JP2010108427A - 検索サーバ及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】検索したい書籍の漠然とした内容しか持たないユーザに対して、検索したい書籍の漠然とした内容に近い書籍を提示できる検索サーバを提供する。
【解決手段】検索サーバ2は、見出し語の連想語を記憶した連想語辞書203と、検索条件文をクライアント3から取得する検索条件取得手段200と、該検索条件文に関連する書誌データとして、該検索条件文の重要語を見出し語として、連想語辞書203から連想語を取得し、各連想語に共通して関連する書誌データを書誌データベースサーバ4から抽出する書誌データ検索手段201を備える。
【選択図】図2
【解決手段】検索サーバ2は、見出し語の連想語を記憶した連想語辞書203と、検索条件文をクライアント3から取得する検索条件取得手段200と、該検索条件文に関連する書誌データとして、該検索条件文の重要語を見出し語として、連想語辞書203から連想語を取得し、各連想語に共通して関連する書誌データを書誌データベースサーバ4から抽出する書誌データ検索手段201を備える。
【選択図】図2
Description
本発明はコンテンツの検索技術の分野に属し、更に詳しくは、本発明は、ユーザが希望する内容に近いコンテンツを検索するための技術に関する。
現在までに発行されている書籍の数は膨大で、タイトルや著者などが不明な書籍を探すとき、消費者は、膨大数の書籍の中から希望にあった書籍を検索しなければならない。
書籍を検索するシステムとしては、作者名、書籍名の一部などを検索キーワードとして、該検索キーワードに適合する書籍を検索する検索システムが開発されている。例えば、検索したい書籍のタイトルの一部を知っているユーザなど、明示的な検索キーワードを持つユーザの場合、該検索システムを利用して、希望する書籍に辿り着くことは容易であるかも知れないが、明示的な検索キーワードを持たないユーザの場合、希望する書籍に辿り着くまでに様々な検索キーワードを入力し、数多くの検索結果を閲覧することが必要とされる。
このような問題を解決するために、特許文献1では、複数の検索キーワードが同時に検索システムに入力されたとき、検索キーワード同士が同時に出現する頻度に基づく相関データを求めておき、ユーザが入力した検索キーワードと相関の高い検索キーワードを関連キーワードとしてユーザに提示できるようにした検索システムが開示されている。
特表2002−518748号公報
しかしながら、検索したい書籍自体が明確であるが、その書籍のタイトルなどがわらかないユーザに取って、上述したような検索システムは有用であるかも知れないが、検索したい書籍の内容を示す漠然とした情報しか持たないユーザに取っては、上述したような検索システムは有用でない可能性がある。
何故なら、検索したい書籍自体が既知であるときは、ユーザは該書籍を詳細に知っているため、検索キーワードや、他のユーザが入力した検索キーワードを参照することで、自分が希望する書籍に辿り着くことは容易である。
しかし、検索したい書籍自体が既知でなく、検索したい書籍の漠然とした内容しかユーザが持たない場合、検索キーワードや、他のユーザが入力した検索キーワードからでは、全く内容の異なる書籍した検索されずに、希望する書籍に辿り着くまでに様々な検索キーワードを入力し、数多くの検索結果を閲覧することが必要とされるケースがある。
そこで、本発明は、検索したい書籍の漠然とした内容しか持たないユーザであっても、該ユーザに対して、検索したい書籍の漠然とした内容に近い書籍をできる検索サーバ及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、ユーザが設定した検索条件に係わるコンテンツを検索する検索サーバであって、コンテンツの検索に利用する検索条件文を取得する検索条件取得手段と、見出し語の連想語が記述された連想語辞書と、前記検索条件文を自然言語処理し前記検索条件文の構文を解析することで、前記検索条件文の意味を特徴付ける単語を重要語として抽出し、抽出した前記重要語を前記見出し語として連想語を前記連想語辞書から取得した後、自然言語処理を用いて、該連想語に関連するコンテンツを定められた情報源から検索し、各連想語の検索結果において共通のコンテンツを、前記ユーザに提示するコンテンツとして抽出するコンテンツ検索手段とを備えていることを特徴とする検索サーバである。
上述した第1の発明によれば、コンテンツの検索に利用される連想語は前記検索条件文の前記重要語に結び付きがあり、前記重要語は前記検索条件文の意味を特徴付ける単語であるため、前記重要語の連想語それぞれに共通して関連するコンテンツは、前記検索条件文が意味する処のコンテンツとして扱うことができ、具体的なタイトルを持たずに大まかな枠で本を探しているユーザであっても、前記ユーザが所望している内容に近いコンテンツを前記ユーザに案内することができるようになる。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載の検索サーバであって、前記検索サーバに備えられた前記コンテンツ検索手段は、書籍の書誌データを公開している書誌データベースサーバを前記情報源とし、連想語と書誌データの項目それぞれをマッチング処理することで、各連想語に関連する書誌データを検索し、各連想語の検索結果において共通の書誌データをユーザに提示するコンテンツとして抽出する手段であることを特徴とする検索サーバである。
更に、第3の発明は、第2の発明に記載の検索サーバであって、前記検索サーバの前記検索条件取得手段は、前記検索条件文に加え、書誌データの定められた項目に係わる値を取得する手段で、前記コンテンツ検索手段は、検索条件文から抽出されたコンテンツの中から、項目値に該当するコンテンツをユーザに提示するコンテンツとして抽出する手段であることを特徴とする検索サーバである。
上述した第2の発明は、本発明を書誌データの検索に利用した発明で、書籍の書誌データを公開している書誌データベースサーバとしては、(株)図書館流通センターが提供しているTRC-MARCなどを利用できる。
更に、第3の発明のように、書誌データの定められた項目に係わる値を検索条件として取得すれば、前記検索条件文から検索される書誌データを書誌データの項目で絞り込みをかけられ、前記ユーザが探している内容により近い書籍の書誌データを検索することができるようになる。
更に、第4の発明は、ユーザが設定した検索条件に係わるコンテンツを検索する検索方法であって、コンテンツを検索する検索サーバが、ネットワークに接続されたクライアントから、コンテンツの検索に利用する検索条件文を取得するステップ、前記検索条件文を自然言語処理し前記検索条件文の構文を解析することで、前記検索条件文の意味を特徴付ける単語を重要語として抽出するステップ、抽出した前記重要語を見出し語として、見出し語の連想語が記述された連想語辞書から連想語を取得した後、自然言語処理を用いて、各連想語に関連するコンテンツを定められた情報源から検索ステップ、各連想語の検索結果において共通のコンテンツを、ユーザに提示するコンテンツとして抽出するステップが実行されることを特徴とする検索サーバである。
このように、上述した本発明によれば、検索したい書籍の漠然とした内容しか持たない ユーザであっても、該ユーザに対して、検索したい書籍の漠然とした内容に近い書籍を提示できる検索サーバ及び方法を提供できる。
ここから、本発明の好適な実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態における検索サーバ2が設置された書誌データ検索システムの構成を説明する図である。
図1で図示した書誌データ検索システムには、ブラウザがインストールされているクライアント3と、クライアント3を操作するユーザ6が入力した検索条件に適合する書誌データをコンテンツとして書誌データベースサーバ4から検索する検索サーバ2がインターネットに接続され、様々な書籍の書誌データとして機械可読目録(MARC: MAchine Readable Cataloging)を公開している書誌データベースサーバ4がローカルネット5aを介して検索サーバ2に接続されている。
一般的な検索システムでは、検索機能を備えたWebサーバは、検索条件として検索キーワードをクライアント3から取得し、該検索キーワードに関連するコンテンツを検索するのに対して、本実施形態における検索サーバ2は、検索条件文をクライアント3から取得し、該検索条件文に関連する書誌データとして、該検索条件文の重要語から連想される各連想語に共通して関連する書誌データを書誌データベースサーバ4から抽出する機能を備える。
書誌データの検索に利用される連想語は検索条件文の重要語に結び付きがあるため、該検索条件文の重要語の連想語それぞれに共通して関連する書誌データを検索すれば、検索条件文が意味する処の書誌データを検索できるようになり、具体的なタイトルを持たずに大まかな枠で本を探しているユーザ6であっても、該ユーザ6が所望している内容に近い書籍の書誌データをユーザ6に案内することができるようになる。
更に、書籍の読者の年齢・性別や書籍のカテゴリーなど、書誌データの項目の値を検索条件に加えると、検索条件文から得られる書誌データの絞り込みを書誌データの項目でかけられ、ユーザ6が漠然と探している内容により近い書籍の書誌データを、ユーザ6に案内できるようになる。
まず、本発明に係わる方法の説明も兼ねて、図1で図示したシステムで実行される処理について説明する。図2は、図1で図示したシステムで実行される処理を説明するフロー図で、図3は、検索サーバ2で実行される書誌データ検索処理の詳細なフロー図である。
ユーザ6が検索サーバ2を利用して書誌データを検索するとき、ユーザ6は、クライアント3にインストールされたブラウザを操作して検索サーバ2にアクセスする(図2のS1)。
検索サーバ2は、クライアント3からアクセスがあると、少なくとも検索条件文を入力するための入力フォームが記述されたHTML文書を該クライアント3に送信し、クライアント3に対して検索条件文の入力を要求する(図2のS2)。
検索サーバ2が送信した該HTML文書はクライアント3のブラウザで解釈され、該入力フォームにユーザ6が文章を入力し、所定の操作を行うと、該入力フォームに入力された文章が検索条件文として、クライアント3から検索サーバ2に送信され(図2のS3)、検索サーバ2はクライアント3から検索条件文を受信する(図2のS4)。
検索サーバ2は、クライアント3から検索条件文が送信されると、検索条件文の意味に適合する書誌データを検索する書誌データ検索処理を実行する(図2のS5)。なお、この書誌データ検索処理の詳細内容については後述する、
検索サーバ2は、検索条件文の意味に適合する書誌データを検索すると、該書誌データの一部を表示するためのHTML文書を作成し、作成した該HTML文書をクライアント3に送信することで、検索条件文の検索結果をクライアント3に送信し(図2のS6)、クライアント3のブラウザが該HTML文書を解釈することで、検索条件文の意味に適合する書誌データがクライアント3に表示され(図2のS7)、図2の図示した手順は終了する。
ここから、検索サーバ2が図2のS4で実行する書誌データ検索処理について、図3を参照しながら詳細に説明する。
検索サーバ2が、図2のS4でクライアント3から検索条件文を受信すると、まず、検索サーバ2は、自然言語処理を用いて、クライアント3から受信した検索条件文の構文を解析することで、検索条件文の意味を特徴付ける重要語を抽出する(図3のS10)。
検索条件文の意味を特徴付ける重要語を抽出するとき、検索サーバ2は、検索条件文を形態素解析することで単語に分解した後、日本語の文法規則に従い検索条件文の構文を解析し、シソーラスなどを参照し、それぞれの単語に意味に従った意味解析を行い、検索条件文の意味を表す単語(例えば、検索条件文の目的語)を重要語として抽出する。
検索サーバ2は、見出し語に関連付けて、見出し語から連想される連想語を記憶した連想語辞書を備え、検索サーバ2は、クライアント3から受信した検索条件文の重要語を抽出すると、該連想語辞書を参照して、検索条件文から抽出した重要語を見出し語として、該連想語辞書に登録されている順に指定された数(例えば、3つ)の連想語を取得する(図3のS11)。
検索条件文から抽出した重要語の連想語を取得した後に、検索サーバ2が実行する処理は、図3のL1からL2間で定義されるループ処理Lで、該ループ処理Lは、図3のS11で取得した連想語の数だけ繰り返し実行される処理である。
該ループ処理において、検索サーバ2は、検索条件文から抽出した重要語の連想語毎に、書誌データベースで公開されている書誌データと連想語をマッチング処理し、書誌データと連想語のスコアを求め、スコアの高い順に指定された個数の書誌データを、該連想語に関連する書誌データを検索し、該連想語に関連する書誌データの検索結果をハードディスクなどに記憶する(図3のS12)。
検索条件文から抽出した重要語の連想語すべてについて、該連想語に関連する書誌データを検索すると、各連想語の検索結果を一つの集合とし、各連想語の検索結果の積集合、すなわち、各連想語の検索結果の共通部分に含まれる書誌データを、検索条件文の意味に適合する書誌データとして抽出し(図3のS13)、図3で図示したフローは終了する。
図4は、連想語が3つのときの書誌データ検索処理の作用を説明する図で、図4において、図3のS10において、検索条件文から抽出した重要語は重要語1、重要語2の2つで、それぞれの重要語の連想語の数は3つである。
図4において、それぞれの連想語の検索結果は一つの集合として円で模式化している。図3のループ処理Lが実行されることで、重要語1の連想語1a、連想語1b及び連想語1cそれぞれの検索結果7aから7cが得られ、更に、重要語2の連想語2a、連想語2b及び連想語2cそれぞれの検索結果8aから8cが得られる。
図3のS13において、検索サーバ2が抽出する書誌データは、連想語1a、連想語1b、連想語1c、連想語2a、連想語2b及び連想語2cそれぞれの共通部分9で、該共通部分9は、連想語1a、連想語1b及び連想語1cの共通部分7dと連想語2a、連想語2b及び連想語2cの共通部分7dが交わる部分である。
図4をみればわかるように、連想語1aから連想語1cは検索条件文の重要語1と結び付きがあるため、連想語1aから連想語1cの検索結果の共通部分7dは、検索条件文の重要語と結び付きのある書誌データとして捕らえることができる。
同様に、連想語2aから連想語2cは検索条件文の重要語2と結び付きがあるため、連想語2aから連想語2cの検索結果の共通部分8dは、検索条件文の重要語と結び付きのある書誌データとして捕らえることができる。
重要語1及び重要語2は検索条件文の意味を特徴付ける単語であるため、該共通部分9は、検索条件文の意味に適合する書誌データとして扱うことができる。
ここから、ユーザ6が設定した検索条件文に関連する書誌データを検索する機能を備えた検索サーバ2について詳細に説明する。
図5は、図1で図示した検索サーバ2のブロック図で、図5(a)はハードウェアブロック図、図5(b)は機能ブロック図である。
図5(a)に図示したように、検索サーバ2は、ハードウェアとして、汎用的なサーバと同様に、CPU20、RAM21、データ記憶装置であるハードディスク22、ディスプレイ24、キーボード25、マウス26及びネットワークインターフェース回路23などを備え、検索サーバ2のハードディスク22には、本発明に係わる検索サーバ2として汎用的なサーバを機能させるためのコンピュータプログラムが記憶されている。
図5(b)に図示したように、図5(a)で図示したハードウェアを利用し、コンピュータプログラムで実現される機能として、検索サーバ2は、見出し語に関連付けて、見出し語から連想される連想語が記憶された連想語辞書203と、インターネット5を介して接続されたクライアント3から検索条件を取得する検索条件取得手段200と、連想語辞書を利用して、クライアント3から取得した検索条件文に関連する書籍を検索する書誌データ検索手段201と、連想語辞書に連想語を登録するための連想語登録手段202を備えている。
検索サーバ2に備えられた連想語辞書203には、一般的な辞書に登録されている単語を見出し語として、単語から連想される連想語が記憶されている。このような連想語辞書203として活用できる市販の辞書は現時点で見あたらないため、本実施形態に係わる検索サーバ2には、連想語辞書に連想語を登録するための連想語登録手段202を検索サーバ2は備えている。
連想語辞書203に連想語を登録するために検索サーバ2に備えられる連想語登録手段202を実現する具体的な手法としては、幾つかの手法が実際に考えられる。
例えば、検索サーバ2に備えられた連想語登録手段202は、検索サーバ2に入力された検索条件文、書誌データのタイトルや書評、或いは、インターネット5上で公開されているブログ記事などを情報源とし、該情報源に含まれるテキストを自然言語処理(例えば、形態素解析や構文解析など)し、連想語辞書203に含まれる見出し語毎に、他の単語間の関連性を算出・記憶し、該見出し語の連想単語として、関連性を示すスコアが閾値以上の該単語をスコアの高い順に連想語辞書203に登録する手段で実現することができる。
また、検索サーバ2に備えられた連想語登録手段202は、パーソナルコンピュータの日本語入力ソフトのように、連想語辞書203に連想語を人手で登録できる手段であってもよい。この場合、検索サーバ2の管理者などが、連想語登録手段202を用いて、連想語辞書203に含まれる見出し語毎に連想語を手作業で入力する。
検索サーバ2に備えられた検索条件取得手段200は、図2のS2及びS4を実行する手段で、検索条件文を入力する入力フォームを含むHTML文書をクライアント3に送信し、クライアントから該入力フォームに入力されたテキストを検索条件文として取得する手段である。
検索サーバ2に備えられた書誌データ検索手段201は、連想語辞書203を利用して、検索サーバ2に入力された検索条件文に適合する書誌データを検索する手段で、図3で図示した手順を実行する手段である。
検索サーバ2に備えられた書誌データ検索手段201が、ユーザ6がクライアント3に入力した検索条件文に関連する書誌データを検索するとき、まず、書誌データ検索手段201は、検索条件文を形態素解析することで単語に分解した後、日本語の文法規則に従い検索条件文の構文を解析し、シソーラスなどを参照し、それぞれの単語に意味に従った意味解析を行い、検索条件文の意味を表す単語(目的語など)を重要語として抽出する。
そして、検索サーバ2の書誌データ検索手段201は、検索条件文から抽出した重要語の連想語を連想語辞書から取得し、書誌データベースサーバ4で公開されている書誌データと連想語をマッチング処理し、マッチングスコアの高い順に数個の書誌データを連想語の検索結果として記憶し、各連想語の検索結果の共通部分となる書誌データを、検索条件文の意味に適合する書誌データとして抽出する。
このように、上述した実施形態によれば、検索したい書籍の漠然とした内容しか持たないユーザ6であっても、該ユーザ6に対して、検索したい書籍の漠然とした内容に近い書籍を提示する機能を備えた検索サーバ2及び方法を提供できる。
なお、本発明は、これまで説明した実施形態に限定されることなく、当業者ならば、種々の変形や変更が可能である。
例えば、上述した実施形態において、ユーザ6が設定する検索条件は、ユーザ6が検索したい書籍の内容が記述された検索条件文のみであったが、検索条件文に加え、書誌データの項目(たとえば、対象者属性)の値をユーザ6に設定させ、検索条件文に内容に適合する書誌データの中から、書誌データの項目で絞り込みをかけると、ユーザ6が探している内容により近い書籍の書誌データを検索することができるようになる。
この場合、図2のS2において、検索サーバ2は、検索条件文の入力フォームに加え、書誌データの項目を設定するフォームが記述されたHTML文書をクライアント3に送信し、検索条件文と書誌データの項目の設定値をクライアント3から取得する。
そして、検索サーバ2は、図3のS14において、検索条件文の内容に適合した書誌データを抽出すると、該書誌データの中から、更に、書誌データの項目の設定値に適合する書誌データを最終的に抽出する。
更に、本実施形態においてはコンテンツを書誌データとしているが、書誌データ以外のコンテンツに対しても本発明を応用できる。
例えば、コンテンツをブログ記事とした場合、ブログ記事の更新通知pingを利用して、ブログ記事のメタ情報(例えば、RSS)を取得・記憶しているデータベースが情報源となり、上述した内容に従い、検索条件文の重要語の連想語を用いてメタ情報を検索すれば、検索条件文の意味に適合するメタ情報を検索することが可能になる。
なお、ユーザ6がクライアント3に入力する検索条件文は、文書でなくとも、一つの単語であってもよい。
1 書誌データ検索システム
2 検索サーバ
200 検索条件取得手段
201 書誌データ検索手段
202 連想語登録手段
203 連想語辞書
3 クライアント
4 書誌データベースサーバ
5 インターネット
2 検索サーバ
200 検索条件取得手段
201 書誌データ検索手段
202 連想語登録手段
203 連想語辞書
3 クライアント
4 書誌データベースサーバ
5 インターネット
Claims (4)
- ユーザが設定した検索条件に係わるコンテンツを検索する検索サーバであって、コンテンツの検索に利用する検索条件文を取得する検索条件取得手段と、見出し語の連想語が記述された連想語辞書と、前記検索条件文を自然言語処理し前記検索条件文の構文を解析することで、前記検索条件文の意味を特徴付ける単語を重要語として抽出し、抽出した前記重要語を前記見出し語として連想語を前記連想語辞書から取得した後、自然言語処理を用いて、該連想語に関連するコンテンツを定められた情報源から検索し、各連想語の検索結果において共通のコンテンツを、前記ユーザに提示するコンテンツとして抽出するコンテンツ検索手段とを備えていることを特徴とする検索サーバ。
- 請求項1に記載の検索サーバであって、前記検索サーバに備えられた前記コンテンツ検索手段は、書籍の書誌データを公開している書誌データベースサーバを前記情報源とし、連想語と書誌データの項目それぞれをマッチング処理することで、各連想語に関連する書誌データを検索し、各連想語の検索結果において共通の書誌データをユーザに提示するコンテンツとして抽出する手段であることを特徴とする検索サーバ。
- 請求項2に記載の検索サーバであって、前記検索サーバの前記検索条件取得手段は、前記検索条件文に加え、書誌データの定められた項目に係わる値を取得する手段で、前記コンテンツ検索手段は、検索条件文から抽出されたコンテンツの中から、項目値に該当するコンテンツをユーザに提示するコンテンツとして抽出する手段であることを特徴とする検索サーバ。
- ユーザが設定した検索条件に係わるコンテンツを検索する検索方法であって、コンテンツを検索する検索サーバが、ネットワークに接続されたクライアントから、コンテンツの検索に利用する検索条件文を取得するステップ、前記検索条件文を自然言語処理し前記検索条件文の構文を解析することで、前記検索条件文の意味を特徴付ける単語を重要語として抽出するステップ、抽出した前記重要語を見出し語として、見出し語の連想語が記述された連想語辞書から連想語を取得した後、自然言語処理を用いて、各連想語に関連するコンテンツを定められた情報源から検索ステップ、各連想語の検索結果において共通のコンテンツを、ユーザに提示するコンテンツとして抽出するステップが実行されることを特徴とする検索サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008282393A JP2010108427A (ja) | 2008-10-31 | 2008-10-31 | 検索サーバ及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2010108427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012058936A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 書籍情報検索装置、書籍情報検索システム、書籍情報検索方法及びプログラム |
-
2008
- 2008-10-31 JP JP2008282393A patent/JP2010108427A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012058936A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 書籍情報検索装置、書籍情報検索システム、書籍情報検索方法及びプログラム |
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