JP2010098966A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、穀粒排出装置を備えたコンバインに係るものである。 The present invention relates to a combine equipped with a grain discharging device.
従来、下方に走行装置を設けた機体フレームの上方に脱穀装置を設け、脱穀装置の側方にグレンタンクを設け、該グレンタンクを機体フレームに対して外側オープンするようにした構成は、公知である(特許文献1参照)。
また、従来、下方に走行装置を設けた機体フレームの上方に脱穀装置を設け、脱穀装置の側方にグレンタンクを設け、該グレンタンク内にはグレンタンク内の穀粒を排出する排出用縦オーガーの基部を横軸回動自在に取り付けた構成は、公知である(特許文献2参照)。
Conventionally, a threshing device has been provided above the machine frame provided with a traveling device below, a grain tank has been provided on the side of the threshing device, and a vertical drain for discharging grains in the grain tank in the grain tank. The structure which attached the base part of the auger so that horizontal axis | shaft rotation is possible is well-known (refer patent document 2).
前記公知例のうち前者は、縦揚穀装置を機体フレームに固定の支持フレームで支持し、この縦揚穀装置および支持フレームに対してグレンタンクをオープンさせる構成のため、縦揚穀装置は固定状態であり、縦揚穀装置の上部に横向きの排出オーガを旋回および上下自在に取付けている。
したがって、前者の公知例では、縦揚穀装置をその基部中心に外方向に傾倒させるという簡易型の排出用縦オーガーの構成を採用できず、コストが上昇するという課題がある。
前記公知例のうち後者は、簡易型の排出用縦オーガーであるので、排出用縦オーガーはグレンタンクに取付けて支持させて、グレンタンクの排出螺旋の回転を排出用縦オーガーに伝達する構成のため、排出用縦オーガーはグレンタンクと一体であり、グレンタンクをオープンさせられないという課題がある。
本発明は、グレンタンクおよび排出用縦オーガーの取付および支持構成を工夫し、グレンタンクをオープンさせる構成と排出用縦オーガーの基部を横軸回動させて傾倒自在とする構成とを両立させ、穀粒排出作業全般の作業効率を向上させたものである。
Among the known examples, the former supports the vertical cerealing device with a support frame fixed to the machine frame, and the vertical cerealing device is fixed because of the configuration in which the grain tank is opened with respect to the vertical cerealing device and the support frame. In this state, a horizontal discharge auger is attached to the upper part of the vertical cerealing device so as to be swiveled and vertically movable.
Therefore, in the former publicly known example, it is not possible to adopt the configuration of a simple vertical auger for discharging that causes the vertical cerealing device to tilt outwardly around the center of the base, and there is a problem that the cost increases.
Of the known examples, the latter is a simple vertical auger for discharge, and the vertical auger for discharge is attached to and supported by the Glen tank to transmit the rotation of the discharge spiral of the Glen tank to the vertical auger for discharge. Therefore, the vertical auger for discharge is integrated with the Glen tank, and there is a problem that the Glen tank cannot be opened.
The present invention devised the mounting and support configuration of the Glen tank and the discharge vertical auger, and made both the configuration that opens the Glen tank and the configuration that allows the base of the discharge vertical auger to be tilted by turning the horizontal axis, The work efficiency of the whole grain discharge work is improved.
本発明は、下方に走行装置2を設けた機体フレーム1の上方に脱穀装置3を設け、該脱穀装置3の前側に刈取装置5を設け、前記脱穀装置3の側方にグレンタンク10を設け、該グレンタンク10内にはグレンタンク10内の穀粒を排出する排出螺旋12を設け、該排出螺旋12の終端は接続メタル13内に連通し、該接続メタル13には排出用縦オーガー15の基部を接続し、前記グレンタンク10は機体フレーム1に対して外側方へオープン可能に軸支すると共に、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端側が外側方へ傾倒するように、該排出用縦オーガー15の基部を前記接続メタル13に横軸回動自在に取り付けたことを特徴とするコンバインとしたものであり、エンジンを始動し、走行装置2により機体を走行させて、刈取装置5により穀稈を刈取り、刈取った穀稈および穀粒を脱穀装置3へ供給して脱穀し、脱穀された穀粒は、グレンタンク10に一時貯留され、一定量の穀粒が貯留されると、グレンタンク10内の排出螺旋12を作動させ、グレンタンク10内の穀粒を排出用縦オーガー15により排出する。
しかして、排出螺旋12の終端は機体フレーム1に設けた接続メタル13に連通し、接続メタル13には排出用縦オーガー15を接続し、グレンタンク10は機体フレーム1に対して外側方へオープン可能に軸支すると共に、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端側が外側方へ傾倒するように構成しているので、排出作業中、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端側を外側方へ傾倒させられるので、排出用縦オーガー15を傾倒させて排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを行う。
また、穀粒排出作業中あるいは作業終了後等の適時、グレンタンク10は外側方へオープンさせて、グレンタンク10周辺を開放し、メンテナンス作業を行う。
本発明は、前記接続メタル13は、グレンタンク10に接続するタンク側メタル部20と、排出用縦オーガー15に接続するオーガ側メタル部21と、タンク側メタル部20とオーガ側メタル部21の間に設けた中間固定メタル部22とに三分割して構成し、前記中間固定メタル部22は機体フレーム1側に固定状態に取付け、前記中間固定メタル部22の前側には下側縦取付軸23により前記タンク側メタル部20を縦軸外側回動自在に取付け、前記中間固定メタル部22の後側にはオーガ側メタル部21を中間固定メタル部22の中間筒部26の軸心中心に回動自在に取付けたことを特徴とするコンバインとしたものであり、オーガ側メタル部21が中間固定メタル部22に対して回転するので、排出用縦オーガー15は接続メタル13の中間固定メタル部22に対してその先端を外側に傾倒させ、また、グレンタンク10は、接続メタル13の中間固定メタル部22に支持されて、下側縦取付軸23中心にタンク側メタル部20と共に中間固定メタル部22および機体フレーム1に対して縦軸外側回動して、グレンタンク10を外側オープンさせる。
本発明は、前記排出用縦オーガー15は、オーガ側メタル部21に接続した固定オーガー50と該固定オーガー50に摺動自在に取り付けた移動オーガー51とにより伸縮自在に構成し、前記排出用縦オーガー15は、格納すると排出用縦オーガー15の上端がグレンタンク10の上面よりも低くなるように構成したことを特徴とするコンバインとしたものであり、排出用縦オーガー15の全体長さを伸縮させて、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせ行う。また、格納時、排出用縦オーガー15の上端をグレンタンク10の上面より低くして、機体を移動させる。
本発明は、前記排出用縦オーガー15の穀粒排出口16は、排出用縦オーガー15のオーガー筒54の先端に設けた排出部55に設け、該排出部55はオーガー筒54に対して回転自在に取付けたことを特徴とするコンバインとしたものであり、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16は、排出用縦オーガー15の本体であるオーガー筒54に対して穀粒排出口16を回転(旋回)させて、穀粒排出口16の向きを変更して排出位置の位置合わせを行う。また、格納時には、穀粒排出口16がグレンタンク10の壁面等の任意の場所と向かい合わせにして格納させて、穀粒排出口16を閉塞させることができる。
In the present invention, a
Accordingly, the end of the
In addition, the
In the present invention, the
In the present invention, the discharge
In the present invention, the
請求項1の発明では、グレンタンク10に対して横軸回動による傾倒自在の排出用縦オーガー15の構成とグレンタンク10をオープンさせる構成とを両立させることができ、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせ構成を簡素にできると共に、グレンタンク10の外側オープンによるメンテナンス作業の容易化を向上させ、穀粒排出作業全般の作業効率を向上させることができる。
請求項2の発明では、上記請求項1の発明の効果に加えて、接続メタル13を、グレンタンク10に接続するタンク側メタル部20と、排出用縦オーガー15に接続するオーガ側メタル部21と、タンク側メタル部20とオーガ側メタル部21の間に設けた中間固定メタル部22とに三分割し、中間固定メタル部22を機体フレーム1に固定状態に取付けることで、グレンタンク10に対する横軸回動による傾倒自在の排出用縦オーガー15の構成とグレンタンク10をオープンさせる構成との両立を簡単に実現でき、穀粒排出作業全般の作業効率を向上させることができる。
請求項3の発明では、上記請求項1または請求項2の発明の効果に加えて、排出用縦オーガー15を伸縮させて排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを容易にして、穀粒排出作業の作業性を向上させることができる。
請求項4の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3の発明の効果に加えて、穀粒排出口16の向きを変更自在にすることで、穀粒排出口16の位置合わせを容易にでき、穀粒排出作業全般の作業性を向上させることができ、格納時には、排出部55を回転(スイング)させて穀粒排出口16をグレンタンク10の壁面等の任意の場所に向かい合わせにさせることにより、穀粒排出口16を簡単に閉塞させて、穀粒排出口16からオーガー筒54内への異物の侵入を防止でき、メンテナンス作業を容易にすることができ、穀粒排出作業の作業性を向上させることができる。
In the invention of
In the invention of
In the invention of
In the invention of claim 4, in addition to the effect of the invention of
本発明の一実施例を図面により説明すると、1はコンバインの機体フレームであり、機体フレーム1の下方には走行装置2を設け、機体フレーム1の上方には脱穀装置3を設け、脱穀装置3および操縦部4の前方には刈取装置5を設けている。
脱穀装置3の側方には、該脱穀装置3で脱穀された穀粒を一時貯留するグレンタンク10を設ける。グレンタンク10内には、グレンタンク10内の穀粒を排出する螺旋搬送式の排出装置(排出螺旋)12を設ける(図2)。
該排出螺旋12の終端は前記機体フレーム1に設けた接続メタル13に接続する。接続メタル13には排出用縦オーガー15を接続し、グレンタンク10は機体フレーム1に対して縦軸外側回動によりオープン可能に構成すると共に、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端が傾倒するように構成する。
そのため、グレンタンク10を外側オープンさせることで、メンテナンス作業を容易にして、メンテナンス性を向上させられる。
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
At the side of the
The terminal end of the
Therefore, by opening the Glen
また、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端を傾倒させられるので、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを容易にでき、穀粒排出作業の作業性を向上させることができる。
前記接続メタル13は、前記グレンタンク10に接続するタンク側メタル部20と、前記排出用縦オーガー15に接続するオーガ側メタル部21と、タンク側メタル部20とオーガ側メタル部21の間に設けた中間固定メタル部22とに三分割して構成する(図2,図2では理解を容易にするため、中間固定メタル部22に斜線を付しているが、これにより構成は限定されない)。前記中間固定メタル部22は機体フレーム1に固定状態に取付け、前記中間固定メタル部22の前側には下側縦取付軸23により前記タンク側メタル部20を縦軸外側回動自在に取付け、前記中間固定メタル部22の後側にはオーガ側メタル部21を中間固定メタル部22の中間筒部26の軸心中心に回転自在に取付けて構成する。
Moreover, since the tip of the
The
前記中間固定メタル部22の取付方法は任意であるが、本願では、中間固定メタル部22の中間筒部30に設けたステー31により機体フレーム1に固定状態に取付ける。ステー31は一対の脚部32を有し、脚部32の上部を中間筒部26の下面に固定し、脚部32の下部を連結体33により一体状に連結し、連結体33を機体フレーム1に固定する。
したがって、中間固定メタル部22は強固に機体フレーム1に取り付けられると共に、取付も簡単に行える。
中間固定メタル部22の前側にはグレンタンク10側に突出する腕部35を設け、腕部35はタンク側メタル部20に設けた腕部36と上下に重ね、腕部35と腕部36とを前記下側縦取付軸23により軸着する。
The attachment method of the intermediate fixed
Therefore, the intermediate fixed
An
中間固定メタル部22の後縁にはフランジ部37を形成し、オーガ側メタル部21の前縁にはフランジ部38を形成し、フランジ部37とフランジ部38を取付部材25の挾持部39により、互いに摺接自在に取付け、排出用縦オーガー15を中間固定メタル部22の中間筒部26の軸心中心に傾倒自在に構成している。
前記排出螺旋12の排出螺旋40の先端はタンク側メタル部20内に臨ませて、タンク側メタル部20内に設けた引継螺旋41の前端に所謂カップリング接合により着脱自在に係合させる。引継螺旋41は、その中間部を中間固定メタル部22内に設けた軸受42に軸装する。引継螺旋41の後端は前記オーガ側メタル部21内の軸受部43に軸装し、軸受部43内で排出用縦オーガー15のオーガー螺旋44とベベルギヤ45により排出螺旋40の回転をオーガー螺旋44に伝達するように構成している。
A
The tip of the discharge spiral 40 of the
しかして、前記中間固定メタル部22には縦フレーム45の下部を固定し、縦フレーム45の上部には左右方向の略水平の連結フレーム46を固定し、連結フレーム46の前端は、図示は省略するが、前記脱穀装置3側に固定する。連結フレーム46には側面視逆さL型形状の後部フレーム47の上部を連結固定し、後部フレーム47の下部は機体フレーム1側に固定する。
そのため、グレンタンク10は、中間固定メタル部22と、縦フレーム45および連結フレーム46ならびに後部フレーム47により、機体フレーム1側に支持されるように構成する。
前記連結フレーム46には前記下側縦取付軸23と同心上に上側取付軸48を設け、この上側取付軸48にグレンタンク10の上部側を回動自在に取付けている。
Thus, the lower portion of the
Therefore, the
The connecting
前記排出用縦オーガー15は、前記オーガ側メタル部21に接続した固定オーガー50と該固定オーガー50に摺動自在に取り付けた移動オーガー51とにより伸縮自在に構成する。
そのため、オープンさせる構成のグレンタンク10の排出用縦オーガー15を伸縮自在構成にしているので、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを容易にでき、穀粒排出作業の作業性を向上させることができる。
この場合、排出用縦オーガー15は、移動オーガー51を縮小させたとき、排出用縦オーガー15の上端がグレンタンク10の上面より低くなるように構成する(図6)。
したがって、コンバインの機体高さを低くすることができる。
The discharge
For this reason, since the
In this case, the discharge
Therefore, the height of the combine body can be lowered.
前記排出用縦オーガー15の伸縮構成は、手動により伸縮させる場合は勿論のこと、固定オーガー50と移動オーガー51との間に伸縮駆動機構52を設けてもよい。実施例の伸縮駆動機構52ではモータにより螺子軸を回転させ、螺子軸に螺合させた移動部材を移動オーガー51側に取り付けている。
また、排出用縦オーガー15のオーガー螺旋44は、任意の構成により伸縮するようにする。例えば、オーガー螺旋44の一部を複数の螺旋翼体54を、駆動軸53に対して軸方向に摺動のみ自在に取付け、螺旋翼体54を摺動させることにより各螺旋翼体54の間隔を広狭に変更して、オーガー螺旋44の全長を伸縮させる。
The extending and retracting structure of the discharging
The
しかして、前記排出用縦オーガー15の穀粒排出口16は、オーガー筒54の先端に設けた排出部55に設け、排出部55はオーガー筒54に対して回転自在に取付け、穀粒排出口16の向きを変更自在に構成する。
そのため、穀粒排出口16の位置合わせを容易にでき、穀粒排出作業の作業性を向上させることができる。
また、格納時に、排出部55を回転(スイング)させて穀粒排出口16をグレンタンク10の壁面等の任意の場所に向かい合わせにさせると(図12)、穀粒排出口16からオーガー筒54内への異物の侵入を防止でき、メンテナンス作業を容易にする。
排出部55の回転構成は任意であるが、例えば、手動により回転させる構成であればよいのは勿論のこと、排出部55に設けたモータ56により歯車57を回転させ、位置固定の歯車58に対して排出部55を回転させる(図10)。59は排出部55の回転位置を検出する位置検出手段である。
Thus, the
Therefore, it is possible to easily align the
In addition, when storing, when the discharging
Although the rotation structure of the
しかして、図13以下は、コンバイン等の収穫機に搭載するホッパー60に関する実施例であり、ホッパー60の下部には漏斗部61を設け、漏斗部61の下部には排出部62を設け、排出部62には排出口63を設け、排出口63は開閉シャッター64を設ける。開閉シャッター64は排出部62に設けた挿入溝66に出入り自在に挿入する(15,図16)。
挿入溝66の上方の排出部62には開閉シャッター64を押さえる弾性部材67を設ける。
弾性部材67は開閉シャッター64を押さえて、振動等によって排出口63が開閉するのを防止する。
弾性部材67は、弾性部材67の上下中間より上下の何れか一方に偏った位置に取付孔68を形成し(図18)、取付孔68にボルト等の止着部材69を挿入してホッパー60の排出部62に弾性部材67を取付けると、弾性部材67が摩耗したとき、弾性部材67を上下反転させて、開閉シャッター64に対する接触圧力を調節することができ、好適である。
70は弾性部材67を押さえるプレートである。
13 and the following are examples relating to a
An
The
The
前記取付孔68は、縦方向に長い長孔68Aに形成すると(図19)、開閉シャッター64に対する接触圧力(弾力的接触圧力)の調節が容易になり、また、弾性部材67の摩耗に対しても適切に対応できる。
この場合、長孔68Aは、弾性部材67が開閉シャッター64の上面に当接した状態で止着部材69より上方に長くなるように形成すると、一層、弾性部材67全体を下降させられ、弾性部材67の摩耗に対する調節範囲を広くできる。
また、プレート70は、プレート70の上下中間より上下の何れか一方に偏った位置に取付孔70Aを形成し(図20)、取付孔70Aにボルト等の止着部材69を挿入して排出部62に弾性部材67を取付けると、弾性部材67が摩耗したとき、プレート70ごと弾性部材67を上下反転させて、開閉シャッター64に対する接触圧力を調節することができ、好適である。
また、プレート70の取付孔は、縦方向に長い長孔70Bに形成すると(図21)、開閉シャッター64に対する接触圧力の調節が容易になり、また、弾性部材67の摩耗に対しても適切に対応できる。
When the mounting
In this case, if the
Further, the
Further, if the mounting hole of the
前記プレート70には左右一対の屈曲部71を設け、屈曲部71は前記排出部62に設けた段部72に係合させる(図22,図23)。
そのため、プレート70は弾性部材67の止着部材69中心とする回転を阻止して、弾性部材67による開閉シャッター64の押さえを確実にする。
しかして、図24,図25のプレート70は平面視「コ」型形状に形成し、プレート70の左右中間に弾性部材67を当接させ、プレート70と弾性部材67とを止着部材69により共締めして取付けて、プレート70の左右両側を排出部62の側面に取付ける。
そのため、プレート70は三カ所により止めるので、プレート70および弾性部材67が排出部62に対して回転するのを防止する。
The
Therefore, the
24 and 25 is formed in a “U” shape in plan view, the
Therefore, since the
しかして、図26,図27の開閉シャッター64では、開閉シャッター64の上面に上方に突き出る突起74を設け、突起74は弾性部材67の下端に当接して開閉シャッター64の移動を停止させる。
したがって、振動等に起因する不用意な開閉シャッター64の開閉を抑制・防止できる。
しかして、図28,図29の開閉シャッター64には、上方に突き出る突条75を設け、突条75は弾性部材67の下端に当接して開閉シャッター64の移動を停止させるように構成する。
したがって、不用意な開閉シャッター64の開閉を抑制・防止できる。
この場合、前記突起74および突条75は、開閉シャッター64の穀粒排出孔76の前方二カ所に設ける(図30,図31)。
そのため、穀粒排出孔76を開放した位置と閉塞させた夫々の位置で開閉シャッター64を停止させられ、操作を容易にできる。
26 and 27, a
Therefore, inadvertent opening / closing of the opening /
28 and 29 is provided with a
Therefore, inadvertent opening / closing of the open /
In this case, the
Therefore, the opening /
しかして、図32,図33の弾性部材67は、板状の弾性部材を二つ折りにして形成し、折り目部分を開閉シャッター64の上面に当接させる。
この場合、弾性部材67の取付孔68は、縦方向に長い長孔68Aに形成すると(図33)、開閉シャッター64に対する接触圧力の調節が容易になり、また、弾性部材67の摩耗に対しても適切に対応できる。
32 and 33 is formed by folding a plate-like elastic member in half, and the fold portion is brought into contact with the upper surface of the open /
In this case, if the
(実施例の作用)
エンジンを始動し、走行装置2により機体を走行させ、刈取装置5で刈稈を刈取り、刈取った穀稈の穂先を脱穀装置3へ供給して脱穀する。
脱穀された穀粒は、グレンタンク10に一時貯留され、一定量貯留されると、グレンタンク10内の排出螺旋12を作動させ、グレンタンク10内の穀粒は排出螺旋12により接続メタル13のタンク側メタル部20まで搬送され、タンク側メタル部20内に設けた引継螺旋引継螺旋41により中間固定メタル部22を通過してオーガ側メタル部21に搬送され、排出用縦オーガー15により排出される。
しかして、排出螺旋12の終端は機体フレーム1に設けた接続メタル13に接続し、接続メタル13には排出用縦オーガー15を接続し、グレンタンク10は機体フレーム1に対して縦軸外側回動によりオープン可能に構成すると共に、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端が傾倒するように構成しているので、グレンタンク10を外側オープンさせることで、メンテナンス作業を容易にして、メンテナンス性を向上させられるばかりでなく、排出用縦オーガー15は接続メタル13に対して先端を傾倒させられるので、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを容易にでき、穀粒排出作業の作業性を向上させることができる。
(Operation of Example)
The engine is started, the vehicle is driven by the traveling
The threshed grain is temporarily stored in the
Accordingly, the end of the
したがって、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを容易にして穀粒排出作業の作業性を向上させると共に、グレンタンク10を外側オープンさせることで、メンテナンス作業を容易にして、穀粒排出作業全般の作業性を向上させられる。
接続メタル13は、グレンタンク10に接続するタンク側メタル部20と、排出用縦オーガー15に接続するオーガ側メタル部21と、タンク側メタル部20とオーガ側メタル部21の間に設けた中間固定メタル部22とに三分割して構成し、前記中間固定メタル部22は機体フレーム1に固定状態に取付け、前記中間固定メタル部22の前側には下側縦取付軸23により前記タンク側メタル部20を縦軸外側回動自在に取付け、前記中間固定メタル部22の後側にはオーガ側メタル部21を中間固定メタル部22の中間筒部26の軸心中心に回動自在に取付けて構成しているから、グレンタンク10を外側オープンさせる構成でありながら、排出用縦オーガー15を接続メタル13に対して先端を外側傾倒させられる構成を採用でき、グレンタンク10の外側オープン構成と排出用縦オーガー15の回動構成とを簡単に両立させられる。
Therefore, the
The
また、中間固定メタル部22は、一例を示すと、中間固定メタル部22の中間筒部26に設けたステー31により機体フレーム1に固定状態に取付けているので、中間固定メタル部22は強固に機体フレーム1に取り付けられると共に、取付けも簡単に行える。
しかして、排出螺旋12の先端はタンク側メタル部20内に臨ませて、タンク側メタル部20内に設けた引継螺旋41の前端に所謂カップリング接合により着脱自在に係合させ、引継螺旋41は、その中間部を中間固定メタル部22内に設けた軸受42に軸装し、引継螺旋41の後端はオーガ側メタル部21内の軸受部43に軸装し、軸受部43内で排出用縦オーガー15のオーガー螺旋44とベベルギヤ45により排出螺旋12の回転をオーガー螺旋44に伝達するように構成しているから、グレンタンク10の前側の排出螺旋12にエンジン回転を入力すると、排出螺旋12の回転が引継螺旋41を介してオーガー螺旋44に伝達して排出用縦オーガー15を駆動する。
Further, as an example, the intermediate fixed
Accordingly, the tip of the
そのため、簡単に排出用縦オーガー15に回転伝達できる。
また、排出螺旋12の先端は、タンク側メタル部20内で引継螺旋41の前端と継脱自在にカップリング接合により係合させているから、特別に排出用縦オーガー15との伝動機構を取り外すことなく、グレンタンク10を下側縦取付軸23中心に外側回動させるだけでグレンタンク10の外側オープン作業を簡単に行える。
しかして、排出用縦オーガー15は、オーガ側メタル部21に接続した固定オーガー50と該固定オーガー50に摺動自在に取り付けた移動オーガー51とにより伸縮自在に構成しているから、オープンさせる構成のグレンタンク10の排出用縦オーガー15を伸縮させることができ、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16の位置合わせを容易にして、穀粒排出作業の作業性を向上させる。
この場合、排出用縦オーガー15は、移動オーガー51を縮小させたとき、排出用縦オーガー15の上端がグレンタンク10の上面より低くなるように構成しているから、コンバインの機体高さを低くすることができ、路上走行等の移動を容易にでき、穀粒排出作業全般の作業性を向上させる。
Therefore, the rotation can be easily transmitted to the discharge
Further, since the tip of the
Thus, the discharge
In this case, the discharge
しかして、排出用縦オーガー15の穀粒排出口16は、オーガー筒54の先端に設けた排出部55に設け、排出部55はオーガー筒54に対して回転自在に取付け、穀粒排出口16の向きを変更自在に構成しているから、穀粒排出口16の位置合わせを容易にでき、穀粒排出作業の作業性を向上させる。
また、格納時に、排出部55を回転(スイング)させて穀粒排出口16をグレンタンク10の壁面等の任意の場所に向かい合わせにさせることが可能であり、穀粒排出口16を簡単に閉塞させて、穀粒排出口16からオーガー筒54内への異物の侵入を防止でき、メンテナンス作業を容易にする。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しているが、これらは夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
Thus, the
Further, at the time of storage, it is possible to rotate (swing) the
Each of the above-described embodiments is illustrated or described separately or mixed for easy understanding, but these can be combined in various ways, and the expression, configuration, action, etc. It is not limited, and there are of course cases where a synergistic effect is obtained.
1…フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…操縦部、5…刈取装置、10…グレンタンク、12…排出螺旋、13…接続メタル、15…排出用縦オーガー、16…穀粒排出口、20…タンク側メタル部、21…オーガ側メタル部、22…中間固定メタル部、23…下側縦取付軸、25…取付部材、26…中間筒部、31…ステー、32…脚部、33…連結体、35…腕部、36…腕部、37…フランジ部、38…フランジ部、39…挾持部、41…引継螺旋、42…軸受、43…軸受部、44…オーガー螺旋、45…ベベルギヤ、50…固定オーガー、51…移動オーガー、54…オーガー筒、55…排出部、60…ホッパー、61…漏斗部、62…排出部、63…排出口、64…開閉シャッター、66…挿入溝、67…弾性部材、68…取付孔、69…止着部材、70…プレート、71…屈曲部、72…段部、74…突起、75…突条、76…穀粒排出孔。
DESCRIPTION OF
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