JP2010109942A - 情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010109942A
JP2010109942A JP2008282434A JP2008282434A JP2010109942A JP 2010109942 A JP2010109942 A JP 2010109942A JP 2008282434 A JP2008282434 A JP 2008282434A JP 2008282434 A JP2008282434 A JP 2008282434A JP 2010109942 A JP2010109942 A JP 2010109942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isochronous data
transmission
data
frame
codeword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008282434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5247358B2 (ja
Inventor
Kazushi Asai
一志 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008282434A priority Critical patent/JP5247358B2/ja
Publication of JP2010109942A publication Critical patent/JP2010109942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5247358B2 publication Critical patent/JP5247358B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】 通信状況が変化する環境において、通信状況が悪くても、等時性データの等時性を保ちつつ、非等時性データのスループット低下を最小限に抑えて誤りなく伝送する技術を提供する。
【解決手段】 情報処理装置は、所定の時刻に再生すべき等時性データを所定のタイミングで順次入力する入力手段と、記憶手段に予め記憶された非等時性データを読み出す読出手段と、等時性データと非等時性データとを受信装置へ送信する第1送信手段と、を備える。ここで、第1送信手段は、入力した等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い第1符号語を生成し、読み出した非等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い第2符号語を生成し、第2符号語を分割して分割データを生成し、第1符号語と、分割データと、を結合してフレームを生成し、生成したフレームを受信装置へ送出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体に関し、特に、等時性データ及び非等時性データの同時伝送を行う通信システムにおける誤り訂正に関する。
AV機器や生活家電のディジタル化やブロードバンド化の普及が急速に進展している今日、情報機器と家電製品を相互に結ぶホームネットワークの需要が高まっている。ホームサーバを家庭内に設置し、動画像や音楽データ、画像ファイルなどのコンテンツを家庭内で共有化することで、観覧したい動画像や聞きたい音楽を好きな場所で再生することのできるネットワークがすでに確立されている。また生活家電をネットワークに接続することで、リビングルームのTV画面から室温調整や照明、カーテン等の制御を行うことや、インターネットを通じて冷蔵庫の食材管理を行うことのできるホームネットワークが現実のものとなりつつある。
このようなホームネットワークの発達・普及に伴い、ホームネットワーク内を行き交うデータの種類が今後増加することが予想される。これに伴い、
・指定された時刻にデータが受信側に届く必要のある(リアルタイム伝送が要求される)動画や音楽等のデータ(以下、等時性データ)。
・プリントデータやストレージデータなどの等時性(リアルタイム性)は要求されないが誤りなく伝送を行いたいデータ(以下、非等時性データ)。
を区別し、等時性データと非等時性データとを同時伝送する通信方式が今後必要となる。
等時性データと非等時性データとを同時伝送可能なホームネットワークのインタフェースの1つにワイヤレス1394が挙げられる。ワイヤレス1394方式は、IEEE1394を無線化したホームネットワークのインタフェースであり、高速性・等時性・操作性に優れている。
図10はワイヤレス1394の伝送フレーム構成を示す図である。マネジメントエリア401は通信品質などの制御信号を送信する帯域である。データの転送はデータエリア402の帯域を使用して行う。データエリア402には、Isochronous転送を行うIsoスロット403と、Asynchronous転送を行うAsyncスロット404が含まれる。
Isoスロット403では動画像や音楽データなどの等時性データの転送を行い、Asyncスロット404では等時性が要求されない写真やプリンタデータなどの非等時性データの転送を行う。Isoスロット403はリード・ソロモン符号等の誤り訂正符号処理を行って転送し、受信側でリード・ソロモン復号処理を施すことで誤り訂正を行う。Isoスロット403に含まれるデータの再送は行わない。一方、Asyncスロット404はARQ方式(Automatic Repeat Request方式)を採用しており、データ紛失や誤りが発生した際は、再送を行うことでデータを補完する。
以上のようにデータの属性を区別し、データの属性により異なる誤り訂正方式を使い分けることで、等時性データは等時性を保持しつつ、非等時性データは誤りなく確実に転送することができる。
また、ワイヤレス1394では変調方式としてOFDMが採用されている。等時性データを伝送する際は、まず等時性データのピークレートに相当する帯域をIsoスロット403として割り当てる。そして、その余剰帯域を、非等時性データを伝送するAsyncスロット404として割り当てている。
しかしながら通常、通信状況は一定ではなく、時間や周辺の状況に応じて刻々と変化する。特に無線通信や電力線通信などは、時間や設置状況に応じて通信状況は様々である。そのことを考慮して誤り訂正方式を検討する必要があるが、等時性データに付加する冗長ビットを、通信状況が最も劣悪な場合を基準として、高い誤り耐性を持たせることは、伝送効率からすると非効率である。逆に通信状況が良好な場合を基準として、低い誤り耐性を持たせると、通信状況が良好でなくなった場合は誤りが多発することとなり、等時性データの劣化や非等時性データのスループットの低下に繋がる。以上のように時間や環境に応じて通信状況が変化する場合、予め複数の誤り訂正方式を用意し、通信状況にあわせて適応的に誤り訂正方式を変更した方が効率的であると考えられる。
通信状況に応じて適応的に誤り訂正方式を変更する構成が特許文献1に記載されている。特許文献1の方式では、符号化の対象となるデータ及び誤り訂正符号化方式を、データの重要度と通信状況に応じて適応的に変更する。
特開平8−88618号公報
しかしながら、上記特許文献1の誤り訂正方式は重要度に応じて符号化を行うデータを選択するため、重要度の低いデータは符号化の対象とされない場合がある。さらに、特許文献1の構成ではデータ再送は行わないため、符号化が行われなかったデータについては誤りが生じた場合、劣化したまま使用するか、もしくは破棄する必要がある。それ故、特許文献1の誤り訂正方式は、ADPCMデータのような一種類の等時性データのみを送信する場合には有効であるが、等時性データと非等時性データとの両方を伝送する通信システムには採用できない。
また上記したワイヤレス1394のような誤り訂正方式のみでは、通信状況が劣悪であった場合に、誤り耐性のない非等時性データの再送が多発してしまう。このため、非等時性データのスループットは低下すると予想される。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、通信状況が変化する環境において、通信状況が悪くても、等時性データの等時性を保ちつつ、非等時性データのスループット低下を最小限に抑えて誤りなく伝送する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
所定の時刻に再生すべき等時性データを所定のタイミングで順次入力する入力手段と、
記憶手段に予め記憶された非等時性データを読み出す読出手段と、
前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第1送信手段と、
を備え、
前記第1送信手段は、
入力した前記等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第1符号語を生成する第1符号化手段と、
読み出した前記非等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第2符号語を生成する第2符号化手段と、
前記第2符号語を分割して分割データを生成する分割手段と、
前記第1符号語と、前記分割データと、を結合してフレームを生成する第1フレーム生成手段と、
前記第1フレーム生成手段が生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第1送出手段と、
を備える。
また、本発明による情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、
情報処理装置による情報処理方法であって、
所定の時刻に再生すべき等時性データを所定のタイミングで順次入力する入力工程と、
記憶手段に予め記憶された非等時性データを読み出す読出工程と、
前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第1送信工程と、
を有し、
前記第1送信工程には、
入力した前記等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第1符号語を生成する第1符号化工程と、
読み出した前記非等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第2符号語を生成する第2符号化工程と、
前記第2符号語を分割して分割データを生成する分割工程と、
前記第1符号語と、前記分割データと、を結合してフレームを生成する第1フレーム生成工程と、
前記第1フレーム生成工程において生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第1送出工程と、
が含まれる。
本発明によれば、通信状況が変化する環境において、通信状況が悪くても、等時性データの等時性を保ちつつ、非等時性データのスループット低下を最小限に抑えて誤りなく伝送する技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(誤り訂正部の基本構成)
本実施形態に係る通信システムが有する誤り訂正部の基本構成について図1を参照して説明する。図1は本実施形態において等時性データ及び非等時性データを同時伝送する通信システムにおける誤り訂正部の一例を示す図である。後述するように、図1に示す送信部1、受信部2は、図4の誤り符号化部A、誤り復号化部Aに対応する。
まず、図1に示す送信部1の動作について説明する。送信部1には等時性データ及び非等時性データについてそれぞれ別途の入力部が設けられている。送信部1に等時性データ1000及び非等時性データ2000が入力されると、等時性データ1000は第1符号化手段としての誤り訂正符号化処理部100に入力される。一方、非等時性データ2000は第2符号化手段としての誤り訂正符号化処理部101に入力される。そして、それぞれ、異なる誤り訂正符号化が施される。ただし、非等時性データ2000については、誤り訂正符号化処理部101に入力される前にバッファ104にてデータが所定期間保持(記憶)され、送信するときにバッファから読み出す読出処理を行って取得される。また、所定の時刻に再生すべき等時性データは、所定のタイミングで順次入力される。例えば、等時性データが動画像の場合は、当該動画像を構成する画像フレームがフレーム間隔に同期して順に入力されることになる。
誤り訂正符号化処理部100にて符号化が施された第1符号語としての等時性データ1001は第1フレーム生成手段としてのフレーム生成部103に入力される。また誤り訂正符号化処理部101にて符号化が施された第2符号語としての非等時性データ2001は、データ分割部102によってn分割された後、データ2001の1/nの分割データ2002がフレーム生成部103に入力される。フレーム生成部103は、入力されたデータ1001及びデータ2002を収納した所定サイズのフレームを生成し、第1送出手段として伝送路300を通して受信部2に送信する。
図2はフレーム生成部103で生成されるフレームの構成例を示す図である。図2ではデータ分割部102にて4分割が行われた場合(n=4)における複合フレームの構成例を示している。図2において、冗長ビット100及び冗長ビット101は、それぞれ誤り訂正符号化処理部100及び誤り訂正符号化処理部101の符号化処理によって生成される冗長ビットを示している。また1フレームに挿入される等時性データは、例えば1フレームの時間間隔にて、受信側で必要となる等時性のデータである。図1の送信部1は、図2に示すようなn個のフレームで構成される複合フレームを送信することで、等時性データ及び非等時性データをそれぞれ伝送する。
なお、ここでは説明の便宜上、冗長ビットを情報データに後続させて付加する組織的符号を例示しているがこれに限られない。すなわち、入力データに対して、冗長性を有するデータ列を生成する周知の誤り訂正アルゴリズムによって誤り訂正符号化が行われる場合も同様に処理する。つまりデータ部と冗長部が分割されない非組織的符号についても対象となる。
次に、受信部2の動作について説明する。送信部1からのフレームを受信すると、受信部2のフレーム分割部203は、このフレームを符号化が施された等時性データ1002及び符号化が施された非等時性データの分割データ2003に分解する。そしてデータ1002は誤り訂正復号化処理部200により復号化が施され、等時性データ1003として受信部2から出力される。またデータ2003はデータ結合部202によりn個の分割データがデータ2004として統合された後、誤り訂正復号化処理部201により復号化が施され、非等時性データ2005として受信部2から出力される。
ここで誤り訂正復号化処理部201にて訂正不可能な誤りが生じた場合は、再送判定部204が送信部1に対して誤りが生じた非等時性データの再送を行うよう要求する。再送要求送信部205及び再送要求受信部105を通じて再送要求を受けた送信部1のバッファ104は、再送要求に従いバッファされている非等時性データの再送を行う。以上のような再送システムを設けることにより、非等時性データはエラーフリーでの伝送が可能となる。ちなみに図1にてバッファ104は誤り訂正符号化処理部101の前段に設置しているが、誤り訂正符号化処理部101の後段に設置しても構わない。
リード・ソロモン符号などの誤り訂正符号化方式では、冗長度が同等であっても、誤り訂正符号を施す情報データ長を長くする方が誤り耐性能力は向上する。図1に示した誤り訂正部は非等時性データを分割して送信できるため、等時性データは等時性を保ちつつ伝送を行いながら、非等時性データについてはフレーム長に依存することなく通信状況に適した誤り訂正能力の高い誤り訂正符号化を施すことが可能となる。
なお、図2において、誤り訂正符号は組織的符号であり、且つ非等時性データに付加される冗長ビットはフレーム504のみで送信されるよう図示したが、当然図3(a)に示すようにフレーム504に分割された非等時性データが含まれてもよい。また、図3(b)に示すようにフレーム503及びフレーム504に冗長ビットを分割してもよい。さらに、図2において非等時性データを4分割した場合を一例として説明したが、分割数は通信状況に応じて適切に決定することができる。
(通信システム)
図4は、図1の構成図を用いて説明を行った誤り訂正部を含む3種類の誤り訂正部を、通信状況に応じて適応的に選択する通信システムの構成例を模式的に示すブロック図である。また、図5、図6は適応的に選択できる3種類のうち2種類の誤り訂正部を個別に示した図である。ここで図5、図6に示す送信部及び受信部には、区別のため、便宜上、図4と異なる符号を付しているが、送信部5、7は送信部3の一部を、受信部6、8は受信部4の一部を詳細に示している。
なお、送信部および受信部は、それぞれパーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション(WS)、プリンタ、携帯電話などで代表される情報処理装置で実現することができる。これらの装置は不図示のCPU(Central Processing Unit)の制御に基づいて動作する。
まず、図4に記載の送信部3及び受信部4の全体的な構成及び動作について説明する。図4に示す通信システムの送信部3及び受信部4は、それぞれ図4に示す、それぞれ第1送信手段、第2送信手段、第3送信手段としての誤り符号化部A、B、C、及び、それに対応する誤り復号化部A、B、Cの、3種類の誤り符号化部と復号化部を有している。
受信部4が有する通信状況判定部220は、等時性データと非等時性データとの少なくともいずれかの、誤り訂正率と誤り検出率との少なくともいずれかを検出し、そのデータを元に現在の通信状況を判定する。そして、その判定結果に応じて切替手段としてのセレクタ110及び切替え器210を適応的に切り替え、現在の通信状況に最も適した誤り訂正方式を3種類のうちから1つ選択する。また、通信状況判定部220が判定した通信状況は、通信状況判定受信部219、通信状況判定受信部119を経由して送信部3へ伝達される。そして、送信部3でも、受信部4と同じ最適な誤り訂正方式を選択する。なお、本実施形態では、送信部3は、受信部4から通信状況の判定結果を受信して、通信路の状況を判定するが、これに限られない。例えば、再送要求の受信間隔や受信部4からの受信レポートを送信部3側で解析して、通信状況を判定してもよい。
図5、図6は、セレクタ110及び切替え器210を切替えることにより選択可能な誤り訂正部B、Cについて個別に示したものである。次に各誤り訂正部の構成及び特徴を説明した後、3種類の誤り訂正部の適用方法について説明する。ただし、誤り訂正部Aは、図1を参照して説明した誤り訂正部が該当するため、説明を省略する。
(誤り訂正部B)
誤り訂正部Bについて図5を参照して説明する。まず図5に示す送信部5の動作について説明する。
送信部5に入力された等時性データ1100は第3符号化手段としての誤り訂正符号化処理部111に入力され、非等時性データ2100は第4符号化手段としての誤り検出符号化処理部112に入力される。そして、それぞれ、異なった誤り訂正符号化及び誤り検出符号化が施される。ここで、非等時性データ2100については、誤り検出符号化処理部112に入力される前に、バッファ113にて一定の期間データが保持される。
誤り訂正符号化処理部111にて符号化が施された第3符号語としての等時性データ1101は第2フレーム生成手段としてのフレーム生成部114に入力される。また、誤り検出符号化処理部112にて符号化が施された第4符号語としての非等時性データ2101もまたフレーム生成部114に入力される。フレーム生成部114は、入力されたデータ1101及びデータ2101を収納した所定サイズのフレームを生成し、第2送出手段として伝送路310を通して受信部6に送信する。
図7は、誤り訂正部Bによって生成されるフレームの構成例を示す図である。誤り訂正部Bでは、図7に示すように等時性データには誤り訂正符号を、非等時性データには誤り検出符号を付加し1フレームとして送信する。ここで冗長ビット111は、等時性データに付加される冗長データであり、検査ビット112は非等時性データに付加される冗長データである。
つづいて受信部6の動作について説明する。送信部5からのフレームを受信した受信部6のフレーム分割部214は、フレームを符号化が施された等時性データ1102及び符号化が施された非等時性データ2102に分解する。そしてデータ1102は誤り訂正復号化処理部211により復号化が施され、等時性データ1103として受信部6から出力される。またデータ2102は誤り検出復号化処理部212により復号化が施され、非等時性データ2103として受信部6から出力される。
ここで誤り検出復号化処理部212で誤りが検出された場合は、再送判定部213が送信部5に対して誤りを検出した非等時性データの再送を要求する。再送要求送信部215及び再送要求受信部115を通じて再送要求を受けた送信部5のバッファ113は、再送要求に従いバッファされている非等時性データを再送する。すなわち、受信部から非等時性データの再送要求を受信したことに応じて、非等時性データを再送するように制御する再送制御が実行される。このような再送システムを設けることで、非等時性データのエラーフリーでの伝送が可能となる。
誤り訂正部Bはワイヤレス1394と同様の誤り訂正を行う。等時性データと非等時性データとを同時伝送するワイヤレス1394等の通信システムにおいて、誤り訂正部Bは、等時性が要求される等時性データのみに誤り訂正符号を付加する。一方、等時性は特に要求されないが、エラーフリーの伝送を行うべき非等時性データについては再送手順を実行して誤りを確実に補間することができる。このように誤り訂正部Bは、データの属性を考慮した誤り訂正を行う。
しかしながら、通信状況が時間や設置環境に応じて変化する無線通信や電力線通信では、通信状況が非常に劣悪になる場合がある。このような場合、非等時性データを再送のみで補間する誤り訂正部Bよりも、非等時性データに誤り訂正符号化を行い、またフレーム長に依存することなく適当な誤り訂正能力を付加することのできる誤り訂正部Aを用いる方が伝送効率の面で優れていると言える。
(誤り訂正部C)
次に、図6を参照して誤り訂正部Cについて説明する。まず、図6の送信部7の動作について説明する。
送信部7に入力された等時性データ1100と非等時性データ2100は結合部116により結合される。ただし、非等時性データ2100は、結合部116に入力される前にバッファ113で所定期間保持される。等時性データ及び非等時性データの結合データ3100は第5符号化手段としての誤り訂正符号化処理部117にて符号化され、第5符号語としての符号化データ3101として、第3フレーム生成手段としてのフレーム生成部118に入力される。データ3101が入力されたフレーム生成部118は、入力されたデータ3101を収納した所定サイズのフレームを生成し、第3送出手段としての伝送路310を介して受信部8へそのフレームを送信する。
フレーム生成部118で生成されるフレームの構成例を図8に示す。図8は誤り訂正部Cを用いた場合に生成されるフレームの構成例を示している。
誤り訂正部Cでは等時性データ及び非等時性データの結合をしてから誤り訂正符号を付加するため、図8に示すフレーム構成となる。ここで冗長ビット150は等時性データ及び非等時性データを対象とした冗長データであり、等時性データ及び非等時性データに生じた誤りの訂正を行うために付加される。
つづいて受信部8の動作について説明する。送信部7からのフレームを受信した受信部8のフレーム分割部218は、フレームを符号化が施された等時性データ1102及び非等時性データ2102の合体データ3102に変換する。そして合体データ3102は誤り訂正復号化処理部217により復号化され、等時性データ及び非等時性データの結合データ3103として分割部216に入力される。分割部216は入力された結合データ3103を等時性データ1103及び非等時性データ2103に分解し受信部8から出力する。
ここで誤り訂正復号化処理部217にて訂正不可能な誤りが生じた場合は、再送判定部213が誤りが生じた非等時性データの再送を行うよう送信部7に対して要求する。再送要求送信部215及び再送要求受信部115を通じて再送要求を受けた送信部7のバッファ113は、受信した再送要求に従い、バッファされている非等時性データの再送を行う。以上のような再送処理を設けることで、非等時性データはエラーフリーでの伝送が可能となる。
上記した誤り訂正部Cは、等時性データに加え非等時性データをも対象として誤り訂正符号を付加する。このため、受信側で等時性データ及び非等時性データの両方について誤り訂正を行うことができる。さらに、訂正しきれなかった場合は、非等時性データについて再送することができる。
通信状況が良好な場合は、誤り訂正部Bよりも誤り訂正部Cを用いた方が伝送効率が良い。これは、通信状況が良好であった場合において誤り訂正部Cは、等時性データの誤り訂正能力を落とす代わりに非等時性データに誤り訂正能力を付加させることができるため、誤り訂正部Bと比較して非等時性データの再送回数を低減できるからである。一方、通信状況が良好でなく、訂正不可能な誤りによって生じる等時性データの乱れが問題となる場合。例えば等時性データが動画像であった場合、受信した動画像の乱れが視覚もしくは聴覚によって判別できるほど問題になった場合には、等時性データの誤り訂正能力の高い誤り訂正部Bを使用すべきである。
なお、図7、図8では、説明の便宜上冗長ビットまたは検査ビットは符号化を行ったデータの後端に付加する組織的符号で図示した。しかし、図2と同様、入力データに対して冗長性を有するデータ列を生成する周知の誤り訂正アルゴリズムによって誤り訂正符号化が行われる場合でも同様の手法を適用することができる。つまり非組織的符号についても対象となる。
(処理フロー)
次に、図9を参照して各誤り訂正部が実行する適応手順の一例を説明する。図9は本実施形態に係る構成が実行する基本処理の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示した通信システムにおいて通信を開始すると(ステップST01)、通信状況判定部220はセレクタ110及び切替え器210の制御を行い、誤り訂正方式Cを採用する(ステップST02)。
次に、通信状況判定部220は所定期間、誤り訂正部Cを用いて通信を行い、その期間内に生じた等時性データと非等時性データとの少なくともいずれかにおいて生じた訂正不能な誤りの発生回数をカウントする(ステップST03)。
所定時間が経過すると(ステップST04でYES)、通信状況判定部220はカウントした再送回数が予め定められた閾値A以上であるか否かの判定を行う(ステップST05)。ここで閾値Aは、例えば訂正不可能な誤りにより生じる等時性データの乱れが視覚もしくは聴覚にとって判別できるレベルかどうかを判定する基準に基づいて予め設定される値である。
閾値A未満の場合(ステップST05でNO)は現在の通信状況は良好であると判断し、ステップST03へ戻って、継続して所定期間誤り訂正部Cにて通信を行う。一方、閾値A以上であった場合(ステップST05でYES)は、現在の通信状況は良好でないと判断し、ステップST06へ進んで、セレクタ110及び切替え器210の制御を行い等時性データに対して訂正能力が高い誤り訂正方式Bを採用する。
ステップST06にて誤り訂正方式Bを採用した後、通信状況判定部220はまた所定期間誤り訂正部Bにて通信を行い、その期間内に生じる等時性データに生じる誤り訂正回数及び非等時性データの再送発生回数をカウントする(ステップST07)。所定時間が経過すると(ステップST08でYES)ステップST09へ進む。
ステップST09では、通信状況判定部220は、カウントした訂正回数及び再送回数の総和が、閾値B以上であるか否かの判定を行う。ここで閾値Bとは、誤り訂正方式Cを採用しても、等時性データの乱れが、視覚もしくは聴覚で判別できるレベルかどうかを判定する基準に基づいて予め設定される値である。
閾値B未満であった場合(ステップST09でNO)は、現在の通信状況は良好な状態に改善されたと判断し、ステップST02へ戻って誤り訂正方式Cを採用する。一方、カウント値が閾値B以上であった場合(ステップST09でYES)はステップST110へ進む。
ステップST10では、非等時性データの再送回数が所定の閾値C以上であるか否かを判定する。ステップST10にて非等時性データの再送回数が閾値C未満であると判定された場合(ステップST10でNO)は、ステップST06へ戻って継続して誤り訂正方式Bを採用する。一方、カウント値が閾値C以上であると判定された場合(ステップST10でYES)は、現在の通信状況は、誤り訂正方式Bよりも誤り訂正方式Aを採用した方が適切であると判定し、ステップST11へ進んで誤り訂正方式Aを採用する。
ここで閾値Cの一例について述べる。ステップST07にてカウントされた非等時性データの再送発生確率をPII(r)とする。また誤り訂正部Aでは非等時性データの符号化としてリード・ソロモン符号(Ra、Rb)を用いるものとし、誤り訂正方式Aを用いた場合における予想される非等時性データの再送発生確率をPIII(r)を概算的に算出する。ここでPIII(r)は、例えばステップST07にてカウントされた等時性データの誤り訂正回数と非等時性データの再送発生回数から予測する。このとき
[1−PII(r)]=Ra/Rb×[1−PIII(r)] (式1)
の等式が成り立つPII(r)及びPIII(r)が導かれる非等時性データの再送発生回数を閾値Cとする。なお、ここに例示した閾値Cの算出手法は一例であり、これ以外の算出手法を用いてもよい。
ステップST11にて誤り訂正方式Aを採用した後、通信状況判定部220は所定期間誤り訂正部Aにて通信を行い、その期間内に生じる誤りの訂正回数及び訂正不能な誤りをカウントする(ステップST12)。所定期間が経過すると(ステップST13でYES)ステップST14へ進む。
ステップST14では、カウントされた誤り訂正回数及び訂正不能回数の総和が閾値D以上であるか否かを判定する。閾値D未満であると判定された場合(ステップST14でNO)は、非等時性データに誤り訂正符号を付加するよりも再送で補間した方が効率的であると判断し、ステップST06に戻って誤り訂正方式Bを採用する。一方、閾値D以上であると判定された場合(ステップST14でYES)は、ステップST11へ戻って、継続して誤り訂正方式Aを採用する。ここで閾値Dとは、例えば閾値Cの際と同様に、
・カウントした非等時性データの再送発生確率PIII(r)。
・誤り訂正方式Bを用いた場合における予想される非等時性データの再送発生確率PII(r)。
が、(式1)の等式を成立させる場合の非等時性データの再送発生回数とする。
上記のように、送信部1(誤り符号化部A)は、入力した等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第1符号語を生成する。読み出した非等時性データに対しては誤り訂正符号化処理を行い、第2符号語を生成し、この第2符号語を分割して分割データを生成する。そして、第1符号語と分割データとを結合してフレームを生成し、送出する。このため、等時性データは等時性を保ちつつ伝送を行いながら、非等時性データについてはフレーム長に依存することなく通信状況に適した誤り訂正能力の高い誤り訂正符号化を施すことが可能となる。
また、受信部4から非等時性データの再送要求を受信したことに応じて、該非等時性データを再送するように制御する再送制御処理を行うため、非等時性データを確実に受信部4へ伝達することができる。
また、通信状況に応じてデータ送信に使用する送信部(誤り符号化部)を適宜切り替えるため、高い通信品質を維持しつつスループットを最大限高めることができる。具体的には、通信路の状況が所定の基準よりも改善された場合に、送信部1(誤り符号化部A)を用いた送信から送信部5(誤り符号化部B)または送信部7(誤り符号化部C)を用いた送信へ切り替える。このため、通信品質とスループットを両立してデータを伝送することができる。
以上のような通信システムを用いれば、現在の通信状況に応じた適当な誤り訂正方式に逐次把握し変更することが可能なため、通信状況が時間や設置環境に応じて大きく変動する場合においても、その通信状況に適した誤り訂正方式を採用することができる。それ故、等時性データの等時性を保持しつつも、非等時性データのスループット低下を最小限に抑えることができる。
なお図9に示したフローチャートにおいて通信状況判定部220は、再送回数や誤りの訂正回数をカウントすることで通信状況を把握したが、これに限られない。別途の手段、例えば受信信号の電力値によって通信状況の把握を行ってもよく、また受信部ではなく送信部に通信状況判定部220を設け、再送発生率のみで把握しても良い。
また図4に示した実施例では3種類の誤り訂正方式を用いる場合について述べたが、誤り訂正部A及び誤り訂正部B、もしくは誤り訂正部A及び誤り訂正部Cなど3種類中2種類を用いて通信システムを構築しても良い。あるいは、新たに誤り訂正方式Aよりも誤り耐性の高い誤り訂正符号化処理部を追加するなど3種類以上の誤り訂正方式を有する通信システムを構築してもよい。
(その他の実施形態)
また、本発明の目的は、コンピュータプログラムやコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても実現可能である。例えば、次のようにすることによっても本発明の目的は達成される。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明の技術的範囲に含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の各機能が実現される場合も、本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートで示される処理を実行するプログラムコードが格納されることになる。
上記構成は、等時性データ及び非等時性データを同時伝送する場合において、通信状況が劣悪でも、等時性データは等時性を保持しつつ、非等時性データはフレーム長に依存することなく通信状況に適した誤り訂正能力の高い誤り訂正符号化を施すことができる。また、通信状況の判定を逐次行い、その通信状況に応じた適当な誤り訂正方式を等時性データ及び非等時性データ各々に別途に適用することで、等時性データは等時性を保持しつつ伝送し、非等時性データのスループット低下を最小限に抑えることができる。
誤り符号化部A、誤り復号化部Aの構成を模式的に示すブロック図である。 フレームの構成例を示す図である。 フレームの構成例を示す図である。 通信システムの構成例を模式的に示すブロック図である。 誤り符号化部B、誤り復号化部Bの構成を模式的に示すブロック図である。 誤り符号化部C、誤り復号化部Cの構成を模式的に示すブロック図である。 フレームの構成例を示す図である。 フレームの構成例を示す図である。 基本処理の処理手順を示すフローチャートである。 ワイヤレス1394の伝送フレーム構成を示す図である。

Claims (11)

  1. 所定の時刻に再生すべき等時性データを所定のタイミングで順次入力する入力手段と、
    記憶手段に予め記憶された非等時性データを読み出す読出手段と、
    前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第1送信手段と、
    を備え、
    前記第1送信手段は、
    入力した前記等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第1符号語を生成する第1符号化手段と、
    読み出した前記非等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第2符号語を生成する第2符号化手段と、
    前記第2符号語を分割して分割データを生成する分割手段と、
    前記第1符号語と、前記分割データと、を結合してフレームを生成する第1フレーム生成手段と、
    前記第1フレーム生成手段が生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第1送出手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受信装置から前記非等時性データの再送要求を受信したことに応じて、該非等時性データを再送するように制御する再送制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第2送信手段と、
    前記受信装置との間の通信路の状況を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1送信手段を用いた送信と前記第2送信手段を用いた送信とを切り替える切替手段と、
    をさらに備え、
    前記第2送信手段は、
    入力した前記等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第3符号語を生成する第3符号化手段と、
    入力した前記非等時性データに対して誤り検出符号化処理を行い、第4符号語を生成する第4符号化手段と、
    前記第3符号語と、前記第4符号語と、を結合してフレームを生成する第2フレーム生成手段と、
    前記第2フレーム生成手段が生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第2送出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記切替手段は、前記判定手段により判定された通信路の状況が所定の基準よりも改善された場合に、前記第1送信手段を用いた送信から前記第2送信手段を用いた送信へ切り替える
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第3送信手段と、
    前記受信装置との間の通信路の状況を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1送信手段を用いた送信と前記第3送信手段を用いた送信とを切り替える切替手段と、
    をさらに備え、
    前記第3送信手段は、
    入力した前記等時性データと読み出した前記非等時性データとを結合して結合データを生成する結合手段と、
    前記結合データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第5符号語を生成する第5符号化手段と、
    前記第5符号語からフレームを生成する第3フレーム生成手段と、
    前記第3フレーム生成手段が生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第3送出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記切替手段は、前記判定手段により判定された通信路の状況が所定の基準よりも改善された場合に、前記第1送信手段を用いた送信から前記第3送信手段を用いた送信へ切り替える
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    所定の時刻に再生すべき等時性データを所定のタイミングで順次入力する入力工程と、
    記憶手段に予め記憶された非等時性データを読み出す読出工程と、
    前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第1送信工程と、
    を有し、
    前記第1送信工程には、
    入力した前記等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第1符号語を生成する第1符号化工程と、
    読み出した前記非等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第2符号語を生成する第2符号化工程と、
    前記第2符号語を分割して分割データを生成する分割工程と、
    前記第1符号語と、前記分割データと、を結合してフレームを生成する第1フレーム生成工程と、
    前記第1フレーム生成工程において生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第1送出工程と、
    が含まれることを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第2送信工程と、
    前記受信装置との間の通信路の状況を判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定結果に基づいて、前記第1送信工程を用いた送信と前記第2送信工程を用いた送信とを切り替える切替工程と、
    をさらに有し、
    前記第2送信工程には、
    入力した前記等時性データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第3符号語を生成する第3符号化工程と、
    入力した前記非等時性データに対して誤り検出符号化処理を行い、第4符号語を生成する第4符号化工程と、
    前記第3符号語と、前記第4符号語と、を結合してフレームを生成する第2フレーム生成工程と、
    前記第2フレーム生成工程において生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第2送出工程と、
    が含まれることを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記等時性データと前記非等時性データとを受信装置へ送信する第3送信工程と、
    前記受信装置との間の通信路の状況を判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定結果に基づいて、前記第1送信工程を用いた送信と前記第3送信工程を用いた送信とを切り替える切替工程と、
    をさらに有し、
    前記第3送信工程には、
    入力した前記等時性データと読み出した前記非等時性データとを結合して結合データを生成する結合工程と、
    前記結合データに対して誤り訂正符号化処理を行い、第5符号語を生成する第5符号化工程と、
    前記第5符号語からフレームを生成する第3フレーム生成工程と、
    前記第3フレーム生成工程において生成した前記フレームを前記受信装置へ送出する第3送出工程と、
    が含まれることを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. コンピュータを請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2008282434A 2008-10-31 2008-10-31 情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体 Active JP5247358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008282434A JP5247358B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008282434A JP5247358B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010109942A true JP2010109942A (ja) 2010-05-13
JP5247358B2 JP5247358B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=42298884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008282434A Active JP5247358B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5247358B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105259875A (zh) * 2015-10-15 2016-01-20 珠海格力电器股份有限公司 智能家居设备的绑定方法、装置及系统
JP2016025531A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 キヤノン株式会社 表示装置、制御方法、及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151619A (ja) * 1998-11-04 2000-05-30 Sony Corp 伝送方法及び伝送装置
JP2001169198A (ja) * 1999-12-07 2001-06-22 Canon Inc 信号伝送装置、信号伝送方法及び記憶媒体
JP2005198208A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Sony Corp 送信装置及び受信装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151619A (ja) * 1998-11-04 2000-05-30 Sony Corp 伝送方法及び伝送装置
JP2001169198A (ja) * 1999-12-07 2001-06-22 Canon Inc 信号伝送装置、信号伝送方法及び記憶媒体
JP2005198208A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Sony Corp 送信装置及び受信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016025531A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 キヤノン株式会社 表示装置、制御方法、及びプログラム
CN105259875A (zh) * 2015-10-15 2016-01-20 珠海格力电器股份有限公司 智能家居设备的绑定方法、装置及系统
CN105259875B (zh) * 2015-10-15 2018-11-09 珠海格力电器股份有限公司 智能家居设备的绑定方法、装置及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5247358B2 (ja) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4405875B2 (ja) エラー訂正用データの生成方法及び生成装置並びに生成プログラム及び同プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN102668384B (zh) 具有通过单播系统传送的递增冗余的广播系统
US7779336B2 (en) Assembling forward error correction frames
CN110943800B (zh) 数据包的发送方法、装置及系统、存储介质、电子装置
JP4328602B2 (ja) パケットエラー訂正装置及び方法
JP3798387B2 (ja) Fec符号化方式に基づいた可変長パケット送信方法及び受信方法
JP5533435B2 (ja) 画像データ配信制御方法及び装置とシステムならびにプログラム
US20090103635A1 (en) System and method of unequal error protection with hybrid arq/fec for video streaming over wireless local area networks
JP2008527862A (ja) Fecフィードバックを使用する適応型情報配送システム
CN101272495A (zh) 用于传输基于分组的图像帧的方法和装置
US20130019136A1 (en) Correction Data
KR20150045346A (ko) 이동 통신 시스템에서 멀티미디어 데이터 송수신 방법 및 장치
KR101153520B1 (ko) 부호화 심볼의 패킷화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 장치
KR20110097917A (ko) 온 디멘드 에러 제어
KR100851918B1 (ko) 네트워크 적응형 데이터 전송 방법, 이를 위한 데이터 전송시스템, 데이터 송신 장치, 및 데이터 수신 장치
JP5247358B2 (ja) 情報処理装置及びその方法、プログラム、記録媒体
JP6504820B2 (ja) ストリーミングサービスを提供する方法及び装置
JP5376855B2 (ja) データ送信装置及びデータ送信方法
Tsai et al. Dynamical combination of byte level and sub-packet level FEC in HARQ mechanism to reduce error recovery overhead on video streaming over wireless networks
JP2007074413A (ja) コンテンツ配信装置およびコンテンツ受信装置、ならびにコンテンツ配信システム、コンピュータプログラム
JP5743350B2 (ja) データ送信装置、前方誤り訂正方法、及びプログラム
RU2711354C1 (ru) Способ передачи данных по асинхронным сетям связи с возможностью восстановления данных при их потере из-за наличия ошибок соединения в сетях связи
KR100916312B1 (ko) 적응적 가중 오류 정정 부호화 및 다중 표현열 부호화를사용한 비디오 전송 장치 및 그 방법
Demircin et al. Finite-horizon FEC-rate adaptation for real-time wireless multimedia
Kayode et al. Error Correction Coding (ECC) Techniques for Enhancing Voice Transmission Security

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130409

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5247358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3