JP2010124161A - 通信システム、通信装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

通信システム、通信装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信の設定をより容易にし、無線通信を確立している又は確立したときの構成情報を用いることによって、信頼性の高い無線通信ができるようにした通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置であって、構成情報記憶手段は、無線通信を行うための構成情報を複数記憶し、接続情報記憶手段は、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶し、構成情報選択手段は、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択し、情報画像生成手段は、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成し、出力制御手段は、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信基地局装置と無線通信可能である第1の通信装置と、前記無線通信基地局装置と無線通信をする第2の通信装置を有する通信システム、通信装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
無線通信を用いるネットワークである、いわゆる無線LAN(Local Area Network)の規格として、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers , Inc.)802.11規格に準拠したものが一般的に利用されている。
無線LANの通信を行うためには、アクセスポイント(Access Point、無線LANの中継局)とそのアクセスポイントを中継局とする無線LANセグメント(LANの構成単位)に接続されるステーションにおいて、SSID(Service Set ID)や暗号化情報などの構成情報の設定を一致させる必要がある。
ここで、SSIDとは、無線LANで特定のネットワークを指定するための識別子である。アクセスポイントとそのアクセスポイントを中継局とする無線LANセグメントに接続されるステーションにおいて、SSIDとしてと共通の符号列が指定される。
また、暗号化情報の例としてWEP(Wired Equivalent Privacy)等があるが、WEPとは、アクセスポイントとステーションとの双方に同じキー(暗号鍵)を設定する、いわゆる共通鍵暗号方式による暗号化方式により、通信するデータを暗号化する機能をいう。WEPのキー(以下、WEPキーと称する)を設定することで、通信中のデータ(パケット)が暗号化できるだけでなく、WEPキーが正しく設定されていないステーションはアクセスポイントに接続できないためアクセス制限に使用することも可能となる。
すなわち、無線LANにおいては、無線LANに接続させたいステーションに対して、アクセスポイントと同様のSSIDや暗号化情報などの構成情報を設定することで、アクセスポイントを介した他のステーションとの通信を行うことができるようになる。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、携帯電話、PDAあるいはPHS等の携帯端末への無線LAN設定や各種のアプリケーション設定を簡単に行える無線LAN対応の宅内通信機器を提供することを課題とし、無線LANアクセスポイントは、無線LANインタフェースを備えた無線携帯端末との間で無線LAN接続を確立する無線LANインタフェースと、ルータやモデムとの間で有線LANを確立する有線LANインタフェースと、無線LANインタフェース及び有線LANインタフェース間でIPパケットを中継するパケット中継部と、無線LAN設定が登録された無線LAN設定登録部とを含む。宅内通信機器の筐体には、携帯電話に無線LAN設定を自動で行うための構成情報を2次元のコードとして記録したQRコードが、携帯電話に設けられたQRコードリーダーによる読み取り可能な形態で装着されていることが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、無線LAN設定や各種のアプリケーション設定を簡単に行える無線LAN対応の携帯電話を提供することを課題とし、携帯電話は、携帯電話用の通信部及びそのインタフェースと、無線LAN用の通信部及びそのインタフェースとを併設し、さらに前記宅内通信機器2の筐体に装着されたQRコードを光学的に読み取るQRコードリーダーとしてのデジタルカメラを備えており、主制御部のQRコード復号化部は、デジタルカメラで撮影されたQRコードを復号化して無線LAN設定やVoIP設定のための構成情報を再生し、設定実行部は、前記構成情報に基づいて無線LAN設定やVoIP設定を行い、前記無線LAN設定及びVoIP設定は記憶部の所定領域に不揮発に記憶されることが開示されている。
また、例えば、特許文献3、4には、特別な設定操作を必要とすることなく、無線接続のための設定を自動的に実行することを課題とし、パーソナルコンピュータは、内蔵する無線通信部のIEEE802.11bによる無線通信機能によってアクセスポイント装置と無線接続し、アクセスポイント装置を介して、インタネットに代表されるネットワークに接続されているサーバなどとデータを通信するが、パーソナルコンピュータに対しては、アクセスポイント装置と無線接続する前に、IEEE802.11bで規定されているSSIDやWEP KEYを設定する必要があり、その設定は、パーソナルコンピュータを構成するICカード非接触通信部に、ICカードを所定の至近距離まで近づける(又は瞬間的に接触させる)だけで実行され、パーソナルコンピュータ、PDA、及びアクセスポイントなどからなる無線LANを構成するシステムに適用できることが開示されている。
また、例えば、特許文献5には、簡単に無線LANの設定をすることができるようにすることを課題とし、設定情報生成部は、無線LANに接続するために各機器に設定される情報であるSSIDやWEPキーを生成し、符号化部は、生成したSSIDやWEPキーをQRコードに変換し、表示制御部は、変換されたQRコードを表示部に表示させ、通信装置は、表示部に表示されたQRコードを撮像して、復号し、通信装置は、復号した結果得られたQRコードからSSIDとWEPキーを取得して、設定することで、簡単に無線LANの設定ができるようになることが開示されている。
特開2006−157814号公報 特開2006−157815号公報 特開2003−229872号公報 特開2006−074802号公報 特開2006−261938号公報
しかしながら、このような従来の技術では、無線通信の設定を行うことは困難であり、アクセスポイントの設定等の環境によっては無線通信を行うことができない事態が生じるという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、無線通信の設定をより容易にし、無線通信を確立している又は確立したときの構成情報を用いることによって、信頼性の高い無線通信ができるようにした通信システム、通信装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
また、本発明は、コピー元の固有情報(例えば、MACアドレス)による照合を行って、確実にそのコピー元から生成された情報画像(例えば、QRコード)であることを担保できるようにした通信システム、通信装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 無線通信基地局装置と無線通信可能である第1の通信装置と、前記無線通信基地局装置と無線通信をする第2の通信装置を有する通信システムであって、前記第1の通信装置は、無線通信を行うための構成情報を複数記憶する構成情報記憶手段と、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶する接続情報記憶手段と、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択する構成情報選択手段と、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成する情報画像生成手段と、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する出力制御手段を具備し、前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置によって出力された情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段を具備することを特徴とする通信システム。
[2] 無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置であって、無線通信を行うための構成情報を複数記憶する構成情報記憶手段と、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶する接続情報記憶手段と、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択する構成情報選択手段と、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成する情報画像生成手段と、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する出力制御手段を具備することを特徴とする通信装置。
[3] 前記情報画像生成手段は、2次元コードに符号化することにより情報画像を生成することを特徴とする[2]に記載の通信装置。
[4] 前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報として、前記無線通信基地局装置を識別する基地局名、前記無線通信に使用する暗号方式、前記無線通信に使用する暗号鍵、識別情報、前記識別情報に対応するパスワードのうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする[2]に記載の通信装置。
[5] 前記構成情報として、さらに、前記通信装置の固有情報を含むことを特徴とする[4]に記載の通信装置。
[6] 前記構成情報として、さらに、前記無線通信基地局装置の固有情報を含むことを特徴とする[4]に通信装置。
[7] [6]に記載の固有情報は、前記接続情報に基づいて、無線通信を確立している又は過去に確立したときの前記無線通信基地局装置から受信した信号より抽出することを特徴とする[6]に記載の通信装置。
[8] 前記情報画生成手段は、前記第1の通信装置の固有情報又は前記無線通信基地局装置の固有情報を暗号鍵として暗号化し、該暗号化した構成情報を符号化する
ことを特徴とする[5]から[7]のいずれか一項に記載の通信装置。
[9] 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置であって、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、前記復号手段によって復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知する検知手段と、前記検知手段によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された固有情報と前記復号手段によって復号された固有情報が一致するか否かを検証する検証手段と、前記検証手段によって結果が一致した場合に、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段を具備することを特徴とする通信装置。
[10] 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置であって、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、前記復号手段によって復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された固有情報を暗号鍵として前記暗号化された構成情報を復号する暗号復号手段と、前記暗号復号手段によって復号が成功した場合に、前記復号された構成情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段を具備することを特徴とする通信装置。
[11] 無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置が行う情報処理方法であって、構成情報記憶手段は、無線通信を行うための構成情報を複数記憶し、接続情報記憶手段は、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶し、構成情報選択手段は、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択し、情報画像生成手段は、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成し、出力制御手段は、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御することを特徴とする情報処理方法。
[12] 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置が行う情報処理方法であって、画像読取制御手段は、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御し、復号手段は、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号し、検知手段は、前記復号手段によって復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知し、取得手段は、前記検知手段によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得し、検証手段は、前記取得手段によって取得された固有情報と前記復号手段によって復号された固有情報が一致するか否かを検証し、通信手段は、前記検証手段によって結果が一致した場合に、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行うことを特徴とする情報処理方法。
[13] 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置が行う情報処理方法であって、画像読取制御手段は、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御し、復号手段は、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号し、取得手段は、前記復号手段によって復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得し、暗号復号手段は、前記取得手段によって取得された固有情報を暗号鍵として前記暗号化された構成情報を復号し、通信手段は、前記暗号復号手段によって復号が成功した場合に、前記復号された構成情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行うことを特徴とする情報処理方法。
[14] 無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置によって動作する情報処理プログラムであって、前記通信装置を、無線通信を行うための構成情報を複数記憶する構成情報記憶手段と、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶する接続情報記憶手段と、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択する構成情報選択手段と、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成する情報画像生成手段と、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する出力制御手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
[15] 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置によって動作する情報処理プログラムであって、前記通信装置を、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、前記復号手段によって復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知する検知手段と、前記検知手段によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された固有情報と前記復号手段によって復号された固有情報が一致するか否かを検証する検証手段と、前記検証手段によって結果が一致した場合に、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
[16] 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置によって動作する情報処理プログラムであって、前記通信装置を、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、前記復号手段によって復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された固有情報を暗号鍵として前記暗号化された構成情報を復号する暗号復号手段と、前記暗号復号手段によって復号が成功した場合に、前記復号された構成情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
前記本発明は次のように作用する。
第1の通信装置では、構成情報記憶手段は、無線通信を行うための構成情報を複数記憶し、接続情報記憶手段は、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶し、構成情報選択手段は、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択し、情報画像生成手段は、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成し、出力制御手段は、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する。そして、第2の通信装置では、画像読取制御手段は、前記第1の通信装置によって出力された情報画像の読み取りを制御し、復号手段は、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号し、通信手段は、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う。これによって、無線通信の設定をより容易にし、無線通信を確立している構成情報又は過去に無線通信を確立したときの構成情報を用いることによって、信頼性の高い無線通信ができる。
本発明にかかる通信システム、通信装置、情報処理方法及び情報処理プログラムによれば、無線通信の設定をより容易にし、無線通信を確立している構成情報又は過去に無線通信を確立したときの構成情報を用いることによって、信頼性の高い無線通信ができる。そして、これから無線通信を行おうとする者にとって、操作性、利便性がより一層向上する。
また、構成情報として固有情報を用いる発明においては、固有情報はハードウェアとして複製することが容易にはできないので、なりすました無線通信基地局装置に接続してしまうことを抑制することができる。
また、仮に固有情報が複製されたとしても、情報画像(例えば、QRコード)に信頼された機器の固有情報が含まれ、更に、固有情報を暗号鍵として用いて構成情報を暗号化する発明においては、構成情報の生成側とその生成された情報画像を読み取る側が物理的に至近の関係を持つ、本機能を具備する第1の通信装置と第2の通信装置の信頼関係を継承でき、より強固なセキュリティを強化することができる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がプログラムの場合は、記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
なお、情報画像とは、機械可読な態様で電子データを表すために体系的に作られた画像コードをいい、具体的には、1次元バーコード、2次元コード等がある。特に、最近は、2次元コードとして、QRコード(Quick Response code)が用いられており、本実施の形態においてもこのQRコードを例示するが、これら以外のものであってもよい。
また、固有情報とは、ハードウェアとして複製することが容易にはできないものであり、ハードウェア固有のID又はそのハードウェアを利用するユーザ固有のIDである。例えば、通信装置におけるMACアドレス、無線通信基地局装置のBSSID(Basic
Service Set ID)、携帯電話のUSIM(Universal Subscriber Identity Module)におけるEMSI(Encrypted Mobile Subscriber Identity)、電話番号又は携帯電話におけるWEB接続時にHTTPヘッダ内に含めているユーザID等であってもよい。本実施の形態では、通信装置におけるMACアドレス、無線通信基地局装置のBSSIDを例示するが、これら以外のものであってもよい。
本実施の形態は、無線通信を行うものであって、図1に示すように、無線通信基地局装置110、通信装置A120、通信装置B140を備えている。
無線通信基地局装置110は、無線LANの通信におけるアクセスポイントとしての機能を有している。
通信装置A120は、無線通信機能を有しており、無線通信基地局装置110と無線通信可能なものである。例えば、既に無線通信基地局装置110と無線通信したことがあるもの、現在無線通信を行っているものも含む。さらに、過去に無線通信をしたことはないが、構成情報を保持している(つまり、無線LANのセットアップはしているものの、実際に接続したことはない)という状態も含む。
通信装置B140は、将来的に無線通信基地局装置110と無線通信を行うものである。通信装置B140は、無線通信基地局装置110と無線通信を行ったことがないのが一般的であるが、無線通信基地局装置110と過去に無線通信を行ったことはあるが、改めて無線通信を行うような場合であってもよい。なお、無線通信を行ったとは、無線通信を確立した状態にすることを含む。
無線通信基地局装置110は、通信装置A120の通信モジュール121及び通信装置B140の通信モジュール141と無線通信可能に接続されており、通信装置A120の通信モジュール121とは過去に接続されていたことがある(現在接続されている場合も含む)。
通信装置A120は、通信モジュール121、構成情報選択モジュール122、構成情報記憶モジュール123、接続情報記憶モジュール124、画像コード符号化モジュール125、出力制御モジュール127、出力装置128を有している。
通信モジュール121は、無線通信基地局装置110と無線通信を行い、その無線通信における構成情報を構成情報記憶モジュール123に記憶させる。そして、無線通信基地局装置110と無線通信を確立している接続情報を接続情報記憶モジュール124に記憶させる。
構成情報記憶モジュール123は、通信モジュール121、構成情報選択モジュール122よりアクセスされ、構成情報を記憶する。
ここで、構成情報とは、通信装置A120が無線通信基地局装置110と無線通信接続を行うための必要な設定情報であり、無線LANプロファイルと呼ばれているものであり、例えば、図5に示すような構成情報テーブル500を有している。図5は、構成情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。構成情報テーブル500は、基地局名欄510、暗号方式欄520、暗号鍵欄530、ID情報欄540、パスワード欄550、通信装置AのMACアドレス欄560、無線通信基地局装置のBSSID欄570を有している。なお、構成情報テーブル500の最小の構成要素として、基地局名欄510、暗号方式欄520、暗号鍵欄530、ID情報欄540、パスワード欄550のうち少なくとも1つを含むようにしてもよい。さらに、通信装置AのMACアドレス欄560、無線通信基地局装置のBSSID欄570のうちいずれか一方又は両方を含めてもよい。構成情報テーブル500は、通信モジュール121によって構成情報記憶モジュール123に記憶される。
また、構成情報記憶モジュール123は、複数の構成情報テーブル500を記憶する。つまり、過去に、通信装置A120が無線通信基地局装置110と無線通信を行った場合における構成情報テーブル500をそれぞれ記憶している。
基地局名欄510は、無線通信基地局装置110の名称を記憶する。名称としては無線通信基地局装置110を一意に特定できるものであってもよい。例えば、BSSID又は無線基地局装置110の集合体が識別可能なESSID(Extended Service Set ID)等がある。
暗号方式欄520は、無線通信基地局装置110と無線通信を行うにあたっての通信内容にかける暗号方式を記憶する。
暗号鍵欄530は、その暗号方式における暗号鍵を記憶する。例えば、WEPキー等がある。
ID情報欄540は、無線通信基地局装置110との無線通信が可能なユーザとして登録されているID(IDentification)情報を記憶する。
パスワード欄550は、そのユーザがログインする際に必要なパスワードを記憶する。
通信装置AのMACアドレス欄560は、通信装置A120のMACアドレス(つまり自身の通信装置A120のMACアドレス)を記憶する。なお、MACアドレス(Media Access Control address)とは、無線通信インタフェースの固有のアドレスをいい、ハードウェア・アドレスともいう。通信を行う際に機器を特定するものであり、1つのMACアドレスを持つ機器は1つしか存在しない。
無線通信基地局装置のBSSID欄570は、その無線通信における無線通信基地局装置110のBSSIDを記憶する。なお、このBSSIDは、通信モジュール121が、接続情報記憶モジュール124に記憶されている接続情報に基づいて、無線通信を確立している無線通信基地局装置110から受信した信号より抽出するものである。又は過去に無線通信を確立したときの無線通信基地局装置110から受信した信号より抽出したものであってもよい。また、BSSIDとは、インフラストラクチャ・モードにおける無線通信基地局装置(アクセス・ポイント)を識別するアドレスである。
接続情報記憶モジュール124は、通信モジュール121、構成情報選択モジュール122よりアクセスされ、接続情報を記憶する。
接続情報とは、無線通信基地局装置110と無線通信を確立している又は過去に確立したときの構成情報を特定するものであり、具体的には、現在無線通信を行っている無線通信基地局装置110のBSSID等、過去に無線通信を行ったことがあり、その際の無線通信基地局装置110のBSSID等が該当する。また、無線通信を確立した日時を接続情報と対応させて記憶するようにしてもよい。その場合は、構成情報選択モジュール122は、現在の日時と比較して現在の接続情報を選択するようにしてもよい。また、接続情報記憶モジュール124は複数の接続情報を記憶してもよい。
構成情報選択モジュール122は、通信モジュール121、画像コード符号化モジュール125と接続されており、構成情報記憶モジュール123、接続情報記憶モジュール124にアクセスする。接続情報記憶モジュール124に記憶されている接続情報に応じて、構成情報記憶モジュール123に記憶されている構成情報を選択して、その選択した構成情報を画像コード符号化モジュール125に渡す。また、接続情報記憶モジュール124が複数の接続情報を記憶している場合は、利用者に選択させるようにしてもよい。
画像コード符号化モジュール125は、暗号化モジュール126を含んでおり、構成情報選択モジュール122、出力制御モジュール127と接続されており、構成情報選択モジュール122によって選択された構成情報を表す画像コードを生成する。生成した画像コードを出力制御モジュール127に渡す。画像コードの生成として、例えば、2次元コードへの符号化がある。
暗号化モジュール126は、通信装置A120のMACアドレス又は無線通信基地局装置110のBSSIDを暗号鍵として暗号化する。暗号化処理は既存の技術を用い、通信装置A120のMACアドレス又は無線通信基地局装置110のBSSIDは、構成情報記憶モジュール123に記憶されている構成情報テーブル500内のものを用いてもよい。画像コード符号化モジュール125は、暗号化モジュール126に暗号化処理をさせて、その暗号化された構成情報を画像コードに符号化してもよい。
出力制御モジュール127は、画像コード符号化モジュール125、出力装置128と接続されており、出力装置128を制御して、画像コード符号化モジュール125によって生成された画像コードを出力させる。
出力装置128は、出力制御モジュール127と接続されており、出力制御モジュール127による制御に基づいて、画像コード130を出力する。具体的には、CRT(Cathode‐Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の出力装置、プリンタ等の印刷装置であってもよい。出力される画像コード130として、図3の例に示すようなQRコード300がある。
通信装置B140は、通信モジュール141、読取制御モジュール142、画像コード復号モジュール143、構成情報記憶モジュール148、画像読取装置149を有している。
画像読取装置149は、読取制御モジュール142と接続されており、読取制御モジュール142による制御に基づいて、通信装置A120の出力装置128によって出力された画像コード130を画像データとして読み込む。具体的には、カメラ、スキャナー等である。
読取制御モジュール142は、画像コード復号モジュール143、画像読取装置149と接続されており、画像読取装置149を制御して、画像コード130を読み取らせる。そして、読み取った画像コード130の画像データを画像コード復号モジュール143に渡す。
画像コード復号モジュール143は、読取制御モジュール142、構成情報記憶モジュール148と接続されており、MACアドレス検知モジュール144、MACアドレス取得モジュール145、MACアドレス検証モジュール146、暗号復号モジュール147を含み、これらのモジュールを制御する。画像コード復号モジュール143は、読取制御モジュール142の制御によって読み取られた画像コード130の画像データを復号する。つまり、画像コード130に表された構成情報を抽出して、その構成情報を構成情報記憶モジュール148に記憶させる。
なお、説明が煩雑となるのを避けるために、以下の説明(例えば、画像コード復号モジュール143における処理(内部に含むモジュールの処理を含む))では、「固有情報」という用語は、BSSIDを含める。したがって、以下、固有情報とは、MACアドレス、BSSIDのいずれか一方又はその両方の意である。
また、画像コード復号モジュール143は、MACアドレス検知モジュール144、MACアドレス取得モジュール145、MACアドレス検証モジュール146を制御して、次の処理を行わせる。
MACアドレス検知モジュール144は、復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知する。
MACアドレス取得モジュール145は、MACアドレス検知モジュール144によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する。つまり、通信装置A120による処理によって、画像コード130に符号化された対象である構成情報テーブル500の構成要素として、通信装置AのMACアドレス欄560又は無線通信基地局装置のBSSID欄570を含んでいた場合についてである。その場合に、通信装置B140の周辺にある通信機器の固有情報を取得する。この固有情報の取得には、赤外線通信等を用いてもよい。また、周辺に複数の通信機器がある場合は、複数の固有情報を取得する。
MACアドレス検証モジュール146は、MACアドレス取得モジュール145によって取得された固有情報と復号された固有情報が一致するか否かを検証する。つまり、構成情報内に通信装置AのMACアドレスがある場合は、MACアドレス取得モジュール145が取得したMACアドレスは通信装置A120のMACアドレスであるか否かを検証するものであり、構成情報内に無線通信基地局装置のBSSIDがある場合は、MACアドレス取得モジュール145が取得したBSSIDは無線通信基地局装置110のBSSIDであるか否かを検証するものである。
なお、構成情報内にMACアドレス、BSSIDがないとは、MACアドレス欄560、BSSID欄570そのものがない場合、又は、MACアドレス欄560、BSSID欄570はあるが、空欄(ヌル)である場合を含む。
そして、画像コード復号モジュール143は、MACアドレス検証モジュール146によって結果が一致した場合に、復号した構成情報を構成情報記憶モジュール148に記憶させる。
また、画像コード復号モジュール143は、MACアドレス取得モジュール145、暗号復号モジュール147を制御して、次の処理を行わせる。
MACアドレス取得モジュール145は、復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する。例えば、画像コード130を復号した情報が構成情報の態様でない場合(例えば、基地局名、暗号方式として意味のない符号である場合)は、暗号化されていると判断するようにしてもよい。暗号化されていると判断した場合は、通信装置A120の周辺にある通信機器の固有情報を取得する。この固有情報の取得には、赤外線通信等を用いてもよい。また、周辺に複数の通信機器がある場合は、複数の固有情報を取得する。
暗号復号モジュール147は、MACアドレス取得モジュール145によって取得された固有情報を暗号鍵として暗号化された構成情報を復号する。複数の固有情報が取得された場合は、それぞれの固有情報を暗号鍵として複数回復号処理を行う。そして、復号が成功するまで復号処理を繰り返す。なお、復号処理が成功した場合とは、復号した情報が構成情報の態様である場合(例えば、基地局名、暗号方式として意味のある符号である場合)は、復号処理が成功したと判断するようにしてもよい。また、構成情報に固有情報が含まれている場合は、その固有情報と暗号鍵として使用した固有情報とが一致した場合に復号が成功と判断するようにしてもよい。
そして、画像コード復号モジュール143は、暗号復号モジュール147によって復号が成功した場合に、復号した構成情報を構成情報記憶モジュール148に記憶させる。
構成情報記憶モジュール148は、通信モジュール141、画像コード復号モジュール143よりアクセスされ、画像コード復号モジュール143によって復号された構成情報を記憶する。
通信モジュール141は、構成情報記憶モジュール148にアクセスし、画像コード復号モジュール143によって復号された構成情報に基づいて、無線通信基地局装置110と無線通信を行う。
図2は、本実施の形態を実現する場合の装置間の関係を示す説明図である。
既に無線LAN AP(Wireless Local Area Network Access Point)210と無線通信を行ったことがある既接続通信装置220としてPC221、PDA222がある。PDA222は、PDA(Personal Digital Assistant)の他に、携帯電話、スマートフォン(Smart Phone、携帯電話とPDAを融合させたもの)等であってもよい。そして、これから無線LAN AP210と無線通信を行おうとしている未接続通信装置240として携帯電話241がある。
図1の例に示した構成との対応を説明する。無線LAN AP210は無線通信基地局装置110の具体例に該当し、PC221又はPDA222は通信装置A120の具体例に該当し、携帯電話241は通信装置B140の具体例に該当する。
例えば、無線LANのサービスを提供している場所(喫茶店、駅、空港、ホテル等)に無線LAN AP210は設置されている。そして、既にPC221、PDA222は無線LAN AP210と無線通信を行っており、新たに携帯電話241を有した人が加わった状況である。
例えば、PC221は、自らが無線LAN AP210と無線通信するための構成情報を用いて、画像コードであるQRコード300(図3参照)を生成して、プリンタで印刷する。
図4は、本実施の形態による接続処理例を示す説明図である。つまり、図2の例を用いて説明した状況から、携帯電話241が無線LAN AP210と無線通信を行う場合について説明する。
QRコード300を含む掲示用紙401は、PC221が印刷したものであり、無線LANのサービスを提供している場所で公開されているものである。なお、予め定められた基準を満たした者(例えば、料金を支払った者等)にのみ公開するようにしてもよい。
携帯電話241は操作者の操作に応じて、カメラでQRコード300を撮影する。携帯電話241は、その撮影したQRコード300の画像データを復号して構成情報を抽出して、その構成情報を用いて無線LAN AP210と無線通信を行う。この構成情報は、既にPC221が無線通信を行った際に用いたものであるという実績があるので、携帯電話241における無線通信の接続においても信頼性の高いものである。また、操作者はカメラでの撮影という操作で、無線通信の設定が容易にできることとなる。
ここで、図8を用いて、なりすましを図った無線LAN なりすましAP810がある場合の接続処理例を説明する。つまり、無線LAN AP210の他に無線LAN なりすましAP810があり、無線LAN なりすましAP810は、例えば、悪意を持った者によって設置されたものであり、無線LAN AP210になりすまして、携帯電話241内の個人情報等を盗もうと企てられたものである。無線LAN なりすましAP810は、無線LAN AP210と同じSSID、WEPキーを有しており、携帯電話241の位置によっては無線LAN AP210ではなく、無線LAN なりすましAP810に接続されてしまう可能性がある状態である。
しかし、QRコード300内に構成情報として固有情報が含まれている場合は、無線LAN なりすましAP810のBSSIDを確認することによって、無線LAN なりすましAP810との接続を防ぐことができる。例えば、その固有情報が、QRコード300を作成したPC221のMACアドレスであれば、正式に無線通信を行っているPC221が周辺にあることから無線LAN AP210を正式な無線通信基地局と判断してもよい。また、その固有情報が、無線LAN AP210のBSSIDであれば、無線LAN なりすましAP810ではなく無線LAN AP210と無線通信を行えばよい。
また、QRコード300内に無線LAN AP210のBSSIDを暗号鍵として暗号化された構成情報が含まれている場合は、無線LAN なりすましAP810のBSSIDでは復号できないため、無線LAN なりすましAP810との接続を防ぐことができる。復号できるのは無線LAN AP210のBSSIDのみであるので、復号できたBSSIDの無線LAN AP210と無線通信を行えばよい。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ステップS611からステップS613までは通信装置A120による処理であり、ステップS621からステップS624又はステップS625までの処理は通信装置B140による処理である。
ステップS611では、画像コード符号化モジュール125が、通信装置A120が無線通信基地局装置110と無線通信を行った際の構成情報を構成情報記憶モジュール123から取得する。ここでの構成情報として構成情報テーブル500には、少なくとも通信装置AのMACアドレス欄560又は無線通信基地局装置のBSSID欄570が含まれている。
ステップS612では、画像コード符号化モジュール125が、ステップS611で取得した構成情報を画像コード130に符号化する。
ステップS613では、出力制御モジュール127が、出力装置128を制御して画像コード130を出力する。
ステップS621では、読取制御モジュール142が、画像読取装置149を制御して画像コード130を画像データとして読み取る。
ステップS622では、画像コード復号モジュール143が、ステップS621で読み取った画像コード130を復号して構成情報を抽出する。
ステップS623では、MACアドレス取得モジュール145が、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得し、MACアドレス検証モジュール146が、MACアドレス取得モジュール145によって取得された固有情報とステップS622で復号された固有情報が一致するか否かを検証する。一致している場合(Y)はステップS624へ進み、それ以外の場合(N)はステップS625へ進む。取得した固有情報が複数ある場合は、一致するものがあればステップS624へ進み、取得した全ての固有情報が一致しない場合はステップS625へ進む。
ステップS624では、通信モジュール141が、ステップS622で抽出した構成情報を用いて、無線通信基地局装置110と無線通信を行う。なお、ステップS623で一致した固有情報(BSSID)が無線通信基地局装置110である場合は、その無線通信基地局装置110と無線通信を行う。
ステップS625では、通信装置B140は、エラー処理として、例えば、無線通信基地局装置110と無線通信できない旨をディスプレイに提示する。
図7は、本実施の形態による別の処理例を示すフローチャートである。ステップS711からステップS714までは通信装置A120による処理であり、ステップS721からステップS725又はステップS726までの処理は通信装置B140による処理である。
ステップS711では、画像コード符号化モジュール125が、通信装置A120が無線通信基地局装置110と無線通信を行った際の構成情報を構成情報記憶モジュール123から取得する。
ステップS712では、暗号化モジュール126が、ステップS711で取得した構成情報を自分自身のMACアドレス又は無線通信基地局装置110のBSSIDを暗号鍵として暗号化を行う。
ステップS713では、画像コード符号化モジュール125が、ステップS712で暗号化した構成情報を画像コード130に符号化する。
ステップS714では、出力制御モジュール127が、出力装置128を制御して画像コード130を出力する。
ステップS721では、読取制御モジュール142が、画像読取装置149を制御して画像コード130を画像データとして読み取る。
ステップS722では、画像コード復号モジュール143が、ステップS621で読み取った画像コード130を復号して構成情報を抽出する。ただし、ここでの構成情報は暗号化されているものである。
ステップS723では、MACアドレス取得モジュール145が、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得し、暗号復号モジュール147が、その固有情報でステップS722で抽出した構成情報の復号を行う。
ステップS724では、暗号復号モジュール147が、ステップS723での復号処理が成功したか否かの判断を行う。復号できた場合(Y)はステップS725へ進み、それ以外の場合(N)はステップS726へ進む。ステップS723で取得した固有情報が複数ある場合は、復号処理が成功するものがあればステップS725へ進み、取得した全ての固有情報でも復号処理が成功しない場合はステップS726へ進む。
ステップS725では、通信モジュール141が、ステップS723で復号した構成情報を用いて、無線通信基地局装置110と無線通信を行う。
ステップS726では、通信装置B140は、エラー処理として、例えば、無線通信基地局装置110と無線通信できない旨をディスプレイに提示する。
なお、本実施の形態が実装される通信装置A120、通信装置B140は、図9に示すような携帯電話900であってもよい。つまり、携帯電話900は、通信装置A120、通信装置B140のいずれにもなり得る。携帯電話900は、例えば、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク905と、音声出力できるスピーカー904と、電話番号又は電子メール等に文字を入力するための文字入力装置であるキー902と、電波を送受信してデータ通信を行うためのアンテナ903と、画像コード130の表示又はキー902による文字入力の結果等の表示を行うディスプレイ901と、画像コード130を読み込むためのカメラ等を有している。携帯電話900内には、構成情報選択モジュール122、画像コード符号化モジュール125、出力制御モジュール127、読取制御モジュール142、画像コード復号モジュール143等のプログラムを実行するCPU、メモリ、通信用回路、カメラ等のハードウェアが内蔵されており、通信装置を実現するためのソフトウェアであるコンピュータ・プログラムをメモリに記憶させ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、通信装置が実現される。なお、ディスプレイ901は、出力装置128の一部を構成し、カメラは画像読取装置149の一部を構成し得る。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータ(無線通信基地局装置110、通信装置A120、通信装置B140)のハードウェア構成は、図10に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的には本実施の形態による処理以外にも多くの処理を実行することができるPC等のコンピュータ又は組み込み型のコンピュータである。構成情報選択モジュール122、画像コード符号化モジュール125、出力制御モジュール127、読取制御モジュール142、画像コード復号モジュール143等のプログラムを実行するCPU1010と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1030と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1020と、補助記憶装置であるHD1040と、操作者の操作によってキーボード、マウス、カメラ等からデータを入力又はCRT、液晶ディスプレイ、プリンタ等にデータを出力して操作者とのインタフェースとなるUI/F1050と、CD−R等のリムーバブルメディアに対して読み書きするリムーバブルメディアリーダーライター1060と、通信回線(無線通信を含む)と接続するための通信回線I/F1070、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1080により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明としても把握することができる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の一実施の形態のモジュール構成例を示す図である。 本実施の形態を実現する場合の装置間の関係を示す説明図である。 QRコードの例を示す説明図である。 本実施の形態による接続処理例を示す説明図である。 構成情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による別の処理例を示すフローチャートである。 なりすましを図った無線通信基地局装置がある場合の接続処理例を示す説明図である。 通信装置A、通信装置Bの一例である携帯電話を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
110…無線通信基地局装置
120…通信装置A
121…通信モジュール
122…構成情報選択モジュール
123…構成情報記憶モジュール
124…接続情報記憶モジュール
125…画像コード符号化モジュール
126…暗号化モジュール
127…出力制御モジュール
128…出力装置
130…画像コード
140…通信装置B
141…通信モジュール
142…読取制御モジュール
143…画像コード復号モジュール
144…MACアドレス検知モジュール
145…MACアドレス取得モジュール
146…MACアドレス検証モジュール
147…暗号復号モジュール
148…構成情報記憶モジュール
149…画像読取装置

Claims (16)

  1. 無線通信基地局装置と無線通信可能である第1の通信装置と、前記無線通信基地局装置と無線通信をする第2の通信装置を有する通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    無線通信を行うための構成情報を複数記憶する構成情報記憶手段と、
    前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶する接続情報記憶手段と、
    前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択する構成情報選択手段と、
    前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成する情報画像生成手段と、
    前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する出力制御手段
    を具備し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置によって出力された情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、
    前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段
    を具備することを特徴とする通信システム。
  2. 無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置であって、
    無線通信を行うための構成情報を複数記憶する構成情報記憶手段と、
    前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶する接続情報記憶手段と、
    前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択する構成情報選択手段と、
    前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成する情報画像生成手段と、
    前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する出力制御手段
    を具備することを特徴とする通信装置。
  3. 前記情報画像生成手段は、2次元コードに符号化することにより情報画像を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報として、
    前記無線通信基地局装置を識別する基地局名、
    前記無線通信に使用する暗号方式、
    前記無線通信に使用する暗号鍵、
    識別情報、前記識別情報に対応するパスワード
    のうち、少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記構成情報として、
    さらに、
    前記通信装置の固有情報を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記構成情報として、
    さらに、
    前記無線通信基地局装置の固有情報を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  7. 請求項6に記載の固有情報は、
    前記接続情報に基づいて、無線通信を確立している又は過去に確立したときの前記無線通信基地局装置から受信した信号より抽出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記情報画生成手段は、前記第1の通信装置の固有情報又は前記無線通信基地局装置の固有情報を暗号鍵として暗号化し、該暗号化した構成情報を符号化する
    ことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置であって、
    無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、
    前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された固有情報と前記復号手段によって復号された固有情報が一致するか否かを検証する検証手段と、
    前記検証手段によって結果が一致した場合に、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段
    を具備することを特徴とする通信装置。
  10. 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置であって、
    無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、
    前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された固有情報を暗号鍵として前記暗号化された構成情報を復号する暗号復号手段と、
    前記暗号復号手段によって復号が成功した場合に、前記復号された構成情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段
    を具備することを特徴とする通信装置。
  11. 無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置が行う情報処理方法であって、
    構成情報記憶手段は、無線通信を行うための構成情報を複数記憶し、
    接続情報記憶手段は、前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶し、
    構成情報選択手段は、前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択し、
    情報画像生成手段は、前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成し、
    出力制御手段は、前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  12. 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置が行う情報処理方法であって、
    画像読取制御手段は、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御し、
    復号手段は、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号し、
    検知手段は、前記復号手段によって復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知し、
    取得手段は、前記検知手段によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得し、
    検証手段は、前記取得手段によって取得された固有情報と前記復号手段によって復号された固有情報が一致するか否かを検証し、
    通信手段は、前記検証手段によって結果が一致した場合に、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置が行う情報処理方法であって、
    画像読取制御手段は、無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御し、
    復号手段は、前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号し、
    取得手段は、前記復号手段によって復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得し、
    暗号復号手段は、前記取得手段によって取得された固有情報を暗号鍵として前記暗号化された構成情報を復号し、
    通信手段は、前記暗号復号手段によって復号が成功した場合に、前記復号された構成情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う
    ことを特徴とする情報処理方法。
  14. 無線通信基地局装置と無線通信可能である通信装置によって動作する情報処理プログラムであって、
    前記通信装置を、
    無線通信を行うための構成情報を複数記憶する構成情報記憶手段と、
    前記無線通信基地局装置と無線通信を確立している接続情報又は過去に確立したときの接続情報を記憶する接続情報記憶手段と、
    前記接続情報記憶手段に記憶されている接続情報に応じて、前記構成情報記憶手段に記憶されている構成情報を選択する構成情報選択手段と、
    前記構成情報選択手段によって選択された構成情報を表す情報画像を生成する情報画像生成手段と、
    前記情報画像生成手段によって生成された情報画像の出力を制御する出力制御手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  15. 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置によって動作する情報処理プログラムであって、
    前記通信装置を、
    無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、
    前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された構成情報内に固有情報が含まれていることを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって構成情報内に固有情報を含んでいることが検知された場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された固有情報と前記復号手段によって復号された固有情報が一致するか否かを検証する検証手段と、
    前記検証手段によって結果が一致した場合に、前記復号手段によって復号された情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  16. 無線通信基地局装置と無線通信をする通信装置によって動作する情報処理プログラムであって、
    前記通信装置を、
    無線通信を行うための構成情報を表す情報画像の読み取りを制御する画像読取制御手段と、
    前記画像読取制御手段の制御によって読み取られた情報画像を復号する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された構成情報が暗号化されている場合は、周辺の通信機器から送信される無線通信信号から固有情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された固有情報を暗号鍵として前記暗号化された構成情報を復号する暗号復号手段と、
    前記暗号復号手段によって復号が成功した場合に、前記復号された構成情報に基づいて、前記無線通信基地局装置と無線通信を行う通信手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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