JP2010098676A - 基地局装置および無線チャネル割当方法 - Google Patents

基地局装置および無線チャネル割当方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動局間のアクセスタイミングの違いによる無線チャネル割り当ての偏りを低減する。
【解決手段】基地局12は、1フレームに属する複数の無線チャネルの少なくとも1つを用いて複数の移動局それぞれと通信を行う。基地局12は、基地局12と通信する複数の移動局の中に、基地局12により無線チャネルを割り当てられてから割り当てられた無線チャネルを用いるまでのタイミングであるアクセスタイミングが他の移動局よりも遅い移動局が含まれるか否かを判定するアクセスタイミング管理部36と、複数の移動局の中にアクセスタイミングの遅い移動局が含まれる場合に、アクセスタイミングの遅い移動局に割り当てる無線チャネルの数を制限し、残りの無線チャネルの少なくとも一部を他の移動局に割り当てる無線チャネル割当部38と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、基地局装置および無線チャネル割当方法に関し、特に、所定の時間区分に属する複数の無線チャネルの少なくとも1つを用いて複数の移動局装置それぞれと通信を行う基地局装置およびその無線チャネル割当方法に関する。
移動通信システムの中には、移動局が基地局からの無線チャネルの割り当てを受けてからその無線チャネルを用いるまでのタイミング(以下「アクセスタイミング」という)が、2種類以上規定されているものがある。
たとえば非特許文献1に規定される次世代PHS(Next Generation Personal Handy-phone System:XG−PHS)では、移動局が基地局から無線チャネルの割り当てを示すMAPと呼ばれる情報を受信してからそのMAPで示される通信チャネルを用いて通信するまでのタイミングが、2種類定義されている。
図11は、非特許文献1に定義された2種類のアクセスタイミング(アクセスタイミング1、アクセスタイミング2)を説明する図である。次世代PHSでは、処理性能の高い移動局は、アクセスタイミング1に区分され、同図(a)に示すように、ANCH(Anchor Channel:個別制御チャネルの1つ)を介してMAPを受信したフレームの次フレームで、そのMAPで示されるEXCH(Extra Channel:通信チャネルの1つ)およびANCHを使用する。一方、処理性能の低い移動局は、アクセスタイミング2に区分され、同図(b)に示すように、MAPが受信されたフレームの次々フレームで、そのMAPで示されるEXCHおよびANCHを使用する。
"ARIB STD-T95「OFDMA/TDMA TDD Broadband Wireless Access System (Next Generation PHS)ARIB STANDARD」1.0版"、平成19年12月12日、社団法人電波産業会
しかしながら、上記移動通信システムでは、基地局が、ある時間区分に属する複数の無線チャネルを複数の移動局に割り当てる際、アクセスタイミングの遅い移動局に割り当てる無線チャネルをアクセスタイミングの早い移動局よりも先に決定する必要があるため、アクセスタイミングの早い移動局に対して十分な数の無線チャネルを割り当てることができない場合があった。
たとえば次世代PHSでは、図12に示すように、波線で囲まれたフレームに属する複数の無線チャネルを基地局が複数の移動局に割り当てる際、基地局は、アクセスタイミング2に区分される(アクセスタイミングの遅い)移動局に割り当てる無線チャネルをアクセスタイミング1に区分される(アクセスタイミングの早い)移動局より1フレームだけ先に決定しなければならない。このため、基地局が波線で囲まれたフレームに属する複数の無線チャネルの全部をアクセスタイミング2に区分される移動局に割り当てると、アクセスタイミング1に区分される移動局に無線チャネルを割り当てることができなくなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、移動局装置間のアクセスタイミングの違いによる無線チャネル割り当ての偏りを低減することができる基地局装置および無線チャネル割当方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る基地局装置は、所定の時間区分に属する複数の無線チャネルの少なくとも1つを用いて複数の移動局装置それぞれと通信を行う基地局装置であって、前記複数の移動局装置の中に、前記基地局装置により無線チャネルを割り当てられてから該割り当てられた無線チャネルを用いるまでのタイミングであるアクセスタイミングが他の移動局装置よりも遅い移動局装置が含まれるか否かを判定するアクセスタイミング判定手段と、前記複数の移動局装置の中に前記アクセスタイミングの遅い移動局装置が含まれる場合に、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限し、残りの無線チャネルの少なくとも一部を前記他の移動局装置に割り当てる無線チャネル割当手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る基地局装置は、所定の時間区分に属する複数の無線チャネルを分け合う複数の移動局装置の中に他の移動局装置よりアクセスタイミングの遅い移動局装置が含まれる場合に、アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する。このため、本発明によれば、移動局装置間のアクセスタイミングの違いによる無線チャネル割り当ての偏りを低減することができる。
また、本発明の一態様では、前記無線チャネル割当手段は、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置の数と前記他の移動局装置の数とに基づいて、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する。この態様によれば、アクセスタイミングの早い移動局装置とアクセスタイミングの遅い移動局装置とに公平に無線チャネルを割り当てることができる。
また、本発明の一態様では、前記無線チャネル割当手段は、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置の通信種別と前記他の移動局装置の通信種別とに基づいて、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する。この態様によれば、アクセスタイミングの早い移動局装置とアクセスタイミングの遅い移動局装置とにと公平に無線チャネルを割り当てることができる。
また、本発明の一態様では、前記無線チャネル割当手段は、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置の通信実績と前記他の移動局装置の通信実績とに基づいて、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する。この態様によれば、アクセスタイミングの早い移動局装置とアクセスタイミングの遅い移動局装置とに公平に無線チャネルを割り当てることができる。
また、本発明に係る無線チャネル割当方法は、所定の時間区分に属する複数の無線チャネルの少なくとも1つを用いて複数の移動局装置それぞれと通信を行う基地局装置の無線チャネル割当方法であって、前記複数の移動局装置の中に、前記基地局装置により無線チャネルを割り当てられてから該割り当てられた無線チャネルを用いるまでのタイミングであるアクセスタイミングが他の移動局装置よりも遅い移動局装置が含まれるか否かを判定するステップと、前記複数の移動局装置の中に前記アクセスタイミングの遅い移動局装置が含まれる場合に、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限し、残りの無線チャネルの少なくとも一部を前記他の移動局装置に割り当てるステップと、を含むことを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動通信システム10の構成図である。同図に示すように、移動通信システム10は、基地局12と、複数の移動局14(ここでは移動局14−1〜14−4のみを示す)と、を含んで構成される。移動通信システム10は、上記非特許文献1に記載の規格に準拠した次世代PHSであり、基地局12は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式およびTDMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time Division Duplex:時分割多元接続/時分割双方向通信)方式により、複数の移動局14と多重通信を行う。
図2は、次世代PHSのフレーム構成の一例を示す図である。同図に示すように、次世代PHSでは、1TDMAフレーム(5ms)が8つのタイムスロットに均等に区分されており、このうち前半の4スロット(2.5ms)がアップリンク(移動局14から基地局12に向かう方向の無線伝送路)用に、後半の4スロット(2.5ms)がダウンリンク(基地局12から移動局14に向かう方向の無線伝送路)用に、それぞれ割り当てられている。また、各タイムスロットには、OFDMAによるたとえば6つのサブチャネルが規定されている。
基地局12と移動局14との間の通信に使用される無線チャネルの最小単位は、PRU(Physical Resource Unit)と呼ばれ、TDMA/TDDによる上記タイムスロットのいずれかと、OFDMAによる上記サブチャネルのいずれかと、の組み合わせで特定される。アップリンク用に規定された24のPRUとダウンリンク用に規定された24のPRUはそれぞれ対をなしており、対をなす1組のPRUには、同一のANCH(個別制御チャネルの1つ)または同一のEXCH(通信チャネルの1つ)が割り当てられる。
次世代PHSでは、基地局12が1フレームごとにPRUの割り当てを決定し、決定されたPRUの割り当てを示すMAPと呼ばれる情報を各移動局14に送信する。また、上記のとおり、次世代PHSでは、移動局14が基地局12からMAPを受信してからそのMAPで示されるPRUを用いて通信するまでのタイミング(アクセスタイミング)が、2種類規定されている(図11参照)。すなわち、処理性能の高い移動局14は、アクセスタイミング1に区分され、ANCHを介してMAPを受信したフレームの次フレームで、そのMAPで示されるEXCHおよびANCHを使用する。一方、処理性能の低い移動局14は、アクセスタイミング2に区分され、MAPが受信されたフレームの次々フレームで、そのMAPで示されるEXCHおよびANCHを使用する。
このため、基地局12は、1フレームに属する24組のPRUを複数の移動局14に割り当てる際、アクセスタイミング2に区分される(アクセスタイミングの遅い)移動局14に割り当てるPRUをアクセスタイミング1に区分される(アクセスタイミングの早い)移動局14より1フレームだけ先に決定し、通知する必要がある(図12参照)。
本実施形態に係る基地局12は、1フレームに属する24組のPRUの割り当て対象である複数の移動局14の中にアクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14の双方が含まれる場合に、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限することにより、アクセスタイミング1に区分される移動局14に割り当てるPRUを確保する。このため、移動局14間のアクセスタイミングの違いによるPRU割り当ての偏りを低減することが可能となる。
以下では、上記処理を実現するために基地局12が備える構成について説明する。図3は、基地局12の機能ブロック図である。同図に示すように、基地局12は、アンテナ20、RF(Radio Frequency)部22、BB(Base Band)部24、変調部26、復調部28、記憶部30、および無線制御部32を含んで構成される。
アンテナ20は、無線信号を受信し、受信された無線信号をRF部22に出力する。また、アンテナ20は、RF部22から供給される無線信号を移動局14に対して送信する。
RF部22は、低雑音増幅器、電力増幅器、周波数変換回路、帯域通過フィルタ、A/D変換器、およびD/A変換器を含んで構成される。RF部22は、アンテナ20から入力される無線信号を低雑音増幅器で増幅し、中間周波数信号にダウンコンバートしてから、ディジタルに変換された信号をBB部24に出力する。また、RF部22は、BB部24から入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換した後、無線信号にアップコンバートし、電力増幅器で送信出力レベルまで増幅してから、アンテナ20に供給する。
BB部24は、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部、直並列変換器、および並直列変換器を含んで構成される。BB部24は、RF部22から入力されるディジタル信号に、GI(Guard Interval:ガードインターバル)の除去、直並列変換、離散フーリエ変換などを施し、得られた複素シンボル列の各サブキャリア成分をサブチャネルごとにグループ化した後、さらに移動局14ごと(ユーザごと)にグループ化した複素シンボル列を復調部28に出力する。また、BB部24は、変調部26から入力される移動局14ごとの複素シンボル列に、直並列変換、逆離散フーリエ変換、並直列変換、GIの付加などを施し、得られたディジタル信号をRF部22に出力する。
変調部26は、無線制御部32から入力される各移動局14への送信データに対して、無線制御部32から指定される変調方式に応じたシンボルマッピング(振幅と位相の割り当て)を行い、得られた移動局14ごとの複素シンボル列をBB部24に出力する。
復調部28は、BB部24から入力される移動局14ごとの複素シンボル列からシンボルの変調方式に応じた受信データを復号し、復号された受信データを無線制御部32に出力する。
記憶部30は、たとえば半導体メモリ素子などで構成され、無線制御部32により使用される各種制御プログラム、パラメータ、テーブルなどを記憶する。
無線制御部32は、たとえばCPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成され、無線品質測定部34、アクセスタイミング管理部36、および無線チャネル割当部38を機能的に含む。
無線品質測定部34は、各PRUの無線品質を随時測定し、各PRUの無線品質を管理する記憶部30の無線品質管理テーブル(図4参照)を更新する。無線品質測定部34により測定される各PRUの無線品質には、各PRUで検出される妨害波レベル、各PRUを介して受信される無線信号のD/U比(Disire to Undesire radio:希望波レベルと妨害波レベルの比)などがある。
アクセスタイミング管理部36は、基地局12と通信をしている各移動局14のアクセスタイミングを特定し、アクセスタイミング1に区分される移動局14の数および比率と、アクセスタイミング2に区分される移動局14の数および比率と、を管理する記憶部30のアクセスタイミング管理テーブルを更新する。たとえば、アクセスタイミング1に区分される移動局の14の数が1であり、アクセスタイミング2に区分される移動局の14の数が3である場合、アクセスタイミング管理テーブルは図5に示す状態になる。
また、アクセスタイミング管理部36は、無線チャネル割当部38が1フレームに属する24組のPRUの割り当てを決定する前に、記憶部30に記憶されるアクセスタイミング管理テーブルに基づいて、そのフレームにおいてPRU割り当ての対象となる複数の移動局14の中にアクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14の双方が含まれか否かを判定し、判定結果を無線チャネル割当部38に通知する。
無線チャネル割当部38は、記憶部30に記憶される無線品質管理テーブルに基づいてPRUの割り当て優先順位を決定し、決定した優先順位に基づいて各移動局14にPRUを割り当てる。たとえば、無線チャネル割当部38は、無線品質のより高いPRUにより高い優先順位を付与する。
ここで、PRU割り当ての対象となる複数の移動局14の中にアクセスタイミング1に区分される(アクセスタイミングの早い)移動局14のみが含まれる場合、無線チャネル割当部38は、従来どおり移動局14間のアクセスタイミングの違いを考慮することなく、アクセスタイミング1に区分される移動局14に割り当てるPRUを決定する。また、PRU割り当ての対象となる複数の移動局14の中にアクセスタイミング2に区分される(アクセスタイミングの遅い)移動局14のみが含まれる場合にも、無線チャネル割当部38は、従来どおり移動局14間のアクセスタイミングの違いを考慮することなく、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUを決定する。
一方、PRU割り当ての対象となる複数の移動局14の中にアクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14の双方が含まれる場合、無線チャネル割当部38は、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限し、残りのPRUを他の移動局14、すなわちアクセスタイミング1に区分される移動局14に割り当てる。これにより、移動局14間のアクセスタイミングの違いによるPRU割り当ての偏りが低減される。
なお、無線チャネル割当部38は、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限する場合に、アクセスタイミング1に区分される移動局14の数とアクセスタイミング2に区分される移動局14の数とに基づいて、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限してもよい。こうすれば、アクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14とに公平にPRUが割り当られるようになる。
また、無線チャネル割当部38は、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限する場合に、アクセスタイミング1に区分される移動局14の通信種別とアクセスタイミング2に区分される移動局14の通信種別とに基づいて、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限してもよい。ここでいう通信種別には、リアルタイム性が要求されるVoIP(Voice over IP)、リアルタイム性が要求されないFTP(File Transfer Protocol)などのアプリケーション種別や、最大伝送速度の高い高速通信プラン、最大伝送速度の低い低速通信プランなどの移動局14ごとに設定される契約種別などが含まれる。
また、無線チャネル割当部38は、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限する場合に、アクセスタイミング1に区分される移動局14の通信実績とアクセスタイミング2に区分される移動局14の通信実績とに基づいて、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限してもよい。ここでいう通信実績には、通信開始時からその時までに送信した通信データの総量や、通信データの発生頻度または発生周期などが含まれる。
ここで、PRU割り当ての対象となる複数の移動局14の中にアクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14の双方が含まれる場合に、無線チャネル割当部38が各移動局14にPRUを割り当てる処理の一例を説明する。
まず、無線チャネル割当部38は、記憶部30に記憶される無線品質管理テーブルに基づいて、PRUの割り当て優先順位を決定する。次に、無線チャネル割当部38は、記憶部30に記憶される無線品質管理テーブルから、アクセスタイミング1に区分される移動局14の数とアクセスタイミング2に区分される移動局14の数とを取得する。
ここで、無線チャネル割当部38により決定されたPRUの割り当て優先順位が図6に示す状態であり、記憶部30に記憶されるアクセスタイミング管理テーブルが図5に示す状態(アクセスタイミング1に区分される移動局14の数が1、アクセスタイミング2に区分される移動局14の数が3)であった場合、無線チャネル割当部38は、たとえば図7に示すように、アクセスタイミング2に区分される3台の移動局14に割り当てるPRUの数を12組に制限し、残りのPRUのうち無線品質が悪く利用できない8組のPRUを除く4組のPRUをアクセスタイミング1に区分される1台の移動局14に割り当てる。すなわち、無線チャネル割当部38は、利用可能な16組のPRUの3/4(75%)をアクセスタイミング2に区分される3台の移動局14に割り当て、残りの1/4(25%)をアクセスタイミング1に区分される1台の移動局14に割り当てる。
また、無線チャネル割当部38により決定されたPRUの割り当て優先順位が図8に示す状態であり、記憶部30に記憶されるアクセスタイミング管理テーブルが図5に示す状態であった場合、無線チャネル割当部38は、たとえば図9に示すように、アクセスタイミング2に区分される3台の移動局14に割り当てるPRUの数を12組に制限し、残りのPRUのうち無線品質が悪く利用できない8組のPRUを除く4組のPRUをアクセスタイミング1に区分される1台の移動局14に割り当てる。
次に、基地局12の動作について説明する。図10は、基地局12において毎フレーム実行されるPRU割当処理の一例を示すフロー図である。
同図に示すように、基地局12は、キャリアセンスにより各PRUの無線品質を測定する(S100)。次に、基地局12は、アクセスタイミング1に区分される移動局14の数とアクセスタイミング2に区分される移動局14の数を記憶部30から読み出し、それらの比率を算出する(S102)。そして、基地局12は、S100で取得された各PRUの無線品質とS102で算出された比率とに基づき、アクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14のそれぞれに割り当てる次々フレームのPRUの数を決定する(S104)。
その後、基地局12は、前フレームにて実行されたS104の決定結果に基づいて、アクセスタイミング1に区分される移動局14に割り当てる次フレームのPRUを決定し(S106)、決定された次フレームのPRUの割り当てを示すMAPをアクセスタイミング1に区分される移動局14に通知する(S108)。また、基地局12は、本フレームにて実行されたS104の決定結果に基づいて、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てる次々フレームのPRUを決定し(S110)、決定された次々フレームのPRUの割り当て示すMAPをアクセスタイミング2に区分される移動局14に通知する(S112)。
なお、ここでは、アクセスタイミング1に区分される移動局14の数とアクセスタイミング2に区分される移動局14の数とに基づいて、各移動局14に割り当てるPRUの数を制限する処理フローを示したが、各アクセスタイミングに区分される移動局14の数、通信種別、および通信実績の少なくとも1つに基づいて、各移動局14に割り当てるPRUの数を制限してもよい。
以上説明した実施形態によれば、1フレームに属する24組のPRUの割り当て対象である複数の移動局14の中にアクセスタイミング1に区分される移動局14とアクセスタイミング2に区分される移動局14の双方が含まれる場合に、基地局12は、アクセスタイミング2に区分される移動局14に割り当てるPRUの数を制限することにより、アクセスタイミング1に区分される移動局14に割り当てるPRUを確保する。このため、移動局14間のアクセスタイミングの違いによるPRU割り当ての偏りを低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。たとえば、以上の説明では次世代PHSの基地局に本発明を適用する例を示したが、本発明は、2種類以上のアクセスタイミングが規定された移動通信システムの基地局に広く適用可能である。
本発明の実施形態に係る移動通信システムの構成図である。 次世代PHSのフレーム構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る基地局の機能ブロック図である。 記憶部に記憶される無線品質管理テーブルの一例を示す図である。 記憶部に記憶されるアクセスタイミング管理テーブルの一例を示す図である。 各PRUの無線品質に基づくPRUの割り当て優先順位の一例を示す図である。 PRUの割り当て例を示す図である。 各PRUの無線品質に基づくPRUの割り当て優先順位の一例を示す図である。 PRUの割り当て例を示す図である。 本発明の実施形態に係る基地局におけるPRU割当処理の一例を示すフロー図である。 非特許文献1に定義された2種類のアクセスタイミング(アクセスタイミング1、アクセスタイミング2)を説明する図である。 アクセスタイミング1およびアクセスタイミング2のそれぞれに区分される移動局に割り当てる無線チャネルを決定するタイミングを示す図である。
符号の説明
10 移動通信システム、12 基地局、14 移動局、20 アンテナ、22 RF部、24 BB部、26 変調部、28 復調部、30 記憶部、32 無線制御部、34 無線品質測定部、36 アクセスタイミング管理部、38 無線チャネル割当部。

Claims (5)

  1. 所定の時間区分に属する複数の無線チャネルの少なくとも1つを用いて複数の移動局装置それぞれと通信を行う基地局装置であって、
    前記複数の移動局装置の中に、前記基地局装置により無線チャネルを割り当てられてから該割り当てられた無線チャネルを用いるまでのタイミングであるアクセスタイミングが他の移動局装置よりも遅い移動局装置が含まれるか否かを判定するアクセスタイミング判定手段と、
    前記複数の移動局装置の中に前記アクセスタイミングの遅い移動局装置が含まれる場合に、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限し、残りの無線チャネルの少なくとも一部を前記他の移動局装置に割り当てる無線チャネル割当手段と、
    を含むことを特徴とする基地局装置。
  2. 請求項1に記載の基地局装置において、
    前記無線チャネル割当手段は、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置の数と前記他の移動局装置の数とに基づいて、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する、
    ことを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項1または2に記載の基地局装置において、
    前記無線チャネル割当手段は、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置の通信種別と前記他の移動局装置の通信種別とに基づいて、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する、
    ことを特徴とする基地局装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の基地局装置において、
    前記無線チャネル割当手段は、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置の通信実績と前記他の移動局装置の通信実績とに基づいて、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限する、
    ことを特徴とする基地局装置。
  5. 所定の時間区分に属する複数の無線チャネルの少なくとも1つを用いて複数の移動局装置それぞれと通信を行う基地局装置の無線チャネル割当方法であって、
    前記複数の移動局装置の中に、前記基地局装置により無線チャネルを割り当てられてから該割り当てられた無線チャネルを用いるまでのタイミングであるアクセスタイミングが他の移動局装置よりも遅い移動局装置が含まれるか否かを判定するステップと、
    前記複数の移動局装置の中に前記アクセスタイミングの遅い移動局装置が含まれる場合に、前記アクセスタイミングの遅い移動局装置に割り当てる無線チャネルの数を制限し、残りの無線チャネルの少なくとも一部を前記他の移動局装置に割り当てるステップと、
    を含むことを特徴とする無線チャネル割当方法。
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