JP2010099468A - マイクロ波システムチューナー - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロ波エネルギー送達および測定システムを提供すること。
【解決手段】マイクロ波エネルギー送達および測定システムであって、マイクロ波エネルギーを送達する形態のマイクロ波エネルギー供給源と、マイクロ波エネルギー送達デバイスを、マイクロ波エネルギー供給源と測定システムの1つに接続する形態のスイッチングネットワークと、スイッチングネットワークとマイクロ波エネルギー送達デバイスとの間に接続されたチューナーであって、チューナーは、チューナー制御信号に基づいて該マイクロ波エネルギー送達デバイスの回路インピーダンスを調整する形態である、チューナーと、測定システムからデータを受容する形態の制御システムであって、制御システムは、マイクロ波エネルギー送達デバイスと、マイクロ波エネルギー供給源との間のインピーダンスミスマッチを決定し、制御信号をチューナーに提供する形態である、制御システムとを備えている。
【選択図】図1

Description

(背景)
1.技術分野
本発明は、医療手順を実施するためのシステムおよび方法に関し、ここで、この医療手順は、エネルギーの生成およびエネルギー供給源から動的に変化するデバイスまでのエネルギーの移動を、より詳細には、マイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムを通るエネルギーの効率的移動を含む。
2.関連技術の説明
マイクロ波切除(ablation)手順の間に、マイクロ波アンテナプローブの電気的性能は、切除処置の経過全体で変化する。性能における変化は、デバイスに起因し得るか、または組織特性における変化に起因し得る。切除の間のアンテナ特性、アンテナ性能または組織特性における変化の指標であるパラメーターを観察する能力は、マイクロ波切除の理解を大いに支援する。
例えば、アンテナインピーダンスを測定することは、アンテナ性能および/またはアンテナ特性における変化を決定するための共通の方法である。マイクロ波システムは、代表的には、例えば、50オーム(Ohm)のような特性インピーダンスに設計され、ここで発生器、送達システム、切除デバイスおよび組織のインピーダンスは、この特性インピーダンスにほぼ等しい。エネルギー送達の効率は、システムの任意の部分のインピーダンスが変化するとき減少する。
低周波数RFシステムでは、インピーダンスは、既知の電圧で送達された電流を測定すること、そして周知のアルゴリズムを用いて組織インピーダンスを算出することにより容易に決定され得る。マイクロ波周波数における組織インピーダンスの正確な測定を得ることは、回路がマイクロ波周波数で異なって挙動するのでより困難である。例えば、RFシステムにおける電極とは異なり、マイクロ波システムにおけるアンテナは、電流を組織に伝導しない。さらに、マイクロ波システム中のその他の構成要素は、アンテナのようにエネルギーを伝送または放射し得るか、または構成要素は、エネルギーを発生器に反射して戻す。従って、マイクロ波発生器によって生成されたエネルギーの何%が組織に実際に送達されるのかを決定することは困難であり、そして組織インピーダンスのための従来のアルゴリズムは不正確である。
従って、代表的には、インピーダンスを測定するその他の方法が、マイクロ波システムで用いられる。1つの周知の方法は、順方向電力および反射電力の測定を用いる間接法である。これは、一般に受容された方法ではあるが、この方法はまた、不正確であることが証明され得る。なぜなら、この方法は、構成要素損失を説明できず、そしてインピーダンスを算出するために、例えば、方向性結合器からの順方向および反射電力のような間接測定に依存するからである。さらに、この方法は、アンテナインピーダンスを決定するために重要な構成要素である位相に関連する情報を提供しない。
マイクロ波エネルギー送達システムにおいてインピーダンスを測定する1つの代替方法は、広帯域散乱パラメーターを決定することによる。高電力切除サイクル全体で周期的にアンテナ広域帯散乱パラメーターを捕捉することは、正確な較正を必要とする設備の使用を必要にする。不幸なことに、この設備は、高電圧信号によって損傷する傾向があり、そしてマイクロ波エネルギー送達システムは、代表的には、このような設備を収容および保護するために再構成される必要がある。
本開示は、広域帯散乱パラメーターを測定するためシステムを含む直接法および間接法によってマイクロ波エネルギー送達システムにおけるインピーダンスを測定するシステムを含むマイクロ波調査ツール(MRT)を記載する。
(要旨)
本開示は、マイクロ波エネルギー送達および測定システムに関し、マイクロ波エネルギーを送達する形態のマイクロ波エネルギー供給源、測定システム、上記マイクロ波エネルギー送達デバイスを、上記マイクロ波エネルギー供給源と上記測定システムとの間に接続する形態のスイッチングネットワーク、上記スイッチングネットワークと上記マイクロ波エネルギー送達デバイスと制御システムとの間に接続されるチューナーを含む。このチューナーは、上記エネルギー送達デバイスの回路インピーダンスを、チューナー制御信号に基づき調整する。上記制御システムは、上記測定システムからデータを受容する形態であり、上記マイクロ波エネルギー送達デバイスと上記マイクロ波エネルギー供給源との間のインピーダンスミスマッチを決定し、そして上記チューナーに制御信号を提供する。上記測定システムは、上記マイクロ波エネルギー供給源によって送達されるエネルギーに関する第1の信号を受容する形態のアナログ入力、および上記マイクロ波エネルギー送達デバイスを駆動する形態の第2の信号を生成する形態のアナログ出力を含む。上記第2の信号のパラメーターは、上記マイクロ波エネルギー送達デバイスの特性に関連する。
1つの実施形態では、上記アナログ入力によって受容される第1の信号は、順方向電力、反射電力または温度である。上記アナログ出力によって生成される第2の信号は、RF信号またはマイクロ波信号である。
上記スイッチングネットワークは、上記マイクロ波エネルギー供給源と上記測定システムとを電気的に絶縁する。上記マイクロ波エネルギー供給源は、マイクロ波信号を生成する形態のマイクロ波発生器、およびこのマイクロ波発生器からマイクロ波信号を受容する形態の第1のスイッチを含み得る。この第1のスイッチは、上記マイクロ波信号を、接地電位または上記スイッチングネットワークに接続された負荷抵抗器に向ける。
さらなる実施形態では、上記スイッチングネットワークはさらに、上記マイクロ波エネルギー送達デバイスを上記測定システムおよび上記マイクロ波エネルギーシステムに接続する形態の第2のスイッチを含む。この第2のスイッチは、上記マイクロ波エネルギーシステムと上記マイクロ波発生器との間の電気的絶縁を提供する。
なお別の実施形態では、上記制御システムは、上記チューナーに接続し、そしてその作動を制御する。この制御システムは、エネルギー送達の間に上記チューナーを劇的に調整し得る。
なおさらなる実施形態では、上記制御システムから受容されたデータは、順方向電力、反射電力または組織インピーダンスである。受容されるデータはまた、電流、電圧、周波数またはインピーダンスを含み得る。上記制御システムは、上記マイクロ波エネルギー送達デバイスと上記マイクロ波エネルギー供給源との間のインピーダンスミスマッチに基づき、上記チューナーの少なくとも1つの調整を実施し得る。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
マイクロ波エネルギー送達および測定システムであって、
マイクロ波エネルギーを送達する形態のマイクロ波エネルギー供給源と、
測定システムであって、該マイクロ波エネルギー供給源によって送達されるエネルギーに関する第1の信号を受容する形態のアナログ入力と、
該マイクロ波エネルギー送達デバイスを駆動する形態の第2の信号を生成する形態のアナログ出力であって、該第2の信号の少なくとも1つのパラメーターは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスの特性に関連する、アナログ出力とのうちの少なくとも1つを含む、測定システムと、
該マイクロ波エネルギー送達デバイスを、該マイクロ波エネルギー供給源と該測定システムのうちの1つに接続する形態のスイッチングネットワークと、
該スイッチングネットワークと該マイクロ波エネルギー送達デバイスとの間に接続されたチューナーであって、該チューナーは、チューナー制御信号に基づいて該マイクロ波エネルギー送達デバイスの回路インピーダンスを調整する形態である、チューナーと、
該測定システムからデータを受容する形態の制御システムであって、該制御システムは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスと、該マイクロ波エネルギー供給源との間のインピーダンスミスマッチを決定し、該制御信号を該チューナーに提供する形態である、制御システムと
を備えている、マイクロ波エネルギー送達および測定システム。
(項目2)
上記アナログ入力によって受容される上記第1の信号は、順方向電力、反射電力および温度のうち1つから選択される、上記項目のいずれか1項に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
(項目3)
上記アナログ出力によって生成される上記第2の信号は、RF信号およびマイクロ波信号のうちの1つである、上記項目のいずれか1項に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
(項目4)
上記スイッチングネットワークは、上記マイクロ波エネルギー供給源および上記測定システムを電気的に絶縁する、上記項目のいずれか1項に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
(項目5)
上記マイクロ波エネルギー供給源は、
マイクロ波信号を生成する形態のマイクロ波発生器と、
該マイクロ波発生器から該マイクロ波信号を受容し、該マイクロ波信号を、接地電位に接続された負荷抵抗器および上記スイッチングネットワークのうちの1つに向ける形態の第1のスイッチと
をさらに含む、上記項目のいずれか1項に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
(項目6)
上記スイッチングネットワークは、
上記測定システムおよび上記マイクロ波エネルギーシステムのうちの1つに上記マイクロ波エネルギー送達デバイスを接続する形態の第2のスイッチであって、該第2のスイッチは、該マイクロ波エネルギー送達システムと上記マイクロ波発生器との間に電気的絶縁を提供する形態である、第2のスイッチをさらに含む、上記項目のいずれか1項に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
(項目7)
上記制御システムは、上記チューナーに接続し、該チューナーの動作を制御する、上記項目のいずれか1項に記載のシステム。
(項目8)
上記制御システムは、エネルギー送達の間に上記チューナーを動的に調整する、上記項目のいずれか1項に記載のシステム。
(項目9)
上記制御システムから受容された上記データは、順方向電力、反射電力、ならびに結合されたアンテナインピーダンスおよび負荷インピーダンスからなる群から選択される、上記項目のいずれか1項に記載のシステム。
(項目10)
上記制御システムから受容された上記データは、電流、電圧、周波数およびインピーダンスからなる群から選択される、上記項目のいずれか1項に記載のシステム。
(項目11)
上記制御システムは、上記マイクロ波エネルギー送達デバイスと上記マイクロ波エネルギー供給源との間の上記インピーダンスミスマッチに基づいて、上記チューナーの少なくとも1つの調整を実施する、上記項目のいずれか1項に記載のシステム。
(要約)
マイクロ波エネルギー送達および測定システムであって、マイクロ波エネルギーを送達する形態のマイクロ波エネルギー供給源と、測定システムと、該マイクロ波エネルギー送達デバイスを、該マイクロ波エネルギー供給源と該測定システムとの間に接続する形態のスイッチングネットワークと、該スイッチングネットワークと該マイクロ波エネルギー送達デバイスとの間に接続されたチューナーと、制御システムとを含む、マイクロ波エネルギー送達および測定システム。チューナーは、チューナー制御信号に基づいて該マイクロ波エネルギー送達デバイスの回路インピーダンスを調整する。制御システムは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスと、該マイクロ波エネルギー供給源との間のインピーダンスミスマッチを決定し、該制御信号を該チューナーに提供する形態である。測定システムは、マイクロ波エネルギー供給源によって送達されるエネルギーに関する第1の信号を受容する形態のアナログ入力と、マイクロ波エネルギー送達デバイスを駆動する形態の第2の信号を生成する形態のアナログ出力であって、該第2の信号の少なくとも1つのパラメーターは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスの特性に関連する、アナログ出力とを含む。第2の信号のパラメーターは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスの特性に関連する。
図1は、本開示の実施形態による、エネルギー送達モードにあるマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムの機能的ブロック図である。 図2は、図1のマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムの状態機械の機能的ブロック図である。 図3は、精密ネットワーク分析器を含む、マイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムのためのスイッチ制御状態機械である。 図4は、受動および能動的測定を含む精密ネットワーク分析器の機能的ブロック図である。 図5は、インピーダンスチューナーを含む、マイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムの機能的ブロック図である。 図6は、精密ネットワーク分析器、CPUおよびチューナーを含む、マイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムのためのスイッチ制御状態機械である。 図7は、本開示の別の実施形態による、マイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムの機能的ブロック図である。 図8Aは、本開示のマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムを較正することにおける使用のための切除デバイスの概略表示である。 図8Bは、マイクロ波エネルギー送達デバイスを較正するための切除デバイスおよびスイッチング機構の断面概略表示である。 図8Cは、図8Bのスイッチング機構の電気的概略である。 図9Aは、本開示のマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムを較正することにおける使用のための独立型の較正デバイスの概略表示である。 図9Bは、本開示のマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムを較正することにおける使用のためのインターフェース較正デバイスの概略表示である。
(詳細な説明)
本開示の詳細な実施形態が本明細書中に記載される;しかし、これら開示される実施形態は単なる例示であり、そして種々の形態で具現化され得ることが理解されるべきである。従って、本明細書中に開示される特定の構造および機能的詳細は、制限的であると解釈されるべきではなく、単なる、請求項のための基礎として、そして当業者に本開示を実質的に任意の適切な詳細構造に種々に採用することを教示するための代表的な基礎としてである。
図1を参照して、本開示の実施形態を採用して、医療手順または医療手順試験を実施することにおける使用のための測定および制御システムを含むマイクロ波調査ツール(MRT)は、ほぼ100で指定される。MRT100は、代表的には、医療手順においてマイクロ波エネルギーを送達するために用いられるマイクロ波発生器のすべての機能性を提供し得るが、本明細書に記載される改良された機能性を備えている。図1に示されるような個々の構成要素を含むMRT100、または個々の構成要素の機能性は、1つ以上の構成要素に組み合わされ得るか、または含められ得る。構成要素は、適切なケーブルおよび/またはコネクターで相互接続される。
MRT100は、マイクロ波エネルギー送達システム、測定システムおよび監視制御システムを含む。各システムが個々に記載されるが、各システムは、本明細書で以下に論議されるように共通の構成要素を共有し得る。
このマイクロ波エネルギー送達システムは、増幅器110に高周波数マイクロ波信号を発生および供給し得る信号発生器105を含む。信号発生器105は単一周波数発生器であり得るか、または種々の周波数能力を含み得る。信号発生器105はまた2つ以上の周波数を含む信号を提供し得、ここで、試験下のデバイス115(DUT)は2つ以上の周波数で共鳴する。監視制御システムは、例えば、信号送達タイミング、出力の周波数(または複数の周波数)および信号の位相のような、信号発生器105の種々の局面を制御資得る。
増幅器110は、信号発生器105からの信号を受容し、そして所望のエネルギーレベルまで増幅する。増幅器110は、単一または複数ステージ増幅器110であり得、そして、例えば、低、高または帯域通過回路のような、1つ以上の信号処理回路またはフィルター(図示はされていない)を含み得る。増幅器110の利得(Gain)は、固定され得るか、または、例えば、監視制御システム中の制御アルゴリズム、中央処理ユニット120または手動調整(図示はされず)によるような適切なコントローラーによって制御され得る。
増幅器110は、連続的で増幅されたマイクロ波信号をホットスイッチリレー125に供給する、ホットスイッチリレー125は、監視制御システムまたはCPU120によって制御され、そして増幅されたマイクロ波信号を増幅器バーンオフ(burn−off)負荷抵抗器130およびサーキュレーター135の1つにスイッチする。位置Aにあるホットスイッチリレー125は、エネルギーをサーシュレーター135を通ってDUT115に送達する。位置Bにあるホットスイッチリレー125は、エネルギーをDUT115から離れ、そして増幅器バーンオフ負荷抵抗器130中に送達する。
ホットスイッチリレー125は、高電力マイクロ波エネルギー信号をスイッチし得る任意の適切なソリッドステート高電力スイッチであり得る。ホットスイッチリレー125は、信号発生器105および増幅器110からの高電力マイクロ波信号を受容し、そしてこの信号を、増幅器バーンオフ負荷抵抗器130またはサーキュレーター135間に、信号発生器105または増幅器110の電力を落とすことなく通過させる。1つの適切なデバイスは、JFW 50S−1552−Nであり、これは、2つのDC供給ラインによって電力を与えられ、そして監視制御システムまたはCPU120から単一のTTL信号ラインで制御され得る150ワット、915MHzの双極単投ソリッドステートスイッチである。使用において、このJFW 50S−1552−Nは、MRT100が、信号発生器105または増幅器110の電力を低下する必要をなくすことにより、増幅器過渡(transient)を生成することなく、ほぼ即時の電力を提供することを可能にする(すなわち、非常に迅速なオン/オフ能力でほぼ連続的な電力を提供し得る)。
時には、このMRTは、マイクロ波エネルギー信号デバイスと測定デバイスとの間で電気的絶縁の2つの供給源を提供し得る。例えば、電気的絶縁の第1の供給源は、位置Aの出力と位置Bの出力との間のホットスイッチリレー125中の電気的絶縁によって提供され得る。この電気的絶縁は、高電力マイクロ波エネルギー信号からのエネルギーの受容不能な量が位置A出力に、そしてそれに接続される測定システムに通されることを防ぐ。例えば、915MHzで、この(上記で論議された)JFW 50S−1552−Nスイッチは、出力間で約45dBの電気的絶縁を提供する。電気的絶縁の第2の供給源は、本明細書で以下に論議される、転送(transfer)スイッチ140およびこの転送スイッチのポート4とポート2との間の電気的絶縁によって提供される。
信号発生器105および増幅器110の連続的作動は、マイクロ波エネルギー送達システム中への増幅器110過渡の導入を防ぐ。連続的作動を維持するために、ホットスイッチリレー125上の位置AとBとの間のスイッチング時間は、信号発生器105および増幅器110の連続的作動を可能にするに十分に迅速であるべきである。例えば、915MHzで上記JFW 50S−1552−Nスイッチは、位置AとBとの間を約360nsで、そして位置BとAとの間を約370nsでスイッチする。
増幅器バーンオフ負荷抵抗器130は、マイクロ波エネルギーを散逸し得る任意の適切な同軸ターミネーターであり得、その一方、信号発生器105の帯域幅に亘って、最小量のVSWR、または反射エネルギーを生成する。1つのこのようなデバイスは、Aeroflex/Weinschelによって販売される1433−3 50−オーム250−ワット同軸ターミネーターであり、そしてDC〜5GHzの帯域幅に亘る作動にために意図される。1433−3の全帯域幅に亘り、VSWRは1.1未満である。
サーキュレーター135は、ホットスイッチリレー125と転送スイッチ140との間で定在波をなくす能動的3ポートデバイスである。サーキュレーター135は、ポートAで受容された信号をポートBへ、ポートAで受容された信号をポートCへ、そしてポートCで受容された信号をポートAへ通す。ホットスイッチリレー125が位置Aにあるとき、マイクロ波信号は、サーキュレーター135のポートAからポートBに接続された転送スイッチ140に通される。ポートBに受容された転送スイッチ140またはDUT115からの反射エネルギーは、ポートCまで通され、そして反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器142を通って散逸される。反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器142は、本明細書で上記に論議された増幅器バーンオフ負荷抵抗器130と機能が類似している。
ホットスイッチリレー125および転送スイッチ140は、位置Aから位置Bにスイッチするとき、サーキュレーター135へのオープン回路のようである。スイッチングが生じる間またはその後、サーキュレーター135は、残存電力を反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器142中に向けることにより、システム中に残る任意の残存電力のシステムをクリアする。
さらに、ホットスイッチリレー125が、位置Aから位置Bにスイッチするとき、二方向性結合器145おびDUT115からのエネルギーは、転送スイッチ140を通り、サーキュレーター135に向けられ、そして反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器142によって散逸される。ホットスイッチリレー125および転送スイッチ140の両方を位置Bにして、MRT100はDUT115に接続し、そしてその能動的測定を実施する。ホットスイッチリレー125と、転送スイッチ140と、DUT115の能動的試験との間の相互作用は、本明細書で以下にさらに記載される。
転送スイッチ140は、測定システムとマイクロ波エネルギー送達システムとの間の十分な電気的絶縁を提供する。位置Aでは、高電力マイクロ波エネルギー信号はポート4上で受容され、ポート3に、そして方向性結合器145に通される。転送スイッチ140のポート2に接続された精密ネットワーク分析器150は、ポート1上の転送スイッチ負荷抵抗器155に接続する。位置Bでは、ポート4上に受容されたエネルギーは、ポート1に通され、そして転送スイッチ負荷抵抗器155によって散逸され、そしてポート2上の精密ネットワーク分析器150は、ポート3を通り、方向性結合器145およびDUT115に接続される。転送スイッチ140は、この転送スイッチ140の位置にかかわらず、ポート4と2との間の電気的絶縁(そして高電力マイクロ波エネルギーと精密ネットワーク分析器150との間の電気的絶縁)を維持する。
作動において、マイクロ波エネルギーは、増幅器バーンオフ負荷抵抗器130に、転送スイッチ140が位置Aから位置Bにスイッチする前にホットスイッチリレー125によってスイッチされる。従って、この転送スイッチ140は、「ホットスイッチ」として作動しない。なぜなら、スイッチングが起こるとき、信号発生器105または増幅器110からの負荷の下ではないからである。
転送スイッチ140として用いられ得る1つの適切なデバイスは、Ducommun of Carson Californiaによって販売されるTNH1D31同軸転送スイッチである。このTNH1D31は、915MHzですべての状態について1.05未満のVSWR、0.1dBより良好な挿入損失および80dB未満の電気的絶縁を示す。ホットスイッチリレー125は、転送スイッチ140が過渡する前に高エネルギーマイクロ波信号をスイッチオフし、それ故、転送スイッチ140の過渡回数は重要ではない。TNH1D31についての高〜低過渡時間は約75msであり、そして低〜高過渡時間は約25msである。
方向性結合器145は、当該技術分野で公知の従来の大部分の方向性結合器のように作動する形態であり得る。図1に示されるように、方向性結合器145は、ポート1上で受容された高電力マイクロ波エネルギー信号をポート2に最小の挿入損失で通過させる。DUT115から戻って反射され、そして方向性結合器145のポート2上に受容されるエネルギーは、転送スイッチ140を通り、サーキュレーター135のポートBに通される。サーキュレーター135のポートB上の転送スイッチ140から受容されるエネルギーは、サーキュレーター135のポートCに通され、そして反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器142によって散逸される。
方向性結合器145は、ポート1およびポート2上で受容された信号の各々の小部分をサンプリングし、そしてこれら信号の小部分をポート3および4にそれぞれ通過させる。ポート3および4上の信号は、それぞれ、順方向および逆方向電力に比例する。測定システムは、信号サンプルを測定し、そして監視制御システムにこれらの測定値を提供する。
方向性結合器145は、ポート1およびポート2上で受容された信号の各々の小部分をサンプリングし、そしてこれら信号の小部分をポート3および4にそれぞれ通過させる。ポート3および4上の信号は、それぞれ、順方向および逆方向電力に比例する。測定システムは信号サンプルを測定し、そしてCPU120にこれらの測定値を提供する。方向性結合器145からの順方向および逆電力測定値は受動的に測定され、そしてこれらのサンプルは、連続的に、または周期的なサンプル頻度でとられ得る。広帯域散乱パラメーター測定とは異なり、方向性結合器145の測定値は、送達されたエネルギーの間接的測定値である。従って、この方向性結合器145からの測定値は、信号発生器100から切除デバイス115に供給されるマイクロ波エネルギーの帯域幅に限られる(すなわち、フィードバックは、高電力マイクロ波エネルギー信号の周波数に固定される)。単一周波数の測定値、または狭帯域測定は、単一周波数における振幅および位相を較正するために用いられ得る。アンテナ供給点への戻り損失、および「オープン」または「ショート」についての位相を較正および/または補償することにより、本発明者らは、アンテナ挙動の特徴的表示を得ることができる(すなわち、アンテナ挙動のSmith Chart表示)。
1つの適切な方向性結合器145は、Werlatone of Brewster、New Yorkによって販売される方向性結合器である。この方向性結合器145は、30dB指向性および0.1dB未満の800MHz〜3GHzの挿入損失をもつ40dBの二方向性結合器である。
DUT115は、方向性結合器145のポート2に接続するマイクロ波切除デバイスを含み、そしてマイクロ波を組織に送達し得る任意の適切なマイクロ波デバイスであり得る。DUT115はまた、このマイクロ波切除デバイスが挿入または展開される組織または周囲媒体を含み得る。
監視制御システムは、1つ以上の入力を受容する形態の、命令を実行そして/またはアルゴリズムを実施し得る中央プロセッサーユニット120(CPU)を含み、そしてMRT100中の1つ以上のデバイスを制御する形態であり得る。入力は、例えば、それぞれが方向性結合器145のポート3およびポート4である、順方向および逆方向のカップリングポートからの信号のようなアナログ入力を含み得る。入力はまた、例えば、1つ以上のデバイス(すなわち、精密ネットワーク分析器150)との通信のようなデジタル入力を含み得る。
CPU120は、MRT100の1つ以上の構成要素を制御し得る。信号発生器105は、CPU120からのイネーブル/ディセーブル制御信号および参照信号の少なくとも1つを受容し得る。イネーブル/ディセーブル制御信号は、MRTシステムがマイクロ波エネルギー信号を受容する状態にあることを示す(すなわち、ホットスイッチリレー125および/または転送スイッチ140は、マイクロ波エネルギー信号を受容するための適切な位置にある)。参照信号は、所望のマイクロ波周波数および利得設定を含む。CPU120はまた、精密ネットワーク分析器150に制御信号を提供し得る。
測定システムの機能性は、CPU120および精密ネットワーク分析器150中で実施され得る。図1に示されるように、CPU120は、電力測定値の受動的入力を受容し(すなわち、方向性結合器145からの順方向および反射電力信号)、そして精密ネットワーク分析器150は、DUT115の能動的測定を実施する。
測定システムは、例えば、温度センサー、冷却流体温度または流れセンサー、移動センサー、電力センサー、または電磁場センサーのようなその他の入力を含み得る。例えば、DUT周囲の組織温度を測定する形態の温度センサーのアレイ(図示はされていない)が、CPU120または精密ネットワーク分析器150に接続され得る。組織温度は、切除サイズの推定を生成するため、またはアラームまたは故障状態を生成するために用いられ得る。冷却流体温度または流れセンサーは、冷却されたDUT115の適正な作動を示すために用いられ得る。
別の実施形態では、CPU120または精密ネットワーク分析器150は、監視制御システム、測定システムまたはそれらの任意の組み合わせのすべての機能性を含み得る。例えば、本明細書で以下に開示されるように、本開示の別の実施形態では、精密ネットワーク分析器150は、受動的入力を受容し得、能動的測定を実施し、そして次に監視システムに情報を報告する。
なお別の実施形態では、精密ネットワーク分析器150は、例えば、National Instrument of Austin、Texasによって販売される、PXIシステム(計測器のためのPCI eXtensions)のようなモジュールシステムの一部である。PXIシステム(図示はされず)は、MRT100を形成する複数の機能的構成要素を収容する形態のシャーシを含み、そしてPCIブリッジを横切るか、または任意のその他の適切な接続により、CPIバック平面上で接続し得る。
測定システムの精密ネットワーク分析器150は、転送スイッチ140のポート2に接続し得る。精密ネットワーク分析器150は、DUTの散乱パラメーター測定を実施し、そして/または伝送システムについての損失情報を決定し得る任意の適切なネットワーク分析器であり得る。あるいは、精密ネットワーク分析器150は、精密ネットワーク分析器150の機能を実施するモジュール、プログラムまたはカードを含むコンピューターまたはプログラム可能なコントローラーであり得る。
図1中の実施形態では、精密ネットワーク分析器150は、転送スイッチ140および/またはCPU120と作動可能に通信している独立型のデバイスまたは部材である。別の実施形態では、精密ネットワーク分析器150の機能性は、監視制御システムの一体部分であり得る(すなわち、CPU120の機能)。
精密ネットワーク分析器150は、当該技術分野で公知である大部分の従来のネットワーク分析器と類似の様式で機能し得る。すなわち、精密ネットワーク分析器150は、例えば、伝送ライン、DUT115またはDUT115を取り囲む媒体(すなわち、組織)のようなMRT100のエネルギー送達システムに付随する種々の特性を決定し得る。より詳細には、精密ネットワーク分析器150は、反射エネルギーにおける増加に付随する少なくとも1つの特性または状態(すなわち、エネルギー伝送における減少、またはマイクロ波エネルギー送達システムの少なくとも一部分の特性インピーダンス(Z)における変化のような全体のシステム効率における減少に相関され得る特性)を決定する。1つの適切な精密ネットワーク分析器150は、Santa Clara、CaliforniaのAgilentによって販売される4ポート精密ネットワーク分析器である。
精密ネットワーク分析器150は、減衰器160またはその他の適切な保護デバイスを通じて転送スイッチ140に接続し得る。別の実施形態では、減衰器160は、転送スイッチ140からの信号を適切な電力、電流および電圧レベルの1つにする。
減衰器160は、例えば、高電圧信号が検出されるとき、回路を開く、例えば、ヒューズタイプデバイスのような制限デバイスであり得る。制限デバイスは、この制限デバイスが高電圧信号と当たるまで精密ネットワーク分析器150にトランスペアレントであり得る。1つのこのようなデバイスは、過剰の電力、DC過渡および静電放電からの10MHz〜18GHz広域帯精密ネットワーク分析器入力保護を提供する、Santa Clara、CaliforniaのAgilentによって販売される電力リミッターである。減衰器160は、100ピコ秒未満のターンオン時間でRFおよびマイクロ波電力を25dBmに、そしてDC電圧を25℃で30ボルトに、85℃で16ボルトに制限する。
制限デバイスは、ヒューズおよび回路ブレーカータイプデバイスの1つとして機能し得る。ヒューズデバイスは、破壊後除去するか、置換される必要があり得るが、その一方、回路−ブレーカータイプデバイスは、破壊後、回路ブレーカーを再初期化するリセットを含み得る。リセットは手動リセットであり得るか、またはMRT100は、監視制御システムなどによって開始および/または実施されるリセットを含み得る。
エネルギー送達モードでは、図1に示されるように、MRT100は、DUT115にエネルギーを送達する形態である。信号発生器105および増幅器110からのマイクロ波エネルギー信号は、位置Aにあるホットスイッチリレー125、サーキュレーター135、位置Aにある転送スイッチ140、方向性結合器145およびDUT115間を通される。測定システムは(すなわち、CPU120)は、二方向性結合器145のポート3および4で順方向および反射エネルギーを受動的に測定する。精密ネットワーク分析器150は、転送スイッチ140により高エネルギーマイクロ波エネルギー信号から電気的に絶縁される。
本開示の別の実施形態では、転送スイッチ140のポート間の電気的絶縁は、ポート3および4における信号の一部分がポート1および2に通過することを可能にし、ここで、通過する信号は、信号発生器105および増幅器110からの高エネルギーマイクロ波信号に比例する。通過する信号のエネルギーは、転送スイッチ140により十分に減衰されて精密ネットワーク分析器150を損傷することを防ぐか、または、減衰器155、またはそれに代わってリミッターにより、精密ネットワーク分析器150は、過剰のエネルギー(すなわち、過渡および電流または電圧スパイク)から保護され得る。通過した信号は、ポート1に接続された転送スイッチ負荷抵抗器155を通って、一致した負荷、または参照負荷に分路され、そして散逸し、そしてポート2で精密ネットワーク分析器150によって測定される。
精密ネットワーク分析器150は、方向性結合器145からの順方向および反射電圧、ならびに転送スイッチ140からのエネルギー波形を受動的に測定する形態であり得る。マイクロ波信号の振幅および位相を含む電力パラメーターは、従来のアルゴリズムまたは当該技術分野で公知の任意の適切な方法によって、測定された信号から得られ得るか、または算出され得る。1つの実施形態では、電力および位相の順方向および反射測定値は、Smith Chartを用いて所定の周波数におけるインピーダンスおよびアドミタンスを決定するために用いられ得る。
別の実施形態では、MRT100におけるインピーダンスは以下のように算出され得る:最初、順方向電圧および反射電圧、VfwdおよびVrefがそれぞれ測定される。次いで、電圧定在波比(VSWR)が以下の等式を用いて算出され得る:
Figure 2010099468
負荷インピーダンスの大きさ(Z)が、最初、以下の等式を用いてVSWRから反射係数Γを算出することにより決定され得る:
Figure 2010099468
次いで、固有のシステムインピーダンスを基に、負荷インピーダンスZは:
Figure 2010099468
である。
位相は、順方向信号と反射信号との間の測定された位相角によって決定されなければならない。
当業者は、この位相が、較正された位相、または既知の参照位相を用い(例えば、アンテナ供給点においてショートまたはオープンでの測定)、かつVfwdおよびVrefの測定値を用いて決定され得ることを認識し得る。Zの大きさおよび位相は、次いで、本明細書で以下に論議されるようにMRTへの調整を行うように設計され得る監視制御システムに通信またはリレーされ得る。
図2は、MRTシステム状態機械200を表示した。状態S、状態Cおよび状態1〜4として規定される6つの状態は、図1中のMRTの種々の状態を示し、そしてそれぞれ210〜260として指定される。図1のMRT100の作動状態は、2つのスイッチ、ホットスイッチリレー125および転送スイッチ140の位置、ならびにMRT100のその前の作動状態によって決定される。使用において、MRT100の作動は、これら6つの状態間を流れる。複数の状態は、同じスイッチ配向で終わるが、特有の制御シークエンスを示すために異なる状態で示される。切除サイクルの間の各状態の有用性は本明細書で以下に記載される。
状態S210は、MRTのスタンドバイ状態210である。電力が取り除かれるとき、両方のスイッチ125、140はこの状態に初期設定され、それ故、この状態はまた、フェールセーフ位置である(すなわち、電力が取り除かれるか、または電力不足のときこの初期設定状態は、エネルギーを患者または医療作業者から離して向ける)。従って、システムは、電力不足、不良検出の場合、またはシステムが使用されていないとき、安全作動を提供する。フェールセーフスタンドバイ状態210はまた、スタートアップに際し、過渡電力スパイクまたはその他の増幅器110から打ち寄せる可能な危険な電力が、増幅器バーンオフ一致負荷抵抗器130中に向けられ、それによって、ホットスイッチリレー125から下流の設備を保護する。
状態C 220は、MRTの較正状態220である。較正状態220の間に、ホットスイッチリレー125は、マイクロ波電力を信号発生器105および増幅器110から増幅器バーンオフ負荷抵抗器130に向け、そして転送スイッチ140は、精密ネットワーク分析器150をDUT115に接続する。この状態の間に1つ以上の較正が実施される。1つの最初の較正では、精密ネットワーク分析器150は、広帯域散乱パラメーター測定のために、減衰器160、転送スイッチ140および方向性結合器145を通じ、DUT115参照平面に対して較正され得る。第2の較正は、方向性結合器145出力ポートとDUT115参照平面との間のライン減衰の測定を含む。ライン減衰を決定することは、DUTを、正確な参照経路長さで、「オープン」または「ショート」で置換することにより得られ得る第2の較正値を必要とし得る。あるいは、第2の較正値は、空気中でアンテナを作動すること、そしてこの値を空気中で作動するアンテナの既知の値と比較することにより得られ得る。このアンテナ値は、方向性結合器145での電力測定値をDUT115に送達された電力に較正するために用いられる。初期広帯域散乱パラメーター測定は、較正状態220の間になされ得、加熱されない組織内のDUT115インピーダンスを捕捉する。
状態1 130は、較正後または状態4 260後に始まる。状態1 130の間に、転送スイッチ140は起動され、これは、DUT115負荷をサーキュレーター140のポート2に、そして精密ネットワーク分析器150をターミナルスイッチ負荷抵抗器155に接続する。状態1 230では、システム中の高電力信号のみが信号発生器105、増幅器110、位置Bにあるスイッチリレー125および増幅器バーンオフ抵抗器130間を流れている。状態1 230は、転送スイッチ140が位置Bから位置Aに過渡したことを確実にする遅れを含み得る。状態1 230における不良状態は、システムを状態S 210、スタンドバイ状態210に戻す。
状態2 240は、転送スイッチ140が、状態1 230中の転送スイッチ140のスイッチングサイクルが終えた後に始まる。CPU120からホットスイッチリレー125に送達された高制御信号は、電力を、信号発生器105および増幅器110から、サーキュレーター135、転送スイッチ140、方向性結合器145を通り、そしてDUT115中に向ける。状態2 240は、その間に切除が生成される期間であり、そしてシステム時間のほぼ大部分を代表する。状態2 240における不良状態は、システムを状態S、スタンドバイ状態210に戻る。
状態3 250は、精密ネットワーク分析器150散乱パラメーター測定の準備のためにDUT115への電力送達の期間を終了する。低信号が、電力を信号発生器105および増幅器110から増幅器バーンオフ抵抗器130中に向けるホットスイッチリレー125に提示される。クリアライン待ち時間の期間が状態3の終わりに付加され、システムが高電力信号の回路をクリアすることを可能にする。状態3における不良状態は、システムを状態S、スタンドバイ状態210に戻る。
状態4 260は、状態3 250の終わりでクリアライン待ち時間が終了した後に開始する。状態4 260は、転送スイッチ140を起動することにより開始される。転送スイッチ140の起動は、システムを較正形態に復帰させ、精密ネットワーク分析器150がDUT115の広帯域散乱パラメーター測定を実施することを可能にする。システム中に存在する高電力信号のみが、信号発生器105、増幅器110、ホットスイッチリレー125および増幅器バーンオフ抵抗器130間を流れる。精密ネットワーク分析器150が測定サイクルを終了した後、システムは状態4 260を去り、状態1 230に再び入り、そしてMRT100は、切除サイクルが終了しないか、または不良が生じなければ(これらの場合には、システムは、状態S 210、スタンドバイ状態210に入る)、上記サイクルを繰り返す。
MRTシステム状態機械200は、本質的に、例えば、精密ネットワーク分析器150のような高感度マイクロ波設備を損なう可能性から、高電力信号のリスクをなくする。さらなるスイッチングおよびクリアライン時間がシステムに付加され得、システムアーキテクチャーのこの安全局面を確実にし得る。
図3は、本開示のマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムのためのスイッチ制御状態機械300である。図1を参照して、ホットスイッチリレー125の位置は図3の上のタイミング図に示され、そして転送スイッチ140の位置は下のタイミング図に示される。測定期間310は、エネルギー送達期間320、クリアライン期間330、第1の転送過渡期間340、精密ネットワーク分析器掃引期間350および第2の転送過渡期間360を含む。エネルギー送達期間320は、エネルギーがDUT115に送達され、そして新たな測定期間310の開始を初期化する期間である。エネルギー送達期間320に続くクリアライン期間330は、システム中の定在波および過渡がサーキュレーター135および負荷142またはDUT115を通って散逸することが可能にされる遅れを提供する。第1の転送過渡期間340は、転送スイッチ140の位置が位置Aから位置Bに転送することを可能にする遅れを提供する。精密ネットワーク分析器掃引時間350は、精密ネットワーク分析器150が広帯域散乱パラメーター測定を実施する時間を提供する。第2の転送過渡期間360は、転送スイッチ140が位置Bから位置Aまで転送することを可能にする遅れを提供する。
図3のスイッチ制御状態機械300におけるタイミング図の時間間隔は、必ずしもスケール通りである必要はない。例えば、システムが連続的波形を提供する場合、マイクロ波エネルギーがDUT115に送達されるエネルギー送達期間320、または「オンタイム」は、測定期間310の大部分である。測定期間310の残りの部分、または「オフタイム」は、クリアライン期間330、第1の転送過渡期間340、精密ネットワーク分析器掃引期間350および第2の転送過渡期間360の間で分割される。クリアライン期間330ならびに第1および第2の転送過渡期間340、360は、持続時間が固定され得、そしてMRTシステム100で用いられる特定のハードウェアに基づく。精密ネットワーク分析器掃引時間350は、1つ以上のサンプリングパラメーターに基づく。サンプリングパラメーターは、掃引帯域幅、掃引帯域幅内のステップの数、各ステップでとられたサンプルの数およびサンプリング速度を含む。
クリアライン期間330は、ホットスイッチリレー125が位置Aから位置Bにスイッチした後、システム中のすべての過渡が散逸することを可能にするために持続時間が十分でなければならない。例えば、定在波または反射エネルギーのような過渡は、最終的に、反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器142によって最終的に散逸されるか、またはショート分路されるか、システム100中に散逸されるか、またはDUT115によって消費されるか、構成要素間で「跳ね返される」。例えば、ホットスイッチリレー125は、約360nsほどの短い時間で位置Aから位置Bまでスイッチし得、それによって、エネルギーを、サーキュレーター135とDUT115との間でMRT110中に残し得る。このエネルギーは、エネルギーが散逸しない場合、精密ネットワーク分析器150を損傷するように十分に高い可能性がある。
スイッチングが起こった後、エネルギーは、所定時間システム中に残る。この所定時間は、アンテナとホットスイッチリレー125との間のケーブル長さ、または経路距離に関連する。約2の誘電値(ε)の伝送ラインを有する従来のケーブルを用いる代表的なシステムについて、信号速度は各方向について約1.5ns/ftである。例えば、DUTと上記スイッチとの間が約10フィートの回路およびケーブル長さは、ホットスイッチリレー125から離れて進む信号は、サイクルを一度、すなわちホットスイッチリレー125、DUT115間を20フィート進み、そしてホットスイッチリレー125に約30nsで戻る。定在波を散逸することなく、信号は、ホットスイッチリレー125とDUT115との間を5サイクルもの間、または約150ns、システム中で響き渡るか、または残り得る。サーキュレーターは、定在波を、DUTとホットスイッチリレー125との間で1または2サイクルほどで受容可能に低レベルまで散逸し得る。転送スイッチ140は、このエネルギーが受容可能に低エネルギーレベルまで散逸するまで位置Aに残る。
本開示の別の実施形態では、クリアライン期間330は可変であり、そして精密ネットワーク分析器150またはCPU120によって実施される測定によって決定される。例えば、方向性結合器145の順方向カップリングポート(ポート3)または逆カップリングポート(ポート4)からの測定は、エネルギーがシステム中に残っているか否かを決定するために用いられ得る。ハードウェア設計、または低マイクロ波エネルギーレベルで、ホットスイッチリレー125が位置Aから位置Bまで転送した後、MRT100に残る過渡エネルギーの量は最小であり得、そしてクリアライン期間330がゼロに等しいか、またはゼロにほぼ等しいようにし得る。
第1の転送過渡期間340は、精密ネットワーク分析掃引を開始する前の遅れを提供する。第1の転送過渡期間340は、転送スイッチ140が、精密ネットワーク分析器150が広帯域散乱パラメーター掃引を開始する前に、位置Aから位置Bにスイッチすることを可能にする。
第2の転送過渡期間360は、引き続く測定期間(すなわち、次のエネルギー送達期間)が開始する前の遅れを提供する。第2の転送過渡期間360は、ホットスイッチリレー125が位置Bから位置Aに過渡し、そしてDUT115へのエネルギー送達が再開するまえに、転送スイッチ140が位置Bから位置Aにスイッチすることを可能にする。
精密ネットワーク分析器掃引350の間、精密ネットワーク分析器150は、広帯域小信号散乱パラメーター測定値を決定する。掃引アルゴリズム、および掃引アルゴリズムを実施するための時間長さは、CPU120によって履行される特定の制御アルゴリズムによって決定される。受動的順方向および反射電力測定とは異なり、精密ネットワーク分析器掃引期間350の間にとられた測定は能動的測定であり、ここで、精密ネットワーク分析器150は、広帯域信号でDUT115を駆動し、そして信号に関連する少なくとも1つのパラメーター(すなわち、S11、反射係数、反射損失)を測定する。CPU120は、広帯域小信号散乱パラメーター測定の間にネットワーク分析器350によってとられた能動的測定、または方向性結合器145からの受動的測定の少なくとも1つを用い、フィードバックアルゴリズムで、さらなるエネルギー送達および/または引き続くMRT100作動を制御する。
測定期間の%として、エネルギー送達時間、または「オンタイム」が調整され得る。例えば、エネルギー送達の初期持続時間は、履歴情報に基づくか、または本明細書で上記で論議された較正状態またはスタートアップ状態220、210の間に測定される少なくとも1つのパラメーターに基づき得る。「オンタイム」が引き続き、持続時間がより長くまたはより短くいずれかで調整され得る。「オンタイム」における調整は、履歴情報および/または患者データから、精密ネットワーク分析器150およびCPU120の1つにより実施される測定に基づき得る。1つの実施形態では、切除手順におけるエネルギー送達期間320の初期持続時間は、総測定期間310の約95%であり得、残りの%、または「オフ時間」は測定のために予約される(「オンタイム」デューティサイクルは、約95%にほぼ等しい)。切除手順が進行するとき、「オンタイム」デューティサイクルは、95%と5%との間まで低減され得、組織黒こげを生成するリスクを低減し、そしてより頻繁な測定を提供する。「オフタイム」はまた、例えば、組織水和のような有益な治療効果を提供するさらなる手順を実施するため、または組織弛緩の目的のために用いられ得る。
本開示の別の実施形態では、図4に示されるように、MRT400は、信号発生器405、マイクロ波増幅器410、方向性結合器445、転送スイッチ440、減衰器455、精密ネットワーク分析器450およびDUT415を含む。本実施形態では、精密ネットワーク分析器450は、MRT400の種々のシステムパラメーターの能動的および受動的測定を実施する。
MRT400は、信号発生器405および増幅器410を含み、方向性結合器445に高エネルギーマイクロ波信号を供給する。エネルギー送達モードでは、この方向性結合器445は信号を転送スイッチ440のポート2に通し、そして転送スイッチ440は、信号をポート3を通ってDUT415に通す。測定モードでは、高エネルギーマイクロ波信号は、転送スイッチ440のポート1に接続されるターミネーター155に通される。精密ネットワーク分析器450は、第1および第2の受動的ポート451、452を、方向性結合器445の順方向および反射電力ポート3および4にそれぞれ接続する。精密ネットワーク分析器450の能動的ポート453は、転送スイッチ440のポート4に接続する。精密ネットワーク分析器450は、図4に示されるように、そして本明細書で上記で論議されたように、適切な減衰器455を通って転送スイッチ440のポート4に接続し得る。
エネルギー送達モードでは、MRT400の精密ネットワーク分析器450は、高エネルギーマイクロ波信号の順方向および反射電力を、方向性結合器445の順方向および反射電力ポート3および4からそれぞれ受動的に測定する。
測定モードでは、MRT400の精密ネットワーク分析器450は、転送スイッチ440のポート3および4を通じでDUT415に接続することにより広帯域散乱パラメーター測定を能動的に実施する。精密ネットワーク分析器450は、複数の周波数の範囲にある信号でDUT415を駆動し、そして複数の周波数でDUT415に関連する少なくとも1つのパラメーターを測定する。
転送スイッチ440は、転送スイッチ440のポート2とポート4との間の十分な電気的絶縁を提供する単極双投の同軸スイッチであり得、それによって、高エネルギー信号が、エネルギー送達モード、測定モードいずれかにおいても精密ネットワーク分析器450を損傷することを防ぎ、そしてその一方、それらの間をスイッチする。減衰器455は、十分な信号減衰を提供し、高エネルギー信号が精密ネットワーク分析器450を損傷することを防ぐ。あるいは、減衰器は、本明細書で上記で論議された制限タイプデバイスであり得る。
本開示のなお別の実施形態では、図5に示されるように、MRT500は、二方向性結合器545とDUT515との間に位置されるチューナー565を含む。このチューナー565は、送達システムのインピーダンスをDUT515のインピーダンスと一致させる形態のチューニングネットワークまたはチューニング回路であり得るか、またはそれに代わって、このチューナー565は、DUT515のインピーダンスを送達システムのインピーダンスに一致させる形態である。チューナー565は、可変スタブチューニングネットワーク、ダイオードネットワークもしくは任意のその他の自動化チューニングネットワーク、または高電力作動し得、そしてDUT565インピーダンス変動を、クッキングサイクルに亘ってMRT500システムインピーダンスに一致させる能力を有する回路を含み得る。
チューナー調整を算出することにおいて、CPU520はチューナー565を特徴付け、そしてチューナー565を測定サイクルの能動的測定部分で測定された信号から除く。
チューナー565はDUT515に組み込まれてもよく、ここで、CPU520はチューナー565を、DUT515中のアンテナ(図示はされていない)の1つ以上の特性を、アンテナインピーダンスが特性インピーダンス、例えば50オームにほぼ等しく見えるように能動的に変更するように指示する。例えば、CPU520は、チューナー565が有効アンテナ長さを変更するか、または1つ以上の誘電特性を変更するように命令し得る。
CPU520は、測定システムからのフィードバックを使用し得、切除手順の少なくとも一部分の間にDUT515へのエネルギー送達を最適化する。最適化は:DUT515のインピーダンスをより良好に一致させるように送達されたマイクロ波エネルギーの周波数を変えること、DUT515のインピーダンスを一致させるためにMRT500の出力インピーダンスを調整するようにチューナー565を用いること、またはそれらの組み合わせを含み得る。
1つの実施形態では、監視制御システムは、方向性結合器545からの順方向電力測定、方向性結合器545からの逆方向電力測定、または1つ以上の広帯域散乱パラメーター測定を用い、エネルギー送達を最適化する。
図6は、図5に示されるマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システム500のためのスイッチ制御状態機械600である。ホットスイッチリレー525の位置は上のタイミング図に示され、そして転送スイッチ540の位置は下のタイミング図に示される。測定期間610は、エネルギー送達期間620、クリアライン期間630、第1の転送過渡期間640、測定、CPUプロセッシングおよびチューナー制御期間650ならびに第2の転送過渡期間660を含む。クリアライン期間630はエネルギー送達期間620の後であり、そしてMRT500中の定在波および過渡が散逸されることを可能にする遅れを提供する。第1の転送過渡期間640は、転送スイッチ540が位置Aから位置Bまで過渡することを可能にする遅れを提供する。測定、CPUプロセッシングおよびチューナー過渡期間650は、精密ネットワークが、広帯域散乱パラメーター測定を実施し、CPUにおいて制御アルゴリズムを実施し、そしてシステムチューニングに対する調整を実施することを可能にする。第2の転送過渡期間660は、スイッチ540が位置Bから位置Aまで過渡することを可能にする遅れを提供する。
図6のスイッチ制御状態機械600におけるタイミング図の時間間隔は、スケール通りではない。例えば、マイクロ波エネルギーがDUT515に送達されるエネルギー送達期間620、または「オンタイム」は、代表的には、測定期間610の大部分に等しい。測定期間の残りの部分、または「オフタイム」は、クリアライン期間630、第1の転送過渡期間640、測定、CPUプロセッシングおよびチューナー制御期間650ならびに第2の転送過渡期間660の間で分割される。クリアライン期間630ならびに第1および第2の転送過渡期間640、660はそれぞれ、持続時間が固定され、そしてシステム中の特定のハードウェアに基づく。測定、CPUプロセッシングおよびチューナー制御期間650は、サンプリングパラメーター、プロセッシング時間またはチューナー制御時間に基づく。サンプリングパラメーターは、掃引帯域幅、帯域幅内のステップの数、各ステップでとられたサンプルの数およびサンプリング速度を含む。CPUプロセッシングは、チューナーアルゴリズムの履行を含み、そしてチューナー制御時間は、周波数調整、チューナー調整または任意の関連システム設定時間を含む。
クリアライン期間630は、システム中のすべての過渡が、ホットスイッチリレー625が位置Aから位置Bにスイッチした後、散逸することを可能にする持続時間が十分でなければならない。例えば、定在波または反射エネルギーのような過渡は、最終的に、システム中で散逸されるか、DUT615によって消費される反射エネルギーバーンオフ負荷抵抗器642を通じて散逸または分路される前に、構成要素間で「跳ね返り」得る。例えば、ホットスイッチリレー625は、約360nsのような短さで位置Aから位置Bにスイッチインされ、それによって、エネルギーをサーキュレーター635とDUT615との間に回路中に残す。MRT500回路およびDUT515中に存在するエネルギーは、精密ネットワーク分析器550を損傷するに十分高くあり得、それ故、転送スイッチ540は、エネルギーが受容可能に低いエネルギーレベルまで散逸するまで位置Aに残る。本明細書で上記で論議されたように、エネルギーが散逸する時間長さは、定在波が移動しなければならない回路およびケーブル長さに依存する。1つの実施形態では(誘電値、ε、=2)、時間の長さは、以下に等しい:
散逸時間=(2×距離*1.5ns/ft)*安全係数
ここで、距離は、回路長さ+ケーブル長さに等しく、安全係数は2または3に等しく、そして1.5ns/ftの速度は、代表的な伝送ラインケーブルについてほぼε=2に基づく。
本開示の別の実施形態では、クリアライン期間630は可変であり、そして精密ネットワーク分析器550またはCPU520測定によって決定される。例えば、方向性結合器545の順方向カップリングポート(ポート3)および逆方向カップリングポート(ポート4)は、エネルギーがシステム中に残るか否かを決定するために用いられ得る。ハードウェア設計、または低マイクロ波エネルギーレベルで、ホットスイッチリレー625が位置Aから位置Bに移動した後にシステム中に残る過渡エネルギーの量は、最小であり得、そしてクリアライン期間がゼロに等しいか、または約ゼロに等しくされるようにし得る。
第1の転送過渡期間640は、測定、CPUプロセッシングおよび制御期間650を初期化する前に遅れを提供する。第1の転送過渡期間640は、精密ネットワーク550が広帯域散乱パラメーター掃引を開始する前に転送スイッチ540が位置Aから位置Bにスイッチすることを可能にする。
第2の転送過渡期間360は、引き続く測定期間(すなわち、次のエネルギー送達期間)が始まる前に遅れを提供する。第2の転送過渡期間660は、転送スイッチ640がホットスイッチリレー525が位置Bから位置Aまで過渡し、そしてDUT515へのエネルギー送達が再開する前に、位置Bから位置Aまでスイッチすることを可能にする。
測定、CPUプロセッシングおよびチューナー制御期間の間に、精密ネットワーク分析器550は:広帯域散乱パラメーター測定を決定する。測定アルゴリズムは、監視制御システムによって用いられる特定の制御アルゴリズムによって決定され、そして本明細書で上記で論議された精密ネットワーク分析器掃引アルゴリズムに類似している。監視制御システム、またはCPU250は、チューニングアルゴリズムにおいて、広帯域小信号散乱パラメーター測定の能動的測定または方向性結合器545からの受動的測定を実施する。このチューニングアルゴリズムは、MRT500、DUT515、および/またはその任意の組み合わせ間のインピーダンスの不一致の存在をチェックし、そしてこのインピーダンス不一致を矯正することが必要であるか否かを決定する。
測定期間の%としてのエネルギー送達時間、または「オンタイム」が調整され得る。例えば、エネルギー送達の初期持続時間は、履歴情報に基づくか、または本明細書で上記で論議された較正またはスタートアップ状態220、210の間に測定された少なくとも1つのパラメーターに基づき得る。「オンタイム」は、引き続き、持続時間中に、より長くまたはより短く調整され得る。調節は、精密ネットワーク分析器550および/またはCPU510によって実施された測定に基づくか、または履歴情報および/または患者データからであり得る。1つの実施形態では、切除手順におけるエネルギー送達期間の初期持続時間は、総測定期間の約95%であり得、残りの%、または「オフ時間」は、測定のためにとっておかれる(約95%にほぼ等しい「オンタイム」デューティサイクル)。切除手順が進行するとき、この「オンタイム」デューティサイクルは、約95%と5%との間に低減され得、組織黒こげのリスクを低減し、そしてより頻繁な測定を提供する。
上記「オフタイム」はまた、組織水和のような有益な治療効果を提供するさらなる手順を実施するため、または組織弛緩の目的のために用いられ得る。例えば、チューニングアルゴリズムは、周波数を調整すること、またはMRTを再チューニングすることに代えて、組織の再水和を開始し、組織インピーダンスを低減し得る。
MRTの別の実施形態が図7に示され、そしてMRT700として示される。MRT700は、図1中のMRT100中のホットスイッチリレー125を置き換える可変減衰器770を含む。図7では、MRT700は、マイクロ波周波数信号を可変減衰器770に供給する信号発生器705を含む。可変減衰器770は、信号発生器705からの信号を0%と100%との間で大きさを調整し、そしてこの大きさを調整にされた信号を増幅器710に提供する可変ネットワークまたは回路を含む。増幅器710は、固定された量だけ信号を増幅し、そしてこの信号をサーキュレーター735に提供する。
図1中のMRTは、エネルギー出力(すなわち、マイクロ波信号の電力)を、信号発生器105の出力および/または増幅器110の利得(すなわち、増幅器710の利得により増幅された信号発生器からの信号)を調整することにより制御する。図7のMRT700では、エネルギー出力は、信号発生器705、可変減衰器770および増幅器710の1つ以上によって制御される。図7中のMRTの出力エネルギーは、可変減衰器770の減衰%によって大きさを調整され、そして増幅器710の利得によって増幅された信号発生器705の出力に等しい。
図1中のホットスイッチリレー125および図7中の可変減衰器770を参照して、ホットスイッチリレー125の位置Aは、可変減衰器770が位置Aにあることに等価である(すなわち、100%のスケーリングファクター)。図1および7の両方で、位置Aは、マイクロ波エネルギーをサーキュレーター135および735のポートAにそれぞれマイクロ波エネルギーを提供する。同様に、ホットスイッチリレー125の位置Bは、位置Bにある可変減衰器770に等価である(すなわち、0%のスケーリング因子)。図1および7の両方における位置Bは、サーキュレーター135、735のポートAにはそれぞれマイクロ波信号を提供しない。
図1のMRT100中のホットスイッチリレー125は、位置Aと位置Bとの間をスイッチし、そして波形中の過渡またはスパイクを防ぐ最小長さの時間で過渡を履行し得るスイッチを含む。図7中のMRT700中の可変減衰器770は、例えば、スイッチしないが位置Aと位置Bとの間を過渡し、それによって図1中のスイッチと比較してより少ない過渡を生成する加減抵抗器様回路のような自動化可変減衰器を含み得る。
減衰器起動時間は、安全スイッチングおよび測定のための散逸時間算出に付加され得る。
本開示のなお別の実施形態では、DUTは、アナテナ供給点から方向性結合器まで各々の各信号の伝送経路の長さ、およびネットワーク分析器への伝送経路の長さを測定する形態のMRT較正デバイスを含む。図8は、本開示のマイクロ波エネルギー送達、測定および制御システムを較正することにおける使用のための切除デバイスの概略表示である。
当該技術分野で周知であるように、マイクロ波エネルギー送達システムの較正は、種々の較正手順によって実施され得る。例えば、Short−Open−Load(SOL)、Short−Open−Load−Thru(SOLT)、Short−Short−Load−Thru(SSLT)およびThru−Reflect−Line(TRL)較正技法が用いられ得る。
1つの実施形態では、システムは、Short−Open(SO)較正技法で較正される。このSO較正は、DUTの相対性能の決定を提供する。このShort−Open較正技法は、当該技術分野で公知であり、そして一般に本明細書で以下に記載される。
SO較正の第1のステップは、マイクロ波発生器をマイクロ波発生器の出力(すなわち、同軸ケーブルコネクター)で「ショート」で稼働することにより実施される。SO較正の第2のステップは、マイクロ波発生器をマイクロ波発生器の出力で「オープン」で稼働することにより実施される。SOのこの2つのステップ、しばしば「参照平面をシフトすること」と称され、この発生器が、二方向性結合器の出力までこのシステムを分析することを可能にする。発生器の出力で「オープン」および「ショート」を配置することによるこの較正を実施する1つの欠点は、この較正が、マイクロ波発生器を超えて伝送ラインの任意の部分を説明しないことである。
図8Aは、本開示の、マイクロ波発生器810と、マイクロ波発生器810をMRT較正デバイス800に接続する同軸ケーブル820の出力部分を示す。MRT較正デバイス800は、伝送部分830およびアンテナ部分840とを含む。
図8Bは、伝送部分830とアンテナ部分840との間の過渡を示す。スイッチング機構850は、試験下のアンテナ840の近位部分上に隣接して、そしてMRT較正デバイス800の伝送部分830の遠位部分上に位置決めされる。スイッチング機構850は、システムがDUTを置換することなくSO較正を実施することを可能にする。
スイッチング機構850は図8Cにさらに示され、そしてオープン回路スイッチ850a、ショート回路スイッチ850bおよびショート回路負荷840aを含む。
MRT較正デバイス800中のスイッチング機構850は、参照平面がアンテナ近傍の点にシフトされることを可能にし、それによって、較正手順において伝送経路の大部分を説明する。オープン回路は、最初、オープン回路スイッチ850aを開放位置に作動することによって得られ、それによって内部コンダクター832および外部コンダクターを試験下のアンテナ815から切断する。
ショート回路負荷840aを通る内部コンダクター832と外部コンダクター834との間のショート回路は、位置A〜位置Bまでのショート回路スイッチ850bの過渡により得られる。このショート回路負荷840aは、試験下のアンテナ815を置換する固定された負荷である。例えば、1つの実施形態では、このショート回路負荷840aは、試験下のアンテナ815に等価である供給点をもつアンテナであり、それによって、試験下のアンテナ815を構成するために用いられ得る既知のアンテナ応答を提供する。
ショート回路スイッチ850bを位置Bにして、システムは、アンテナ供給で反射エネルギーの既知の位相および振幅を生じる。試験下のアンテナ840は、等価経路−長さおよび/または等価アンテナを含み得るショート回路負荷840bで置換される。ショート回路負荷840aに提供されたエネルギーは、戻された信号についての特定位相とともにショート回路負荷840aで反射される。
試験では、ショート回路負荷840aは、エネルギーを第1の位相で戻し、そしてオープンは、エネルギーを第2の位相で戻す。ショート回路負荷840aは、ショート回路負荷840a近位の伝送ライン上で短および完全定在波において、λ/4および3λ/4波長毎の位置に電圧を最小に配置する。オープン回路850aは、完全定在波を、オープン回路850a近傍の伝送ライン上でオープン位置およびλ/2波長位置毎に置く。
既知のオープンおよび短パラメーターおよび現在のオープンおよび短パラメーターを用い、アンテナの位相角度および戻り電力が決定され得る。能動的チューニング回路は、これらパラメーターの1つ以上を用い得、1つ以上のシステムチューニングパラメーターを決定する。例えば、能動的チューニング回路は、発生器中、マイクロ波エネルギー送達デバイスのハンドルまたは任意のその他の適切な位置にに配置され得る。能動的チューニング回路は不一致の範囲を決定し、そして/またはシステムに1つ以上の較正パラメーターを提供するか、またはアンテナ供給点を適正に較正し得る。
例えば、アンテナおよび/または組織は、誘導的に挙動し得る(すなわち、50Ω+20Ωj、ここで、正の20Ωjは誘導性である)か、または容量的に挙動し得る(すなわち、50Ω−20Ωj、ここで、負の20Ωjは誘導性である)。アンテナ供給点に対し較正することは、システムが、アンテナおよび/または組織が誘導的または容量的に挙動しているか否かを識別し得る。従って、このシステムは、一致するネットワークを組み込み、インピーダンス不一致を相殺し得る。
本開示のなお別の実施形態では、較正は、マイクロ波エネルギー送達デバイス915のアンテナ940を較正装置900中に配置することにより実施される。較正装置900は、アンテナ940aからチャンバー910aに隣接して配置されるとき、アンテナ940aにおいて既知の反射および位相シフトを生成する形態であるチャンバー910aを含む。較正は、アンテナ940aをチャンバー910aに対して固定された位置に配置し、そしてアンテナ940aを所定の信号で駆動することにより実施される。マイクロ波発生器905aは、アンテナ940aの性能の指標である1つ以上のパラメーターを測定し、そして測定されたパラメーターを1つ以上の所定のパラメーターと比較する。次いで、マイクロ波発生器905aは、試験下のアンテナ940aの1つ以上の較正パラメーターまたは1つ以上のチューニングパラメーターを決定する。
チャンバー910aは、アンテナ940aを受容する形態の円筒形形状のチャンバーであり得る。チャンバー910aは、図9Aに示されるように、アンテナ940aを含むマイクロ波エネルギー送達デバイス915aの遠位端を受容し得るか、またはチャンバー910bは、図9Bに示されるように、マイクロ波エネルギー送達デバイス915bを受容する形態であり得る。位置決め機構または停止機構は、チャンバー中のアンテナの一致した配置を提供し得る。停止機構は、チャンバー中の配置を感知する感知機構を含み得る。感知機構は信号をシステムに提供し得、アンテナがその位置にあることを示す。感知機構から信号を受容した後、システムは、システムがアンテナを所定のマイクロ波信号で駆動する試験モードにスイッチする形態であり得る。
較正デバイス940aは、図9Aに示されるように、独立型デバイスしての形態であり得るか、マイクロ波エネルギー送達デバイス(図示せず)とインターフェースする形態であり得るか、図9Bに示されるように、マイクロ波発生器とインターフェースする形態であり得るか、またはその任意の組み合わせであり得る。較正デバイス900aは、アンテナ940a上の負荷を提供する受動的デバイスであり得、ここで、負荷990a(較正デバイス)に対するアンテナ940a応答は、マイクロ波発生器905aに知られる。
図9A〜9Bを参照して、較正デバイス900a、900bは、マイクロ波エネルギー送達デバイス915a、915bの少なくとも一部分を受容する形態のチャンバー910a、910bを含み得る。チャンバー910a、910bは、アンテナ940a、940b、またはアンテナおよびデバイス伝送ライン930a、930bの一部分を受容する形態であり得る。チャンバー910a、910bは、アンテナ940a、940bに対してマイクロ波吸収負荷を位置決めする形態である。
使用において、臨床医は、較正デバイス900a、900bおよびマイクロ波エネルギー送達デバイス915a、915bをそれぞれ一緒に嵌合する。マイクロ波エネルギー送達デバイス915a、915bのアンテナ940a、940bは、較正デバイス900a、900bに対してそれぞれ位置決めされ、そして較正手順が実施される。較正手順は、マイクロ波発生器入力906a、906bまたはインターフェーススクリーン907a、907bを経由して、またはマイクロ波エネルギー送達デバイス上の入力(図示せず)により臨床医によって手動で開始され得る。あるいは、較正手順は、マイクロ波発生器905bによって自動的に開始され得る。例えば、較正デバイス900b中の負荷に対するアンテナ940bの配置は、センサー901bを誘発するか、またはマイクロ波発生器905b(図示されていない)に入力し得、そして較正手順は自動的に開始され得る。
1つの実施形態では、較正手順は、アンテナをマイクロ波エネルギー信号で駆動する工程、アンテナに関連する少なくとも1つのパラメーターを測定する工程、および少なくとも1つのアナテナ較正パラメーターを生成する工程を包含する。マイクロ波エネルギー信号は、所定の信号、臨床医によって選択された信号、または特定のアンテナについて選択された信号であり得る。アンテナに関連する1つ以上のパラメーターは、順方向電力、反射電力、インピーダンスおよび温度の1つを含み得る。この少なくとも1つのアンテナ較正パラメーターは、例えば、アンテナチューニングに関連するパラメーター、アンテナの共鳴に関連するパラメーター、アンテナ構築に関係するパラメーター、または任意のその他のマイクロ波エネルギー送達に適切なパラメーターのようなアンテナの作動に関連する。
較正デバイスは、マイクロ波エネルギー送達デバイスまたはマイクロ波発生器の1つとインターフェースする形態であり得る。図9Bに示されるように、較正デバイス900bは、ケーブル820bを経由してマイクロ波発生器905bに接続し得る。別の実施形態では、較正デバイス900bは、マイクロ波エネルギー送達デバイス915bと一緒に嵌合するときインターフェースするコネクター(図示されず)を含み得る。較正デバイス900bとマイクロ波発生器905bまたはマイクロ波エネルギー送達デバイス915bとの間の接続は、ワイアレス接続としての形態であり得る。接続は、1つ以上のデジタルまたはアナログ接続を含み得るか、または、例えば、TCP/IP、OSI、FTP、UPnP、iSCSI、IEEE 802.15.1(Bluetooth)またはWireless USBのような適切な通信手段を含み得る。較正デバイス900bは、較正デバイス900bに関連する1つ以上のパラメーター、および/またはマイクロ波エネルギー送達デバイス915bおよびマイクロ波発生器905bの1つへの較正手順を提供し得る。
較正デバイス900bはさらに、マイクロ波エネルギー送達デバイス915bを較正デバイス900bに対して1つ以上の位置で位置決めするポジショナー902bを含み得る。図9Bに示されるように、ポジショナー902bは、マイクロ波エネルギー送達デバイス915b上のノッチ916bと、較正デバイス900bおよびマイクロ波エネルギー送達デバイス915bがその位置で勘合するように整列する。ポジショナー902bおよびノッチ916bは、アンテナ940bをチャンバー910bに対して所望の位置に位置決めする形態である。ポジショナーは、較正デバイス900bに対してマイクロ波エネルギー送達デバイス915bを位置決めする任意の適切な手段であり得、例えば、ラッチ、キャッチ、ロッキングクラム−シェル、クリップ、ロッキングまたはポジショニングピン、特有形状の付属器および付属器を受容する形態の一致する凹部分、ならびに任意のその他の適切な位置決めデバイスをなどである。
較正デバイス900bはさらに、較正デバイス900bをマイクロ波エネルギー送達デバイス915bにロックするためのロッキング機構903、904、909を含み得る。図9Bに示されるように、キャッチ904は、チャンバー910bが閉鎖位置にあるとき、スロット909と整列する。スライド903はスロット内でキャッチ904を作動し、それによってチャンバーを閉鎖位置にロックする。任意の適切なロッキング機構が、用いられ得、例えば、クリップ、ラッチ、プレスばめピン、ロッキングまたは自己閉鎖ヒンジ、磁性または電子的閉鎖機構または任意のその他の適切なロッキング機構なとである。スライド903またはその他のロッキング解放機構が、アンテナが起動されるとき不能にされる形態であり得、それによって較正デバイス900bが、較正またはエネルギー送達の間にマイクロ波エネルギー送達デバイス915bを解放することを防ぐ。
種々の変更が、本開示の範囲から逸脱することなく上記の構築でなされ得、上記の説明に含まれるすべての事項は、例示として、そして制限する意味でないと解釈されるべきであることが意図される。添付の請求項の範囲によって規定されるように、本開示のいくつかの目的が達成され、そして有利なその他の結果が達成されることが見られ得る。

Claims (11)

  1. マイクロ波エネルギー送達および測定システムであって、
    マイクロ波エネルギーを送達する形態のマイクロ波エネルギー供給源と、
    測定システムであって、該マイクロ波エネルギー供給源によって送達されるエネルギーに関する第1の信号を受容する形態のアナログ入力と、
    該マイクロ波エネルギー送達デバイスを駆動する形態の第2の信号を生成する形態のアナログ出力であって、該第2の信号の少なくとも1つのパラメーターは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスの特性に関連する、アナログ出力とのうちの少なくとも1つを含む、測定システムと、
    該マイクロ波エネルギー送達デバイスを、該マイクロ波エネルギー供給源と該測定システムのうちの1つに接続する形態のスイッチングネットワークと、
    該スイッチングネットワークと該マイクロ波エネルギー送達デバイスとの間に接続されたチューナーであって、該チューナーは、チューナー制御信号に基づいて該マイクロ波エネルギー送達デバイスの回路インピーダンスを調整する形態である、チューナーと、
    該測定システムからデータを受容する形態の制御システムであって、該制御システムは、該マイクロ波エネルギー送達デバイスと、該マイクロ波エネルギー供給源との間のインピーダンスミスマッチを決定し、該制御信号を該チューナーに提供する形態である、制御システムと
    を備えている、マイクロ波エネルギー送達および測定システム。
  2. 前記アナログ入力によって受容される前記第1の信号は、順方向電力、反射電力および温度のうち1つから選択される、請求項1に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
  3. 前記アナログ出力によって生成される前記第2の信号は、RF信号およびマイクロ波信号のうちの1つである、請求項1に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
  4. 前記スイッチングネットワークは、前記マイクロ波エネルギー供給源および前記測定システムを電気的に絶縁する、請求項1に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
  5. 前記マイクロ波エネルギー供給源は、
    マイクロ波信号を生成する形態のマイクロ波発生器と、
    該マイクロ波発生器から該マイクロ波信号を受容し、該マイクロ波信号を、接地電位に接続された負荷抵抗器および前記スイッチングネットワークのうちの1つに向ける形態の第1のスイッチと
    をさらに含む、請求項4に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
  6. 前記スイッチングネットワークは、
    前記測定システムおよび前記マイクロ波エネルギーシステムのうちの1つに前記マイクロ波エネルギー送達デバイスを接続する形態の第2のスイッチであって、該第2のスイッチは、該マイクロ波エネルギー送達システムと前記マイクロ波発生器との間に電気的絶縁を提供する形態である、第2のスイッチをさらに含む、請求項5に記載のマイクロ波エネルギー送達および測定システム。
  7. 前記制御システムは、前記チューナーに接続し、該チューナーの動作を制御する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記制御システムは、エネルギー送達の間に前記チューナーを動的に調整する、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記制御システムから受容された前記データは、順方向電力、反射電力、ならびに結合されたアンテナインピーダンスおよび負荷インピーダンスからなる群から選択される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記制御システムから受容された前記データは、電流、電圧、周波数およびインピーダンスからなる群から選択される、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記制御システムは、前記マイクロ波エネルギー送達デバイスと前記マイクロ波エネルギー供給源との間の前記インピーダンスミスマッチに基づいて、前記チューナーの少なくとも1つの調整を実施する、請求項1に記載のシステム。
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