JP2010109025A - マグネットローラ成形用金型およびそれを用いて成形したマグネットローラ - Google Patents

マグネットローラ成形用金型およびそれを用いて成形したマグネットローラ Download PDF

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Masa Kuishi
雅 九石
Masaharu Iwai
雅治 岩井
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Abstract

【課題】 従来の軸部一体型マグネットローラ用金型では、成形品の磁極位置がずれた場合は、金型全体を分解し、金型内磁場発生用ヨークの側面等にスペーサーを挿入したり、金型内磁場発生用ヨークの片側あるいは両側の金型(非磁性部)を切削加工する等により金型内磁場発生用ヨークの位置を適正化し、磁極位置が所望の位置になるようにしていた。しかしながら、この方法では加工時間が長くかかり、また金型費用のコストアップの原因となっていた。
【解決手段】 金型内磁場発生用ヨークの先端部分の少なくとも片側に切り欠きを設けることにより、短時間の加工で磁極位置の調整が可能となり、金型費用のコストダウンとなる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に組み込まれるマグネットローラ用の成形金型及びそれを用いて成形したマグネットローラに関する。
マグネットローラとしては、金属シャフトの外周にマグネットピースを配置したマグネットローラ、あるいは、軸部と本体部が一体になった軸部一体型マグネットローラ等が知られている。特に、軸部一体型マグネットローラは低コストの利点を生かして、画像形成装置に組み込まれる現像ローラとして広く用いられている。
従来から、軸部一体型マグネットローラとして、金型の隣接する励磁用同極間に該同極より励磁界の小さい反対励磁ヨークを設け、該反対励磁極の磁界の強さを調整して隣接する同極間の残留磁束密度が0又はそれに近い値になる着磁パターンが得られるようにしたマグネットローラ(特許文献1)、また、金型の入れ子には、その側壁の円周方向に穿孔する長孔の取付孔を複数個配設し、磁石ホルダーを、取付孔を介して留め具により入れ子に固着させると共に、キャビティスリーブの径サイズにより配向用磁石の挟持位置を変更させる配向用磁石の挟持位置変更手段を有しており、磁石ホルダーの入れ子への固着位置によりキャビティスリーブに対する配向用磁石の角度を変更することにより、同一金型で複数の磁気パターンが得られ、また、径の大きさが変えられるマグネットロール(特許文献2)などが提案されている。
特開昭64−4008号公報。 特開平8−288165号公報。
しかしながら、特許文献1の軸部一体型マグネットローラは、金型の加工精度や組立精度の誤差や、金型内の発生磁場のバランスの乱れ、等により、成形されたマグネットローラの磁極位置が所望の極位置に対し1〜5°程度ずれる場合がある。前記磁極位置がずれることにより、磁極位置が要求値からはずれる割合が多くなり、結果的に収率が低下しコストアップの原因となったり、また、現像剤の搬送性が低下したり、画質が低下する原因となる場合がある。
上記金型において、磁極位置がずれた場合は、金型全体を分解し、金型内磁場発生用ヨークの側面等にスペーサーを挿入したり、金型内磁場発生用ヨークの片側あるいは両側の金型(非磁性部)を切削加工する等により金型内磁場発生用ヨークの位置を適正化し、磁極位置が所望の位置になるようにしていた。しかしながら、この従来法では多くの時間がかかり、また金型費用のコストアップの原因となっていた。
このため、磁極位置調整の短時間化、磁極位置調整の為の金型加工費用の低コスト化が望まれていた。
特許文献2では、配向用磁石位置が自由に設定できるようになっており、極位置のズレの修正は可能であるが、金型装置が大がかりなものとなり、コストアップの原因となり、
また、マグネットローラの生産性を向上させる場合、ベース金型に2〜6個程度のキャビティ金型を埋設し、取り個数を2〜6個取りとすることが通常であるが、上記金型では複数個取りすることは構造上難しく、たとえ可能となってもベース金型が複雑になり、非常に高価なものとなってしまう場合がある。
本発明は、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物をキャビティに注入し磁場印加成形する工程を含むマグネットローラ成形において、金型内磁場発生用ヨークの先端部分の少なくとも片側に切り欠きを設けた軸部一体型マグネットローラ成形用金型、である。
さらに、本発明は、磁性ヨーク幅をA°、切り欠き幅をB°、切り欠き高さをCmm、キャビティスリーブ外径をDmmとしたとき、上記切り欠きの形状が、以下の式を満足させた軸部一体型マグネットローラ成形用金型である。
A°/10≦B°≦A°/2
πDmm×(B°/360°)×0.8≦Cmm≦πDmm×(B°/360°)×1.5
また、本発明は、上記金型を用いて成形してなる軸部一体型マグネットローラ、である。
本発明により、マグネットローラ成形品の磁極位置の調整時間が短縮でき、磁極位置が良好なマグネットローラを提供できる。また、磁極位置調整の為の金型加工費用も安価となる。
次に、本発明のマグネットローラ用成形金型およびそれを用いたマグネットローラの製造方法について例をあげて詳細に説明する。
本発明は、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物をキャビティに注入し磁場印加成形する工程を含むマグネットローラ成形において、金型内磁場発生用ヨークの先端部分の少なくとも片側に切り欠きを設けた軸部一体型マグネットローラ成形用金型、である。
図1の(a)、(b)に示すような成形装置を用いて、軸部一体型のマグネットローラを成形する。図1の(a)、(b)に示すように、ゲート口(1)から溶融状態の樹脂磁石材料を射出注入し、スライド金型(6)をキャビティ容積が増大する方向に移動させながら、金型内磁場発生ヨーク(以下磁性ヨークと呼ぶ)(5箇所)(9)から発生させた磁場(240K・A/m〜2400K・A/m)により該溶融樹脂磁石材料を配向着磁し、所定の位置で該スライド金型の移動を停止し、冷却固化させて、図2に示すような軸一体型マグネットローラを形成する。本発明では、図4の金型の断面図に示すように、S1極用の磁性ヨークの片側に切り欠き(14)を設けている。
図3に従来金型の断面図を示す。通常、磁性ヨーク(9)の配置は、金型内磁場シミュレーションや過去の知見により決めているが、金型部品の微妙な加工のズレ、シミュレーションでの励磁源(10)の発生磁場と実際に金型内に組み込む永久磁石の発生磁場の微妙な差異、成形条件、等により、所望位置に磁極が形成できない場合が多い。よって、最終的には以下に示した手法を用い、トライアンドエラーで最適化していた。
従来、マグネットローラ成形後、磁極位置が所望値からずれていることが判明した場合、金型を分解し、磁性ヨーク(9)間にある非磁性部(11)の部材を切削加工、新規作製等により作り直し、再度金型を組立していた。しかしながら、磁極位置修正には時間とコストがかかり、大きな課題となっていた。
また、上記金型で非磁性部(11)を複数のスペーサーで形成し、磁極位置を修正する場合、該スペーサーの組合せを変更し、金型を組立ていた。しかしながら、この方法相当数のスペーサーを準備していても微妙な調整は難しく、複数のスペーサーを固定するのに時間がかかり、結果的に金型修正に多大な時間を費やしており、大きな課題となっていた。
そこで、図4に示したように磁性ヨーク(9)に切り欠き(14)を追加工することにより、磁性ヨーク(9)からの発生磁場の方向を制御し、磁極位置を変更することが可能であることを見出し、本発明に到達した。
本発明の金型は磁性ヨークに切り欠きを追加工するだけであり、金型修正時間が従来3〜7日間かかっていたものが、1〜2日間程度に短縮され、かつ加工費用も削減することができた。
本発明の切り欠きの形状(幅や高さ)については特に制限はないが、以下のような形状(幅や高さ)が好ましい。
すなわち、図6に示すように、磁性ヨーク幅をA°、切り欠き幅をB°、切り欠き高さをCmm、キャビティスリーブ外径をDmmとすると、
切り欠き幅は、A°/10≦B°≦A°/2
切り欠き高さは、
πDmm×(B°/360°)×0.8≦Cmm≦πDmm×(B°/360°)×1.5
とすることが好ましい。
切り欠き幅B°がA°/2を超えると、磁性ヨークからの発生磁場が低下し、マグネットローラの所望の磁束密度が得られない場合がある。また、切り欠き幅がA°/10未満となると、切り欠きによる磁極位置を移動させる効果が発揮できない場合がある。また、
切り欠き高さがπDmm×(B°/360°)×1.5を超えると、加工に時間がかかったり、磁性ヨークの強度が低下する場合がある。また、切り欠き高さがπDmm×(B°/360°)×0.8未満の場合は、切り欠き部からの漏れ磁場が強くなり、磁極位置を移動させる効果を阻害する場合がある。
また、本発明の切り欠きを設ける磁性ヨークは1つの磁極だけではなく、複数の磁極に設けてもよい。
また、本発明は、上記金型を用いて成形してなる軸部一体型マグネットローラ、である。
上記金型を用いることにより、金型修正時間が短縮され、加工費用も削減できるため、
精度良いマグネットローラを顧客へ短い納期でかつ安価に納入することが可能となった。また、磁極位置が精度高くなることにより、収率が向上するとともに、良好な画質を得ることができる。
上記発明は、キャビティ内にスライド金型を設置し、該スライド金型を後退させながら溶融樹脂磁石をキャビティ内に徐々に充填させるという成形方法で説明したが、通常の射出成形方法で行ってもよい。
上記発明では、マグネットローラ材料として、以下のような強磁性体粉末および樹脂バインダーを用いることができる。
強磁性体粉末としては、MO・nFe23(nは自然数)で代表される化学式を持つ異方性フェライト磁性粉などがあげられる。式中のMとして、Sr、Baまたは鉛などの1種類または2種類以上が適宜選択して用いられる。
また、強磁性体粉末として、異方性フェライト磁性粉、等方性フェライト磁性粉、異方性希土類磁性粉(例えばSmFeN系)、等方性希土類磁性粉(例えばNdFeB系)を単独または2種類以上を混合して用いてもよい。要求される磁束密度により適宜選択すればよい。
樹脂バインダーとしては、ポリアミド樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンスフィド)、EVA(エチレンー酢酸ビニル共重合体)、EVOH(エチレンービニルアルコール共重合体)及びPVC(ポリ塩化ビニル)などの1種類または2種類以上、もしくはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フラン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂及びポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂の1種類または2種類以上を混合して用いることができる。
上記に示した単独磁性粉あるいは混合磁性粉の含有率は50〜95重量%の範囲が好ましい。単独磁性粉あるいは混合磁性粉の含有率が50重量%未満では、磁性粉不足により、マグネットローラの磁気特性が低下して所望の磁力が得られにくくなり、また、それらの含有率が95重量%を超えると、樹脂バインダー不足となり成形性が損なわれるおそれがある。
添加剤としては、磁性粉の表面処理剤としてシラン系やチタネート系等のカップリング剤、流動性を良好にするポリスチレン系・フッ素系滑剤等、安定剤、可塑剤、もしくは難燃剤などを添加する。
また、本明細書においては、5極構成のマグネットロールを図示しているが、本発明は5極マグネットロールのみに限定されない。すなわち、所望の磁束密度と磁界分布により、磁極数や磁極位置も適宜設定すればよい。
以下に本発明を実施例および比較例に基づき具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
図2のマグネットローラ用材料として、樹脂バインダーにナイロン6樹脂(ユニチカ製A1015P)を10重量%(滑剤、安定剤を含む)、強磁性体粉末に異方性ストロンチウムフェライト(SrO・6Fe23)粉末(DOWAエフテック社製NF−350)を90重量%とし、これらを混合して溶融混練し、ペレット状に成形した。図1に示す成形装置を用いて、ゲート口から上記ペレットを溶融状態にした樹脂磁石材料を射出注入し、スライド金型をキャビティ容積が増大する方向に移動させながら、励磁源(5箇所)から発生させた磁場(240K・A/m〜2400K・A/m)により該溶融樹脂磁石材料を配向着磁し、所定の位置で該スライド金型の移動を停止し、冷却固化させて、図2に示すような軸一体型マグネットローラを形成した。
上記マグネットローラ本体部の外径をφ13.6mm、マグネットローラ軸部の外径をφ6mm、マグネットローラ本体部の軸方向長さを315mm、マグネットローラ全長を350mmとした。
図4に示すように、各磁性ヨークを所望の位置に設置し、S1極用磁性ヨーク(ヨーク幅30°)の片側(N2極側)に切り欠きを設け、またキャビティスリーブ金型の外径Dはφ14.6mmとした。該切り欠きの形状は、切り欠き幅B°=9°、切り欠き高さCmm=1.38mm、とした。
得られたマグネットローラを、マグネットローラの両端軸部を支持し、マグネットローラの中心からラジアル方向に8mm離し、かつマグネットローラ軸方向の中心にガウスメータ用プローブ(Bell社製磁束密度センサー)先端を設置し、マグネットローラを回転させ、該マグネットローラの周方向の磁束密度を測定し、各磁極のピーク位置を検知した。測定結果および各磁極位置の要望値を表1に示す。
Figure 2010109025
(実施例2)
切り欠き幅B°=9°、切り欠き高さCmm=1.71mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例3)
切り欠き幅B°=9°、切り欠き高さCmm=0.92mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例4)
切り欠き幅B°=9°、切り欠き高さCmm=1.83mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例5)
切り欠き幅B°=9°、切り欠き高さCmm=0.83mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例6)
切り欠き幅B°=3°、切り欠き高さCmm=0.46mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例7)
切り欠き幅B°=15°、切り欠き高さCmm=2.29mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例8)
切り欠き幅B°=2°、切り欠き高さCmm=0.31mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例9)
切り欠き幅B°=18°、切り欠き高さCmm=2.75mmとする以外は実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(実施例10)
図5に示すように、S1極用磁性ヨーク(ヨーク幅30°)の片側(N2極側)に切り欠きを設け、該切り欠きの形状は、切り欠き幅B°=9°、切り欠き高さCmm=1.38mmとし、さらに、S2極用磁性ヨーク(ヨーク幅20°)の片側(N3極側)にも切り欠きを設け、該切り欠きの形状は、切り欠き幅B°=6°、切り欠き高さCmm=0.92mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(比較例1)
図3に示すように、各磁性ヨークを所望の位置に設置し、S1極用磁性ヨーク(ヨーク幅30°)に切り欠きを設けない以外はすべて実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
(比較例2)
各磁性ヨークを図3と同じ配置とし、S1極用磁性ヨーク(ヨーク幅39°)のみをN1極側に9°ヨーク幅を広げ、かつ、S1極用磁性ヨークに切り欠きを設けない以外はすべて実施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
実施例1〜8と比較例1を比べると、実施例1〜8のS1極の極位置はいずれも要望値(70°±3°)内に入っているが、比較例1のS1極の極位置は要望値から外れている。また、切り欠きを設けたことによる他磁極の磁極位置や磁束密度への影響は少ない。 なお、この比較例の場合、従来であれば、S1極の極位置を要望値内望ましくは要望値の中央値(70°)とするために、S1極用の磁性ヨーク全体をN1極側シフトし、トライアンドエラーしながら該磁性ヨーク位置を決める必要がある。
また、実施例4と5は好ましい切り欠き高さ「πDmm×(B°/360°)×0.8≦Cmm≦πDmm×(B°/360°)×1.5」の範囲外となっており、そして、実施例8と9は好ましい切り欠き幅「A°/10≦B°≦A°/2」の範囲外となっているが、要望値内には入っている。
更に、比較例2のS1極の極位置は要望値内に入っているが、S1極用磁性ヨーク幅を広げたため、磁性ヨークから発生する磁場が収束せず、結果的にS1極の磁束密度が要望値から外れている。
本発明のマグネットローラを成形する金型 (a)はキャビティ容積が最小の時 (b)はキャビティ容積が最大(所望の容積)の時 本発明のマグネットローラ斜視図 従来金型の断面図 本発明の金型の断面図 別の本発明の金型の断面図 切り欠き寸法を説明する図
符号の説明
1 ゲート口
2 固定側金型
3 キャビティ
4 可動側金型
5 励磁源
6 スライド金型
7 マグネットローラ軸部
8 マグネットローラ本体部
9 磁性ヨーク
10 励磁源
11 非磁性部
12 キャビティスリーブ
13 キャビティ
14 切り欠き部
15 切り欠き部

Claims (3)

  1. 強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物をキャビティに注入し磁場印加成形する工程を含むマグネットローラ成形において、金型内磁場発生用ヨークの先端部分の少なくとも片側に切り欠きを設けたことを特徴とする軸部一体型マグネットローラ成形用金型。
  2. 磁性ヨーク幅をA°、切り欠き幅をB°、切り欠き高さをCmm、キャビティスリーブ外径をDmmとしたとき、上記切り欠きの形状が、以下の式を満足することを特徴とする請求項1記載の軸部一体型マグネットローラ成形用金型。
    A°/10≦B°≦A°/2
    πDmm×(B°/360°)×0.8≦Cmm≦πDmm×(B°/360°)×1.5
  3. 請求項1または2に記載の金型を用いて成形してなることを特徴とする軸部一体型マグネットローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108943568A (zh) * 2018-07-30 2018-12-07 洽兴包装工业(中国)有限公司 磁性件组装设备

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