JP2010103635A - 2周波共用アンテナ装置 - Google Patents

2周波共用アンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010103635A
JP2010103635A JP2008271154A JP2008271154A JP2010103635A JP 2010103635 A JP2010103635 A JP 2010103635A JP 2008271154 A JP2008271154 A JP 2008271154A JP 2008271154 A JP2008271154 A JP 2008271154A JP 2010103635 A JP2010103635 A JP 2010103635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
uhf
ground wire
vhf
coaxial tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008271154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4980327B2 (ja
Inventor
Shizunori Fujita
静憲 藤田
Rikuo Fujita
陸男 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
Priority to JP2008271154A priority Critical patent/JP4980327B2/ja
Publication of JP2010103635A publication Critical patent/JP2010103635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4980327B2 publication Critical patent/JP4980327B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

【課題】UHF帯における通信距離を長くして広いエリアをカバーできると共に小型化が可能な2周波共用アンテナ装置を提供する。
【解決手段】整合器20の整合器ケース21を杭22により接地し、整合器ケース21の上部にVHFアンテナ30及びUHFアンテナ40を設ける。UHFアンテナ40は、同軸管31の中心導体33を外部導体32の上端から上方に所定長さ突出させて放射素子とし、外部導体32の上部に地線素子を2段に設けてブラウンアンテナを構成する。各地線素子は上端をコンデンサを介して外部導体32に接続する。VHFアンテナ30は、所定の長さを有する同軸管31の外部導体32を放射素子とし、地面をグランドにしたモノポールアンテナを構成する。そして、VHFアンテナ30には整合器20を介して同軸管31の外部導体32に給電し、UHFアンテナ40には整合器20及び同軸管31を介して給電する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、垂直偏波の無指向性アンテナの特性を有し、簡易設置型基地局としての無線通信等に使用される2周波共用アンテナ装置に関する。
例えばVHF帯及びUHF帯の電波を使用する簡易設置型基地局を設置する場合、VHF帯及びUHF帯のアンテナを設置する必要があるが、VHF帯及びUHF帯でそれぞれ別のアンテナを設置すると時間が掛かり、アンテナの設置場所を選ぶなどの問題がある。このため簡易設置型基地局用のアンテナとしては、従来1つのアンテナでVHF帯及びUHF帯の周波数を共用できる2周波共用アンテナを使用している。
上記VHF帯及びUHF帯の周波数を共用できる2周波共用アンテナとしては、従来、大地をグランドにしたモノポール形アンテナや地線素子を水平方向に設けた地線付モノポールアンテナ(ブラウンアンテナ)が知られている(例えば、特許文献1参照。)
上記大地をグランドにしたモノポール形アンテナは、図13に示すようにモノポール形のUHFアンテナ11及びVHFアンテナ12を大地14に対して垂直方向に直線状に配置し、両者間にローディング素子13を設けている。この場合、下側にUHFアンテナ11、上側にVHFアンテナ12を配置し、UHFアンテナ11の下部に設けた給電部15から給電している。上記のように下側にUHFアンテナ11、上側にVHFアンテナ12を配置することにより、整合が取りやすく反射損失も少なくなる。
しかし、波長の短いUHF帯では、UHFアンテナ11を下側に設けた場合、上側に設けた場合に比較して見通し距離が短くなり、通信距離が極端に短くなるという問題がある。
また、地線素子を水平方向に設けた地線付モノポールアンテナ(ブラウンアンテナ)は、地線1本の長さが約λ/4(λ:使用周波数の波長)になり、アンテナが大きくなってしまい、簡易設置型基地局で使用する場合、組立て時に横に張り出した地線で怪我をする等の問題がある。
また、本発明に関連する公知技術として、中波帯及び短波帯に使用されるコニカルモノポールアンテナにおいて、支柱の長さを最低使用周波数帯の1/20波長程度に短くし、ローディング素子、ローディングコイル、地線素子等を付加することにより、広帯域特性を持たせると共に水平ステーを不要にして開設、撤収作業を容易に行えるようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−93026号公報 実開平5−36916号公報
上記図13に示した従来のモノポール形アンテナの2周波共用アンテナは、整合及び反射損失の関係から下側にUHFアンテナ11を配置し、その上側にVHFアンテナ12を配置しているが、波長の短いUHF帯では基本的に回折波による電波伝播が行われないので、UHFアンテナ11を下側に設けた場合、上側に設けた場合に比較して極端に通信距離が短くなるという問題がある。
また、従来用いられているブラウンアンテナは、約λ/4の長さの地線が使用されるので、アンテナが大型化すると共に、簡易設置型基地局で使用する場合、組立て時に横に張り出した地線で怪我をする等の問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、UHF帯における通信距離を長くして広いエリアをカバーできると共に小型化が可能となり、簡易設置型基地局で使用する場合においても安全に組み立てることができる2周波共用アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る2周波共用アンテナ装置は、管状外部導体と中心導体が同軸状に設けられた同軸管と、前記同軸管の上側に設けられ、前記同軸管の中心導体に接続されるUHFアンテナの放射素子と、前記同軸管の上端より斜め下方に放射状に配置される少なくとも3本の第1の地線素子と、前記同軸管に前記第1の地線素子より下方位置に所定の間隔をおいて設けられる該第1の地線素子と略同形の第2の地線素子と、前記第1及び第2の地線素子の上端と前記同軸管の外部導体との間にそれぞれ接続されるコンデンサと、前記同軸管の外部導体を所定の長さに設定して構成されるVHFアンテナの放射素子と、前記同軸管を介してUHFアンテナの放射素子に給電する第1の給電手段と、前記VHFアンテナの放射素子を構成する前記同軸管の外部導体に給電する第2の給電手段とを具備し、前記UHFアンテナの放射素子と前記第1及び第2の地線素子により地線付モノポールアンテナを構成することを特徴とする。
本発明によれば、VHFアンテナの上側にUHFアンテナを配置した場合であっても、2段の地線素子を設けることによって確実に整合でき、広帯域特性とすることができる。また、UHFアンテナは、VHFアンテナの上側に配置して高い位置に設けることが可能であるので、UHF帯における通信距離を長くして広いエリアをカバーできる。
また、VHFアンテナは、UHFアンテナに設けた2段の地線素子が天頂部に装荷した容量素子と同じ効果が得られ、低姿勢化して小型化することができる。従って、アンテナ全体の長さを短くして小型に形成でき、容易に可搬できると共に安全に組み立てることが可能となり、簡易設置型基地局での使用に好適する構成とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る2周波共用アンテナ装置の斜視図、図2は同2周波共用アンテナ装置の側面図である。
図1及び図2において、20は整合器で、金属製の整合器ケース21を使用しており、該整合器ケース21は杭22を介して接地される。上記整合器20は、整合器ケース21の側面にVHF給電用接栓23及びUHF給電用接栓24が設けられると共に他の側面に杭取付金具25が装着される。杭取付金具25は、略L字状に折り曲げて形成され、その折り曲げ先端部が下方を向くように整合器ケース21の側面に取付けられる。上記VHF給電用接栓23及びUHF給電用接栓24は、それぞれ給電用同軸ケーブルを介して無線機(図示せず)に接続される。
一方、杭22は、簡易設置型基地局を設置する際に地中に挿入されるもので、例えば板状部材が上方から見て略90度に折り曲げられ、その下部先端が先鋭に形成されている。また、杭22の一方の側部外側面に略コの字状に折り曲げられた接合金具26が取付けられる。この接合金具26の内側に上記整合器20の整合器ケース21に設けられた杭取付金具25が上方から圧入力されて接合され、整合器ケース21と杭22が電気的に接続されるようになっている。この場合、接合金具26は、例えば内側にバネ部材を装着し、整合器ケース21の杭取付金具25が挿入された際に圧着して電気的接続が確実に行われるようにしている。
そして、上記整合器ケース21の上部にVHFアンテナ30が装着され、このVHFアンテナ30の上部にUHFアンテナ40が設けられる。
上記UHFアンテナ40に対しては、同軸管31により給電される。この同軸管31は、金属パイプを用いた管状の外部導体32と、この外部導体32の中心軸に沿って同軸状に設けられる棒状の中心導体33からなり、この中心導体33は外部導体32の上端から上方に長さL1だけ突出して設けられ、この突出部分がUHFアンテナ40の放射素子として用いられる。
また、同軸管31の外部導体32は、VHFアンテナ30の放射素子として用いられるもので、L2の長さを有している。上記UHFアンテナ40の長さL1は約λ/4の長さに設定され、VHFアンテナ30の長さL2は約λ/8の長さに設定される。上記λは使用するUHF帯域における中心周波数の波長であり、λは使用するVHF帯域における下端周波数の波長である。
そして、上記同軸管31の外部導体32の上部には、UHFアンテナ40の地線素子が2段に設けられる。すなわち外部導体32の上部に上部絶縁基板41a及び下部絶縁基板41bが約λ/4の間隔L3を保って設けられ、上部絶縁基板41aに複数本例えば少なくとも3本の上部地線素子42a〜42cが等間隔すなわち120度の間隔で下方に所定の角度例えば約30度の角度で放射状に設けられる。上部地線素子42a〜42cは、約λ/4の長さL4を有し、その上端は図3に示すように小容量のコンデンサ43a〜43cを介して外部導体32に接続される。図3は、上部地線素子42a〜42c(下部地線素子44a〜44c)と同軸管31の外部導体32との接続関係を示す構成図である。
また、下部絶縁基板41bには、長さL4の下部地線素子44a〜44cが等間隔で下方に約30度の角度で放射状に設けられる。上記下部地線素子44a〜44cの上端は、上部地線素子42a〜42cと同様に小容量のコンデンサ45a〜45cを介して外部導体32に接続される。上記上部地線素子42a〜42cと下部地線素子44a〜44cは、略同形状に形成される。
上記のようにUHFアンテナ40は、同軸管31の外部導体32から上方に突出させた中心導体33に対し、上部地線素子42a〜42cと下部地線素子44a〜44cを2段に設けてブラウンアンテナを構成している。
また、VHFアンテナ30は、同軸管31の外部導体32を利用し、地面をグランドにしたモノポールアンテナを構成している。この場合、VHFアンテナ30は、UHFアンテナ40の上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cが天頂部に装荷した容量素子と同じ効果が得られ、アンテナの低姿勢化を図ることができる。
そして、上記整合器20の整合器ケース21内には、図4に示すようにVHF整合回路51及びUHF整合回路52が設けられる。VHF整合回路51はVHF帯の信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)53を介してVHF給電用接栓23に接続され、UHF整合回路52はUHF帯の信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)54を介してUHF給電用接栓24に接続される。
上記整合器ケース21の上面には、アンテナを装着するためのアンテナ接合部56が設けられる。アンテナ接合部56は、中心導体接続部57及び外部導体接続部58からなり、外部導体接続部58は整合器ケース21とは絶縁した状態で設けられる。上記VHF整合回路51は、外部導体接続部58に接続され、UHF整合回路52はコンデンサ61を介して接続される。また、外部導体接続部58は、コンデンサ62を介して整合器ケース21に接続される。
上記アンテナ接合部56には、上記同軸管31が装着される。この場合、同軸管31の外部導体32から下方に導出した中心導体33が中心導体接続部57に接続され、外部導体32は外部導体接続部58に接続される。
すなわち、無線機から整合器20のVHF給電用接栓23に供給されるVHF帯の信号は、ローパスフィルタ53、VHF整合回路51、アンテナ接合部56の外部導体接続部58を介してVHFアンテナ30(同軸管31の外部導体32)に給電される。また、無線機から整合器20のUHF給電用接栓24に供給されるUHF帯の信号は、ハイパスフィルタ54、UHF整合回路52、コンデンサ61、62、アンテナ接合部56(中心導体接続部57及び外部導体接続部58)、同軸管31(中心導体33及び外部導体32)を介してUHFアンテナ40に給電される。
上記実施形態において、UHFアンテナ40は、同軸管31の外部導体32から上方に突出して設けた中心導体33が放射素子、外部導体32の上端部から等間隔で斜め下方に放射状に設けた2段の地線素子(上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44c)によって地線付モノポールアンテナ(ブラウンアンテナ)を構成している。
上記のようにVHFアンテナ30の上側にUHFアンテナ40を配置した場合であっても、2段の地線素子、すなわち上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cを設けることによって確実に整合でき、広帯域特性とすることができる。1段の地線素子すなわち上部地線素子42a〜42cを設けることで、ある特定の共振周波数では整合されるが、広帯域特性を実現することは困難である。このため本実施形態は、2段の地線素子を設けてUHF帯域における広帯域特性を実現している。
地線素子が1段のときは共振周波数から離れれば離れる程、地線素子で電波を反射しきれなくなって放射素子からの放射が減っていき、同軸管31の外部導体32を伝わって電源側に戻ってしまう現象が生じる。
しかし、地線素子を2段に設けることで、同軸管31の外部導体32を伝わって電源側に戻る電磁波をUHFアンテナの放射素子から再度放射させることができ、広帯域化を図ることができる。
また、UHFアンテナ40は、VHFアンテナ30の上側、すなわち高い位置に設けることが可能であるので、UHF帯における通信距離を長くして広いエリアをカバーできる。
また、通常、ブラウンアンテナは、地線素子の開き角度θが40度程度で整合されるが、上記実施形態ではアンテナの小型化を図るために上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cの開き角度θを約30度に設定している。上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cの開き角度θを約30度に設定しても、問題なく整合することが可能であり、これによりアンテナの小型化を図ることができる。
一方、VHFアンテナ30は、同軸管31の外部導体32を放射素子とし、杭22を介して接地することで、地面をグランドにしたモノポールアンテナを構成している。また、VHFアンテナ30は、UHFアンテナ40の上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cが天頂部に装荷した容量素子と同じ効果が得られ、アンテナを低姿勢化して小型化することができる。従って、上記実施形態に係るVHFアンテナ30は、通常のλ/4のモノポールアンテナと比較して約半分の長さ約λ/8で構成することができる。
上記実施形態に係る2周波共用アンテナ装置は、全体の長さを短くして小型に形成できるので、容易に可搬できると共に安全に組み立てることができ、簡易設置型基地局での使用に好適する構成とすることができる。
図5は上記実施形態におけるVHFアンテナ30のVSWR特性で、横軸にf/fc(fは周波数、fcは中心周波数)をとり、縦軸にVSWRをとって示した。
図6は上記実施形態におけるUHFアンテナ40のVSWR特性で、横軸にf/fcをとり、縦軸にVSWRをとって示した。
図7及び図8は上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間に設けたコンデンサ43a〜43c、45a〜45cの効果を比較するために示したVSWR特性である。
上記図7は上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間を短絡した場合、すなわち、コンデンサ43a〜43c、45a〜45cを介在せずに短絡した場合のVHFアンテナ30のVSWR特性で、横軸にf/fcをとり、縦軸にVSWRをとって示した。上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間を短絡した場合、高い周波数のVSWRが悪くなっている。
また、図8は上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間を開放した場合のUHFアンテナ40のVSWR特性で、横軸にf/fcをとり、縦軸にVSWRをとって示した。上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間を開放した場合、周波数帯域が非常に狭くなっている。
上記のように上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間を短絡した場合は、VHFアンテナ30のVSWR特性が悪くなり、上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間を開放した場合は、UHFアンテナ40のVSWR特性が悪くなる。
このため本実施形態では、上部地線素子42a〜42c及び下部地線素子44a〜44cと同軸管31の外部導体32との間にコンデンサ43a〜43c、45a〜45cを介在することにより、図5及び図6に示すようにVHFアンテナ30及びUHFアンテナ40のVSWR特性を改善している。すなわち、VHFアンテナ30では図5に示したように高い周波数のVSWR特性を改善することができ、UHFアンテナ40では図6に示したように広帯域化が可能となり、広い帯域に亘ってVSWRを3以下に保つことができる。
図9は上記VHFアンテナ30のVHF帯中心周波数における垂直面指向特性を示す図で、8の字の指向性となっている。図10はVHFアンテナ30のVHF帯中心周波数における水平面指向特性を示したもので、無指向性となっている。
図11はUHFアンテナ40のUHF帯中心周波数における垂直面指向特性を示す図で、略8の字の指向性となっている。図12はUHFアンテナ40のUHF帯中心周波数における水平面指向特性を示したもので、無指向性となっている。
なお、上記実施形態では、同軸管31の中心導体33を外部導体32の上端部から上方に所定長さ突出させてUHFアンテナ40の放射素子を構成した場合について示したが、中心導体33とは別個にUHFアンテナの放射素子を設けて上記中心導体33に接続するようにしてもよい。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る2周波共用アンテナ装置の斜視図である。 同実施形態における2周波共用アンテナ装置の側面図である。 同実施形態における2周波共用アンテナ装置の地線素子と同軸管の外部導体との接続関係を示す構成図である。 同実施形態における整合器の回路構成及び整合器と同軸管との電気的接続状態を示す図である。 同実施形態におけるVHFアンテナのVSWR特性を示す図である。 同実施形態におけるUHFアンテナのVSWR特性を示す図である。 同実施形態において、上部地線素子及び下部地線素子と同軸管の外部導体との間を短絡した場合のVHFアンテナのVSWR特性を示す図である。 同実施形態において、上部地線素子及び下部地線素子と同軸管の外部導体との間を開放した場合のUHFアンテナのVSWR特性を示す図である。 同実施形態において、VHFアンテナのVHF帯中心周波数における垂直面指向特性を示す図である。 同実施形態において、VHFアンテナのVHF帯中心周波数における水平面指向特性を示す図である。 同実施形態において、UHFアンテナのUHF帯中心周波数における垂直面指向特性を示す図である。 同実施形態において、UHFアンテナのUHF帯中心周波数における水平面指向特性を示す図である。 モノポール形のUHFアンテナ及びVHFアンテナを大地に対して垂直方向に直線状に配置した従来の2周波共用アンテナ装置の構成を示す側面図である。
符号の説明
20…整合器、21…整合器ケース、22…杭、23…VHF給電用接栓、24…UHF給電用接栓、25…杭取付金具、26…接合金具、30…VHFアンテナ、31…同軸管、32…外部導体、33…中心導体、40…UHFアンテナ、41a…上部絶縁基板、41b…下部絶縁基板、42a〜42c…上部地線素子、43a〜43c…コンデンサ、44a〜44c…下部地線素子、45a〜45c…コンデンサ、51…VHF整合回路、52…UHF整合回路、53…ローパスフィルタ(LPF)、54…ハイパスフィルタ(HPF)、56…アンテナ接合部、57…中心導体接続部、58…外部導体接続部、61、62…コンデンサ。

Claims (1)

  1. 管状外部導体と中心導体が同軸状に設けられた同軸管と、前記同軸管の上側に設けられ、前記同軸管の中心導体に接続されるUHFアンテナの放射素子と、前記同軸管の上端より斜め下方に放射状に配置される少なくとも3本の第1の地線素子と、前記同軸管に前記第1の地線素子より下方位置に所定の間隔をおいて設けられる該第1の地線素子と略同形の第2の地線素子と、前記第1及び第2の地線素子の上端と前記同軸管の外部導体との間にそれぞれ接続されるコンデンサと、前記同軸管の外部導体を所定の長さに設定して構成されるVHFアンテナの放射素子と、前記同軸管を介してUHFアンテナの放射素子に給電する第1の給電手段と、前記VHFアンテナの放射素子を構成する前記同軸管の外部導体に給電する第2の給電手段とを具備し、
    前記UHFアンテナの放射素子と前記第1及び第2の地線素子により地線付モノポールアンテナを構成することを特徴とする2周波共用アンテナ装置。
JP2008271154A 2008-10-21 2008-10-21 2周波共用アンテナ装置 Expired - Fee Related JP4980327B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271154A JP4980327B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 2周波共用アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271154A JP4980327B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 2周波共用アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010103635A true JP2010103635A (ja) 2010-05-06
JP4980327B2 JP4980327B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=42293897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271154A Expired - Fee Related JP4980327B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 2周波共用アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4980327B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019214A (ja) * 2009-06-08 2011-01-27 Panasonic Corp 携帯無線機
WO2011155190A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 パナソニック株式会社 携帯無線機
JP2018133792A (ja) * 2017-02-18 2018-08-23 トヨタ自動車東日本株式会社 車両用アンテナ
CN111541953A (zh) * 2020-04-08 2020-08-14 四川华能宝兴河水电有限责任公司 利用短波、超短波技术的专用通讯系统
CN113258269A (zh) * 2021-05-13 2021-08-13 维沃移动通信有限公司 天线组件和电子设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111755821B (zh) * 2020-07-15 2021-04-20 上海海积信息科技股份有限公司 一种一体化天线

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3665478A (en) * 1970-08-31 1972-05-23 Richard C Dempsey Foldable antenna operable in dual modes
US4149169A (en) * 1978-01-20 1979-04-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Configuration of two antennae with signal isolation
JPH0382912U (ja) * 1989-12-12 1991-08-23
JPH0993026A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Taichi Sato モノポールアンテナ
US20050134516A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-23 Andrew Corporation Dual Band Sleeve Antenna

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3665478A (en) * 1970-08-31 1972-05-23 Richard C Dempsey Foldable antenna operable in dual modes
US4149169A (en) * 1978-01-20 1979-04-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Configuration of two antennae with signal isolation
JPH0382912U (ja) * 1989-12-12 1991-08-23
JPH0993026A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Taichi Sato モノポールアンテナ
US20050134516A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-23 Andrew Corporation Dual Band Sleeve Antenna

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019214A (ja) * 2009-06-08 2011-01-27 Panasonic Corp 携帯無線機
WO2011155190A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 パナソニック株式会社 携帯無線機
JP2018133792A (ja) * 2017-02-18 2018-08-23 トヨタ自動車東日本株式会社 車両用アンテナ
CN111541953A (zh) * 2020-04-08 2020-08-14 四川华能宝兴河水电有限责任公司 利用短波、超短波技术的专用通讯系统
CN113258269A (zh) * 2021-05-13 2021-08-13 维沃移动通信有限公司 天线组件和电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4980327B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108352614B (zh) 具有wifi接收能力的全向电视天线
JP4063833B2 (ja) アンテナ装置及び携帯無線端末
US8497808B2 (en) Ultra-wideband miniaturized omnidirectional antennas via multi-mode three-dimensional (3-D) traveling-wave (TW)
TWI411160B (zh) 天線及具有該天線之通訊裝置
WO2011102143A1 (ja) アンテナ装置及びこれを搭載した携帯無線端末
JP4171008B2 (ja) アンテナ装置および携帯無線機
JP4980327B2 (ja) 2周波共用アンテナ装置
WO2012029390A1 (ja) アンテナ装置及び無線通信機
KR20150110291A (ko) 다중대역 하이브리드 안테나
WO1998058423A1 (fr) Antenne a polarisation circulaire grand angle
JP2005286895A (ja) アンテナ装置および携帯無線装置
US20170170555A1 (en) Decoupled Antennas For Wireless Communication
US8619000B2 (en) Antenna device
JPH08204431A (ja) 多共振アンテナ装置
TWI566474B (zh) 多頻天線
US20150270614A1 (en) Antenna
CN210111029U (zh) 一种双频天线及飞行器
KR101523026B1 (ko) 다중대역 옴니 안테나
US6788261B1 (en) Antenna with multiple radiators
US9531056B2 (en) Patch antenna and wireless communication device using the same
JP2999754B1 (ja) 二周波共用逆f型アンテナ
JP5837452B2 (ja) アンテナ装置
JP2008079303A (ja) アンテナ装置
JP2006135605A (ja) 水平偏波用アンテナ
JP6311512B2 (ja) 統合アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120418

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4980327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees