JP2010133221A - Sliding door device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、引戸において、引戸の閉まり際(引戸が完全に閉まる直前の状態)もしくは引戸の開き際(引戸が完全に開く直前の状態)にブレーキがかかるようにした引戸装置に関するものである。 The present invention relates to a sliding door device in which a brake is applied when the sliding door is closed (a state immediately before the sliding door is completely closed) or when the sliding door is opened (a state immediately before the sliding door is completely opened).
従来のこの種引戸において、例えば引戸の閉まり際にブレーキがかかるようにした引戸装置としては、特許文献1に開示されているような装置が知られている。
特許文献1に開示されているものは、「引戸又は引出しに設けられた係合ピンの進入案内溝が開閉方向に沿って形成されたケースと、該ケース内に引戸又は引出しの開閉方向に沿ってスライド可能に設けられるとともに、スライド方向に沿ってラックギアが形成されたスライダーと、一端が前記スライダーに係止されるとともに、他端が前記ケースに係止され、前記スライダーに引戸又は引出しの引込み方向の付勢力を与えるスプリング部材と、前記ラックギアに噛合するピニオンギアを備えたロータリーダンパーと、前記スライダーに揺動可能に設けられるとともに、前記ケースに形成されたスライド案内溝に係合する係合突部を有し、かつ引戸又は引出しの開閉に伴って前記ケースの進入案内溝に進入した係合ピンと係脱する関係にある作動カムとからなり、前記スライド案内溝の開き側端部には、前記スライド案内溝から連続して屈曲状案内溝からなる仮停止部が形成され、引戸又は引出しの開操作に伴い前記係合ピンを介して前記作動カム及びスライダーが前記スプリング部材の付勢力に抗して開き側に移動され、スライド案内溝の開き側端部において前記係合突部が前記屈曲案内溝側に案内されることにより前記作動カムが揺動し前記係合ピンの係合が解除されるとともに、前記作動カムの係合突部が前記屈曲状案内溝に係合することによって仮停止状態とされ、引戸又は引出しの閉操作に伴い係合ピンが前記作動カムを揺動動作させることにより仮停止状態が解除され、前記スライダーがロータリーダンパーによる制動力を受けながら前記スプリング部材の付勢力により戸締まり側に移動するとともに、前記作動カムが前記係合ピンを介して引戸又は引出しを締まり位置まで引込むようにした引戸又は引出しの引込み装置。」である。
In this type of conventional sliding door, for example, a device disclosed in
What is disclosed in
上記構成より明らかなように特許文献1に開示されている引込み装置では、引戸に引き込み方向の付勢力を与える手段としてスプリング部材を用いている。
As is clear from the above configuration, the retracting device disclosed in
上記特許文献1に記載の引込み装置の構成では、引戸に引き込み方向の付勢力を与えるためにスプリング部材が用いられており、引戸を手動で開ける際にスプリング部材を引っ張って伸ばす方向に力を掛けることになり、引戸が非常に重く感じるという問題がある。また、引戸が手動で強く閉じられると、力の加減によっては引戸が前のめり、つまり引戸の戸尻側下端が浮き上がった状態となるという問題がある。
In the configuration of the retracting device described in
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、引戸の閉まり際もしくは開き際にブレーキがかかるようにした引戸装置であって、手動による引戸の開動作もしくは閉動作を小さな力で軽く行なえるようにし、また引戸が手動で強く閉じられたり、手動で強く開かれたりしたときに引戸が移動方向に前のめりになるのを防止できるようにした引戸装置を提供することにある。 An object of the present invention is to solve such a problem, and is a sliding door device in which a brake is applied when the sliding door is closed or opened, and the sliding door is manually opened or closed with a small force. It is an object of the present invention to provide a sliding door device that can be lightly operated and that can prevent the sliding door from being turned forward in the moving direction when the sliding door is manually closed strongly or manually opened strongly.
本発明の請求項1に記載の引戸装置は、引戸の上端には上枠に取り付けられたレール上に載りレールに沿って走行するローラーがブラケットを介して左右2箇所に取り付けられており、前記上枠の戸先側竪枠に近い位置に引戸の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置が取り付けられており、前記制動装置はケース内に収納される、ぜんまいばねを収納するぜんまいばねケースおよびこのぜんまいばねケースから繰り出されるワイヤーなどの索状体とからなる引戸引き込み手段と、引戸の閉まり際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパーと、このダンパーのケースの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばねと、前記ダンパーのピストンロッドの先端に結合されるとともに前記索状体の他端に結合される引戸保持部材とを備え、引戸側には引戸保持部材に嵌入する棒状の被保持部材を備えており、前記引戸保持部材は引戸側の棒状の被保持部材を保持した状態で制動装置のケース内面に形成されたガイド溝に沿って引戸移動方向に移動可能とし、引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材に対する引戸側の被保持部材の出入を可能にするとともに引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材の進入を待機する状態を維持できるように構成したことを特徴とする。
In the sliding door device according to
請求項2に記載の引戸装置は、引戸の上端には上枠に取り付けられたレール上に載りレールに沿って走行するローラーがブラケットを介して左右2箇所に取り付けられており、引戸の前面上端における戸先側に近い位置に引戸の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置が取り付けられており、前記制動装置はケース内に収納される、ぜんまいばねを収納するぜんまいばねケースおよびこのぜんまいばねケースから繰り出されるワイヤーなどの索状体とからなる引戸引き込み手段と、引戸の閉まり際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパーと、このダンパーのケースの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばねと、前記ダンパーのピストンロッドの先端に結合されるとともに前記索状体の他端に結合される引戸保持部材とを備え、レールもしくは上枠側には引戸保持部材に嵌入する棒状の被保持部材を備えており、前記引戸保持部材はレールもしくは上枠側の棒状の被保持部材を保持した状態で制動装置のケース内面に形成されたガイド溝に沿って引戸移動方向に移動可能とし、引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材に対するレールもしくは上枠側の被保持部材の出入を可能にするとともに引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材の進入を待機する状態を維持できるように構成したことを特徴とする。
In the sliding door device according to
請求項3に記載の引戸装置は、引戸の上端には上枠に取り付けられたレール上に載りレールに沿って走行するローラーがブラケットを介して左右2箇所に取り付けられており、引戸の上端における戸先側に近い位置に引戸の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置が埋め込まれて設けられており、前記制動装置はケース内に収納される、ぜんまいばねを収納するぜんまいばねケースおよびこのぜんまいばねケースから繰り出されるワイヤーなどの索状体とからなる引戸引き込み手段と、引戸の閉まり際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパーと、このダンパーのケースの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばねと、前記ダンパーのピストンロッドの先端に結合されるとともに前記索状体の他端に結合される引戸保持部材とを備え、レールもしくは上枠側には引戸保持部材に嵌入する棒状の被保持部材を備えており、前記引戸保持部材はレールもしくは上枠側の棒状の被保持部材を保持した状態で制動装置のケース内面に形成されたガイド溝に沿って引戸移動方向に移動可能とし、引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材に対するレールもしくは上枠側の被保持部材の出入を可能にするとともに引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材の進入を待機する状態を維持できるように構成したことを特徴とする。
In the sliding door device according to
請求項4に記載の引戸装置は、引戸の上端は上枠の下面に形成された溝内に摺動自在に嵌入しており、引戸の前面上端における戸先側に近い位置に引戸の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置が取り付けられており、前記制動装置はケース内に収納される、ぜんまいばねを収納するぜんまいばねケースおよびこのぜんまいばねケースから繰り出されるワイヤーなどの索状体とからなる引戸引き込み手段と、引戸の閉まり際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパーと、このダンパーのケースの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばねと、前記ダンパーのピストンロッドの先端に結合されるとともに前記索状体の他端に結合される引戸保持部材とを備え、上枠側には引戸保持部材に嵌入する棒状の被保持部材を備えており、前記引戸保持部材は上枠側の棒状の被保持部材を保持した状態で制動装置のケース内面に形成されたガイド溝に沿って引戸移動方向に移動可能とし、引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材に対する上枠側の被保持部材の出入を可能にするとともに引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材の進入を待機する状態を維持できるように構成したことを特徴とする。
In the sliding door device according to
請求項5に記載の引戸装置は、引戸の上端は上枠の下面に形成された溝内に摺動自在に嵌入しており、引戸の上端における戸先側に近い位置に引戸の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置が埋め込まれて設けられており、前記制動装置はケース内に収納される、ぜんまいばねを収納するぜんまいばねケースおよびこのぜんまいばねケースから繰り出されるワイヤーなどの索状体とからなる引戸引き込み手段と、引戸の閉まり際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパーと、このダンパーのケースの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばねと、前記ダンパーのピストンロッドの先端に結合されるとともに前記索状体の他端に結合される引戸保持部材とを備え、上枠の溝内には引戸保持部材に嵌入する棒状の被保持部材を備えており、前記引戸保持部材は上枠側の棒状の被保持部材を保持した状態で制動装置のケース内面に形成されたガイド溝に沿って引戸移動方向に移動可能とし、引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材に対する上枠側の被保持部材の出入を可能にするとともに引戸保持部材がガイド溝の端部に位置したときに引戸保持部材の進入を待機する状態を維持できるように構成したことを特徴とする。
In the sliding door device according to
以上のように、本発明の引戸装置は、引戸を手動で閉じるとき、引戸が手動で強く閉じられても引戸の閉まり際において引戸側の被保持部材が制動装置に設けた引戸保持部材に進入し、索状体がぜんまいばねケース内で巻き取られて引戸を閉じる方向に力がかかり、引戸は閉じる方向に移動しようとし、同時にぜんまいばねによる索状体の巻き取り力によりダンパーのピストンロッドがケース内に押し込まれる方向に移動して、引戸はブレーキが掛けられながら低速で閉動することができる。そして、本発明の引戸装置は引戸を閉まり際から閉じる方向に移動させるためにぜんまいばねを用いており、引戸を開き始めるときにぜんまいばねケースから索状体を引き出す力が掛かるが、前記従来のようなスプリング部材を用いる場合に比べて引戸の開動が非常に軽くなる。さらに、ダンパーのケースの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばねを設けることにより、引戸が手動で強く閉じられても、引戸保持部材に対する被保持部材の衝撃をダンパーのピストンロッドがケース内に押し込まれようとする動作とダンパーの後の圧縮ばねで吸収することができ、引戸の前のめり(移動する方向に対して後端部下端が浮き上がること)を防止することができる。 As described above, when the sliding door is manually closed, the sliding door device of the present invention enters the sliding door holding member provided in the braking device when the sliding door closes even when the sliding door is strongly closed manually. However, the cord-like body is wound in the mainspring spring case and a force is applied in the direction of closing the sliding door, and the sliding door tries to move in the closing direction, and at the same time, the winding-up force of the cord-like body by the mainspring spring causes the damper piston rod to move. Moving in the direction of being pushed into the case, the sliding door can be closed at a low speed while being braked. The sliding door device of the present invention uses a mainspring spring to move the sliding door in the closing direction from when it is closed, and when starting to open the sliding door, a force to pull out the cord-like body from the mainspring spring case is applied. Compared to the case where such a spring member is used, the sliding door can be moved very lightly. Furthermore, by providing a shock absorbing compression spring for receiving the rear end portion of the damper case and absorbing the shock, even if the sliding door is strongly closed manually, the shock of the held member against the sliding door holding member is reduced. Can be absorbed by the compression spring after the damper and the movement of the piston rod being pushed into the case, and preventing the sliding door from sliding forward (the lower end of the rear end lifts up in the direction of movement) it can.
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。
先ず、図1〜図9に示す第1の実施の形態について説明すると、1は手動で開閉する引戸であって、屋内の所定位置において上枠2、戸先側竪枠3、戸尻側竪枠4および下枠5で形成されている出入り口となる開口部6に開閉自在に設けられている。
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
First, the first embodiment shown in FIGS. 1 to 9 will be described.
具体的には、前記上枠2に水平方向にレール7が取り付けられ、引戸1の上端にはレール7上に載りレール7に沿って走行するローラー8がブラケット9を介して左右2箇所に取り付けられている。また、引戸1の下端には左右の幅方向全長に亘って溝1aが形成され、下枠5から上向きに突設した支持ローラー10が溝1aに嵌り込んでいる。このように、引戸1の上端側ではローラー8がレール7上に載っていることと、引戸1の下端側では溝1aに支持ローラー10が嵌入していることとにより引戸1は出入り口となる開口部6を自在に開閉できるようになる。11は引戸1の前面および背面において戸先寄りの位置に形成された指掛け部である。
Specifically, a
前記上枠2の戸先側竪枠3に近い位置に引戸1の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置12が設けられている。
制動装置12はぜんまいばね13を収納するぜんまいばねケース14と、このぜんまいばねケース14に巻回されるワイヤーなどの索状体15とからなる引戸引き込み手段と、引戸1の閉まり際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパー16と、このダンパー16のピストンロッド16aの先端に一側部上端が結合部材17を介して軸支され、前記索状体15の一端に幅方向中間部上端が結合される引戸保持部材18と、前記ダンパー16のケース16bの後端部に一端が当接するように設けられた衝撃吸収用の圧縮ばね19とを備え、ケース20内に収納されている。
A
The
具体的には、前記引戸保持部材18は全体がほぼ板状で幅方向中間部上端に前記索状体15の一端のリング部15aを引っ掛けるための細首部21aを有する連結部21を備え、左右に下方に延びる保持脚22,23を突設し、この2本の保持脚22,23の内、一側部側の保持脚22を他側部側の保持脚23よりも長く形成し、また他側部側の上端肩部近傍の前後面に水平方向に断面円形の軸部24,25を突設してある。さらに、一側部側の上端肩部近傍には前記結合部材17を結合させるための丸孔26および凹部27が前後に向く軸心方向に隣接して形成されている。
Specifically, the sliding
次に、前記結合部材17は、前記ダンパー16のピストンロッド16aの先端を圧入させる孔部28aを有するダンパー接続部28を一側部に備え、このダンパー接続部28と一体で前記引戸保持部材18の一側部側の丸孔26および凹部27に嵌め込まれて結合される断面円形の軸部29を繋がり部30を介して他側部に備え、この軸部29の前後の端面は前記軸部24,25の前後の端面に揃うように形成されている。そして、この軸部29は前記丸孔26および凹部27と結合されるのであるが、その結合作業は前記凹部27の端部側より軸部29を差し込み、軸部29の両端を丸孔26および凹部27より前後に水平方向に突出させれば良い。なお、前記丸孔26は全周に亘って繋がった形状を呈しているが、凹部27は前記繋がり部30を回避できるように1つ割り状となっており、凹部27内に差し込まれている軸部29は凹部27の1つ割り部から外れないように構成されている。さらに、前記ダンパー接続部28の前後面にも端面が前記軸部24,25の前後の端面に揃うように水平方向に断面円形の軸部31,32を突設してある。
Next, the
次に、前記ケース20について説明すると、ケース20は前側の横長のケース部33と、後側の横長のケース部34とを両端でビス止めにて組み合わせてなり、ケース20内の一端側に前記ぜんまいばねケース14が配設され、このぜんまいばねケース14の配設部に隣接して圧縮ばね19およびダンパー16がケース20の他端側に向って配設され、各ケース部33,34の他端側内面に前記引戸保持部材18の軸部24,25および前記結合部材17の軸部29,31,32が嵌り引戸保持部材18を摺動案内するガイド溝35,35が形成されている。このガイド溝35はケース20の他端側に位置する端部以外は水平部35aとなっており、前記端部は水平部35aに上向きの傾斜部35bを介して繋がる立ち上がり部35cとなっている。なお、前記圧縮ばね19の他端はケース20内に形成されたばね受け36に当接するようになっている。なお、ケース20の後側のケース部34の内面にはぜんまいばねケース14の中心の丸孔14aとぜんまいばねケース14が回転可能となるように嵌合する断面円形の支持軸37が前方に向って水平に一体に設けられ、この支持軸37には前端から後方に溝37aが形成され、ぜんまいばねケース14の中心の丸孔14aから突出するぜんまいばね13の一端が溝37aに係止するようになっている。支持軸37の前端部は前側のケース部33に形成されている丸孔33aに嵌入するようになっている。そして、ケース20内にぜんまいばねケース14とワイヤーなどの索状体15とからなる引戸引き込み手段、ダンパー16、圧縮ばね19、引戸保持部材18が組み込まれた状態において、引戸保持部材18がケース20の他端側におけるガイド溝35の端部に位置するときは引戸保持部材18の前記軸部24,25が前記立ち上がり部35cに位置し引戸保持部材18が索状体15に繋がれてぜんまいばね13によって付勢されていることから引戸保持部材18の軸部24,25が上向きに移動して立ち上がり部35cに嵌り込み、引戸保持部材18は傾いて前記他側部側の保持脚23がケース20内に隠れ、引戸保持部材18がケース20の一端側におけるガイド溝35の水平部35aに位置するときは引戸保持部材18の前記保持脚22,23はケース20から下向きに突出するようになる。
Next, the
以上述べた制動装置12と組み合わされるように前記引戸1の戸先側のブラケット9には引戸1の開閉時に制動装置12のケース20の下側に沿って移動するローラーなどからなる棒状の被保持部材38が取付金具39を介してブラケット9の背面側で前後に水平方向に取り付けられ、引戸1の閉まり際において被保持部材38が前記ケース20の他端側におけるガイド溝35の端部で傾いた状態で待機している引戸保持部材18の一側部側の保持脚22に当接し、引戸1の閉まる方向への力が引戸保持部材18に掛かって引戸保持部材18の軸部24,25が立ち上がり部35cから抜け出るように引戸保持部材18が水平に向き、引戸保持部材18の2本の保持脚22,23間に被保持部材38が位置した状態でぜんまいばねケース14に巻回された索状体15により引戸1への引き込み力が作用するようになっている。
As combined with the
ところで、図中40は引戸1が最大開いた状態において引戸1の戸尻側のブラケット9の戸尻側端面が当接するように上枠2に設けたゴムなどからなる緩衝体であり、41は引戸1の戸尻側のブラケット9の戸尻側端面が緩衝体40に当接したときに戸尻側のブラケット9に取り付けられるローラー8の上部に当接してローラー8を引戸1開方向に押し付ける板ばねからなるストッパーである。
By the way, in the figure,
上記のような制動装置12を備えた引戸装置において、引戸1が開いているときは前記索状体15はぜんまいばねケース14から繰り出され、且つピストンロッド16aがダンパー16のケース16bからほぼ全長が突出し、かかる状態を引戸保持部材18がケース20の他端側におけるガイド溝35の端部に位置して引戸保持部材18の前記軸部24,25が前記立ち上がり部35cに嵌り込み、引戸保持部材18が傾き前記他側部側の保持脚23がケース20内に隠れた待機状態で保持されている。引戸1を閉じるときは手動で行なうのであり、引戸1が閉じられたとき引戸1の閉まり際において前記被保持部材38が引戸保持部材18の一側部側の保持脚22に当接し、引戸1の閉まる方向への力が引戸保持部材18に掛かって引戸保持部材18の軸部24,25が立ち上がり部35cから抜け出るように引戸保持部材18が水平に向き、引戸保持部材18の2本の保持脚22,23は下方に向いて2本の保持脚22,23間に被保持部材38が位置するとともに軸部29,31,32同様に軸部24,25もガイド溝35の水平部35a内に位置した状態でぜんまいばねケース14に巻回された索状体15により引戸1への引き込み力が作用する。ぜんまいばね13による索状体15の巻き取り力により2本の保持脚22,23間に被保持部材38を保持した状態で引戸保持部材18とともに被保持部材38が水平部35aを戸先側竪枠3側に移動する。そのとき、ぜんまいばね13による索状体15の巻き取り力によりダンパー16のピストンロッド16aがケース16b内に押し込まれる方向に移動して、引戸1はブレーキが掛けられながら戸先側竪枠3に当接するまで低速で閉動する。
In the sliding door device provided with the
なお、引戸1が手動で強く閉じられると、力の加減によっては引戸1側の被保持部材38が引戸保持部材18の一側部側の保持脚22に強く当たって引戸1が前のめり、つまり引戸1の戸尻側下端が浮き上がった状態となることがあるが、本実施の形態の引戸装置では前述のようにダンパー16のケース16bの後端部とぜんまいばねケース14との間に設けられた衝撃吸収用の圧縮ばね19が設けられているので、引戸1が手動で強く閉じられても、引戸保持部材18に対する被保持部材38の衝撃をダンパー16のピストンロッド16aがケース16b内に押し込まれようとする動作とダンパー16の後の圧縮ばね19で吸収することができ、引戸1が移動方向に前のめりになるのを防止することができる。
When the sliding
閉じられた引戸1を開くときも手動で行なうのであり、引戸保持部材18の2本の保持脚22,23間に被保持部材38が位置した状態で引戸1とともに引戸保持部材18はガイド溝35の水平部35aに沿って戸尻側竪枠4側に向って移動するようになる。その間にぜんまいばねケース14から索状体15が引き出されるとともにダンパー16のピストンロッド16aもほぼ全長が突出した状態となり、そのときにガイド溝35の端部の立ち上がり部35cに引戸保持部材18の前記軸部24,25が嵌り込み、引戸保持部材18が傾き前記他側部側の保持脚23がケース20内に隠れた待機状態で保持されるようになり、引戸1は被保持部材38が保持脚22,23間から抜け出て、戸尻側竪枠4に当たるまで開かれる。このような引戸1の開動時において引戸1に余分な力が掛かっているのは引戸1を開き始めるときにぜんまいばねケース14から索状体15を引き出す力であって、スプリング部材を用いる場合に比べて引戸1の開動が非常に軽くなる。
When the closed sliding
次に、図10および図11に示す第2の実施の形態について説明すると、以上述べた第1の実施の形態では引戸1の閉まり際に引戸1にブレーキがかかるようにしたものであるが、第2の実施の形態では引戸1の閉まり際と開き際のどちらでもブレーキがかかるように上枠2の戸先側竪枠3および戸尻側竪枠4に近い位置にそれぞれ、つまり上枠2を正面から見て左右に振り分けるように左右対称に上枠2に制動装置12および12Aを設けてある。上枠2の戸先側竪枠3に近い位置における制動装置12の配設状態は前記第1の実施の形態と同様であり、戸尻側竪枠4に近い位置における制動装置12Aは戸先側竪枠3に近い位置における制動装置12とは反対側に向いて配設されている。即ち、戸尻側竪枠4に近い位置における制動装置12Aは、引戸1が完全に開く直前でブレーキを掛けるために戸先側竪枠3に近い位置における制動装置12とは反対側に向いて上枠2に取り付けられており、そしてこの制動装置12Aも、ぜんまいばね13を収納するぜんまいばねケース14と、このぜんまいばねケース14に巻回されるワイヤーなどの索状体15とからなる引戸引き込み手段と、引戸1の開き際においてブレーキをかけ緩衝するためのダンパー16と、このダンパー16のピストンロッド16aの先端に一側部上端が結合部材17を介して軸支され、前記索状体15の他端に幅方向中間部上端が結合される引戸保持部材18と、前記ダンパー16のケース16bの後端部に一端が当接するように設けられた衝撃吸収用の圧縮ばね19とを備え、前後一対のケース部33,34からなるケース20内に収納されている。
Next, the second embodiment shown in FIGS. 10 and 11 will be described. In the first embodiment described above, the sliding
以上述べた制動装置12Aと組み合わされるように前記引戸1の戸尻側のブラケット9には引戸1の開閉時に制動装置12Aのケース20の下側に沿って移動するローラー状の被保持部材38が取付金具39を介して前後に水平方向に取り付けられ、引戸1の開き際において被保持部材38が前記ケース20の他端側におけるガイド溝35の端部で傾いた状態で待機している引戸保持部材18の一側部側の保持脚22に当接し、引戸1の開く方向への力が引戸保持部材18に掛かって引戸保持部材18の軸部24,25が立ち上がり部35cから抜け出るように引戸保持部材18が水平に向き、引戸保持部材18の2本の保持脚22,23間に被保持部材38が位置した状態でぜんまいばねケース14に巻回された索状体15により引戸1への引き込み力が作用するようになっている。
As combined with the
なお、この戸尻側竪枠4に近い位置における制動装置12Aにおいてもダンパー16のケース16bの後端部を受けて衝撃を吸収するための衝撃吸収用の圧縮ばね19を備えている。また、第1の実施の形態で設けられている緩衝体40やストッパー41はこの第2の実施の形態で設けられていない。他の構成は第1の実施の形態と同様である。
In addition, the
ところで、前記レール7は上枠2に水平方向に取り付けられているが、レール7を戸先側竪枠3側に向って僅かに下降するように傾斜させて取り付けることにより、引戸1を閉じるとき、自閉式とすることができる。
By the way, although the
さらに、第2の実施の形態では上枠2の戸先側竪枠3および戸尻側竪枠4に近い位置にそれぞれ左右対称に制動装置12および12Aを設けているが、上枠2の戸尻側竪枠4に近い位置にのみ制動装置12Aを設けるようにしても良い。
Furthermore, in the second embodiment, the
次に、図12および図13に示す第3の実施の形態について説明すると、以上述べた第1および第2の実施の形態では、引戸1は上端がレール7に吊り下げられ、また下端は下枠5から上向きに突設した支持ローラー10が溝1aに嵌り込んで支持された状態で開口部6を開閉自在に設けられているが、第3の実施の形態では、引戸1の上端は上枠2の下面に形成された溝2a内に摺動自在に嵌入し、また引戸1の下端では戸先寄りおよび戸尻寄りの位置に設けられた戸車42,42が下枠5に形成された溝5aに嵌入して引戸1が自在に開閉できるようになっている。43は引戸1の前面および背面において戸先寄りの位置に形成された指掛け部である。そして、この第3の実施の形態において、引戸1の前面上端における戸先側に近い位置に引戸1の閉まり際にブレーキを掛けるために制動装置12が設けられている。この制動装置12は前記第1の実施の形態における制動装置12を上下逆に向けたものであって、第1の実施の形態における制動装置12と同様の構成を備え、この制動装置12の引戸保持部材18の保持脚22,23はケース20から上向きに突出するようになり、保持脚22,23を作動させる被保持部材38は上枠2の戸先側竪枠3に近い位置における下面に下向きに取り付けられている。
Next, the third embodiment shown in FIGS. 12 and 13 will be described. In the first and second embodiments described above, the sliding
なお、図面では示されていないが、上記のように引戸1の前面上端における制動装置12が設けられる場合でも、第2の実施の形態と同様に引戸1の前面上端における戸尻側に近い位置に引戸1が完全に開く直前でブレーキを掛けるために制動装置を設けるようにすることも可能である。この場合も、引戸1が完全に開く直前でブレーキを掛けるための制動装置の保持脚を作動させる被保持部材は上枠2の戸尻側竪枠4に近い位置における下面に下向きに取り付けられるものである。また、引戸1の戸尻側に近い位置にのみ引戸1が完全に開く直前でブレーキを掛けるための制動装置を設けるようにしても良い。
Although not shown in the drawings, even when the
また、図面では示されていないが、前記第3の実施の形態のように、引戸1の上端が上枠2の下面に形成された溝2a内に摺動自在に嵌入し、また引戸1の下端では戸先寄りおよび戸尻寄りの位置に設けられた戸車42,42が下枠5に形成された溝5aに嵌入して引戸1が自在に開閉できるようになっている引戸装置において、引戸1の上端に制動装置を埋め込むようにしても良い。この場合、制動装置から上向きに突出する保持脚を作動させる被保持部材は溝2a内に位置し溝2aの上底面から下向きに取り付けられるものである。そして、この場合、制動装置を引戸1の戸先側に近い位置および/または戸尻側に近い位置に設けるようにすれば良い。
Although not shown in the drawings, as in the third embodiment, the upper end of the sliding
さらに、図面では示されていないが、前記第1および第2の実施の形態において、引戸上端がレールに吊り下げられた引戸装置においても、引戸1の前面上端に制動装置を設けるか、あるいは引戸1の上端に制動装置を埋め込むようにしても良い。この場合、制動装置から上向きに突出する保持脚を作動させる被保持部材はレール7もしくは上枠2からブラケット9に当接して引戸1の開閉の邪魔にならないように設けられる。そして、この場合も、制動装置を引戸1の戸先側に近い位置および/または戸尻側に近い位置に設けるようにすれば良い。
Further, although not shown in the drawings, in the first and second embodiments, even in the sliding door device in which the upper end of the sliding door is suspended from the rail, a braking device is provided at the upper front end of the sliding
ところで、上記した各実施の形態において用いられているダンパー16としてはエアーダンパーやオイルダンパーなどを用いることが可能である。また、前記引戸保持部材18として図面に示す構成のものに限定されるものではなく、ガイド溝35の端部で引戸1側の被保持部材38の進入を待機できる引戸保持部材であれば他の構成であっても良い。
By the way, as the
本発明の引戸装置は、引戸の閉まり際もしくは開き際にブレーキがかかるようにした引戸装置であって、手動による引戸の開動作もしくは閉動作を小さな力で軽く行なえるようにし、また引戸が手動で強く閉じられたり、手動で強く開かれたりしたときに引戸が移動方向に前のめりになるのを防止できるようにした引戸装置である。 The sliding door device according to the present invention is a sliding door device that applies a brake when the sliding door is closed or opened. The sliding door can be manually opened or closed with a small force, and the sliding door is manually operated. This is a sliding door device that can prevent the sliding door from being turned forward in the moving direction when it is strongly closed by a manual operation or when it is strongly opened manually.
1 引戸
1a 溝
2 上枠
3 戸先側竪枠
4 戸尻側竪枠
5 下枠
6 開口部
7 レール
8 ローラー
9 ブラケット
10 支持ローラー
12,12A 制動装置
13 ぜんまいばね
14 ぜんまいばねケース
14a 丸孔
15 索状体
16 ダンパー
16a ピストンロッド
16b ケース
17 結合部材
18 引戸保持部材
19 圧縮ばね
20 ケース
21 連結部
22,23 保持脚
24,25 軸部
28 ダンパー接続部
29 軸部
30 繋がり部
31,32 軸部
33,34 ケース部
35 ガイド溝
35a 水平部
35b 傾斜部
35c 立ち上がり部
36 ばね受け
37 支持軸
38 被保持部材
39 取付金具
DESCRIPTION OF
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