JP2010122618A - Lens barrel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カメラとの通信に使用される接点が設けられた接点部材を備えるレンズ鏡筒に関するものである。 The present invention relates to a lens barrel including a contact member provided with a contact used for communication with a camera.
レンズ鏡筒において、カメラとの間の制御信号の送受信や、カメラからの電源の供給用に、接点が設けられているものがある。接点は一般に複数個備えられてユニット化された接点部材として一体的に形成されている。そしてこの接点部材は、レンズ側のマウント部にビスにより固定されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、接点部材をビスによってレンズ側のマウント部に固定すると、ビス止めの工数が必要となるため取り付けが煩雑である。 However, if the contact member is fixed to the lens-side mount portion with a screw, the number of man-hours for fixing the screw is necessary, and the mounting is complicated.
本発明の課題は、レンズ鏡筒における接点部材のマウント部への取り付けを容易にすることである。 An object of the present invention is to facilitate attachment of a contact member to a mount portion in a lens barrel.
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。 The present invention solves the above problems by the following means. In addition, in order to make an understanding easy, although the code | symbol corresponding to embodiment of this invention is attached | subjected and demonstrated, it is not limited to this.
請求項1に記載の発明は、内部に撮影レンズ(40)を保持する筒部材(60,51)と、前記筒部材(60,51)に設けられ、且つ前記撮影レンズ(40)の光軸方向において、該撮影レンズ(40)の射出側である筒部材(60,51)の端部に配置されるカバー部材(59)と、通信用のレンズ側接点(55)が設けられた接点部材(56)と、を備え、前記接点部材(56)は、前記筒部材(60,51)と前記カバー部材(59)との挟持によって、前記筒部材(60,51)に固定されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(2)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒(2)であって、前記接点部材(56)は、前記筒部材(60,51)の内面(51g)と当接する外面(56d)を有し、該外面(56d)の少なくとも1箇所に突部(56c)を備え、前記筒部材(60,51)は前記内面(51g)に、前記接点部材(56)を載置する段部(51d)と、前記突部(56c)が挿入される凹部(51f)と、を有し、前記接点部材(56)は、前記突部(56c)を前記凹部(51f)に挿入した状態で前記段部(51d)と前記カバー部材(59)の被写体側面との間に挟持されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(2)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ鏡筒(2)であって、前記突部(56c)は、接点部材(56)の前記外面(56d)の略中央に設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒(2)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
According to the first aspect of the present invention, a cylindrical member (60, 51) holding the photographing lens (40) inside, an optical axis of the photographing lens (40) provided on the cylindrical member (60, 51). A contact member provided with a cover member (59) disposed at an end of the cylindrical member (60, 51) on the exit side of the photographing lens (40) in the direction and a lens side contact (55) for communication (56), and the contact member (56) is fixed to the cylindrical member (60, 51) by clamping the cylindrical member (60, 51) and the cover member (59). The lens barrel (2) characterized by the above.
The invention according to
A third aspect of the present invention is the lens barrel (2) according to the second aspect, wherein the protrusion (56c) is provided substantially at the center of the outer surface (56d) of the contact member (56). This is a lens barrel (2) characterized by
Note that the configuration described with reference numerals may be improved as appropriate, or at least a part thereof may be replaced with another component.
本発明によれば、レンズ鏡筒における接点部材のマウント部への取り付けを容易にすることができる。 According to the present invention, the attachment of the contact member in the lens barrel to the mount portion can be facilitated.
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸Aを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とする。また、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。さらに、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Each figure shown below is provided with an XYZ orthogonal coordinate system for ease of explanation and understanding. In this coordinate system, the direction toward the left side as viewed from the photographer at the position of the camera when the photographer shoots a horizontally long image with the optical axis A being horizontal (hereinafter referred to as a normal position) is defined as the X plus direction. Further, the direction toward the upper side in the normal position is defined as the Y plus direction. Further, the direction toward the subject at the normal position is defined as the Z plus direction.
図1は、カメラ(カメラボディ)1と、そのカメラ1に結合された本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒2とを含むカメラシステムの縦断面図である。図2は、図1に示すレンズ鏡筒2の背面図であり、図3は、図1に示すカメラ1の正面図である。図1及び図3に示すように、カメラ1は、筐体10、ボディ側マウント部20を備えている。筐体10は、カメラ1の外観面を形成する部分であり、例えば、金属材料や合成樹脂材料によって略直方体の箱形に形成されている。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a camera system including a camera (camera body) 1 and a
筐体10の内部には、CCD、CMOS等の撮像素子12が配置され、CCD押え板13に支持されるCCDケース14内に装着されている。このCCDケース14内には、撮像素子12に加えてカバーガラス15及びローパスフィルタ16も設けられている。筐体10の前面部には、図3において正面から見て円形の開口部(以下、筐体開口部11と称する)が形成されている。なお、カメラ1の前面部とは、カメラ1の各面のうち、撮影時に被写体に対向する面の部分を意味するものとする。
An
ボディ側マウント部20は、カメラ1とレンズ鏡筒2とを接続するマウント機構のカメラ側を形成するものである。マウント部20は、マウント部20のベースとなるマウント基部21、マウント基部21の外周を覆う前飾り環22、前飾り環22から内周側に突出する爪部23、基準面を規定するボディ側マウント嵌合板24、レンズ着脱ピン26(図3に図示)、電気接点である複数の接点ピン27、接点ピン27を保持する接点ブロック28等を備えたバヨネット式のマウントである。
The body
マウント基部21は、例えば、黒色系の色の合成樹脂材料によって形成された部材であり、筐体10の筐体開口部11の内側面に固定されている。マウント基部21は、筐体10の正面に形成された筐体開口部11の周縁部から、その内径側につば状に突き出して設けられている。マウント基部21の中央部には、被写体光が通過するマウント開口部21aが形成されている。このマウント開口部21aは、円形に形成されており、固定式の絞り部として機能させることもできる。また、レンズ鏡筒2からカメラ1に向けて進行する被写体光は、このマウント開口部21aを通過して撮像素子12に導かれる。
The
前飾り環22は、筐体開口部11の周縁部に沿って延在する円環状の部材であり、例えば金属材料によって形成されている。前飾り環22は、マウント基部21(図3に図示)にビスV1によって固定されている。前飾り環22は、筐体開口部11の周縁部を外部から視認できない状態とすることによって、カメラ1の外観品質を向上させる機能を有する。前飾り環22とマウント基部21との間には円周方向に離間して3個のマウント当接バネ22aが設けられていて、レンズ側マウント面をボディ側に押し付ける、もしくは引き込む構造となっている。
The
爪部23は、カメラ1にレンズ鏡筒2が装着された状態において、後述するレンズ鏡筒2のマウント部50に備えられた爪部52(図2参照)と機械的に係合することによって、カメラ1とレンズ鏡筒2との光軸方向への相対移動を制限するものである。爪部23は、前飾り環22の内周面から内径側に突き出して形成され、光軸周りに略等しい間隔で、例えば、3つが設けられている。
The
ボディ側マウント嵌合板24は、例えば、金属材料によって円環状に形成された板状の部材であり、マウント基部21にビスV2によって固定されている。このボディ側マウント嵌合板24は、図3において正面から見て前飾り環22の内径側に配置されている。ボディ側マウント嵌合板24は、筐体10と一体でもよいが、形状精度を上げるため、本実施形態では円環状の別部材となっている。
The body-side
ボディ側マウント嵌合板24における軸方向において被写体側を向いた面は、フランジバック長を規定する基準面となるマウント面24aとして機能する。また、ボディ側マウント嵌合板24の内周面24bは、後述するレンズ鏡筒2に設けられた嵌合壁部57の外周面57aと係合してレンズ鏡筒2の径方向の位置を位置決めを行う。
The surface of the body-side
図3に示すレンズ着脱ピン26は、ボディ側マウント嵌合板24から光軸方向被写体側に突き出して形成されている。このレンズ着脱ピン26は、レンズ鏡筒2がカメラ1に装着された状態で、レンズ鏡筒2のマウント部50に設けられたピン穴54(図2参照)に嵌合することによって、レンズ鏡筒2とカメラ1との光軸周りの相対回転を制限する。
3 is formed so as to protrude from the body side
レンズ着脱ピン26は、マウント基部21から突出したレンズ鏡筒ロック位置と、マウント基部21に収容されるレンズ鏡筒アンロック位置との間を移動可能になっており、通常、図示しないバネによってロック位置に付勢されている。筐体10の前面部には、レンズ着脱ボタン26aが設けられており、このレンズ着脱ボタン26aを押し込むことによってレンズ着脱ピン26をバネに抗してアンロック位置に移動させることができる。
The lens attaching / detaching
接点ピン27は、カメラ1とレンズ鏡筒2とを電気的に接続するものである。接点ピン27は、マウント基部21のマウント開口部21aの周縁部において、その周縁部に沿って湾曲した接点ブロック28内に配置されている。接点ピン27は、複数(本実施形態では、例えば、9個)が隣接して配列され、押え板29によって接点ブロック28に固定されている。後述するが、レンズ鏡筒2がカメラ1に装着された状態で、レンズ鏡筒2のマウント部50に備えられた電気接点55(図2参照)に接触する。カメラ1は、これらの接点の一部を用いてレンズ鏡筒2に電力を供給し、接点の他部を用いてレンズ鏡筒2と電気通信を行う。
The
接点ピン27は、上述のマウント面24aよりも内径側の領域から光軸方向の被写体側に突き出して設けられている。接点ピン27は、マウント基部21から突出する突出位置と、マウント基部21に収容される収容位置との間を移動可能な可動接点であり、通常、接点ブロック28内において押え板29と各接点ピン27との間に設けられたバネ30によって突出位置に付勢されている。接点ピン27は、バネ30を介してフレキシブルプリント回路(FPC)31に接続され、FPC31は、CPU34を含むボディ側実装基板32に設けられたコネクタ33に接続されている。
The
次に、レンズ鏡筒2の構成について図1及び図2を参照して説明する。レンズ鏡筒2は、カメラ1に着脱可能であって、撮影レンズ40、マウント部50、鏡筒本体部60を備えている。鏡筒本体部60は、例えば、合成樹脂材料によって円筒形状に形成されたレンズ鏡筒2の筐体である。撮影レンズ40は、カメラ1に備えられた撮像素子12に被写体光を導く光学系を構成しており、鏡筒本体部60の内部に絞り41と共に収容されている。撮影レンズ40は、複数のレンズ群によって形成され、ズームレンズやフォーカスレンズを含んでいる。
Next, the configuration of the
レンズ側マウント部50は、カメラ1とレンズ鏡筒2とを締結するマウント機構のレンズ側を形成するものである。なお、図1を含む各図面に示されたレンズ鏡筒2は、カメラ1に装着可能なレンズ鏡筒の一例であり、カメラ1は、このレンズ鏡筒2と実質的に同じ構成のマウント部を備えた複数種類のレンズ鏡筒が選択的に装着可能になっている。レンズ鏡筒2のマウント部50は、マウント基部51、及びその中央に配置された後部カバー59とを有する。後部カバー59は、ビスV3によりマウント基部51に取り付けられ、被写体光を通過させるための開口59aを有している。
The lens
マウント基部51は、レンズ鏡筒2をカメラ1に装着した場合に光軸方向においてカメラ側にある鏡筒本体部60の開口部を覆う環状の部分であり、爪部52、マウント面53、ピン穴54、電気接点55、嵌合壁部57を備えている(ピン穴54、電気接点55については、図2参照)。
The
マウント面53は、レンズ鏡筒2をカメラ1に装着した場合に光軸方向においてカメラ側を向いた円環状の面であり、その円環の中心軸線は、光軸Aと略一致している。マウント面53は、レンズ鏡筒2がカメラ1に装着された状態において、カメラ1のマウント面24aと当接し、レンズ鏡筒2における基準面となる。
The
爪部52は、マウント面53の外周面からレンズ鏡筒2の径方向外側に突き出して形成されている。爪部52は、光軸周りに略等しい間隔で、例えば、3つが設けられている。爪部52は、光軸Aを中心として周方向に延在して設けられ、その先端面は、円筒面の一部(円弧面)を形成している。ピン穴54は、カメラ1のマウント部20に備えられた上述のレンズ着脱ピン26が挿入される部分であり、光軸方向においてカメラ側を向いたマウント基部51の面に形成されている。
The
電気接点55は、マウント基部51に固定された固定接点であり、レンズ鏡筒2がカメラ1に装着された状態において、カメラ1のマウント部20に備えられた接点ピン27に接触する位置に設けられている。電気接点55は、インサートモールドにより形成され、嵌合壁部57の内径側に設けられた接点ブロック56内に配置されており、光軸Aを中心として周方向に複数個(本実施形態では、例えば、9個)が配列される。
The
接点ブロック56は、カメラ1とレンズ鏡筒2とが接続された状態で、前述したカメラ1のマウント部20のマウント基部21に設けられた接点ブロック28に対峙する接点収容部分であり、光軸Aを中心として周方向に延在している。接点ブロック56に設けられた各電気接点55は、例えばフレキシブルプリント回路(FPC)58を介して、レンズ側実装基板61に設けられたコネクタ62に接続されている。
The
嵌合壁部57は、マウント面53の内周側において電気接点55よりもボディ側に突出するようにして円環状に形成された部分である。嵌合壁部57の外周面57aは、上述のように、レンズ鏡筒2がカメラ1に装着された状態において、カメラ1のボディ側マウント嵌合板24の内周面24bに当接し、レンズ鏡筒2とカメラ1との径方向の相対移動を制限する。そして、嵌合壁部57の外周面57aとボディ側マウント嵌合板24の内周面24bとにより、カメラ1に対するレンズ鏡筒2の径方向の装着位置を規定する位置決めが行われる。
The
次に、接点ブロック56及び後部カバー59について詳細に説明する。図4は、レンズ鏡筒2の一部を分解して示す縦断面図であり、図5は、後部カバー59及び接点ブロック56を取り除いたレンズ側マウント部50の背面図であり、図6(a)は後部カバー59の略平面図、(b)は接点ブロック56の略斜視図である。
Next, the
図6(a)に示すように、後部カバー59は、扇形の切欠き部59bを有する点を除いて全体的に環状に板部材から形成されており、外周縁59c及び内周縁59dを有している。切欠き部59bは、周方向に延びる弧状面59eと、該弧状面の両端から半径方向の外側に延びる2つの径方向面59fとにより画成されている。また、後部カバー59は、該後部カバー59をレンズ側マウント基部51に取り付けるためのビスV3(図1参照)を受け入れるため、円周方向に離間して配置された3つの穴59gを有している。
As shown in FIG. 6 (a), the
レンズ側のマウント基部51には、図5に示すように、その内面51gにおける径方向内縁部から半径方向の内側に延びる3つの耳状部51a1,51a2,51a3が円周方向に均等に離間して配置されている。各耳状部51a1,51a2,51a3は、上述したビスV3のためのねじ穴51bを有している。また、レンズ側マウント基部51は、嵌合壁部57の半径方向内側、即ち、径方向内縁部において、耳状部51a2から耳状部51a1までと、耳状部51a1から耳状部51a3まで延びる受け面51cを有すると共に、耳状部51a3と耳状部51a2まで中央部において一旦切断されて延びる受け面51dを有する。後者の受け面51dは、図4に符号xで示すように、受け面51cよりも光軸方向の反カメラボディ側に後退するように形成されている。また、上述した耳状部51a2、51a3には、後述する接点ブロック56の耳状部を受けるための受け面51eが形成されている。
As shown in FIG. 5, the lens-
一方、接点ブロック56は、図6(b)に示すように、後部カバー59にある切欠き部59bに対応してほぼ弧状に湾曲した形状を有している。接点ブロック56は、その外面56dにおける周方向の両端に、前述した耳状部51a2、51a3の受け面51eに載ることができる耳状部56aを有すると共に、径方向の外側面にある段部56bと径方向の内側面にある段部56dとを有する。段部56bがマウント基部51の受け面51dに載り、段部56dに後部カバー59の径方向中間の弧状面59eが載るようになっている。この段部56bと段部57dとの幅は、上述の図4に示す距離xと略等しい。
On the other hand, as shown in FIG. 6B, the
また、接点ブロック56は、半径方向外側の円周面上に、半径方向外側に延びる突部56cを有している。突部56cは、接点ブロック56の円周方向の中央に1個形成されているのが好ましいが、例えば、複数個設けられていてもよく、また、接点ブロック56の外周の全長にわたり設けられていてもよい。図5に示すように、マウント基部51は、耳状部51a2、51a3の間の所定位置に上述の突部56cに対応する凹部51fを有している。凹部51fの設置位置、形状及び個数等は突部56cに対応している。
Further, the
レンズ鏡筒2のマウント基部51への接点ブロック56の組み付けは、次のような手順で行われる。図4及び図5に示すように、後部カバー59を取り付ける前のレンズ側マウント基部51に、図6(b)の接点ブロック56を、その突部56cがマウント基部51に形成された凹部51fに嵌るようにしながら、且つ接点ブロック56の段部56bがマウント基部51の受け面51dと当接するように配置する。その際、接点ブロック56の耳状部56aもマウント基部51の耳状部51a2及び51a3に設けられた受け面51eと当接させる。これにより接点ブロック56がマウント基部51の所定位置を容易に位置決めすることができる。
Assembly of the
その後、図6(a)に示す後部カバー59を、その外周縁59cをマウント基部51の受け面51cに載せると共に、その切欠き部59bの弧状面59eをマウント基部51に装着された接点ブロック56の段部56dに載置する。このようにして後部カバー59をマウント基部51に位置決めし、3個のビスV3を後部カバー59にある穴59gを通しマウント基部51の耳状部51a1〜51a3に設けられたねじ穴51bに螺合する。このようにして接点ブロック56及び後部カバー59がレンズ鏡筒2のマウント基部51に取り付けられる。
6A, the outer
接点ブロック56及び後部カバー59が取り付けられたレンズ鏡筒2をカメラ1に装着する際、使用者は、まずカメラ1とレンズ鏡筒2とを光軸方向に相対移動させて接近させる。そして、カメラ1の前飾り環22の内径側にレンズ鏡筒2のマウント基部51を挿入して、互いのマウント面24a、53同士を当接させる。このとき、レンズ鏡筒2の各爪部52は、カメラ1の各爪部23と爪部23との間に配置する。
When mounting the
次いで、爪部23、52同士の光軸周りの位置が重なるようにレンズ鏡筒2とカメラ1とを光軸周りに相対回転させる。これによって、マウント当接バネ22aによりレンズ鏡筒2がカメラ側に引き込まれると共に、レンズ着脱ピン26がピン穴54に嵌合し、カメラ1とレンズ鏡筒2との締結が完了する。また、この相対回転によって、接点ピン27、及び電気接点55は接触状態となる。
Next, the
このレンズ鏡筒2のカメラ1への装着時において、レンズ鏡筒2のマウント面53と、カメラ1のマウント面24aとが当接し、レンズ鏡筒2のカメラ1に対する光軸方向の位置決めが行われる。さらに、ボディ側マウント嵌合板24の内周面24bと、レンズ鏡筒2に設けられた嵌合壁部57の外周面57aとが係合してレンズ鏡筒2のカメラ1に対する径方向の位置決めが行われる。
When the
レンズ鏡筒2をカメラ1から取り外す場合には、図3に示されたレンズ着脱ボタン26aを光軸方向に押し込んで、レンズ着脱ピン26を図2に示されたピン穴54から解放する。そして、レンズ鏡筒2をカメラ1に対して回転し、爪部23、52同士の係合を解除し、レンズ鏡筒2をカメラから引き離す。
When the
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)接点ブロック56は、レンズ側マウント基部51の所定位置にまず仮装着され、その後、後部カバー59をレンズ側マウント基部51上に載置し、後部カバー59とマウント基部51とをねじ止めする。これによって接点ブロック56は、マウント基部51及び後部カバー59の間に挟持されレンズ側マウント基部51に固定される。接点ブロック56自体の仮装着にはビスを使用しないので、ビス止めの工数を減少させ、強度を増大させ、コストの低減を可能とし、しかも設計の自由度を増すことができる。
(2)接点ブロック56は、レンズ側マウント基部51の内面と当接する外面に1つの突部56cを備え、該レンズ側マウント基部51は、その内面に、接点ブロック56を載置する受け面51dと、突部56cが挿入される凹部51fとを有しており、接点ブロック56は、突部56cを凹部51fに挿入した状態で受け面51dと後部カバー59との間に挟持される。そのため、レンズ側マウント基部51への接点ブロック56の装着が容易になり、また、接点ブロック56の取外しも容易になる。
(3)突部56cが接点ブロック56の径方向外側の周面の略中央に設けられているため、接点ブロック56の装着時の姿勢が安定し、組立作業がより容易になる。
(4)接点ブロック56の径方向内側の周面に弧状の段部56dを形成し、この段部56dに、切欠き部59bを画定する後部カバー59の径方向中間の弧状面59eが載るように構成したため、後部カバー59による挟持をより安定的に且つより確実にすることができる。
As described above, this embodiment has the following effects.
(1) The
(2) The
(3) Since the
(4) An arc-shaped
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、接点ブロック56には角形の突部56cを1個形成したが、これに限らず、種々の形状とすることができ、複数個設けてもよい。
(2)また、本実施形態では、接点ブロック56は円周方向に弧状に湾曲している。しかし、これに限らず、接点ブロック56は所要の電気接点を設けることができれば任意の形状でもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and changes as described below are possible, and these are also within the scope of the present invention.
(1) In the present embodiment, the
(2) In the present embodiment, the
In addition, although embodiment and a deformation | transformation form can also be used in combination suitably, detailed description is abbreviate | omitted. Further, the present invention is not limited to the embodiment described above.
2:レンズ鏡筒、40:撮影レンズ、50:マウント部、51:マウント基部、51c:受け面、51d:受け面、51e:受け面、51f:凹部、51g:内面、55:電気接点、56:接点ブロック、56b:段部、56c:突部、56d:外面、59:後部カバー、60:鏡筒本体部 2: lens barrel, 40: photographing lens, 50: mount portion, 51: mount base, 51c: receiving surface, 51d: receiving surface, 51e: receiving surface, 51f: recessed portion, 51g: inner surface, 55: electrical contact, 56 : Contact block, 56b: step, 56c: protrusion, 56d: outer surface, 59: rear cover, 60: barrel main body
Claims (3)
前記筒部材に設けられ、且つ前記撮影レンズの光軸方向において、該撮影レンズの射出側である筒部材の端部に配置されるカバー部材と、
通信用のレンズ側接点が設けられた接点部材と、を備え、
前記接点部材は、前記筒部材と前記カバー部材との挟持によって、前記筒部材に固定されていること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 A cylindrical member for holding the taking lens inside;
A cover member provided on the cylindrical member and disposed at an end of the cylindrical member on the exit side of the photographing lens in the optical axis direction of the photographing lens;
A contact member provided with a lens side contact for communication, and
The contact member is fixed to the cylindrical member by sandwiching the cylindrical member and the cover member;
A lens barrel characterized by
前記接点部材は、前記筒部材の内面と当接する外面を有し、該外面の少なくとも1箇所に突部を備え、
前記筒部材は前記内面に、前記接点部材を載置する段部と、前記突部が挿入される凹部と、を有し、
前記接点部材は、前記突部を前記凹部に挿入した状態で前記段部と前記カバー部材の被写体側面との間に挟持されていること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 The lens barrel according to claim 1,
The contact member has an outer surface that comes into contact with the inner surface of the cylindrical member, and includes a protrusion at at least one location on the outer surface.
The cylindrical member has, on the inner surface, a step portion for placing the contact member, and a concave portion into which the protrusion is inserted,
The contact member is sandwiched between the stepped portion and a subject side surface of the cover member with the protrusion inserted into the recess;
A lens barrel characterized by
前記突部は、接点部材の前記外面の略中央に設けられていること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 The lens barrel according to claim 2,
The protrusion is provided at substantially the center of the outer surface of the contact member;
A lens barrel characterized by
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008298354A JP2010122618A (en) | 2008-11-21 | 2008-11-21 | Lens barrel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008298354A JP2010122618A (en) | 2008-11-21 | 2008-11-21 | Lens barrel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010122618A true JP2010122618A (en) | 2010-06-03 |
Family
ID=42323981
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010122618A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113015930A (en) * | 2018-11-12 | 2021-06-22 | 富士胶片株式会社 | Lens barrel and outer package frame |
-
2008
- 2008-11-21 JP JP2008298354A patent/JP2010122618A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113015930A (en) * | 2018-11-12 | 2021-06-22 | 富士胶片株式会社 | Lens barrel and outer package frame |
US11899341B2 (en) | 2018-11-12 | 2024-02-13 | Fujifilm Corporation | Lens barrel and exterior housing |
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