JP2010120661A - 持ち手付き容器の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、作業工程を増加させずに、環状の持ち手を備えた合成樹脂フィルム製の容器を得ることを課題とするものである。
【解決手段】この発明は、合成樹脂フィルム1を二つ折りし、表裏に対応するフィルムの縁3を接着する。次いで使用時に上方となる側の縁の表裏フィルムに一部の連続部4を残して下方に向けて所望の深さまで表裏のフィルムを切断すると共に、前記切断線6の下部から左右の縁にかけて左右の縁の表裏フィルムの下部に連続部5を残してフィルムを切断する。以上の工程により、前記上縁に残された連続部を含むフィルム部分が持ち手となり、前記左右の縁に残された連続部を含むフィルム部分が収納部となるようにして持ち手付き容器を製造する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、合成樹脂フィルム製の容器であって環状の持ち手が付いたものの製造方法に関するものである。この発明に係る容器は、小売店で食品を包装して陳列し、需要者がそのまま持ち帰る用途に適したものであるが、用途に限定はない。
先に出願人は、食品陳列用袋として、底面を有し上方が開口した自立可能な合成樹脂製の袋体の上部に持ち手となる穴を設けた発明を提案した(特開2007−308199)。
上記発明においては、持ち手となる穴を袋体の上部に形成しているため、袋体の上下寸法を収納物の高さよりも十分に大きくし、持ち手に手を入れたときに手が内容物に触れないようにする必要がある。そして、袋体の上下寸法が大きいために、この容器をそのまま食卓で皿代わりに使用するときには袋体の上下寸法を短くするように切断しなければならない。また、袋体内部の空気の流通が悪く、揚げ物を収納した場合にはころもが湿ってしまったり、果物を収納した場合にはその香りが外に流れにくいなどの問題がある。
特開2007−308199号
他方、上下寸法の小さい袋体に環状の持ち手を取り付けようとする場合、その手法としては袋体にテープ状の持ち手の両端を接着する方法、袋体の上部に持ち手となるテープ状の部分を形成しておき、表裏両面のテープ状部分の端部同士を接着する方法が考えられる。
しかしながら、何れの方法もフィルムを切断した後での作業であり、接着時の位置合わせが難しいほか、作業工程が増加するなどの問題がある。
この発明は、作業工程を増加させずに、環状の持ち手を備えた合成樹脂フィルム製の容器を得ることを課題とするものである。
この発明は、以下の工程によって環状の持ち手の付いた容器を製造するものである。合成樹脂フィルムを二つ折りし、表裏に対応するフィルムの縁を接着する。次いで使用時に上方となる側の縁の表裏フィルムに一部の連続部を残して下方に向けて所望の深さまで表裏のフィルムを切断すると共に、前記切断線の下部から左右の縁にかけて左右の縁の表裏フィルムの下部に連続部を残してフィルムを切断する。以上の工程により、前記上縁に残された連続部を含むフィルム部分が持ち手となり、前記左右の縁に残された連続部を含むフィルム部分が収納部となるようにして持ち手付き容器を製造する。
上記において、上方となる縁に残す連続部は1箇所に限られず複数箇所に連続部を残し、複数の持ち手を形成するようにしてもよい。また、表裏に対応する縁を接着する際に、残される連続部のみを接着し、切断される縁は接着しない手法も採用可能である。合成樹脂フィルムの形状は方形が一般的であるが、二つ折りする線を中心として線対称の形状であればよい。
なお、ここで接着の語は、広く表裏の縁が容易に分離しない状態にあることをいい、そのための手法は問わない。
請求項2の発明は方形の合成樹脂フィルムの中心線と、中心線から等間隔の線を折り目として合成樹脂フィルムを蛇腹折りし、表裏に対応するフィルムの縁を接着し、次いで使用時に上方となる側の縁の表裏フィルムに一部の連続部を残して下方に向けて所望の深さまで表裏のフィルムを切断すると共に、前記切断線の下部から左右の縁にかけて左右の縁の表裏フィルムの下部に連続部を残してフィルムを切断し、もって前記上縁に残された連続部を含むフィルム部分が持ち手となり、前記左右の縁に残された連続部を含むフィルム部分が収納部となるようにする持ち手付き容器の製造方法である。
この方法によれば、上記特許文献に記載された底面を備えて自立可能な容器に環状の持ち手を設けることができる。
この発明は、折り返された合成樹脂フィルムの縁を接着した後に所望の形状に切断することにより環状の持ち手付の容器を製造することができる。すなわち、従前の合成樹脂フィルム製の容器の製造工程と同じ工程によって、環状の持ち手を備えた容器を製造することができるので、位置合わせの困難性や製造工程の増加という問題点が解消される。
以下この発明の実施例を説明する。
図1ないし図4は請求項1の発明の実施例である。
楕円形の合成樹脂フィルム1をその中心線2を折り目として二つ折りし、表裏のフィルムの周縁3を全周に亘り溶着によって接着する。次いで、使用時に上方となる縁の一部に連続部4が、使用時に側方となる左右双方の縁の下部に連続部5が残るように、上下方向及び左右方向の連続する切断線6において表裏のフィルムを切断する(一般には型抜きで行う)。
その結果、図4に示すように、収納部7の上部に環状の持ち手8が備えられた容器を得ることができる。
上記においては、周縁3の全周を接着したが、連続部4,5に対応する部分のみを接着してもよい。そして、連続部4の長さは得ようとする持ち手の幅により決定し、連続部5の長さは得ようとする収納部の深さにより決定する。
図5,図6は方形の合成樹脂フィルムを使用して持ち手を2箇所に形成したものであり、上方となる縁の2箇所に連続部4を残し、2箇所の連続部4,4間のフィルムも連続する切断線9に沿って切断する。
図7ないし図10は請求項2の発明の実施例である。
縦長長方形の合成樹脂フィルム1の中心線2と、中心線2を挟んで上下等間隔の線11、11を折り目として、合成樹脂フィルム1を蛇腹折りし(図8)、周縁3を溶着する。次いで、上方の縁に連続部4を、側方の縁に連続部5を残すように切断線6に沿って表裏のフィルムを切断し、図10に示すように、底面を備えて自立可能な収納部7に持ち手8が付いた容器を得ることができる。
この発明によれば、環状の持ち手を備えた合成樹脂フィルム製の容器を、容易にかつ製造コストが上昇することなく得ることができる。このようにして製造された容器は、食品の陳列・運搬に限られることなく、その素材や大きさを選択することにより、種々の物品の収納・運搬の用途に使用することができる。
この発明実施例1のフィルムの展開状態の図 同じく縁を溶着した状態の図 同じく切断線を示す図 同じく切断した状態を示す図 持ち手を二箇所に形成するための切断線を示す図 持ち手を二箇所に形成した状態を示す図 この発明実施例2のフィルムの展開状体の図 同じく底部の折り込み状体を示す図 同じく切断線を示す図 同じく製造された容器の斜視図
符号の説明
1 合成樹脂フィルム
2 中心線
3 周縁
4,5 連続部
6 切断線
7 収納部
8 持ち手
9 切断線
11 折り目

Claims (2)

  1. 合成樹脂フィルムを二つ折りし、表裏に対応するフィルムの縁を接着し、次いで使用時に上方となる側の縁の表裏フィルムに一部の連続部を残して下方に向けて所望の深さまで表裏のフィルムを切断すると共に、前記切断線の下部から左右の縁にかけて左右の縁の表裏フィルムの下部に連続部を残してフィルムを切断し、もって前記上縁に残された連続部を含むフィルム部分が持ち手となり、前記左右の縁に残された連続部を含むフィルム部分が収納部となるようにする、持ち手付き容器の製造方法
  2. 方形の合成樹脂フィルムの中心線と、中心線から等間隔の線を折り目として合成樹脂フィルムを蛇腹折りし、表裏に対応するフィルムの縁を接着し、次いで使用時に上方となる側の縁の表裏フィルムに一部の連続部を残して下方に向けて所望の深さまで表裏のフィルムを切断すると共に、前記切断線の下部から左右の縁にかけて左右の縁の表裏フィルムの下部に連続部を残してフィルムを切断し、もって前記上縁に残された連続部を含むフィルム部分が持ち手となり、前記左右の縁に残された連続部を含むフィルム部分が収納部となるようにする、持ち手付き容器の製造方法
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