JP2010110466A - Oxygen concentrator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気を導入して高濃度の酸素を放出する酸素濃縮器に関する。 The present invention relates to an oxygen concentrator that introduces air and releases a high concentration of oxygen.
呼吸器疾患の患者が在宅で酸素を吸入する在宅酸素療法(HOT:home oxygen therapy)において使用される酸素濃縮器の1つに、吸着型酸素濃縮器がある。 One of the oxygen concentrators used in home oxygen therapy (HOT) in which patients with respiratory diseases inhale oxygen at home is an adsorptive oxygen concentrator.
吸着型酸素濃縮器(PSA:pressure swing adsorption、以下単に「酸素濃縮器」という)は、加圧空気に対して窒素を吸着し減圧空気に対して窒素を脱着する性質を持つ吸着剤(例えば、ゼオライト)が充填された、シーブベッド(吸着塔)を備えている。酸素濃縮器は、室内の空気を取り込んでコンプレッサにより圧縮し、この圧縮空気を加減圧の切替えを繰り返しながらシーブベッドに通過させることにより、圧縮空気から高濃度の酸素を分離する。そして、酸素濃縮器は、分離した高濃度酸素を、チューブを通して患者に供給する。 An adsorption type oxygen concentrator (PSA: pressure swing adsorption, hereinafter simply referred to as “oxygen concentrator”) is an adsorbent having a property of adsorbing nitrogen to pressurized air and desorbing nitrogen to decompressed air (for example, A sieve bed (adsorption tower) filled with zeolite is provided. The oxygen concentrator takes in indoor air, compresses it with a compressor, and separates high-concentration oxygen from the compressed air by allowing the compressed air to pass through a sieve bed while repeatedly switching between increasing and decreasing pressures. The oxygen concentrator supplies the separated high concentration oxygen to the patient through the tube.
シーブベッドに対する空気の加減圧の切替えは、シーブベッドに接続されたマニホールドにより行われる。マニホールドは、コンプレッサにより圧縮された空気をシーブベッドを通過させた後にシーブベッドを開放する動作を繰り返す。この動作は、複数の切替弁の開閉動作による空気の流路切り替えによって実現される。すなわち、切替弁の開閉動作が繰り返されることにより、高濃度酸素の継続的な供給が可能となる。 Switching of the air pressure increase / decrease with respect to the sheave bed is performed by a manifold connected to the sheave bed. The manifold repeats the operation of opening the sheave bed after passing the air compressed by the compressor through the sheave bed. This operation is realized by switching the air flow path by opening and closing the plurality of switching valves. That is, the high-concentration oxygen can be continuously supplied by repeating the opening and closing operation of the switching valve.
酸素濃縮器からは、コンプレッサの運転による動作音と、マニホールドの切替弁の開閉動作による配管内の圧力変動に起因する動作音(弁音)が発生する。一方で、酸素濃縮器は、より確実かつ安全に高濃度酸素を患者に供給するために、患者のできるだけ近くに配置されることが望ましい。また、酸素濃縮器は、患者の就寝中も継続して使用される場合がある。したがって、酸素濃縮器は、至近距離で動作していても患者の安眠を妨げない程度の静音性が求められる。 From the oxygen concentrator, an operation sound due to the operation of the compressor and an operation sound (valve sound) due to pressure fluctuations in the piping due to the opening and closing operation of the manifold switching valve are generated. On the other hand, it is desirable that the oxygen concentrator be placed as close as possible to the patient in order to supply high concentration oxygen to the patient more reliably and safely. In addition, the oxygen concentrator may be continuously used while the patient is sleeping. Therefore, the oxygen concentrator is required to be quiet enough to not disturb the patient's sleep even when operating at a close distance.
そこで、酸素濃縮器の内部で発生した音の外部への漏洩を抑制する技術が、例えば特許文献1に記載されている。
Therefore, for example,
特許文献1記載の酸素濃縮器は、コンプレッサやマニホールドを含むほぼ全体の部品を、遮蔽板と吸音材とを重合した筐体に収納している。これにより、酸素濃縮器の内部で発生した音の周囲への伝達を抑制することができる。
しかしながら、筐体の遮蔽板および吸音材の遮音性能および吸音性能を向上させても、音の外部への漏洩を十分に防ぐことは難しい。これは、酸素濃縮器の筐体には、いくつかの開口を設けなければならないためである。この開口は、例えば、高濃度酸素の原料となる原料空気をコンプレッサに取り入れるための吸気口、内部の発熱部品を冷却するための冷却用空気を筐体内部に取り入れるための吸気口、および冷却用空気を排出するための排気口等である。したがって、筐体内部で発生する、コンプレッサの運転に起因する音(以下単に「コンプレッサの動作音」という)や、マニホールドの動作に起因する音(以下単に「マニホールドの動作音」という)自体を抑制することが望ましい。 However, even if the sound insulation performance and sound absorption performance of the shielding plate of the housing and the sound absorbing material are improved, it is difficult to sufficiently prevent the leakage of sound to the outside. This is because several openings must be provided in the housing of the oxygen concentrator. This opening is, for example, an intake port for taking in raw material air, which is a raw material of high-concentration oxygen, into the compressor, an intake port for taking in cooling air for cooling internal heat generating components, and a cooling purpose An exhaust port for exhausting air. Therefore, the noise caused by the compressor operation (hereinafter simply referred to as “compressor operating sound”) and the sound caused by the manifold operation (hereinafter simply referred to as “manifold operating sound”) itself generated within the housing are suppressed. It is desirable to do.
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、コンプレッサの動作音およびマニホールドの動作音を抑制することができる酸素濃縮器を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of this point, and it aims at providing the oxygen concentrator which can suppress the operation sound of a compressor and the operation sound of a manifold.
本発明の酸素濃縮器は、原料空気を圧縮するコンプレッサと、高圧の空気に対しては窒素の吸着を行い低圧の空気に対しては吸着した窒素の脱着を行う吸着塔と、前記吸着塔に接続し、前記コンプレッサにより圧縮された前記原料空気を前記吸着塔を通過させた後に前記吸着塔を開放する動作を繰り返すことによって、前記吸着塔に対して高濃度酸素の分離および窒素富化空気の放出を繰り返させるマニホールドとを有する酸素濃縮器であって、前記吸着塔は、外面に、前記マニホールドより伝達する振動に起因して前記吸着塔から発生する音を抑制する板状消音部材を有する。 The oxygen concentrator of the present invention includes a compressor that compresses raw air, an adsorption tower that adsorbs nitrogen to high-pressure air and desorbs adsorbed nitrogen to low-pressure air, and the adsorption tower. By connecting and repeating the operation of opening the adsorption tower after passing the raw material air compressed by the compressor through the adsorption tower, separation of high-concentration oxygen and nitrogen-enriched air from the adsorption tower It is an oxygen concentrator having a manifold that repeats the release, and the adsorption tower has a plate-like silencing member that suppresses sound generated from the adsorption tower due to vibration transmitted from the manifold on the outer surface.
本発明によれば、マニホールドより伝達する振動を放射する音源となる吸着塔に、マニホールドの動作に起因して吸着塔から発生する音を抑制する板状消音部材を有しているので、マニホールドの動作音を抑制することができる。また、マニホールドを介して吸着塔に伝達する振動、例えばコンプレッサの動作音も、同様に抑制することができる。 According to the present invention, the adsorption tower serving as a sound source that radiates vibration transmitted from the manifold has the plate-like silencer member that suppresses the sound generated from the adsorption tower due to the operation of the manifold. Operation noise can be suppressed. In addition, vibration transmitted to the adsorption tower via the manifold, for example, compressor operation noise can be similarly suppressed.
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施の形態に係る酸素濃縮器の構成を示す概略斜視図である。 FIG. 1 is a schematic perspective view showing a configuration of an oxygen concentrator according to an embodiment of the present invention.
図1において、酸素濃縮器10は、酸素濃縮器筐体(以下適宜「筐体」と略記する)100の内部に、風路ケース101、ヘパフィルタ102、吸気タンク103、コンプレッサ104、冷却パイプ105、冷却用ファン107、マニホールド108、第1および第2の切替弁109a、109b、第1および第2のシーブベッド(吸着塔)110、111、製品タンク112、均圧弁113、パージオリフィス114、消音器115、圧力センサ116、レギュレータ117、止め弁118、酸素センサ119、バクテリアフィルタ120、流量制限オリフィス121、圧力センサ122、流量センサ123、加湿器124、および酸素出口125を配置している。
In FIG. 1, an
風路ケース101は、筐体100に接して設けられており、筐体100の外部の空気を、原料空気として筐体100の内部に導入する。ヘパフィルタ102は、風路ケース101が導入した空気からゴミや埃等の空中浮遊粒子を除去する。
The
吸気タンク103は、ヘパフィルタ102で空中浮遊粒子が除去された原料空気を、後段のコンプレッサ104の吸気のために収容する。吸気タンク103は、いわゆる膨張型消音器として機能し、原料空気の吸気側に伝達するコンプレッサ104の動作音に対して、消音効果を発揮する。
The
コンプレッサ104は、吸気タンク103に収容された原料空気を圧縮して圧縮空気を生成する。冷却パイプ105は、コンプレッサ104で生成された圧縮空気をマニホールド108に送る。
The
冷却用ファン107は、筐体100に設けられた開口から外気を筐体100内部に吸引し、筐体100に上記開口とは別に設けられた開口から排気する。冷却用ファン107により筐体100内部に吸引された外気は、筐体100内部を、コンプレッサ104を含む各種部品の熱を吸収しながら循環し、排気される。
The
マニホールド108は、コンプレッサ104からの圧縮空気を第1および第2のシーブベッド110、111に交互に切り替えて送り、第1および第2のシーブベッド110、111からの窒素富化空気を交互に切り替えて消音器115に送るための多岐管である。マニホールド108は、三方弁である第1および第2の切替弁109a、109bを有する。マニホールド108は、第1および第2の切替弁109a、109bの状態を制御することにより、例えば8秒間隔で、圧縮空気および窒素富化空気のマニホールド108内の流路の切替えを行う。
The
具体的には、例えば、マニホールド108は、図1に示すように、第1の切替弁109aを用いて、第1のシーブベッド110とコンプレッサ104との間の管路を開放し、第1のシーブベッド110と消音器115との間の管路を閉鎖する。同時に、マニホールド108は、第2の切替弁109bを用いて、第2のシーブベッド111とコンプレッサ104との間の管路を閉鎖し、第2のシーブベッド111と消音器115との間の管路を開放する。この場合、コンプレッサ104からの圧縮空気は矢印108Aの方向で第1のシーブベッド110に送られ、消音器115には矢印108Bの方向で第2のシーブベッド111からの窒素富化空気が送られる。
Specifically, for example, as shown in FIG. 1, the
また、マニホールド108は、第1の切替弁109aを用いて、第1のシーブベッド110とコンプレッサ104との間の管路を閉鎖し、第1のシーブベッド110と消音器115との間の管路を開放する。同時に、マニホールド108は、第2の切替弁109bを用いて、第2のシーブベッド111とコンプレッサ104との間の管路を開放し、第2のシーブベッド111と消音器115との間の管路を閉鎖する。この場合、コンプレッサ104からの圧縮空気は第2のシーブベッド111に送られ、消音器115には第1のシーブベッド110からの窒素富化空気が送られる。
In addition, the
第1および第2のシーブベッド110、111は、マニホールド108を介して送られてきた圧縮空気から、高濃度酸素をそれぞれ分離する。この分離は、第1および第2のシーブベッド110、111に充填されたゼオライトの働きにより実現される。ゼオライトは、加圧空気に対しては窒素および水分を吸着し、減圧空気に対しては吸着している窒素および水分を脱着する性質を有する吸着剤である。第1および第2のシーブベッド110、111は、コンプレッサ104と通じているとき、コンプレッサ104から送られてきた圧縮空気から高濃度酸素を分離して後段の製品タンク112に送る。そして、第1および第2のシーブベッド110、111は、消音器115と通じているとき、圧縮空気から吸着した窒素および水分を多く含む窒素富化空気を消音器115に送る。
The first and
第1および第2のシーブベッド110、111から放出される高濃度酸素の酸素濃度は、吸脱着の繰り返し回数や吸脱着時間等を変更することにより、例えば40%〜90%程度の範囲で調整することができる。なお、ゼオライトは窒素のみならず水分をも吸着するので、第1および第2のシーブベッド110、111から放出される高濃度酸素は極めて乾燥している(例えば、湿度0.1%〜0.2%)。第1および第2のシーブベッド110、111に充填されるゼオライトは、結晶中に微細孔を持つアルミノ珪酸塩(例えば、アルカリ土類金属を含む結晶性含水アルミノ珪酸塩)からなる多孔質材料であり、市販されている各種のゼオライトを使用することができる。
The oxygen concentration of the high-concentration oxygen released from the first and
また、第1および第2のシーブベッド110、111は、互いに固定されており、シーブベッド部300を構成する。シーブベッド部300は、外面に、マニホールド108より伝達する振動に起因して第1および第2のシーブベッド110、111から発生する音を低減する板状消音部材(図1では図示せず)を有している。この音には、マニホールド108から第1および第2のシーブベッド110、111への空気伝達音および固体伝達音が含まれる。シーブベッド部300の構成については後述する。
In addition, the first and
なお、図示しないが、少なくとも第1および第2のシーブベッド110、111は、筒状板金により筐体100に取り付けられる。
Although not shown, at least the first and
製品タンク112は、第1および第2のシーブベッド110、111に、マニホールド108が接続する側とは反対側の部分で接続されており、第1および第2のシーブベッド110、111により圧縮空気から分離して得られた高濃度酸素を収容する。製品タンク112は、例えば、一端が第1のシーブベッド110に、他端がシーブベッド111にそれぞれ連結された、コの字形状を有している。均圧弁113は、製品タンク112の両端部分の圧力をこれらが同一となるように調整する。パージオリフィス114は、第1および第2のシーブベッド110、111の脱着の際の二次浄化を行うために、製品タンク112の両端部分の間で高濃度酸素を通過させる。
The
消音器115は、筐体100に接して設けられた排気口115aを有しており、第1および第2のシーブベッド110、111からマニホールド108を介して送られてきた窒素富化空気を、排気口115aから筐体100の外部に排出する。
The
圧力センサ116は、製品タンク112からレギュレータ117に送られる高濃度酸素の圧力を検出する。レギュレータ117は、圧力センサ116の検出結果と予め設定された圧力とを比較してこれらが同一の値となるように、高濃度酸素の圧力のフィードバック制御を行う。
The
止め弁118は、閉鎖することにより、レギュレータ117から圧力調整されて送られる高濃度酸素の流れを止める。止め弁118は、例えば、高濃度酸素の供給を停止する操作が行われたとき、あるいは酸素濃縮器10への電源供給が停止されたときに閉鎖して、機器内に残留した高濃度酸素の流出を止める。
The
酸素センサ119は、止め弁118からバクテリアフィルタ120に送られる高濃度酸素の酸素濃度を検出する。バクテリアフィルタ120は、細菌類を捕集することにより、流路を流れる高濃度酸素を除菌する。流量制限オリフィス121は、バクテリアフィルタ120を通って送られる高濃度酸素の流路を絞ることにより、高濃度酸素の流量を制限する。流量制限オリフィス121の絞り具合は、筐体100に設けられた、例えばボタンやつまみを有する操作部(図示せず)の操作内容と連動して調整される。
The
圧力センサ122は、流量制限オリフィス121から流量センサ123に送られる高濃度酸素の圧力を検出する。流量センサ123は、流量制限オリフィス121を通って送られる高濃度酸素の流量を検出する。圧力センサ122で検出された高濃度酸素の圧力および流量センサ123で検出された高濃度酸素の流量を継続的にメモリ(図示せず)に記憶することによって、予めなされた設定の通りに高濃度酸素が処理されているか否かをモニタリングすることができる。
The
加湿器124は、流量センサ123を通って送られた高濃度酸素を加湿する。酸素出口125は、加湿器124で湿度が与えられた高濃度酸素を、患者に供給するために排気する。酸素出口125には、一端に酸素マスクや鼻腔カニューラが接続されたチューブ(図示せず)が取付けられ、このチューブを通じて高濃度酸素が患者に供給される。
The
また、酸素濃縮器10は、CPU(central processing unit)、制御プログラムを格納した記憶媒体としてのROM(read only memory)、および作業用メモリとしてのRAM(random access memory)等を有する。CPUは、制御プログラムを実行することにより、コンプレッサ104やマニホールド108を含めた各部の動作を制御する。
The
このような酸素濃縮器10によれば、コンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を抑制した状態で、高濃度酸素を患者に供給することができる。
According to such an
次に、板状消音部材を含むシーブベッド部300の構造について説明する。
Next, the structure of the
図2は、シーブベッド部300の構造を示す斜視図である。
FIG. 2 is a perspective view showing the structure of the
図2に示すように、シーブベッド部300の第1および第2のシーブベッド110、111は、それぞれ、円柱状の外形を有し、上述のゼオライト(図示せず)を充填した筒部310を有する。筒部310の側面311の下端には、マニホールド108に接続されるマニホールド接続口312が設けられている。筒部310の上部には、製品タンク112に接続するためのタンク接続部314が設けられている。第1および第2のシーブベッド110、111は、それぞれの側面311を密接させ、筒部310の軸方向におけるマニホールド接続口312の位置が一致する状態で固定されている。
As shown in FIG. 2, the first and
また、シーブベッド部300は、第1および第2のシーブベッド110、111から発生するコンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を抑制する板状消音部材320を有する。板状消音部材320は、第1および第2のシーブベッド110、111の側面311のうち、マニホールド接続口312に近い部分の全周を覆っている。また、板状消音部材320は、第1および第2のシーブベッド110、111の側面311に密着している。
In addition, the
板状消音部材320は、多孔質素材から成る第1の層321と、第1の層321の外側に配置された高比重素材から成る第2の層322と、第1の層321および第2の層322を側面311に固定する固定部材(図示せず)とを有する。第1の層321および第2の層322は、加工性および筒部310への取り付けの作業性の観点から、適度な剛性および柔軟性を有した素材であることが望ましい。
The plate-like
このようなシーブベッド部300によれば、第1および第2のシーブベッド110、111から発生するコンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を抑制することができる。
According to such a
次に、シーブベッド部300の各部の構成について、詳細に説明する。
Next, the structure of each part of the
筒部310は、アルミニウムを素材とする中空の円柱状部材である。筒部310の内部空洞には、窒素を吸着し、かつ酸素を透過させることが可能な状態でゼオライトが充填されている。
The
マニホールド接続口312は、筒部310の外部でマニホールド108側の配管と取り外し可能に接続するためのプラグである。マニホールド接続口312は、筒部310に直接に固定されている。
The
タンク接続部314は、筒部310の外部で製品タンク112側の配管と取り外し可能に接続するためのプラグを有する。
The
板状消音部材320の第1の層321は、細かい空気の隙間を有する多孔質素材から成る板状部材であり、高分子繊維、例えばポリエステル繊維からなる。第1の層321は、繊維の隙間にある空気の粘性抵抗により、所定の周波数の音のエネルギーを熱に変換し、その音を吸収する。なお、高分子繊維を採用する場合には、繊維の配向は、縦方向、横方向、ランダム配向のいずれでもよい。また、第1の層321の素材は、高分子繊維を不織布としたものや高分子繊維の不織布を圧縮成型したものでもよく、またスポンジ状のウレタン素材等、他の多孔質素材を採用してもよい。
The
また、第1の層321は、第1の層321の吸音性能に影響を与えずに所定の周波数の音に対して吸音効果を奏するフィルム層(図示せず)を有してもよい。フィルム層は、例えば、第1の層321に熱融着された高分子フィルムである。フィルム層は、より高い吸音効果を奏するために、第1の層321の筒部310側の表面に表面層として配置されたり、第1の層321の内部に内層として配置されたりすることが望ましい。
In addition, the
板状消音部材320の第2の層322は、高比重素材から成る板状部材である。高比重素材は、例えば、アスファルト粉末が練り込まれたゴム素材等の、高比重ゴムである。第2の層322は、所定の周波数の音に対し、その高比重による重さにより振動の伝達を防止し遮音を行う。
The
板状消音部材320の固定部材は、例えば、プラスチック素材から成るベルト部材と、ベルト部材を輪にした状態でその両端を締結する締結部材とから成る。
The fixing member of the plate-like silencing
次に、マニホールド108からシーブベッド部300に伝達する動作音の特徴と、シーブベッド部300の構造と、板状消音部材320の消音効果と間の関係について説明する。
Next, the relationship between the characteristics of the operation sound transmitted from the manifold 108 to the
図3は、シーブベッド部300に板状消音部材320を設けていないときの酸素濃縮器10の騒音測定データを示す図である。
FIG. 3 is a diagram showing noise measurement data of the
図3に示すデータにおいて高い騒音レベルを示す周波数成分のうち、マニホールド108の動作音に起因する騒音の主な原因となるのは、950Hz以下の周波数成分である。したがって、第1の層321は、例えば、950Hz以下の周波数領域において高い吸音率が認められる多孔質素材を用いる。なお、図3では、時間軸で1.3secに、マニホールド108の弁音400が見られる。
Of the frequency components showing a high noise level in the data shown in FIG. 3, the main component of noise due to the operating sound of the manifold 108 is a frequency component of 950 Hz or less. Therefore, for the
マニホールド接続口312は、上述の通り、第1および第2のシーブベッド110、111の筒部310に直接に固定されている。したがって、筒部310から放射されるマニホールド108の動作音には、配管内の圧縮空気または窒素富化空気を介して筒部310に伝達する空気伝達音の他に、配管、マニホールド接続口312、および筒部310を介して伝達した振動に起因する固体伝達音が含まれる。
The
固体伝達音は、主に、マニホールド接続口312からの振動が筒部310の表面に伝達し、筒部310の表面が面音源となって発生させる音である。したがって、板状消音部材320を、筒部310に密着させることにより、筒部310の板状消音部材320が密着する部分(以下「密着部分」という)に対して、板状消音部材320による制振効果を与え、固体伝達音を抑制することができる。
The solid transmission sound is mainly generated by transmitting vibration from the
また、マニホールド108からの振動は、マニホールド接続口312から筒部310の各部へと伝播していく。したがって、上記密着部分を、図2に示すようにマニホールド接続口312により近い部分に配置することにより、筒部310の他の部分への振動を絶縁することができ、固体伝達音を効果的に抑制することができる。
Further, the vibration from the manifold 108 propagates from the
また、板状消音部材320は、上記制振効果により除去しきれなかった固体伝達音や、空気伝達音に対しては、上記密着部分において、多孔質素材から成る第1の層321と、第1の層321の外側に配置された高比重素材から成る第2の層322を持つという構造により、消音効果および遮音効果を与えることができる。
In addition, the plate-like silencing
例えば、第1の層321に伝播した音は、第1の層321内の空気粘性抵抗により吸音される。また、第1の層321を通過した音も、第2の層322の遮音効果により、その一部は第2の層322で反射して再び第1の層321に戻るため、更に高い吸音効果を得ることができる。
For example, sound propagated to the
また、第1の層321による吸音効果とは別に、第1の層321の筒部310側の表面もしくは第1の層321の内部に内層としてフィルム層を配置することにより、複合構造体の多質点系の共振による吸音効果を得ることができる。共振周波数は、第1の層321および第2の層322それぞれの材料および厚さ、第1の層321と第2の層322との間の接着の有無、固定部材による締め付けの強さ等の設定により、調整可能である。また、第2の層322は、その質量に起因する制振効果によって、消音効果を発揮する。
In addition to the sound absorption effect by the
更に、シーブベッド部300は、板状消音部材320を介して、上記したシーブベッド部300の外側の筒状板金により筐体100に取り付けられている。より詳細には、シーブベッド部300は、板状消音部材320と筒状板金内面との間の摩擦力により筒状板金に固定されている。そして、更に、この筒状板金は、ねじ止めにより筐体100に固定されるようになっている。また、シーブベッド部300の底部と筐体100との間にも、板状消音部材320と同一素材から成る部材(図示せず)を配置している。すなわち、シーブベッド部300全体が、消音部材を介してのみ、筐体100と接する構成となっている。これにより、マニホールド108からの振動が、更にシーブベッド部300を介して筐体100に伝わるのを抑制することができる。
Further, the
なお、酸素濃縮器10の静音化の観点から最も適切な、板状消音部材320の位置、第1の層321および第2の層322の素材および厚さ、並びに固定部材による締め付けの強さ等は、例えば、シミュレーションまたは実験により求めることができる。
It should be noted that the position of the plate-like silencing
図4は、シーブベッド部300に板状消音部材320を設けたときの酸素濃縮器10の騒音測定データを示す図である。ここでは、第1の層321の厚さを12mm、第2の層322の厚さを1mmとしたときのデータである。
FIG. 4 is a diagram showing noise measurement data of the
図3と図4との比較から明らかなように、板状消音部材320を設けることにより、17Hz付近、35Hz付近、250Hz付近、および900Hz付近の周波数成分について、大きな騒音抑制効果を得ることができた。17Hz付近、35Hz付近、および250Hz付近の騒音は、主にコンプレッサ104の振動に起因するものであり、900Hz付近の騒音は、主にマニホールド108の動作に起因するものである。また、時間軸で1.3secに、マニホールド108の弁音400が見られるが、図3に比べてかなり抑制されている。
As is clear from the comparison between FIG. 3 and FIG. 4, by providing the plate-
なお、板状消音部材320は、筒部310に接着されていてもよい。更に、第1の層321と第2の層322との間が接着されている場合には、固定部材を不要とすることができる。
Note that the plate-like
第1および第2のシーブベッド110、111の筒部310は、マニホールド108に接続し、表面積が広く、かつ比較的薄いことから、コンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を放射する主たる音源となる。したがって、本実施の形態のように、筒部310のマニホールド接続口312に近い部分に板状消音部材320を設けることにより、コンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を効果的に抑制することができる。
Since the
以下、上述のように構成された酸素濃縮器10の動作について説明する。
Hereinafter, the operation of the
酸素濃縮器10への電源供給が開始されると、所定のセルフチェックプログラムによって動作環境が整えられる。操作者(患者または介護者)により、筐体100に設けられた操作部において酸素流量および酸素濃度が指定されると、流量制限オリフィス121は、その設定内容に応じて流路の断面積を調整する。
When power supply to the
コンプレッサ104は、筐体100の外部から、風路ケース101、ヘパフィルタ102、および吸気タンク103を介して、原料空気を導入し、導入した原料空気を圧縮して圧縮空気を生成する。このとき、ヘパフィルタ102は、通過する原料空気から空中浮遊粒子を除去する。
The
コンプレッサ104で生成された圧縮空気は、冷却パイプ105を介してマニホールド108に送られる。マニホールド108は、第1および第2の切替弁109a、109bの開閉状態の切替えにより、コンプレッサ104から送られた圧縮空気を第1および第2のシーブベッド110、111を交互に通過させるとともに、第1および第2のシーブベッド110、111から窒素富化空気を交互に排気させる。第1および第2のシーブベッド110、111は、ゼオライトによる窒素の吸着と脱着とを交互に繰り返す。この結果、高濃度酸素が第1および第2のシーブベッド110、111から交互に製品タンク112に送られ続け、製品タンク112には、高濃度酸素が収容される。なお、ゼオライトは窒素だけでなく水分をも吸着するので、製品タンク112に収容される高濃度酸素は、水分がほとんど含まれていない乾燥した状態である。
The compressed air generated by the
一方、第1および第2のシーブベッド110、111は、ゼオライトによる窒素の吸着と脱着との繰り返しの結果、窒素富化空気を、マニホールド108を介して、消音器115の排気口115aから筐体100の外部に排出し続ける。窒素富化空気の排気は、第1および第2の切替弁109a、109bの開閉切り替えごとに高い圧力で一気に行われる(例えば、1回の排気で数十リットル)。この排気に伴う音は比較的大きいため、消音器115により、この音の静音化を図っている。
On the other hand, the first and
また、第1および第2のシーブベッド110、111に取り付けられた板状消音部材320は、上述の通り、第1および第2のシーブベッド110、111から発生するコンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を抑制する消音効果を有する。したがって、第1および第2のシーブベッド110、111および板状消音部材320から成るシーブベッド部300は、コンプレッサ104の運転およびマニホールド108の動作に起因して発生する音を抑制する。
Further, as described above, the plate-like silencing
製品タンク112に収容された高濃度酸素は、レギュレータ117、止め弁118、バクテリアフィルタ120、流量制限オリフィス121、流量センサ123、加湿器124、および酸素出口125を介して、筐体100の外部に放出される。
The high concentration oxygen stored in the
レギュレータ117は、製品タンク112の直後に設けられた圧力センサ116の検出結果に基づいて、製品タンク112直後の高濃度酸素の圧力の調整を行う。バクテリアフィルタ120は、高濃度酸素を除菌する。流量制限オリフィス121は、高濃度酸素の流量を制限する。圧力センサ122および流量センサ123は、放出される高濃度酸素が設定通りに処理されているか否かをモニタリングする。このモニタリング結果は、メモリ(図示せず)に記録され。加湿器124は、酸素出口125の直前で、高濃度酸素を加湿し、高濃度酸素に患者が吸引するために最適な水分を与える。
The
酸素出口125から放出される高濃度酸素は、酸素出口125に接続されたチューブ(図示せず)およびチューブの他端に接続された酸素マスクや鼻腔カニューラを介して、患者に吸引される。
High-concentration oxygen released from the
また、上記の高濃度酸素生成の動作が行われている間、冷却用ファン107は、外気を筐体100内部に吸引して循環させ、排気する。冷却用ファン107が循環させる外気は、コンプレッサ104、冷却パイプ105、マニホールド108、および制御に用いられるCPU(図示せず)等の部品を冷却する。これにより、第1および第2のシーブベッド110、111における窒素吸着効率等の装置性能が改善されるだけでなく、酸素濃縮器10の各部の耐久性および酸素濃縮器10の装置信頼性が向上する。
Further, while the operation of generating the high-concentration oxygen is performed, the cooling
このように、酸素濃縮器10は、コンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を抑制した状態で、高濃度酸素を患者に継続的に供給することができる。
As described above, the
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1および第2のシーブベッド110、111の外面に、コンプレッサ104の動作やマニホールド108の動作に起因して発生する音を抑制する板状消音部材320を設けたので、コンプレッサ104の動作音およびマニホールド108の動作音を抑制することができる。
As described above, according to the present embodiment, the plate-like shape that suppresses the sound generated due to the operation of the
また、板状消音部材320は、第1および第2のシーブベッド110、111の外面のうち、マニホールド接続口312に近い部分を覆うように配置されているので、少ない材料で効率良く上記消音効果を得ることができる。
In addition, since the plate-like silencing
また、板状消音部材320は、柔軟性のある板状の部材であるため、巻いて固定するだけで取り付け可能であり、簡単に低コストで上記消音効果を得ることができるだけでなく、後付けでの取り付けも容易である。取り付け容易さは、板状消音部材320を巻く範囲をマニホールド接続口312に近い部分のみとすることにより、更に向上する。
In addition, since the plate-like silencing
また、板状消音部材320は、多孔質吸音素材の第1の層321と高比重素材の第2の層322との二層構造となっているため、より高い消音性能を得ることができる。
In addition, since the plate-like
なお、板状消音部材320の形状および取り付け位置は、上記内容に限定されるものではない。例えば、板状消音部材320は、コの字状にして筒部310の側面311の一部を覆ったり、筒部310全体を覆ったり、または、筒部の底面を含むマニホールド接続口312の周囲を取り囲むように設けられてもよい。また、板状消音部材320の構成および素材も、上記内容に限定されるものではない。例えば、板状消音部材320を、多孔質素材のみ、または高比重素材のみとした場合でも、ある程度の消音効果を得ることは可能である。
In addition, the shape and attachment position of the plate-like silencing
10 酸素濃縮器
100 筐体
101 風路ケース
102 ヘパフィルタ
103 吸気タンク
104 コンプレッサ
105 冷却パイプ
107 冷却用ファン
108 マニホールド
109a、109b 切替弁
110、111 シーブベッド
112 製品タンク
113 均圧弁
114 パージオリフィス
115 消音器
115a 排気口
116 圧力センサ
117 レギュレータ
118 止め弁
119 酸素センサ
120 バクテリアフィルタ
121 流量制限オリフィス
122 圧力センサ
123 流量センサ
124 加湿器
125 酸素出口
300 シーブベッド部
310 筒部
311 側面
312 マニホールド接続口
314 タンク接続部
320 板状消音部材
321 第1の層
322 第2の層
DESCRIPTION OF
Claims (9)
高圧の空気に対しては窒素の吸着を行い低圧の空気に対しては吸着した窒素の脱着を行う吸着塔と、
前記吸着塔に接続し、前記コンプレッサにより圧縮された前記原料空気を前記吸着塔を通過させた後に前記吸着塔を開放する動作を繰り返すことによって、前記吸着塔に対して高濃度酸素の分離および窒素富化空気の放出を繰り返させるマニホールドと、
を有する酸素濃縮器であって、
前記吸着塔は、
外面に、前記マニホールドより伝達する振動に起因して前記吸着塔から発生する音を抑制する板状消音部材を有する、
酸素濃縮器。 A compressor that compresses the raw material air;
An adsorption tower that adsorbs nitrogen for high-pressure air and desorbs adsorbed nitrogen for low-pressure air;
Separation of high-concentration oxygen and nitrogen in the adsorption tower by repeating the operation of connecting the adsorption tower and releasing the adsorption tower after passing the raw material air compressed by the compressor through the adsorption tower A manifold that repeatedly releases the enriched air;
An oxygen concentrator having
The adsorption tower is
On the outer surface, it has a plate-like silencing member that suppresses sound generated from the adsorption tower due to vibration transmitted from the manifold.
Oxygen concentrator.
請求項1記載の酸素濃縮器。 The vibration transmitted from the manifold is vibration caused by at least one of the operation of the compressor and the operation of the manifold.
The oxygen concentrator according to claim 1.
請求項1記載の酸素濃縮器。 The plate-like sound deadening member covers at least a portion close to the connection portion with the manifold, of the outer surface of the adsorption tower.
The oxygen concentrator according to claim 1.
請求項3記載の酸素濃縮器。 The plate-like silencing member is in close contact with the outer surface of the adsorption tower,
The oxygen concentrator according to claim 3.
請求項4記載の酸素濃縮器。 The plate-like sound deadening member has at least a first layer made of a porous material and a second layer made of a high specific gravity material arranged outside the first layer,
The oxygen concentrator according to claim 4.
請求項5記載の酸素濃縮器。 The first layer is a polymer fiber.
The oxygen concentrator according to claim 5.
請求項6記載の酸素濃縮器。 The first layer further comprises a polymer film,
The oxygen concentrator according to claim 6.
前記板状消音部材は、柔軟性のある平面状の前記第1の層および前記第2の層を、前記吸着塔の側面に略巻き付けて配置される、
請求項5記載の酸素濃縮器。 The adsorption tower has a columnar outer shape,
The plate-like sound deadening member is arranged by winding the flexible first planar layer and the second layer around a side surface of the adsorption tower.
The oxygen concentrator according to claim 5.
前記吸着塔は、前記板状消音部材を介して前記筐体に固定される、
請求項1記載の酸素濃縮器。
A housing that covers at least the adsorption tower;
The adsorption tower is fixed to the housing via the plate-like silencing member,
The oxygen concentrator according to claim 1.
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