JP2010112871A - 磁気方位センサのキャリブレーション装置、方法およびプログラム - Google Patents

磁気方位センサのキャリブレーション装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者環境における磁気方位センサの高精度のキャリブレーションを実現する。
【解決手段】キャリブレーション装置は、磁気センサSx,Sy,Szから観測値を収集するセンサ観測値収集部1と、観測値の最大値を検出する最大値検出部2x,2y,2zと、観測値の最小値を検出する最小値検出部3x,3y,3zと、あるセンサを注目センサとして、注目センサが最大値を観測したときの各センサの観測値である第1の観測値と注目センサが最小値を観測したときの各センサの観測値である第2の観測値を求めることを、各センサを注目センサとして実施し、第1、第2の観測値の差から各センサの傾きを計算し、傾きから各センサのゲインを計算する傾きおよびゲイン計算部4と、観測地点の伏角と各センサの傾きとゲインから各センサのオフセットを計算するオフセット計算部5とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ある1方向での磁気の強度を測定する1次元の磁気センサを複数組み合わせて2次元あるいは3次元の方位センサを構成する際に、各軸の磁気センサの感度を整合させるためのパラメータを算出する磁気方位センサのキャリブレーション装置、方法およびプログラムに関するものである。
1次元の方位センサを平行で一様な磁場の中で磁場方向を含む面内で回転させた場合、その出力(測定値)は回転角に応じて正弦波状に変化する。その際の出力の振幅の大きさは、与えられた磁場に対するセンサの感度であるので、この振幅の逆数をセンサのゲインと呼ぶ。また、測定された振幅の中心値をセンサのオフセットと呼ぶ。ゲインとオフセットは個々のセンサに固有のパラメータであり、正確に測定して校正する必要がある。
複数のセンサを用いて2次元あるいは3次元の方位センサを構成する場合、これらのパラメータを校正しなければ各センサの出力を合成することはできない。
センサチップの出荷時の校正においては、センサチップを単独で適切な位置に設置し、磁気発生装置を用いるなどして磁場を回転させることで、センサの校正が可能である。
この出荷時校正に加えて、センサチップの利用段階においては、利用場所の環境や同時に組み込まれる回路の影響を考慮して、利用状況に合わせて再度校正を行なうことが望ましい。
一般に、利用環境における校正では、地磁気を利用した校正が行なわれる。地磁気を利用した校正では、鉛直軸周りに回転できる回転台上に、地表面と平行となるようにセンサを設置し、水平面内でセンサを回転させながら地磁気を測定し、ゲインとオフセットとを求める。このような地磁気を利用した校正方法については、例えば非特許文献1に開示されている。
「6軸G2モーションセンサ評価キットAMI601−CG取扱説明書」,アイチ・マイクロ・インテリジェント株式会社,<http://www.aichi−mi.com/3_products/601−cgmanual_j.pdf>
非特許文献1に開示された校正方法では、センサを地表面と水平に設置できることを前提としている。しかしながら、センサを機器ケース内に組み込んだ状態においては、センサと機器ケースとが必ずしも平行であるとは限らず、また個々の組み込み状況に応じて取り付け角度に誤差が生じ得るため、センサを水平面内で回転させることは容易ではなかった。
本発明は、校正のための回転面とセンサとが必ずしも平行とはならないことを前提として、磁気センサの本来のパラメータであるゲインとオフセットに加え、回転面に対するセンサの取り付け角度を同時に求められるような校正方法を実現し、利用者環境における磁気方位センサの高精度のキャリブレーションを可能とすることを目的とする。
本発明の磁気方位センサのキャリブレーション装置は、2次元または3次元の磁気方位センサが水平面内で回転しているときに、この磁気方位センサを構成する、磁気の強度測定方向が異なる2個または3個の磁気センサから観測値を収集するセンサ観測値収集手段と、各磁気センサの観測値の最大値を検出する最大値検出手段と、各磁気センサの観測値の最小値を検出する最小値検出手段と、1つの磁気センサを注目センサとして、この注目センサが最大値を観測したときの各磁気センサの観測値である第1の観測値と前記注目センサが最小値を観測したときの各磁気センサの観測値である第2の観測値とを求めることを、各磁気センサの各々を前記注目センサとして実施し、前記第1の観測値と第2の観測値との差を磁気センサ毎に計算して、この観測値の差から各磁気センサの水平面に対する傾きを計算する傾き計算手段と、予め与えられた地磁気の水平成分と前記傾き計算手段によって計算された各磁気センサの傾きと観測値の差とから、各磁気センサのゲインを計算するゲイン計算手段と、前記地磁気の水平成分と観測地点の地磁気ベクトルの水平面に対する角度である伏角と各磁気センサの傾きと各磁気センサのゲインとから、各磁気センサのオフセットを計算するオフセット計算手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の磁気方位センサのキャリブレーション装置の1構成例において、前記磁気方位センサが3個の磁気センサSx,Sy,Szから構成され、ある注目センサSu(Su∈{Sx,Sy,Sz})が最大値を観測したときの磁気センサSv(Sv∈{Sx,Sy,Sz})の観測値vumaxと注目センサSuが最小値を観測したときの磁気センサSvの観測値vuminとの差をvudiffとしたとき、前記傾き計算手段は、各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzを、
Figure 2010112871
により計算することを特徴とするものである。
また、本発明の磁気方位センサのキャリブレーション装置の1構成例において、予め与えられた地磁気の水平成分をNHとしたとき、前記ゲイン計算手段は、各磁気センサSx,Sy,Szのゲインgainx,gainy,gainzを、2NH=gainxxdiff/cosφx=gainyydiff/cosφy=gainzzdiff/cosφzにより計算することを特徴とするものである。
また、本発明の磁気方位センサのキャリブレーション装置の1構成例において、前記観測地点の伏角をαとしたとき、前記オフセット計算手段は、各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzを、offsetx=(xxmax+xxmin)/2−NHtanαsinφx/gainx、offsety=(yymax+yymin)/2−NHtanαsinφy/gainy、offsetz=(zzmax+zzmin)/2−NHtanαsinφz/gainzにより計算することを特徴とするものである。
また、本発明の磁気方位センサのキャリブレーション装置の1構成例において、前記オフセット計算手段は、前記磁気方位センサの姿勢が異なる複数の状態の各々について各磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最大値xxmax,yymax,zzmaxおよび観測値の最小値xxmin,yymin,zzminが得られ、前記複数の状態の各々について各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzが計算されたとき、(xxmax+xxmin)/2=Axsinφx+Bx、(yymax+yymin)/2=Aysinφy+By、(zzmax+zzmin)/2=Azsinφz+Bzの関係から最小二乗法により係数Bx,By,Bzを計算し、この係数Bx,By,Bzを各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzとすることを特徴とするものである。
また、本発明の磁気方位センサのキャリブレーション方法は、2次元または3次元の磁気方位センサが水平面内で回転しているときに、この磁気方位センサを構成する、磁気の強度測定方向が異なる2個または3個の磁気センサから観測値を収集するセンサ観測値収集手順と、各磁気センサの観測値の最大値を検出する最大値検出手順と、各磁気センサの観測値の最小値を検出する最小値検出手順と、1つの磁気センサを注目センサとして、この注目センサが最大値を観測したときの各磁気センサの観測値である第1の観測値と前記注目センサが最小値を観測したときの各磁気センサの観測値である第2の観測値とを求めることを、各磁気センサの各々を前記注目センサとして実施し、前記第1の観測値と第2の観測値との差を磁気センサ毎に計算して、この観測値の差から各磁気センサの水平面に対する傾きを計算する傾き計算手順と、予め与えられた地磁気の水平成分と前記傾き計算手順によって計算された各磁気センサの傾きと観測値の差とから各磁気センサのゲインを計算するゲイン計算手順と、前記地磁気の水平成分と観測地点の地磁気ベクトルの水平面に対する角度である伏角と各磁気センサの傾きと各磁気センサのゲインとから各磁気センサのオフセットを計算するオフセット計算手順とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、磁気方位センサを構成する各磁気センサが水平面に対して傾いている場合であっても、磁気方位センサのキャリブレーションを行うことができる。
[従来技術によるキャリブレーション]
まず、本実施の形態について説明する前に、従来技術による磁気方位センサのキャリブレーション(校正)方法について説明する。測定地点の座標系として、鉛直方向上向きにZ軸をとり、Z軸に直交するようにX−Y平面を定める。このとき、X−Y平面が地表面に平行な水平面となる。地磁気の磁北方向を指すベクトル(地磁気ベクトル)を基準として北向きにZ軸と直交するようにX軸をとり、西向きにX軸とZ軸に直交するようにY軸をとる。
この座標系において、地磁気ベクトルはX−Z平面上のベクトルとなる。地磁気ベクトルが水平面(地表面)となす角を伏角と呼ぶ。
定性的にはX−Y平面内に置いた磁気センサをZ軸周りに回転させると、磁気センサがX軸正方向(北)を向いたときに測定値は最大となり、磁気センサがX軸負方向(南)を向いたときに測定値は最小となる。
X−Y平面内に置いた磁気センサをZ軸周りに回転させるとき、磁気センサがX軸正方向となす角をθとする。地磁気のベクトルをNとする。このベクトルをZ軸方向成分とX軸方向成分に分け、Z軸方向成分をNZ、X軸方向成分(水平面内成分)をNHとする。地磁気の伏角をαとすると、NZ=Nsinα、NH=Ncosαである。
磁気センサによる観測値をxで表す。xはθの関数となるので、θについて議論する際にはx(θ)と表す。センサ固有のパラメータとして、磁場が無いときの出力値をオフセットoffsetx、基準となる磁気(NC)を観測した際に適切な出力をとるようゲインgainxを定める。すなわち、観測値xと、オフセット、ゲイン、基準となる磁気との関係を次のように定める。
C=gainx(x−offsetx) ・・・(1)
式(1)から、任意の磁気Nを観測した際の観測値は次のようになる。
x=N/gainx+offsetx ・・・(2)
磁気センサを水平面内で回転させたときの観測値x(θ)は次のようになる。
x(θ)=NHcosθ/gainx+offsetx ・・・(3)
観測値が最大となるのは磁気センサが北方向を向いたとき(θ=0)であり、観測値が最小となるのは磁気センサが南方向を向いたとき(θ=π)である。観測値xの最大値xmaxと最小値xminは次のようになる。
max=x(0)=NH/gainx+offsetx ・・・(4)
min=x(π)=−NH/gainx+offsetx ・・・(5)
式(4)、式(5)よりゲインgainxとオフセットoffsetxを次のように求めることができる。
offsetx=(xmax+xmin)/2 ・・・(6)
gainx -1=(xmax−xmin)/2NH ・・・(7)
実際に最大値xmaxおよび最小値xminを求めるためには、磁気センサを水平面内で回転させた際の観測値から、最大値xmaxと最小値xminを選択すればよい。
互いに直交する3軸の磁気センサSx,Sy,Szを考える場合、それぞれの軸毎に水平面内での回転を行なうとすると、3回の回転でキャリブレーションが行なえる。2つの磁気センサ(例えばSxとSy)を同時に水平面内に設置することができれば、2回の回転で3軸全てのキャリブレーションを行なうことが可能である。
[センサに傾きのある場合に生じる誤差]
次に、従来のキャリブレーション方法において磁気センサを水平面内に設置することができなかった場合について考える。磁気センサと水平面とがなす角をφとする。磁気センサの方向は2つの変数θとφで表される。
磁気センサによる観測値x(θ,φ)は次のようになる。
x(θ,φ)=NHcosθcosφ/gainx+NZsinφ/gainx
+offsetx ・・・(8)
磁気センサを水平面内で回転させた際に観測される観測値xの最大値xmaxと最小値xminは次のようになる。
max=x(0,φ)=NHcosφ/gainx+NZsinφ/gainx
+offsetx ・・・(9)
min=x(π,φ)=−NHcosφ/gainx+NZsinφ/gainx
+offsetx ・・・(10)
ここで、磁気センサの水平面からの傾きφを無視して、式(9)、式(10)に基づいてゲインgainxとオフセットoffsetxを求めると、以下のように誤差を含んだ値が求まる。
offsetx'=(xmax+xmin)/2=offsetx+NZsinφ/gainx
・・・(11)
gainx'-1=(xmax−xmin)/2NH=gainx -1cosφ ・・・(12)
近年では5mm角程度の3軸磁気センサチップが生産されているが、このようなチップを取り付ける際に両端の高さで0.5mm程度の差が生じていると、10度程度の傾きが生じることとなる。この傾きはsinφ=0.2程度に相当し、オフセットの誤差は無視できないものとなる。
したがって、磁気センサを水平面内に設置できない状況下においては、従来の傾きのないモデルを前提としたキャリブレーション方法を適用することはできない。
[傾きのあるキャリブレーションモデル]
次に、本実施の形態で用いるキャリブレーション方法について説明する。互いに直交する3軸の磁気センサSx,Sy,Szを考える。磁気センサSx,Sy,Szは、それぞれX,Y,Z方向の磁気の強度を測定する1次元の磁気センサである。それぞれの磁気センサSx,Sy,Szが水平面となす角をφx,φy,φzとする(図1)。
ある磁気センサSu(Su∈{Sx,Sy,Sz})が最大値を観測したときの、各センサSx,Sy,Szにおける観測値をそれぞれxumax,yumax,zumaxと表す。同様に、磁気センサSu(Su∈{Sx,Sy,Sz})が最小値を観測したときの、各センサSx,Sy,Szにおける観測値をそれぞれxumin,yumin,zuminと表す。
磁気センサSu(Su∈{Sx,Sy,Sz})が最大値を観測したときと最小値を観測したときの、各センサSx,Sy,Szにおける観測値の差をそれぞれxudiff,yudiff,zudiffとする。すなわち、磁気センサSuが最大値を観測したときの磁気センサSv(Sv∈{Sx,Sy,Sz})の観測値vumaxと磁気センサSuが最小値を観測したときの磁気センサSvの観測値vuminとの差vudiffは次のようになる。
udiff=vumax−vumin (Su,Sv∈{Sx,Sy,Sz}) ・・・(13)
従来手法にあるように各磁気センサの最大値と最小値を用いるだけでなく、他の磁気センサの観測値が最大および最小となった際の観測値を用いることで、それぞれに磁気センサが水平面となす角を同時に算出することが可能となる。
具体的には、観測値の間で幾何学的に成立する以下の関係を用いることでパラメータの算出を行なう。
Figure 2010112871
式(14)において、xxdiff,xydiff,xzdiffは、それぞれ磁気センサSx,Sy,Szが最大値を観測したときの磁気センサSxの観測値xxmax,xymax,xzmaxと磁気センサSx,Sy,Szが最小値を観測したときの磁気センサSxの観測値xxmin,xymin,xzminとの差である。yxdiff,yydiff,yzdiffは、それぞれ磁気センサSx,Sy,Szが最大値を観測したときの磁気センサSyの観測値yxmax,yymax,yzmaxと磁気センサSx,Sy,Szが最小値を観測したときの磁気センサSyの観測値yxmin,yymin,yzminとの差である。zxdiff,zydiff,zzdiffは、それぞれ磁気センサSx,Sy,Szが最大値を観測したときの磁気センサSzの観測値zxmax,zymax,zzmaxと磁気センサSx,Sy,Szが最小値を観測したときの磁気センサSzの観測値zxmin,zymin,zzminとの差である。
φx,φy,φz以外の項は全て観測値であるから、式(14)の関係から各磁気センサの水平面に対する傾きを求めることができる。
ゲインについては、以下の関係が成り立つ。
2NH=gainxxdiff/cosφx=gainyydiff/cosφy
=gainzzdiff/cosφz ・・・(15)
gainx,gainy,gainzは、それぞれ磁気センサSx,Sy,Szのゲインである。式(15)におけるNHとして観測地点の地磁気の水平成分の強度が与えられることが望ましいが、方位センサを構成することが目的である場合、NHの値が正確でなくとも、各センサのバランスがとれるので問題とはならない。したがって、日本付近の地磁気の水平成分として用いられるNH=30000[nT]程度の値を与えればよい。
伏角計などを用いて観測地点の伏角αが測定されている場合、地磁気の垂直方向成分の大ささNzをNz=Nsinα=NHtanαとして求めることができるため、各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzは次式のように求めることができる。
offsetx=(xxmax+xxmin)/2−NHtanαsinφx/gainx
・・・(16)
offsety=(yymax+yymin)/2−NHtanαsinφy/gainy
・・・(17)
offsetz=(zzmax+zzmin)/2−NHtanαsinφz/gainz
・・・(18)
xmax,yymax,zzmaxはそれぞれ磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最大値、xxmin,yymin,zzminはそれぞれ磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最小値である。
以上のキャリブレーションは水平面内の1回の回転により実現することができる。
伏角計を用いることができない場合、式(16)において、Ax=NHtanα/gainxおよびBx=offsetxとおくと、(xxmax+xxmin)/2=Axsinφx+Bxと変形できる。センサの設置方法を変えて複数の姿勢で同様の測定を行い、複数のφxに対する観測値xxmaxおよびxxminの値を得て、最小二乗法により係数AxとBxを求める。このときのBxがセンサSxのオフセットoffsetxである。
式(17)および式(18)についても同形式であるから、センサSyのオフセットoffsetyおよびセンサSzのオフセットoffsetzを同様の手法により求めることができる。
また、以上の計算において、測定誤差の影響を少なくするためには、各磁気センサの方向が鉛直方向および水平面から離れていることが望ましい。これは、φの値が0度および90度付近である場合には、vudiff(Su,Sv∈{Sx,Sy,Sz})の絶対値が小さくなり、測定誤差の影響が大きくなり得ることによる。
図1を用いて説明した以上のキャリブレーションモデルに基づき、水平面に対して傾きがある状態に設置された3軸の磁気センサのキャリブレーションを実現するキャリブレーション装置の構成を図2に示す。
キャリブレーション装置は、センサ観測値収集部1と、最大値検出部2x,2y,2zと、最小値検出部3x,3y,3zと、傾きおよびゲイン計算部4と、オフセット計算部5とを有する。
磁気センサSx,Sy,Szを水平面内で回転させるための回転台(不図示)と、回転台の上に磁気センサSx,Sy,Szを任意の姿勢で固定するための固定具(不図示)とを設ける。回転台と固定具の材質は地磁気に影響をおよぼさないものとする。
図3は本実施の形態のキャリブレーション装置の動作を示すフローチャートである。センサ観測値収集部1は、磁気センサSx,Sy,Szが回転台の回転に伴って水平面内を回転する間、各磁気センサSx,Sy,Szが出力する観測値を収集して記憶する(ステップS1)。各磁気センサSx,Sy,Szの出力は時間順に整列されている。センサ観測値収集部1は、収集した各観測値に固有のインデクス番号を割り振る。このインデクス番号によって特定の観測値をセンサ観測値収集部1から読み出すことが可能になる。
最大値検出部2x,2y,2zは、それぞれ磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最大値を検出し、この検出した最大値のインデクス番号を出力する(ステップS2)。
最小値検出部3x,3y,3zは、それぞれ磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最小値を検出し、この検出した最小値のインデクス番号を出力する(ステップS3)。
傾きおよびゲイン計算部4は、最大値検出部2x,2y,2zと最小値検出部3x,3y,3zから出力されたインデクス番号に基づき、磁気センサSx,Sy,Szが最大値を観測したときの磁気センサSxの観測値xxmax,xymax,xzmax、磁気センサSx,Sy,Szが最大値を観測したときの磁気センサSyの観測値yxmax,yymax,yzmax、および磁気センサSx,Sy,Szが最大値を観測したときの磁気センサSzの観測値zxmax,zymax,zzmaxをセンサ観測値収集部1から読み出すと共に、磁気センサSx,Sy,Szが最小値を観測したときの磁気センサSxの観測値xxmin,xymin,xzmin、磁気センサSx,Sy,Szが最小値を観測したときの磁気センサSyの観測値yxmin,yymin,yzmin、および磁気センサSx,Sy,Szが最小値を観測したときの磁気センサSzの観測値zxmin,zymin,zzminをセンサ観測値収集部1から読み出し、式(14)を用いて各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzを計算する(ステップS4)。
続いて、傾きおよびゲイン計算部4は、予め与えられた地磁気の水平成分NHとステップS4の計算によって得られた各磁気センサSx,Sy,Szの傾きφx,φy,φzと観測値の差xxdiff,yydiff,zzdiffとから、式(15)を用いて各磁気センサSx,Sy,Szのゲインgainx,gainy,gainzを計算する(ステップS5)。
オフセット計算部5は、地磁気の水平成分NHと伏角計6などによって測定された観測地点の伏角αとステップS4の計算によって得られた各磁気センサSx,Sy,Szの傾きφx,φy,φzとステップS5の計算によって得られた各磁気センサSx,Sy,Szのゲインgainx,gainy,gainzとから、式(16)、式(17)、式(18)を用いて各磁気センサのオフセットoffsetx,offsety,offsetzを計算する(ステップS6)。
磁気センサSxについて観測値xが得られるとき、図示しない校正部は、傾きおよびゲイン計算部4とオフセット計算部5によって求められたパラメータgainxとoffsetxを用いて、観測地点における地磁気のSx方向成分Mxを、式(1)よりMx=gainx(x−offsetx)として求めることができる。地磁気のSy方向成分MyおよびSz方向成分Mzについても同様に求めることができる。各磁気センサSx,Sy,Szで観測された地磁気はこれらの値を用いて、センサSx,Sy,Szの各軸を基底とする3次元のベクトル(Mx,My,Mz)として表すことができる。こうして、センサSx,Sy,Szを校正することができる。
各軸を構戒するセンサSx,Sy,Szが、設置時の傾きの影響を排してバランスよく校正されているとき、このベクトル(Mx,My,Mz)はセンサ座標系から見た地磁気の方向を示すものとなるから、物体の静止姿勢や運動中の姿勢および移動軌跡の検出に用いることができる。
以上のように、本実施の形態では、3軸の磁気センサの傾きをパラメータとしてモデル化し、このモデルに基づいて各磁気センサの傾きを求めた上で、各磁気センサのゲインとオフセットを求めるようにした。
従来のキャリブレーション方法では、各磁気センサを地表面に対して水平に回転させる必要があったが、実際の回路に磁気センサを組み込んだ場合に実現することは困難であった。これに対して、本実施の形態では、各磁気センサが水平面に対して傾いている場合であっても、磁気方位センサのキャリブレーションを行うことができる。
なお、本実施の形態のキャリブレーション装置は、CPU、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータにおいて、本発明のキャリブレーション方法を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、記録媒体から読み込んだプログラムを記憶装置に格納し、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、磁気方位センサのキャリブレーション技術に適用することができる。
本発明の実施の形態で用いるキャリブレーションモデルを示す図である。 本発明の実施の形態に係るキャリブレーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るキャリブレーション装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
x,Sy,Sz…磁気センサ、1…センサ観測値収集部、2x,2y,2z…最大値検出部、3x,3y,3z…最小値検出部、4…傾きおよびゲイン計算部、5…オフセット計算部、6…伏角計6。

Claims (11)

  1. 2次元または3次元の磁気方位センサが水平面内で回転しているときに、この磁気方位センサを構成する、磁気の強度測定方向が異なる2個または3個の磁気センサから観測値を収集するセンサ観測値収集手段と、
    各磁気センサの観測値の最大値を検出する最大値検出手段と、
    各磁気センサの観測値の最小値を検出する最小値検出手段と、
    1つの磁気センサを注目センサとして、この注目センサが最大値を観測したときの各磁気センサの観測値である第1の観測値と前記注目センサが最小値を観測したときの各磁気センサの観測値である第2の観測値とを求めることを、各磁気センサの各々を前記注目センサとして実施し、前記第1の観測値と第2の観測値との差を磁気センサ毎に計算して、この観測値の差から各磁気センサの水平面に対する傾きを計算する傾き計算手段と、
    予め与えられた地磁気の水平成分と前記傾き計算手段によって計算された各磁気センサの傾きと観測値の差とから、各磁気センサのゲインを計算するゲイン計算手段と、
    前記地磁気の水平成分と観測地点の地磁気ベクトルの水平面に対する角度である伏角と各磁気センサの傾きと各磁気センサのゲインとから、各磁気センサのオフセットを計算するオフセット計算手段とを備えることを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション装置。
  2. 請求項1記載の磁気方位センサのキャリブレーション装置において、
    前記磁気方位センサが3個の磁気センサSx,Sy,Szから構成され、ある注目センサSu(Su∈{Sx,Sy,Sz})が最大値を観測したときの磁気センサSv(Sv∈{Sx,Sy,Sz})の観測値vumaxと注目センサSuが最小値を観測したときの磁気センサSvの観測値vuminとの差をvudiffとしたとき、前記傾き計算手段は、各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzを、
    Figure 2010112871
    により計算することを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション装置。
  3. 請求項2記載の磁気方位センサのキャリブレーション装置において、
    予め与えられた地磁気の水平成分をNHとしたとき、前記ゲイン計算手段は、各磁気センサSx,Sy,Szのゲインgainx,gainy,gainzを、2NH=gainxxdiff/cosφx=gainyydiff/cosφy=gainzzdiff/cosφzにより計算することを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション装置。
  4. 請求項3記載の磁気方位センサのキャリブレーション装置において、
    前記観測地点の伏角をαとしたとき、前記オフセット計算手段は、各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzを、offsetx=(xxmax+xxmin)/2−NHtanαsinφx/gainx、offsety=(yymax+yymin)/2−NHtanαsinφy/gainy、offsetz=(zzmax+zzmin)/2−NHtanαsinφz/gainzにより計算することを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション装置。
  5. 請求項2記載の磁気方位センサのキャリブレーション装置において、
    前記オフセット計算手段は、前記磁気方位センサの姿勢が異なる複数の状態の各々について各磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最大値xxmax,yymax,zzmaxおよび観測値の最小値xxmin,yymin,zzminが得られ、前記複数の状態の各々について各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzが計算されたとき、(xxmax+xxmin)/2=Axsinφx+Bx、(yymax+yymin)/2=Aysinφy+By、(zzmax+zzmin)/2=Azsinφz+Bzの関係から最小二乗法により係数Bx,By,Bzを計算し、この係数Bx,By,Bzを各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzとすることを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション装置。
  6. 2次元または3次元の磁気方位センサが水平面内で回転しているときに、この磁気方位センサを構成する、磁気の強度測定方向が異なる2個または3個の磁気センサから観測値を収集するセンサ観測値収集手順と、
    各磁気センサの観測値の最大値を検出する最大値検出手順と、
    各磁気センサの観測値の最小値を検出する最小値検出手順と、
    1つの磁気センサを注目センサとして、この注目センサが最大値を観測したときの各磁気センサの観測値である第1の観測値と前記注目センサが最小値を観測したときの各磁気センサの観測値である第2の観測値とを求めることを、各磁気センサの各々を前記注目センサとして実施し、前記第1の観測値と第2の観測値との差を磁気センサ毎に計算して、この観測値の差から各磁気センサの水平面に対する傾きを計算する傾き計算手順と、
    予め与えられた地磁気の水平成分と前記傾き計算手順によって計算された各磁気センサの傾きと観測値の差とから各磁気センサのゲインを計算するゲイン計算手順と、
    前記地磁気の水平成分と観測地点の地磁気ベクトルの水平面に対する角度である伏角と各磁気センサの傾きと各磁気センサのゲインとから各磁気センサのオフセットを計算するオフセット計算手順とを備えることを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション方法。
  7. 請求項6記載の磁気方位センサのキャリブレーション方法において、
    前記磁気方位センサが3個の磁気センサSx,Sy,Szから構成され、ある注目センサSu(Su∈{Sx,Sy,Sz})が最大値を観測したときの磁気センサSv(Sv∈{Sx,Sy,Sz})の観測値vumaxと注目センサSuが最小値を観測したときの磁気センサSvの観測値vuminとの差をvudiffとしたとき、前記傾き計算手順は、各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzを、
    Figure 2010112871
    により計算することを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション方法。
  8. 請求項7記載の磁気方位センサのキャリブレーション方法において、
    予め与えられた地磁気の水平成分をNHとしたとき、前記ゲイン計算手順は、各磁気センサSx,Sy,Szのゲインgainx,gainy,gainzを、2NH=gainxxdiff/cosφx=gainyydiff/cosφy=gainzzdiff/cosφzにより計算することを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション方法。
  9. 請求項8記載の磁気方位センサのキャリブレーション方法において、
    前記観測地点の伏角をαとしたとき、前記オフセット計算手順は、各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzを、offsetx=(xxmax+xxmin)/2−NHtanαsinφx/gainx、offsety=(yymax+yymin)/2−NHtanαsinφy/gainy、offsetz=(zzmax+zzmin)/2−NHtanαsinφz/gainzにより計算することを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション方法。
  10. 請求項7記載の磁気方位センサのキャリブレーション方法において、
    前記オフセット計算手順は、前記磁気方位センサの姿勢が異なる複数の状態の各々について各磁気センサSx,Sy,Szの観測値の最大値xxmax,yymax,zzmaxおよび観測値の最小値xxmin,yymin,zzminが得られ、前記複数の状態の各々について各磁気センサSx,Sy,Szの水平面に対する傾きφx,φy,φzが計算されたとき、(xxmax+xxmin)/2=Axsinφx+Bx、(yymax+yymin)/2=Aysinφy+By、(zzmax+zzmin)/2=Azsinφz+Bzの関係から最小二乗法により係数Bx,By,Bzを計算し、この係数Bx,By,Bzを各磁気センサSx,Sy,Szのオフセットoffsetx,offsety,offsetzとすることを特徴とする磁気方位センサのキャリブレーション方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の手順をコンピュータに実行させることを特徴とするキャリブレーションプログラム。
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