると、図8に示す割込(INT)処理へと移行する。
ここで、INT信号は、CPUの内または外に設けられたクロック回路により所定時間毎(2msまたは4ms毎)に定期的に入力される信号である。
尚、CPU内部にクロック回路が形成されている場合は、入力や受信という表現ではなくなるが、ここではCPUの内外問わず、入力や受信という表現を用いることとする。
NMI信号を受信すると、実行しているプログラムのアドレスをRAMに記憶するレジスタ退避処理を実行し(S310)、NMIフラグをNMI信号を受信したことを示す1にセットし(S320)、S310でRAMに記憶したアドレスに復帰するレジスタ復帰処理を実行し(S330)、リターンへと抜ける。(NMI信号を受信したときに実行していたプログラムを継続して行う。)
停電発生信号(NMI信号)を受信した際に、即座にバックアップ処理(S170〜S200)を行うことなく、NMIフラグを1にセットする構成としたことで、電源遮断後に電源が復帰した際のプログラムの開始位置をS130からに固定することができ、遊技を再開する際の処理を軽減することが可能となる。
フローチャート上では、単にRAMクリア報知開始(S90)という記載しかないが、RAMクリア報知開始の処理時または割込(INT)処理時に、主制御装置50からサブ統合装置53へRAMクリア報知を行うためのRAMクリア報知コマンドを送信するように構成している。
このとき、RAMクリア報知コマンドは単発で送られるため、RAMクリア報知コマンドの出力後に電源スイッチ55aをOFFとし、再度ONにすることでRAMクリア報知が実質的に無効化することができる。
上記のような簡単な手順で無効化できる構成とすることで本来の不正防止効果が低下することも考えられるが、少なくとも前面枠3の開放から電源スイッチ55aをOFFとするまでの間、または前面枠3の開放からサブ制御装置53のコネクタを外すまでの間は報知が行われることとなる。
元々、前面枠3の開放以降は、RAMクリアを行う以前の段階で主制御装置50とサブ統合装置53とを結ぶハーネスのコネクタを外した状態、またはサブ統合装置53の電源コネクタを外した状態としておくことで報知が無効化されるため、容易に無効化が可能な構成としても、実質的には不正報知効果を極端に低下させるものではない。
まず、消去フラグがRAM消去処理を実行したことを示す1にセットされているか否かを判断し(S410)、1にセットされていれば(S410:yes)、割込回数に1を加算し(S420)、割込回数が所定値となっているか否かを判断し(S430)、所定値であれば(S430:yes)、消去フラグを0にセットし(S440)、割込回数をクリアし(S450)、リターンへと抜ける。
消去フラグがRAM消去処理を実行したことを示す1にセットされていない状態(S410:no)、または割込回数が所定値でない状態(S430:no)のいずれかの条件を満たしていれば、その後の処理を行うことなくリターンへと抜ける。
ここでは、割込回数を所定値と対比照合しているが、所定値は図8の乱数値更新処理(S210)にて行われる当否乱数の1周期の更新に係る割込回数以上の数値とすることが好適である。
まず、特別図柄始動スイッチ31aによる遊技球の検出がなされたか否かを判断し(S510)、検出がなされていれば(S510:yes)、特別図柄の保留数が最大値(ここでは4個)に達していない否かを判断し(S520)、最大値に達していなければ(S520:yes)、消去フラグがRAM消去処理を実行していないことを示す0にセットされているか否かを判断し(S530)、0にセットされていれば(S530:yes)、当否乱数等の各種乱数値を抽出して記憶する保留記憶処理を実行し(S540)、リターンへと抜ける。
特別図柄始動スイッチ31aによる遊技球の検出がなされていない状態(S510:no)、または特別図柄の保留数が最大値に達している状態(S520:no)のいずれかの条件を満たしていれば、その後の処理を行うことなくリターンへと抜ける。
また、図10の消去後監視処理と図11の始動検出処理とは、同一割込(INT)処理内で行われる処理であるため、前述したように図10の割込回数と比較照合される所定値を当否乱数の1周期の更新に費やす割込回数の数値(または割込回数以上の数値)とすることで、消去フラグが1にセットされている間(割込回数が所定数に達する以前の段階)に特別図柄始動スイッチ31aによる遊技球の検出がなされることによって、不正行為が行われたことを的確に判断することができる。
さらに、電源スイッチ55aをOFFとしても復電時にRAMの記憶が維持されているため、RAMクリアを実施することは本末転倒であるため行われること考えられず、RAMクリア以外の操作を行っても消去フラグの1を0とすることはできない。
まず、意匠枠開放フラグが意匠枠4a、4bの開放を示す1にセットされているか否かを判断し(S610)、意匠枠開放フラグが意匠枠4a、4bの開放を示す1にセットされていなければ(S610:no)、意匠枠4a、4bが開放しているか否かを判断し(S615)、開放していれば(S615:yes)、意匠枠開放フラグを1にセットし(S620)、意匠枠閉鎖フラグを0にセットし(S625)、前面枠開放フラグが前面枠3の開放を示す1であるか否かを判断する(S645)。
意匠枠4a、4bが閉鎖している状態(S615:no)、または意匠枠4a、4bが開放している状態(S630:no)のいずれかの条件を満たしていれば、前面枠開放フラグが前面枠3の開放を示す1であるか否かを判断する(S645)。
前面枠開放フラグが前面枠3の開放を示す1にセットされていれば(S645:yes)、前面枠3が閉鎖しているか否かを判断し(S665)、閉鎖していれば(S665:yes)、前面枠開放フラグを前面枠3の閉鎖を示す0にセットし(S670)、不正入賞フラグがRAMクリアから所定時間経過する前に始動口への入賞があったことを示す1であるか否かを判断する(S675)。
不正入賞フラグがRAMクリアから所定時間経過する前に始動口への入賞があったことを示す1であれば(S675:yes)、不正報知フラグを前面枠閉鎖時に通常とは異なる特殊な態様で報知を行うことを示す1にセットし(S685)、リターンへと抜ける。
前面枠3が開放していない状態(S650:no)、または前面輪3が閉鎖していない状態(S665:no)のいずれかの条件を満たしていれば、その後の処理を行うことなくリターンへと抜ける。
まず、消去フラグがRAM消去処理を実行していないことを示す0にセットされているかを判断し(S710)、消去フラグが0であれば(S710:no)、クリア報知コマンドをサブ統合装置53に送信し(S715)、消去フラグを0にセットし(S720)、リターンへと抜ける。
意匠枠開放フラグが1にセットされていなければ(S725:no)、意匠枠閉鎖フラグが意匠枠4a、4bの開放状態から閉鎖状態へ変位したことを示す1にセットされているかを判断する(S740)。
意匠枠閉鎖フラグが1にセットされていなければ(S740:no)、前面枠開放フラグが前面枠3の開放を示す1にセットされているかを判断する(S755)。
前面枠開放フラグが1にセットされていなければ(S755:no)、前面枠閉鎖フラグが前面枠3の開放状態から閉鎖状態へ変位したことを示す1にセットされているかを判断する(S770)。
前面枠閉鎖フラグが1にセットされていなければ(S770:no)、不正報知フラグが前面枠3閉鎖時に通常とは異なる特殊な態様で報知を行うことを示す1にセットされているかを判断する(S785)。
割込回数が所定値であれば(S800:yes)、不正報知フラグを0にセットし(S805)リターンへと抜ける。
不正報知フラグが1にセットされていない状態(S785:no)、または割込回数が所定値でない状態(S800:no)のいずれかの条件を満たしていれば、その後の処理を行うことなくリターンへと抜ける。
特殊報知コマンド以外の報知コマンドは、対応するフラグが1にセットされているときに送信され、送信直後に0にセットされる構成であり、特殊報知コマンドに関しては、割込回数が所定回数に達するまでの間はこの処理が実行される毎(2msまたは4ms毎)にサブ統合装置53に送信されることとなる。
このように構成することで、RAMクリアを行って大当たり乱数を狙った場合であっても、従業員による確認等の際に気付かれる可能性が極めて高くなるため、大当たりの開始前には遊技機内の配線を正常な状態として前面枠3を閉鎖する必要があるが、閉鎖することで特殊報知コマンドが送信されるので、前面枠3の閉鎖時にRAMクリアと同様に大音量による音声報知が行われることになる。
特殊報知コマンドを送信してから不正報知フラグを0にセットするまでの遅延時間を十分に確保することにより、不正行為が行われたことを的確に報知すると共に、不正行為を未然に防げない場合であっても被害を大きくすることなく発見することが可能となる。
このように構成することで、カウンタに要する記憶領域を小さくすることが可能となると共に、割込毎に送信する場合に比べて主制御装置50およびサブ統合装置53の負担が軽減するという効果を奏する。
ここで、前面枠3が開放状態から閉鎖状態へと変位することを契機としたのは、上記したような不正を行う場合に、パチンコ機1の裏面側に設置される電源装置55の電源スイッチおよびRAMクリアスイッチを操作する必要があり、実行されるRAMクリア報知、意匠枠開放報知、前面枠開放報知を無効化した場合であっても、最終的にはサブ統合装置53のコネクタを正常な状態にした上で前面枠3を閉鎖状態にしなければならないため、極めて無効化し難い報知タイミングだからである。
この無効化を行った場合でも、特殊報知コマンドは割込回数が所定回数に達するまでの間はこの処理が実行される毎(2msまたは4ms毎)にサブ統合装置53に送信され、他の報知コマンドと異なり無効化することはできないため、確実な不正報知を行うことが可能となる。
クリア報知コマンドを受信すると、30秒間の報知を行うように制御され、その報知態様は大音量の大音声出力を伴うパチンコ機1に備えられるLEDやランプ類のパターン発光となっている。
特殊報知コマンドを受信すると、45秒間の報知を行うように制御され、その報知態様は大音量の大音声出力を伴うパチンコ機1に備えられるLEDやランプ類のパターン発光となっている。
前面枠開放報知コマンドを受信すると、前面枠閉鎖報知コマンドまたは特殊報知コマンドを受信するまで報知を行うように制御され、その制御態様は大音量の小音声出力を伴うパチンコ機1に備えられるLEDやランプ類の全点灯となっている。
意匠枠閉鎖報知コマンドを受信すると、30秒間の報知を行うように制御され、その報知態様はパチンコ機1に備えられるLEDやランプ類の一部点滅となっている。
意匠枠開放報知コマンドを受信すると、意匠閉鎖コマンドを受信するまでの間の報知を行うように制御され、その報知態様は大音量の小音声出力を伴うパチンコ機1に備えられるLEDやランプ類の一部点滅となっている。
また、遊技施設の従業員によって開店中に行われる操作としては、球詰まり等のために前面枠3や意匠枠4a、4bを開放して点検した後に閉鎖する行為や、パチンコ機1に搭載される制御装置が静電気等のノイズによって異常となった場合にRAMクリアを行う行為や、サービス入賞のために意匠枠4aを開放して特別図柄始動スイッチに遊技球をいくつか通過させる行為が想定されている。
なぜなら、前面枠3を開放状態にし、RAMクリアスイッチを押下しながら電源スイッチをONにしてRAMクリアを行った後、前面枠3を閉鎖した上で意匠枠4aを開放し、特別図柄始動スイッチに遊技球を通すことになり、普通に考えれば図8の所定値で設定する当否乱数の1周期の更新に費やす時間よりも長くなるのが当たり前となるからである。
このような行為は、閉店後であっても一般的に行われない行為であり、開店中に特殊報知コマンドが送信されることは、遊技施設の従業員が行う場合であっても不正行為が行われている可能性が極めて高いため、RAMクリア報知と同様にランプ、LED等のパターン発光だけでなく大音量の音声出力を伴う態様で報知を行うようにしている。
尚、RAMクリア報知と特殊報知とを同一報知態様とし、報知時間を異ならせて構成し、異なるコマンドとしているが、異なる報知態様や同一報知時間時間でも良く、報知態様や報知時間を同一とし、共通のコマンドとしても何ら差し支えない。
同様に、前面枠3を開放して主制御装置50のROMを不正なプログラムが記憶されたROMに交換する不正行為や、主制御装置50自体を不正な処理を行う制御装置に交換する不正行為などが発生していることを勘案して、前面枠開放報知コマンドを受信した際にもランプ、LED等の全点灯だけではく小音量の音声出力を伴う態様で報知を行うようにしている。
小音量または音声出力を伴わない構成とすることで、営業中における点検時に周囲の遊技者に不快感を与えることを抑えることができる。
大音量の音声出力を伴う構成とすることで、作業する際には音量調節スイッチ10aにより音量を小さくまたは消音することで作業効率を高め、営業中には音量調節スイッチ10aにより音量を大きくすることで不正防止または不正発見の効果を高めることが可能となる。
図14(b)は、各報知状態において各種コマンドを受信した際にどのような報知を行うかを示す対処表であり、表中の「再設定」は報知期間のカウントをクリアして再度報知を開始することを示し、「切替」は報知を終了して受信したコマンドに基づく報知に切り替えることを示し、「維持」はコマンドを受信したことを記憶(または無視)して現状行っている報知を継続することを示し、「−」は受信することがないことを示している。
優先度としては、意匠枠開放報知および意匠枠閉鎖報知<前面枠開放報知および前面枠閉鎖報知<特殊報知となっており、RAMクリア報知は電源スイッチをOFFする操作が必要となるため、電源スイッチのOFFによって全ての報知が終了し、その後の電源スイッチONによって意匠枠開放/閉鎖報知コマンドや、前面枠開放報知コマンドなど、同時に送信される可能性はあるが、同時に受信した場合にはRAMクリア報知が優先されるが、RAMクリア報知中に特殊報知コマンドを受信すると、特殊報知へと切り替わる。
また、音量調節スイッチ10aを操作することで、遊技施設の従業員によって点検等のために行われる操作に対する各種報知については音量を調節することが可能であり、可能遊技施設の閉店後における作業の効率を落とすことはない。
さらに、前面枠3を開放して音量調節スイッチ10aを操作した場合であっても、音量調節スイッチ10aの状態に関わらず、特殊報知は予め設定された音量で報知される構成であるため、遊技者による不正行為に関しては早期に発見することが可能となる。
3 :前面枠 4a :意匠枠
4b :意匠枠 5a :金具
5b :金具 5c :金具
6 :スライド錠 6a :鍵穴
7 :CRプリペイドカードユニット 8 :遊技盤
9 :窓部 10 :スピーカ
10a:音量調節スイッチ 11 :保護音通部
12 :上皿 13 :下皿
13a:満杯スイッチ 14 :遊技ボタン
14a:遊技スイッチ 15 :精算表示装置
16 :球貸ボタン 16a:球貸スイッチ
17 :精算ボタン 17a:精算スイッチ
18 :発射ハンドル 19 :発射停止ボタン
19a:発射停止スイッチ 20 :タッチ板
20a:タッチスイッチ 21 :スピーカユニット
22 :球タンク 22a:球切れスイッチ
23 :タンクレール 23a:球切れスイッチ
24 :払出装置 24a:払出モータ
24b:払出スイッチ 25a:ガイドレール
25b:ガイドレール 26 :遊技領域
27 :遊技釘 28 :液晶枠飾り
28a:窓部 29 :特別図柄表示装置
29a:特図保留数表示装置 30 :普通図柄表示装置
30a:普図保留数表示装置 31 :普通電動役物
31a:特別図柄始動スイッチ 31b:普通電役ソレノイド
32 :普通図柄作動ゲート 32a:普通図柄作動スイッチ
33 :大入賞口ユニット 33a:大入賞口
33b:カウントスイッチ 33c:大入賞口ソレノイド
34 :アウト口 35 :入賞口ユニット
35a:一般入賞口 35b:一般入賞口スイッチ
36 :発射モータ 37 :各種LED・ランプ
38 :前面枠開放スイッチ 39a:意匠枠開放スイッチ
39b:意匠枠開放スイッチ 50 :主制御装置
51 :払出制御装置 52 :発射制御装置
53 :サブ統合装置 54 :演出図柄ユニット
54a:演出図柄制御装置 54b:演出図柄表示装置
55 :電源装置 55a:電源スイッチ
55b:RAMクリアスイッチ 60 :CRユニット端子板
61 :外部接続端子板 62 :遊技盤中継端子板
63 :裏配線中継端子板 64 :図柄表示装置中継端子板
65 :演出中継端子板 66 :払出中継端子板
70 :ホールコンピュータ
Claims (3)
- 外枠に開閉自在に蝶着される前面枠の閉鎖状態を検出する閉鎖検出手段と、
該閉鎖検出手段による検出が途絶えることにより前記前面枠が開放状態であることを報知する枠開放報知手段と、
該枠開放報知手段による報知中に、閉鎖検出手段による検出がなされることにより前記前面枠が開放状態から閉鎖状態に変位したことを報知する枠閉鎖報知手段と、
遊技機の裏面側に配置され、遊技者が操作不能な操作手段と、
電源遮断時の遊技情報を記憶する情報記憶手段と、
電源投入後の所定期間中に前記操作手段からの操作信号が入力されることを条件として、前記情報記憶手段に記憶された遊技情報を消去し、新たな遊技を開始する新遊技処理手段と、
を備える遊技機において、
前記新遊技処理手段により新たな遊技を開始したときに記憶装置に記憶された遊技情報が消去されたことを、前記枠開放報知手段または前記枠閉鎖報知手段による報知よりも優先して報知する消去時報知手段と、
前記新遊技処理手段により新たな遊技を開始したときからの割込回数を計数する計数手段と、
前記記憶装置に記憶された遊技情報が消去され、且つ、前記前面枠が開放状態から閉鎖状態に変位することによって、前記枠閉鎖報知手段とは異なる報知態様で遊技情報が消去されたことを、前記消去時報知手段による報知よりも優先して報知する特殊報知手段と、
を備え、
前記前面枠が開放状態から閉鎖状態に変位した際の前記計数手段による計数値に応じて、枠閉鎖報知手段または特殊報知手段のいずれかを実行することを特徴とする遊技機。 - 前記枠開放報知手段および/または前記枠閉鎖報知手段による報知は、音声を伴わない報知態様とし、前記消去時報知手段および/または前記特殊報知手段による報知は、音声を伴う報知態様としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記遊技機に設けられるスピーカから出力される音量を調節する音量調節手段を備え、
前記枠開放報知手段、前記枠閉鎖報知手段および/または前記消去時報知手段による報知は、前記音量調節手段の調節によって音量調節を可能とし、少なくとも前記特殊報知手段による報知は、前記音量調節手段の調節によって音量調節を不能としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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