JP2010119043A - データ送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MACフレームの生成において、入力データの入力状況に応じて、MACフレームに入力データを追加連結可能なデータ送受信装置を提供する。
【解決手段】MACフレームを生成する際、MACヘッダに追加連結フラグを付加し、また連結した入力データの最後に、連結終端フラグを付加するよう制御する。また、MACフレーム受信側では追加連結フラグおよび連結終端フラグを参照し、連結された入力データを分離するよう制御する。
【選択図】図13

Description

本発明はデータ送受信装置に関し、特に、高速PLC(Power Line Communication)になどのネットワークシステムを構成するデータ送受信装置に関する。
IEEE802.11で規定される無線LANでは、伝送帯域を予め確保してデータを伝送するTDMA(Time Division Multiple Access)方式を採用している。具体的にはARIB(社団法人電波産業会)にて標準規格化されたHiSWANa(High Speed Wireless Access Networking Type a:ARIB STD-T70 1.0版)などがある。
以下、上記HiSWANa規格に採用されたTDMA方式の概要を説明する。HiSWANaで採用されたTDMA方式は、管理端末と呼ばれる1台の端末によりネットワーク内の各端末は管理される。
管理端末はネットワーク全体の時刻同期を管理するために、ビーコンと呼ばれるパケットデータ(以下、BCH:Broadcast CHannelと表記)を予め定められた周期で同報通信する(HiSWANaでは2ms周期)。
ネットワーク内に配置された各クライアント端末は、BCHを受信すると、それを基準に、端末内の基準時刻情報をリセットするとともに、管理端末より送信される各種制御パケットの受信準備を開始する。
管理端末は、BCH送出後、ネットワークに接続された各クライアント端末のデータ送信スケジュールを含むネットワークシステム制御のパケットデータ(以下、FCH:Frame CHannelと表記)を、各クライアント端末に対して同報通信する。
上記FCHには、ネットワークに接続された各クライアント端末のデータの送受信スロット情報(送受信開始タイミング情報、データ送受信時間情報など))を含むデータの送信および受信のスケジュールが付加されており、各クライアント端末はFCHを受信すると自端末がデータを送受信するタイミングを検出する。
管理端末はFCH送信後、各クライアント端末に対して送信要求受信通知のパケットデータ(以下、ACH:Access feedback CHannelと表記)を送信する。ACHは各クライアント端末からの帯域割当要求に対する管理端末からの応答である(詳細は後述)。
管理端末より、上記BCH、FCH、ACHの各パケットデータの送信が完了すると、FCHにて通知されたスケジュールに基づき、各クライアント端末はパケットデータの受信、および送信動作を開始する(以下、各端末間でデータの送受信を行う期間をTCHと表記)。
TDMA方式では、管理端末は送信したいデータを持つクライアント端末についてのみデータ送信スロットをスケジューリングする。従って、送信したいデータを持つクライアント端末は、管理端末に対して自端末のデータを送信するためのスロットを割り振るよう要求する必要がある。上記HiSWANa規格で採用されたTDMA方式では、各クライアント端末より送信リクエストを受け付けるため、1ビーコン周期内(以下、1フレームと表記)の最後に、各クライアント端末からの上記送信スロット要求リクエスト(帯域割当要求)を受け付けるためのCSMA(Carrier Sense Multiple Access)期間(以下、RCH:Random access CHannel期間と表記)を準備している。
管理端末は、RCH期間に上記送信スロット要求リクエストを受け取った端末に対しては、次の1ビーコン周期内のACHにて帯域割当要求を受け取った旨を通知する。
ここで、各端末間でデータの送受信を行うTCHでは、ネットワークシステムに適応して伝送帯域を効率的に利用できるようMAC(Media Access Control)フレームの構成が使用される。例えば、特許文献1においては、MACフレームを生成する際、宛先が同じ複数のデータ(MACフレームを構成するデータ:以下、入力データと表記)に関しては、それらをひとまとめに連結し、連結した入力データ列にMACヘッダを1つだけ付加することによってオーバーヘッドを低減させ、伝送効率を向上させる方法が記載されている。
特許文献1に開示の方法では、MACヘッダに予め連結される入力データの数(以下、連結数と表記)とその長さに関する情報が含まれ、受信側でその情報を参照し、連結されている入力データを分離して抽出する。
ところが、上記の方法ではMACヘッダを生成後に順次入力データを連結する作業において、MACフレームの長さが連結される予定の入力データの長さの合計より十分大きく設定されている場合でも、MACヘッダに付加された連結数以上の入力データは連結できず、利用可能な伝送帯域が未使用で残存するという問題や、その残存帯域に連結することができた入力データは次のMACフレーム生成まで送信されず、滞留して遅延が生じるという問題があった。
特表2006−527570号公報
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、MACフレームの生成において、入力データの入力状況に応じて、MACフレームに入力データを追加連結可能なデータ送受信装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ送受信装置は、通信ネットワークを構成するデータ送受信装置であって、前記データ送受信装置は、宛先が同じ入力データを連結して、前記通信ネットワークで使用されるMACフレームを生成する送信制御回路を備え、前記送信制御回路は、前記入力データを連結するMACフレーム生成回路と、前記入力データの連結数を決定するMACフレーム連結制御回路と、前記連結数の情報を含むように前記MACフレームのMACヘッダを生成するMACヘッダ生成回路とを備え、前記MACフレーム連結制御回路は、前記連結数に基づいて前記入力データを連結した後、前記連結数を越えて前記入力データを追加連結することが予め許可されている場合に、前記MACフレーム内に前記入力データを追加連結可能な空き領域の有無を検出し、追加連結可能な前記空き領域がある場合には、前記MACフレーム生成回路を制御して前記入力データを追加連結する。
本発明に係るデータ送受信装置によれば、MACフレームを生成する際に、MACヘッダに入力データの連結数を付加した後でも、MACフレームに利用可能な伝送帯域が空き領域として残存している場合、入力データの入力状況に応じて追加して連結することが可能となり、伝送帯域を効率的に利用することができるとともに、入力データの滞留を抑制する効果が得られる。
<A.実施の形態1>
<A−1.ネットワークシステムの構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係るデータ送受信装置を備えた高速PLCネットワークシステムの構成を概略的に示す図である。なお、以下においては、データ送受信装置を端末と呼称する。
図1に示すように、当該高速PLCネットワークシステムは、ネットワーク全体を管理する管理端末1、PLCネットワークシステムに接続されたクライアント端末A3、クライアント端末B5およびクライアント端末B7と、信号ラインともなる電灯線9とを備え、管理端末1、クライアント端末A3、クライアント端末B5およびクライアント端末B7と電灯線9との間は、それぞれ電源コンセント2、4、6および8によって電気的に接続されている。
なお、図1に示された高速PLCネットワークシステムの構成は、本発明のデータ送受信装置が適用できるシステム構成の一例であり、本発明のデータ送受信装置は、他の構成を持つ高速PLCネットワークシステム、無線LANを用いたネットワークシステムなど、種々の有線および無線のネットワークシステムにも適用できる。
<A−2.ネットワークシステムの概略動作>
次に、図1を用いて高速PLCネットワーク内での管理端末1の動作を中心として、当該ネットワークシステムの概略動作について説明する。なお、実施の形態1では、MAC方式として、従来技術として説明したHiSWANa規格で採用されたTDMA方式を採用した場合を例に説明する。
なお、本発明のデータ送受信装置は上記TDMA方式のみへの適用に限るものではなく、複数の入力データからMACフレームを生成(詳細は後述)する他の通信方式にも適用が可能である。
<A−2−1.管理端末の動作>
管理端末1は、最初にネットワーク全体の時刻同期を管理するために同期情報としてビーコン信号(BCH:Broadcast CHannel)を予め定められた周期で同報通信する。BCH送信後、管理端末1は高速PLCネットワーク内の各端末のデータ受信およびデータ送信のタイミング情報(FCH:Frame CHannel)を同報通信する。FCH送信後、前フレームで各クライアント端末より出力されるRCH(Random access CHannel)を受信した場合、RCHの送信クライアント端末に対して正常受信したことを通知するACH(Access feedback CHannel)を出力する。
ACH送信後は、FCHにて送信されたスケジュールに基づき管理端末1、クライアント端末A3、クライアント端末B5およびクライアント端末C7は、各クライアント端末間でのデータの送受信をTCH期間で実施する。
<A−2−2.クライアント端末の動作>
次に、クライアント端末の動作について説明する。クライアント端末は、管理端末1より出力されるBCHを受信すると、そのBCHに基づいてクライアント端末内の基準時刻を同期させる。
基準時刻の同期を実施した後、各クライアント端末は管理端末1より出力されるFCHに基づいて、それぞれのデータ送信タイミングおよびデータ受信タイミングを内部に設定し、パケットデータの送信および受信の準備を開始する。パケットデータの送信の場合は、FCHに基づく送信時刻が近づくと入力データを連結してMACフレームの生成を開始し、所定のタイミングで電灯線9にMACフレームを送出する。パケットデータの受信の場合は、FCHに基づく受信時刻になるとMACフレームを復調し、入力データの抽出および誤り検出などMACフレーム受信動作を行う。
FCHでのスケジュールに基づくMACフレームの送受信が終了すると、各クライアント端末はMACフレーム送信データを持っている場合はRCHの期間に管理端末1に対して帯域割当要求を出力する。
<A−3.高速PLC端末の構成>
<A−3−1.データ送受信装置の構成>
次に、図2〜図5を用いて高速PLC端末の構成を説明する。
図2は本発明に係るデータ送受信装置を高速PLC端末に適用した場合のデータ送受信装置10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、データ送受信装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、Ethernet(登録商標)インターフェイス回路12、ブリッジインターフェイス回路13、ブリッジ用メモリ14、PLCモデム回路15、PLC送信用メモリ16、PLC受信用メモリ17およびCPUバス18を備えている。
ここで、ブリッジインターフェイス回路13は、Ethernetインターフェイス回路12より入力されるEthernetフレームデータ、Ethernetインターフェイス回路12へ出力されるEthernetフレームデータ、PLCモデム回路15へ出力されるEthernetフレームデータ、PLCモデム回路15から入力されるEthernetフレームデータをブリッジする回路である。
また、ブリッジ用メモリ14は、ブリッジインターフェイス回路13に入力されたEthernetフレームが、宛先ごとに振り分けられて記憶するメモリであり、PLC送信用メモリ16は、電灯線9(図1)を介して送出するMACフレームデータを記憶するメモリであり、PLC受信用メモリ17は、電灯線9を介して受信したMACフレームデータを記憶するメモリである。
そして、Ethernetインターフェイス回路12は、入力端子20および出力端子21を介してEthernetフレームデータを、外部からデータ送受信装置10に入力およびデータ送受信装置10から外部に出力する回路であり、PLCモデム回路15は、出力端子22を介して外部にフレームデータを送信し、また入力端子23を介して入力されたPLCフレームを受信する回路である。
一般に、高速PLCネットワークでは、電灯線9(図1)に接続された各端末を論理ポートという概念を用いて、ブリッジインターフェイス回路13において、宛先(図1中の管理端末1、クライアント端末A3、クライアント端末B5およびクライアント端末C7)ごとにデータを振り分けて、ブリッジ用メモリ14内にキューイングする。
具体的にはEthernetインターフェイス回路12より入力されるEthernetフレームデータを、その行き先ごとにブリッジ用メモリ14内に振り分けて記憶する処理である。
<A−3−2.PLCモデム回路の構成>
図3は、図2に示したデータ送受信装置10内のPLCモデム回路15の構成を示すブロック図である。
図3に示すようにPLCモデム回路15は、ブリッジインターフェイス回路13より入力端子30を介して入力されるEthernetデータを連結してPLC用MACフレームデータを生成するPLC送信制御回路40と、電灯線9(図1)を介して受信したPLC用MACフレームデータからEthernetフレームデータを分離して出力端子31を介してブリッジインターフェイス回路13に出力するPLC受信制御回路50とを備えている。また、PLC送信制御回路40は、PLC送信用メモリ16との間で、送信用のMACフレームデータの授受を行い、PLC受信制御回路50は、受信用メモリ17との間で、MACフレームデータの授受を行う。
<A−3−3.PLC送信制御回路の構成>
図4は、図3に示したPLC送信制御回路40の構成を示すブロック図である。
図4に示すようにPLC送信制御回路40は、MACフレーム生成回路401、PLC送信タイミング生成回路402、MACフレーム連結制御回路403、暗号化回路404、MACヘッダ生成回路405、MACヘッダ付加回路406、PLC送信用メモリ制御回路407、セレクタ408およびFCS付加回路409を備えている。
MACフレーム生成回路401は、ブリッジインターフェイス回路13より入力端子30を介して入力されるEthernetフレームデータを、MACフレーム連結制御回路403の制御で連結し、PLC用のMACフレームデータを生成する。PLC送信タイミング生成回路402は、入力端子30を介して入力されるEthernetフレームデータの受信状況とCPU11から通知される送信タイミングとに基づいて、MACフレーム連結制御回路403、MACヘッダ生成回路405、PLC送信用メモリ制御回路407の動作タイミングの制御や指示を行う。
MACフレーム連結制御回路403は、PLC送信タイミング生成回路402の指示でEthernetフレームデータの連結を制御する機能を有し、MACフレーム生成回路401へ連結の指示を行う。
暗号化回路404は、MACフレーム生成回路401において生成したMACフレームデータに暗号化を施し、MACヘッダ生成回路405は、PLC送信タイミング生成回路402およびMACフレーム連結制御回路403から与えられる制御情報に基づいてMACヘッダを生成する。
MACヘッダ付加回路406は、暗号化回路404の出力にMACヘッダ生成回路405の出力を付加し、MACフレームデータを整合する回路である。
PLC送信用メモリ制御回路407は、MACヘッダ付加回路406で整合されたMACフレームデータを、PLC送信タイミング生成回路402の指示に基づいて、MACフレームデータの送信タイミングに応じてPLC送信用メモリ16に格納する制御を行う。 セレクタ408は、PLC送信用メモリ制御回路407からの指示に基づいて、MACヘッダ付加回路406およびPLC送信用メモリ制御回路407の出力を切り替えてFCS付加回路409に与え、FCS付加回路409は、セレクタ408から出力されるMACフレームデータに、誤り検出のためのFCS(Frame Check Sequence)を付加する回路である。
なお、PLC送信タイミング生成回路402は管理端末として動作する場合は、前述の動作の他、CPU11からの指示に基づいてBCH、FCH、ACHなどのPLCネットワーク制御情報を生成し、また、クライアント端末として動作する場合は、帯域割当要求(RCH)の生成を行う。
<A−3−4.PLC受信制御回路の構成>
図5は、図3に示したPLC受信制御回路50の構成を示すブロック図である。
図5に示すようにPLC受信制御回路50は、MACヘッダ解析回路501、FCSチェック回路502、PLC受信タイミング生成回路503、暗号復号回路504、PLC制御フレーム分離回路505、MACフレーム分離回路506およびPLC受信用メモリ制御回路507を備えている。
MACヘッダ解析回路501は、入力端子23を介して入力される、受信されたMACフレームデータよりMACヘッダを分離し、その内容を解析する回路である。FCSチェック回路502は、同じく受信されたMACフレームデータに送信時に付加されたFCSに基づいて、受信されたMACフレームデータに発生した誤りを検出する回路である。
PLC受信タイミング生成回路503は、PLC制御フレーム分離回路505の出力と、CPU11から通知される受信タイミングに基づいて、MACヘッダ解析回路501、FCSチェック回路502の動作タイミングの制御や指示を行う。
暗号復号回路504は、MACヘッダ解析回路501より出力される暗号化されたMACフレームデータを復号する回路であり、PLC制御フレーム分離回路505は、暗号復号回路504より出力される復号されたMACフレームデータのうち、BCH、FCH、ACHなどのPLCネットワーク制御情報と、Ethernetフレームデータなどの、PLCネットワーク制御情報ではない通常のMACフレームデータとを分離するとともに、FCSチェック回路502により判断されたMACフレーム誤り情報に基づいて、MACフレームデータの取り扱いを決定する。
MACフレーム分離回路506は、PLC制御フレーム分離回路505より出力されるEthernetフレームデータが連結されたMACフレームデータを、MACヘッダの連結数、あるいは追加連結フラグ、連結終端フラグなどで判断し(詳細は後述)、個々のEthernetフレームデータに分離する回路である。
PLC受信用メモリ制御回路507は、MACフレーム分離回路506が出力したEthernetフレームデータを、一旦、PLC受信用メモリ17に記憶する制御信号を生成するとともに、格納したEthernetフレームデータの読み出し制御を行う回路である。
PLC受信タイミング生成回路503は管理端末として動作する場合は、クライアント端末からの帯域割当要求(RCH)をPLC制御フレーム分離回路505の出力と、CPU11からの指示に基づいて管理する。また、クライアント端末として動作する場合は、BCH、FCH、ACHなどのPLCネットワーク制御情報とCPU11からの指示に基づいて同期制御、スケジュール情報、帯域割当要求受信通知などを管理する。
<A−4.フレーム内のデータの送信タイミング>
管理端末1では、背景技術でも述べたように、周期的にBCH、FCHなどを出力してPLCネットワークを管理する。
図6には、PLCネットワークの1ビーコン周期(1フレーム)での各種データの送信タイミングを示す。図6に示すように、1ビーコン周期においては、BCH、FCHおよびACHの順にネットワーク管理情報を送信した後、データ送受信期間にN個の通信スロット#1〜#nを送信し、最後にRCHを送信することとなる。
実施の形態1では、管理端末1がBCHを送出する際、管理端末1の時刻情報をペイロード情報として送出する。BCHを受信するクライアント端末は、BCHを受信すると、内部の受信基準時刻(クライアント端末側基準時刻)をBCHに付加された送信側基準時刻(管理端末側基準時刻)に同期させる。
管理端末1はBCHの送信に引き続きFCH(スケジューリング情報)の送信を行う。図7にFCHのペイロードに付加されるスケジュール情報の構成を示す。管理端末1は、各クライアント端末からの帯域割当要求を受信するとその要求に応じたスケジューリングを実施する。スケジュール情報には、データ送受信期間(TCH)に設けられた通信スロットごとに送信開始時間、送信時間、どの端末(送信端末)からどの端末(受信端末)へのデータ送信かを示す端末情報、およびデータを送受信する際の関連情報が含まれている。
実施の形態1では、送信端末情報および受信端末情報については、各端末の持つMACアドレス(Media Access Control Address)情報を用いるものとする。なお、MACアドレス情報以外に、例えばそのPLCネットワーク内の論理ポート番号、あるいはネットワーク内でプライベートに定められた識別情報であっても同様の効果を奏する。
また、図6に示すようにFCHの送信後は、ACH期間での管理端末1による帯域割当要求受信通知の送信、FCHにより通知されたスケジュール情報に基づくTCHでの各端末間のデータ送受信、RCH期間でのクライアント端末による帯域割当要求の送信を経て、PLCネットワークの1ビーコン周期が完了する。
図8にTCHのペイロードの構成を示す。図8に示すように、TCHでは通信スロット1つに対して1つのMACフレームが割当られる。
図6〜図8に示しているTCHの通信スロットは、個数がN個の例である(N≧0の整数)。なお、1つの通信スロットの長さ、すなわちMACフレームの大きさと、通信スロットの個数Nはクライアント端末の帯域割当要求の状況に応じて管理端末1が制御することで決定される。
<A−5.MACフレームの構成>
<A−5−1.従来的方法>
まず、図9を用いて、従来のMACフレームの構成方法の概要について説明する。なお、実施の形態1ではMACフレームの構成要素である入力データにEthernetフレームを使用しているが、これに限るものではなく、同様の構成で長さ情報を持つフレームであれば本発明のデータ送受信装置は適用できる。
図9に示すように、MACフレームはMACヘッダM10が先頭に付加され、その後ろからEthernetフレームが順次連結される構成となっている。MACヘッダM10はMACフレームの送信元端末を示す送信元情報M20、MACフレームの送信先端末を示す宛先情報M21、Ethernetフレームの連結数M22、その他のMACフレーム送信関連情報M23を含んでいる。
連結数M22は管理端末1より通知されるFCHに基づいて決定されたMACフレームの大きさと、入力データとして蓄積されているEthernetフレームの状況を判断してMACフレーム連結制御回路403(図4)が決定する。なお、図9の例では連結数はP個とされているが、Ethernetフレームを連結しないアイドルのみの通信スロットを想定して、Pは0以上の整数に設定される。
図9に示されるように、MACヘッダM10に続き、1個目(#1)のEthernetフレームの長さ情報M11と1個目のEthernetフレーム本体M12が順に連結され、その次には2個目(#2)のEthernetフレームの長さ情報M13と2個目のEthernetフレーム本体M14が順に連結されると言うように、Ethernetフレームの長さ情報とEthernetフレーム本体とが、交互に連結され、それは連結数Pに達するまで続いている。そして、P個目のEthernetフレームの長さ情報M15およびEthernetフレーム本体M16が連結されると、Ethernetフレームの連結処理は終了する。
ここで、各々のEthernetフレーム本体の長さ情報M11、M13などは、連結したEthernetフレームを、MACフレームの受信側で、その長さ情報に基づいて個々に分離するために付加するものである(詳細は後述)。
Ethernetフレームの連結処理が終了した段階で、MACフレームは入力データをさらに格納できる可能性のある空き領域(IDLE)M17を持つ場合がある。すなわち、MACフレームの大きさは上述の通り管理端末1のスケジューリングで決定されるが、クライアント端末が連結しようとする複数のEthernetフレームの長さの合計と、MACフレームの大きさとが必ずしも一致しないことがあるので、IDLEが発生する。IDLEが発生した場合、データが意味を持たない期間として通常は0パディングなどの処理がなされる。
MACフレームの連結処理が終了、あるいはIDLEがある場合はその期間が終了すると、誤り検出のためのFCS情報M18が付加され、MACフレームの生成が完了する。
次に、図10を用いて、従来のMACフレームにおけるEthernetフレームの連結手順を説明する。
図10では、1個目(#1)のEthernetフレームと2個目(#2)のEthernetフレームが入力データとして蓄積された時点でMACフレームでの連結数を2個に決定する例を示している。また、MACヘッダに付加する連結数を2として生成した後、Ethernetフレームの連結が始まるまでに、3個目(#3)のEthernetフレームが蓄積されたものとする。
MACフレームはMACヘッダに続き1個目(#1)のEthernetフレームの長さ情報とフレーム本体が連結され、さらに2個目(#2)のEthernetフレームの長さ情報とフレーム本体が連結され、決定した連結数の2個に到達した時点でEthernetフレームの連結を終了する。この後IDLEとして3個目(#3)のEthernetフレームを連結できるだけの十分な空き領域があったとしても、3個目(#3)のEthernetフレームは連結されることはなく、最後にFCSを付加してMACフレームの生成を完了する。
このため、上記のような場合はMACフレームの構成効率(伝送帯域の効率)が低下するとともに、3個目(#3)のEthernetフレームは次のMACフレームに連結されるまで蓄積されるので、3個目(#3)のEthernetフレームのデータの送信が滞留することになる。
<A−5−2.発明に係るMACフレームの構成方法>
次に、図11を用いて実施の形態1におけるMACフレームの構成方法の概要について説明する。
図11に示すMACフレームも、従来のMACフレームと同様にMACヘッダM50が先頭に付加され、その後ろからEthernetフレームが順次連結される構成となっている。
MACヘッダM50はMACフレームの送信元端末を示す送信元情報M70、MACフレームの送信先端末を示す宛先情報M71、Ethernetフレームの連結数M72、追加連結フラグM73および、その他のMACフレーム送信関連情報M74を含んでいる。
連結数M72は従来と同様に管理端末1より通知されるFCHに基づいて決定されたMACフレームの大きさと、入力データとして蓄積されているEthernetフレームの状況を判断してMACフレーム連結制御回路403が決定する。なお、図11の例では連結数はP個とされているが、Ethernetフレームを連結しないアイドルのみの通信スロットを想定して、Pは0以上の整数に設定される。
また、連結数を決定した後にEthernetフレームを追加で連結することを許可するか否かの設定を、MACフレーム連結制御回路403(図4)がPLC送信タイミング生成回路402(図4)を通じてCPU11から通知される。この設定は、データ送受信装置10に対して予め与えられているもので、それをCPU11がMACフレーム連結制御回路403に通知するものである。
追加で連結することを許可する設定がされている場合は、実際に追加で連結するか否かに関わらず追加連結フラグM73がMACヘッダの構成要素として付加される。なお、追加で連結することを許可する設定がなされていない場合は、従来のMACフレームの構成方法と同様であるので、以下追加で連結することが許可されている場合について説明する。
MACヘッダM50に続き、1個目(#1)のEthernetフレームの長さ情報M51と1個目のEthernetフレーム本体M52が順に連結され、その次には2個目(#2)のEthernetフレームの長さ情報M53と2個目のEthernetフレーム本体M54が順に連結される。これを繰り返して、P個目(#P)のEthernetフレーム本体の連結が終了した段階で、P+1個目(#P+1)のEthernetフレームがすでにMACフレームの構成要素の入力データとして蓄積されており、かつMACフレームにそのP+1個目のEthernetフレームを連結できる空き領域(IDLE)があった場合、MACフレーム連結制御回路403は、MACヘッダに付加されている連結数、すなわちP個を超えて、P+1個目(#P+1)のEthernetフレームの長さ情報M55とEthernetフレーム本体M56とを追加で連結する。
また、追加連結フラグM73を付加した場合は、連結数M72で設定された通りの連結個数でEthernetフレームが連結されているとは限らないため、Ethernetフレームの連結の終端であることを示す連結終端フラグM57をMACフレームに付加する。この連結終端フラグM57は、実際にEthernetフレームを追加連結したか否かに関わらず、追加連結フラグM73を付加した場合には必ず付加する。
なお、このEthernetフレームの追加連結は1つに限るものではなく、追加で連結可能なEthernetフレームが蓄積されており、かつIDLEにも余裕がある場合は同様にして2つ以上のEthernetフレームの連結が可能である。
追加連結を含むMACフレームの連結が終了、あるいは空き領域(IDLE)M58がある場合は、その期間が終了すると、誤り検出のためのFCS情報M59が付加され、MACフレームの生成が完了する。
次に、図12を用いて、具体的なMACフレームにおけるEthernetフレームの連結手順を説明する。
図12では、1個目(#1)のEthernetフレームと2個目(#2)のEthernetフレームが入力データとして蓄積された時点でMACフレームでの連結数を2個に決定する例を示している。また、MACヘッダに付加する連結数を2として生成した後、Ethernetフレームの連結が始まるまでに、3個目(#3)のEthernetフレームが蓄積されたものとする。さらに、連結数を決定した後にEthernetフレームを、決定した連結数を超えて追加で連結することが許可されているもの設定とする。
MACフレームはMACヘッダに続き1個目(#1)のEthernetフレームの長さ情報とフレーム本体が連結され、さらに2個目(#2)のEthernetフレームの長さ情報とフレーム本体が連結され、決定した連結数の2個に到達する。この時点で、3個目(#3)のEthernetフレームを連結できるだけのIDLEがあれば、MACフレーム連結制御回路403は3個目(#3)のEthernetフレームの長さ情報とフレーム本体を、最初に決定した連結数を超えて連結する。
3個目(#3)のEthernetフレームを追加連結した後、他に追加連結すべきEthernetフレームがない、あるいはMACフレームにそれ以上Ethernetフレームを追加連結できるだけのIDLEがない場合は、連結終端フラグをMACフレームに付加し、最後にFCSを付加してMACフレームの生成を完了する。
以上説明したようにMACフレームの生成を制御すれば、MACフレームの構成効率(伝送帯域の効率)の低下を防ぐことができるだけでなく、従来の方法では次のMACフレームに連結せざるをえなかったEthernetフレームも連結することができ、データの滞留を抑制することができる。
<A−5−3.MACフレームの構成手順>
次に、実施の形態1におけるMACフレームの構成手順(MACフレーム送信側)について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。
図13に示すように、データの送信を開始すると、まず、CPU11が、管理端末1より送信されて来たFCHで通知されるスケジュール情報を確認する(ステップS11)。そして、PLC送信タイミング生成回路402において、MACフレーム生成開始タイミングになったか否かを確認し(ステップS12)、MACフレーム生成開始タイミングになった場合には、PLC送信タイミング生成回路402とMACフレーム生成回路401とがMACフレームを構成する要素となる入力データ(Ethernetフレーム)の確認を実施し(ステップS13)、MACフレーム連結制御回路403が、PLC送信タイミング生成回路402のEthernetフレームの確認情報に基づいて連結数Pを決定する(ステップS14)。
上記で決定した連結数Pに対して、連結数Pを超えてEthernetフレームを連結することを許可する設定がなされているか否かをMACフレーム連結制御回路403内で確認する(ステップS15)。
そして、超過連結が許可されていない場合は、MACフレーム連結制御回路403の指示のもと、MACヘッダ生成回路405が連結数Pの情報を含むMACヘッダを生成する(ステップS16)。
その後、MACヘッダ生成回路405の指示のもと、MACヘッダ付加回路406が、MACヘッダ生成回路405で生成されたMACヘッダを付加し、続いてMACフレーム生成回路401が生成した暗号化前のMACフレーム(P個のEthernetフレーム)を暗号化回路404が暗号化し、MACヘッダ付加回路406が、Ethernetフレームの長さ情報およびEthernetフレームをP個に達するまで連結してMACフレームを生成する(ステップS17)。
ここで、PLC送信タイミング生成回路402において送信タイミングが生成され、送信タイミングはPLC送信用メモリ制御回路407に出力され、PLC送信用メモリ制御回路407において、MACフレームの送信開始タイミングになったか否かを確認する(ステップS18)。
そして、MACフレームの送信開始タイミングになった場合は、FCS付加回路409がFCSを生成してMACフレームに付加し(ステップS27)、PLC送信用メモリ制御回路407による送信制御でMACフレームが送信され(ステップS28)、1ビーコン周期での処理を完了し(ステップS29)、ステップS11に戻って次のビーコン周期での処理を行う。
一方、ステップS15において、連結数Pを超えてEthernetフレームを連結することを許可する設定がされていることを確認した場合には、MACフレーム連結制御回路403の指示のもと、MACヘッダ生成回路405が連結数Pと追加連結フラグを含むMACヘッダを作成する(ステップS19)。
その後、MACヘッダ生成回路405の指示のもと、MACヘッダ付加回路406が、MACヘッダ生成回路405で生成されたMACヘッダを付加し、続いてMACフレーム生成回路401が生成した暗号化前のMACフレーム(P個のEthernetフレーム)を暗号化回路404が暗号化し、MACヘッダ付加回路406が、Ethernetフレームの長さ情報およびEthernetフレームをP個に達するまで連結してMACフレームを生成する(ステップS20)。
この時点で、MACフレームの送信開始タイミングになったか否かをPLC送信用メモリ制御回路407において確認し(ステップS21)、未だ送信開始のタイミングでない場合は、PLC送信タイミング生成回路402とEthernetフレームの連結を行うMACフレーム生成回路401とが、P+1個目以降のEthernetフレームの確認を行う(ステップS22)。
そして、MACフレーム連結制御回路403が、最初にP個のEthernetフレームを連結して生成したMACフレームの状態を確認し、MACフレームに追加連結できるIDLEがあるか否かを確認し、PLC送信タイミング生成回路402からのEthernetフレームの確認内容と合わせて追加連結の可否を判断する(ステップS23)。
そして、追加連結可能で、連結対象となるEthernetフレームが存在する場合は、MACフレーム連結制御回路403の指示のもと、MACフレーム生成回路401がMACフレームにEthernetフレームを連結する(ステップS24)。
一方、ステップS23において、Ethernetフレームを追加連結できるだけのIDLEがない、あるいは追加連結できるEthernetフレームがないと判断された場合は、ステップS25に進み、MACフレームの送信開始タイミングになったか否かをPLC送信用メモリ制御回路407において確認する。
そして、ステップS21またはステップS25において、MACフレーム送信開始タイミングに達した場合は、MACヘッダ生成回路405の指示のもと、MACヘッダ付加回路406が連結終端フラグをMACフレームに付加する(ステップS26)。その後は、ステップS27以下の処理を実施することで1ビーコン周期での処理を完了する。
<A−5−4.Ethernetフレームの抽出手順>
次に、MACフレームからEthernetフレームを抽出する手順(MACフレーム受信側)について、図14に示すフローチャートを用いて説明する。
図14に示すように、データの送信を開始すると、まず、CPU11が、管理端末1より送信されて来たFCHで通知されるスケジュール情報を確認する(ステップS101)。そして、PLC受信タイミング生成回路503において、MACフレームの受信タイミングになったか否かを確認し(ステップS102)、MACフレームの受信タイミングになった場合には、MACヘッダ解析回路501がMACフレームに含まれるMACヘッダを解析し(ステップS103)、連結数Pを確認する(ステップS104)。また、MACヘッダ解析回路501では、解析したMACヘッダに追加連結フラグが付加されているか否かの確認も行う(ステップS105)。
ステップS105において、MACヘッダに追加連結フラグが付加されていない場合は、MACフレームには連結数の通りP個のEthernetフレームが連結されているものと判断する。そして、暗号復号回路504でMACフレームを復号し、PLC制御フレーム分離回路505において、暗号復号回路504より出力される復号されたMACフレームのうち、BCH、FCH、ACHなどのPLCネットワーク制御情報と、Ethernetフレームなどの、PLCネットワーク制御情報ではない通常のMACフレームとを分離し、さらに連結されたEthernetフレームをMACフレーム分離回路506で分離、抽出し(ステップS106)、ステップS110に進む。
なお、MACフレームから各Ethernetフレームを抽出するには、MACフレームを生成する際、各Ethernetフレームの前に付加した長さ情報を利用する。すなわち、例えば1個目(#1)のEthernetフレームの長さは、その直前に付加されている1個目(#1)のEthernetフレームの長さ情報で認識できるので、その長さ情報で得られた長さに対応するデータ数をMACフレーム分離回路506内でカウントし、所定のカウント数に達した段階で分離を行うことで、1個目(#1)のEthernetフレームを抽出する。同様に、2個目以降のEthernetフレームにおいても上記の方法でEthernetフレームを分離、抽出する。
一方、ステップS105においてMACヘッダに追加連結フラグが付加されていた場合は、MACフレームには最低P個のEthernetフレームは連結されているため、まず、ステップS106と同様の手順でP個のEthernetフレームを抽出する(ステップS107)。
ステップS107において、追加連結フラグが付加されている場合は、必ず連結終端フラグが付加されているので、P個のEthernetフレームを抽出した後に、MACフレーム分離回路506においてそれが検出されたか否かを確認する(ステップS108)。
そして、P個目(#P)のEthernetフレームを抽出した時点で連結終端フラグが検出されなかった場合は、さらにEthernetフレームが連結されているものと判断し、次のEthernetフレームの長さを検出し、それに基づいてEthernetフレームを抽出する(ステップS109)。そして、再びステップS108に戻って連結終端フラグの検出動作を実行する。これらの動作は、連結終端フラグが検出されるまで繰り返され、連結終端フラグが検出された場合はステップS110に進む。
PLC受信タイミング生成回路503は、PLC制御フレーム分離回路505およびMACフレーム分離回路506から、Ethernetフレームの分離、抽出が完了したという報告を受け、FCSチェック回路502を制御して、MACフレームに誤り検出のために付加されたFCSのチェックを実施する(ステップS110)。
FCSはMACフレーム1つに対して、MACフレームの最後尾に1つ付加されており、FCSで誤りが検出されなかった場合は抽出したすべてのEthernetフレームに誤りがないものと判断し、データ受信正常時の処理を行う(ステップS111)。
一方、ステップS110で誤りが検出された場合は、MACフレームの整合性が保証されないため、分離したEthernetフレームにも誤りがある場合がある。この場合は、データ受信失敗時の処理を実施するステップS(S112)。具体的には誤り訂正の処理、あるいはデータの再送要求処理などである。
以上の処理を経て、1ビーコン周期の処理を完了し(ステップS113)、ステップS101に戻って次のビーコン周期での処理を行う。
<A−6.効果>
以上に説明したように、実施の形態1のデータ送受信装置によれば、MACフレームを生成する際、MACヘッダにEthernetフレーム等の入力データの連結数を設定した後でも、MACフレーム内に利用可能な伝送帯域が残存している場合は、入力データの入力状況に応じて入力データを追加して連結することが可能であり、伝送帯域を効率的に利用することができるとともに、データの不必要な滞留を抑制する効果が得られる。
また、連結終端フラグがMACフレームに付加されているので、受信側では、連結終端フラグを検出することでEthernetフレームの抽出作業を一義的に終えることができる。また、追加連結フラグが付加されている場合に、連結数分のEthernetフレームの抽出が終わった後も連結終端フラグを検出できない場合は、追加連結されたEthernetフレームが存在することの指標となり、間断なく追加連結されたEthernetフレームの抽出作業に移行することができる。
また、MACフレームの最後尾にはFCSを有するので、誤りが検出された場合には、データ受信失敗時の処理などを実施することにより、入力データの確度を高めることができる。
<B.実施の形態2>
<B−1.発明に係るMACフレームの構成>
以下、本発明に係る実施の形態2のデータ送受信装置におけるMACフレームの構成について説明する。なお、データ送受信装置の構成は図2に示したデータ送受信装置10を前提とする。
なお、実施の形態2では、実施の形態1において説明したMACフレームの構成のうち、Ethernetフレームの追加連結に関連するフラグの付加方法と、MACフレーム受信側でのEthernetフレームの分離方法とが異なる。
<B−1−1.MACフレームの構成方法>
図15を用いて実施の形態2におけるMACフレームの構成方法について説明する。
図15に示すMACフレームも、従来のMACフレームと同様にMACヘッダM100が先頭に付加され、その後ろからEthernetフレームが順次連結される構成となっている。
MACヘッダM100はMACフレームの送信元端末を示す送信元情報M120、MACフレームの送信先端末を示す宛先情報M121、Ethernetフレームの連結数M122、およびその他のMACフレーム送信関連情報M123を含んでいる。
連結数M122は従来と同様に管理端末1より通知されるFCHに基づいて決定されたMACフレームの大きさと、入力データとして蓄積されているEthernetフレームの状況を判断してMACフレーム連結制御回路403が決定する。なお、図15の例では連結数はP個とされているが、Ethernetフレームを連結しないアイドルのみの通信スロットを想定して、Pは0以上の整数に設定される。
MACヘッダM100に続き、1個目(#1)のEthernetフレームの長さ情報M101と1個目のEthernetフレーム本体M102が順に連結され、その次には2個目(#2)のEthernetフレームの長さ情報M103と2個目のEthernetフレーム本体M104が順に連結される。これを繰り返して、P個目(#P)のEthernetフレーム本体の連結が終了した段階で、連結数P個を超えてEthernetフレームを追加で連結することが許可されていて、P+1個目(#P+1)のEthernetフレームがすでにMACフレームの構成要素の入力データとして蓄積されており、かつMACフレームにそのP+1個目のEthernetフレームを連結できる空き領域のIDLEがあった場合、MACフレーム連結制御回路403は追加連結フラグM105を付加の上、P+1個目のEthernetフレームの長さ情報M106とEthernetフレーム本体M107を追加で連結する。
また、同様にP+2個目(#P+1)のEthernetフレームがすでにMACフレームの構成要素の入力データとして蓄積されており、かつMACフレームにそのP+2個目のEthernetフレームを連結できる空き領域のIDLEがあった場合、MACフレーム連結制御回路403は追加連結フラグM108を付加の上、P+2個目のEthernetフレームの長さ情報M109とEthernetフレーム本体M110を追加で連結する。
追加連結を含むMACフレームの連結が終了、あるいは空き領域(IDLE)M111がある場合はその期間が終了すると誤り検出のためのFCS情報M112が付加され、MACフレームの生成が完了する。
以上のように、実施の形態2のデータ送受信装置におけるMACフレームにおいては、MACフレームのEthernetフレームの追加連結が行われていることを示すフラグをMACヘッダ部分に付加するのではなく、追加連結されるEthernetフレームの前に逐一付加する構成を採っている。
すなわち、MACヘッダ生成時点でMACフレームが何個連結されるかはMACヘッダヘッダに連結数として付加されるが、その連結数を超えて付加する場合はEthernetフレームが追加連結されるたびに、Ethernetフレームが追加連結されていることを示す追加連結フラグを付加する構成を採っている。
次に、実施の形態2におけるMACフレームの構成手順(MACフレーム送信側)について、図16に示すフローチャートを用いて説明する。
図16に示すように、データの送信を開始すると、まず、CPU11が、管理端末1より送信されて来たFCHで通知されるスケジュール情報を確認する(ステップS31)。そして、PLC送信タイミング生成回路402において、MACフレーム生成開始タイミングになったか否かを確認し(ステップS32)、MACフレーム生成開始タイミングになった場合には、PLC送信タイミング生成回路402とMACフレーム生成回路401とがMACフレームを構成する要素となる入力データ(Ethernetフレーム)の確認を実施し(ステップS33)、MACフレーム連結制御回路403が、PLC送信タイミング生成回路402のEthernetフレームの確認情報に基づいて連結数Pを決定する(ステップS34)。
そして、MACフレーム連結制御回路403の指示のもと、MACヘッダ生成回路405が連結数Pの情報を含むMACヘッダを生成する(ステップS35)。
その後、MACヘッダ生成回路405の指示のもと、MACヘッダ付加回路406が、MACヘッダ生成回路405で生成されたMACヘッダを付加し、続いてMACフレーム生成回路401が生成した暗号化前のMACフレーム(P個のEthernetフレーム)を暗号化回路404が暗号化し、MACヘッダ付加回路406が、Ethernetフレームの長さ情報およびEthernetフレームをP個に達するまで連結してMACフレームを生成する(ステップS36)。
次に、上記で連結した連結数Pに対して、連結数Pを超えてEthernetフレームを連結することを許可する設定がなされているか否かをMACフレーム連結制御回路403内で確認する(ステップS37)。
ここで、超過連結が許可されていない場合は、PLC送信用メモリ制御回路407において、MACフレームの送信開始タイミングになったか否かを確認する(ステップS38)。そして、MACフレームの送信開始タイミングになった場合は、ステップS44に進む。
ステップS44において、FCS付加回路409がFCSを生成してMACフレームに付加した後、PLC送信用メモリ制御回路407による送信制御でMACフレームが送信され(ステップS45)、1ビーコン周期での処理を完了し(ステップS46)、ステップS31に戻って次のビーコン周期での処理を行う。
一方、ステップS37において、連結数Pを超えてEthernetフレームを連結することを許可する設定がされていることを確認した場合にも、PLC送信用メモリ制御回路407において、MACフレームの送信開始タイミングになったか否かを確認する(ステップS39)。
そして、未だ送信開始のタイミングでない場合は、PLC送信タイミング生成回路402とEthernetフレームの連結を行うMACフレーム生成回路401とが、P+1個目以降のEthernetフレームの確認を行う(ステップS40)。
そして、MACフレーム連結制御回路403が、最初にP個のEthernetフレームを連結して生成したMACフレームの状態を確認し、MACフレームに追加連結できるIDLEがあるか否かを確認し、PLC送信タイミング生成回路402からのEthernetフレームの確認内容と合わせて追加連結の可否を判断する(ステップS41)。
そして、追加連結可能で、連結対象となるEthernetフレームが存在する場合は、MACフレーム連結制御回路403の指示のもと、MACフレームにMACヘッダ付加回路406が追加連結フラグを付加し、MACフレーム生成回路401がEthernetフレームを追加で連結し(ステップS42)、ステップS39に戻る。
一方、ステップS41において、Ethernetフレームを追加連結できるだけのIDLEがない、あるいは追加連結できるEthernetフレームがないと判断された場合は、ステップS43に進み、MACフレームの送信開始タイミングになったか否かをPLC送信用メモリ制御回路407において確認する。
そして、ステップS39またはステップS43において、MACフレーム送信開始タイミングに達した場合はステップS44に進み、その後は、ステップS44以下の処理を実施することで1ビーコン周期での処理を完了する。
<B−1−2.MACフレームの分離方法>
次に、受信側となるデータ送受信装置10において、MACフレームから連結されているEthernetフレームを分離する方法について説明する。
MACヘッダM100の連結数M122に記載されている個数(図15の例ではP個)まで従来例と同様に分離する。P個目の分離が完了すると追加連結フラグの検出を実施し、追加連結フラグが検出された場合はEthernetフレームが1つ追加連結されているものと判断し、その追加連結フラグの後に付加されている追加連結Ethernetフレームの長さ情報を抽出し、それに基づいて追加連結Ethernetフレーム本体を分離する。また、追加連結されたEthernetフレームの分離が終了すると、再度追加連結フラグの検出を行い、上記と同様の処理を行う。追加連結フラグが検出されなくなった場合は、追加連結されているEthernetフレームはもうないものとし、MACフレームからのEthernetフレームの抽出を終了する。
次に、MACフレームからEthernetフレームを抽出する手順(MACフレーム受信側)について、図17に示すフローチャートを用いて説明する。
図17に示すように、データの送信を開始すると、まず、CPU11が、管理端末1より送信されて来たFCHで通知されるスケジュール情報を確認する(ステップS201)。そして、PLC受信タイミング生成回路503において、MACフレームの受信タイミングになったか否かを確認し(ステップS202)、MACフレームの受信タイミングになった場合には、MACヘッダ解析回路501がMACフレームに含まれるMACヘッダを解析し(ステップS203)、連結数Pを確認する(ステップS204)。
その後、暗号復号回路504でMACフレームを復号し、PLC制御フレーム分離回路505において、暗号復号回路504より出力される復号されたMACフレームのうち、BCH、FCH、ACHなどのPLCネットワーク制御情報と、Ethernetフレームなどの、PLCネットワーク制御情報ではない通常のMACフレームとを分離し、さらに連結されたEthernetフレームをMACフレーム分離回路506で分離、抽出する(ステップS205)。
そして、P個目の分離が完了するとMACフレーム分離回路506において追加連結フラグの検出を実施し(ステップS206)、追加連結フラグが検出された場合は、Ethernetフレームが1つ追加連結されているものと判断し、その追加連結フラグの後に付加されている追加連結Ethernetフレームの長さ情報を抽出し、それに基づいて追加連結Ethernetフレーム本体を分離する(ステップS207)。その後、ステップS206以降の動作を繰り返す。
一方、ステップS206において追加連結フラグが検出されなかった場合は、PLC受信タイミング生成回路503は、PLC制御フレーム分離回路505およびMACフレーム分離回路506から、Ethernetフレームの分離、抽出が完了したという報告を受け、FCSチェック回路502を制御して、MACフレームに誤り検出のために付加されたFCSのチェックを実施する(ステップS208)。
FCSはMACフレーム1つに対して、MACフレームの最後尾に1つ付加されており、FCSで誤りが検出されなかった場合は抽出したすべてのEthernetフレームに誤りがないものと判断し、データ受信正常時の処理を行う(ステップS209)。
一方、ステップS208で誤りが検出された場合は、MACフレームの整合性が保証されないため、分離したEthernetフレームにも誤りがある場合がある。この場合は、データ受信失敗時の処理を実施するステップS(S210)。具体的には誤り訂正の処理、あるいはデータの再送要求処理などである。
以上の処理を経て、1ビーコン周期の処理を完了し(ステップS211)、ステップS201に戻って次のビーコン周期での処理を行う。
<B−2.効果>
以上に説明したように、実施の形態2のデータ送受信装置によれば、MACフレームを生成する際、MACヘッダにEthernetフレーム等の入力データの連結数を設定した後でも、MACフレーム内に利用可能な伝送帯域が残存している場合は、入力データの入力状況に応じて入力データを追加して連結することが可能であり、伝送帯域を効率的に利用することができるとともに、データの不必要な滞留を抑制する効果が得られる。
また、実施の形態2におけるMACフレームの構成方法では、MACヘッダには追加連結に関するフラグを付加する必要がなく、また、連結されたEthernetフレーム(追加連結されたものを含む)の最後にも連結終端フラグを付加する必要がないので、Ethernetフレームの追加連結が許可されている場合でもEthernetフレームの追加連結がない場合は、従来と同様のMACフレーム構成で済むという特徴があり、MACフレーム構成が単純なもので済む。
また、MACフレームの最後尾にはFCSを有するので、誤りが検出された場合には、データ受信失敗時の処理などを実施することにより、入力データの確度を高めることができる。
<C.変形例>
以上説明した実施の形態1および2においては、本発明の適用例として高速PLC端末に適用する場合について説明したが、本発明の適用はこれに限るものではなく、無線LAN、あるいはUWB(Ultra Wideband)、あるいはTDMA方式に関わらずほかの伝送方式を採用するものについても適用が可能である。
本発明に係るデータ送受信装置を適用した高速PLCネットワークシステムの構成を示す図である。 本発明に係るデータ送受信装置の構成を説明するブロック図である。 本発明に係るデータ送受信装置内のPLCモデム回路の構成を示すブロック図である。 PLCモデム回路内のPLC送信制御回路の構成を示すブロック図である。 PLCモデム回路内のPLC受信制御回路の構成を示すブロック図である。 高速PLCを用いたデータ送受信装置にてデータ送受信を行う際の、PLCネットワーク1ビーコン周期の構成フォーマットを概略的に示す図である。 PLCネットワーク1ビーコン周期のスケジューリング情報(FCH)の構成フォーマットを概略的に示す図である。 PLCネットワーク1ビーコン周期のデータ送受信期間(TCH)の構成フォーマットを概略的に示す図である。 従来のMACフレームの構成を概略的に示す図である。 従来のMACフレームの具体的構成を説明する図である。 本発明に係る実施の形態1のMACフレームの構成を概略的に示す図である。 本発明に係る実施の形態1のMACフレームの具体的構成を説明する図である。 本発明に係る実施の形態1のMACフレームの構成動作(送信側)を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態1のMACフレームからのEthernetフレームの抽出動作(受信側)を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態2のMACフレームの構成を概略的に示す図である。 本発明に係る実施の形態2のMACフレームの構成動作(送信側)を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態2のMACフレームからのEthernetフレームの抽出動作(受信側)を説明するフローチャートである。

Claims (7)

  1. 通信ネットワークを構成するデータ送受信装置であって、
    前記データ送受信装置は、
    宛先が同じ入力データを連結して、前記通信ネットワークで使用されるMAC(Media Access Control)フレームを生成する送信制御回路を備え、
    前記送信制御回路は、
    前記入力データを連結するMACフレーム生成回路と、
    前記入力データの連結数を決定するMACフレーム連結制御回路と、
    前記連結数の情報を含むように前記MACフレームのMACヘッダを生成するMACヘッダ生成回路と、を備え、
    前記MACフレーム連結制御回路は、
    前記連結数に基づいて前記入力データを連結した後、前記連結数を越えて前記入力データを追加連結することが予め許可されている場合に、前記MACフレーム内に前記入力データを追加連結可能な空き領域の有無を検出し、追加連結可能な前記空き領域がある場合には、前記MACフレーム生成回路を制御して前記入力データを追加連結する、データ送受信装置。
  2. 前記MACヘッダ生成回路は、
    前記MACフレームに前記入力データを追加連結する場合には、追加連結された前記入力データの存在を示す追加連結フラグを含めるように前記MACヘッダを生成するとともに、
    追加連結された前記入力データのうち、最後尾の入力データの後に、連結の終端を示す連結終端フラグを付加する制御を行う、請求項1記載のデータ送受信装置。
  3. 前記MACヘッダ生成回路は、
    前記MACフレームに前記入力データを追加連結する場合には、前記入力データを追加連結するごとに、追加連結された前記入力データの存在を示す追加連結フラグを付加する制御を行う、請求項1記載のデータ送受信装置。
  4. 前記送信制御回路は、
    前記MACフレームの最後尾に誤り検出のためのFCS(Frame Check Sequence)を付加するFCS付加回路を有する、請求項2または請求項3記載のデータ送受信装
  5. 前記データ送受信装置は、
    前記通信ネットワークを介して受信した前記MACフレームから、前記入力データを分離する受信制御回路を備え、
    前記受信制御回路は、
    前記MACヘッダに付加されている前記連結数の情報の抽出および前記追加連結フラグの有無を確認するMACヘッダ解析回路と、
    抽出した前記連結数に基づいて、前記MACフレームから前記連結数分の前記入力データを抽出するMACフレーム分離回路と、を有し、
    前記MACフレーム分離回路は、
    前記MACヘッダに前記追加連結フラグが含まれる場合、前記連結数分の前記入力データを抽出した後、前記連結終端フラグを検出するまで、追加連結された前記入力データの抽出を繰り返す、請求項2記載のデータ送受信装置。
  6. 前記データ送受信装置は、
    前記通信ネットワークを介して受信した前記MACフレームから、前記入力データを分離する受信制御回路を備え、
    前記受信制御回路は、
    前記MACヘッダに付加されている前記連結数の情報を抽出するMACヘッダ解析回路と、
    抽出した前記連結数に基づいて、前記MACフレームから前記連結数分の前記入力データを抽出するMACフレーム分離回路と、を有し、
    前記MACフレーム分離回路は、
    前記連結数分の前記入力データを抽出した後、前記連結終端フラグを検出した場合は、追加連結された前記入力データの抽出を、前記連結終端フラグが検出されなくなるまで繰り返す、請求項3記載のデータ送受信装置。
  7. 前記受信制御回路は、
    前記MACフレームの最後尾に誤り検出のため付加されたFCS(Frame Check Sequence)を検出するFCSチェック回路を有する、請求項5または請求項6記載のデータ送受信装置。
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