JP2010104539A - ロングノズル式消火器 - Google Patents

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Abstract

【課題】消火器の放射ホースを長くしたまま少なくともノズル先端寄りの部分を一定長さに延長固定可能とする。
【解決手段】消火器本体と、上端に取り付けられたヘッド部、ヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、上記延長パイプの外周側又はホースの外周側に、一端を上記延長パイプの基端部に係合固定可能なスライドパイプを遊嵌させてなる。これにより消火器の緊急使用時にスライドパイプをスライド移動させて一端を延長パイプの基端部に係合固定させるだけで延長パイプ部分をさらに長く延長し、先端ノズル部分を火炎に対してより一層接近させることができ、消火薬剤の放射命中率を向上させて消火効率を向上させるとともに薬剤放射の無駄を無くすことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、消火器の放射ホースを長くし、先端にノズルを取り付けた延長パイプ部分をさらに一定長さ延長固定可能とすることによって消火活動を容易かつ確実にし、また不使用時においては長尺のノズルを消火器本体にコンパクトに屈曲保持させるようにし、特に塵芥収集車積載に最適な構成としたものである。
液体の散布用として用いられる容器あるいはスプレー装置の噴射ノズルを長くして使い勝手を良好にするようにしたものとしては、例えば先端にシャワーキャップを取り付けたチューブを伸縮自在とした伸縮ノズル付簡易如雨露容器が知られている(実用新案登録第3035533号公報参照)。またノズルを伸縮自在とした空圧式携帯洗浄具なども知られている(実用新案登録第3081531号公報参照)。
実用新案登録第3035533号公報 実用新案登録第3081531号公報
しかしながら上記した特許文献1に記載された発明は、チューブの伸縮についてチューブの一端をノズルベース内にスライドさせる構成であるために、チューブ長さの伸縮の程度に限界があり、また特許文献2に記載された発明にあっては、ノズルがジョイント接続による伸縮ノズルであるためにノズルをいちいち継ぎ足す必要があり、使い勝手の面ではあまり良好ではない。
一方消火器の分野においては汎用の一般的手提げタイプの小型消火器を用いる場合に、消火薬剤放射に際してノズルを上記した特許文献1・2のような構成とすることは、緊急時の用途に用いる場合に大きな障害となり、上記した在来の構成を採用することはできない。
そこで本発明にあっては、消火器の放射用ホースを長くするとともに、先端にノズルを取り付けた延長パイプ部分をさらに一定長さ延長固定可能とすることによって火炎とノズルの距離をより一層接近させて放射命中度を向上させ、消火薬剤放射量の無駄をなくし、また消火器本体の起動レバーを起動させた後は、消火器本体を床に置いたままで延長パイプの基部だけを持ち、消火活動を容易かつ確実に実施することができるようにしたものである。
また本発明は、消火器の放射用ホースおよび長尺ノズルについて、不使用時においてはこれらを消火器本体にコンパクトに屈曲保持させることができるようにし、特に塵芥収集車積載に最適な構成としたものである。具体的には消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側又はホースの外周側に、ホースの長さ方向にスライド移動して一端を上記延長パイプの基端部に係合固定させることが可能なスライドパイプを遊嵌させてなることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
また本発明は、消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側に、延長パイプから消火ホースにかけてスライド可能であって、その先端内径部と延長パイプ基端外径部とが係合固定可能なスライドパイプが遊嵌されていることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
さらに本発明は、消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかもホース外周面には少なくともその先端が上記延長パイプの基端部に係合固定可能なスライドパイプを消火ホースに沿って移動可能に遊嵌させてなることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
さらに本発明は、消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の第1延長パイプと、該第1延長パイプの基端部に先端を接続させた一定長さの中間ホースと、該中間ホースの基端部に先端を接続させたところの基端にグリップを有する第2延長パイプと、該第2延長パイプの基端部に先端を接続させ、基端をヘッド部に接続させた一定長さのホースとにより構成され、しかも上記第1延長パイプ又は第2延長パイプの外周側に、中間ホースを跨いで第2延長パイプ又は第1延長パイプの端部に係合固定させることが可能なスライドパイプをホースに沿って移動自在に遊嵌させてなることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
さらに本発明は、消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースと、該消火ホースを屈曲固定するための消火ホース固定具とからなり、消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側に、延長パイプから消火ホースにかけてスライド移動が可能であって、その先端内径部と延長パイプ基端外径部とが係合固定可能なスライドパイプを遊嵌させてなり、さらに消火ホース固定具は、幅方向片側に消火ホースを、また反対側に延長パイプど同軸のスライドパイプをそれぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けてなることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
さらに本発明は、消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースと、該消火ホースを屈曲固定するための消火ホース固定具とからなり、消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかもホース外周面には少なくともその先端が上記延長パイプの基端部に係合固定可能なスライドパイプを消火ホースに沿って移動可能に遊嵌させてなり、さらに消火ホース固定具は、幅方向片側にスライドパイプを、また反対側に延長パイプをそれぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けてなることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
さらに本発明は、消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースと、該消火ホースを屈曲固定するための消火ホース固定具とからなり、消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の第1延長パイプと、該第1延長パイプの基端部に先端を接続させた一定長さの中間ホースと、該中間ホースの基端部に先端を接続させたところの基端にグリップを有する第2延長パイプと、該第2延長パイプの基端部に先端を接続させ、基端をヘッド部に接続させた一定長さのホースとにより構成され、しかも上記第1延長パイプ又は第2延長パイプの外周側に、中間ホースを跨いで第2延長パイプ又は第1延長パイプの端部に係合固定させることが可能なスライドパイプを遊嵌させてなり、さらに消火ホース固定具は、幅方向片側にスライドパイプを、また反対側に延長パイプをそれぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けてなることを特徴としたロングノズル式消火器に関する。
また本発明は、消火ホース固定具の幅方向中間部には、該固定部を消火ホースの基端寄りの部分に保持させることが可能なC型ホルダーを取り付けてなるところの、上記した各ロングノズル式消火器の構造にも関する。
本発明は上記したように、消火器のヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースが、先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側に、延長パイプからホースにかけてスライド可能であって、その先端内径部と延長パイプ基端外径部とが係合固定可能なスライドパイプが遊嵌され、あるいは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかもホース外周面には少なくともその先端が上記延長パイプの基端部に係合固定可能なスライドパイプを消火ホースに沿って移動可能に遊嵌させてなるものであるために、消火器の緊急使用時においてスライドパイプをスライドさせて一端を延長パイプの基端部に係合固定させるだけで延長パイプ部分をさらに延長して先端ノズル部分を火炎に対してより一層接近させることができ、消火薬剤の放射の命中率を向上させて、消火効率を向上させるとともに薬剤放射の無駄を無くすことができる。
また長尺の消火ホースが、先端にノズルを取り付けた管状の第1延長パイプと、該第1延長パイプの基端部に先端を接続させた一定長さの中間ホースと、該中間ホースの基端部に先端を接続させたところの基端にグリップを有する第2延長パイプと、該第2延長パイプの基端部に先端を接続させ、基端をヘッド部に接続させた一定長さのホースとにより構成され、しかも上記第1延長パイプ又は第2延長パイプの外周側に、中間ホースを跨いで第2延長パイプ又は第1延長パイプの端部に係合固定させることが可能なスライドパイプを遊嵌させてなるものであるために、消火器の緊急使用時において第1延長パイプに重ねたスライドパイプをスライドさせてその基端を第2延長パイプの先端部に係合固定させ、あるいは第2延長パイプに重ねたスライドパイプをスライドさせてその先端を第1延長パイプの基端部に係合固定させることにより、延長パイプ部分をさらに長く延長し、先端ノズル部分を火炎に対してより一層接近させて消火薬剤放射の命中率をより一層向上させることができる。
また消火時において、消火器本体の起動レバーを操作して起動させた後は、消火器本体を床上に置いたままの状態で延長パイプの基端部に係合一体化されたスライドパイプの基端部を持っただけでノズル部分を火炎部に近づけて効率よく消火活動をおこなうことができる。
さらに幅方向片側に消火ホースあるいはスライドパイプを、また反対側に延長パイプをそれぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けた消火ホース固定具を備えた場合においては、不使用時に長尺の消火ホースあるいはスライドパイプおよび延長パイプ等を消火器本体にコンパクトに屈曲保持させることができるため、特に塵芥収集車車載用消火器としても最適である。
さらに消火ホース固定具の幅方向中間部に、該固定部をホースの基端寄りの部分に保持させることが可能なC型ホルダーを取り付けてなる場合においては、消火ホース固定具自体を消火器本体に近いホースの基部付近に固定することができるために、ホースおよび延長パイプないしスライドパイプを、より一層纏まりよく消火器本体に安定的に保持させることができる。
以下において本発明の具体的な内容を図示の実施例をもとに説明をする。図において1は消火器本体、2は消火器本体1の上端に取り付けられたヘッド部、9はヘッド部2より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホース、20は消火ホース9を屈曲固定するための消火ホース固定具をあらわしている。消火器本体1は内部に消火薬剤が充填されているとともに、その上端開口部にはキャップ3の螺合によりヘッド部2が取り付けられ、内部を密閉状態にして内部に小型のガスボンベを装填し、消火器の使用時においてはガスボンベの封板を開封して加圧することにより内部の消火薬剤をヘッド部2から消火ホース9へと放出する。また消火器本体1の内部に圧力ガスを蓄圧し、使用時においてこの蓄圧ガスにより消火薬剤を加圧してヘッド部2から消火ホース9へと放出するようにしてもよい。
なおこの場合には小型のガスボンベに代えて消火器本体内に圧力ガスを蓄圧してもよい。ヘッド部2は上記した消火器本体1の内部に挿通されしかもその先端が略消火器本体1の内底部近くに達するサイフォン管4を有し、さらに弁棒5、指示圧力計6が取り付けられ、さらにその上方には消火器の保持および起動用のレバー7が取り付けられている。また8は消火器本体の管胴部外周面に取り付けられたブラケットをあらわしている。
ヘッド部2より消火薬剤を放射するための消火ホース9は、一般的に汎用されている小型の消火器のものに比して全体が長尺であり、図4、図5および図8に示したように先端にノズル11を取り付けた管状の第1延長パイプ10と、該第1延長パイプ10の基端部に接続金具14を介して先端を接続させた一定長さの中間ホース12と、該中間ホース12の基端部に接続金具12aを介して先端を接続させたところの基端にグリップ17を有する第2延長パイプ16と、該第2延長パイプ16の基端部に同じく接続金具18bを介して先端を接続させ、基端を接続金具18aおよび締め付けネジ19を介してヘッド部2に接続させた一定長さのホース18とにより構成されている。
さらに上記第1延長パイプ10の外周側には、中間ホース12を跨いで第2延長パイプ16方向にスライド移動が可能であり、第2延長パイプ16の端部はめあい軸13に係合固定させることが可能なスライドパイプ15を遊嵌させてある。なおこの場合のスライドパイプ15については第2延長パイプ16の外周側に遊嵌させ、これを中間ホース12を跨いで第1延長パイプ方向にスライド移動して第1延長パイプの端部に係合固定させるようにしてもよい。なお図において20はスライドパイプ15の抜け止め防止兼先端保護のためのゴム材、23は第1延長パイプ10のブレ規制軸をあらわしている。
上記した第1延長パイプ10、第2延長パイプ16、スライドパイプ15の材質については一般的には軽量でかつ強度のあるアルミニウムの使用が好適であるが、他の金属またはプラスチック等の樹脂材であってもよい。
また消火ホース固定具20は図7にあらわしたように、方形の鋼板左右端部をそれぞれ直角同一方向に折り曲げて、それぞれの折り曲げ片20a、20bの上下端にC型ホルダー21が取り付けられており、これにより消火ホース固定具20の幅方向両側に、延長パイプをそれぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダー21を、相互に一定の間隔を介して取り付けてある。
なおこの場合における一対のC型ホルダー21・21間の一定の間隔とは、長尺の消火ホース9を屈曲折り返した際に経年使用によりホースの屈曲部分にひび割れ等の不具合が生じない過度を意味している。なお消火ホース固定具20の材質については必ずしも鋼板に限られるものではなく、プラスチック等の樹脂材であってもよい。さらに消火ホース固定具20の幅方向中間部には、該固定具20を消火ホース9の基端寄りのホース18部分に保持させることが可能なC型ホルダー22を取り付けてある。なお21a・22aは、各C型ホルダーの取付固定具をあらわしている。
上記した消火ホース固定具20の構成において消火ホース9の固定の一例を示すと、図8のようにまずホース18の取付基部寄り、すなわち締め付けネジ19によってヘッド部2に接続させたホースの基部寄りの箇所の外周部分に中間部のC型ホルダー22をもって鋏持させることにより消火ホース固定具20を固定させ、片側のC型ホルダー21にホース18で折り返した第2延長パイプ16の外周胴部を鋏持させるとともに、中間ホース12で折り返した第1延長パイプ10の外周胴部を鋏持させて纏まりよく消火器本体に安定的に保持させる(図1〜3および図9参照)。
さらに消火器の使用時においては、片側のC型ホルダー21より第1延長パイプ10をはずし、次いで反対側のC型ホルダー21より第2延長パイプ16をはずした後、消火ホース9の全体を引き延ばしてから図5にあらわしたように、第1延長パイプ10に重なっているスライドパイプ15を中間ホース12のほうにスライド移動させ、中間ホース12を跨いで第2延長パイプ16の端部はめあい軸13に係合固定させることにより第1延長パイプ10と第2延長パイプ16とを直線状に一体化することができる。
かかる状態において第2延長パイプ16の基部付近を持ち、あるいはグリップ17を握って先端ノズル11を火炎に向け、消火器のヘッド部2に有するレバー7を操作して消火活動を開始する。
また図6には本発明における消火ホース9の別の実施例があらわされている。これはスライドパイプ15を第1延長パイプ10側ではなく第2延長パイプ16に重ね合わせておく構成としたものであって、この場合においては(A)の状態において第2延長パイプ16に重なっているスライドパイプ15を中間ホース12のほうにスライド移動させ、中間ホース12を跨いで第1延長パイプ10の端部はめあい軸10aに係合固定させることにより(B)のように第1延長パイプ10と第2延長パイプ16とを直線状に一体化することができる。
さらに上記の実施例においては消火ホース9における先端のノズル11部分について、第1延長パイプ10のほかに中間ホース12を介して第2延長パイプ16を備え、この両者間にスライドパイプ15をスライド移動させて両パイプ10・16を一体化させる構成としたが、先端にノズル11を取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部2との間に介在されるホース18とにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側又はホースの外周側に、一端を上記延長パイプの基端部に係合固定させることが可能なスライドパイプ15を遊嵌させただけの構成とし、使用時においてスライドパイプ15をスライド移動して上記延長パイプをさらに長くすることができるように構成してもよい。
また上記の各実施例における延長パイプの基端部とスライドパイプの先端部との固定手段としては、はめあい軸に代えて相互に周方向に回転させながら嵌め込む螺旋式であってもよい。
本発明の実施例であるロングノズル式消火器の一部を破断してあらわした正面図。 図1にあらわした消火器の左側面図。 図1にあらわした消火器の平面図。 本発明に係る消火ホースの全体を中間各部を省略してあらわした部分断面図。 本発明に係る消火ホースの全体をあらわした操作説明図。 本発明に係る消火ホースの別の実施例をあらわした操作説明図。 本発明において用いられる消火ホース固定具の正面図(A)、平面図(B)、背面図(C)、左側面図(D)。 本発明に係る消火ホースに消火ホース固定具を取り付けた状態をあらわした全体構成図。 図8の状態において、消火ホース固定具に消火ホースを固定させた状態をあらわした正面図。
符号の説明
1 消火器本体
2 ヘッド部
3 キャップ
4 サイフォン管
5 弁棒
6 指示圧力計
7 レバー
8 ブラケット
9 消火ホース
10 第1延長パイプ
10a はめあい軸
11 ノズル
12 中間ホース
12a 接続金具
13 はめあい軸
14 接続金具
15 スライドパイプ
16 第2延長パイプ
17 グリップ
18 ホース
18a 接続金具
18b 接続金具
19 締め付けネジ
20 消火ホース固定具
20a 折り曲げ片
20b 折り曲げ片
21 C型ホルダー
21a C型ホルダーの取付固定具
22 C型ホルダー
22a C型ホルダーの取付固定具
23 ブレ規制軸

Claims (8)

  1. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側又はホースの外周側に、ホースの長さ方向にスライド移動して一端を上記延長パイプの基端部に係合固定させることが可能なスライドパイプを遊嵌させてなることを特徴としたロングノズル式消火器。
  2. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側に、延長パイプから消火ホースにかけてホースの長さ方向にスライド移動が可能であって、その先端内径部と延長パイプ基端外径部とが係合固定可能なスライドパイプが遊嵌されていることを特徴としたロングノズル式消火器。
  3. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかもホース外周面には少なくともその先端が上記延長パイプの基端部に係合固定可能なスライドパイプをホースに沿って移動可能に遊嵌させてなることを特徴としたロングノズル式消火器。
  4. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースとからなり、該消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の第1延長パイプと、該第1延長パイプの基端部に先端を接続させた一定長さの中間ホースと、該中間ホースの基端部に先端を接続させた第2延長パイプと、該第2延長パイプの基端部に先端を接続させ、基端をヘッド部に接続させた一定長さのホースとにより構成され、しかも上記第1延長パイプ又は第2延長パイプの外周側に、中間ホースを跨いで第2延長パイプ又は第1延長パイプの端部に係合固定させることが可能なスライドパイプをホースに沿って移動可能に遊嵌させてなることを特徴としたロングノズル式消火器。
  5. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースと、該消火ホースを屈曲固定するための消火ホース固定具とからなり、消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかも上記延長パイプの外周側に、延長パイプから消火ホースにかけてスライド移動が可能であって、その先端内径部と延長パイプ基端外径部とが係合固定可能なスライドパイプを遊嵌させてなり、さらに消火ホース固定具は、幅方向両側に延長パイプもしくはホースを、それぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けてなることを特徴としたロングノズル式消火器。
  6. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための、先端にノズルを取り付けた長尺の消火ホースと、該消火ホースを屈曲固定するための消火ホース固定具とからなり、消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の延長パイプと、該延長パイプの基端部とヘッド部との間に介在されるホースとにより構成され、しかもホース外周面には少なくともその先端が上記延長パイプの基端部に係合固定可能なスライドパイプを消火ホースに沿って移動可能に遊嵌させてなり、さらに消火ホース固定具は、幅方向両側に延長パイプもしくはホースを、それぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けてなることを特徴としたロングノズル式消火器。
  7. 消火器本体と、その上端に取り付けられたヘッド部と、ヘッド部より消火薬剤を放射するための長尺の消火ホースと、該消火ホースを屈曲固定するための消火ホース固定具とからなり、消火ホースは先端にノズルを取り付けた管状の第1延長パイプと、該第1延長パイプの基端部に先端を接続させた一定長さの中間ホースと、該中間ホースの基端部に先端を接続させた第2延長パイプと、該第2延長パイプの基端部に先端を接続させ、基端をヘッド部に接続させた一定長さのホースとにより構成され、しかも上記第1延長パイプ又は第2延長パイプの外周側に、中間ホースを跨いで第2延長パイプ又は第1延長パイプの端部に係合固定させることが可能なスライドパイプをホースに沿って移動自在に遊嵌させてなり、さらに消火ホース固定具は、幅方向両側に延長パイプもしくはホースを、それぞれ保持させることの可能な一対のC型ホルダーを、相互に一定の間隔を開けた状態にて取り付けてなることを特徴としたロングノズル式消火器。
  8. 消火ホース固定具の幅方向中間部には、該固定部を消火ホースの基端寄りの部分に保持させることが可能なC型ホルダーを取り付けてなるところの請求項5から請求項7の何れか1に記載のロングノズル式消火器。
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