JP2010093765A - 情報処理装置、及びコンテンツに係わる関連情報の処理方法 - Google Patents

情報処理装置、及びコンテンツに係わる関連情報の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理システムにおいて、送信されるコンテンツを取得した時点から該コンテンツを利用する時点までの間に提供される該コンテンツに係わる関連情報をも確実に取得できるようにする。
【解決手段】キーワード抽出部47は取得されたメタデータのテキストからキーワードを抽出し、出現頻度等に応じて決められる重要度を付与する。関連情報取得部49はキーワード、重要度を利用して保存されている各登録項目につき、既登録の情報の取得先を検索し各登録項目に係わる関連情報として適切な情報を保存する。該関連情報として適切な情報を取得する際、既登録の情報取得先に対し検索を実行する。キーワードと重みベクトルとして使用する重要度とを用いてベクトル空間法における類似度を適合度Aとして求め、適合度Aが適合度の閾値Tより大きいかどうかチェックし、関連情報として適切かどうか判断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部から提供されるコンテンツ、及び該コンテンツに係わる関連情報を入力する情報処理装置、及び情報処理装置におけるコンテンツに係わる関連情報の処理方法に関する。
従来、情報処理システムに係わる技術の分野において、コンテンツの特定シーンに含まれるオブジェクトの関連情報をより多くユーザに提供できるようにすることを目的とした提案が知られている。該提案に係る技術は、ハ−ドディスクレコーダに適用されるもので、該提案では、検索サーバ、若しくは内部記録媒体から取得されたメタデータが、映像音声出力部を介してディスプレイに表示されると共に、Webサーバから取得されたオブジェクトのより詳細な情報が、ディスプレイに表示される。これにより、コンテンツの特定シーンに含まれるオブジェクトの関連情報がより多くユーザに提供され得る(例えば特許文献1参照)。
また、従来、ユーザが興味を有する分野の情報を掲載するウェブページの時系列的な変化を把握することができるウェブページグループ発展過程提示システムを提供することを目的とした提案も知られている。該提案に係るシステムでは、検索されたグループを前後の収集時期におけるグループと比較して発展過程を算出し、検索要求において指定された発展の尺度に基づいて検索されたグループを並べ替え、閲覧可能な状態に編集して出力するようになっている(例えば特許文献2参照)。
なお、情報処理システムに係わる技術の分野においては、上述した特許文献1、及び特許文献2に夫々開示されている技術以外にも、以下に記載するような多数の提案がなされている。
その1つとして、ユーザによるキーワードの抽出を必要とせずに、ウェブページに関連するコンテンツを容易に検索できるコンテンツ検索サーバを提供することを目的とした提案も知られている。該提案では、取得されたブログのコンテンツからその特徴語としての幾つかのキーワードが抽出され、そのうちの何れかを検索キーワードとして、該検索キーワードに適合するコンテンツ(ブログ及びニュース)を検索し、検索結果として、検索されたコンテンツの要目を記述した一覧表が出力されるようになっている(例えば特許文献3参照)。
また、上記提案とは別に、ウェブ文書上での検索対象の情報の正確な更新時期に基づく検索対象情報の検索を実現可能にすることを目的とした提案も知られている。該提案では、取得できた要約文書と同一のものが過去に取得していない場合、該要約文書からウェブ文書の各項目毎の属性情報、最終更新日時が抽出され、ウェブ文書のURIと対応付けて更新履歴情報として登録される。しかし、該要約文書が過去に取得されている場合は、更新履歴情報中の最終更新日時より後に更新された項目に対応する属性情報と、最新更新日時とが抽出され、それらの抽出された情報により該更新履歴情報が更新されるようになっている(例えば特許文献4参照)。
また、上記提案とは別に、ユーザによる面倒な作業が不要で、且つ、ユーザがコンテンツに関する詳細な知識が無くとも、関連情報の検索が自動的に行え、検索された関連情報を、コンテンツと共にユーザに提示できるようにすることを目的とした提案も知られている。該提案では、コンテンツに付与されたメタ情報である音声や映像やテキスト等を用いて、該コンテンツに関する関連情報の検索を依頼することにより、取得された関連情報が、ユーザに提示されるようになっている(例えば特許文献5参照)。
また、上記提案とは別に、ウェブページの風評情報抽出装置において、インターネット上のウェブページから風評情報を精度良く抽出できるようにすることを目的とした提案も知られている。該提案では、ウェブページの各ブロック単位において、夫々のキーワードに含まれる所定のキーワード毎に抽出された風評情報について、各々の風評情報毎に重み付けを行った上で、ウェブページ上での自社製品名と他社製品名との出現状況等に基づき、風評情報の重要度を算出するようになっている(例えば特許文献6参照)。
また、上記提案とは別に、情報処理の技術分野において、ユーザの興味の度合に応じて関連情報を提示できるようにすることを目的とした提案も知られている。該提案では、メールの相手方に送信(返信)した回数(やりとりした頻度)が計数され、やりとりの頻度が上位のメールの相手方が抽出され、抽出された相手方とのメールに含まれる単語の重みが、所定の演算処理が施されることにより修正されるようになっている(例えば特許文献7参照)。
また、上記提案とは別に、予め巡回対象として指定されたサイトの情報の内容に応じて、それに関連した別の情報を簡単且つ迅速に得ることのできる情報端末装置を提供することを目的とした提案も知られている。該提案では、自動巡回時に巡回対象として指定されたサイトの情報をダウンロードすると共に、該情報の中に登録済みのキーワードが含まれていれば、それに対応した関連キーワードに基づき、別のサイトを検索し、関連キーワードを含む情報を取得するようになっている(例えば特許文献8参照)。
また、上記提案とは別に、キーワード抽出装置、及びプログラム実行装置において、キーワードの選択や、関連するアプリケーションプログラムの実行の効率化を図ることを目的とした提案も知られている。該提案では、入力された文書データと蓄積されている抽出条件とが比較され、該比較結果に基づいて文書データからキーワードが抽出されるようになっている(例えば特許文献9参照)。
更に、上記提案とは別に、関連項目検索の技術分野において、検索者が入力した項目と同義の項目のみならず、同一範疇に含まれる全項目及び他の範疇に含まれる全関連項目を出力できるようにすることを目的とした提案も知られている。該提案では、関連項目群辞書ファイル内のキーワードと同一範疇に属する関連項目が、入力された質問文から抽出されたキーワードと同一のノードから検出されると共に、識別記号によりリンクされている関連項目が、該キーワードと別個のノードから検出され、検出された全関連項目について確認・選択が行われる。確認・選択が行われた後の全関連項目は、外部データベースにて検索された後、該検索の結果が端末に表示されるようになっている(例えば特許文献10参照)。
特開2004-272490号公報 特開2003-323451号公報 特開2007-122513号公報 特開2006-099341号公報 特開2005-141507号公報 特開2004-070405号公報 特開2003-242176号公報 特開2003-150608号公報 特開2001-195417号公報 特開平06-044305号公報 『言語と計算5情報検索と言語処理』 徳永健信 東京大学出版会
近年、コンテンツに関連する情報を、放送波、衛星波、ネットワーク等を通じて取得し、表示する機能が広く使用されている。現在のディジタル放送においても、番組に連動したデータ放送等において、番組の詳細情報や、番組の進行に応じた情報の更新、番組に関する詳細な情報、専用ホームページへのリンク等、利便性向上のための様々な関連情報を提供している。更に、インターネット上の専用ウェブページ等を利用することで、より詳細な情報までも提供している場合もある。これにより、従来のコンテンツより詳しい情報を欲している消費者(ユーザ)に対しても、充実した情報を提供することができる。
しかし、コンテンツの録画と共に該コンテンツに係わる関連情報を取得した場合に、時間をおいて録画した該コンテンツを再生すると、該コンテンツを再生した時点から見れば、(上記関連情報を取得した時点が、上記コンテンツを録画した時点であるために)、上記関連情報が過去のものになってしまうので、ユーザにとっては、その有用性が薄れてしまうという問題がある。そこで、上記に鑑みて、特許文献1に開示されている技術が提案されたものである。
特許文献1に開示されている技術では、既述の内容から明らかなように、放送番組のコンテンツに対し、該コンテンツの関連情報に係わるタグを埋め込み、通信ネットワークを通じてデータ検索用サーバ等にアクセスし、該データ検索用サーバ等を介して該タグが埋め込まれている関連情報を検索し、取得する。これにより、過去に取得されたコンテンツを再生した場合でも、所謂アップ・トウ・デートな関連情報をユーザに提供できるようにしている。
しかし、上述したような、録画済みのコンテンツの再生時等の特定の時点においてのみ、該コンテンツに係る関連情報を取得するような方法を採用すると、該コンテンツを取得(録画)した時点から該コンテンツを実際に利用(再生)する時点までの間においては、該コンテンツに係わる関連情報を取得することができない。そのため、上記期間中に、ユーザにとって重要な関連情報が発信されたとしても、該関連情報の存在自体が把握できないために、該関連情報を取得できない可能性がある。また、ニュース番組等の、時間の経過につれて内容が変化するような事柄を扱うコンテンツを対象にするような場合において、関連情報の時間的な変遷が重要な要素になるものには対応が不能であるという問題もある。
また、特許文献2に開示されている技術では、ユーザが興味を示す分野の情報を掲載するウェブページの時系列的な変化を把握することが可能ではあるが、上記情報を記録するための記憶部の記憶容量と上記情報のデータ量との関係によっては、取得した情報の全てを記憶することができない場合が生じる。その結果、折角、ユーザにとって有用な情報が取得された場合であっても、該情報が記憶部に保存されなかったために、事実上ユーザに該情報を提供することができないという問題もあった。
従って本発明の目的は、情報処理装置において、送信されるコンテンツを取得した時点から該コンテンツを利用する時点までの間に提供される該コンテンツに係わる関連情報をも確実に取得できるようにすることにある。
また、本発明の別の目的は、情報処理装置において、送信されるコンテンツに係わる関連情報の時間的な変遷が重要な要素になる場合であっても、該関連情報の時間的な変遷に充分に対応が可能なようにすることにある。
更に、本発明の別の目的は、情報処理装置において、記憶部の記憶容量に制約がある場合であっても、ユーザにとって有用な情報が取得された際には、該情報を確実に保存することができ、それにより該情報をユーザに提供できるようにすることにある。
本発明の第1の観点に従う情報処理装置は、外部から提供されるコンテンツ、及びそのコンテンツに係わる関連情報を入力するもので、上記コンテンツ、及び上記関連情報を表示するための表示部と、上記コンテンツ、及び上記関連情報を記憶するための記憶部と、上記関連情報の取得が可能になった時点から所定時間が経過する毎に、上記関連情報を取得する関連情報取得部と、上記関連情報取得部が取得した関連情報の中から上記記憶部に記憶させるべき関連情報を、上記関連情報の必要度を参酌して選択する関連情報選択部と、上記関連情報選択部による選択処理を経て上記記憶部に記憶された関連情報が、取得された時間順に配置された状態で上記表示部に表示されるよう、上記関連情報を含む表示内容を調整する表示内容調整部と、を備える。
本発明の第1の観点に係る好適な実施形態では、上記関連情報の必要度が、既に上記記憶部に記憶されている関連情報との類似度の高さに基づいて判断される。
上記とは別の実施形態では、上記関連情報がテキストデータであり、上記関連情報との類似度が、テキストデータである上記関連情報から抽出されるキーワードと、そのキーワードに付与される重要度とを利用して求められる。
また、上記とは別の実施形態では、上記関連情報の、既に上記記憶部に記憶されている関連情報との類似度の高さが、所定の閾値よりも高い場合には、上記関連情報の必要度が低いと判断され、上記関連情報を消去する処理が行われる。
また、上記とは別の実施形態では、上記関連情報取得部が上記関連情報を取得する期間が、少なくとも上記コンテンツを取得する時点から、取得した上記コンテンツが再生される時点までの期間を含む。
また、上記とは別の実施形態では、上記関連情報取得部により取得された上記関連情報のデータ総量が、所定のデータ量の上限値を上廻っている場合には、上記関連情報の中の、上記類似度と上記閾値との間の差分が最も小さい関連情報から順に消去するようにしている。
また、上記とは別の実施形態では、上記データ量の上限値が、上記記憶部の記憶容量を考慮して決定される。
また、上記とは別の実施形態では、上記閾値が、上記差分が求められる毎に、その求められた差分が加算されることで増加するようになっている。
更に、上記とは別の実施形態では、上記記憶部に記憶されている関連情報の中から、ユーザにとって表示出力するのが有用と判断される関連情報を選択する表示選択部、を更に備え、上記表示選択部が選択した関連情報のみを、上記表示部に表示出力するようにしている。
本発明の第2の観点に従うコンテンツに係わる関連情報の処理方法は、外部から提供されるコンテンツ、及びそのコンテンツに係わる関連情報を入力する情報処理装置において、上記コンテンツ、及び上記関連情報を表示するための表示部と、上記コンテンツ、及び上記関連情報を記憶するための記憶部と、を備え、上記関連情報の取得が可能になった時点から所定時間が経過する毎に、上記関連情報を取得する第1のステップと、上記第1のステップにおいて取得された関連情報の中から上記記憶部に記憶させるべき関連情報を、上記関連情報の必要度を参酌して選択する第2のステップと、上記第2のステップを経て上記記憶部に記憶された関連情報が、取得された時間順に配置された状態で上記表示部に表示されるよう、上記関連情報を含む表示内容を調整する第3のステップと、を有する。
本発明によれば、情報処理装置において、送信されるコンテンツを取得した時点から該コンテンツを利用する時点までの間に提供される該コンテンツに係わる関連情報をも確実に取得できるようにすることができる。
また、本発明によれば、情報処理装置において、送信されるコンテンツに係わる関連情報の時間的な変遷が重要な要素になる場合であっても、該関連情報の時間的な変遷に充分に対応が可能なようにすることができる。
更に、本発明によれば、情報処理装置において、記憶部の記憶容量に制約がある場合であっても、ユーザにとって有用な情報が取得された際には、該情報を確実に保存することができ、それにより該情報をユーザに提供できるようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる情報処理システムの全体構成を示す機能ブロック図である。
上記情報処理システムは、図1に示すように、放送局1と、表示出力装置3と、コンテンツ配信サーバ5と、番組メタデータ提供サーバ7と、関連情報提供サーバ9と、を備え、表示出力装置3と、コンテンツ配信サーバ5、番組メタデータ提供サーバ7、及び関連情報提供サーバ9とが、通信ネットワーク11を通じて夫々接続される構成になっている。そして、表示出力装置3は、放送局1から送信される放送波を受信すると共に、通信ネットワーク11を通じてコンテンツ配信サーバ5から配信されるコンテンツを、番組メタデータ提供サーバ7から送信される番組メタデータを、関連情報提供サーバ9から送信される各種の関連情報を、夫々受信する。
本実施形態では、表示出力装置3は、例えばHDD(ハードディスクドライブ)が内蔵されているディジタルテレビジョン受像機(以下、「ディジタルTV受像機」と表記する。)、又は、ディジタルTV受像機とレコーダとのセットであり、該表示出力装置3は、アンテナ13と、送/受信部15と、出力部17と、入力部19と、データ記録部21と、制御部23と、を備える。送/受信部15には、(ディジタル)チューナ25と、ネットワークインタフェース27と、が含まれる。出力部17には、映像出力装置29と、音声出力装置31と、が含まれる。
送/受信部15において、チューナ(ディジタルチューナ)25は、制御部23の制御下で、アンテナ13が受信した、複数の放送局(放送局1以外は、図示を省略)から夫々送出される複数のチャネルの放送波、即ち、ディジタルTV放送信号(ディジタル変調された搬送波により送信されてきたTV放送信号)を入力する。そして、制御部23から出力される制御信号(選局指令信号)に基づき、ユーザが視聴を所望するチャネルの周波数と同調をとることにより、上記複数のチャネルの放送波の中から、ユーザが視聴を所望するチャネルの放送波のみを選択する。該選択された放送波は、チューナ25から該チューナ25と共に信号処理系統を構成する復調回路(図示しない)へ出力される。
ネットワークインタフェース27は、制御部23の制御下で、通信ネットワーク11を通じてコンテンツ配信サーバ5に接続することにより、表示出力装置3とコンテンツ配信サーバ5との間で行われる情報(コンテンツ)の授受を仲介する。ネットワークインタフェース27は、また、制御部23の制御下で、通信ネットワーク11を通じて番組メタデータ提供サーバ7に接続することにより、表示出力装置3と番組メタデータ提供サーバ7との間で行われる情報(番組メタデータ)の授受を仲介する。ネットワークインタフェース27は、更に、制御部23の制御下で、通信ネットワーク11を通じて関連情報提供サーバ9に接続することにより、表示出力装置3と関連情報提供サーバ9との間で行われる関連情報の授受を仲介する。換言すれば、表示出力装置3と、上記各種のサーバ(即ち、コンテンツ配信サーバ5、番組メタデータ提供サーバ7、及び関連情報提供サーバ9)との間で行われる情報の授受は、全てネットワークインタフェース27を通じて行われる。
出力部17は、制御部23を通じて該表示出力装置3の外部から入力される音声情報、画像情報、映像情報、及び文章情報で構成される(コンテンツの)取得関連情報を、出力するためのものである。出力部17において、映像出力装置29は、制御部23の制御下で、所定の画像信号処理が施されることによりアナログ形式にされた映像信号を、可視画像情報として表示する。本実施形態では、映像出力装置29として、例えば、プラズマパネルモジュール、LCDモジュール、プロジェクタ用デバイスの何れかが用いられる。
音声出力装置31は、制御部23の制御下で、所定の信号処理が施されることによりアナログ形式にされた音声信号を(表示出力)装置3外へ出力する。本実施形態では、音声出力装置31として、例えば、スピーカが用いられる。
入力部19は、例えば、表示出力装置3と、ユーザとの間に介在するマン・マシンインタフェースとしての機能を有するものである。換言すれば、入力部19は、ユーザが表示出力装置3(の制御部23)に対し、所望の処理動作を要求するに際しての指令を入力したり、各種の情報を入力するに際して操作される。入力部19には、例えば、ディジタルTV受像機等で使用されるリモコン(リモートコントローラ)や、PC(パーソナル・コンピュータ)で使用されるキーボード、マウス、及びタッチパネル等が用いられる。
データ記録部21は、制御部23が、表示出力装置3を構成する各部の動作を制御するためのプログラム(制御プログラム)を内蔵するのみならず、映像出力装置29へ表示出力するための画像情報や、音声出力装置31へ出力する音声情報等を保存するものである。データ記録部21には、例えば、HDD、光ディスクドライブ(DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ)、Blue-Ray Discドライブ、CD-R(Compact Disc-Rewritableドライブ)、磁気記録媒体ドライブ(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ等)、光磁気ディスクドライブ(MO(Magneto-Optical
Disk)ドライブ等)が採用される。或いは、上記に代えて、ROM、RAM等の半導体記憶デバイスを、データ記録部21として用いることにしても差し支えない。データ記録部21は、制御部23の制御下で、バスラインを通じて制御部23から与えられる画像情報や音声情報等を所定の記憶領域に保存すると共に、バスラインを通じて制御部23から与えられる情報読み出し指令に応じて、保存している情報中より上記情報読み出し指令に対応する情報(画像情報や、音声情報等)を、バスラインを通じて制御部23へ出力する。
制御部23は、データ記録部21に保存されているプログラム(制御プログラム)に従って、表示出力装置3を構成する各部(即ち、入力部19、データ記録部21、チューナ25、ネットワークインタフェース27、映像出力装置29、及び音声出力装置31)の動作を制御する。制御部23の構成の詳細については、図2で説明する。
コンテンツ配信サーバ5は、種々のコンテンツを蓄積している。コンテンツ配信サーバ5は、通信ネットワーク11を通じて表示出力装置3からのコンテンツ送信要求を受信すると、該送信要求に応じたコンテンツを、蓄積している多数のコンテンツの中から選択し、選択したコンテンツを、通信ネットワーク11を通じて表示出力装置3へ送信する。
番組メタデータ提供サーバ7は、種々の番組メタデータを蓄積している。番組メタデータ提供サーバ7は、通信ネットワーク11を通じて表示出力装置3からの番組メタデータ送信要求を受信すると、該送信要求に応じた番組メタデ−タを、蓄積している多数の番組メタデータの中から選択し、選択した番組メタデータを、通信ネットワーク11を通じて表示出力装置3へ送信する。
関連情報提供サーバ9は、種々の関連情報(メタデータ)を蓄積している。関連情報提供サーバ9は、通信ネットワーク11を通じて表示出力装置3からの関連情報(メタデータ)送信要求を受信すると、該送信要求に応じた関連情報(メタデータ)を、蓄積している多数の関連情報(メタデータ)の中から選択し、選択した関連情報(メタデータ)を、通信ネットワーク11を通じて表示出力装置3へ送信する。
図2は、図1に記載の表示出力装置3が備える制御部23の内部構成を示す機能ブロック図である。
上記制御部23は、図2に示すように、処理項目登録部41と、定期実行制御部43と、表示処理部45と、キーワード抽出部47と、関連情報取得部49と、録画部51と、を備える。そして、上記制御部23は、これら各部(41〜51)が、図1において詳述した送/受信部15、出力部17、入力部19、及びデータ記録部21が夫々接続されるバスライン53を通じて夫々接続される構成になっている。
処理項目登録部41は、処理対象として(ユーザが)登録を所望する項目のメタデータを取得する。そして、該取得したメタデータを基に、キーワード抽出部47が抽出したキーワードを含む登録項目のデータを作成すると共に、該データ(上記キーワードを含む登録項目のデータ)を、バスライン53を通じてデータ記録部21に保存する。
定期実行制御部43は、関連情報取得部49が設定した時間毎に関連情報の自動収集を行う動作を実行するよう、関連情報取得部49を制御する。
表示処理部45は、関連情報取得部49が取得した各登録項目毎の関連情報を、(関連情報取得部49が取得した)時間順に配置し直す処理を行うと共に、時間順に配置し直した後の上記関連情報を、出力する。
キーワード抽出部47は、処理対象として登録を所望する項目のメタデータから、検索キーになるキーワードを抽出するための処理を行う。
関連情報取得部49は、キーワ−ド抽出部47が抽出したキーワードを用いて、データ記録部21に保存されている全ての登録項目に対し検索を行うことにより、各登録項目毎の関連情報を取得すると共に、取得した上記(各登録項目毎の)関連情報を、データ記録部21へ保存する。
録画部51は、表示出力装置3が、アンテナ13、及び送/受信部15を通じて放送局1から送出されるコンテンツや、通信ネットワーク11,及びネットワークインタフェース27を通じてコンテンツ配信サーバから送信(提供)されるコンテンツを、データ記録部21へ保存(録画)するための処理を行う。
以下に、キーワード抽出部47、及び関連情報取得部49の構成について、更に詳述する。
キーワード抽出部47は、処理項目登録部41が取得したメタデータに記載されている、例えば、タイトル、概要、及び内容詳細等のテキストデータに対し、形態素解析処理や頻度計算を行ってキーワードを抽出する。このキーワードは、登録項目の関連情報を検索するためのキーとして適切であるとされた用語である。該キーワードには、その出現頻度や品詞等に応じて決められる重要度が付与される。上記キーワード、及びその重要度は、関連情報取得部49による上記全ての登録項目に対する検索に利用されるために、キーワード抽出部47から関連情報取得部49へ出力される。
関連情報取得部49は、キーワード抽出部47から出力される上記キーワード、及び上記重要度を入力する。そして、該キーワード、及び該重要度を利用して、データ記録部21に保存されている各登録項目について、予め登録されている情報の取得先を検索し、各々の登録項目に係わる関連情報として適切な情報を、データ記録部21へ保存する。関連情報取得部49は、上記保存に際しては、データ記録部21に既に保存済みのデータが二重に保存されることになるのを防止するため、上記関連情報と既にデータ記録部21に保存済みの関連情報との間の類似度を計算する。そして、該計算の結果、類似度が高いと判断されたデータについては、該データのデータ記録部21への保存を中止する。
関連情報取得部49は、また、各々の登録項目に係わる関連情報として、適切な情報を取得する際に、予め(データ記録部21に)登録されている情報取得先に対し検索を実行する。この検索に際しては、例えば、既述の非特許文献1に開示されているベクトル空間法等の検索方法を用いることが可能である。関連情報取得部49は、キーワード抽出部47により抽出されたキーワードと、重みベクトルとして使用する重要度とを用いて、上記ベクトル空間法における類似度を適合度Aとして求める。そして、該適合度Aが、予め適切に設定された類似度(適合度)の閾値Tより大きいかどうかチェックすることにより、上記情報取得先から取得しようとする情報が、上記関連情報として適切な情報であるかどうか判断することができる。
図3は、図2に記載のキーワード抽出部49により抽出された各々のキーワードと、それらに個別に付与された重要度とが登載されているテーブルの一例を示す図である。
図3に示す例では、ID(識別符号)“1”のキーワードである“石油”には、重要度“2”が、ID“2”のキーワードである“枯渇”には、重要度“3”が、ID“3”のキーワードである“中国”には、重要度“2”が、ID“4”のキーワードである“経済成長”には、重要度“2”が、ID“5”のキーワードである“25年後”には、重要度“1”が、夫々付与されている。また、ID“6”のキーワードである“エネルギー使用量”には、重要度“1”が、ID“7”のキーワードである“50%増加”には、重要度“1”が、ID“8”のキーワードである“原油”には、重要度“2”が、ID“9”のキーワードである“高騰”には、重要度“2”が、ID“10”のキーワードである“生活”には、重要度“1”が、夫々付与されている。
図4は、図2に記載の処理項目登録部41により作成され、データ記録部21に保存された登録項目のデータが登載されているテーブルの一例を示す図である。
図4には、上記テーブルに登載されている登録項目のデータの一例として、ID(識別符号)“200710011100”の登録項目のデータに係わる内容が、示されている。即ち、該データの項目タイトルは、“石油が枯渇する未来”であり、項目概要には、“中国などの経済成長により、25年後のエネルギー使用量は50%が予測されている。原油の枯渇が現実となり、価格が高騰したとき、市民の生活や社会は耐えられるのだろうか”なる旨の記述が記録されている。また、該データが処理項目登録部41によりデータ記録部21に登録(保存)された日時は、“2007年10月 1日 午前11時00分”であり、該データの取得元は、“△放送BS”である旨も記録されている。
図5は、図2に記載の制御部23を構成する各機能ブロックの処理動作の一例を示すフローチャートである。
図5において、まず、処理項目登録部41が、録画部51がアンテナ13、及び送/受信部15を通じて放送局1から取得した番組(コンテンツ)を、データ記録部21へ保存(録画)するのを契機として、該番組(の識別情報)を処理項目登録部41による処理対象としてデータ記録部21に登録するための処理動作を実行する。即ち、処理項目登録部41は、上記放送局1より提供される番組メタデータについては、アンテナ13、及び送/受信部15を通じて取得し、また、上記番組メタデータ提供サーバ7より提供される番組メタデータについては、通信ネットワーク11、及び送/受信部15を通じて取得する。ここで、放送局1側から提供される番組メタデータと、番組メタデータ提供サーバ7側から提供される番組メタデータとが相違する場合には、処理項目登録部41は、放送局1側から提供される番組メタデータの方を優先的に取得するような対応をとることも想到され得る(ステップS61)。
次に、キーワード抽出部49が、処理項目登録部41によりデータ記録部21に登録された登録項目のデータの中から、項目タイトルや、項目概要などのテキスト(データ)列に対し、例えば形態素解析による品詞分解を行ってキーワード(例えば、図3で示したような)を抽出する。また、上記テキスト(データ)列における個々の単語の出現頻度を求め、該求めた出現頻度を基にして、キーワードの抽出を行う場合もあり得る(ステップS62)。
上記のようにしてキーワードが抽出されると、処理項目登録部41は、ステップS61において取得したメタデータを基に、上記抽出されたキーワードを含む登録項目のデータ(例えば、図4で示したような)を作成すると共に、該データ(上記キーワードを含む登録項目のデータ)を、データ記録部21に保存する(ステップS63)。
処理項目登録部41による上述した処理動作が終了すると、定期実行制御部43が、関連情報取得部49が未だ起動していないかどうかチェックする処理を行う(ステップS64)。該チェックの結果、未だ起動していないと判断すると(ステップS64でYES)、定期実行制御部43は、上述したように、関連情報取得部49が設定した時間毎に関連情報の自動収集を行う動作を実行するよう、関連情報取得部49を制御することになる(ステップS65)。定期実行制御部43が、ステップS65で示した処理動作を終了することで、図5で示した一連の処理動作が終了する。
一方、上記チェックの結果、関連情報取得部49が既に起動していると判断すると(ステップS64でNO)、直ちに図5で示した一連の処理動作が終了する。
図6は、データ記録部21に登録された、関連情報取得部49による検索対象である関連情報取得先のリストの一例を示す図である。
図6に示す例では、項番“1”の(関連情報)取得先名は、“関連情報提供サーバ”であり、(該関連情報の取得可能な)場所(URL)は、http: // www. teikyou. Joho. co. jp”である。次に、項番“2”の(関連情報)取得先名は、“□□新聞”であり、(該関連情報の取得可能な)場所は、“http : //・・・”である。次に、項番“3”の(関連情報)取得先名は、“△新聞”であり、項番“4”の(関連情報)取得先は、“○×新聞”であり、項番“5”の(関連情報)取得先名は、“○○新聞”であり、項番“6”の(関連情報)取得先は、“○○通信”であり、項番“7”の(関連情報)取得先名は、“△ニュース”であり、項番“8”の(関連情報)取得先は、“□□ニュース”である。更に、項番“9”の(関連情報)取得先名は、“××通信”であり、項番“10”の(関連情報)取得先は、“×○ニュース”である。
図7は、データ記録部21に保存されている関連情報が登載されたテーブルの一例を示す図である。
図7に示す例では、まず、10月 3日(取得日付)の21時00分(取得時間)に○○通信(取得元サイト)から取得した関連情報のタイトルは、“9月の中国原油輸入、2000万トン”であり、その内容は、“9月の同国の原油輸入は2000万トンとなった。上半期の原油輸入量は前年同期比20%増・・・”である。次に、10月11日(取得日付)の8時30分(取得時間)に△放送(取得元サイト)から取得した関連情報のタイトルは、“欧米原油相場、史上最高値を更新”であり、その内容は、“米欧の原油相場が10日、前日に続いて、史上最高値を更新し、原油高騰が・・・”である。更に、10月14日(取得日付)の17時00分(取得時間)に□□新聞(取得元サイト)から取得した関連情報のタイトルは、“ガソリン価格200円台へ、灯油も高値推移”であり、その内容は、“行楽シーズンを迎え、灯油の高値と共に、ガソリン価格の高騰も市民生活に少なからず影響を・・・”である。
図8は、図2に記載の関連情報取得部49に、関連情報の自動収集の動作を実行させるに際しての、定期実行制御部43による処理動作の一例を示すフローチャートである。
図8において、まず、定期実行制御部43は、関連情報取得部49自身が設定した、関連情報の自動収集を行う時間が到来するまでの間、一切の処理動作を停止して待機する(ステップS71)。そして、上記時間が到来すると、定期実行制御部43は、起動することにより、データ記録部21に保存されている登録項目のデータの中から、関連情報取得部49による上述した関連情報の自動取得の対象になる項目を選択する(ステップS72)。次に、定期実行制御部43は、関連情報取得部49を制御することにより、ステップS72で選択した上記登録項目に対する関連情報取得部49による情報取得のシーケンスを実行する(ステップS73)。ステップS72で示した登録項目の選択、及びステップS73で示した情報取得シーケンスの実行は、データ記録部21に登録されている個々の登録項目について行われる(ステップS74でNO)。そして、データ記録部21に保存されている全ての登録項目について、ステップS73で示した処理動作、及びステップS74で示した処理動作が実行されると(ステップS74でYES)、ステップS71で示した処理動作に復帰する。即ち、関連情報取得部49が設定した時間が到来するまでの間、定期実行制御部41は駆動を停止し、待機状態になる。
図9は、図8で示したフローチャートのサブルーチンである情報提供シーケンスを示すフローチャートである。既述のように、該情報提供シーケンスは、関連情報取得部49により実行される。
図9において、まず、関連情報取得部49は、データ記録部21に保存されている関連情報取得先リスト(図6で示した)の中から、(関連情報)取得先の1つを選択し(ステップS81)、次に、現在処理対象になっている登録項目のキーワードをキー(検索キー)として、ステップS81で選択した関連情報取得先の検索を行う。そして、該検索の結果と、上記検索キーとの適合度を計算し、該計算の結果得られた適合度を、該検索の結果に付与する処理を行う(ステップS82)。
次に、ステップS82で得られた複数の検索結果の中から1つを選択し(ステップS83)、該選択した検索結果に付与されている適合度Aが、予め設定されている閾値T以上かどうかチェックする(ステップS84)。該チェックの結果、該適合度Aが閾値T以上、即ち、A≧Tであれば(ステップS84でYES)、関連情報取得部49は、上記検索結果に係わる(関連)情報を、関連情報提供サーバ9から取得する(ステップS85)。
次に、現在の処理対象である登録項目に係わる全ての関連情報と、ステップS85で取得した関連情報とを比較対照し、両者の間で一致するテキスト(データ)が存在するかどうか検索(チェック)する。即ち、該検索の結果より、該登録項目に係わる保存済みの全部の関連情報と、上記取得した関連情報との関連性の度合を示す関連度(類似度)を計算する。ここで、ステップS85で取得した関連情報がニュースであり、これと比較対照される関連情報が該取得した関連情報と同一内容のニュースを報じたものであって、別の(関連)情報取得先から取得したものであった場合を例に挙げる。このような場合、上記取得した関連情報を構成するテキスト(データ)中に、上記比較対照される関連情報を構成するテキスト(データ)の一部と一致(共通)する部分が存在する筈であり、上記取得した関連情報と、上記比較対照される関連情報とは、関連度(類似度)が高いと推定されることになる(ステップS86)。
次に、ステップS86で計算された、上記取得した関連情報の、上記登録項目に係わる全ての関連情報との間の関連度(類似度)が、予め設定されている所定の閾値以下であるかどうかチェックする(ステップS87)。該チェックの結果、上記登録項目に係わる全ての関連情報との間の関連度(類似度)が、上記所定の閾値以下であると判断した場合には(ステップS87でYES)、上記取得した関連情報が、該関連情報を取得する以前にデータ記録部21に保存されている何れの関連情報とも異なるものであると判断され得る。そのため、上記取得した関連情報に対し、新たな関連情報としてその取得日時等の情報等を付与した上で、データ記録部21に保存する(ステップS88)。
一方、上記チェックの結果、上記登録項目に係わる全ての関連情報との間の関連度(類似度)が、上記所定の閾値以上であると判断した場合には(ステップS87でNO)、上記取得した関連情報と同種の情報が既に関連情報としてデータ記録部21に保存されていると判断され得る。そのため、上記取得した関連情報を改めてデータ記録部21に保存することなく破棄した上で、ステップS89で示した処理動作に移行することになる。
上述したステップS83乃至ステップS88で夫々示した処理動作は、現在選択されている関連情報取得先に係わる上述した検索の結果の全てについて各別に実行される(ステップS89でNO)。そして、ステップS83乃至ステップS88で夫々示した処理動作が、上記検索の結果の全てについて各別に実行されたと判断すると(ステップS89でYES)、次に、ステップS83乃至ステップS89で夫々示した処理動作が、データ記録部21に保存されている関連情報取得先リスト中に登載されている全ての関連情報取得先について各別に実行される(ステップS90でNO)。そして、ステップS83乃至ステップS89で夫々示した処理動作が、上記全ての関連情報取得先について各別に実行されたと判断すると(ステップS90でYES)、図9で示した一連の処理動作が終了する。
図10は、図2に記載の表示処理部45による表示シーケンスの実行に際して、図1で示した映像出力装置29に表示出力される出力画面のレイアウトの一例を示した図である。
図10で示した出力画面のレイアウトでは、時間軸の向きが、図の横方向の左から右に向けて設定されており、該時間軸の最左端に登録項目の録画時間が、該時間軸の最右端に現在の時刻が、夫々プロットされている。更に、該時間軸上には、上記データ記録部21に保存された各々の関連情報が、時系列に(保存された順序で)プロットされている。図10に示した例では、上記関連情報として、処理対象の項目データのタイトル“石油が枯渇する未来”、及びその項目概要(記載を省略)が、10月 1日 7:00に、別の処理対象の項目データのタイトル“9月の中国原油輸入、2000万トン”、及びその項目概要(記載を省略)が、10月 3日 21:00に、夫々取得され、データ記録部21に保存されたことを示している。また、別の処理対象の項目データのタイトル“欧米原油相場、史上最高値を更新”、及びその項目概要(記載を省略)が、10月11日 8:30に、別の処理対象の項目データのタイトル“ガソリン価格200円台へ、灯油も高値推移”、及びその項目概要(記載を省略)が、10月14日 17:00に、夫々取得され、データ記録部21に保存されたことを示している。
なお、上記出力画面への、処理対象である項目データの詳細表示は、図10で示した出力画面に表示されている上記各項目データのタイトルの中からユーザが選択したタイトルに係わるデータのみについて行うようにしても良い。
図11は、図2に記載の表示処理部45による関連情報の表示シーケンスの一例を示すフローチャートである。なお、図11で示す表示シーケンスの前提として、図2で示した処理項目登録部41、定期実行制御部43、キーワード抽出部47、及び関連情報取得部49の処理動作によって、各々の登録項目に関連すると判断された事項の情報が、データ記録部21に夫々保存されているものとする。
図11において、例えば、或るコンテンツの再生がユーザから指示されると、表示処理部45は、該コンテンツに対応する登録項目に係わる全ての関連情報をデータ記録21より取得する(ステップS101)。これと共に、該取得した各々の関連情報を、各々の関連情報の取得日時順に、例えば図10で示したようなレイアウトで上述した出力画面に配置して、それらが再生される前に、図1で示した映像出力装置29に表示出力する(ステップS102)。
なお、ユーザからの表示処理部45に対する関連情報の表示の指示は、図1で示した入力部19を通じて、該ユーザから直接与えられるようにしても良い。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、表示処理部45が、取得した各々の関連情報を取得日時順に、所定のレイアウトで配置して、それらが再生される前に、映像出力装置29に表示出力するようにしたので、(放送)番組に関連した事項が、(放送)番組の録画時から再生時までの間に、如何なる変遷を辿ったかをユーザが一目で確認できる。そのため、上記レイアウトされた関連情報を、参照情報として有効に活用することができる。
また、(放送)番組の再生時に、該番組に係わる全ての関連情報を収集する場合に比較して、該番組の録画時から再生時までの間に定期的に関連情報の取得作業を実行しているので、個々の関連情報を取得した時点では、何れの時点においても、陳腐化していない最新の関連情報が取得できたことになる。また、上記各時点における詳細な関連情報の取得も可能である。
更に、上記実施形態では、ドキュメンタリーなどの(放送)番組の録画時に、該(放送)番組を処理項目として登録し、録画した該(放送)番組の再生時に、登録された処理項目(即ち、該(放送)番組)の関連情報を映像出力装置29に表示出力する場合に、該関連情報のデータ記録部21への蓄積(保存)を自動的に開始させることができる。そして、蓄積(保存)した該関連情報の提示を、録画した該(放送)番組のコンテンツの再生時、即ち、ユーザが該(放送)番組に対して最も興味を示すであろう時点に同期させることができるため、該関連情報を、参照情報として非常に有効に活用することができる。
図12は、図10で示した出力画面のレイアウトの変形例を示す図である。図12に示す出力画面のレイアウトも、図10で示した出力画面のレイアウトにおけると同様に、図2に記載の表示処理部45による表示シーケンスの実行に際して、図1で示した映像出力装置29に表示出力される。
また、図12に示す出力画面のレイアウトも、図10で示した出力画面のレイアウトにおけると同様に、時間軸の向きが、図の横方向の左から右に向けて設定されており、該時間軸の最左端に登録項目の録画時間が、該時間軸の最右端に現在の時刻が、夫々プロットされている。更に、該時間軸上には、上記データ記録部21に保存された各々の関連情報が、時系列に(保存された順序で)プロットされている。図12に示した例では、上記関連情報として、処理対象の項目データのタイトル“米ケ袋2丁目で火事民家全焼”、及びその項目概要(記載を省略)が、5月10日 7:00に、別の処理対象の項目データのタイトル“仙台泉さん息を引取る”、及びその項目概要(記載を省略)が、5月11日 21:00に、夫々取得され、データ記録部21に登録されたことを示している。また、別の処理対象の項目データのタイトル“放火の疑い”、及びその項目概要(記載を省略)が、5月13日 8:30に、別の処理対象の項目データのタイトル“米ケ袋2丁目で住宅一棟を半焼させる火事”、及びその項目概要(記載を省略)が、5月14日 17:00に、夫々取得され、データ記録部21に登録されたことを示している。
図13は、図5で示した処理動作の変形例を示すフローチャートであり、図5で示したフローチャートにおけると同様に、図2に記載の制御部23を構成する各機能ブロックにより実行される。図13に示すフローチャートは、処理項目として指定された(放送)番組のメタデータを利用して、該指定された(放送)番組を幾つかのトピックに分割し、各々のトピック毎に上記メタデータを利用してキーワードを抽出し、抽出したキーワードを用いて全てのトピックについて登録項目のデータを作成し、保存する処理を行う点において、図5で示したフローチャートと相違する。その他の点については、図5で示したフローチャートと同様である。
ところで、本発明の一実施形態では、1つの(放送)番組につき、1つの項目を処理対象としてデータ記録部21に登録するようになっていた。そのため、対象になる(放送)番組が、例えば、ドキュメンタリーのような場合には、該ドキュメンタリーのメタデータに含まれているタイトルや概要等のテキストデータから登録項目データを自動的に作成して、該作成した登録項目データを処理項目としてデータ記録部21に登録していた。しかし、処理対象になる(放送)番組が、例えば、ニュース番組等のようなトピック毎に情報の質が大きく変化するものである場合には、上記のような手法により作成された登録項目データは、ユーザにとって有用なデータとは言い難い。そこで、以下に説明する(図13で示した)処理動作では、処理項目として(ユーザにより)指定された(放送)番組毎にではなく、(ユーザにより)指定された(放送)番組のトピック毎に、処理項目をデータ記録部21に登録できるようにした。これにより、トピック毎に情報の質が大きく変化するニュース番組のような(放送)番組に対しても、登録項目データをトピック毎に構築して、各トピックを処理項目として登録でき、該処理項目を、ユーザにとって有用な情報として提供することができるようになる。
図13において、まず、処理項目登録部41が、放送局1より提供される、処理対象として指定された(放送)番組(指定番組)に係わるメタデータ、即ち、番組メタデータについては、アンテナ13等を通じて取得し、番組メタデータ提供サーバ7より提供される番組メタデータについては、通信ネットワーク11等を通じて取得する(ステップS111)。次に、ステップS111で取得した番組メタデータを利用して、該指定番組をトピックに分ける処理を実行する。例えば、該番組メタデータに含まれるジャンル情報が、ニュース番組に係わるものであれば、該番組メタデータを利用して該指定番組をニューストピック毎に分ける処理が行われることになる。なお、該番組メタデータ等において、トピックの分割が不可能なような場合でも、例えば、(放送)番組が連動データ放送に係わるものであれば、ニューストピックに連動してデータ放送の内容も変化するため、該番組メタデータを取得することで、ニュース番組のトピック別の分割が可能である(ステップS112)。
次に、キーワード抽出部49が、上記番組メタデータに含まれる各トピックのタイトルや概要等のテキスト(データ)列に対し、例えば形態素解析による品詞分解を行ってキーワード(例えば、図3で示したような)を抽出する(ステップS113)。上記のようにしてキーワードが抽出されると、処理項目登録部41は、ステップS111において取得した番組メタデータを基に、上記抽出されたキーワードを含む(処理項目として指定された各トピックの日時、タイトル、概要、及びキーワード等から構成される)登録項目のデータを作成すると共に、該データを、データ記録部21に保存する(ステップS114)。
処理項目登録部41による上述した処理動作が終了すると、定期実行制御部43が、関連情報取得部49が未だ起動していないかどうかチェックする処理を行う(ステップS115)。該チェックの結果、未だ起動していないと判断すると(ステップS115でYES)、定期実行制御部43は、上述したように、関連情報取得部49が設定した時間毎に関連情報の自動収集を行う動作を実行するよう、関連情報取得部49を制御することになる(ステップS116)。定期実行制御部43が、ステップS116で示した処理動作を終了することで、図13で示した一連の処理動作が終了する。
一方、上記チェックの結果、関連情報取得部49が既に起動していると判断すると(ステップS115でNO)、直ちに図13で示した一連の処理動作が終了する。
上述した本発明の一実施形態では、例えばドキュメンタリー等の1つの内容を扱う(放送)番組に係わる関連情報の自動取得が可能であるのに対して、図12、及び図13で夫々示した変形例によれば、ニュース番組等の1つの(放送)番組内において、多彩なトピックを扱う(放送)番組に対応することが可能である。
ところで、図1乃至図13で示した本発明の一実施形態、及びその変形例では、表示出力装置3が取得する関連情報のデータ量には、上限が設定されていなかった。換言すれば、本発明の一実施形態、及びその変形例では、関連情報取得部49が関連情報を自動的に取得するシーケンスにおいて、取得しようとする関連情報の保存に際してのデータサイズは、特に制限されていない。しかし、データ記録部21が保存可能な関連情報のデータサイズは、データ記録部21を構成するハードディスク、光ディスク、ICメモリ等の記録装置が持つ記憶容量により一定値に制限される。そのため、図14で説明するように、1つの登録項目に対し、関連情報取得部49が取得し、データ記録部21に保存することができる関連情報のデータサイズを調整し、上限を設定できるようにする方法は、有用である。
図14は、図9で示した情報提供シーケンスの変形例を示すフローチャートであり、図9で示したフローチャートにおけると同様に、図2に記載の関連情報取得部49により実行される。
図14に示すフローチャートは、現在処理対象として選択されている登録項目に係わる全部の関連情報のデータサイズの総和が、所定のデータサイズの上限値を超えている場合に、関連情報取得部49が、該関連情報データの削減処理を繰り返すことにより、該関連情報データのサイズが上記上限値未満になるよう調整する点において、図9で示したフローチャートと相違する。その他の点については、図9で示したフローチャートと同様である。
図14において、まず、関連情報取得部49は、データ記録部21に保存されている関連情報取得先リストの中から、取得先の1つを選択し(ステップS121)、次に、現在処理対象になっている登録項目のキーワードを検索キーとして、ステップS121で選択した関連情報取得先の検索を行う。そして、該検索の結果と、上記検索キーとの適合度を計算し、該計算の結果得られた適合度を、該検索の結果に付与する処理を行う(ステップS122)。
次に、ステップS122で得られた複数の検索結果の中から1つを選択し(ステップS123)、該選択した検索結果に付与されている適合度Aが、予め設定されている閾値T以上かどうかチェックする(ステップS124)。該チェックの結果、A≧Tであれば(ステップS124でYES)、関連情報取得部49は、上記検索結果に係わる関連情報を、関連情報提供サーバ9から取得する(ステップS125)。一方、該チェックの結果、A≧Tでなければ(ステップS124でNO)、直ちにステップS133で示す処理動作に移行する。
次に、現在の処理対象である登録項目に係わる保存済みの全部の関連情報と、上記取得した関連情報との類似度を計算すると共に(ステップS126)、該計算された、上記取得した関連情報の、上記登録項目に係わる全ての関連情報との類似度が、所定の閾値以下であるかどうかチェックする(ステップS127)。該チェックの結果、上記登録項目に係わる全ての関連情報との類似度が、上記所定の閾値以下であれば(ステップS127でYES)、上記取得した関連情報に対し、新たな関連情報としてその取得日時等の情報等を付与した上で、データ記録部21に保存する(ステップS128)。一方、上記チェックの結果、上記登録項目に係わる全ての関連情報との類似度が、上記所定の閾値以上であれば(ステップS127でNO)、直ちにステップS133で示す処理動作に移行することになる。
ステップS128で示した処理動作が終了すると、関連情報取得部49は、現在処理対象として選択されている登録項目に係わる全部の関連情報のデータサイズの総和が、所定のデータサイズの上限値を超えているかどうかチェックする(ステップS129)。該チェックの結果、上記データサイズの総和が上記上限値を超えていると判断すると(ステップS129でYES)、関連情報取得部49は、上記全部の関連情報について、検索時の適合度Aと閾値Tとの間の差分P(=A−T)を算出する(ステップS130)。そして、算出した差分Pが最小であるような関連情報を、データ記録部21から消去する処理を実行する。この処理は、該登録項目に係わる関連情報のうちの、キーワードによる検索の結果が最も悪い関連情報を消去することを意味している(ステップS131)。
次に、上記差分Pの最小値をPminとし、上記閾値Tに該最小値Pminを加算した値を、新たな閾値Tとする。この処理は、該登録項目において検索結果の取り込みがより困難になることを意味している(ステップS132)。ステップS129乃至ステップS132で夫々示した処理動作は、上記データサイズの総和が上記上限値(T=T+Pmin)未満になった(ステップS129でNO)と判断されるまで継続される。
上述したステップS123乃至ステップS133で夫々示した処理動作は、現在選択されている関連情報取得先に係わる検索の結果の全てについて各別に実行される(ステップS133でNO)。そして、ステップS123乃至ステップS133で夫々示した処理動作が、上記検索の結果の全てについて各別に実行されたと判断すると(ステップS133でYES)、次に、ステップS123乃至ステップS133で夫々示した処理動作が、データ記録部21に保存されている関連情報取得先リスト中に登載されている全ての関連情報取得先について各別に実行される(ステップS134でNO)。そして、ステップS123乃至ステップS133で夫々示した処理動作が、上記全ての関連情報取得先について各別に実行されたと判断すると(ステップS134でYES)、図14で示した一連の処理動作が終了する。
上述した本発明の一実施形態では、取得する関連情報のデータ量を調整(削減)するための制御が行えないのに対して、図14で示した変形例によれば、関連情報のデータ量を、データ記録部21の記憶容量に応じて、データ記録部21に保存可能なデータサイズに自在に調整することが可能である。
ところで、図1乃至図14で示した本発明の一実施形態、及びその変形例では、処理項目登録部41が(放送)番組等のコンテンツを処理項目としてデータ記録部21に登録するのは、該コンテンツの録画開始の時点であった。そのため、録画された(放送)番組等のコンテンツの再生時に表示される該コンテンツの関連情報には、該コンテンツの録画開始時から再生時までの間に取得した(該コンテンツの)関連情報しか含まれていなかった。しかし、該コンテンツの処理項目としての登録を、該コンテンツの録画開始の時点よりも前に設定することも可能である。該コンテンツの処理項目としての登録の時点を、該コンテンツの録画開始の時点よりも前に設定すれば、(放送)番組の予約が設定されている場合などでは、(放送)番組等のコンテンツを取得する以前から該コンテンツを処理項目として登録することが可能になる。そのため、該コンテンツの録画開始時点から見て未来の情報のみならず、過去の情報についても有用な関連情報としてユーザに提供することができる。
上記録画開始時点から見て未来の情報も、過去の情報も有用な関連情報としてユーザに提供できるようにするため、処理項目登録部41が(放送)番組等のコンテンツを処理項目として登録するタイミングを、該(放送)番組に対する録画予約が録画部51において設定されるタイミングに同期させるようにする。即ち、処理項目登録部41等の制御部23に含まれる各機能ブロックは、該録画予約が録画部51において設定されるタイミングで、図5、若しくは図13で夫々示した処理動作を実行することになる。
これにより、時間的に見てより広範囲の(放送)番組に係わる関連情報の取得、表示が可能になる。
図15は、図11で示した関連情報の表示シーケンスの変形例を示すフローチャートである。
図15に示すフローチャートは、映像出力装置29の出力画面に表示出力する関連情報の数を制御することにより、ユーザにとって有用と想到される関連情報を優先的に表示できるようにする点に特徴を有する。図1乃至図14で示した本発明の一実施形態、及びその変形例においては、処理対象である(放送)番組に係わる関連情報を、取得した時間の順序に配置して映像出力装置29の出力画面に表示出力する場合に、表示可能な関連情報の数に上限が存在しない。本発明の一実施形態、及びその変形例においては、表示処理部45が、ユーザにより指定された登録項目(処理項目)に係わる全ての関連情報を、単に、取得した時間の順序に配置して表示出力していただけであった。そのため表示領域が小さく、一度に表示可能な情報量が制限を受けるような映像出力装置29の出力画面(例えば、テレビジョン受像機のディスプレイ)には、上記表示態様は不向きであった。そこで、本変形例では、表示処理部45が、データ記録部21に蓄積されている関連情報の中から、ユーザにとって有用であると判断されるものを選択し、上記出力画面に表示出力することとした。
図15に示すフローチャートは、表示処理部45が関連情報の表示画面を構成すると共に、該表示画面を、映像出力装置29の出力画面に表示出力する、関連情報の表示シーケンスに係わるものであり、この点以外は、図11で示したフローチャートと同様である。
図15において、表示処理部45は、特定の登録項目(処理項目)に係わる関連情報の表示の指令が、(ユーザから)与えられたのを契機として、データ記録部21に保存されている、上記登録項目に係わる全ての関連情報を読み出して、該全ての関連情報のリストを作成する(ステップS141)。次に、上記リストに登載されている関連情報の中から検索時の適合度が最低になる関連情報を、上記リストから削除する処理動作(ステップS142)を、上記リストに残存している関連情報の数が、所定の値より少なくなった(ステップS143でYES)と判断されるまで繰り返す。
次に、表示処理部45は、上記リストに残存している関連情報を、データ記録部21より取得し(ステップS144)、上記関連情報をそれらを取得した日時の順にレイアウトした上で、映像出力装置29の出力画面に表示出力し(ステップS145)、一連の処理動作が終了する。
上述した本発明の一実施形態では、或る登録項目に関して取得した関連情報を映像出力装置29の出力画面に表示出力するに際して、全ての関連情報を表示対象とするのに対し、本変形例では、表示対象になる関連情報の数を制限し、ユーザにとって有用であると想到され得る関連情報を優先的に表示するようにすることで、映像出力装置29の表示領域を有効に活用でき、映像出力装置29の出力画面における関連情報の視認性を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態、及びその変形例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態や変形例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
本発明の一実施形態に係わる情報処理システムの全体構成を示す機能ブロック図。 図1に記載した表示出力装置が備える制御部の内部構成を示す機能ブロック図。 図2に記載したキーワード抽出部により抽出された各々のキーワードと、それらに個別に付与された重要度とが登載されているテーブルの一例を示す図。 図2に記載した処理項目登録部により作成され、データ記録部に保存された登録項目のデータが登載されているテーブルの一例を示す図。 図2に記載した制御部を構成する各機能ブロックの処理動作の一例を示すフローチャート。 データ記録部に登録された、関連情報取得部による検索対象である関連情報取得先のリストの一例を示す図。 データ記録部に保存されている関連情報が登載されたテーブルの一例を示す図。 図2に記載した関連情報取得部に、関連情報の自動収集の動作を実行させるに際しての、定期実行制御部による処理動作の一例を示すフローチャート。 図8で示したフローチャートのサブルーチンである情報提供シーケンスを示すフローチャート。 図2に記載した表示処理部による表示シーケンスの実行に際して、図1で示した映像出力装置に表示出力される出力画面のレイアウトの一例を示した図。 図2に記載した表示処理部による関連情報の表示シーケンスの一例を示すフローチャート。 図10で示した出力画面のレイアウトの変形例を示す図。 図5で示した処理動作の変形例を示すフローチャート。 図9で示した情報提供シーケンスの変形例を示すフローチャート。 図11で示した関連情報の表示シーケンスの変形例を示すフローチャート。
符号の説明
1 放送局
3 表示出力装置
5 コンテンツ配信サーバ
7 番組メタデータ提供サーバ
9 関連情報提供サーバ
11 通信ネットワーク
13 アンテナ
15 送/受信部
17 出力部
19 入力部
21 データ記録部
23 制御部
25 チューナ(ディジタルチューナ)
27 ネットワークインタフェース
29 映像出力装置
31 音声出力装置
41 処理項目登録部
43 定期実行制御部
45 表示処理部
47 キーワード抽出部
49 関連情報取得部
51 録画部
53 バスライン

Claims (10)

  1. 外部から提供されるコンテンツ、及び該コンテンツに係わる関連情報を入力する情報処理装置において、
    前記コンテンツ、及び前記関連情報を表示するための表示部と、
    前記コンテンツ、及び前記関連情報を記憶するための記憶部と、
    前記関連情報の取得が可能になった時点から所定時間が経過する毎に、前記関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記関連情報取得部が取得した関連情報の中から前記記憶部に記憶させるべき関連情報を、前記関連情報の必要度を参酌して選択する関連情報選択部と、
    前記関連情報選択部による選択処理を経て前記記憶部に記憶された関連情報が、取得された時間順に配置された状態で前記表示部に表示されるよう、前記関連情報を含む表示内容を調整する表示内容調整部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記関連情報の必要度が、既に前記記憶部に記憶されている関連情報との類似度の高さに基づいて判断される情報処理装置。
  3. 請求項2記載の情報処理装置において、
    前記関連情報がテキストデータであり、
    前記関連情報との類似度が、テキストデータである前記関連情報から抽出されるキーワードと、該キーワードに付与される重要度とを利用して求められる情報処理装置。
  4. 請求項3記載の情報処理装置において、
    前記関連情報の、既に前記記憶部に記憶されている関連情報との類似度の高さが、所定の閾値よりも高い場合には、前記関連情報の必要度が低いと判断され、前記関連情報を消去する処理が行われる情報処理装置。
  5. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記関連情報取得部が前記関連情報を取得する期間が、少なくとも前記コンテンツを取得する時点から、取得した前記コンテンツが再生される時点までの期間を含む情報処理装置。
  6. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記関連情報取得部により取得された前記関連情報のデータ総量が、所定のデータ量の上限値を上廻っている場合には、前記関連情報の中の、前記類似度と前記閾値との間の差分が最も小さい関連情報から順に消去するようにした情報処理装置。
  7. 請求項6記載の情報処理装置において、
    前記データ量の上限値が、前記記憶部の記憶容量を考慮して決定される情報処理装置。
  8. 請求項6記載の情報処理装置において、
    前記閾値が、前記差分が求められる毎に、該求められた差分が加算されることで増加するようになっている情報処理装置。
  9. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記記憶部に記憶されている関連情報の中から、ユーザにとって表示出力するのが有用と判断される関連情報を選択する表示選択部、を更に備え、
    前記表示選択部が選択した関連情報のみを、前記表示部に表示出力するようにした情報処理装置。
  10. 外部から提供されるコンテンツ、及び該コンテンツに係わる関連情報を入力する情報処理装置において、
    前記コンテンツ、及び前記関連情報を表示するための表示部と、
    前記コンテンツ、及び前記関連情報を記憶するための記憶部と、
    を備え、
    前記関連情報の取得が可能になった時点から所定時間が経過する毎に、前記関連情報を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて取得された関連情報の中から前記記憶部に記憶させるべき関連情報を、前記関連情報の必要度を参酌して選択する第2のステップと、
    前記第2のステップを経て前記記憶部に記憶された関連情報が、取得された時間順に配置された状態で前記表示部に表示されるよう、前記関連情報を含む表示内容を調整する第3のステップと、
    を有するコンテンツに係わる関連情報の処理方法。
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