JP2010109514A - 携帯電子機器及び画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、置き台と、置き台に載置された状態で置き台側を向く位置に配置された表示部を有する携帯電子機器と、を有する画像表示システムであって、携帯電子機器が置き台に載置された状態で表示部に表示された画像を外部から視認可能に表示させる画像表示システムを提供することを目的とする。
【解決手段】画像表示システムSは、載置部310を有する置き台300と、載置部310に載置された状態で置き台300側を向く位置に配置されるサブ表示部32を有する携帯電話機1とを備える。置き台300には、サブ表示部32の表示画像を反射させるミラー部320が配置される。携帯電話機1には、載置検知部220と、載置検知部220により載置部310に載置されたことが検知された場合、サブ表示部32の表示画像を上下及び/又は左右を反転してサブ表示部32に表示させる表示制御部230とが配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器及び、携帯電子機器を含む画像表示システムに関する。
従来、携帯電子機器としての携帯電話機は、所定の画像や文章を表示させる表示部を有する。表示部は、携帯電話機における使用状態、例えば、開状態においてユーザが視認できる位置に配置される。ユーザは、携帯電話機を開いた状態で表示部に表示された写真やWebサイトを閲覧する。
ここで、携帯電話機において、上述の表示部をメイン表示部として、他にサブ表示部を備えるものが増えてきている。
例えば、メイン表示部が外部から視認できない閉状態において、外部に露出され視認可能な位置に配置されるサブ表示部を備える携帯電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、携帯電話機に収容されるバッテリに電力を充電する場合、携帯電話機は、充電機能を有する置き台に載置される。サブ表示部は、通常、置き台に載置された状態で外部に露出されるよう携帯電話機に配置される。具体的には、サブ表示部は、携帯電話機が置き台に載置された状態で、上面側に位置するよう携帯電話機に配置される。
特開2008−136046号公報
しかし、デザイン上の要請から、置き台に載置された状態で載置部側を向き外部から視認できない位置にサブ表示部が配置された携帯電話機が提供されている。
このような携帯電話機の場合、置き台に載置された状態において、サブ表示部に表示された時刻や画像等は外部から視認できないという問題があった。
本発明は、置き台に載置された状態で置き台側を向く位置に配置された表示部を有する携帯電子機器であって、表示部に表示された画像を反射させて外部から視認可能とするため置き台に配置されたミラー部の構成に対応して表示部に表示される画像を上下及び/又は左右を反転可能な携帯電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、置き台と、置き台に載置された状態で置き台側を向く位置に配置された表示部を有する携帯電子機器と、を有する画像表示システムであって、携帯電子機器が置き台に載置された状態で表示部に表示された画像を外部から視認可能に表示させる画像表示システムを提供することを目的とする。
本発明は、携帯電子機器が載置される載置部を有する置き台と、前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置される表示部を有する携帯電子機器と、を備え、前記置き台には、前記携帯電子機器が前記載置部に載置された場合、前記表示部に表示された表示画像を外部から視認可能となるよう前記表示画像を反射させるミラー部が配置され、前記携帯電子機器には、該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知部と、前記載置検知部により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことが検知された場合、前記表示部に表示された表示画像を上下及び/又は左右を反転して前記表示部に表示させる表示制御部と、が配置される画像表示システムに関する。
本発明は、携帯電子機器が載置される載置部と、ミラー部と、を有する置き台に載置される携帯電子機器であって、前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置され、前記ミラー部に反射されて外部から視認可能となる表示画像を表示する表示部と、該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知部と、前記載置検知部により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことが検知された場合、前記表示部に表示された表示画像を上下及び/又は左右を反転して前記表示部に表示させる表示制御部と、が配置される携帯電子機器に関する。
また、該携帯電子機器における傾きを検知可能な傾き検知部を更に備え、前記載置検知部は、前記傾き検知部により検知された傾きにより該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知することが好ましい。
また、該携帯電子機器が前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置され、光の照度を検知可能な照度検知部を更に備え、前記載置検知部は、前記照度検知部により検知された照度により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知することが好ましい。
また、前記表示制御部は、前記表示部における発光を制御可能であり、前記照度検知部は、前記表示部からの光の照度を検知することが好ましい。
また、該携帯電子機器が前記載置部に載置された状態で前記置き台側に向かって光を発する発光部と、前記発光部における発光を制御可能な発光制御部と、を備え、前記照度検知部は、前記発光部から光の照度を検知することが好ましい。
また、前記照度検知部は、該携帯電子機器が前記載置部に載置された状態で前記置き台側からの光を受ける照度センサ又は撮像部材であることが好ましい。
また、前記ミラー部が前記載置部の上面に配置された第1ミラー部材により構成されている場合、前記表示制御部は、前記表示画像を上下又は左右を反転して前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記ミラー部が前記載置部の上面に配置される第1ミラー部材と、前記置き台における外縁側に前記上面が延びる方向に交差する方向に突出する壁部における前記載置部側に配置される第2ミラー部材と、により構成されている場合、前記表示制御部は、前記表示画像を上下及び左右を反転して前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記ミラー部は、1又は複数のミラー部材により構成され、前記1又は複数のミラー部材における所定のミラー部材は、表面が凸状になるよう構成され、前記1又は複数のミラー部材における前記表示画像が反射される光路の最も下流に配置されるミラー部材に表示される画像は、前記表示部に表示された前記表示画像よりも拡大された画像であることが好ましい。
本発明は、携帯電子機器が載置される載置部を有する置き台と、前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置される表示部と、所定の信号を出力する出力部と、を有する携帯電子機器と、を備え、前記携帯電子機器には、該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知部と、前記載置検知部により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことが検知された場合、前記表示部に表示させる表示画像の画像信号を該携帯電子機器の外部に送信する画像信号送信部と、が配置され、前記置き台には、前記携帯電子機器から出力された前記画像信号を受信する画像信号受信部と、前記画像信号受信部により受信した前記画像信号に基づいて前記表示画像と同じ内容の画像を表示可能な置き台側表示部と、が配置される画像表示システムに関する。
本発明によれば、置き台に載置された状態で置き台側を向く位置に配置された表示部を有する携帯電子機器であって、表示部に表示された画像を反射させて外部から視認可能とするため置き台に配置されたミラー部の構成に対応して表示部に表示される画像を上下及び/又は左右を反転可能な携帯電子機器を提供することができる。
また、本発明によれば、置き台と、置き台に載置された状態で置き台側を向く位置に配置された表示部を有する携帯電子機器と、を有する画像表示システムであって、携帯電子機器が置き台に載置された状態で表示部に表示された画像を外部から視認可能に表示させる画像表示システムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により画像表示システムSについて説明する。
図1は、画像表示システムSを示す斜視図である。
図1に示すように、画像表示システムSは、置き台300と、置き台300に載置される携帯電話機1とを備える。
携帯電話機1は、閉状態に変形された状態で置き台300の図1における上面側に形成された載置部310に載置される。携帯電話機1は、置き台300に載置された状態で充電される。
携帯電話機1は、後述する表示部としてのサブ表示部32が載置部310側を向いた状態で置き台300に載置される。携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、サブ表示部32は、外部から視認できない位置に配置される。言い換えると、携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、サブ表示部32に表示された時刻等の画像は、外部から視認できない。
置き台300は、第1ミラー321と第2ミラー322とを有するミラー部320を備える。ミラー部320により表示画像が反射され、載置部310側を向いて配置されたサブ表示部32に表示された画像(表示画像)は、外部から視認できるようになる。
画像表示システムSは、置き台300に載置された状態で外部から視認できないサブ表示部32の画像を、置き台300に形成されたミラー部320を介して外部から視認可能とすることができる。
以下、画像表示システムSを構成する置き台300及び携帯電話機1について詳述する。
図2により、置き台300について説明する。
図2は、置き台300の斜視図である。
図2に示すように、置き台300は、本体部305と、第1壁部306と、本体部305の図2における上面側に形成される載置部310と、ミラー部320と、載置部310に配置される光反射部330と、端子341及び端子342を有する充電端子340と、不図示の外部電源に接続されるコード部390と、を備える。
本体部305は、携帯電話機1が載置される載置部310を有する部分である。
第1壁部306は、本体部305における外縁に該本体部305に略直交する方向(垂直方向)に延びるように形成される部分である。
載置部310は、本体部305の上面に水平方向へ広がる平面状の部分である。載置部310には、携帯電話機1が載置される。載置部310には、サブ表示部32が載置部310側を向いた状態で携帯電話機1が載置される。
載置部310には、ミラー部320を構成する第1ミラー321と、光反射部330と、充電端子340が配置される。
ミラー部320は、サブ表示部32に表示された表示画像を1次反射させる第1ミラー321と、第1ミラー321により反射された画像を外部から視認可能に2次反射させる第2ミラー322とを備える。ミラー部320は、外部から視認できないサブ表示部32に表示された画像を反射させ外部から視認できるようにする。
第1ミラー321は、一部が載置部310に配置される平板状のミラーである。第1ミラー321は、携帯電話機1が載置部310に載置された状態におけるサブ表示部32に全部又は一部が対向して配置される。
第2ミラー322は、第1壁部306における載置部310側に配置される平板状のミラーである。第2ミラー322は、第1ミラー321と所定の角度で対向して配置される。第2ミラー322は、載置部310に携帯電話機1が載置された状態において、外部に露出する位置に配置される。第2ミラー322は、載置部310に携帯電話機1が載置された状態において、外部から視認可能な位置に配置される。
光反射部330は、載置部310に携帯電話機1が載置された状態において、後述する発光部23b及び光センサ24に対向して配置される。光反射部330は、発光部23bからの光を光センサ24に入光するよう反射させる。
次いで、図3から図9により、携帯電話機1について説明する。
まず、図3から図5により、携帯電話機1における構造について説明する。
図3は、開状態における携帯電話機1の斜視図である。図4は、閉状態における携帯電話機1の斜視図である。図5は、図4と反対側から見た閉状態における携帯電話機1の斜視図である。
図3から図5に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
図3に示すように、操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。また、図5に示すように、操作部側筐体2は、リアケース2b側に、カメラ部23aと、照度センサとしての光センサ24と、赤外線通信部26(側面に配置)と、サブ表示部32と、を備える。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、あるいは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
カメラユニット23は、カメラ部23aと、発光部23bとを備える。カメラユニット23は、操作部側筐体2における操作キー群11と反対側に配置される。カメラユニット23は、携帯電話機1が置き台300に載置された状態で、載置部310側を向いて配置される。具体的には、カメラユニット23は、携帯電話機1が置き台300に載置された状態で、光反射部330に対向して配置される。
カメラ部23aは、発光部23bと携帯電話機1における幅方向に並んで配置される。カメラ部23aは、光センサ24と近接して配置される。
カメラ部23aは、被写体を画像として取り込む撮像部材としてのCCD124とを備える。CCD124は、照度を検知することも可能である。
発光部23bは、カメラ部23aと携帯電話機1における幅方向に並んで配置される。発光部23bは、携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、置き台300側に向かって光を発する。発光部23bは、後述する発光制御部210により、所定のタイミングで発光するよう制御される。発光部23bは、被写体を撮像するタイミングで発光するよう制御される。また、発光部23bは、携帯電話機1が置き台300に載置された可能性がある状態になった場合、所定パターンで発光するよう制御される。
光センサ24は、入光した光により照度を検知する。光センサ24は、カメラユニット23による被写体の撮像時における照度を検知することができる。
光センサ24は、操作部側筐体2における操作キー群11と反対側に配置される。光センサ24は、携帯電話機1が置き台300に載置された状態で、載置部310側を向いて配置される。具体的には、光センサ24は、携帯電話機1が置き台300に載置された状態で、光反射部330に対向して配置される。
携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、光センサ24には、発光部23bから発光された光であって光反射部330に反射された光が入光される。光センサ24により検知された照度(照度変化)により、後述する載置検知部220により携帯電話機1が置き台300に載置されたことが検知される。
赤外線通信部26は、操作部側筐体2における連結部4近傍に配置される。赤外線通信部26は、操作部側筐体2における側面に配置される。赤外線通信部26は、IrDA(Infrared Data Association)規格に対応して構成される。赤外線通信部26は、外部に所定の信号を出力可能に構成される。赤外線通信部26は、後述するメモリ44に保存される情報や、メイン表示部21やサブ表示部32に表示される表示画像の情報を外部に出力可能に構成される。
サブ表示部32は、操作部側筐体2における操作キー群11と反対側に配置される。サブ表示部32は、携帯電話機1が置き台300に載置された状態で、載置部310側を向いて配置される。具体的には、サブ表示部32は、携帯電話機1が置き台300に載置された状態で、第1ミラー321に対向して配置される。
サブ表示部32には、所定の画像が表示される。サブ表示部32には、例えば、時刻情報や、メイン表示部21に表示される画像の一部を表示させることができる。
携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、サブ表示部32に表示される表示画像は、後述する表示制御部230により上下及び/又は左右反転して表示される。
表示部側筐体3は、外面がフロントケース3aと、リアケース3bとにより構成される。表示部側筐体3には、各種情報を表示するためのメイン表示部21と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部22と、が露出するように配置される。
メイン表示部21及び上述のサブ表示部32は、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを有して構成される。
次いで、操作部側筐体2及び表示部側筐体3の内部構造について説明する。
操作部側筐体2は、フロントケースと、キー構造部と、キー基板と、ケース体と、基準電位パターン層及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency)モジュール等の各種電子部品を備える回路基板と、アンテナ部と、バッテリリッドを備えたリアケースと、バッテリとを備える。
フロントケースとリアケースとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケースとリアケースとの間には、キー構造部と、キー基板と、ケース体と、回路基板と、アンテナ部が挟まれるようにして内蔵される。
フロントケースには、携帯電話機1を折り畳んだ状態で表示部側筐体3のメイン表示部21と対向する内側面に、キー孔が形成される。キー孔それぞれからは、機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材の押圧面、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材の押圧面、及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材の押圧面が露出される。この露出した機能設定操作キー部材、入力操作キー部材及び決定操作キー部材の押圧面を押し下げるように押圧することで、対応するキースイッチそれぞれに設けられる後述のメタルドーム(椀状形状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触して電気的に導通する。
キー構造部は、操作部材と、補強部材としてのキーフレームと、シート部材としてのキーシートと、により構成される。
操作部材は、複数のキー操作部材により構成される。具体的には、機能設定操作キー部材と、入力操作キー部材と、決定操作キー部材とにより構成される。操作部材を構成する各操作キー部材それぞれは、後述するキーフレームを挟んでキーシートに接着される。キーシートに接着された各操作キー部材それぞれにおける押圧面は、上述の通り、キー孔それぞれから外部に露出して配置される。
キーフレームは、孔部が複数形成された金属性の板状部材である。キーフレームは、入力操作キー部材の押圧による回路基板等への悪影響を防ぐための補強部材である。また、キーフレームは導電性の部材であり、入力操作キー部材における静電気を逃がすための部材としても機能する。キーフレームに形成される複数の孔部には、後述するキーシートに形成される凸部が嵌合するように配置される。そして、この凸部に入力操作キー部材が接着される。
キーシートは、可撓性を有するシリコンゴム製のシート状部材である。キーシートには、上述の通り、複数の凸部が形成される。複数の凸部は、キーシートにおけるキーフレームが配置される側の面に形成される。この複数の凸部それぞれは、後述するキースイッチに対応する位置に形成される。
キー基板は、キーシート側に配置される複数のキースイッチを有する。複数のキースイッチそれぞれは、各操作部材に対応する位置に配置される。キー基板に配置されるキースイッチは、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームを有する構造になっている。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子に接触して電気的に導通するように構成される。なお、キー基板は、複数の絶縁層(絶縁フィルム)の間に配線を挟み込んだものである。
キー基板がケース体における平板部に載置されるので、操作部材それぞれが押圧されることによる圧力や撓みは、ケース体の下方に配置される回路基板に伝達されにくい。
ケース体は、薄型の直方体における一の広い面が開口した形状を有する導電性の部材である。ケース体は、平板部における開口側の面に略垂直に形成されるリブを有する。リブは、回路基板に実装される各種電子部品のうち最も高さのある電子部品の高さと同等又はそれよりも十分に高くなるよう形成される。リブは、平板部の周縁及び内側に基準電位部を構成する基準電位パターン層に対応するように形成される。具体的には、ケース体が回路基板に載置された状態で、基準電位パターン層上に配置されるようにリブが形成される。なお、ケース体は、金属により形成するほか、骨格を樹脂により形成し、その表面に導体膜を形成したものでもよい。
ケース体は、リブの底面が基準電位パターン層に当接されることで、該基準電位パターン層と電気的に接続される。ケース体は、基準電位パターン層と電気的に導通して該基準電位パターン層と同じ大きさの電位を有するようになる。つまり、ケース体は、シールドケースとして機能する。ケース体は、シールドケースとして外部からの高周波等のノイズが回路基板に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナ部に接続される受信回路等に作用することを抑制する。具体的には、ケース体におけるリブの底面が基準電位パターン層上に配置されることで、後述する各回路はリブにより囲われると共に平板部の一部により覆われる。リブは、各回路における隔壁として機能し、平板部の一部と共に各回路をシールドする。
回路基板には、アンテナ部が送受信する信号を処理する信号処理部を含む不図示の各種電子部品や回路が配置される。各種電子部品は、所定の組み合わせにより複数の回路ブロックを形成する。例えば、RF(Radio Frequency)回路、電源回路等を含む各種回路ブロックが形成される。
回路基板におけるケース体側の第1面には、上述の各種電子部品のほか、基準電位部を構成する基準電位パターン層が形成される。基準電位パターン層は、上述の各回路ブロックを区画するように形成される。基準電位パターン層は、回路基板の第1面の表面に導電性の部材を所定パターンで印刷することで形成される。
アンテナ部は、基台上に所定形状のアンテナエレメントが配置されることにより構成さる。アンテナ部は、携帯電話機1における連結部4側と反対の端部側に配置される。このアンテナ部のアンテナエレメントは、帯状の板金により形成される。また、アンテナ部は、不図示の給電端子を介して回路基板から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して回路基板から給電されると共に、回路基板のRFモジュール等と接続される。
表示部側筐体3は、フロントケース3aと、リアケース3bと、音声出力部22と、メイン表示部21と、メイン表示部21が接続されたプリント基板と、を備える。
表示部側筐体3は、フロントケース3aと、メイン表示部21と、プリント基板と、リアケース3bとがそれぞれが積層的に配置される。具体的には、フロントケース3aとリアケース3bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。
そして、フロントケース3aとリアケース3bとの間には、メイン表示部21が接続されたプリント基板が挟まれるようにして内蔵される。プリント基板には、不図示のアンプに接続されるスピーカが接続される。
続けて、図6により、携帯電話機1の回路構成について説明する。
図6は、携帯電話機1における回路構成を説明する図である。
図6に示すように、操作部側筐体2に配置される操作部101と、音声入力部12と、アンテナ部40と、RF回路部41と、第1LCD制御部42と、音声処理部43と、メモリ44と、CPU45と、カメラユニット23と、サブ表示部32と、第2LCD制御部33と、ドライバIC34と、光センサ24と、赤外線通信部26と、電源部46と、制御IC47と、表示部側筐体3に配置されるメイン表示部21と、音声出力部22と、ドライバIC25とを備える。
アンテナ部40は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置と通信を行う。また、アンテナ部40は、所定の使用周波数帯の他に、他の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できるいわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよい。
RF回路部41は、アンテナ部40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU45に供給すると共に、CPU45から供給された信号を変調処理し、アンテナ部40を介して外部装置(基地局)に送信するよう構成される。
CPU45は、携帯電話機1の全体を制御する。また、CPU45は、後述する機能部としての発光制御部210と、載置検知部220と、表示制御部230と、有する。
第1LCD制御部42は、CPU45の制御にしたがって、入力された画像データに対して所定の画像処理を行うと共に、画像処理された画像データをドライバIC25に出力する。ドライバIC25は、第1LCD制御部42から入力された画像データをフレームメモリに蓄えると共に、該フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングでメイン表示部21に出力する。メイン表示部21は、ドライバIC25から入力された画像データに基づいて、所定の画像を表示する。
メモリ44には、所定のデータが格納されている。具体的には、メモリ44には、各種機能プログラムや通信時に利用されるアドレス情報等が記憶される。また、メモリ44には、各種置き台(ミラー部の構成)に応じた表示画像反転情報が記憶される。
音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行うと共に、音声処理された信号を音声出力部22に出力する。音声出力部22は、音声処理部43から供給された信号に基づいて外部に放音(出力)する。また、音声処理部43は、CPU45の制御にしたがって、音声入力部12から入力された信号に対して所定の処理をすると共に、処理された信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から入力された信号に所定の処理を行うと共に、処理がされた信号をアンテナ部40に出力する。
電源部46は、バッテリを有して構成される。バッテリは、所定容量を有するリチウムイオン電池である。制御IC47は、電源部46から供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を携帯電話機1における各部(例えば、CPU45等)に供給する。
カメラユニット23は、上述の通り、カメラ部23aと、発光部23bとを備える。
カメラ部23aは、CCD(Charge Coupled Device)デバイスにより構成されるCCD124と、有する。
CCD124は、不図示のレンズにより結像された被写体の画像を画像情報として取り込む。CCD124により撮像された画像は、メイン表示部21やサブ表示部32に表示させることが可能である。また、CCD124により撮像された画像の画像情報は、メモリ44に保存可能である。
CCD124には、レンズを介して外部からの光が導かれる。CCD124は、カメラ部23aを介して導かれた光に基づいて照度を検知可能である。つまり、CCD124は、後述する光センサ24の代替としても利用可能である。
発光部23bは、所定のタイミングで発光する。発光部23bは、後述する発光制御部210により、所定のタイミングで発光するよう制御される。発光部23bは、例えば、被写体を撮像するタイミングで発光するよう制御される。また、発光部23bは、例えば、携帯電話機1が置き台300に載置された可能性がある状態になった場合、所定パターンで発光するよう制御される。発光部23bは、例えば、光センサ24により検知される照度が所定以下である場合に、所定パターンで発光するように制御される。
光センサ24は、該光センサ24に入光した光により照度を検知する。光センサ24は、カメラユニット23による被写体の撮像時における照度を検知することができる。
また、光センサ24には、携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、発光部23bから所定パターンで発光された光であって光反射部330に反射された光が入光される。後述する載置検知部220は、光センサ24が検知した照度(照度変化)に基づいて、携帯電話機1が載置部310に載置されていることを検知する。
第2LCD制御部33は、CPU45の制御にしたがって、入力された画像データに対して所定の画像処理を行うと共に、画像処理された画像データをドライバIC34に出力する。ドライバIC34は、第2LCD制御部33から入力された画像データをフレームメモリに蓄えると共に、該フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングでサブ表示部32に出力する。サブ表示部32は、ドライバIC34から入力された画像データに基づいて、所定の画像を表示する。
サブ表示部32には、所定の画像が表示される。サブ表示部32には、例えば、時刻情報や、メイン表示部21に表示される画像の一部を表示させることができる。
携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、サブ表示部32に表示される表示画像は、後述する表示制御部230により上下及び/又は左右反転処理される。具体的には、後述の載置検知部220により携帯電話機1が置き台300に載置されたことが検知された場合、サブ表示部32に表示される表示画像は反転表示される。
続けて、図7及び図8により、携帯電話機1における機能部の構成について説明する。
図7は、携帯電話機1における機能部の構成を説明するブロック図である。図8は、発光部23bが所定パターンで発光した場合の照度値を示すグラフである。
図7に示すように、携帯電話機1は、発光部23bと、光センサ24と、サブ表示部32と、機能部としてCPU45に含まれる発光制御部210と、載置検知部220と、表示制御部230と、メモリ44と、を有する。
発光制御部210は、携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置された可能性がある状態になった場合、発光部23bに対して所定パターンで発光するよう指示する。発光制御部210は、光センサ24により検出される照度が所定以下となった場合、光センサ24が載置部310側を向いた状態で携帯電話機1が置き台300に載置された可能性があるとして、発光部23bに所定パターンで発光するよう指示する。
発光制御部210は、例えば、図8に示すように、発光部23bを時間T1から時間T2まで照度A1で発光させ、時間T3から時間T4まで照度A3で発光させ、時間T5から時間T6まで照度A2で発光させる。発光部23bが所定パターンで発光した光は、置き台300における光反射部330により反射されて光センサ24に入光する。
載置検知部220は、光センサ24が検知した照度に基づいて、携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されたことを検知する。
具体的には、発光部23bから所定パターンで発光された光を受光した光センサ24が検知した照度に基づいて、携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されたことを検知する。
詳細には、載置検知部220は、光センサ24が発光部23bにより時間T1から時間T2までに発光された光(照度A1)を検知(第1検知X1)し、時間T3から時間T4までに発光された光(照度A3)を検知(第2検知X2)し、時間T5から時間T6までに発光された光(照度A2)を検知した場合、携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されていることを検知する。ここで、光センサ24が検知する照度は、発光部23bが発光した光の照度から所定範囲であればよい。また、ここで、照度を変えて発光することで、外光がある場合でも検知を可能とすることができる。また、照度を変えて発光することで、ライトのデザインとしてユーザに与える違和感を抑制することができる。
表示制御部230は、サブ表示部32に表示される表示画像を上下及び/又は左右反転表示するようサブ表示部32を制御する。
表示制御部230は、載置検知部220により携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されたことが検知された場合、置き台300におけるミラー部320の構成に応じて表示画像を上下及び/又は左右反転表示するようサブ表示部32を制御する。
本実施形態において、表示制御部230は、表示画像を左右及び上下反転表示させるようサブ表示部32を制御する。
ここで、携帯電話機1を載置可能な置き台が複数種類ある場合、各種置き台に配置されたミラー部の構成に対応した反転制御の情報をメモリ44に記憶させることができる。これにより、表示制御部230は、各種置き台に配置されたミラー部の構成に対応して表示画像を反転させるようサブ表示部32を制御することができる。
続けて、図9により、画像表示システムSにおける作用について説明する。
図9は、画像表示システムSにおける作用を説明するフロー図である。
図9に示すように、まず、閉状態に変形した携帯電話機1(図4及び図5参照)を置き台300における載置部310に載置する(ST1、図1参照)。携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、光センサ24により検知される照度が所定値以下になる。光センサ24により検知された照度が所定値以下になることで、発光制御部210は、所定パターンで発光するよう発光部23bを制御する。
発光部23bは、発光制御部210からの指示に基づいて、所定パターンで発光する(ST2)。発光部23bは、例えば、図8に示すパターンで発光する。携帯電話機1が置き台300に載置された状態において、発光部23bから発光された光は、置き台300に配置される光反射部330により光センサ24に向けて反射される。
光センサ24が発光部23bにより発光された所定パターンの発光(光)を受光した場合(ST3、YES)、載置検知部220は、携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されたことを検知する(ST4)。光センサ24が発光部23bにより発光された所定パターンの発光(光)を受光しない場合(ST3、NO)、載置検知部220は、携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されないとして、サブ表示部32の表示画像は通常の状態で表示される。
載置検知部220により携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置されたことが検知された場合、表示制御部230は、サブ表示部32に表示画像を反転するよう指示する(ST5)。表示制御部230からの反転指示の内容は、置き台300に配置されるミラー部320の位置や枚数に応じて決められる。
サブ表示部32は、表示制御部230からの指示に基づいて、表示画像を上下及び/又は左右を反転して表示させる(ST6)。外部から視認できない位置に配置されるサブ表示部32に表示された表示画像は、ミラー部320により反射され外部から視認できる状態となる。具体的には、サブ表示部32に反転表示された表示画像は、第1ミラー321と第2ミラー322とに反射されることで視認可能な状態となる。サブ表示部32に表示された表示画像は、第2ミラー322において外部から視認可能に表示(反射)される。
本実施形態によれば、置き台300に載置された状態で置き台300側を向くサブ表示部32に表示された表示画像を外部から視認可能とすることができる。本実施形態によれば、携帯電話機1が置き台300に載置された状態のまま、サブ表示部32に表示された表示画像を視認することができる。
また、本実施形態によれば、置き台300においては、表示画像を反射させるミラー部320を配置し、携帯電話機1においては、サブ表示部32に表示される表示画像を反転させることで、サブ表示部32に表示された表示画像を外部から視認できるようにしている。簡易な構成により、サブ表示部32に表示された表示画像を外部から視認可能としている。
また、本実施形態によれば、携帯電話機1は、被写体を撮像するためのカメラユニット23を構成する発光部23bと、撮像時に外部の明るさを検知する光センサ24とを利用して携帯電話機1が置き台300に載置されているか検知するよう構成される。携帯電話機1が置き台300に載置されたことを検知するために他の部材を新たに用いる必要がないため、コスト上昇を抑制することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン、デジタルカメラ等であってもよい。
また、本実施形態において、第1ミラー321及び第2ミラー322それぞれは、平板状のミラーであるが、これに限定されず、例えば、一方又は双方が凹状のミラーや凸状のミラーであってもよい。具体的には、図10に示すように、第2ミラー322Aは、表面が凸状のミラーであってもよい。この場合、サブ表示部32からの光路における最も下流に配置された第2ミラー322Aに表示される表示画像は、サブ表示部32に表示された表示画像よりも拡大された画像となる。これにより、外部から視認できる画像が大きくなり、視認性が向上する。ここで、ミラー部が複数のミラーで構成されている場合、いずれのミラーが凸状であってもよい。
また、本実施形態において、発光部23bにおける発光パターンとして図8に示すような発光パターンについて説明しているが、これに限定されない。発光部23bにおける発光パターンとして、例えば、一定の照度での発光を所定回数繰り返すものであってもよい(点灯、消灯を繰り返すことでもよい)。
また、本実施形態において、光を発光する部材として発光部23bについて説明しているが、これに限定されず、例えば、サブ表示部32を利用してもよい。サブ表示部32を所定のパターンで発光させることで、上述の発光部23bと同じ機能を奏する。
また、本実施形態において、照度センサとして光センサ24について説明しているが、これに限定されず、例えば、撮像部材としてのCCD124を照度センサとして利用してもよい。ここで、撮像部材としては、CCDにより構成されるものに限定されず、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等により構成されるものであってもよい。
また、本実施形態において、載置検知部220は、光センサ24が検知した照度に基づいて携帯電話機1が置き台300に載置されたことを検知するが、これに限定されない。例えば、携帯電話機1が該携帯電話機1の傾き(姿勢)を検知可能な各種センサにより構成される傾き検知部を有する場合、傾き検知部により検知された傾きに基づいて載置検知部220が置き台300に携帯電話機1が載置されたことを検知するように構成してもよい。
また、本実施形態において、ミラー部320が2枚のミラーにより構成された場合について説明しているが、これに限定されず、例えば、ミラー部が3枚以上のミラーにより構成されていてもよく、1枚のミラーにより構成されていてもよい。
例えば、図11に示すように、置き台300Bは、載置部310の上面に配置される第1ミラー321Bのみを有するように構成されていてもよい。置き台300に載置された携帯電話機1におけるサブ表示部32に表示された表示画像は、第1ミラー321Bに反射されて外部から視認可能な状態となる。この場合、表示制御部230は、表示画像を上下又は左右を反転して表示させる。
また、上述の実施形態に示す画像表示システムSのほか、携帯電話機1が置き台300に載置された状態でサブ表示部32に表示された表示画像を外部から視認可能に表示させる画像表示システムとして、例えば、図12に示す画像表示システムSAを例示できる。
図12により、画像表示システムSAについて説明する。
図12は、画像表示システムSAを構成する置き台300Cの斜視図である。
図12に示すように、置き台300Cは、本体部305と、第1壁部306と、第2壁部307と、本体部305の図12における上面側に形成される載置部310と、端子341及び端子342を有する充電端子340と、第2壁部307に配置された置き台側赤外線通信部350と、第1壁部306に形成される置き台側表示部360と、不図示の外部電源に接続されるコード部390と、を備える。
携帯電話機1が置き台300(載置部310)に載置された可能性がある状態になった場合、携帯電話機1における画像信号送信部としての赤外線通信部26から所定の信号が出力される。携帯電話機1が置き台300に載置された状態において赤外線通信部26と対向する位置に配置される画像信号受信部としての置き台側赤外線通信部350は、赤外線通信部26から出力された信号を受信する。
置き台側赤外線通信部350が出力された信号を受信した場合、載置検知部は、携帯電話機1が置き台300に載置されたことを検知する。載置検知部により携帯電話機1が置き台300に載置されたことが検知された場合、赤外線通信部26は、サブ表示部32に表示される表示画像の画像情報を置き台側赤外線通信部350に出力する。
置き台側表示部360は、置き台側赤外線通信部350により受信された画像情報に基づいて、サブ表示部32に表示される表示画像と同じ内容の画像を表示することができる。これにより、外部から視認できない位置に配置されるサブ表示部32に表示される表示画像を携帯電話機1を置き台300に載置した状態で外部から視認することができる。また、置き台側表示部360のサイズを大きくすることで、サブ表示部32に表示される表示画像を拡大して表示することができる。ここで、赤外線通信部26からサブ表示部32の表示画像とは異なる画像情報を出力することも可能である。
画像表示システムSを示す斜視図である。 置き台300の斜視図である。 開状態における携帯電話機1の斜視図である。 閉状態における携帯電話機1の斜視図である。 図4と反対側から見た閉状態における携帯電話機1の斜視図である。 携帯電話機1における回路構成を説明する図である。 携帯電話機1における機能部の構成を説明するブロック図である。 発光部23bが所定パターンで発光した場合の照度値を示すグラフである。 画像表示システムSにおける作用を説明するフロー図である。 他の実施形態における置き台300Aの斜視図である。 他の実施形態における置き台300Aの斜視図である。 画像表示システムSAを構成する置き台300Cの斜視図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
21 メイン表示部
23b 発光部
24 光センサ
32 サブ表示部
44 メモリ
45 CPU
210 発光制御部
220 載置検知部
230 表示制御部
300 置き台
310 載置部
320 ミラー部
321 第1ミラー
322 第2ミラー

Claims (11)

  1. 携帯電子機器が載置される載置部を有する置き台と、
    前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置される表示部を有する携帯電子機器と、を備え、
    前記置き台には、
    前記携帯電子機器が前記載置部に載置された場合、前記表示部に表示された表示画像を外部から視認可能となるよう前記表示画像を反射させるミラー部が配置され、
    前記携帯電子機器には、
    該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知部と、
    前記載置検知部により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことが検知された場合、前記表示部に表示された表示画像を上下及び/又は左右を反転して前記表示部に表示させる表示制御部と、が配置される
    画像表示システム。
  2. 携帯電子機器が載置される載置部と、ミラー部と、を有する置き台に載置される携帯電子機器であって、
    前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置され、前記ミラー部に反射されて外部から視認可能となる表示画像を表示する表示部と、
    該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知部と、
    前記載置検知部により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことが検知された場合、前記表示部に表示された表示画像を上下及び/又は左右を反転して前記表示部に表示させる表示制御部と、が配置される
    携帯電子機器。
  3. 該携帯電子機器における傾きを検知可能な傾き検知部を更に備え、
    前記載置検知部は、前記傾き検知部により検知された傾きにより該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する
    請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 該携帯電子機器が前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置され、光の照度を検知可能な照度検知部を更に備え、
    前記載置検知部は、前記照度検知部により検知された照度により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する
    請求項2又は3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記表示制御部は、前記表示部における発光を制御可能であり、
    前記照度検知部は、前記表示部からの光の照度を検知する
    請求項4に記載の携帯電子機器。
  6. 該携帯電子機器が前記載置部に載置された状態で前記置き台側に向かって光を発する発光部と、
    前記発光部における発光を制御可能な発光制御部と、を備え、
    前記照度検知部は、前記発光部から光の照度を検知する
    請求項4又は5に記載の携帯電子機器。
  7. 前記照度検知部は、該携帯電子機器が前記載置部に載置された状態で前記置き台側からの光を受ける照度センサ又は撮像部材である
    請求項4から6のいずれかに記載の携帯電子機器。
  8. 前記ミラー部が前記載置部の上面に配置された第1ミラー部材により構成されている場合、
    前記表示制御部は、前記表示画像を上下又は左右を反転して前記表示部に表示させる
    請求項2から7のいずれかに記載の携帯電子機器。
  9. 前記ミラー部が前記載置部の上面に配置される第1ミラー部材と、前記置き台における外縁側に前記上面が延びる方向に交差する方向に突出する壁部における前記載置部側に配置される第2ミラー部材と、により構成されている場合、
    前記表示制御部は、前記表示画像を上下及び左右を反転して前記表示部に表示させる
    請求項2から7のいずれかに記載の携帯電子機器。
  10. 前記ミラー部は、1又は複数のミラー部材により構成され、
    前記1又は複数のミラー部材における所定のミラー部材は、表面が凸状になるよう構成され、
    前記1又は複数のミラー部材における前記表示画像が反射される光路の最も下流に配置されるミラー部材に表示される画像は、前記表示部に表示された前記表示画像よりも拡大された画像である
    請求項2から9のいずれかに記載の携帯電子機器。
  11. 携帯電子機器が載置される載置部を有する置き台と、
    前記載置部に載置された状態で前記置き台側を向く位置に配置される表示部と、所定の信号を出力する出力部と、を有する携帯電子機器と、を備え、
    前記携帯電子機器には、
    該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知部と、
    前記載置検知部により該携帯電子機器が前記載置部に載置されたことが検知された場合、前記表示部に表示させる表示画像の画像信号を該携帯電子機器の外部に送信する画像信号送信部と、が配置され、
    前記置き台には、
    前記携帯電子機器から出力された前記画像信号を受信する画像信号受信部と、
    前記画像信号受信部により受信した前記画像信号に基づいて前記表示画像と同じ内容の画像を表示可能な置き台側表示部と、が配置される
    画像表示システム。
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