JP2010133874A - 水中機器保持構造体の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】水中機器保持構造体を支持構造体から取り外すときおよび支持構造体に装着するときの作業効率を向上させると共に、海中、あるいは水中にある支持構造体の経年変化による腐食、劣化を防止することができる水中機器保持構造体の支持構造を提供すること。
【解決手段】水中機器保持構造体の支持構造30は、基礎台座3の側面の水面上部分より横向きに突出する上部支持構造体31と、水面下部分より横向きに突出するコンクリート製の下部支持構造体32を有し、下部支持構造体32には上向きに傾斜した内面34を有するように形成された貫通孔33が設けられ、水中機器7側が下になるように水中機器保持構造体50が装着されている内面34と対応する外面形状の側面53を持つボックス54を貫通孔33に係合すると共に水中機器保持構造体50を上部支持構造体31に螺子などの手段により固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水中に置かれる構造体の支持構造に係り、特に、水中センサー、信号などを水中に印加するための水中発信装置などの水中機器を保持するための水中機器保持構造体の支持構造に関する。
従来より、海中、あるいは河川などの水中の物理的特性や化学的特性を測定する水中センサー、別の水中センサーで水中の物理的特性や化学的特性を測定するために電場、磁場、電圧、電流、音波、信号などを水中に印加、発信するための水中発信装置等の水中機器を保持するための水中機器保持構造体は、機械的強度に優れると共に細部の造り込みができる鋼製の支持構造によって固定構造物に装着されている。
図8は、従来の水中機器保持構造体の支持構造の構成を示している。図8(a)は、従来の水中機器保持構造体の支持構造において、水中機器保持構造体が支持構造に装着されている状態を示す外形図である。図8(b)は、従来の水中機器保持構造体の支持構造において、水中機器保持構造体が支持構造から取り外されている状態を示す外形図である。
図8(a)および図8(b)に示すように、基礎台座3は、コンクリート製であり、岸壁、護岸壁、あるいは橋脚などの固定構造物に固定され、あるいは一体に形成されている。基礎台座3には、鋼製である下部支持構造体92が水面Wの下方位置に、また、鋼製である上部支持構造体91が水面Wの上方位置にそれぞれコンクリートへの埋め込みなどの方法で固着されている。下部支持構造体92の先端には下部支持構造体フランジ96が、上部支持構造体91の先端には上部支持構造体フランジ95がそれぞれ設けられている。また、鋼製の作業用足場6は、下部支持構造体92および上部支持構造体91の中間の位置であって、水面Wより上の位置にて、基礎台座3に同様のコンクリートへの埋め込みなどの方法で固着されている。
水中機器保持構造体80は、棒状であり、その一方の端部は水面Wの下に位置するように設置されるが、その端部には目的とする水中の物理的特性や化学的特性を測定するための水中センサー、あるいは別の水中センサーで水中の物理的特性や化学的特性を測定するために電場、磁場、電圧、電流、音波、信号などを水中に印加、発信するための水中発信装置等の水中機器7が設置されている。また、水中機器保持構造体80には、水中機器7が設置されている側に水中機器保持構造体下部フランジ83、反対側に水中機器保持構造体上部フランジ82がそれぞれ設けられている。
図8(a)に示すように、水中機器保持構造体80は、水中機器保持構造体下部フランジ83と下部支持構造体フランジ96を、水中機器保持構造体上部フランジ82と上部支持構造体フランジ95をそれぞれ螺子などの手段で固定することにより、下部支持構造体92および上部支持構造体91にそれぞれ装着されている。すなわち、下部支持構造体92およびその先端の下部支持構造体フランジ96、上部支持構造体91およびその先端の上部支持構造体フランジ95、および水中機器保持構造体80に固着された水中機器保持構造体下部フランジ83および水中機器保持構造体上部フランジ82は、これらのフランジを固着する螺子100と共に水中機器保持構造体80を保持する鋼製の支持構造90を構成している。
作業用足場6は、保守員が水中機器保持構造体80、および設置されている水中機器7の保守、点検のための足場として用いるものである。
図8(b)に示す通り、水中機器7、及びそれを保持する水中機器保持構造体80は、保守、点検、および修理のため、定期的に(例えば、毎年1回)、支持構造90を構成する下部支持構造体92および上部支持構造体91から取り外し、海中、あるいは水中から引き上げる必要があるが、その場合には水中機器保持構造体80をクレーン(図示しない)などにより吊り上げる前に、保守員が水中機器保持構造体80に固着された水中機器保持構造体下部フランジ83および水中機器保持構造体上部フランジ82と、下部支持構造体92の先端の下部支持構造体フランジ96および上部支持構造体91の先端の上部支持構造体フランジ95をそれぞれ固定している螺子100などを取り外す作業が必要になる。また、必要な保守、点検、及び修理が終了して水中機器保持構造体80を支持構造90に取り付けるときには、同様に水中機器保持構造体80をクレーン(図示しない)などにより吊り上げて支持構造90を構成する下部支持構造体92および上部支持構造体91に近づけ、保守員が水中機器保持構造体80を所定の装着位置に合わせると共に、水中機器保持構造体80を同様に螺子100などにより下部支持構造体92および上部支持構造体91にそれぞれ固定する作業が必要になる。
ここで、下部支持構造体92は、海中、あるいは水中に位置しているので、下部支持構造体92からの螺子などの取り外し作業(より具体的には、係合している下部支持構造体フランジ96および水中機器保持構造体下部フランジ83からの螺子100の取り外し作業)、および水中機器保持構造体80を下部支持構造体92の所定の装着位置に合わせ、螺子などにより固定する作業(より具体的には、下部支持構造体フランジ96および水中機器保持構造体下部フランジ83の位置を合わせ、螺子100により係合する作業)は、作業員が海中、あるいは水中に浸かって行う、あるいは潜水して行う必要があり、作業効率が悪いという問題がある。
また、鋼製の下部支持構造体92は、常に海中、あるいは水中に位置しているので、その表面に綿密に防錆塗料塗布、防錆処理を行っていても経年変化による腐食、劣化は避けられず、また、海中、あるいは水中であるため修理、補修も容易でないという問題がある。
そこで、鋼製の下部支持構造体92の位置を上げ水面Wの上になるように設置する(図示しないが、下部支持構造体92を作業用足場6の近傍に設置する)ことにより、鋼製の下部支持構造体92が常時空気中に位置するように設定することも一応考えられるが、この場合には、下部支持構造体92の位置から水中機器7が設置されている水中機器保持構造体80の下端部81までの距離が長くなる。水中機器保持構造体80の下端部81は、周囲の海水、あるいは水の流れが速い場合に大きな横力を受けるので、下部支持構造体92の位置から水中機器保持構造体80の下端部81までの距離を長くすると、下部支持構造体92に作用する力が大きくなるので下部支持構造体92を強固かつ大型に設計する必要があり、また水中機器保持構造体80自体も曲げ、振動に耐えるよう強固に設計する必要があるという新たな問題が生じる。
これらの問題について、母材を鋼とし表面をチタンとしたチタンクラッド鋼板を用いた構造物を、腐食に関して厳しい環境である海洋構造物のスプラッシュゾーンに用いる技術が提案されている(特許文献1参照)。また、風力発電用風車の支持構造として、一部の支持脚を防波堤に、他の支持脚を海中に設ける技術が提案されている(特許文献2参照)。
これらの文献には、耐食性に優れるチタンクラッド鋼板を用いた構造物の技術(特許文献1)、および一部支持脚を海中に持つ支持構造(特許文献2)が開示されているが、海中、あるいは水中の支持構造体において支持対象物を脱着するときの作業効率、海中、あるいは水中の支持構造体の経年変化による腐食、劣化に関するものは見当たらない。
特許第3586358号公報 特開2003−28046号公報
本発明は、以上のような問題を解決し、水中機器保持構造体を支持構造体から取り外すときおよび支持構造体に装着するときの作業効率を向上させると共に、海中、あるいは水中にある支持構造体の経年変化による腐食、劣化を防止することができる水中機器保持構造体の支持構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明者らは、下部支持構造体をコンクリート製として、ここに上向きに傾斜した内面形状を有する貫通孔を設け、この内面形状に対応する外面形状を有すると共にこの貫通孔に嵌合可能なボックスを水中機器保持構造体に設け、ボックスと下部支持構造体に設けた貫通孔との係合を支持構造体に利用することを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) その一方の端部に水中機器を保持する棒状の水中機器保持構造体の支持構造であって、基礎台座の側面の水面下部分より横向きに突出するコンクリート製の下部支持構造体と、前記下部支持構造体に設けられる貫通孔であって、前記下部支持構造体の上面および下面にそれぞれ上面開口および下面開口を有すると共に上向きに傾斜した内面形状を有するように形成された貫通孔と、前記基礎台座の側面の水面上部分より横向きに突出する上部支持構造体と、前記貫通孔の前記内面形状と対応する外面形状を有する側面を備えると共に前記貫通孔に嵌合可能なボックスとを備え、前記水中機器保持構造体は、前記ボックスに、前記水中機器を保持する側の端部が下になるように装着されており、前記ボックスを前記貫通孔に嵌合すると共に前記水中機器保持構造体を前記上部支持構造体に螺子などの手段により固定する水中機器保持構造体の支持構造。
(1)に記載の発明は、支持構造と水中機器を保持する水中機器保持構造体との水中位置での結合は、コンクリート製下部支持構造体に設けた貫通孔と水中機器保持構造体に設けたボックス側面との係合のみであるため、保守のため水中機器保持構造体を支持構造から取り外すとき、および保守を完了して支持構造に取り付けるときの保守員の作業は水面上部分の作業だけで済み、作業効率を良くすることが可能である。また、下部支持構造体は、常に海中、あるいは水中に位置しているが、コンクリート製であるため、機械的強度が高く、また経年変化による腐食、劣化は非常に少なく、また貫通孔も単純な形状であるため部分的な欠損、変形などの影響も少なくすることができる。
(2) (1)に記載の水中機器保持構造体の支持構造において、前記貫通孔の前記内面形状は、上向きに傾斜した略逆円錐台形、略逆四角錐台形、および、略球面の一部のいずれかである水中機器保持構造体の支持構造。
(2)に記載の発明は、状況により適切なボックスと貫通孔の係合面形状を選定することができる。例えば、貫通孔の内面形状を上向きに傾斜した略逆四角錐台形とした場合、特に水中機器保持構造体の軸を中心とした回転方向の位置決めを容易に行うことができる。また、貫通孔の内面形状を上向きに傾斜した略球面の一部とした場合、ボックスは下部支持構造体と略球状面で接しているため、ここを中心とした水中機器保持構造体の揺動に自由度があり、水中機器保持構造体の上部支持構造体への取り付けが更に容易である。
(3) その一方の端部に水中機器を保持する棒状の水中機器保持構造体の支持構造であって、基礎台座の側面の水面下部分より横向きに突出するコンクリート製の取り付け高さの異なる複数の下部支持構造体と、前記複数の下部支持構造体に設けられた複数の貫通孔であって、前記複数の下部支持構造体のそれぞれの上面および下面にそれぞれ上面開口および下面開口を有すると共に上向きに傾斜した内面形状を有するように、かつ平面図において他の前記下部支持構造体とも干渉しないようにそれぞれ形成された複数の貫通孔と、前記基礎台座の側面の水面上部分より横向きに突出する上部支持構造体と、前記複数の貫通孔の前記内面形状と対応する外面形状を有する側面を備えると共に前記貫通孔に嵌合可能なボックスとを備え、前記水中機器保持構造体は、前記ボックスに、前記水中機器を保持する側の端部が下になるように装着されており、前記ボックスを前記複数の貫通孔のいずれかに嵌合すると共に前記水中機器保持構造体を前記上部支持構造体に螺子などの手段により固定する水中機器保持構造体の支持構造。
(3)に記載の発明は、水中機器保持構造体に設けられたボックスを、高さの異なる複数の貫通孔に選択的に取り付けることができる。従って、測定環境の変化などに応じて適宜水中機器7の高さを簡単に変更することができる。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の水中機器保持構造体の支持構造において、前記ボックスを前記貫通孔に嵌合するとき、その間に弾性体シートを掴持することを特徴とする水中機器保持構造体の支持構造。
(4)に記載の発明は、海洋生物、あるいはゴミなどがボックスと貫通孔の隙間に侵入することを防ぐことができる。また、弾性体シートの材質を生ゴムにすることにより、海洋生物の付着防止効果を持たせることができる。
(5) (1)から(3)のいずれかに記載の水中機器保持構造体の支持構造において、前記水中機器は、水中の物理的特性や化学的特性を測定するための水中センサー、および、または別の水中センサーで水中の物理的特性や化学的特性を測定するために電場、磁場、電圧、電流、音波、信号などを水中に印加、発信するための水中発信装置である、水中機器保持構造体の支持構造。
(5)に記載の発明は、水中機器保持構造体が保持する水中機器として、これらの機能を持たすことができる。
本発明によれば、水中機器保持構造体を支持構造体から取り外すときおよび支持構造体に装着するときの作業効率を向上させると共に、海中、あるいは水中にある支持構造体の経年変化による腐食、劣化を防止することができる水中機器保持構造体の支持構造を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付した図面を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[第1の実施例]
図1、および図2は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30の構成を示している。図1(a)は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30において、水中機器保持構造体50が支持構造30に装着されている状態を示す外形図である。図1(b)は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30において、水中機器保持構造体50が支持構造30から取り外されている状態を示す外形図である。図1(c)は、図1(b)に示す状態、すなわち、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30において、水中機器保持構造体50が支持構造30から取り外されている状態を示す斜視図である。図2は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30の構成の一部を示す断面図である。
図1(a)、図1(b)、および図1(c)に示すように、基礎台座3は、コンクリート製であり、岸壁、護岸壁、あるいは橋脚などの固定構造物に固定され、あるいは一体に形成されている。基礎台座3の側面には、コンクリート製である下部支持構造体32が水面Wの下方位置において、また、鋼製である上部支持構造体31が水面Wの上方位置においてそれぞれ横方向に伸びるようにコンクリートへの埋め込みなどの方法で固着されている。下部支持構造体32には、下部支持構造体32の上面および下面にそれぞれ円形の上面開口36および下面開口35を有する貫通孔33が設けられ、貫通孔33の内面34は、上向きに傾斜した形状、すなわち略逆円錐台形に形成されている。一方、上部支持構造体31の先端には上部支持構造体フランジ38が設けられている。また、鋼製の作業用足場6は、下部支持構造体32および上部支持構造体31の中間の位置であって、水面Wより上の位置にて、基礎台座3に同様のコンクリートへの埋め込みなどの方法で固着されている。
水中機器保持構造体50は、棒状形状であり、その一方の端部51は水面Wの下に位置するように設置されるが、その端部51に水中機器7を保持している。水中機器7は、目的とする水中の物理的特性や化学的特性、例えば、流速、温度、着目物質の濃度、BOD、磁界強度、放射線強度などを測定するための水中センサーであってよく、別の水中センサーで水中の物理的特性や化学的特性を測定するための電場、磁場、電圧、電流、音波、信号などを水中に印加、発信するために水中発信装置であってもよい。また、水中機器7は複数の物理的特性や化学的特性を測定可能なものでもよく、水中センサーと水中発信装置の組み合わせであってもよい。
水中機器保持構造体50には、水中機器7が設置される側の端部51の近くにボックス54が設けられている。ボックス54は、その側面53の外面形状が下部支持構造体32に設けられている貫通孔33の内面34の内面形状に対応した形状である略逆円錐台形に形成されており、ボックス54はその側面53を貫通孔33の内面34に内接させることにより貫通孔33に係合することができる。ボックス54と貫通孔33とは、一旦係合した後はボックス54および水中機器保持構造体50の重みにより、特に螺子などの固着手段を必要とせずに、安定して係合することができる。また、水中機器保持構造体50には、端部51の反対側の端部52の近くに水中機器保持構造体上部フランジ59が設けられている。
図2は、水中機器保持構造体50にボックス54を固定する構造の一例を示す断面図である。水中機器保持構造体50は、端部51に水中機器7が設置されている中空のパイプ形状であり、その外周面60に外径縮小部を有し、その外径縮小部は、水中機器7に向かう方向に面する環状壁面55を有する。ボックス54は、ボックス54の軸と平行な軸を有する貫通孔61が設けられ、その内周面に内径縮小部を有し、内径縮小部は水中機器7に向かう方向と反対側に面する環状壁面56を有する。水中機器保持構造体50の外周面60は、ボックス54に設けられた貫通孔61に嵌合されると共に、環状壁面55と環状壁面56が当接することによりボックス54と水中機器保持構造体50との間の軸方向の位置決めがなされる。外周面60および貫通孔61は共に円柱形状、あるいは多角形形状とすることができ、多角形形状とした場合には回り止めを行うこともできる。水中機器保持構造体50およびボックス54は、更にブラケット57、および螺子58によって固定してもよい。水中機器保持構造体50を設置するための貫通孔61の軸は、ボックス54の軸と一致する必要はなく、貫通孔61の位置を適宜選定することができる。
水中機器保持構造体50の材質は、鋼、ステンレス、アルミ、カーボンファイバーなどを用いることができ、目的とする計測、あるいは信号印加の種類、条件、および設置する環境条件によって、寸法、形状などの設計仕様と共に適宜選定することができる。また、鋼製の材質の場合は、アクリル系の塗装を行うなど、材質に応じた表面処理をしておくことが望ましい。また、ボックス54に関しても同様であるが、コンクリート製とすることもできる。
図1(a)に示すように、水中機器保持構造体50が支持構造30に装着されている状態では、水中機器保持構造体50は、端部51の近くに設けられたボックス54を下部支持構造体32に設けられた貫通孔33に係合させると共に、水中機器保持構造体50の反対側の端部52の近くに設けられた水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38を螺子100などの手段で固定することにより、下部支持構造体32および上部支持構造体31にそれぞれ装着されている。すなわち、コンクリート製の下部支持構造体32およびそこに設けられた貫通孔33、上部支持構造体31およびその先端の上部支持構造体フランジ38、および水中機器保持構造体50に設けられたボックス54および水中機器保持構造体上部フランジ59、および水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38を固着する螺子100は、水中機器保持構造体50を保持する支持構造30を構成している。
水中機器保持構造体50は、水中機器7が水中において目的とする測定に適した位置になるように、これらの要素からなる支持構造30によって保持されている。これらの要素の寸法、形状などの設計仕様は、目的とする計測、あるいは信号印加の種類、条件、および設置する環境条件によって適宜選定することができる。例えば、海水中の微量放射線強度を測定するときには、一般のコンクリート中の骨材から放出されるγ線の影響を除くために水中機器7を基礎台座3から500mm以上離す必要があるなど、目的とする測定に応じた制約条件を満たす必要がある。また、仮に、接地電位であるコンクリート中の鉄筋が、水中機器保持構造体50およびボックス54の材質が導電性であり、ここに電気的に導通すると、場の電位との差が生じ水中機器保持構造体50およびボックス54の腐食が進行するおそれがあるため、この実施例ではコンクリート製の下部支持構造体32の内部の鉄筋(図示しない)が下部支持構造体32に設けた貫通孔33の内面34に露出しないように形成されている。
作業用足場6は、保守員が水中機器保持構造体50、および設置されている水中機器7の保守、点検のための足場として用いるものである。
図1(b)、および図1(c)に示す通り、水中機器7、およびそれを保持する水中機器保持構造体50は、海洋生物などの付着物の除去を含めた保守、点検、および修理のため、定期的に(例えば、毎年1回)、支持構造30を構成する下部支持構造体32および上部支持構造体31から取り外し、海中、あるいは水中から引き上げる必要があるが、その場合には水中機器保持構造体50をクレーン(図示しない)などにより吊り上げる前に保守員が必要とする作業は、水面Wの上にある水中機器保持構造体50側の水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体31の先端の上部支持構造体フランジ38とを固定している螺子100を取り外す作業のみである。水中機器保持構造体50に設けられたボックス54と下部支持構造体32に設けられた貫通孔33はお互いに係合しているが特に螺子などで固定してないため、前述の通り水面Wの上の水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38とを切り離すだけで、水中機器保持構造体50を吊り上げることができる。
また、必要な保守、点検、および修理が終了して水中機器保持構造体50を支持構造30に取り付けるときには、同様に水中機器保持構造体50をクレーン(図示しない)などにより吊り上げて下部支持構造体32に近づけ、保守員が水中機器保持構造体50の端部51を下部支持構造体32に設けた貫通孔33に導けば、ボックス54の側面53が貫通孔33の内面34に当接することにより、ボックス54を貫通孔33の所定の装着位置に正確に、かつ容易に合わせることができる。保守員は、設置後、水面Wの上の水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38とを螺子100で固定するだけでよく、作業効率が格段によい。
また、下部支持構造体32は、常に海中、あるいは水中に位置しているが、コンクリート製であるため、機械的強度が高く、また経年変化による腐食、劣化は非常に少なく、また貫通孔33は単純な形状であるため部分的な欠損、変形などの影響も少ない。
下部支持構造体32の形状は、この実施例では平板状となっているが、目的とする測定内容と環境条件によっては、例えば、海水、あるいは水の水中機器7(測定点)での流れを乱さないように翼形状とするなど、適宜選定することができる。
図3は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30の構成の変形例を示す外形図である。水中機器保持構造体50の端部51の近くに設けられたボックス54は、前述の通り下部支持構造体32に設けられた貫通孔33に係合させる略逆円錐台形に形成された側面53を有しているが、更に、側面53の上端から滑らかに水中機器保持構造体50につながる略円錐台形接続面63を有する。この場合、支持構造30において凹部が少なくなり、海洋生物の付着が少なくなる。
[第2の実施例]
図4は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Aの構成、特にコンクリート製の下部支持構造体32と水中機器保持構造体50とを係合する手段の別の実施例を示す斜視図である。図4(a)は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Aにおいて、水中機器保持構造体50が支持構造30Aに装着されている状態を示し、図4(b)は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Aにおいて、水中機器保持構造体50が支持構造30Aから取り外されている状態を示している。図示していないが、上部支持構造体31およびその先端の上部支持構造体フランジ38、水中機器保持構造体50に設けられた水中機器保持構造体上部フランジ59、および水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38を固着する螺子100など、コンクリート製の下部支持構造体32と水中機器保持構造体50とを係合する手段以外の部分は、第1の実施例の通りである。
図4(a)、および図4(b)に示す通り、第1の実施例と同様に、下部支持構造体32には下部支持構造体32の上面および下面にそれぞれ矩形の上面開口28および下面開口29を有する貫通孔26が設けられ、貫通孔26の内面27は、その4面が上向きに傾斜した略逆四角錐台形に形成されている。水中機器保持構造体50には、水中機器7が設置される側の端部51の近くにボックス24が設けられている。ボックス24は、その側面25の外面形状が下部支持構造体32に設けられている貫通孔26の内面27の内面形状に対応した形状である略逆四角錐台形に形成されており、ボックス24はその側面25を貫通孔26の内面27に内接させることにより貫通孔26に係合することができる。ボックス54と貫通孔33とは、第1の実施例と同じく、一旦係合すると、ボックス54および水中機器保持構造体50の重みにより、特に螺子などの固着手段を必要とせずに、安定して係合することができる。なお,貫通孔26の内面27の内面形状は略逆多角錘台形でも良い。
この実施例では、ボックス24および貫通孔26が矩形であるため、水中機器保持構造体50の位置決め、特に水中機器保持構造体50の軸を中心とした回転方向の位置決めを容易に行うことができる。
[第3の実施例]
図5は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Bの構成、特にコンクリート製の下部支持構造体32と水中機器保持構造体50とを係合する手段の別の実施例を示す外形図である。図5は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Bにおいて、水中機器保持構造体50が支持構造30Bに装着されている状態を示している。図示していないが、上部支持構造体31およびその先端の上部支持構造体フランジ38、水中機器保持構造体50に設けられた水中機器保持構造体上部フランジ59、および水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38を固着する螺子100など、コンクリート製の下部支持構造体32と水中機器保持構造体50とを係合する手段以外の部分は、第1の実施例の通りである。
図5に示す通り、第1の実施例と同様に、下部支持構造体32には下部支持構造体32の上面および下面にそれぞれ円形の上面開口14および下面開口15を有する貫通孔17が設けられ、貫通孔17の内面は、上向きの略球面の一部の形状である内面11およびほぼ鉛直の円柱状である内面12により形成されている。水中機器保持構造体50には、水中機器7が設置される側の端部51の近くにボックス13が設けられている。ボックス13は、その側面18の外面形状が下部支持構造体32に設けられている貫通孔17の内面11の内面形状に対応した形状である下向きの略球面の一部の形状に形成されており、ボックス13はその側面18を貫通孔17の内面11に内接させることにより貫通孔17に係合している。第1の実施例、および第2の実施例と同様に、ボックス13と貫通孔17とは、ボックス13および水中機器保持構造体50の重みにより、特に螺子などの固着手段を必要とせずに、安定して係合することができる。水中機器保持構造体50には、海洋生物などの侵入を防ぐため貫通孔17の鉛直の円柱状である内面12と水中機器保持構造体50の隙間を埋めるパイプ状の弾性部材16が内面12に対応する位置に設けられている。
この実施例では、ボックス13は下部支持構造体32と略球状面で接しているため、X点位置を中心とした水中機器保持構造体50の揺動に自由度があり、水中機器保持構造体50の上部支持構造体31(図示しない)への取り付けが更に容易である。
[第4の実施例]
図6は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Cの構成、特にコンクリート製の下部支持構造体32と水中機器保持構造体50とを係合する手段の別の実施例を示す外形図である。図6(a)は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Cにおいて、水中機器保持構造体50が支持構造30Cに装着されている状態を示している。図示していないが、上部支持構造体31およびその先端の上部支持構造体フランジ38、および水中機器保持構造体50に設けられた水中機器保持構造体上部フランジ59、および水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38を固着する螺子100など、コンクリート製の下部支持構造体32と水中機器保持構造体50とを係合する手段以外の部分は、第1の実施例の通りである。
図6(a)に示す通り、第1の実施例と同様に、下部支持構造体32には下部支持構造体32の上面および下面にそれぞれ円形の上面開口45および下面開口46を有する貫通孔43が設けられ、貫通孔43の内面47は、上向きに傾斜した略逆円錐台形に形成されている。水中機器保持構造体50には、水中機器7が設置される側の端部51の近くにボックス41が設けられている。ボックス41は、その側面42の外面形状が下部支持構造体32に設けられている貫通孔43の内面47の内面形状に対応した形状である略逆円錐台形に形成されている。貫通孔43の内面47には、内面47と同形状の弾性体シート44が敷かれており、ボックス41が貫通孔43に挿入されると、ボックス41の側面42と貫通孔43の内面47との間に弾性体シート44が挟まれる。図6(b)に示すように、この実施例では弾性体シート44は略円錐台形とするなど第1の実施例に対応させているが、第2の実施例、および第3の実施例の構成を適宜用いることができることは言うまでもない。例えば、第2の実施例に対応させた場合、弾性体シート44は略四角錐台形のものを用いることができる。
弾性体シート44を用いることにより、ボックス41の側面42と下部支持構造体32に設けられた貫通孔43の内面47との間をシールすることができるので、海洋生物、あるいはゴミなどが側面42と内面47との隙間に侵入することを防ぐことができる。また、弾性体シート44の材質を生ゴムにすることにより、海洋生物の付着防止効果を持たせてもよい。
[第5の実施例]
図7は、本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造30Dの構成を示す斜視図である。この実施例においては、図示していないが、上部支持構造体31およびその先端の上部支持構造体フランジ38、水中機器保持構造体50に設けられた水中機器保持構造体上部フランジ59、水中機器保持構造体50に設けられたボックス54、および水中機器保持構造体上部フランジ59と上部支持構造体フランジ38を固着する螺子100など、コンクリート製の下部支持構造体の配置以外の部分は、第1の実施例の通りである。基礎台座3の側面には、取り付け高さの異なるコンクリート製の複数の下部支持構造体70a、70b、および70cが水面W(図示しない)の下方位置において横方向に伸びている。複数の下部支持構造体70a、70b、および70cには、それぞれ断面円形の貫通孔71a、71b、および71cが設けられ、それぞれの貫通孔71a、71b、および71cの内面72a、72b、および72cは、上向きに傾斜した形状、すなわち略逆円錐台形に形成されている。これらの貫通孔71a、71b、および71cは、平面図において他の下部支持構造体とも干渉しないように(例えば、貫通孔71bが下部支持構造体70a、および70cと干渉しないように)複数の下部支持構造体70a、70b、および70c、および貫通孔71a、71b、および71cの位置がそれぞれ選定されている。
図1に示される第1実施例の水中機器保持構造体50に設けられたボックス54を、高さの異なる複数の貫通孔71a、71b、および71cに選択的に取り付けることができる。従って、測定環境の変化などに応じて適宜水中機器7(図示せず)の高さを簡単に変更することができる。
以上、本発明の実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更、または改良を加えた形態も本発明の技術範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造の構成を示す外形図である。 本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造の構成の一部を示す外形図である。 本発明に係る水中機器保持構造体の支持構造の構成の変形例を示す外形図である。 本発明に係る別の水中機器保持構造体の支持構造の構成を示す斜視図である。 本発明に係る更に別の水中機器保持構造体の支持構造の構成を示す外形図である。 本発明に係る更に別の水中機器保持構造体の支持構造の構成を示す外形図である。 本発明に係る更に別の水中機器保持構造体の支持構造の構成を示す斜視図である。 従来の水中機器保持構造体の支持構造の構成を示す外形図である。
符号の説明
3 基礎台座
7 水中機器
11、12、27、34、47、72a、72b、72c 内面
13、24、41、54 ボックス
14、28、36、45 上面開口
15、29、35、46 下面開口
17、26、33、43、71a、71b、71c 貫通孔
18、25、42、53 側面
30、30A、30B、30C、30D 水中機器保持構造体の支持構造
31 上部支持構造体
32、70a、70b、70c 下部支持構造体
44 弾性体シート
50 水中機器保持構造体
51 端部
100 螺子
W 水面

Claims (5)

  1. その一方の端部に水中機器を保持する棒状の水中機器保持構造体の支持構造であって、
    基礎台座の側面の水面下部分より横向きに突出するコンクリート製の下部支持構造体と、
    前記下部支持構造体に設けられた貫通孔であって、前記下部支持構造体の上面および下面にそれぞれ上面開口および下面開口を有すると共に上向きに傾斜した内面形状を有するように形成された貫通孔と、
    前記基礎台座の側面の水面上部分より横向きに突出する上部支持構造体と、
    前記貫通孔の前記内面形状と対応する外面形状を有する側面を備えると共に前記貫通孔に嵌合可能なボックスと、を備え、
    前記水中機器保持構造体は、前記ボックスに、前記水中機器を保持する側の端部が下になるように装着されており、前記ボックスを前記貫通孔に嵌合すると共に前記水中機器保持構造体を前記上部支持構造体に螺子などの手段により固定する水中機器保持構造体の支持構造。
  2. 請求項1に記載の水中機器保持構造体の支持構造において、前記貫通孔の前記内面形状は、上向きに傾斜した略逆円錐台形、略逆四角錐台形、および、略球面の一部のいずれかである水中機器保持構造体の支持構造。
  3. その一方の端部に水中機器を保持する棒状の水中機器保持構造体の支持構造であって、
    基礎台座の側面の水面下部分より横向きに突出するコンクリート製の取り付け高さの異なる複数の下部支持構造体と、
    前記複数の下部支持構造体に設けられた複数の貫通孔であって、前記複数の下部支持構造体のそれぞれの上面および下面にそれぞれ上面開口および下面開口を有すると共に上向きに傾斜した内面形状を有するように、かつ平面図において他の前記下部支持構造体とも干渉しないようにそれぞれ形成された複数の貫通孔と、
    前記基礎台座の側面の水面上部分より横向きに突出する上部支持構造体と、
    前記複数の貫通孔の前記内面形状と対応する外面形状を有する側面を備えると共に前記貫通孔に嵌合可能なボックスと、を備え、
    前記水中機器保持構造体は、前記ボックスに、前記水中機器を保持する側の端部が下になるように装着されており、前記ボックスを前記複数の貫通孔のいずれかに嵌合すると共に前記水中機器保持構造体を前記上部支持構造体に螺子などの手段により固定する水中機器保持構造体の支持構造。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の水中機器保持構造体の支持構造において、前記ボックスを前記貫通孔に嵌合するとき、その間に弾性体シートを掴持することを特徴とする水中機器保持構造体の支持構造。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の水中機器保持構造体の支持構造において、前記水中機器は、水中の物理的特性や化学的特性を測定するための水中センサー、および、または別の水中センサーで水中の物理的特性や化学的特性を測定するために電場、磁場、電圧、電流、音波、信号などを水中に印加、発信するための水中発信装置である、水中機器保持構造体の支持構造。
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