JP2010111108A - ファイルカバー - Google Patents

Abstract

【課題】 従来、ファイルカバーの内側の背見出しを取り出すとき、背表紙とカバーとの間にすき間が無く、カバー内に指が入らず、背見出しを引き出すことが困難であった。
本発明は、ファイルの背見出しを取り出すとき、取り出しやすいように、カバーの上縁に半円状の切り掛き部を設けたファイルを提供する。
【解決手段】 ファイルの背表紙に設置したカバーの上縁辺に、半円状の切り掛き部を設ける。
【選択図】図１

Description

本発明は、ファイルの背表紙に設置したカバーの上縁に、半円状の切り掛き部を設けたファイルカバーに関するものである。

従来、ファイルカバーの上縁辺は、背表紙の上縁辺と同一の位置にあり、各上縁辺が同一線上に二重に重なっていた。

従来、ファイルカバーの内側の背見出しを取り出すとき、背表紙の上縁辺がファイルカバーの上縁辺に重なって密着しているため、カバーが外方向に開かず、指がファイルカバーの内側に入らないので、背見出しを引き出すことが困難であった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

ファイルの背表紙に設置したカバーの上縁辺に、半円状の切り掛き部を設ける。
以上の構成よりなるファイルカバー。

ファイルの背表紙の外側のカバーの上縁に、半円状の切り掛き部を設けているので、密着しているカバーを開けることなく、背見出しに指が直接触れることができ、背表紙の上縁を指先でつまみながら取り出すことができる。したがって、即座に背見出しを容易に取り出すことができる。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）ファイルの背表紙（１）の両側面を固定され、背見出し（２）が挿入できるポケッ ト部（３）を有するカバー（４）を設ける。
（ロ）カバー（４）の上縁辺に下方が湾曲するように半円状の切り掛き部（５）を設ける 。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、背表紙（１）と、カバー（４）に囲まれたポケット部（３）に挿入してある背見出し（２）を、切り掛き部（５）より、指でつまんで引き出せる。

本発明の斜視図 本発明のＡ−Ａ’断面図

符号の説明

（１）背表紙、（２）背見出し、（３）ポケット部、（４）カバー、（５）切り掛き部

Claims (1)

1. ファイルの背表紙に、背見出しを挟みこむポッケト部を備えたカバーを設け、カバーの上縁に切り掛き部を設けたファイル。

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