JP2010103976A - スピーカーの微弱信号漏洩遮断装置 - Google Patents

スピーカーの微弱信号漏洩遮断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】周辺音によってスピーカーで発生した微弱信号がスピーカー信号線を通じて漏洩されることを遮断する微弱信号漏洩遮断装置を提供する。
【解決手段】本発明によるスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置は、両端の電圧差が所定値以上である時にのみ導通する双方向しきい素子を含み、前記双方向しきい素子は、スピーカー信号線から入力される前記所定値以上のスピーカー駆動信号を通過させ、スピーカーのボイスコイルから入力される前記所定値未満の微弱信号を遮断する。
【選択図】図2a

Description

本発明は、スピーカーの微弱信号漏洩遮断装置に関し、より詳細には、スピーカー信号線を介してオーディオシステムから引き込まれる正常なスピーカー駆動信号を通過させ、スピーカーの周辺の音によって生成される微弱信号を遮断する微弱信号漏洩遮断装置に関する。
一般に、スピーカーは、音を出す装置にもかかわらず、その構造がマイクの構造と類似しているため、状況に応じて盗聴に使用されることができる。
図1a及び図1bは、スピーカー100a及びマイク100bの構造をそれぞれ簡略に示す図面であり、図1cは、案内放送スピーカー100cの構造を簡略に示す図面である。
図1aを参照すれば、従来のスピーカー100aは、永久磁石110aを取り囲むボイスコイル120aと、該ボイスコイル120aに取り付けられた振動板130aを含む構造となっており、信号発生器D1から出力された電流がスピーカー信号線140aを介してボイスコイル120aに流れると、ローレンツ法則による電磁気力によって振動板130aが振動し、音を発生させる。
図1bを参照すれば、マイク100bは、スピーカー100aと類似な構造となっており、マイクの周辺の音によって振動板130bが振動すれば、電磁気誘導現象によってボイスコイル120bに電流が流れるようになり、前記電流は、マイク信号線140bを介して信号受信器D2に伝達される。
前述したように、スピーカー100a及びマイク100bは、基本的に類似な構造によって構成されるので、スピーカー100aでも、マイク100bのようにスピーカーの周辺の音によってボイスコイル120aに電流が流れることができ、このような場合、前記ボイスコイル120aに流れる電流がスピーカー信号線140aを通じて漏洩される場合、スピーカー周辺の対話内容が盗聴されることがあり得る。
特に、建物内の案内放送スピーカーのように、複数の箇所に設置された多数個のスピーカーが1個の共通信号線に並列で連結されている場合、誰かが共通信号線を途中でタッピングすれば、共通信号線に連結されたすべてのスピーカー周辺の対話内容を盗聴することができる。
さらに、図1cを参照すれば、案内放送スピーカー100cには、スピーカー駆動信号を減圧するためのトランスフォーマ160が含まれるが、前記トランスフォーマ160は、ボイスコイル120aから生成された微弱信号を増幅させるため、かえて盗聴を手伝うことになる。
大韓民国特許公開第2009-0035832号明細書
したがって、本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、その目的は、スピーカーの周辺音によって発生された微弱信号がスピーカー信号線を介して漏洩されることを遮断する微弱信号漏洩遮断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によるスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置は、両端の電圧差が所定値以上である時にのみ導通する双方向しきい素子を含み、前記双方向しきい素子は、前記所定値以上のスピーカー駆動信号を通過させ、前記所定値未満の微弱信号は遮断することを特徴とする。
本発明の好ましい実施例において、前記双方向しきい素子は、反対方向に並列連結された2個のダイオードを備えるか、または、反対方向に直列連結された2個のジェンナーダイオードを備える。
本発明の他の好ましい実施例において、前記双方向しきい素子は、1個以上のバリスタを備える。
本発明のさらに他の好ましい実施例において、可聴周波数以上のノイズまたは異常信号を遮断するための低域通過フィルタをさらに含み、前記低域通過フィルタはインダクタ及びキャパシタを含むことができる。
本発明のさらに他の好ましい実施例において、可聴周波数以上のノイズまたは異常信号を他の経路へ迂回させるための高域通過フィルタをさらに含み、前記高域通過フィルタは、キャパシタを含むことができる。
本発明のさらに他の好ましい実施例において、前記スピーカー信号線両端の電圧差を所定値以下に制限するリミッターをさらに含み、前記リミッターは、バリスタを含むことができる。
本発明によれば、スピーカー信号線を介して引き込まれる正常なスピーカー駆動信号を通過させ、スピーカーの周辺音によって生成される微弱信号を遮断することができ、これにより、スピーカーを用いた盗聴を防止することができるという効果がある。
スピーカーの構造をそれぞれ簡略に示す図面である。 マイクの構造をそれぞれ簡略に示す図面である。 案内放送スピーカーの構造を簡略に示す図面である。 本発明による微弱信号漏洩遮断装置が含まれたスピーカーを概略的に示す図面である。 本発明による微弱信号漏洩遮断装置が含まれたスピーカーを概略的に示す図面である。 本発明によるスピーカーにトランスフォーマがさらに備えられたことを示す図面である。 本発明によるスピーカーにトランスフォーマがさらに備えられたことを示す図面である。 本発明による双方向しきい素子に低域通過フィルタとリミッターを連結したものを示す図面である。 図4aにおいて、低域通過フィルタを2つのインダクタ及び1つのキャパシタで具現し、リミッターをバリスタで具現したものを示す図面である。 本発明による双方向しきい素子に高域通過フィルタとリミッターを連結したものを示す図面である。 図5aにおいて、高域通過フィルタをキャパシタで具現し、リミッターをバリスタで具現したものを示す図面である。 本発明による双方向しきい素子の電圧−電流特性を実験を通じて測定したグラフである。 スピーカー入力音の強さによって従来のスピーカーから生成される微弱信号の電圧の大きさを測定するためのテストセットアップを示す図面である。 図7aにおいて、従来のスピーカーに入力される音の強さによってトランスフォーマ160の前(チャンネル1)と後(チャンネル2)で測定した微弱信号の最大電圧の大きさを示すグラフである。 本発明による案内用スピーカー100cから50cm離れた騷音計D4により測定された音の強さの変化によってオーディオ増幅器AMPから引き込まれる正常なスピーカー駆動信号の大きさを測定するためのテストセットアップを示す図面である。 図8aにおいて、スピーカー出力音の強さによってトランスフォーマの前(チャンネル1)と後(チャンネル2)で測定したスピーカー駆動信号の最大電圧の大きさを示すグラフである。 本発明による微弱信号漏洩遮断装置の微弱信号漏洩遮断効果を実際に聴取して確認するためテストセットアップを示す図面である。 本発明による微弱信号漏洩遮断装置が含まれたスピーカーが正常に動作することを確認するためのテストセットアップを示す図面である。
以下、本発明によるスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置について添付の図面を参照して詳しく説明する。
図2a及び図2bは、本発明による微弱信号漏洩遮断装置240が含まれたスピーカー200を概略的に示す図面である。
図2a及び図2bを参照すれば、本発明によるスピーカー200は、永久磁石210と、該永久磁石210を取り囲むボイスコイル220と、該ボイスコイル220の一側に連結された振動板230と、前記ボイスコイル220の一端に連結され、本発明の一実施例によってスピーカーから発生する微弱信号の漏洩を遮断する微弱信号漏洩遮断装置240とを含む。前記微弱信号漏洩遮断装置240は、両端の電圧差が所定値以上である時にのみ導通し、スピーカー信号線250を介して引き込まれる所定値以上のスピーカー駆動信号は通過させ、所定値未満の微弱信号は遮断する双方向しきい素子240aを含む。
すなわち、本発明によるスピーカー200は、微弱信号漏洩遮断装置240を含むことを除いて従来のスピーカー100aと同一の要素を含む。
前記双方向しきい素子240aは、反対方向に並列連結された2個のダイオード241で構成されるか、または、反対方向に直列連結された2個のジェンナーダイオード243で構成される。他の実施例として、前記双方向しきい素子240aは、1個以上のバリスタを備える。
図3a及び図3bは、本発明の一実施例によるスピーカー200がトランスフォーマ260をさらに含むことを示す図面である。
図3a及び図3bを参照すれば、スピーカー200がトランスフォーマ260をさらに含む場合、前記双方向しきい素子240aは、スピーカー信号線250のうちいずれか1つに直接連結されるか、ボイスコイル220とトランスフォーマ260との間に位置する。 双方向しきい素子240aの位置は、トランスフォーマ260による増幅前後漏洩信号の大きさによって決定される。以下、これについてさらに具体的に説明する。
まず、双方向しきい素子240aのしきい値電圧が前記ボイスコイル220からの微弱信号の大きさよりはるかに大きく、トランスフォーマ260によって増幅された後の微弱信号の大きさより大きい場合、図3aのように、前記双方向しきい素子240aがスピーカー信号線250のうち、いずれか1つに直接連結される。言い替えれば、前記トランスフォーマ260によって増幅される前と後の微弱信号の大きさがいずれも前記双方向しきい素子240aのしきい値電圧より低い場合である。
一方、図3bのように、前記双方向しきい素子240aがボイスコイル220とトランスフォーマ260との間に連結される場合は、前記トランスフォーマ260によって増幅される前の微弱信号の大きさは、前記双方向しきい素子240aのしきい値電圧より低いが、前記トランスフォーマ260によって増幅された後の微弱信号の大きさは、前記双方向しきい素子240aのしきい値電圧より高い場合である。
すなわち、前記トランスフォーマ260によって増幅される前と後の微弱信号の大きさが前記双方向しきい素子240aのしきい値電圧より高いか低いかによって前記双方向しきい素子240aの位置が異なる。
このように前記双方向しきい素子240aの位置を異ならしめる理由は、前記双方向しきい素子240aの位置におけるしきい値電圧に対するスピーカー駆動信号が大きいほど、音響信号の歪みが小くなるからである。
一方、可聴周波数以上のノイズまたは異常信号によって前記双方向しきい素子240aが不適切に導通される場合、ボイスコイル220の微弱信号がスピーカーから漏洩されることがある。
このために、本発明では、前記双方向しきい素子240aに低帯域通過フィルタ(LPF)とリミッターを追加し、可聴周波数以上のノイズまたは異常信号を遮断するか、高帯域通過フィルタ(HPF)及びリミッターを追加し、他の経路へ迂回するようにすることによって、前記双方向しきい素子240aが不適切に導通されることを防止する。以下、これについてさらに詳しく説明する。
図4aは、本発明による双方向しきい素子240aに低域通過フィルタ270a及びリミッター280を連結したものを示す図面であり、図4bは、図4aで低域通過フィルタ270aを2つのインダクタ及び1つのキャパシタで具現し、リミッター280をバリスタに具現したことを示す図面である。
図4a及び図4bを参照すれば、前記低域通過フィルタ270aは、オーディオ信号を通過させる反面、可聴周波数以上の信号を遮断し、前記リミッター280は、スピーカー信号線250の両端の電圧差を許容値以下に制限することによって、前記双方向しきい素子240aが不適切に導通されることを防止することができる。
図5aは、本発明による双方向しきい素子240aに高域通過フィルタ270b及びリミッター280を連結したものを示す図面であり、図5bは、図5aで高域通過フィルタ270bをキャパシタに具現し、リミッター280をバリスタに具現したものを示す図面である。
図5a及び図5bを参照すれば、前記高域通過フィルタ270bは、可聴周波数以上の信号を通過させる反面、オーディオ信号を遮断し、前記リミッター280は、スピーカー信号線250両端の電圧差を許容値以下に制限することによって、前記双方向しきい素子240aが不適切に導通されることを防止することができる。
以下、本発明による双方向しきい素子240aの動作を実験結果を通じてさらに詳しく説明する。
図6は、本発明による双方向しきい素子240aの電圧−電流特性を実験を通じて測定したグラフである。
実験の際に、図6の左側上端のように、本発明による双方向しきい素子240aに31Ωの抵抗を直列連結した後、DC電圧を印加し、印加されたDC電圧によって電流を測定した。この時、ダイオードが汎用ダイオードである場合と、ショットキーダイオードである場合に対してそれぞれ測定した。
測定結果、図6のグラフのように、汎用ダイオードを使用する場合には、−0.3V〜+0.3V区間でほとんど電流が流れない陰影区域が存在するということを確認することができ、ショットキーダイオードを使用する場合には、−0.1V〜+0.1V区間で陰影区域が存在するということを確認することができる。
すなわち、本発明による双方向しきい素子240aに汎用ダイオードを使用する場合、しきい値電圧は0.3Vになり、ショットキーダイオードを使用する場合、しきい値電圧は0.1Vになる。
図7aは、スピーカー入力音の強さによって従来のスピーカー100cから生成される微弱信号の電圧の大きさを測定するためのテストセットアップを示す図面であり、図7bは、図7aにて従来のスピーカー100cに入力される音の強さによってトランスフォーマ160の前(チャンネル1)と後(チャンネル2)で測定した微弱信号の最大電圧大きさ(peak-to-peak電圧)を示すグラフである。
図7aのように、信号発生器D1、オーディオ増幅器AMP及び従来のスピーカー100aを使用して1kHz音波を発生させた後、スピーカー100aから50cm離れたところに位置する案内放送スピーカー100cに入射される音波の音の強さを騷音計D4を使用して測定した。音の強さによってトランスフォーマ160の前(チャンネル1)と後(チャンネル2)で観測される信号の最大電圧大きさをオシロスコープで測定した。この時、案内放送スピーカー100cとして、韓国インターエム社のCS−03が使用された。
図7bから分かるように、通常的な対話の音の強さの70〜75dBでチャンネル1の最大電圧の大きさは2mV未満であり、チャンネル2の最大電圧の大きさは25mV未満であった。また、騷音の酷い工場騷音水準の95.6dBでチャンネル1の最大電圧大きさは7mV未満であり、チャンネル2の最大電圧の大きさは200mV未満であった。
したがって、汎用ダイオードで構成された0.3Vのしきい値電圧を有する本発明による双方向しきい素子240aをチャンネル2地点に連結したり(図3a参照)、またはショットキーダイオードで構成された0.1Vのしきい値電圧を有する本発明による双方向しきい素子240aをチャンネル1地点に連結する場合(図3b参照)、ボイスコイルの微弱信号が漏洩されることを遮断することができる。
図8aは、本発明による案内用スピーカー100cから50cm離れた騷音計D4により測定された音の強さの変化によってオーディオ増幅器AMPから引き込まれる正常なスピーカー駆動信号の大きさを測定するためのテストセットアップを示す図面であり、図8bは、図8aでスピーカー出力音の強さによってトランスフォーマの前(チャンネル1)と後(チャンネル2)で測定したスピーカー駆動信号の最大電圧の大きさを示すグラフである。
図8aのように、信号発生器D1を使用して1kHz音波を発生させた後、オーディオアンプAMPを経て案内放送スピーカー100cに入力させた。また、50cm離れた箇所に設置された騷音計D4を利用してスピーカー100cに入射される音波の音の強さを測定した。音の強さの変化によってトランスフォーマ160の前(チャンネル1)と後(チャンネル2)で観察される信号の最大電圧の大きさをオシロスコープで測定した。この時、使用した案内放送スピーカー100cは、韓国インターエム社のCS−03である。
図8bから分かるように、62.5dBの音の強さでもチャンネル1の最大電圧の大きさは1mV以上であり、チャンネル2の最大電圧大きさは15mV以上であった。
したがって、本発明の一実施例によってショットキーで具現された双方向しきい素子240aをチャンネル1地点に設置して使用したり、本発明の他の実施例によって汎用ダイオードで具現された双方向しきい素子240aをチャンネル2地点に設置することができる。
図9は、本発明による微弱信号漏洩遮断装置240の微弱信号漏洩遮断効果を実際に聴取して確認するための図面である。
図9のように、MP3プレーヤーD5に録音された対話音をオーディオアンプAMPと従来のスピーカー100aを経て出力させた後、50cm離れた箇所で本発明による微弱信号漏洩遮断装置240が含まれたスピーカー200に入射される音の強さを騷音計D4を利用して測定した。次に、スピーカー200の信号線をタッピングして、低ノイズ増幅器LNAで音を聴取した。
このような実験結果、騷音計に入射される音の強さが90dBの場合でも、微弱信号漏洩遮断装置240により、対話音を聴取することができなかった。しかし、微弱信号漏洩遮断装置240をスピーカー200から除去した場合には、入射される音の強さが70dBだけでも、対話音を聴取することができた。
図10は、本発明による微弱信号漏洩遮断装置240が含まれたスピーカー200が正常に動作することを確認するための図面である。
図10のように、MP3プレーヤーD5に録音された対話音信号をオーディオアンプAMPを経て本発明による微弱信号漏洩遮断装置240が含まれたスピーカー200に入力させた後、50cm離れた箇所で音の強さを騷音計D4で測定した。
正常動作時には、約76dBの音の強さが測定されたが、微弱信号漏洩遮断装置240を除去した場合には、音の強さが約82dBに増加した。
すなわち、本発明による微弱信号漏洩遮断装置240によって約6dBほど音の強さを減少させるが、本発明による案内放送用スピーカーは、スピーカーの周辺音によって生成される微弱信号を遮断し、深刻な音の変化なく正常に作動することができ、これにより、スピーカーを利用した盗聴を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を中心に説明した。しかし、本発明の実施例は、当業界における通常の知識を有する者に本発明をさらに完全に説明するために提供されるもので、様々な他の形態に変形されることができることは勿論である。
100a 従来のスピーカー
100b マイク
100c 従来の案内放送スピーカー
200 本発明のスピーカー
110a、110b、210 永久磁石
120a、120b、220 ボイスコイル
130a、130b、230 振動板
140a、250 スピーカー信号線
140b マイク信号線
160、260 トランスフォーマ
240 微弱信号漏洩遮断装置
240a 双方向しきい素子
241 ダイオード
243 ジェンナーダイオード
270a 低域通過フィルタ
270b 高域通過フィルタ
280 リミッター
D1 信号発生器
D2 信号受信器
D3 音響機器
D4 騷音計
D5 MP3プレーヤー
AMP オーディオアンプ

Claims (9)

  1. 両端の電圧差が所定値以上である時にのみ導通する双方向しきい素子を含み、
    前記双方向しきい素子は、前記所定値以上のスピーカー駆動信号は通過させ、前記所定値未満の微弱信号は遮断することを特徴とするスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  2. 前記双方向しきい素子は、
    反対方向に並列連結された2個のダイオードを備えるか、または反対方向に直列連結された2個のジェンナーダイオードを備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  3. 前記双方向しきい素子は、
    1個以上のバリスタを備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  4. 可聴周波数以上のノイズまたは異常信号を遮断するための低域通過フィルタをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  5. 前記低域通過フィルタは、インダクタ及びキャパシタを含むことを特徴とする請求項4に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  6. 可聴周波数以上のノイズまたは異常信号を他の経路へ迂回させるための高域通過フィルタをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  7. 前記高域通過フィルタは、キャパシタを備えることを特徴とする請求項6に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  8. 前記スピーカー信号線の両端の電圧差を所定値以下に制限するリミッターをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
  9. 前記リミッターは、バリスタを備えることを特徴とする請求項8に記載のスピーカーの微弱信号漏洩遮断装置。
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