JP2010125149A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、1ゲームあたりに賭けるメダル数であるベット数を遊技者が入力するためのベットスイッチユニットを有する遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine having a bet switch unit for a player to input a bet number which is the number of medals bet per game.
従来、一般的なスロットマシンは、例えば特許文献1に記載されているように、遊技者がメダルの賭数(ベット数)をベットボタンで設定した後、遊技者がスタートレバーを傾倒操作することで3個のリールが一斉に回転するようになっている。この時、従来のスロットマシンは、当該ゲームの入賞役の抽選を内部的な処理で行っている。次に、従来のスロットマシンは、各リールが所定の回転数に達した後、遊技者が3個のストップボタンを任意の順序で押圧操作することで、対応するリールをそれぞれ上述の抽選結果に基づいた回転位置で停止制御している。そして、スロットマシンは、停止した3個のリールによって表示される図柄が入賞役に対応する組み合せで有効なライン上に揃うと、入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルを遊技者に配当している。
Conventionally, in a general slot machine, as described in, for example,
近年実用化されているスロットマシンの多くは、ベットスイッチとして内部貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられるワンベットスイッチと、押圧操作されることで当該ゲームに最大枚数(例えば3枚)のメダルが賭けられるマックスベットスイッチの両方を設けている。 Many slot machines that have been put into practical use in recent years have a one bet switch in which one medal is bet on a game from medals stored internally as a bet switch, and a maximum number ( For example, a maximum bet switch for betting 3 medals is provided.
ここで、スロットマシンにおいては全てのメダルの賭け数を設定できるような構成を採る必要があるものの、遊技を進める際に遊技者は殆どマックスベットスイッチでベット数を設定しており、ワンベットスイッチを使用することは滅多にない。このため、スロットマシンでは、ワンベットスイッチを個別に搭載することで部品点数が増えてしまい、さらに、それら部品を格納するための空間をスロットマシン内部に確保しておかなければならないという問題があった。また、それらのスイッチにおける部品コストや組立工数が余計にかかってしまう点も問題であった。 Here, in the slot machine, it is necessary to adopt a configuration in which the bet number of all medals can be set, but when advancing the game, the player mostly sets the bet number with the Max bet switch. Is rarely used. For this reason, in the slot machine, the number of parts increases by mounting the one-bed switch individually, and there is a problem that a space for storing these parts must be secured in the slot machine. It was. In addition, parts cost and assembly man-hours for these switches are also problematic.
このことに対応して特許文献2に記載のスロットマシン(遊技機)には、ベットスイッチに、双投型両押しボタンスイッチを用い、前記押しボタンの一方の押圧領域がベット数3のMAXベット用の押圧領域であり、他方の押圧領域がベット数1の1ベット用、ベット数2の2ベット用もしくはベット数3のMAXベット用の押圧領域とすることで、マックスベットボタンとワンベットボタンの機能を一つのユニットに纏めたスロットマシンの技術が開示されている。
ところで、上述した従来の双投型両押しボタンスイッチを用いたベットスイッチでは、3枚賭け専用のスロットマシンに用いた場合、1つの押圧部材によるマックスベットボタンのみでメダルの賭数の操作を行えるにもかかわらず、誤ってワンベットボタンを操作することが多く、このような誤操作の時間分、ゲーム時間が長くなるという問題があった。 By the way, in the bet switch using the conventional double-throw type double push button switch described above, when used in a slot machine dedicated to three bets, the bet number of medals can be operated only by the maximum bet button by one pressing member. Nevertheless, the one-bet button is often operated by mistake, and there is a problem that the game time becomes longer by the time of such an erroneous operation.
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、複数の押圧部材の機能を一つのユニットに纏めるとともに遊技者が使用頻度の低い押圧部材を誤操作することを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a conventional problem, and it is possible to combine the functions of a plurality of pressing members into one unit and prevent a player from erroneously operating a pressing member that is less frequently used. The purpose is to provide a machine.
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、1ゲームあたりに賭けるメダル数であるベット数を遊技者が入力するためのベットスイッチユニットを有する遊技機であって、前記ベットスイッチユニットは、表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第1の押圧部材と、前記第1の押圧部材の側方に近接して配置され、表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第2の押圧部材と、表面側開放部に前記第1及び第2の押圧部材が挿入され、前記第1及び第2の押圧部材を押圧待機位置で係止させるとともに、前記第1及び第2の押圧部材を前記押圧待機位置から裏面側に往復移動自在な状態で保持するスイッチ本体と、前記第1及び第2の押圧部材を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第1及び第2の付勢手段と、押圧操作を受け付ける前記第1及び第2の押圧部材がそれぞれ第1及び第2の押圧距離以上押圧されることで前記第1及び第2の押圧部材の被検知部をそれぞれ検知する第1及び第2の押圧部材センサと、を備え、前記押圧待機位置における前記第1の押圧部材の前記押圧面は、前記押圧待機位置における前記第2の押圧部材の前記押圧面よりも前記スイッチ本体から突出する位置にあることを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the invention according to
請求項2に記載の発明は、1ゲームあたりに賭けるメダル数であるベット数を遊技者が入力するためのベットスイッチユニットを有する遊技機であって、前記ベットスイッチユニットは、表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第1の押圧部材と、前記第1の押圧部材の側方に近接して配置され、表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第2及び第3の押圧部材と、表面側開放部に前記第1乃至第3の押圧部材が挿入され、前記第1乃至第3の押圧部材を押圧待機位置で係止させるとともに、前記第1乃至第3の押圧部材を前記押圧待機位置から裏面側に往復移動自在な状態で保持するスイッチ本体と、前記第1乃至第3の押圧部材を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第1乃至第3の付勢手段と、押圧操作を受け付ける前記第1乃至第3の押圧部材がそれぞれ第1乃至第3の押圧距離以上押圧されることで前記第1乃至第3の押圧部材の被検知部をそれぞれ検知する第1乃至第3の押圧部材センサと、を備え、前記押圧待機位置における前記第1の押圧部材の前記押圧面は、前記押圧待機位置における前記第2及び第3の押圧部材の前記押圧面よりも前記スイッチ本体から突出する位置にあることを特徴とする。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技機であって、 前記第2の押圧部材の第2の押圧距離は、前記第1の押圧部材の第1の押圧距離より長いことを特徴とする。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の遊技機であって、前記第3の押圧部材の第3の押圧距離は、前記第1の押圧部材の第1の押圧距離より長いことを特徴とする。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技機であって、前記第2の押圧部材センサが前記第2の押圧部材の被検知部を一回検知する毎に前記ベット数が予め決められた最大数に到達するまで当該ベット数を1ずつ増加させ、前記第1押圧部材センサが前記第1の押圧部材の被検知部を検知した場合に前記ベット数を前記最大数に到達させることを特徴とする。 A fifth aspect of the present invention is the gaming machine according to any one of the first to fourth aspects, wherein the second pressing member sensor detects the detected portion of the second pressing member once. The bet number is increased by 1 until the bet number reaches a predetermined maximum number, and the bet number is increased when the first pressing member sensor detects the detected portion of the first pressing member. The maximum number is reached.
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の遊技機であって、投入されたメダル及び入賞により配当されたメダルの内部貯留を行う内部貯留手段と、メダルを払い出すメダル払出口と、を更に備え、前記第3の押圧部材センサが前記第3の押圧部材の被検知部を検知した場合に前記内部貯留したメダルを精算して前記メダル払出口から払い出すことを特徴とする。 A sixth aspect of the present invention is the gaming machine according to any one of the second to fifth aspects, wherein an internal storage means for internally storing inserted medals and medals paid out by winning, and paying out medals And a medal payout port for paying out, and when the third pressing member sensor detects a detected portion of the third pressing member, the medal stored inside is settled and paid out from the medal payout port. It is characterized by.
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の遊技機であって、前記第1の押圧部材には、前記第2の押圧部材の押圧面側に隙間を介して配置され、前記第2の押圧部材の押圧面を部分的に覆う延出部が設けられていることを特徴とする。 A seventh aspect of the present invention is the gaming machine according to any of the first to sixth aspects, wherein the first pressing member has a gap on the pressing surface side of the second pressing member. An extending portion that is disposed and partially covers the pressing surface of the second pressing member is provided.
請求項8に記載の発明は、請求項2乃至6のいずれかに記載の遊技機であって、前記第1の押圧部材には、前記第2及び第3の押圧部材の押圧面側にそれぞれ隙間を介して配置され、前記第2及び第3の押圧部材の押圧面をそれぞれ部分的に覆う前記第1及び第2の延出部が設けられていることを特徴とする。
The invention according to
本発明の遊技機によれば、ベットスイッチユニットにおいて、第1の押圧部材の押圧待機位置における押圧面は、第2の押圧部材の押圧待機位置における押圧面よりも前記スイッチ本体から突出する位置にあるので、第2の押圧部材を使用頻度の低い押圧部材に設定することで、複数の押圧部材の機能を一つのユニットに纏めるとともに遊技者が使用頻度の低い押圧部材を誤操作することを防止することができ、遊技機の製造コストを抑制するとともにゲーム時間が必要以上に長くなることを防止することができる。 According to the gaming machine of the present invention, in the bet switch unit, the pressing surface at the pressing standby position of the first pressing member is positioned so as to protrude from the switch body than the pressing surface at the pressing standby position of the second pressing member. Therefore, by setting the second pressing member as a pressing member having a low usage frequency, the functions of the plurality of pressing members are integrated into one unit and the player is prevented from operating the pressing member having a low usage frequency by mistake. It is possible to reduce the manufacturing cost of the gaming machine and prevent the game time from becoming longer than necessary.
(1)第1の実施形態
以下、本発明に係る遊技機の好適な第1の実施形態を、スロットマシンを例に図面を参照して説明する。
(1) First Embodiment A preferred first embodiment of the gaming machine according to the present invention will be described below with reference to the drawings, taking a slot machine as an example.
図1は本発明の第1の実施形態によるスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。
FIG. 1 is a perspective view showing the external structure of the
図1において、スロットマシン1は、前方に開口を有する略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2に対して蝶番機構により回動可能に取付けられることで前記開口を開閉可能な状態で閉塞させる前扉3とを備えている。
In FIG. 1, the
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留するメダル受皿61が一体的に形成されたメダル受皿部6が設けられている。
The front side of the
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及びメダル受皿部6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル」が構成される。
An
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル部41が設けられている。パネル部41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成されている。
スロットマシン1は、このような表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視されるようになっている。
In the center of the
In the
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できる。
Here, in the
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部43と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部44a、44bが配置されている。
In the upper part of the
スロットマシン1は、ゲームの進行に応じて上述した演出用照明部43等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
The
また、演出用放音部44a、44bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓45に面して遊技機の演出装置として液晶表示装置46が配置されている。なお、液晶表示装置46は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
In addition, a liquid
操作卓7の上面右側には本実施形態の要部となるメダル投入部71が設けられている。メダル投入部71は、メダルを投入するためのメダル投入口72を有する。操作卓7の上面左側には、本発明の要部となるベットスイッチユニット200が設けられている。このベットスイッチユニット200には、押しボタンスイッチであるマックスベットボタン73と1ベットボタン74が設けられている。
On the right side of the upper surface of the
マックスベットボタン73と1ベットボタン74はスロットマシン1の1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。本スロットマシン1においては、ゲームを開始する際に、マックスベットボタン73が1回押圧操作されることで内部貯留されているメダルから当該ゲームに最大賭数(例えば3枚)までメダルが一度に賭けられる。また、ゲームを開始する際に、1ベットボタン74が1回押圧操作される毎に、内部貯留されているメダルから1枚ずつゲームに対して最大賭数(例えば3枚)になるまで賭けられる。なお、マックスベットボタン73は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
The
操作卓7の前面パネル70の左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバーユニット75が設けられている。スタートレバーユニット75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能なスタートレバー91を備え、スタートレバー91が傾倒操作されるとオン、スタートレバー91から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
On the left side of the
また、操作卓7の前面パネル70の左側のスタートレバーユニット75より右側には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
Further, stop
さらに、操作卓7の前面パネル70の左上隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、内部貯留したメダルやゲームに賭けられたメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
Further, in the upper left corner of the
操作卓7の前面パネル70の右上側には、後述のメダル選別装置34(図2参照)で詰まったメダルを返却させるための詰まり解除ボタン78が設けられている。
On the upper right side of the
操作卓7の右隅には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴79が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴79に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
A
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクタの絵などを表示する表示パネル51が設けられている。
The lower panel portion 5 is provided with a
下部パネル部5の下側に配置されたメダル受皿部6には、入賞時にメダルを払い出すメダル払出口62と、払い出されたメダルを貯留するメダル受皿61と、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する左右の演出用放音部63a、63bとが配置されている。
The medal tray 6 disposed below the lower panel 5 includes a
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。
Next, the internal structure of the
図2は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。
FIG. 2 shows the internal structure of the
図2において、筐体2の前方には開口8を有している。この開口8内の上部には、左右のブラケット部材81、82を介して硬質プラスチックの基板ケース80に収納された主制御基板20が取付けられている。主制御基板20は、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPUを備えている。
In FIG. 2, an
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたリールモータによって回転駆動される。
A
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する前記リールモータへ1−2相の駆動パルス信号を送出するリール基板110が取付けられている。主制御基板20は、リール基板110に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転、制動及び停止の制御を行っている。
In addition, a
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、電源ユニット23が設けられている。電源ユニット23の内部の右側には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。
Below the
電源ユニット23は、ハーネスを介してホッパ装置21及び主制御基板20等の電気部品と電気的に接続する。また、電源ユニット23は、前記筐体2の壁面の貫通孔9に挿通された電源コード10を介して筐体2の外部から電力が供給され、供給された電力から所定の電圧値の電力を生成してホッパ装置21及び主制御基板20等の電気部品に供給する。ホッパ装置21の前面には、メダルを排出するメダル排出口25が設けられている。ホッパ装置21の上部にはメダルを貯留するメダル収納部26が設けられている。
The
更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子板27が取付けられている。
Further, an external
一方、前扉3の裏面側上部には、発光駆動部31が配置されている。発光駆動部31には、上述の演出用照明部43(図1参照)の光源である高輝度の発光ダイオードが複数配列され、この発光ダイオードを発光駆動する駆動回路が実装されている。
On the other hand, a light
また、前扉3の裏面側上部には、上述の演出用放音部44a、44b(図1参照)に対向してスピーカ32a、32bが取付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示装置46が取付けられている。更に、液晶表示装置46の裏面側には、電気回路基板で形成され硬質プラスチックの基板ケース90に収納されたサブ制御基板40が取付けられている。
In addition,
主制御基板20及びサブ制御基板40は、スロットマシン1の作動を制御する制御基板である。
The
サブ制御基板40の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板47が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバーユニット75(図1参照)及びストップボタン76a、76b、76c(図1参照)等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
A
メダル選別装置34は、メダル投入口72に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
The
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル払出口62へ案内するキャンセルシュート部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21のメダル排出口25から排出されたメダルをメダル払出口62へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル払出口62に隣接して、上述した演出用放音部63a、63b(図1参照)に対向するスピーカ38a、38bが取付けられている。
Below the main body of the
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示装置46による演出映像の表示制御、上述の演出用照明部43の発光駆動部31を用いた演出発光制御、及び演出用放音部44a、44b、63a、63bのスピーカ32a、32b、38a、38bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
Note that the overall operation of the
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
Next, a control system provided in the
図3はスロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram showing a control system of the
図3において、主制御基板20は、メインCPU120と、記憶部121と、乱数発生器122と、I/F回路123と、発光駆動回路124と、ソレノイド駆動回路125とを主要構成として備えている。
In FIG. 3, the
記憶部121は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、主要構成としてプログラムROM131と制御RAM132を有している。記憶部121のプログラムROM131には、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム133が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部121のプログラムROM131に記憶されたシステムプログラム133に従ってメインCPU120が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。
The
また、記憶部121の制御RAM132にはメダルクレジット手段136が設けられている。メダルクレジット手段136はスロットマシン1が内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
The
また、主制御基板20のメインCPU120には、中央表示基板33及びI/F回路123を介して、スタートレバーユニット75のフォトセンサ、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77、ベットスイッチユニット200のフォトセンサ等の操作スイッチ類が接続されるとともに、中央表示基板33及びI/F回路123を介してメダル選別装置34のメダルセンサ141が接続されている。また、主制御基板20のメインCPU120には、I/F回路123を介して発光駆動回路124及びソレノイド駆動回路125が接続されている。発光駆動回路124には、中央表示基板33を介してベットスイッチユニット200が接続されている。ソレノイド駆動回路125は、中央表示基板33を介してメダル選別装置34のフラッパータイプソレノイド142が接続されている。
The
また、主制御基板20には、電源装置基板25が接続されている。電源装置基板25は、主制御基板20のメインCPU120からI/F回路123を介して送信されるコマンドデータに基づいてメダル払出装置であるホッパ装置21を駆動する。スタートレバーユニット75は、前記スタートレバー91の傾倒操作を検出するフォトセンサを備えている。フォトセンサの検出出力である傾動検出信号は、中央表示基板33及び主制御基板20に設けられたI/F回路123を介してメインCPU120に受信される。
In addition, a
フラッパータイプソレノイド142は、メダル選別装置34に流下するコインを強制排除する場合に用いられるメダルブロッカを駆動するためのものである。メインCPU120は、主制御基板20に設けられたソレノイド駆動回路125を制御することでフラッパータイプソレノイド142のオン、オフを行う。
The
主制御基板20のメインCPU120は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ141からの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
The
また、主制御基板20のメインCPU120は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ141がメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
When the operation mode is the medal bet standby state and the
また、主制御基板20のメインCPU120は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ141がメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段136のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段136の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
In addition, when the operation mode is the medal credit input standby state and the
一方、左中右のリール101a、101b、101cには、リールセンサ103a、103b、103cが設けられている。
On the other hand,
主制御基板20のメインCPU120は、リール基板110及びI/F回路123を介してリールセンサ103a、103b、103cの検出信号を受信し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、I/F回路123を介してリール基板110に所定の回胴駆動パルスデータを送信する。リール基板110は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って左中右のリールモータ102a、102b、102cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
The
また、主制御基板20のメインCPU120は、入賞が確定した場合等において、I/F回路123及び電源装置基板25を介してホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルをメダル受皿61に払い出す。
Further, the
さらに、主制御基板20のメインCPU120は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段136が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
Further, when the
一方、主制御基板20の記憶部121のプログラムROM131には、入賞抽選テーブル134が記憶されている。また、記憶部121の制御RAM132には、内部当選した入賞役に対応するフラグを記憶する内部抽選フラグ記憶領域137、前記入賞役を抽選する抽選確率の設定を記憶する設定記憶領域138が設定されている。
On the other hand, a winning lottery table 134 is stored in the
サブ制御基板40は、主制御基板20からの制御信号に基づいて演出用放音部62a、62b(図1参照)のスピーカ38a、38b等の演出装置50を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
The
メインCPU120は、I/F回路123を介したスタートレバーユニット75からの操作検出信号がスタートレバー91の傾倒操作の検出を示すことを契機に乱数発生器122から乱数値を取得し、設定記憶領域138に記憶された設定に対応する入賞抽選テーブル134を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、メインCPU120は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、記憶部121の内部抽選フラグ記憶領域137における当選した入賞役のフラグをオンにする。メインCPU120は、乱数値に対応する入賞役が存在しない場合、抽選結果をハズレにし、記憶部121の内部抽選フラグ記憶領域137におけるハズレのフラグをオンにする。
The
ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。 Here, the lottery method of winning combination is called “internal lottery”.
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
Next, an outline of the game operation in the
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。次に、遊技者がメダル投入ガイド71のメダル投入口72にメダルを投入し、もしくは、マックスベットボタン73を一回押圧操作するか1ベットボタン74を三回押圧操することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数(例えば、3枚)のメダルが賭けられゲームを準備する。
The
ゲーム準備の状態でスタートレバーユニット75のスタートレバー91が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、スタートレバー91が傾倒操作を起因として3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ記憶領域に記憶される。また、メインCPU120は、内部抽選に抽選結果に応じて演出乱数テーブル135の種類の選択を行う。
When the
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ記憶領域に記憶された内部抽選の入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
Next, when one of the
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20により制御RAM132の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルをメダル受皿61へ払い出す。
When these symbol combinations match and the winning combination is confirmed, the
また、スロットマシン1は、マックスベットボタン73と1ベットボタン74の操作を受け付ける状態になった場合、発光駆動回路124を制御してベットスイッチユニット200に対してマックスベットボタン73と1ベットボタン74の裏側から発光を行わせる。
Further, when the
以下、ベットスイッチユニット200の構成および動作を、図4乃至図18を参照して詳細に説明する。
Hereinafter, the configuration and operation of the
図4は、ベットスイッチユニット200の分解斜視図である。
FIG. 4 is an exploded perspective view of the
図4において、ベットスイッチユニット200は、マックスベットボタン73、1ベットボタン74、スイッチ本体201、電気回路基板202、裏カバー203及びコイルばね204、205、206をネジ207、208により組み立てて構成されている。
4, the
マックスベットボタン73は、近赤外線吸収性能を有する透明性樹脂材料を素材とし金型で一体形成されたものであり、表側に押圧用の平面を押圧面210として形成する押圧部211と、押圧部211の縁から下方に延出する筒状部212とを一体に備えており、押圧部211をスイッチ本体201の開放部272から外向きに突出させた状態で配置される。
The
押圧部211は、全体形が楕円形状に形成されるとともに、楕円形状の短径方向の一方の側に半円形の切欠き部213を形成したものである。切欠き部213を除く楕円形状の押圧部211の外周の裏側にはスイッチ本体201側に延出する曲面部214が形成され、切欠き部213の縁の裏側にはスイッチ本体201側に延出する曲面部215が形成されている。曲面部214、215は前述の筒状部212を構成している。曲面部215により形成される空間は、筒状部212の凹部216になっている。
The
マックスベットボタン73の左右内側には、それぞれコイルばね204、205の一端側が挿入されるコイルばね挿入部221、222が一体形成されている。
Coil
コイルばね挿入部221、222は、それぞれコイルばね204、205を囲む壁部223、224の内側にリブ225、226を形成したものである。マックスベットボタン73の内側の曲面部215に対向する側には、平面部227が一体形成されている。平面部227の下端は、後述のフォトセンサ301により検出されるようになっている。
The coil
筒状部212の左右外側面の下端近傍にはそれぞれ爪部231、232が形成されている。爪部231、232の両脇には、筒状部212の爪部231、232より上側の部分の弾性変形を容易にするための一対のスリット233が形成されている。
1ベットボタン74は、近赤外線吸収性能を有する透明性樹脂材料を素材とし金型で一体形成されたものであり、表側に押圧用の円形の平面を押圧面240として形成する押圧部241と、押圧部241の縁から裏側に拡開延出する拡開部242と、拡開部242の裏側に延出する円筒部243とを一体に備えており、円筒部243の一部がマックスベットボタン73の凹部216に挿入された状態で押圧部241をスイッチ本体201から外向きに露出させた状態で配置される。
The 1-
1ベットボタン74の内側の前後左右には、コイルばね204の一端側を係止して保持する板状部251、252、253、254が一体形成されている。後側の板状部252の下端側は、後述のフォトセンサ302により検出されるようになっている。
Plate-
円筒部243の左右外側面の下端近傍にはそれぞれ爪部261、262が形成されている。爪部261、262の両脇には、円筒部243の爪部261、262より上側の部分の弾性変形を容易にするための一対のスリット263が形成されている。
スイッチ本体201は、一端と他端に開放部272、273を形成する筒状部271を備え、筒状部271の開放部272の周りにフランジ部274を有し、筒状部271の開放部273近傍の内周に逆フランジ部275を設けている。
The
開放部272は、楕円形状の部分276を有するとともに、楕円形状の部分276の短径方向の一方の側に半円形の膨出部277を形成したものである。開放部272の膨出部277を除く楕円形状の縁には下方に延出する曲面部281が形成されている。
The
曲面部281の内周面は、マックスベットボタン73の曲面部214の外周面が摺動可能な状態で密接するようになっている。
The inner peripheral surface of the
開放部272の膨出部277の縁には下方に延出する曲面部282が形成されている。曲面部282の内周面は、1ベットボタン74の円筒部243の外周面が摺動可能な状態で密接するようになっている。
A
曲面部281、282は前述の筒状部271を形成する。曲面部281の左右両脇には、マックスベットボタン73の爪部231、232が挿入して係止するスリット283、284が形成されている。曲面部282の左右両脇には、1ベットボタン74の爪部261、262が挿入して係止するスリット285、286が形成されている。
The
曲面部281、282の下端には、それぞれネジ207、208のネジ部が螺入されるネジ孔287、288が形成されている。
Screw holes 287 and 288 into which screw portions of
電気回路基板202は、楕円形部291の短径方向の一方の側に半円形の膨出部292を形成したものである。
The
電気回路基板202の実装面となる一方の板面には、フォトセンサ301、302と、発光ダイオード303、304、305、306と、コネクタ307とが実装されている。コネクタ307には、ハーネス209の一端側が接続されている。電気回路基板202の楕円形部291の実装面の左右には、それぞれコイルばね204、205の他端側の位置を決めるためのピン294、295が設けられている。また、楕円形部291の縁部には、ハーネス209が挿入される切欠き296が形成されている。
フォトセンサ301、302は、近赤外線による透過式のフォトセンサを用いており、近赤外線を発光する発光素子と近赤外線の受光検出する受光素子とから構成されている。
The
裏カバー203は、楕円形部311の短径方向の一方の側に半円形の膨出部312を形成したものである。
The
裏カバー203の内側面には、電気回路基板202の配線に接触するのを防止するための突起部313、314、315、316が上方に突出して形成されている。裏カバー203には、ネジ207、208のネジ部がそれぞれ挿通されるネジ挿通孔317、318と、ハーネス209が挿通される貫通部319が形成されている。ハーネス209の他端側は、中央表示基板33に接続されるようになっている。
On the inner side surface of the
以下、ベットスイッチユニット200の組み立て方法を説明する。
Hereinafter, a method for assembling the
まず、作業者は、図4に示すスイッチ本体201の開放部272から曲面部281の内側にマックスベットボタン73を挿入し、筒状部212の爪部231、232より上側の部分を内側に弾性変形させて移動させ、スリット283、284にマックスベットボタン73の爪部231、232をそれぞれ挿入して係止させる。
First, the operator inserts the
次に、作業者は、スイッチ本体201の開放部272から曲面部282の内側に1ベットボタン74を挿入し、円筒部243の爪部261、262より上側の部分を内側に弾性変形させて移動させ、スリット285、286に1ベットボタン74の爪部261、262をそれぞれ挿入して係止させる。
Next, the operator inserts the 1-
次に、作業者は、スイッチ本体201の裏側の開放部273からマックスベットボタン73のコイルばね挿入部221、222にそれぞれコイルばね204、205の一端側を挿入し、1ベットボタン74の下方からコイルばね206の一端側を板状部251、252、253、254の間に保持させる。
Next, the operator inserts one end side of the coil springs 204 and 205 into the coil
次に、作業者は、電気回路基板202のピン294、295をコイルばね204、205の他端側のコイル内に挿入し、電気回路基板202の発光ダイオード306をコイルばね206の他端側のコイル内に挿入した状態で、電気回路基板202をスイッチ本体201の開放部273からスイッチ本体201内に挿入して、電気回路基板202の周辺部を逆フランジ部275に係止させる。
Next, the operator inserts the
次に、作業者は、裏カバー203の内側面をスイッチ本体201の開放部273に向けた状態で、ハーネス209を貫通部319に挿通させ、裏カバー203の外側からネジ207、208をそれぞれ裏カバー203のネジ挿通孔317、318に挿通し、それぞれスイッチ本体201のネジ孔287、288に螺入して締め付けることでスイッチ本体201に裏カバー203をネジ止め固定する。
Next, with the inner surface of the
この状態では、電気回路基板202は、スイッチ本体201内で逆フランジ部275と裏カバー203の突起部313、314、315、316との間に挟まれて固定される。
In this state, the
コイルばね204、205は、電気回路基板202とマックスベットボタン73のコイルばね挿入部221、222との間に介挿してマックスベットボタン73を開放部272から突出する方向に付勢する。コイルばね206は、電気回路基板202と1ベットボタン74の板状部251、252、253、254との間に介挿して1ベットボタン74をスイッチ本体201の内側から開放部272側へ付勢する。
The coil springs 204 and 205 are inserted between the
図5はベットスイッチユニット200の斜め後方から見た斜視図である。図6はベットスイッチユニット200の斜め前方から見た斜視図である。図7はベットスイッチユニット200の平面図である。
FIG. 5 is a perspective view of the
図5及び図6において、スイッチ本体201の開放部272からは、マックスベットボタン73を押圧部211及び筒状部212の上部が突出している。押圧部211の表面である押圧面210には、図5乃至図7に示すように、「MAXBET」の文字321と曲がった矢印状の奥及び手前の模様322、323が印刷されている。
5 and 6, the upper part of the
図5において、マックスベットボタン73の凹部216とスイッチ本体201の膨出部277により形成される開放部には、1ベットボタン74の押圧部241が露出した状態になる。押圧部241の表面である押圧面240には、「1BET」の文字324が印刷されている。
In FIG. 5, the
図8はベットスイッチユニット200の動作を説明する説明図であり、図8(a)はマックスベットボタン73と1ベットボタン74に対して操作が行われていない状態を示し、図8(b)はマックスベットボタン73に対して操作が行われた状態を示し、図8(c)は1ベットボタン74に対して操作が行われた状態を示している。
FIG. 8 is an explanatory view for explaining the operation of the
図8(a)において、マックスベットボタン73は、操作が行われていない状態で、スリット283、284(図4参照)に爪部231、232(図4参照)が係止することで、スイッチ本体201の開放部272からの突出量がAとなっている。マックスベットボタン73は、コイルばね204、205(図4参照)により上側に付勢された状態にあり、図8(a)の状態で停止している。
In FIG. 8A, the
1ベットボタン74は、操作が行われていない状態で、スリット285、286(図4参照)に爪部261、262(図4参照)が係止することで、スイッチ本体201の開放部272からの突出量がほぼ略0となっている。1ベットボタン74は、コイルばね206により上側に付勢された状態にあり、図8(a)の状態で停止している。
When the 1-
スロットマシン1の主制御基板20(図3参照)は、マックスベットボタン73と1ベットボタン74の操作が有効な状態、即ち、メダルを賭けるのを待っている状態の場合、発光駆動回路124(図3参照)により発光ダイオード303、304、305、306(図4参照)を発光させてマックスベットボタン73と1ベットボタン74を光らせる。
The main control board 20 (see FIG. 3) of the
遊技者がマックスベットボタン73の押圧部211の押圧面210に対して押圧操作を行った場合、マックスベットボタン73はコイルばね204、205(図4参照)の付勢に逆らってスイッチ本体201の開放部272の奥方に押し込まれ、図8(b)に示すようにマックスベットボタン73の平面部227の下端がフォトセンサ301により検出された状態でマックスベットボタン73の下端が逆フランジ部275に当接して停止する。これにより、主制御基板20のメインCPU120は、フォトセンサ301の検出結果に基づいてゲームのベット数が前記最大数に到達するまで内部貯留されたメダルをゲームに賭ける。
When the player performs a pressing operation on the
遊技者が1ベットボタン74の押圧部241の押圧面240に対して押圧操作を行った場合、1ベットボタン74はコイルばね206の付勢に逆らってスイッチ本体201の開放部272の奥方に押し込まれ、図8(c)に示すように1ベットボタン74の板状部252の下端側がフォトセンサ302により検出された状態で1ベットボタン74の下端が逆フランジ部275に当接して停止する。これにより、主制御基板20のメインCPU120は、フォトセンサ302の検出結果に基づいてゲームのベット数が前記最大数に到達するまで内部貯留されたメダルを一枚当該ゲームに賭ける。
When the player performs a pressing operation on the
また、図8(a)に示す1ベットボタン74の押圧待機位置から板状部252の下端側がフォトセンサ302により検出されるまでの押圧距離Cは、マックスベットボタン73の押圧待機位置から平面部227の下端側がフォトセンサ301により検出されるまでの押圧距離Bより長くなっている。
Also, the pressing distance C from the pressing standby position of the 1-
以上に説明した構成及び動作を纏めて説明すると、スロットマシン1は、1ゲームあたりに賭けるメダル数であるベット数を遊技者が入力するためのベットスイッチユニット200を有する遊技機になっている。
The configuration and operation described above will be described collectively. The
マックスベットボタン73は、表側の押圧面210に対して押圧操作を行うことが可能な第1の押圧部材となっている。
The
1ベットボタン74は、前記マックスベットボタン73の側方に近接して配置され、表側の押圧面240に対して押圧操作を行うことが可能な第2の押圧部材になっている。
The 1-
スイッチ本体201は、表面側開放部272に前記マックスベットボタン73及び1ベットボタン74が挿入され、前記マックスベットボタン73及び1ベットボタン74を押圧待機位置で係止させるとともに、前記マックスベットボタン73及び1ベットボタン74を前記押圧待機位置から裏面側に往復移動自在な状態で保持する。
In the
コイルばね204、205は、前記マックスベットボタン73を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第1の付勢手段になっている。
The coil springs 204 and 205 serve as first urging means for urging the
コイルばね206は、前記1ベットボタン74を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第2の付勢手段になっている。
The
フォトセンサ301、302は、押圧操作を受け付ける前記マックスベットボタン73及び1ベットボタン74がそれぞれ第1及び第2の押圧距離C、B以上押圧されることで前記マックスベットボタン73及び1ベットボタン74の被検知部をそれぞれ検知する第1及び第2の押圧部材センサになっている。
The
前記マックスベットボタン73の押圧待機位置における押圧面210は、前記1ベットボタン74の押圧待機位置における押圧面240よりもスイッチ本体201から突出する位置にある。
The
スロットマシン1は。前記フォトセンサ302が1ベットボタン74の被検知部を一回検知する毎に前記ベット数が予め決められた最大数に到達するまで当該ベット数を1ずつ増加させ、前記フォトセンサ301が前記マックスベットボタン73の被検知部を検知した場合に前記ベット数を前記最大数に到達させる。
前記マックスベットボタン73は、ベットスイッチユニット200がスロットマシン1に取り付けられた状態において、前記1ベットボタン74より手前側、即ち遊技者側に位置する。
The
このような実施形態によれば、使用頻度の高い押圧部材である前記マックスベットボタン73の押圧待機位置における押圧面210は、使用頻度の低い押圧部材である前記1ベットボタン74の押圧待機位置における押圧面240よりもスイッチ本体201から突出する位置にあるので、複数の押圧部材の機能を一つのユニットに纏めるとともに遊技者が使用頻度の低い押圧部材を誤操作することを防止することができ、遊技機の製造コストを抑制するとともにゲーム時間が必要以上に長くなることを防止することができる。
According to such an embodiment, the
さらに、本実施形態によれば、1ベットボタン74の押圧待機位置から板状部252の下端側がフォトセンサ302により検出されるまでの押圧距離Cは、マックスベットボタン373の押圧待機位置から平面部227の下端側がフォトセンサ301により検出されるまでの押圧距離Bより長くなっているので、更に1ベットボタン74の誤操作を防止することができる。
Further, according to the present embodiment, the pressing distance C from the pressing standby position of the 1
(2)第2の実施形態
以下、本発明に係る遊技機の好適な第2の実施形態を図面を参照して説明する。
(2) Second Embodiment Hereinafter, a preferred second embodiment of the gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図9は、本発明の第2の実施形態によるベットスイッチユニット400の分解斜視図である。尚、第2の実施形態では、図1に示した精算ボタン77の機能をベットスイッチユニット400に設けたものであり、精算ボタンとベットスイッチユニット以外の部分は第1の実施形態と同様になっている。図9において図4乃至図8に示した第1の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を説明を省略する。
FIG. 9 is an exploded perspective view of a
図9において、ベットスイッチユニット400は、マックスベットボタン373、1ベットボタン74、精算ボタン374、スイッチ本体401、電気回路基板402、裏カバー403及びコイルばね204、205、206、406をネジ207、408、508により組み立てて構成されている。
In FIG. 9, the
マックスベットボタン373は、近赤外線吸収性能を有する透明性樹脂材料を素材とし金型で一体形成されたものであり、表側に押圧用の平面を押圧面410として形成する押圧部411と、押圧部411の縁から下方に延出する筒状部412とを一体に備えており、押圧部411をスイッチ本体401の開放部472から外向きに突出させた状態で配置される。
The
押圧部411は、全体形が楕円形状に形成されるとともに、楕円形状の短径方向の一方の側の右寄り及び左寄りに半円形の切欠き部413、513を形成したものである。切欠き部413、513を除く楕円形状の押圧部411の外周にはスイッチ本体401側に延出する曲面部414が形成され、切欠き部413、513の縁にはスイッチ本体401側に延出する曲面部415、515がそれぞれ形成されている。曲面部414、415、515は前述の筒状部412を構成している。曲面部415、515により形成される空間は、筒状部412の凹部416、516になっている。
The
マックスベットボタン373の左右内側には、図4の実施形態と同様のコイルばね204、205の一端側がそれぞれ挿入されるコイルばね挿入部221、222が一体形成されている。
Coil
マックスベットボタン373の内側の曲面部415、515の中間に対向する側には、図4の実施形態と同様の平面部227が一体形成されている。平面部227の下端は、フォトセンサ301により検出されるようになっている。
On the side facing the middle of the
筒状部412の左右外側面の下端近傍には図4の実施形態と同様の爪部231、232とスリット233が形成されている。
1ベットボタン74は、図4の実施形態と同様の構造になっており、円筒部243の一部がマックスベットボタン373の凹部416に挿入された状態で押圧部241の押圧面240をスイッチ本体401から外向きに露出させた状態で配置される。1ベットボタン74の後側の板状部252の下端側は、後述のフォトセンサ502により検出されるようになっている。
The 1-
精算ボタン374は、近赤外線吸収性能を有する透明性樹脂材料を素材とし金型で一体形成されたものであり、表側に押圧用の円形の平面を押圧面540として形成する押圧部541と、押圧部541の縁から裏側に拡開延出する拡開部542と拡開部542から裏側に延出する円筒部543とを一体に備えており、円筒部543の一部がマックスベットボタン373の凹部516に挿入された状態で押圧部541の押圧面540をスイッチ本体401から外向きに露出させた状態で配置される。
The
精算ボタン374の内側の前後左右には、1ベットボタン74と同様の板状部251、252、253、254が一体形成されている。精算ボタン374の後側の板状部252の下端側は、後述のフォトセンサ602により検出されるようになっている。
Plate-
円筒部543には、1ベットボタン74と同様の爪部261、262及びスリット263が形成されている。
The cylindrical portion 543 is formed with
スイッチ本体401は、一端と他端に開放部472、473を形成する筒状部471を備え、筒状部471の開放部472の周りにフランジ部474を有し、筒状部471の開放部473近傍の内周に逆フランジ部475を設けている。
The
開放部472は、楕円形状の部分476を有するとともに、この楕円形状の部分476の短径方向の一方の側の右寄り及び左寄りに半円形の膨出部477、577を形成したものである。
The
開放部472の膨出部477、577を除く楕円形状の縁には下方に延出する曲面部481が形成されている。曲面部481の内周面は、マックスベットボタン373の曲面部414の外周面が摺動可能な状態で密接するようになっている。
A
開放部472の膨出部477、577の縁には下方に延出する曲面部482、582が形成されている。曲面部482の内周面は、1ベットボタン74の円筒部243の外周面が摺動可能な状態で密接するようになっている。曲面部582の内周面は、精算ボタン374の円筒部543の外周面が摺動可能な状態で密接するようになっている。
曲面部481、482、582は前述の筒状部471を形成する。曲面部481の左右両脇には、マックスベットボタン373の爪部231、232が挿入して係止するスリット483、484が形成されている。曲面部482の左右両脇には、1ベットボタン74の爪部261、262がそれぞれ挿入して係止するスリット485、486が形成されている。曲面部582の左右両脇には、精算ボタン374の爪部261、262が挿入して係止するスリット585、586が形成されている。
The
曲面部481、482、582の下端には、それぞれネジ207、408、508のネジ部が螺入されるネジ孔487、488、588が形成されている。
Screw holes 487, 488, and 588 into which the screw portions of the
電気回路基板402は、楕円形部491の短径方向の一方の側の右寄り及び左寄りに半円形の膨出部492、592を形成したものである。
The
電気回路基板402の実装面となる一方の板面には、フォトセンサ301、502、602と、発光ダイオード303、304、305、506、606と、コネクタ307とが実装されている。コネクタ307には、ハーネス209の一端側が接続されている。電気回路基板402の楕円形部491の実装面の左右には、コイルばね204、205の他端側の位置を決めるためのピン294、295が設けられている。楕円形部491の縁部には、ハーネス209が挿入される切欠き296が形成されている。
フォトセンサ502、602は、近赤外線による透過式のフォトセンサを用いており、近赤外線を発光する発光素子と近赤外線の受光検出する受光素子とから構成されている。
The
裏カバー403は、楕円形部511の短径方向の一方の側の右寄り及び左寄りに半円形の膨出部512、612を形成したものである。
The
裏カバー403の内側面には、電気回路基板402の配線に接触するのを防止するための突起部313、514、614、315、316が上方に突出して形成されている。裏カバー403には、ネジ207、408、508のネジ部が挿通されるネジ挿通孔317、518、618と、ハーネス209が挿通される貫通部319が形成されている。
On the inner side surface of the
以下、ベットスイッチユニット400の組み立て方法を説明する。
Hereinafter, a method for assembling the
まず、作業者は、図9に示すスイッチ本体401の開放部472から曲面部481の内側にマックスベットボタン373を挿入し、筒状部412の爪部231、232より上側の部分を内側に弾性変形させて移動させ、スリット483、484にマックスベットボタン373の爪部231、232をそれぞれ挿入して係止させる。
First, the operator inserts the
次に、作業者は、スイッチ本体401の開放部472から曲面部482の内側に1ベットボタン74を挿入し、スリット485、486に1ベットボタン74の爪部261、262をそれぞれ挿入して係止させる。
Next, the operator inserts the 1-
次に、作業者は、スイッチ本体401の開放部472から曲面部582の内側に精算ボタン374を挿入し、スリット585、586に精算ボタン374の爪部231、232をそれぞ挿入して係止させる。
Next, the operator inserts the
次に、作業者は、スイッチ本体401の裏側の開放部473からマックスベットボタン373のコイルばね挿入部221、222にコイルばね204、205の一端側を挿入し、1ベットボタン74の下方からコイルばね206の一端側を板状部251、252、253、254の間に保持させ、精算ボタン374の下方からコイルばね406の一端側を板状部251、252、253、254の間に保持させる。
Next, the operator inserts one end side of the coil springs 204 and 205 into the coil
次に、作業者は、電気回路基板402のピン294、295をそれぞれコイルばね204、205の他端側のコイル内に挿入し、電気回路基板402の発光ダイオード506、606をそれぞれコイルばね206、406の他端側のコイル内に挿入した状態で、電気回路基板402をスイッチ本体401の開放部473からスイッチ本体401内に挿入して、電気回路基板402の周辺部を逆フランジ部475に係止させる。
Next, the operator inserts the
次に、作業者は、裏カバー403の内側面をスイッチ本体401の開放部473に向けた状態で、ハーネス209を貫通部319に挿通させ、裏カバー403の外側からネジ207、408、508を裏カバー403のネジ挿通孔317、518、618に挿通し、スイッチ本体401のネジ孔487、488、588に螺入して締め付けることでスイッチ本体401に裏カバー403をネジ止め固定する。
Next, with the inner surface of the
この状態では、電気回路基板402は、スイッチ本体401内で逆フランジ部475と裏カバー403の突起部313、514、614、315、316との間に挟まれて固定される。
In this state, the
コイルばね204、205は、電気回路基板402とマックスベットボタン373のコイルばね挿入部221、222の間に介挿してマックスベットボタン373を開放部472から突出する方向に付勢する。コイルばね206は、1ベットボタン74をスイッチ本体401の内側から開放部472側へ付勢する。コイルばね406は、精算ボタン37をスイッチ本体401の内側から開放部472側へ付勢する。
The coil springs 204 and 205 are inserted between the
図10はベットスイッチユニット400の斜め後方から見た斜視図である。図11はベットスイッチユニット400の斜め前方から見た斜視図である。図12はベットスイッチユニット400の平面図である。
FIG. 10 is a perspective view of the
図10及び図11において、スイッチ本体401の開放部472からは、マックスベットボタン373を押圧部411及び筒状部412の上部が突出している。図10乃至図12において、押圧部411の押圧面410には、「「MAXBET」」の文字321と奥及び手前の模様322、323が印刷されている。
10 and 11, the upper portion of the
図10において、マックスベットボタン373の凹部416とスイッチ本体401の膨出部477により形成される開放部には、1ベットボタン74の押圧部241の押圧面240が露出した状態になる。押圧部441の表面には、「1BET」の文字324が印刷されている。
In FIG. 10, the
マックスベットボタン373の凹部516とスイッチ本体401の膨出部577により形成される開放部には、精算ボタン374の押圧部541の押圧面540が露出した状態になる。押圧部541の押圧面540には、「精算ボタン」の文字624が印刷されている。
The
マックスベットボタン373は、操作が行われていない状態で、スリット483、484(図9参照)に爪部231、232(図9参照)が係止することで、スイッチ本体401の開放部472からの突出量がAとなっている。
When the
1ベットボタン74は、操作が行われていない状態で、スリット485、486に爪部261、262が係止することで、スイッチ本体401の開放部472からの突出量がほぼ0となっている。
When the 1-
精算ボタン374は、操作が行われていない状態で、スリット585、586に爪部261、262が係止することで、スイッチ本体401の開放部472からの突出量がほぼ0となっている。
When the
スロットマシン1は、マックスベットボタン373と1ベットボタン74の操作が有効な状態、即ち、メダルを賭けるのを待っている状態の場合、発光ダイオード303、304、305、506を発光させてマックスベットボタン373と1ベットボタン74を光らせる。また、スロットマシン1は、内部保留したメダルの精算が可能な状態で、発光ダイオード606を発光させて精算ボタン374を光らせる。
When the operation of the
遊技者がマックスベットボタン373に対して押圧操作を行った場合、マックスベットボタン373はコイルばね204、205の付勢に逆らってスイッチ本体401の開放部472の奥方に押し込まれ、マックスベットボタン373の平面部227の下端がフォトセンサ301により検出された状態でマックスベットボタン373の下端が逆フランジ部475に当接して停止する。これにより、第2の実施形態のスロットマシンの主制御基板20のメインCPU120(図3参照)は、フォトセンサ301の検出結果に基づいてゲームのベット数が前記最大数に到達するまで内部貯留されたメダルをゲームに賭ける。
When the player performs a pressing operation on the
遊技者が1ベットボタン74に対して押圧操作を行った場合、1ベットボタン74はコイルばね206の付勢に逆らってスイッチ本体401の開放部472の奥方に押し込まれ、1ベットボタン74の板状部252の下端側がフォトセンサ502により検出された状態で1ベットボタン74の下端が逆フランジ部475に当接して停止する。これにより、主制御基板20のメインCPU120は、フォトセンサ502の検出結果に基づいてゲームのベット数が前記最大数に到達するまで内部貯留されたメダルを一枚当該ゲームに賭ける。
When the player performs a pressing operation on the 1-
遊技者が精算ボタン374に対して押圧操作を行った場合、精算ボタン374はコイルばね406の付勢に逆らってスイッチ本体401の開放部472の奥方に押し込まれ、精算ボタン374の板状部252の下端側がフォトセンサ602により検出された状態で精算ボタン374の下端が逆フランジ部475に当接して停止する。これにより、主制御基板20のメインCPU120は、フォトセンサ602の検出結果に基づいて内部保留したメダルやゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてメダル払出口62から払いだす。
When the player performs a pressing operation on the
また、1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧待機位置から板状部252の下端側がフォトセンサ502、602により検出されるまでの押圧距離は、マックスベットボタン373の押圧待機位置から平面部227の下端側がフォトセンサ301により検出されるまでの押圧距離より長くなっている。
以上に説明した構成及び動作を纏めて説明すると、マックスベットボタン373は、表側の押圧面420に対して押圧操作を行うことが可能な第1の押圧部材となっている。
Further, the pressing distance from the pressing standby position of the 1
If the structure and operation | movement demonstrated above are demonstrated collectively, the
1ベットボタン74及び精算ボタン374は、それぞれ前記マックスベットボタン373の側方に近接して配置され、表側の押圧面240、540に対して押圧操作を行うことが可能な第2及び第3の押圧部材になっている。
スイッチ本体401は、表面側開放部472に前記マックスベットボタン373、1ベットボタン74及び精算ボタン374が挿入され、前記マックスベットボタン373、1ベットボタン74及び精算ボタン374を押圧待機位置で係止させるとともに、前記マックスベットボタン373、1ベットボタン74及び精算ボタン374を前記押圧待機位置から裏面側に往復移動自在な状態で保持する。
The
In the
コイルばね204、205は、前記マックスベットボタン373を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第1の付勢手段になっている。
The coil springs 204 and 205 serve as first urging means for urging the
コイルばね206は、1ベットボタン74を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第2の付勢手段になっている。
The
コイルばね406は、精算ボタン374を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第3の付勢手段になっている。
The
フォトセンサ301、502、602は、押圧操作を受け付ける前記マックスベットボタン373、1ベットボタン74及び精算ボタン374がそれぞれ第1乃至第3の押圧距離以上押圧されることで前記マックスベットボタン373の被検知部である平面部227、1ベットボタン74の被検知部である板状部252及び精算ボタン374の被検知部である板状部252をそれぞれ検知する第1乃至第3の押圧部材センサになっている。
The
前記マックスベットボタン373の押圧待機位置における押圧面420は、前記1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧待機位置における押圧面240、540よりもスイッチ本体401から突出する位置にある。
The pressing surface 420 at the pressing standby position of the
1ベットボタン74の押圧待機位置から板状部252の下端側がフォトセンサ302により検出されるまでの前記第2の押圧距離は、マックスベットボタン373の押圧待機位置から平面部227の下端側がフォトセンサ301により検出されるまでの前記第1の押圧距離より長くなっている。
The second pressing distance from the pressing standby position of the 1
精算ボタン374の押圧待機位置から精算ボタン374の板状部252の下端側がフォトセンサ602により検出されるまでの前記第3の押圧距離は、マックスベットボタン73の押圧待機位置から平面部227の下端側がフォトセンサ301により検出されるまでの前記第1の押圧距離より長くなっている。
The third pressing distance from the pressing standby position of the
尚、本実施形態では、1ベットボタン74による前記第2の押圧距離と精算ボタン374による前記第3の押圧距離を同じにしているが、1ベットボタン74と精算ボタン374で板状部252の下端側の形成位置を変更することで前記第2の押圧距離と前記第3の押圧距離を異なる距離にすることも可能である。
In this embodiment, the second pressing distance by the 1-
第2の実施形態に用いられるメダルクレジット手段136(図3参照)は、投入されたメダル及び入賞により配当されたメダルの内部貯留を行う内部貯留手段となっている。 The medal credit means 136 (see FIG. 3) used in the second embodiment is an internal storage means for internally storing inserted medals and medals paid out by winning.
前記第3の押圧部材センサであるフォトセンサ602が精算ボタン374の板状部252の下端側を検知した場合は、第2の実施形態に用いられるスロットマシン1(図1参照)は、メダルクレジット手段136(図3参照)に内部貯留したメダルを精算して前記メダル払出口62(図1参照)から払い出す。
When the
このような実施形態によれば、使用頻度の高い押圧部材である前記マックスベットボタン373の押圧待機位置における押圧面420は、使用頻度の低い押圧部材である前記1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧待機位置における押圧面240、540よりもスイッチ本体201から突出する位置にあるので、複数の押圧部材の機能を一つのユニットに纏めるとともに遊技者が使用頻度の低い押圧部材を誤操作することを防止することができ、遊技機の製造コストを抑制するとともにゲーム時間が必要以上に長くなることを防止することができる。また、1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧待機位置から板状部252の下端側がフォトセンサ302により検出されるまでの押圧距離は、マックスベットボタン373の押圧待機位置から平面部227の下端側がフォトセンサ301により検出されるまでの前記第1の押圧距離より長くなっているので、更に1ベットボタン74及び精算ボタン374の誤操作を防止することができる。
According to such an embodiment, the pressing surface 420 at the pressing standby position of the
(3)第3の実施形態
以下、本発明に係る遊技機の好適な第3の実施形態を図面を参照して説明する。
(3) Third Embodiment Hereinafter, a preferred third embodiment of the gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図13は、本発明の第3の実施形態によるベットスイッチユニット700の斜視図である。
FIG. 13 is a perspective view of a
図13においてベットスイッチユニット700は、マックスベットボタン701の形状が第2の実施形態と異なるだけで、他の構成は図9乃至図12に示した第2の実施形態と同様になっている。マックスベットボタン701は、筒状部412に第2の実施形態と同様の凹部416、516が形成されているが、押圧部711は、全体形が楕円形状に形成されるだけで、図9に示した円形の切欠き部413、513が形成されておらず、凹部416、516の上部は、押圧部711の延出部712、713により覆われている。延出部712、713は、マックスベットボタン701が操作されていない状態で、1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧面240、540側にそれぞれ隙間を介して配置され、1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧面240、540をそれぞれ部分的に覆う。
In FIG. 13, the
このような実施形態によれば、図9乃至図12に示した第2の実施形態と同様の効果が得られるとともに、押圧部711の延出部712、713により更に1ベットボタン74及び精算ボタン374の誤操作を防止することができる。
According to such an embodiment, the same effects as those of the second embodiment shown in FIGS. 9 to 12 can be obtained, and the 1-
(4)第4の実施形態
以下、本発明に係る遊技機の好適な第4の実施形態を図面を参照して説明する。
(4) Fourth Embodiment Hereinafter, a preferred fourth embodiment of the gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図14は、ベットスイッチユニット800の斜視図である。
FIG. 14 is a perspective view of the
図14においてベットスイッチユニット800は、マックスベットボタン801及びスイッチ本体802の構造が第2の実施形態と異なるだけで、他の構成は図9乃至図12に示した第2の実施形態と同様になっている。マックスベットボタン801は、筒状部412に第2の実施形態と同様の凹部416、516が形成され、マックスベットボタン801の押圧部811は、楕円形状の短径方向の一方の側の凹部416、516の上側の位置にそれぞれリング状部812、813が形成されている。リング状部812、813の後ろ側には、スイッチ本体802側に延出する細長の板状部814、815がそれぞれ設けられている。スイッチ本体802には、板状部813、814の下部がそれぞれ挿入される隙間821、822が設けられている。
In FIG. 14, the
板リング状部812、813は、マックスベットボタン801が操作されていない状態で、1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧面240、540側にそれぞれ隙間を介して配置され、押圧面240、540の周辺部を覆ことで、押圧面240、540をそれぞれ部分的に覆う。また、1ベットボタン74及び精算ボタン374の押圧面240、540は、リング状部812、813のリング内に指を通すことで操作を行える。
The plate ring-shaped
このような実施形態によれば、図9乃至図12に示した第2の実施形態と同様の効果が得られるとともに、リング状部812、813により更に1ベットボタン74及び精算ボタン374の誤操作を防止することができる。
According to such an embodiment, the same effects as those of the second embodiment shown in FIGS. 9 to 12 can be obtained, and the 1-
(5)第5の実施形態
以下、本発明に係る遊技機の好適な第5の実施形態を図面を参照して説明する。
(5) Fifth Embodiment Hereinafter, a preferred fifth embodiment of the gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図15は本発明の第5の実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図であり、図15に示すベットモード切替スイッチ900及びベットモード切替スイッチ900に関わる主制御基板920の制御回路以外のスロットマシンの構成は図1乃至図8に示した第1の実施形態と同様である。
FIG. 15 is a block diagram showing a slot machine control system according to the fifth embodiment of the present invention, except for the bet
図15において、第5の実施形態の中央表示基板33には、マックスベット以外の遊技を行えなくするマックスベットモードを切替選択するベットモード切替スイッチ900を設けている。主制御基板920は、ベットモード切替スイッチ900によりマックスベットモードを切替選択された場合、記憶部921のプログラムROM922のシステムプログラム923に基づいてゲームに対するベット数が最大枚数に到達するまでは、1ベットボタン74(図5参照)が操作されたり、メダルの投入が行われたりした場合にもスタートレバー91(図1参照)の操作によるリールの回転制御を行わない。
In FIG. 15, the
このような実施形態によれば、ベットモード切替スイッチ900を用いてマックスベット以外の遊技を行えなくすることで、ベットミスを防ぐことができる。
According to such an embodiment, betting mistakes can be prevented by using the bet
尚、主制御基板920は、ベットモード切替スイッチ900によりマックスベットモードが切替選択されなかった場合、ゲームに対するベット数が最大枚数に到達しなくても、1ベットボタン74が操作されたり、メダルの投入が行われたりして1枚賭けや2枚賭けされた状態でスタートレバーユニット75の操作によるリールの回転制御を行い、ゲームを実行する。
Note that if the maximum bet mode is not selected by the bet
また、第5の実施形態のベットモード切替スイッチ等のマックスベットモードを切替選択するベットモード切替選択手段は、遊技者が切り替えることができるようにスロットマシンの外側に設けてもよいし、図15に示すように遊技場管理者のみが切り替えられる位置に設けてもよい。 Further, the bet mode switching selection means for switching and selecting the Max bet mode such as the bet mode switching switch of the fifth embodiment may be provided outside the slot machine so that the player can switch, as shown in FIG. As shown in FIG. 4, it may be provided at a position where only the game hall manager can be switched.
また、第5の実施形態において、マックスベットモード中に内部保留したメダルの残数が当該ゲームのマックスベット数に満たない場合は、マックスベットボタン73や1ベットボタン74が操作されると、この操作の直後に「ゲームを開始するのに必要なメダルが不足しています」等の警告を液晶表示装置46(図1参照)等に出すようにしてもよい。この状態ではゲームは行えない。
In the fifth embodiment, when the remaining number of medals held internally during the max bet mode is less than the max bet number of the game, when the
また、第5の実施形態の変形例として、ベットモード切替スイッチによりマックスベットモードが切替選択された状態において遊技者が1枚賭けや2枚賭けのマックスベット数に到達しない状態でゲームを行いたい場合に対応し、主制御基板920は、マックスベットボタン73で当該ゲームにマックスベット数が一旦設定された状態で、この後1ベットボタン74が押されると当該ゲームにベット数を1に戻し、この状態や、さらに1ベットボタン74でベット数が入力された状態で、1枚賭けや2枚賭けのゲームを行えるようにしてもよい。
Further, as a modification of the fifth embodiment, the player wants to play a game without reaching the maximum bet number of one bet or two bets in the state where the maximum bet mode is switched by the bet mode changeover switch. Corresponding to the case, the
また、第5の実施形態のベットモード切替スイッチを用いた構成及び変形例の構成は、図9乃至図14に示した第2乃至第4の実施形態にも適用できる。 Further, the configuration using the bet mode changeover switch of the fifth embodiment and the configuration of the modification can be applied to the second to fourth embodiments shown in FIGS. 9 to 14.
また、第1乃至第5の実施形態において、ゲームに対するマックスベット数は、必ずしも3枚ではなく、例えは通常ゲーム中に3枚遊技、ボーナスゲーム中に2枚遊技になる等各種適用可能である。 In the first to fifth embodiments, the maximum bet number for a game is not necessarily three, and various applications such as three games during a normal game and two games during a bonus game are applicable. .
1…スロットマシン、2…本体筐体、3…外装用前扉、
4…上部パネル部、5…下部パネル部、6…メダル受皿部、
7…操作卓、8…開口、9…貫通孔、10…電源コード、
20…主制御基板、21…ホッパ装置、22…補助貯留部、
23…電源ユニット、24…電源装置基板、25…メダル排出口、
26…メダル収納部、27…外部集中端子板、31…発光駆動部、
32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、35…ガイド部材、
36…ガイド部材、37…ガイド部材、38a、38b…スピーカ、
40…サブ制御基板、41…パネル部、
42…表示窓、43…演出用照明部、
44a、44b…演出用放音部、46…液晶表示装置、
45…表示窓、47…パネル板、50…演出装置、
51…表示パネル、61…メダル払出口、62…メダル受皿、
63a、63b…演出用放音部、
70…前面パネル、71…メダル投入ガイド、
72…メダル投入口、73…マックスベットボタン、
74…1ベットボタン、75…スタートレバーユニット、
76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…詰まり解除ボタン、79…鍵穴、
80、90…基板ケース、81、82…ブラケット部材、
100…リールユニット、101a、101b、101c…リール、
102a、102b、102c…リールモータ、
103a、103b、103c…リールセンサ、
110…回胴装置基板、120…CPU、
121…記憶部、122…乱数発生装置、123…I/F回路、
124…発光駆動回路、125…ソレノイド駆動回路、
131…プログラムROM、132…制御RAM、
133…システムプログラム、134…入賞抽選テーブル、
135…演出乱数テーブル、136…メダルクレジット手段、
137…内部抽選フラグ記憶領域、138…設定記憶領域、
200…ベットスイッチユニット、201…スイッチ本体、
202…電気回路基板、203…裏カバー、
204、205、206…コイルばね、207、208…ネジ、
210…押圧面、211…押圧部、212…筒状部、
213…切欠き部、214、215…曲面部、216…凹部、
221、222…コイルばね挿入部、223、224…壁部、
225、226…リブ、227…平面部、231、232…爪部、
233…スリット、240…押圧面、241…押圧部、
242…拡開部、243…円筒部、
251、252、253、254…板状部、261、262…爪部、
263…スリット、272、273…開放部、271…筒状部、
274…フランジ部、275…逆フランジ部、276…部分、
277…膨出部、281…曲面部、282…曲面部、
283、284、285、286…スリット、
287、288…ネジ孔、291…楕円形部、292…膨出部、
301、302…フォトセンサ、
303、304、305、306…発光ダイオード、
307…コネクタ、294、295…ピン、296…切欠き、
311…楕円形部、312…膨出部、
313、314、315、316…突起部、
317、318…ネジ挿通孔、319…貫通部、321…文字、
322、323…模様、324…文字、
373…マックスベットボタン、374…精算ボタン、
400…ベットスイッチユニット、401…スイッチ本体、
402…電気回路基板、403…裏カバー、406…コイルばね、
410…押圧面、411…押圧部、412…筒状部、
472…開放部、413、513…切欠き部、414…曲面部、
415、515…曲面部、416、516…凹部、
471…筒状部、472、473…開放部、
474…フランジ部、475…逆フランジ部、476…部分、
477、577…、481、482、582…曲面部、
483、484、485、486、585、586…スリット、
487、488、588…ネジ孔、491…楕円形部、
492、592…膨出部、
502、602…フォトセンサ、506、606…発光ダイオード、
508…ネジ、511…楕円形部、512、612…膨出部、
514、614…突起部、518、618…ネジ挿通孔、
540…押圧面、541…押圧部、542…拡開部、543…円筒部、
624…文字、700…ベットスイッチユニット、
701…マックスベットボタン、711…押圧部、
712、713…延出部、800…ベットスイッチユニット、
801…マックスベットボタン、802…スイッチ本体、
811…押圧部、812、813…リング状部、
814、815…板状部、821、822…隙間、
900…ベットモード切替スイッチ、920…主制御基板、
921…記憶部、922…プログラムROM、
923…システムプログラム
DESCRIPTION OF
4 ... upper panel part, 5 ... lower panel part, 6 ... medal tray part,
7 ... console, 8 ... opening, 9 ... through hole, 10 ... power cord,
20 ... main control board, 21 ... hopper device, 22 ... auxiliary storage part,
23 ... Power supply unit, 24 ... Power supply board, 25 ... Medal outlet,
26 ... Medals storage part, 27 ... External concentration terminal board, 31 ... Light emission drive part,
32a, 32b ... speaker, 33 ... central display board,
34 ... Medal sorting device, 35 ... Guide member,
36 ... Guide member, 37 ... Guide member, 38a, 38b ... Speaker,
40 ... Sub-control board, 41 ... Panel section,
42 ... display window, 43 ... lighting unit for production,
44a, 44b ... production sound emitting unit, 46 ... liquid crystal display device,
45 ... display window, 47 ... panel board, 50 ... production device,
51 ... Display panel, 61 ... Medal payout port, 62 ... Medal tray,
63a, 63b ... production sound emission part,
70 ... front panel, 71 ... medal insertion guide,
72 ... Medal slot, 73 ... Max bet button,
74 ... 1 bet button, 75 ... Start lever unit,
76a, 76b, 76c ... stop button,
77 ... Checkout button, 78 ... Clogging release button, 79 ... Keyhole,
80, 90 ... substrate case, 81, 82 ... bracket member,
100 ... reel unit, 101a, 101b, 101c ... reel,
102a, 102b, 102c ... reel motor,
103a, 103b, 103c ... reel sensor,
110 ... Cylinder device substrate, 120 ... CPU,
121 ... Storage unit, 122 ... Random number generator, 123 ... I / F circuit,
124 ... Light emission drive circuit, 125 ... Solenoid drive circuit,
131: Program ROM, 132: Control RAM,
133 ... system program, 134 ... winning lottery table,
135 ... production random number table, 136 ... medal credit means,
137 ... Internal lottery flag storage area, 138 ... Setting storage area,
200 ... Bet switch unit, 201 ... Switch body,
202 ... Electric circuit board, 203 ... Back cover,
204, 205, 206 ... coil springs, 207, 208 ... screws,
210 ... Pressing surface, 211 ... Pressing part, 212 ... Cylindrical part,
213: Notch part, 214, 215 ... Curved surface part, 216 ... Concave part,
221, 222 ... coil spring insertion part, 223, 224 ... wall part,
225, 226 ... ribs, 227 ... flat portions, 231, 232 ... claw portions,
233 ... Slit, 240 ... Pressing surface, 241 ... Pressing part,
242 ... Expanding part, 243 ... Cylindrical part,
251, 252, 253, 254 ... plate-like part, 261, 262 ... claw part,
263 ... slit, 272, 273 ... open part, 271 ... cylindrical part,
274 ... flange part, 275 ... reverse flange part, 276 ... part,
277 ... bulge part, 281 ... curved surface part, 282 ... curved surface part,
283, 284, 285, 286 ... slits,
287, 288 ... screw hole, 291 ... elliptical part, 292 ... bulge part,
301, 302 ... Photo sensor,
303, 304, 305, 306 ... light emitting diode,
307 ... Connector, 294, 295 ... Pin, 296 ... Notch,
311 ... Elliptical part, 312 ... Swelling part,
313, 314, 315, 316 ... protrusions,
317, 318 ... screw insertion hole, 319 ... penetrating part, 321 ... character,
322, 323 ... pattern, 324 ... letters,
373 ... Max bet button, 374 ... Checkout button,
400 ... Bet switch unit, 401 ... Switch body,
402 ... Electric circuit board, 403 ... Back cover, 406 ... Coil spring,
410 ... Pressing surface, 411 ... Pressing part, 412 ... Cylindrical part,
472 ... open part, 413, 513 ... notch part, 414 ... curved surface part,
415, 515 ... curved surface part, 416, 516 ... concave part,
471 ... cylindrical part, 472, 473 ... open part,
474 ... flange part, 475 ... reverse flange part, 476 ... part,
477, 777 ..., 481, 482, 582 ... curved surface portion,
483, 484, 485, 486, 585, 586 ... slit,
487, 488, 588 ... screw hole, 491 ... elliptical part,
492, 592 ... bulge,
502, 602 ... photo sensor, 506, 606 ... light emitting diode,
508 ... Screws, 511 ... Elliptical part, 512, 612 ... Swelling part,
514, 614 ... projection, 518, 618 ... screw insertion hole,
540 ... Pressing surface, 541 ... Pressing part, 542 ... Expanding part, 543 ... Cylindrical part,
624 ... letters, 700 ... bet switch unit,
701: Max bet button, 711: Pressing part,
712, 713 ... extension part, 800 ... bet switch unit,
801 ... Max bed button, 802 ... Switch body,
811 ... Pressing part, 812, 813 ... Ring-like part,
814, 815 ... plate-like part, 821, 822 ... gap,
900 ... Bet mode changeover switch, 920 ... Main control board,
921 ... Storage unit, 922 ... Program ROM,
923 ... System program
Claims (8)
前記ベットスイッチユニットは、
表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第1の押圧部材と、
前記第1の押圧部材の側方に近接して配置され、表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第2の押圧部材と、
表面側開放部に前記第1及び第2の押圧部材が挿入され、前記第1及び第2の押圧部材を押圧待機位置で係止させるとともに、前記第1及び第2の押圧部材を前記押圧待機位置から裏面側に往復移動自在な状態で保持するスイッチ本体と、
前記第1及び第2の押圧部材を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第1及び第2の付勢手段と、
押圧操作を受け付ける前記第1及び第2の押圧部材がそれぞれ第1及び第2の押圧距離以上押圧されることで前記第1及び第2の押圧部材の被検知部をそれぞれ検知する第1及び第2の押圧部材センサと、
を備え、前記押圧待機位置における前記第1の押圧部材の前記押圧面は、前記押圧待機位置における前記第2の押圧部材の前記押圧面よりも前記スイッチ本体から突出する位置にあることを特徴とする遊技機。 A gaming machine having a bet switch unit for a player to input a bet number which is the number of medals bet per game,
The bet switch unit is
A first pressing member capable of performing a pressing operation on the pressing surface on the front side;
A second pressing member that is arranged close to the side of the first pressing member and is capable of performing a pressing operation on the front pressing surface;
The first and second pressing members are inserted into the front-side opening portion, and the first and second pressing members are locked at the pressing standby position, and the first and second pressing members are held in the pressing standby state. A switch body that is held in a freely reciprocating manner from the position to the back side;
First and second urging means for urging the first and second pressing members toward the pressing standby position, respectively;
The first and second pressing members that receive the pressing operation are pressed by the first and second pressing distances or more to detect the detected portions of the first and second pressing members, respectively. Two pressing member sensors;
The pressing surface of the first pressing member at the pressing standby position is located at a position protruding from the switch body with respect to the pressing surface of the second pressing member at the pressing standby position. To play.
前記ベットスイッチユニットは、
表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第1の押圧部材と、
前記第1の押圧部材の側方に近接して配置され、表側の押圧面に対して押圧操作を行うことが可能な第2及び第3の押圧部材と、
表面側開放部に前記第1乃至第3の押圧部材が挿入され、前記第1乃至第3の押圧部材を押圧待機位置で係止させるとともに、前記第1乃至第3の押圧部材を前記押圧待機位置から裏面側に往復移動自在な状態で保持するスイッチ本体と、
前記第1乃至第3の押圧部材を前記押圧待機位置側にそれぞれ付勢する第1乃至第3の付勢手段と、
押圧操作を受け付ける前記第1乃至第3の押圧部材がそれぞれ第1乃至第3の押圧距離以上押圧されることで前記第1乃至第3の押圧部材の被検知部をそれぞれ検知する第1乃至第3の押圧部材センサと、
を備え、前記押圧待機位置における前記第1の押圧部材の前記押圧面は、前記押圧待機位置における前記第2及び第3の押圧部材の前記押圧面よりも前記スイッチ本体から突出する位置にあることを特徴とする遊技機。 A gaming machine having a bet switch unit for a player to input a bet number which is the number of medals bet per game,
The bet switch unit is
A first pressing member capable of performing a pressing operation on the pressing surface on the front side;
Second and third pressing members that are arranged close to the side of the first pressing member and are capable of performing a pressing operation on the pressing surface on the front side;
The first to third pressing members are inserted into the front-side opening portion, and the first to third pressing members are locked at the pressing standby position, and the first to third pressing members are held to the pressing standby. A switch body that is held in a freely reciprocating manner from the position to the back side;
First to third urging means for urging each of the first to third pressing members toward the pressing standby position;
The first to third detecting members of the first to third pressing members are respectively detected by the first to third pressing members receiving the pressing operation being pressed by the first to third pressing distances or more. 3 pressing member sensors;
The pressing surface of the first pressing member at the pressing standby position is at a position protruding from the switch body than the pressing surfaces of the second and third pressing members at the pressing standby position. A gaming machine characterized by
メダルを払い出すメダル払出口と、
を更に備え、
前記第3の押圧部材センサが前記第3の押圧部材の被検知部を検知した場合に前記内部貯留したメダルを精算して前記メダル払出口から払い出すことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の遊技機。 An internal storage means for internally storing the inserted medals and the medals paid out by winning;
A medal payout exit for paying out medals,
Further comprising
6. The method according to claim 2, wherein when the third pressing member sensor detects a detected portion of the third pressing member, the medal stored inside is settled and paid out from the medal payout port. A gaming machine according to any one of the above.
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