JP2010128209A - カラーコーディネイト支援ツール - Google Patents
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Abstract
【課題】専門家でない一般の人が、色のルールに基づき、「自分に似合った色」を自分自身で又は家庭において的確に選択することが出来るようにするカラーコーディネイト支援ツールを提供すること。
【解決手段】黄色人種である日本女性の髪の色を複数のグループに分け、各グループごとに作成された説明書3と、純色を環状に並べた色相環1と、前記色相環1の各色と無彩色の色例を直線状に並べた色彩図表2とを備え、前記説明書3は、前記色相環1と色彩図表2の使用方法を記載したものであるカラーコーディネイト支援ツール。
【選択図】図1
【解決手段】黄色人種である日本女性の髪の色を複数のグループに分け、各グループごとに作成された説明書3と、純色を環状に並べた色相環1と、前記色相環1の各色と無彩色の色例を直線状に並べた色彩図表2とを備え、前記説明書3は、前記色相環1と色彩図表2の使用方法を記載したものであるカラーコーディネイト支援ツール。
【選択図】図1
Description
本発明は、自分が好む色を自分自身で選択することが出来る髪の色による衣類カラーコーディネイト支援ツールに関する。
化粧品、衣料品、靴等であるコーディネート用商品の選択、購入を支援してコーディネートを容易にするコーディネート支援システムとして、例えば、特許文献1に記載のものが公知である。
この特許文献1記載のコーディネート支援システムは、店舗内に設置された管理装置と、この管理装置と接続された複数の端末装置とからなり、端末装置はパソコンにより構成されていた。そして管理装置には、情報処理部とデータベースを備え、データベースには、店舗内で販売されている多種多様なコーディネート商品に係る商品情報が格納されている。
このコーディネート支援システムは、コーディネート対象者の顔の肌色、髪色、顔の造作、挙動特性に関するデータに基づいて印象タイプを判定し、判定した印象タイプに対応する商品情報等のコーディネート支援情報を提供するものであった。
また、コンピュータを用いないコーディネート支援システムとして、例えば、特許文献2に記載のものが公知である。
この特許文献2記載のものは、自分にあった自分の個性を引き出すメイクアップ化粧品の選択に際し用いられるメイクアップ化粧料用情報シートに関するものである。
このメイクアップ化粧料用情報シートにおいては、縦軸及び横軸のいずれかに化粧料の色調と色相とをそれぞれとった座標上に、異なる色を呈する複数の化粧料の各色を表示する色表示を上記化粧料の色調及び色相に対応する所定位置に分布表示するとともに、化粧料の色相をとった軸と同方向の軸に沿って、肌のベース色の色相を複数の系統に分類してそれぞれの系統と化粧料の色相との相関関係を表示する表示部を設けているため、顧客の肌のベース色の色相とともに、顧客の好みの化粧料の色調及び色相を把握した上で、座標上で合理的に肌のベース色の色相と化粧料の色相との相関関係を説明しながら化粧料の推奨を行うことができるものであった。
特開2006−24203号公報
実用新案登録第2586659号公報
前記従来の各技術は、何れも店舗で使用されるものであり、販売員が購買者に推奨するためのものであり、一般需要者の側における支援システムではなかった。即ち、コーディネータと呼ばれる専門家用のものであった。
一般需要者、特に女性においては、「自分に似合った色」を自分自身で選択したいという欲望が大変強く、販売員に勧められたものを素直に納得して購入する気になれないものである。
購入者は、「自分にあった色」が分からないため、コーディネータの薦めに素直に従え
ないものであった。
ないものであった。
自分自身で「自分に似合った色」が分かるとオシャレが楽しくなる。店の中をチラリと見ただけで「自分の色」に直行でき、似合わない色を試着する無駄がなくなる。「自分に似合った色」が分かると衝動買いによる無駄が排除される。
そこで、本発明は、専門家でない一般の人が、色のルールに基づき、「自分に似合った色」を自分自身で又は家庭において的確に選択することが出来るようにするカラーコーディネイト支援ツールを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明のカラーコーディネイト支援ツールの特徴とするところは、黄色人種である日本女性の髪の色を複数のグループに分け、各グループごとに作成された説明書と、純色を環状に並べた色相環と、前記色相環の各色と中性色(無彩色)の色例を直線状に並べた色彩図表とを備え、前記説明書は、前記色相環と色彩図表の使用方法を記載したものである点にある。
本願発明者は、ヘアースタイリストとして、長年にわたり様様な人種の女性に接してきた。その経験で気付いたことは、肌や髪の色が極端に明るかったり、暗かったりする人種は、服の色が選びやすいということである。北欧系の色白でブロンドの女性は、暗くて強い色を避ける。黒人の女性は原色を着ると生き生きとして見える。それでは日本女性(黄色人種)はどうか。
日本女性は一般的に似た肌の色を持っているが、髪の色は好みによって染め替えることが出来る。そこで、髪の色を変えることによって、髪が顔に与える印象が変わるということに気が付いた。そして、その印象によって、似合う衣類の色も変わるということに気が付いた。
日本女性(黄色人種)に対しては、髪の色を分類し、その髪の色に適した衣類のカラーコーディネートを行うことがもっとも合理的であることを見出したのである。
そして、各髪色の女性が色相環、色彩図表に基ずき、似合う色をどのように組合わせて着ればよいのかが分かるように説明書に記載したのである。
前記複数のグループは第1〜4の4つの髪グループであり、前記第1髪グループの髪の色は、黒であり、前記第2髪グループの髪の色は、暗い茶色であり、前記第3髪グループの髪の色は、オレンジが強い茶色であり、前記第4髪グループの髪の色は、明るい茶色であるのが好ましい。
前記色相環は、赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫がこの順序で時計回りに配置されているのが好ましい。
前記色彩図表は、赤紫、赤(但し赤は、冷赤、暖赤の2色)、赤オレンジの第1色グループ、オレンジ、黄オレンジ、黄(但し黄は、暖黄、冷黄の2色)の第2色グループ、黄緑、緑、青緑の第3色グループ、青、青紫、紫の第4色グループ、及び、中性色(無彩色)の第5色グループにグループ分けされた色が、同一表面に配置され、前記各グループにおいて、前記各色が前記の順序で上下方向に配置され、前記各色は、No.1〜No.7の7種類の色例が横方向に配置され、No.4がその色の純色に近い色であるのが好ましい。
前記説明書は、前記色相環と色彩図表による「中性色を組み合わせる方法」、「中性色とアクセントカラーを組み合わせる方法」、「同系色を組み合わせる方法」、「反対色を組み合わせる方法」、「上下をバランスさせる方法」、又は「顔を引き立てる方法」が記載されているのが好ましい。
本発明のカラーコーディネート支援ツールを用いれば、自分に似合う色を個性的に選択することが出来る。また、色のルールが分かり、ファッション誌等のアイデアも自分に適用することが出来るようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、本発明のカラーコーディネイト支援ツールは、純色を環状に並べた色相環1(図1(a)参照)と、前記色相環1の各色と無彩色の色例を直線状に並べた色彩図表2(図1(b)参照)と、前記色相環1と色彩図表2の使用方法を記載した説明書3(図1(c)参照)とを備えている。このカラーコーディネイト支援ツールの説明書3は、髪の色に基づき分類された複数のグループ毎に設けられている。色相環1と色彩図表2は、各グループ共通のものとされている。
図1に示すように、本発明のカラーコーディネイト支援ツールは、純色を環状に並べた色相環1(図1(a)参照)と、前記色相環1の各色と無彩色の色例を直線状に並べた色彩図表2(図1(b)参照)と、前記色相環1と色彩図表2の使用方法を記載した説明書3(図1(c)参照)とを備えている。このカラーコーディネイト支援ツールの説明書3は、髪の色に基づき分類された複数のグループ毎に設けられている。色相環1と色彩図表2は、各グループ共通のものとされている。
なお、純色とは、各色相の極めて彩度の高い色をいう。色相とは、赤み、黄み、緑みなどといった色みをいう。
前記複数のグループは第1〜4の4つの髪グループに分けられている。
前記第1髪グループの髪の色は、黒である。前記第2髪グループの髪の色は、暗い茶色である。具体的には、こげ茶、暗い赤茶のハイライトである。前記第3髪グループの髪の色は、オレンジが強い茶色である。具体的には、赤茶(オレンジ系)、赤茶のハイライト(オレンジ系)である。前記第4髪グループの髪の色は、明るい茶色である。具体的には、栗毛色、明るい茶色、暗いブロンドのハイライトである。
前記第1髪グループの髪の色は、黒である。前記第2髪グループの髪の色は、暗い茶色である。具体的には、こげ茶、暗い赤茶のハイライトである。前記第3髪グループの髪の色は、オレンジが強い茶色である。具体的には、赤茶(オレンジ系)、赤茶のハイライト(オレンジ系)である。前記第4髪グループの髪の色は、明るい茶色である。具体的には、栗毛色、明るい茶色、暗いブロンドのハイライトである。
なお、本発明は、黄色人種である日本人女性の髪の色に着目して四つのグループに分けたが、この四グループに分けるものに限定されるものではない。
表1に髪グループ名とヘアカラーをまとめた。
上記のヘアカラーは日本女性が髪を染める際に一般的に使われている色であるが、第一髪グループのヘアカラーが中性色(無彩色)であるのに対し、第2髪グループ、第3髪グループ、第4髪グループのヘアカラーはオレンジ系の色がベースカラー、つまり暖かい色であることを理解しなければならない。
これら4髪グループのヘアカラーが顔(日本人の顔の色は略共通である。)に与える印象と、その印象に適した衣類の色は表2のようになる。
ヘアカラーが顔に与える印象によって、各髪グループの女性が目指すべきトータルイメージが表3のように決まる。このトータルイメージは図6に「ねらい」として記載されている。
図2に示すものは、前記色相環1(「カラーウィール」と言う場合がある)の詳細図である。この色相環1は、色相を環状に並べたものである。色相環1は、赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫の純色がこの順序で、時計回りに、同心円状に、周方向等間隔に配置されている。各色は、白地用紙に描かれた黒縁円内に着色されている。そして相対抗する色、例えば、赤と緑は直線で結ばれ、補色関係が明瞭になるように構成されている。また各色の外周側には、その色の名称が、赤、赤オレンジ等と記載されている。この色相環1は、同系色とか反対色を知るためのものである。
この色相環1は、9.5cmの正方形(厚み5mm)の軽量ボードの表面に印刷されている。この軽量ボードは、心材として発泡樹脂板材を用い、その表裏両面をシート材でサンドイッチ状にしたものである。この大きさとしたのは、ショッピングの際に携帯するのに便利のためである。しかしこの大きさに限定されるものではなく、単なる紙に印刷された物であっても良い。
なお、この実施の形態では、12色の色相環1であるが、24色等であっても良く、色の数は限定されない。この携帯用色相環は、4髪グループ共同である。
図2と図3に記載のように、色相環1の12色は、赤と黄を境に「暖かい色」と「冷たい色」に分かれている。これは三原色の内、赤と黄が「暖かい色」、青が「冷たい色」で、この三色から色相環1の12色が作られているからである。原色の赤は「暖かい色」であるが、それに極僅か青を混ぜると「冷たい赤」になる。これは混ぜる青の量が極少ないため、赤紫になりきれず「赤」のように見える色である。同様に、原色の黄も「暖かい色」だが、それに極わずか青を混ぜると「冷たい黄」になる。このような黄も青の量が少ないために黄緑になりきれずに黄色に見える。
このシステムにおいては「冷たい赤」と「冷たい黄」を暖かい色(暖かい赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖かい黄)と組合わせることは出来ない。このルールは髪の色にも及び、髪の色が暖かい色である第2髪グループ、第3髪グループ、第4髪グループの女性はカラーコーデイネートにおいて「冷たい赤」と「冷たい黄」を使うことが出来ない。
それに反し、第1髪グループの女性は髪の色が無彩色(黒)なので、「冷たい赤」、「冷たい黄」と「暖かい赤」、「暖かい黄」を使い分ける必要がある。つまり、「冷たい赤」と「冷たい黄」を使う場合は、それ等を暖かい色(暖かい赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖かい黄)と組合わせることは出来ないのである。
図4に示すものは、前記色彩図表2(「カラーチャート」と言う場合がある)の詳細図である。この色彩図表2は、前記色相環1における各色は、一色ではなく、「グループの色」として扱うためのものである。各グループには、明るい色、暗い色、純な色、濁った色など様々な色が属する。個々各種の色を色例という。
前記色彩図表2は、赤紫、赤(但し赤は、冷赤、暖赤の2色)、赤オレンジの第1色グループ4、オレンジ、黄オレンジ、黄(但し黄は、暖黄、冷黄の2色)の第2色グループ5、黄緑、緑、青緑の第3色グループ6、青、青紫、紫の第4色グループ7、及び、無彩色(中性色ともいう)の第5色グループ8にグループ分けされた色が、白地用紙の同一表面に配置されている。
前記各色グループにおいて、前記各色が前記の順序で上から下に配置され、前記各色は、No.1〜No.7の7種類の色調などの異なる色例9が横に配置され、No.4がその色の純色に近い色であり、一般的に、No.4からその左側に至るに従い(No.1側に至るに従い)明るい色になり、No.4からその右側に至るに従い(No.7側に至るに従い)暗い色になるように配置されている。赤と黄は、各「冷赤」と「暖赤」そして「暖黄」と「冷黄」に上下に分かれているが、色調の配置方法は他の色とおなじである。また、各色の色例9の左端には、その色の名称が、赤紫、冷赤、暖赤、赤オレンジ、‥‥中性色等と記載されている。
この色彩図表2は、衣類の色のベースカラーを見分ける際に使うものである。
例えば「青っぽい色」はそれが青グループの色であるのか、青緑グループ又は青紫グループの色であるのかを色彩図表2の色例9と見比べてはっきりさせる必要がある。それによって色相環1を的確に使って、同系色や反対色の組み合わせが出来るようになるからである。
例えば「青っぽい色」はそれが青グループの色であるのか、青緑グループ又は青紫グループの色であるのかを色彩図表2の色例9と見比べてはっきりさせる必要がある。それによって色相環1を的確に使って、同系色や反対色の組み合わせが出来るようになるからである。
又、従来ピンク、茶色、グレー等と呼ばれていた色も、同じようにこの色彩図表2を使って「冷赤グループのピンク」「オレンジグループの茶色」「青グループのグレー」などとそのベースカラーをはっきりさせれば、色相環1を効果的に使うことが出来るようになる。
又、色彩図表2の各色グループの色例9には、それぞれ明るい色、暗い色、純な色、濁った色、濃い色、薄い色等が記載されているので、例えばオレンジグループにおいて、濁った色、グレーっぽい色、暗い色等は、どのような色なのかが感性によって判断できるようになっている。
前記色彩図表2は、開いた状態で横122cm×縦46cm×厚み5mmの軽量ボードの表面に印刷されている。このボードは左右二箇所に縦方向の折り目があり、左右両側に
観音開きするもので、閉じた状態は横61.5cmである。前記色例9の一つの大きさは、横が2.5cm、縦が4cmである。
観音開きするもので、閉じた状態は横61.5cmである。前記色例9の一つの大きさは、横が2.5cm、縦が4cmである。
この色彩図表2の軽量ボードは、前記色相環1の軽量ボードと同じものが使用されており、この軽量ボードは、心材として発泡樹脂板材を用い、その表裏両面をシート材でサンドイッチ状にしたものである。しかしこの大きさに限定されるものではなく、単なる紙に印刷された物であっても良い。
前記「折り目」は、裏側のシート材と心材とにスリットを形成して左右を分離し、表側のシート材は全面一枚ものとすることにより形成される。この折り目は、三枚のボードをヒンジ結合することによっても形成することが出来る。
左折り目の外側の下部に第1色グループ4が配置され、中央部に、第2,3色グループ5,6とその下部に第5色グループ8とが配置され、右折れ目の外側に第4色グループ7が配置されている。
また、中央部の上部に前記色相環1が印刷されている。左右の折り目の外側部分の上部に、説明書の要約10が印刷されている。色彩図表は、折り目から閉じた状態で、印刷面は内側となる。
このような大きさにしたのは、色例9が見やすく、色合せをするのを容易にするためであるが、この大きさに限定されるものではない。
通常、色彩図表2は開いて平面状にして使用されるが、観音開きして、三面鏡のようにテーブル上に自立させることができ、または壁際に立てかけて使用することも出来る。
なお、色彩図表2は4髪グループ共、同じである。
なお、この実施の形態では、前記各色の色例9は、No.1〜No.7の7種類の色調などで配置したが、この数に限定されるものではない。各グループの色例9は、各グループの色の特徴を分かり易くしたものなので、実際はもっと明るい色、薄い色、グレーぽい色、暗い色等、多くの色が各色のグループには含まれている。
なお、この実施の形態では、前記各色の色例9は、No.1〜No.7の7種類の色調などで配置したが、この数に限定されるものではない。各グループの色例9は、各グループの色の特徴を分かり易くしたものなので、実際はもっと明るい色、薄い色、グレーぽい色、暗い色等、多くの色が各色のグループには含まれている。
また、第1〜第5色グループに分けて配置したが、これに限定されるものではなく、グループ分けすることなく、配置しても良い。さらに縦横の列も、各色を横に並べ、その色の色例9を縦に並べても良い。
前記色相環1に示された各色には範囲があり、例えば青グループに属する色(図4参照)は青に見えて、他のグループの色と見分けることが出来るが、青緑側、青紫側の色も幾分含まれているので原色の青ではない。
ここで、各色の色例9の作り方の一般例は、純色、純色+白、純色+黒、濁った色(純色+反対色)、濁った色+白、濁った色+黒、の配合により作られる。しかしこの配合に限定されるものではない。この色例9は、一般に見かける衣類の色のベースカラーが見分けやすいように作られている。
具体的には、表4〜表8に示すとおりである。各表に示す色記号は、マンセル値である。このマンセル値は、株式会社新紀元社2006年10月19日2刷発行の「色名辞典」に印刷された色と、色彩図表2の色例9の色とを色合わせして決めたものである。従って、本発明においては、このマンセル値に一致するものに限定されるものではなく、その色に近い色であれば良い。
また、第5色グループ8の中性色は、無彩色であり、白から黒の明度が高いものから明度が低いものの色例が、7段階に配列されている。
図5、6は色彩図表2の左右に記載の要約10の内容である。
図7〜図46は、説明書3である。前記説明書3は前記色相環1、色彩図表2による「中性色を組み合わせる方法」、「中性色とアクセントカラーを組み合わせる方法」、「同系色を組み合わせる方法」、「反対色を組み合わせる方法」、「上下をバランスさせる方法」、「顔を引き立たせる方法」などが記載されている。
図7〜図46は、説明書3である。前記説明書3は前記色相環1、色彩図表2による「中性色を組み合わせる方法」、「中性色とアクセントカラーを組み合わせる方法」、「同系色を組み合わせる方法」、「反対色を組み合わせる方法」、「上下をバランスさせる方法」、「顔を引き立たせる方法」などが記載されている。
即ち、第1髪グループに対しての説明書は、次のように記載されている。
図7に記載の説明書第1頁は、「ヘアカラー」、「髪の色が顔に与えるイメージ」及び「ねらい」が記載されている。
図7に記載の説明書第1頁は、「ヘアカラー」、「髪の色が顔に与えるイメージ」及び「ねらい」が記載されている。
図8に記載の説明書第2頁は、カラーウィール1とカラーチャート2の使用方法の概要が記載されている。また、色の組み合わせの4つの方法が列挙されている。なお、説明書中「同系色」とあるは、色相環1におけるある色とその左右2色の計5色の色を言い、また、「反対色」とあるのは、色相環1において、ある色が向かい合った色と、その左右2つの色の計5色をいう。
図9に記載の説明書第3頁は、中性色(無彩色)同士の組み合わせ方が記載されている。
図10に記載の説明書第4頁は、中性色(無彩色)とアクセントカラーの組み合わせ方法が記載されている。アクセントカラーとは、有彩色のことをいう。すなわち、有彩色と無彩色の組み合わせ方法である。
図11に記載の説明書第5頁は、同系色の組み合わせ方法が記載されている。
図12に記載の説明書第6頁は、前記第5頁の続きの内容である。
図12に記載の説明書第6頁は、前記第5頁の続きの内容である。
図13に記載の説明書第7頁は、反対色の組み合わせ方について記載されている。
図14に記載の説明書第8頁は、前記第7頁の続きである。
図14に記載の説明書第8頁は、前記第7頁の続きである。
図15に記載の説明書第9頁は、上下のバランスについて記載されている。
図16に記載の説明書第10頁は、顔を引き立てるコツについて記載されている。
図16に記載の説明書第10頁は、顔を引き立てるコツについて記載されている。
なお、各頁の構成は前記のものに限定されるものではない。
次に前記カラーコーデイネート支援ツールの使用方法を、各髪グループごとに、その概略、具体的使用例の順で説明する。
次に前記カラーコーデイネート支援ツールの使用方法を、各髪グループごとに、その概略、具体的使用例の順で説明する。
最初に第1髪グループについて説明する。その後、第2〜4髪グループについて説明するが、第1髪グループのものと重複する場合は、その部分を省略し、異なる内容のみ説明する。
以下、色相環1をカラーウイール、そして色彩図表2をカラーチャートと呼ぶ。
「第1髪グループの説明」
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)とカラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第1髪グループの説明書3(図1(c)及び図7〜16参照)を入手する。
「第1髪グループの説明」
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)とカラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第1髪グループの説明書3(図1(c)及び図7〜16参照)を入手する。
そして、カラーチャート1の左右上部に記載の要約(図5、6参照)と第1髪グループの説明書3(図7〜16参照)を読む。
これによって、このシステムがどのようにしてカラーコーデイネートを行うかの「概要」が理解される。
即ち「概要」は次のとおりである。
(1)カラーウイール1(図1(a)(b)及び図2参照)は、同系色や反対色の組み合わせをする際に使う(図5参照)。
(2)カラーウイール1上の12色と中性色(白、黒、グレー)は「グループの色」として扱う(図5参照)。
(3)上記13グループの色例9がカラーチャート2に7色ずつ記載されているが、それ等は各グループの色の特徴を分かりやすくしたものなので、実際はもっと明るい色、薄い色、グレーっぽい色、暗い色等も含まれている(図5参照)。
(4)赤と黄グループの色例9は、それぞれ「冷色」と「暖色」に分かれているが、第1髪グループはその両方が使える。但し、「冷赤」と「冷黄」を使う場合は、それ等を暖かい色(暖赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖黄グループの色)と組み合わせることは出来ない(図8左参照)。
(5)中性色は、純白、ソフトホワイト、純黒、ソフトブラック、グレーを使う(図9〜14参照)。
(6)チャート2の色例9を使って色のベースカラーを見分ける練習をする(図6参照)。
(7)カラーコーデイネートは「強くて、シャープなイメージ」をねらう。それは黒い髪が顔に「コントラストが極強いイメージ」を与えるからである(図7参照)。
(8)眉の色も黒っぽくはっきりさせる(図7参照)。
(9)衣類の色を組み合わせる際は、「ねらうイメージ」に適した色調を使う(図5参照)。
(10)「強くてシャープなイメージ」をつくるには、極明、極暗、極薄、極濃、純な色
を組み合わせたり極暗い色だけを使って、肌の色とコントラストを付けることも出来る(図8右参照)。
(11)色の組み合わせには、四つの方法がある(図8右参照)。
1.中性色どうしの組み合わせ(図9参照)
2.中性色とアクセントカラーの組み合わせ(図10参照)
「中性色どうしの組み合わせ」にアクセントカラー「有彩色」を一色だけ加える。
3.同系色の組み合わせ
1)一グループ内の色を組み合わせる(図11参照)。
(1)カラーウイール1(図1(a)(b)及び図2参照)は、同系色や反対色の組み合わせをする際に使う(図5参照)。
(2)カラーウイール1上の12色と中性色(白、黒、グレー)は「グループの色」として扱う(図5参照)。
(3)上記13グループの色例9がカラーチャート2に7色ずつ記載されているが、それ等は各グループの色の特徴を分かりやすくしたものなので、実際はもっと明るい色、薄い色、グレーっぽい色、暗い色等も含まれている(図5参照)。
(4)赤と黄グループの色例9は、それぞれ「冷色」と「暖色」に分かれているが、第1髪グループはその両方が使える。但し、「冷赤」と「冷黄」を使う場合は、それ等を暖かい色(暖赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖黄グループの色)と組み合わせることは出来ない(図8左参照)。
(5)中性色は、純白、ソフトホワイト、純黒、ソフトブラック、グレーを使う(図9〜14参照)。
(6)チャート2の色例9を使って色のベースカラーを見分ける練習をする(図6参照)。
(7)カラーコーデイネートは「強くて、シャープなイメージ」をねらう。それは黒い髪が顔に「コントラストが極強いイメージ」を与えるからである(図7参照)。
(8)眉の色も黒っぽくはっきりさせる(図7参照)。
(9)衣類の色を組み合わせる際は、「ねらうイメージ」に適した色調を使う(図5参照)。
(10)「強くてシャープなイメージ」をつくるには、極明、極暗、極薄、極濃、純な色
を組み合わせたり極暗い色だけを使って、肌の色とコントラストを付けることも出来る(図8右参照)。
(11)色の組み合わせには、四つの方法がある(図8右参照)。
1.中性色どうしの組み合わせ(図9参照)
2.中性色とアクセントカラーの組み合わせ(図10参照)
「中性色どうしの組み合わせ」にアクセントカラー「有彩色」を一色だけ加える。
3.同系色の組み合わせ
1)一グループ内の色を組み合わせる(図11参照)。
2)一グループの色を一つ置いて隣(又は隣)のグループの色と組合わせる(図11参照)。
4.反対色の組み合わせ
1)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の一つと組合わせる(図13参照)。
4.反対色の組み合わせ
1)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の一つと組合わせる(図13参照)。
2)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の外側二つ、又は内側二つと組合わせる(図13参照)。
(12)衣類を組み合わせる場合、「上下のバランス」も工夫しなければならない(図15参照)。
(13)ストッキングの色はその場合によって、肌色、スカートに似た色、靴に似た色、中性色を使う(図15参照)。
(14)「顔を引き立てるコツ」には四つの方法がある(図16参照)。
(12)衣類を組み合わせる場合、「上下のバランス」も工夫しなければならない(図15参照)。
(13)ストッキングの色はその場合によって、肌色、スカートに似た色、靴に似た色、中性色を使う(図15参照)。
(14)「顔を引き立てるコツ」には四つの方法がある(図16参照)。
1.襟ぐりを大きくとり、顔のまわりをスッキリさせる。
2.重ね着で、顔の近くに同系色、反対色などのコントラストを与える。
2.重ね着で、顔の近くに同系色、反対色などのコントラストを与える。
3.髪と服の色がブレンドしすぎる場合、髪をまとめる。
4.ネックレス、スカーフ等で顔の近くに色や形の面白さを与える。
4.ネックレス、スカーフ等で顔の近くに色や形の面白さを与える。
以上が概要であるが、次に具体的に色を選択する手順につき説明する。
先ず最初に「中性色どうしの組み合わせ(図9参照)」について説明する。理解を容易にするためにQアンドA方式で説明する。
先ず最初に「中性色どうしの組み合わせ(図9参照)」について説明する。理解を容易にするためにQアンドA方式で説明する。
Q1: 第1髪グループの女性に適した中性色グループの色は、純白、ソフトホワイト、純黒、ソフトブラック、グレーであると記載されているので(図9参照)、純黒のスカートを購入した。中性色グループの色を使ってブラウスと靴を着合わせたいがどのような色がよいか?
A1: カラーチャート2の中性色グループの色例9を見る(図4参照)。7色の色例9以外の中性色グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。第1髪グループの「ねらい」は図6や図7によると、「強くてシャープなイメージ」を出すことである。そこで、この純黒のスカートを中性色グループの色とどのようにして組合わせれば「強くてシャープなイメージ」がでるかを考える(概要(10)参照)。
A1: カラーチャート2の中性色グループの色例9を見る(図4参照)。7色の色例9以外の中性色グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。第1髪グループの「ねらい」は図6や図7によると、「強くてシャープなイメージ」を出すことである。そこで、この純黒のスカートを中性色グループの色とどのようにして組合わせれば「強くてシャープなイメージ」がでるかを考える(概要(10)参照)。
図8を見れば、「強くてシャープなイメージ」をつくるために、その一例として極明るい色、極暗い色等を組合わせてコントラストをつけることが記載されている。そこでこの場合、純黒のスカート(中性色グループの色例9No.7の色)に極明るいグレー(中性色グループの色例9のNo.3よりも更に明るいグレー)のブラウスを着合わせて強い明暗のコントラストを付けることにより、「ねらい」とする「強くてシャープなイメージ」を出すことが出来る。
靴の色は図9及び図15を参照してカラーチャート2の中性色グループの色例9を見てNo.7の純黒を選び明暗のコントラストを更に強める。
上半身の黒い髪と下半身の黒いスカート、靴で、上下のバランスがとられている(概要(12)参照)。
Q2: 第1髪グループの女性に適した中性色グループの色は、純白、ソフトホワイト、純黒、ソフトブラック、グレーであると記載されているので(図9参照)暗いグレーのテイーシャツを購入した。中性色のショートパンツと靴を着合わせたいが、どの色を選べばよいか?
A2: 第1髪グループの「ねらい」の「強くてシャープなイメージ」(図7参照)を出すために、図8記載の「極暗い色だけを使って肌の色と明暗のコントラストを付ける」ことにする。即ち、衣類の色を暗くまとめて肌の色に強くてシャープなコントラストを付ける方法をとる(概要(10)参照)。
A2: 第1髪グループの「ねらい」の「強くてシャープなイメージ」(図7参照)を出すために、図8記載の「極暗い色だけを使って肌の色と明暗のコントラストを付ける」ことにする。即ち、衣類の色を暗くまとめて肌の色に強くてシャープなコントラストを付ける方法をとる(概要(10)参照)。
カラーチャート2の中性色グループ(図4参照)の色例9を見る。その7色の色例9以外の中性色グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。この暗いグレーのテイーシャツは中性色グループの色例9のNo.4に近い色なので、衣類の色を暗くまとめるためにショートパンツと靴は同グループのNo.7(純黒)を着合わせて全体を暗くまとめ、腕や足の色と明暗のコントラストを強くとる。
上半身の黒い髪と下半身の黒いショートパンツ、靴で上下のバランスがとられている(概要(12)参照)。
次に、「中性色とアクセントカラーの組み合わせ(図10参照)」について説明する。
Q1: 第1髪グループの女性は極端な色が似合うので(概要(10)参照)、強い黄色のシャツを購入した。この色をアクセントカラーにして、中性色グループの色のパンツと靴で組合わせたいが、どの色を選べばよいか?
A1: 第1髪グループの「ねらい」は「強くてシャープなイメージ」である(図7参照)。
A1: 第1髪グループの「ねらい」は「強くてシャープなイメージ」である(図7参照)。
中性色グループの色例9を見る(図4参照)。その7色の色例9以外の中性色グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。この強い黄色のシャツは暖黄グループの色例9のNo.4に近い色なので、このシャツにどのようにして中性色グループの色を組合わせれば「強くてシャープなイメージ」が出るかを考える。図7を参照すれば、色の明暗、濃薄を強く付けることにより「強くてシャープなイメージ」を得ることが分かる。そこで、この強い黄色のシャツ(暖黄グループの色例9のNo.4に近い色)に対して、色の濃薄のコントラストを強く付けるためには、中性色グループの色例9のNo.1(純白)がよいことがカラーチャート2より判断できる。而して、強い黄色のシャツには純白のパンツを組合わせて色の濃薄のコントラストを強く付け、靴の色は純黒を選び、純白のパンツと明暗のコントラストを強く付ける(図10参照)。
なお、上半身の黒い髪の色と下半身の黒い靴の色が上下にバランスしている(概要(12)参照)。
Q2: 第1髪グループの女性は極端な色が似合うので(概要(10)参照)、極暗い赤紫のパンツを購入した。このパンツの色をアクセントカラーにして中性色グループの色で組合わせるには、ブラウス、靴、ショルダーバッグはどのような色を使えばよいか?
A2: 第1髪グループの「ねらい」は「強くてシャープなイメージ」である(図7参
照)。中性色グループの色例9を見る(図4参照)。その7色の色例9以外の中性色グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。
A2: 第1髪グループの「ねらい」は「強くてシャープなイメージ」である(図7参
照)。中性色グループの色例9を見る(図4参照)。その7色の色例9以外の中性色グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。
極暗い赤紫のパンツは、赤紫グループの色例9のNo.7に近い色なので、このパンツにどのようにして中性色グループの色を組合わせれば「強くてシャープなイメージ」が出るかを考える。図7を参照すれば色の明暗、濃薄を強く付けることにより「強くてシャープなイメージ」を得ることが分かる。そこで、この極暗い赤紫のパンツ(赤紫グループの色例9のNo.7に近い色)に対して色の明暗のコントラストを強く付けるためには、中性色グループの色例9のNo.1(純白)がよいことがカラーチャート2により判断できる。而して、極暗い赤紫のパンツに純白のブラウスを着合わせて強く明暗のコントラストを付ける。
靴の色は極暗い赤紫のパンツに明暗のコントラストを付けるために中性色グループの色例9のNo.3よりも更に明るいグレーを選ぶ。
ショルダーバッグは肩にかけるので、純白のブラウスと強くコントラストするように純黒を使う。上半身の黒い髪と下半身の暗いパンツの色で、上下のバランスが取られている(概要(12)参照)。
次に、「同系色の組み合わせ」について説明する(図11、図12参照)。
1)一グループ内の色を組み合わせた例(概要(11)3.参照):
Q: 第1髪グループは極端な色が似合うので(概要(10)及び図8参照)、明るく極薄い色の青いセーターを購入した。同系色で組み合わせるには、どのような色をスカート、ストッキング、靴、スカーフに使えばよいか?
A: まず、カラーチャート2(図4参照)の色例9を使い、セーターの「明るく極薄い色の青」が青グループ、青緑グループ、青紫グループの内のどれに属する色であるかを確認する(概要(6)参照)。この場合、まさしく「青」グループの色例9のNo.2に近い色であった(図4参照)。
1)一グループ内の色を組み合わせた例(概要(11)3.参照):
Q: 第1髪グループは極端な色が似合うので(概要(10)及び図8参照)、明るく極薄い色の青いセーターを購入した。同系色で組み合わせるには、どのような色をスカート、ストッキング、靴、スカーフに使えばよいか?
A: まず、カラーチャート2(図4参照)の色例9を使い、セーターの「明るく極薄い色の青」が青グループ、青緑グループ、青紫グループの内のどれに属する色であるかを確認する(概要(6)参照)。この場合、まさしく「青」グループの色例9のNo.2に近い色であった(図4参照)。
一グループ内の組み合わせなので、カラーチャート2の青グループの色例9を見る(図4参照)。又、中性色も必要に応じて使うことが出来るので、中性色グループの色も考慮する(概要(5)参照)。色例9以外の青グループの色、中性色グループの色も考慮する(概要(3)参照)。
これらの二グループの色をどのようにしてこのセーターと組み合わせれば「強くて、シャープなイメージ」をつくることが出来るかを考える(概要(10)参照)。
この場合、図11に記載の「明暗のコントラスト」を付けることによりこの「ねらい」を達成することとする。カラーチャート2を見れば、青のNo.2の色に対して明暗のコントラストが最も強いのは、中性色のNo.7の純黒であることが分かる。
明るく極薄い青のセーターに、純黒のスカートを組み合わせ、明暗のコントラストを強く出す。
ストッキングの色は、「その場合によって、肌色、スカートに似た色、靴に似た色、中性色を使う。」(概要(13)、図15参照)とあるので、ストッキングと靴を同色にして、青のNo.7の暗い青の色にする。
上半身の黒い髪の色と下半身の暗い色のスカート、ストッキング、靴で上下のバランスがとられている(概要(12)参照)。
スカーフは強い青を使い、薄い青のセーターに色の濃薄のコントラストを与え、又 顔を引き立てている。(概要(14)4.参照)なお、この暗い色、強い青、薄い青等の判断は、カラーチャート2の色列9により、自分の感性で判断することになる。
2)一グループの色を一つ置いて隣(又は隣)のグループの色と組み合わせた例(概要(11)3.参照)。
Q: 第1髪グループは極端な色が似合うので(概要(10)参照)、純な赤のコートを購入した。これにセーター、パンツ、靴、マフラーを着合わせたいが、同系色で組み合わせるにはどのような色がよいか?
A: まず、「純な赤」が「冷赤」であるか「暖赤」であるかをカラーチャート2(図4参照)の色例9で確かめる(概要(6)参照)。
A: まず、「純な赤」が「冷赤」であるか「暖赤」であるかをカラーチャート2(図4参照)の色例9で確かめる(概要(6)参照)。
この場合、コートは冷赤グループの色例9のNo.4に近い色であった。
カラーウイール1またはカラーチャート2上のカラーウイールを見ると、「赤」の一つ置いて隣の色は「紫」と「オレンジ」である(概要(1)参照)。
カラーウイール1またはカラーチャート2上のカラーウイールを見ると、「赤」の一つ置いて隣の色は「紫」と「オレンジ」である(概要(1)参照)。
ところが、この場合「冷赤」であるので、オレンジグループの色とは組み合わせることが出来ないことが理解される(図8、概要(4)参照)。
つまり、冷赤のコートを「冷赤グループの色」、「紫グループの色」、「中性色グループの色」と組み合わせることになる(概要(5)参照)。
「冷赤グループ」、「紫グループ」、「中性色グループ」の色例9を見る。色例9以外にもこの三色グループに属する色があるので、それらの色も考慮する(概要(3)参照)。
これらの色をどうやってこの赤いコートと組み合わせれば、「強くて、シャープなイメージ」が出るかを考える(概要(10)参照)。図7を参照すれば、色の明暗、濃薄を強く付けることにより「強くてシャープなイメージ」を得ることが出来ることが分かる。
この場合セーター、パンツ、靴をすべて暗い色にして、コートの強い赤とコントラストさせることに決める(図11に記載の「‥色の明暗や濃薄のコントラストを強く付けて組み合わせましょう」の記載に基づく。)。
セーターは純黒、パンツは暗い紫、靴は純黒を使う。
マフラーは、コートの純赤に映える色がよいので、この場合純白にして強いコントラストを出す。
マフラーは、コートの純赤に映える色がよいので、この場合純白にして強いコントラストを出す。
上記の組み合わせは、暗い色を下半身に使っているので、上半身の黒い髪の色と上下にバランスしている(概要(12)参照)。
純白のマフラーは、黒いセーターや純赤のコートの色とコントラストしているので、“顔を引き立てる”役割もしている。(概要(14)4.参照)
次に、「反対色の組み合わせ」について説明する(図13、図14参照)。
次に、「反対色の組み合わせ」について説明する(図13、図14参照)。
1)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の一つと組み合わせた例(概要(11)4.参照):
Q: 第1髪グループは、極端な色が似合うので(概要(10)参照)、「純な緑色」
のセーターを購入した。反対色を組み合わせるには、スカート、ストッキング、靴、コート、バッグに、どのような色を使えばよいか?
A: まず、セーターの「純な緑色」が緑グループ、黄緑グループ、青緑グループの内のどれに属する色であるかをカラーチャート2(図4参照)の色例9を使って確認する(概要(6)参照)。
Q: 第1髪グループは、極端な色が似合うので(概要(10)参照)、「純な緑色」
のセーターを購入した。反対色を組み合わせるには、スカート、ストッキング、靴、コート、バッグに、どのような色を使えばよいか?
A: まず、セーターの「純な緑色」が緑グループ、黄緑グループ、青緑グループの内のどれに属する色であるかをカラーチャート2(図4参照)の色例9を使って確認する(概要(6)参照)。
この場合、セーターの色は、まさしく緑グループの色であり、その色例9のNo.4に近い色であった。
カラーウイール1またはカラーチャート2上のカラーウイールを見る(概要(1)参照)。
緑の反対色は、紫、赤紫、赤、赤オレンジ、オレンジであると理解する(概要(11)4.参照)。
この場合、「赤」を選ぶ。
「赤」には「冷赤」と「暖赤」がある(概要(4)参照)ので、「暖赤」を使うことに決める。
「赤」には「冷赤」と「暖赤」がある(概要(4)参照)ので、「暖赤」を使うことに決める。
従って、組み合わせは「緑グループ」、「暖赤グループ」、「中性色グループ」(概要(5)参照)の色を使って行う。
カラーチャート2で上記三グループの色例9を見る。色例以外にもこの三色グループに属する色があるので、それらの色も考慮する(概要(3)参照)。
これらの色をこの緑のセーターにどのように組み合わせれば「強くて、シャープなイメージ」が出るかを考える(概要(10)参照)。図7を参照すれば色の明暗、濃薄を強く付けることにより「強くてシャープなイメージ」を得ることが分かる。
この場合、純な緑(緑グループのNo.4に近い色)のセーターには、ソフトホワイト(中性色のNo.2の色)のスカートで色の濃薄を強く付けてコントラストをさせる。
黒い髪の色と上下のバランスをとるために(概要(12)参照)、この場合、ストッキングと靴をソフトブラック(中性色のNo.6)にする。
コートの色はセーターの「純な緑」とコントラストさせるために、暗い 暖赤(赤茶)(暖赤のNo.6よりも暗い色)を選ぶ(概要(10)参照)。
バッグはコートの暗い赤茶に映える色がいいので、ソフトブラック(中性色グループのNo.6の色)を使い、コートにコントラストを与える(概要(10)参照)。
2)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の外側二つ、又は、内側二つと組み合わせた例(概要(11)4.参照):
Q: 第1髪グループは極端な色が似合うので(概要(10)参照)、強い赤のブーツを購入した。反対色を使って、パンツ、セーター、ジャケットを組み合わせたいが、どのような色を使えばよいか?
A: まず、「赤いブーツ」とあるが、カラーチャート2の色例9(図4参照)でその「赤」が冷赤グループ、暖赤グループ、赤オレンジグループのうちどれに属する色であるかを確認する(概要(6)参照)。
Q: 第1髪グループは極端な色が似合うので(概要(10)参照)、強い赤のブーツを購入した。反対色を使って、パンツ、セーター、ジャケットを組み合わせたいが、どのような色を使えばよいか?
A: まず、「赤いブーツ」とあるが、カラーチャート2の色例9(図4参照)でその「赤」が冷赤グループ、暖赤グループ、赤オレンジグループのうちどれに属する色であるかを確認する(概要(6)参照)。
この場合、「赤オレンジグループ」に属する、強い赤オレンジであった(赤オレンジNo.4に近い色)。
カラーウイール1又はカラーチャート2上のカラーウイールを見る(概要(1)参照)。
「赤オレンジ」の反対色は、それに向かい合った五色、青紫、青、青緑、緑、黄緑である(概要(11)4.参照)が、この場合は、「内側の二つ」と組み合わせる。
つまり、「青」、「青緑」、「緑」の内の二つである。
赤オレンジのブーツを「赤オレンジグループ」、「青グループ」、「青緑グループ」、「中性色グループ」(概要(5)参照)の色と組み合わせることに決める。
赤オレンジのブーツを「赤オレンジグループ」、「青グループ」、「青緑グループ」、「中性色グループ」(概要(5)参照)の色と組み合わせることに決める。
カラーチャート2で上記四グループの色例9を見る。色例以外にもこの4色グループに属する色があるので、それらの色も考慮する(概要(3)参照)。
この強い赤オレンジのブーツに、どのように色を組み合わせれば「強くて、シャープなイメージ」が出るかを考える(概要(10)参照)。図7を参照すれば、色の明暗、濃薄を強く付けることにより「強くてシャープなイメージ」を得ることが分かる。
この場合、強い赤オレンジのブーツ(赤オレンジNo.4に近い色)には、極暗い青のパンツ(青No.7に近い色)を履いて、強いコントラストを付ける(概要(10)参照)。
セーターはソフトホワイトを使い、極暗い青のパンツに明暗のコントラストをつける(概要(10)参照)。
ジャケットの色は、セーターの白に映える色がよいので、濃い青緑(青緑グループのNo.6に近い色)を使い、無彩色のセーターとコントラストをつける(概要(10)参照)。
この場合「上下のバランス」は、上半身の黒い髪の色と下半身の暗いパンツの色でとられている(概要(12)参照)。
次に「第2髪グループ」の場合について説明する。
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)、カラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第2髪グループの説明書3(図1(c)及び図17〜図26参照)を入手する。
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)、カラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第2髪グループの説明書3(図1(c)及び図17〜図26参照)を入手する。
そして、カラーチャート2内部の左右上部にある説明書の要約10(図5、6参照)と第2髪グループの説明書3(図17〜図26参照)を読む。
これによって、このシステムがどのようにしてカラーコーデイネートを行うかの概要が理解される。
第2髪グループの概容は、第1髪グループの概要と異なっている部分のみ説明する。
概要
(4)「冷赤」と「冷黄」グループの色は使えない(図18参照)。
(5)中性色は、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使う(図19〜図24参照)。
(7)カラーコーデイネートは「強くて濃いイメージ」をねらう。それは、こげ茶の髪の
色が顔に「コントラストが強くて濃いイメージ」を与えるからである(図17参照)。
(8)眉の色はこげ茶ではっきりさせる(図17参照)。
(10)「強くて濃いイメージ」をつくるには:
濃い色と明るい色、又は暗い色を組み合わせたり、濃くて暗い色に黒などを組み合わせて、肌の色と明暗のコントラストを付けることも出来る(図18右参照)。
中性色どうしの組み合わせ(図19参照):
ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。中性色とアクセントカラーの組み合わせ(図20参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。アクセントカラーは濃い色を使う(概要(10)参照)。
同系色の組み合わせ(図21、22参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。
反対色の組み合わせ(図23、24参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。
概要
(4)「冷赤」と「冷黄」グループの色は使えない(図18参照)。
(5)中性色は、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使う(図19〜図24参照)。
(7)カラーコーデイネートは「強くて濃いイメージ」をねらう。それは、こげ茶の髪の
色が顔に「コントラストが強くて濃いイメージ」を与えるからである(図17参照)。
(8)眉の色はこげ茶ではっきりさせる(図17参照)。
(10)「強くて濃いイメージ」をつくるには:
濃い色と明るい色、又は暗い色を組み合わせたり、濃くて暗い色に黒などを組み合わせて、肌の色と明暗のコントラストを付けることも出来る(図18右参照)。
中性色どうしの組み合わせ(図19参照):
ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。中性色とアクセントカラーの組み合わせ(図20参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。アクセントカラーは濃い色を使う(概要(10)参照)。
同系色の組み合わせ(図21、22参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。
反対色の組み合わせ(図23、24参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、強いコントラストで組み合わせる。
第2髪グループの具体的使用例は、第1髪グループのものとほぼ同じなのでその説明は省略する。第2髪グループの「ねらい」は「強くて濃いイメージ」(図17参照)なので、衣類の色の組み合わせには必ず「濃い色」を組み入れる。(中性色どうしの組合わせの場合は例外である)。衣類の色は明暗、濃薄で強いコントラストを付けたり、濃くて暗い色に黒等の暗い色を組合わせて全体を暗くまとめ、肌の色と明暗のコントラストを付けることも出来る。第2髪グループは髪の色と顔の色のコントラストが第1髪グループほどに極端ではないので、第1髪グループ程の極端な明暗、濃薄のコントラストは付けないようにする。又、第2髪グループの女性は、冷赤、冷黄グループの色は避ける(図18参照)。
第3髪グループ
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)、カラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第3髪グループの説明書3(図1(c)及び図27〜図36参照)を入手する。
第3髪グループ
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)、カラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第3髪グループの説明書3(図1(c)及び図27〜図36参照)を入手する。
そして、カラーチャート2内部の左右上部にある説明書の要約10(図5&6参照)と第3髪グループの説明書3(図27〜図36参照)を読む。
これによって、このシステムがどのようにしてカラーコーデイネートを行うかの概要が理解される。
第3髪グループの概容は、第1髪グループの概要と異なっている部分のみ説明する。
概要
(4)「冷赤」と「冷黄」グループの色は使えない(図28左参照)。
(5)中性色は使えない(図28右参照)。
(7)カラーコーデイネートは「秋の色をブレンドしたイメージ」をねらう。それは、赤茶の髪の色が顔に「色素が強く暖かいイメージ」を与えるからである(図27参照)。
(8)眉は短くカットして、赤茶系の色で形を整える(図27参照)。
(10)「秋の色をブレンドしたイメージ」をつくるには:
暖かい色(暖赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖黄グループの色)の何れかを必ず組み入れて、中性色(白、黒、グレー)や極明るい色、極暗い色、極さめた色(色素が極少ない色)を避ける(図28参照)。
概要
(4)「冷赤」と「冷黄」グループの色は使えない(図28左参照)。
(5)中性色は使えない(図28右参照)。
(7)カラーコーデイネートは「秋の色をブレンドしたイメージ」をねらう。それは、赤茶の髪の色が顔に「色素が強く暖かいイメージ」を与えるからである(図27参照)。
(8)眉は短くカットして、赤茶系の色で形を整える(図27参照)。
(10)「秋の色をブレンドしたイメージ」をつくるには:
暖かい色(暖赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖黄グループの色)の何れかを必ず組み入れて、中性色(白、黒、グレー)や極明るい色、極暗い色、極さめた色(色素が極少ない色)を避ける(図28参照)。
色の明暗や濃薄のコントラストをマイルドにつけて組合わせる(図29、図32参照)。
(11)色の組み合わせには、二つの方法がある(図28参照)。
(11)色の組み合わせには、二つの方法がある(図28参照)。
1.同系色の組み合わせ: 暖かい色(暖赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖黄グループ)内で組合わせる。
1)一グループ内の色を組合わせる(図29参照)。
2)隣り合った三グループ内の色を組み合わせる(図29参照)。
2)隣り合った三グループ内の色を組み合わせる(図29参照)。
2.反対色の組み合わせ: 必ず、暖かい色(暖赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、暖黄グループ)内の色を組み入れる。
1)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の一つと組合わせる(図32参照)。
2)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の外側二つ、又は内側二つと組合わせる(図32参照)。
(13)ストッキングの色はその場合によって、肌色、スカートに似た色、靴に似た色を使う(図35参照)。
(13)ストッキングの色はその場合によって、肌色、スカートに似た色、靴に似た色を使う(図35参照)。
次に、同系色の組み合わせ(図29〜図31参照)について説明する。
1)一グループ内の色を組み合わせた例(概要(11)1.参照)
Q: 第3髪グループの女性は暖かい色が似合うので(図28参照)、強いオレンジ色のミニドレスを購入した。同系色を使って、ストッキング、ブーツ、ブレスレットの色を決めたいがどの色がよいか?
A: まず、カラーチャートの色例9でドレスの「強いオレンジ色」がオレンジグループの色であるのか、又は黄オレンジグループの色であるのかを確認する(概要(6)参照)。
1)一グループ内の色を組み合わせた例(概要(11)1.参照)
Q: 第3髪グループの女性は暖かい色が似合うので(図28参照)、強いオレンジ色のミニドレスを購入した。同系色を使って、ストッキング、ブーツ、ブレスレットの色を決めたいがどの色がよいか?
A: まず、カラーチャートの色例9でドレスの「強いオレンジ色」がオレンジグループの色であるのか、又は黄オレンジグループの色であるのかを確認する(概要(6)参照)。
この場合、オレンジグループの色例9No.4に近い色であった。
一グループ内の組み合わせなので、「オレンジグループ」の色例9を見る。(第3髪グループは、中性色グループの色は使えない(概要(5)参照))。7色の色例9以外のオレンジグループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。
一グループ内の組み合わせなので、「オレンジグループ」の色例9を見る。(第3髪グループは、中性色グループの色は使えない(概要(5)参照))。7色の色例9以外のオレンジグループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。
オレンジグループの色をこのドレスとどのように組み合わせれば「秋の色をブレンドしたイメージ」になるかを考える(概要(10)参照)。
ブレンドするためには、色の明暗、強弱のコントラストをマイルドに付けなければならない(概要(10)参照)。
この場合、濃いオレンジのミニドレスには、同じ色のストッキングを履き、色を継続する。
ブーツは暗いオレンジ(茶色)を使い、ドレスとストッキングに対してマイルドに明暗のコントラストを与える。
ブレスレットの色は、強いオレンジのドレスに映えるように、明るくて薄いオレンジを使い、色の明暗、濃薄のコントラストを付ける。
上半身の赤茶の髪の色と下半身の暗いブーツの色が上下にバランスしている(概要(12)参照)。
前記濃いオレンジ、暗いオレンジ、明るく薄いオレンジ、色の明暗当は、選択者の感性により色例9と色例以外のオレンジグループに属している色より選択する(概要(3)参照)。
2)隣り合った三グループ内の色を組合わせた例(概要(11)1.参照)
Q: 第3髪グループの女性は暖かい色が似合うので(図28参照)、パーテイー用にピンクのドレスを購入した。靴、イヤリング、小型バッグの色をドレスと同系色の組み合わせでまとめたいが、どのような色がよいか?
A: まず、カラーチャート2の色例9で、ドレスのベースカラーを確認する(概要(6)参照)。
Q: 第3髪グループの女性は暖かい色が似合うので(図28参照)、パーテイー用にピンクのドレスを購入した。靴、イヤリング、小型バッグの色をドレスと同系色の組み合わせでまとめたいが、どのような色がよいか?
A: まず、カラーチャート2の色例9で、ドレスのベースカラーを確認する(概要(6)参照)。
この場合、「ピンク」は「明るい暖赤グループ」の色であった。即ち、暖赤の色例のNo.1に近い色であった。
カラーウイール1上で、隣り合った三グループ の色を組み合わせるので(概要(1)参照)、「暖赤」、「赤オレンジ」、「オレンジ」グループの色例9を見る。第3髪グループの同系色の組合わせは、暖かい色だけを使って行う(概要(11)参照)。又、中性色グループの色は使えない(概要(5)参照)。
ピンクのドレスをこの三グループの色と、どのように組合わせれば「秋の色をブレンドしたイメージ」になるかを考える(概要(10)参照)。
ブレンドするためには、色の明暗、強弱をマイルドに付けなければならない(概要(10)参照)。
この場合、暖赤グループのピンク(暖赤の色例のNo.1に近い色)のドレスには、暗い赤オレンジグループの色(赤茶)(赤オレンジの色例9のNo.5の赤茶色)の靴で、明暗のコントラストを付ける。
イヤリングは強い暖赤(暖赤の色例9のNo.4の色)を選び、顔を引き立てる(概要(14)4.参照)。
バッグの色は、明るいピンクのドレスに映える色がよいので、強い暖赤グループの色(暖赤の色例9のNo.3の色)を使い、ドレスと色の濃薄のコントラストを付ける。
赤茶の髪と暗いの靴の色で上下のバランスがとれている(概要(12)参照)。
なお、強い暖赤等は、選択者の感性により、色例9と色例以外の暖赤、赤オレンジ、オレンジグループに属する色(概要(3)参照)より選択されるものである。
なお、強い暖赤等は、選択者の感性により、色例9と色例以外の暖赤、赤オレンジ、オレンジグループに属する色(概要(3)参照)より選択されるものである。
次に、反対色の組み合わせ(図32〜図34参照)について説明する。
1)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の一つと組合わせた例(概要(11)2.参照)
Q: 明るい紫色のシャツと濃い黄色のショルダーバッグを持っているが、これらを組み入れて衣類のカラーコーデイネートをしたい。パンツと靴を組み合わせるには、どの色を使えばよいか?
A: カラーチャート2の色例9でシャツとバッグのベースカラーを確認する(概要(6)参照)。
1)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の一つと組合わせた例(概要(11)2.参照)
Q: 明るい紫色のシャツと濃い黄色のショルダーバッグを持っているが、これらを組み入れて衣類のカラーコーデイネートをしたい。パンツと靴を組み合わせるには、どの色を使えばよいか?
A: カラーチャート2の色例9でシャツとバッグのベースカラーを確認する(概要(6)参照)。
この場合、シャツは「紫グループ」、バッグは「暖黄グループ」の色であった。
カラーウイール1で「紫」と「暖黄」がどのように関係しているかを確かめる(概要(1)参照)。
カラーウイール1で「紫」と「暖黄」がどのように関係しているかを確かめる(概要(1)参照)。
この二色は「反対色」の関係に位置していた。
二グループの組合わせなので、「紫グループ」と「暖黄グループ」の色例9を見る。色例9以外の紫グループと暖黄グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。中性色グループの色は使えない(概要(5)参照))。
二グループの組合わせなので、「紫グループ」と「暖黄グループ」の色例9を見る。色例9以外の紫グループと暖黄グループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。中性色グループの色は使えない(概要(5)参照))。
この明るい紫のシャツ(紫No.1に近い色)と濃い黄色のバッグ(暖黄No.4に近い色)をどのようにして「紫グループ」と「暖黄グループ」の色と組合わせれば「秋の色をブレンドしたイメージ」になるかを考える(概要(10)参照)。
ブレンドするためには、色の明暗、濃薄をマイルドに付けなければならない(概要(10)参照)。又、図28に記載されているように、暖かい色を必ず組み入れて、極明、極暗、極薄の色を避けるようにする。
この場合、明るい紫のシャツ(紫No.1に近い色)に、暗い暖黄(暖黄No.7に近い茶色)のパンツを着合わせて明暗のコントラストをマイルドに付ける。
靴は暖黄グループの明るい茶色(暖黄No.6に近い色)を使いパンツとコントラストを付ける。
強い黄色のショルダーバッグは、明るい紫のシャツに色の濃薄のコントラストを与える。
赤茶の髪の色と暗いパンツの色が上下にバランスしている。(概要(12)参照)
2)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の外側二つ、又は内側二つと組み合わせた例(概要(11)2.参照)
Q: 紫色のストッキングが気に入った。明るい黄緑のセーターを持っているのだが、それと合うだろうか?合うとすれば、スカート、靴はどのような色がよいか?
A: カラーチャート2の色例9でストッキングとセーターのベースカラーを確認する(概要(6)参照)。
2)一グループの色を選び、それに向かい合った五グループの中の外側二つ、又は内側二つと組み合わせた例(概要(11)2.参照)
Q: 紫色のストッキングが気に入った。明るい黄緑のセーターを持っているのだが、それと合うだろうか?合うとすれば、スカート、靴はどのような色がよいか?
A: カラーチャート2の色例9でストッキングとセーターのベースカラーを確認する(概要(6)参照)。
この場合、やはり、ストッキングは「紫グループ」、セーターは「黄緑グループ」の色であった。
カラーウイール1上で「紫」と「黄緑」がどのように関係しているかを確かめる。(概要(1)参照)
この二色は「反対色」の関係に位置していた。
この二色は「反対色」の関係に位置していた。
第3髪グループは、色の組み合わせの中に必ず「暖かい色」を組み入れなければならない(概要(10)参照)。
それで、この組み合わせに「黄オレンジ」を加えると反対色の内側ふたつとの組み合わせになる(概要(11)2.参照)。
「紫グループ」、「黄緑グループ」、「黄オレンジグループ」の色例9を見る。色例9以外の紫グループ、黄緑グループ、黄オレンジグループに属する色も考慮する(概要(3)参照)。中性色グループの色は使えない(概要(5)参照)。
これら三グループの色をどのようにして紫のストッキングと黄緑のスカートに組み合わせれば「秋の色をブレンドしたイメージ」になるかを考える(概要(10)参照)。
ブレンドするためには、色の明暗、強弱をマイルドに付けなければならない(概要(10)参照)。又、図28に記載されているように、暖かい色を必ず組み入れて極明、極暗、極薄の色を避けるようにする。
この場合、紫色のストッキング(紫No.2に近い色)には、多少暗めの黄オレンジ(黄オレンジNo.5に近い色)のスカートを組み合わせ、明暗のコントラストを付ける。
明るい黄緑のセーター(黄緑No.3に近い色)も、黄オレンジのスカーにマイルドなコントラストを付けている。
「黄緑」、「黄オレンジ」、「紫」と、反対色をすでに三色使っているので、靴の色はストッキングと同じグループで暗い色(紫No.5)を使い色を継続する。
赤茶の髪の色の暗さと下半身のストッキング、靴の色の暗さが上下にバランスしている(概要(12)参照)。
第4髪グループ
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)、カラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第4髪グループの説明書3(図1(c)及び図37〜図46参照)を入手する。
第4髪グループ
カラーウイール1(図1(a)及び図2参照)、カラーチャート2(図1(b)及び図4参照)と第4髪グループの説明書3(図1(c)及び図37〜図46参照)を入手する。
そして、カラーチャート2左右上部にある説明書の要約10(図5、6参照)と第4髪グループの説明書3(図37〜図46参照)を読む。
これによって、このシステムがどのようにしてカラーコーデイネートを行うかの概要が理解される。
第4髪グループの概容は、第1グループの概要と異なっている部分のみ説明する。
概要
(4)「冷赤」と「冷黄」グループの色は使えない(図38参照)。
(5)中性色は、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使う(図39〜図44参照)。
(6)カラーコーデイネートは「柔らかくてエレガントなイメージ」をねらう。それは、明るい茶色の髪のが顔に「柔らかくてエレガントなイメージ」を与えるからである(図37参照)。
(7)眉の色はオレンジ系の色を避ける(図37参照)。
(9)「柔らかくてエレガントなイメージ」をつくるには: 極端な色(極明、極暗、極純な色等)を避けて、色のコントラスト(明暗、濃薄)をマイルドに付けたり、暗めの色だけを使って肌の色と明暗のコントラストを付けることも出来る(図38右参照)。
概要
(4)「冷赤」と「冷黄」グループの色は使えない(図38参照)。
(5)中性色は、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使う(図39〜図44参照)。
(6)カラーコーデイネートは「柔らかくてエレガントなイメージ」をねらう。それは、明るい茶色の髪のが顔に「柔らかくてエレガントなイメージ」を与えるからである(図37参照)。
(7)眉の色はオレンジ系の色を避ける(図37参照)。
(9)「柔らかくてエレガントなイメージ」をつくるには: 極端な色(極明、極暗、極純な色等)を避けて、色のコントラスト(明暗、濃薄)をマイルドに付けたり、暗めの色だけを使って肌の色と明暗のコントラストを付けることも出来る(図38右参照)。
中性色どうしの組み合わせ(図39参照):
ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
中性色とアクセントカラーの組み合わせ(図40参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
同系色の組み合わせ(図41、42参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
反対色の組み合わせ(図43、44参照):
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
中性色には、ソフトホワイト、ソフトブラック、グレーを使い、柔らかいコントラストで組み合わせる。
第4髪グループの具体的使用例は、第1髪グループのものとほぼ同じなのでその説明は省略する。第4髪グループの「ねらい」は「柔らかくてエレガントなイメージ」であるので(図37参照)、衣類の色は極端な色を避け、明暗、濃薄のコントラストを柔らかく付けたり、暗めの色だけを使って肌の色と明暗のコントラストを付けたりする(図38参照)。又、冷赤、冷黄グループの色は使わない(概要(4)参照)。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、色彩図表に色相環が描かれている場合、独立した色相環は省略でき必須のものではない。
本発明はアパレル産業において利用可能である。
1 色相環(カラーウイール)、 2 色彩図表(カラーチャート)、 3 説明書、
4 第1色グループ、 5 第2色グループ、 6 第3色グループ、7 第4色グループ、 8 第5色グループ、 9 色例 10 説明書の要約。
4 第1色グループ、 5 第2色グループ、 6 第3色グループ、7 第4色グループ、 8 第5色グループ、 9 色例 10 説明書の要約。
Claims (5)
- 黄色人種である日本女性の髪の色を複数のグループに分け、各グループごとに作成された説明書と、純色を環状に並べた色相環と、前記色相環の各色と中性色(無彩色)の色例を直線状に並べた色彩図表とを備え、前記説明書は、前記色相環と色彩図表の使用方法を記載したものであることを特徴とするカラーコーディネイト支援ツール。
- 前記複数のグループは第1〜4の4つの髪グループであり、
前記第1髪グループの髪の色は、黒であり、
前記第2髪グループの髪の色は、暗い茶色であり、
前記第3髪グループの髪の色は、オレンジ色が強い茶色であり、
前記第4髪グループの髪の色は、明るい茶色である請求項1記載のカラーコーディネイト支援ツール。 - 前記色相環は、赤、赤オレンジ、オレンジ、黄オレンジ、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫がこの順序で時計回りに配置されている請求項1又は2記載のカラーコーディネイト支援ツール。
- 前記色彩図表は、赤紫、赤(但し赤は、冷赤、暖赤の2色)、赤オレンジの第1色グループ、オレンジ、黄オレンジ、黄(但し黄は、暖黄、冷黄の2色)の第2色グループ、黄緑、緑、青緑の第3色グループ、青、青紫、紫の第4色グループ、及び、中性色(無彩色)の第5色グループにグループ分けされた色が、同一表面に配置され、
前記各グループにおいて、前記各色が前記の順序で上下方向に配置され、
前記各色は、No.1〜No.7の7種類の色例が横方向に配置され、No.4がその色の純色に近い色である請求項1〜3の何れか一つに記載のカラーコーディネイト支援ツール。 - 前記説明書は、前記色相環と色彩図表による「中性色を組み合わせる方法」、「中性色とアクセントカラーを組み合わせる方法」、「同系色を組み合わせる方法」、「反対色を組み合わせる方法」、「上下をバランスさせる方法」、又は「顔を引き立てる方法」が記載されている請求項1〜4の何れか一つに記載のカラーコーディネイト支援ツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008303036A JP2010128209A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | カラーコーディネイト支援ツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008303036A JP2010128209A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | カラーコーディネイト支援ツール |
Publications (1)
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JP2010128209A true JP2010128209A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42328643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008303036A Withdrawn JP2010128209A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | カラーコーディネイト支援ツール |
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JP (1) | JP2010128209A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018010050A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 株式会社カラ−スペ−ス・ワム | カラーアレンジメント装置 |
-
2008
- 2008-11-27 JP JP2008303036A patent/JP2010128209A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018010050A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 株式会社カラ−スペ−ス・ワム | カラーアレンジメント装置 |
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