JP2010088404A - 薄型携帯灰皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟性を有する素材で構成された袋状の薄型携帯灰皿の使い勝手を向上させる。
【解決手段】例えばEVA樹脂のような柔軟性を有する素材で構成された袋状の薄型携帯灰皿1であって、灰投入口3を有する灰皿本体2と、該灰皿本体2を自立させることが可能な自立スタンド9を設けて灰皿本体2の自立を可能とすると共に、灰投入口3を常時開口させておくことが可能な開口状態保持機構11を備えることによって、例えば手で灰投入口3を開く手間を省く。
【選択図】図2

Description

本発明は、どこにでも携帯することができ、タバコの灰を収容することが可能な携帯用灰皿であって、特に、柔軟性を有する素材で構成された袋状の薄型携帯灰皿の技術分野に関する。
近年、健康意識の高まりの中で禁煙活動が活発化している。このような環境の変化もあり、例えば公共施設などで灰皿の設置されていない場所が増加している。一方、環境意識の高まりの中、吸殻のポイ捨てなどによるゴミの問題も顕在化しており、携帯用の灰皿を常時携帯する愛煙家も増加傾向にある。
携帯用の灰皿(以下単に「携帯灰皿」という。)には様々な種類のものが存在しており、例えば、箱状、筒状などの硬質のものや、所謂「小銭入れ」のような形状のビニール素材や皮素材などを用いた柔軟性を有する袋状のものなど多種多様である。
この所謂「小銭入れ」タイプのものは、柔軟性に富み且つ薄型軽量であり、携帯に便利という特徴を有している(特許文献1参照)。
特許第2954911号公報(特に図1)
しかしながら、所謂「小銭入れ」タイプの薄型携帯灰皿は「薄型」であるが故にそのままでは自立することができず、使用時は、常に手で把持している必要がある。更に、灰を灰皿内に入れる際には、灰皿の入り口(灰投入口)を、例えば手で力を加えて、(その都度)開口しておく必要がある。更に、複数人で1つの携帯用灰皿を使用したいような場合において、机上に自立させて置くことができないばかりか、手を添えておかないと灰投入口が閉じてしまうため使い勝手に問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであって、より使い勝手のよい薄型携帯灰皿を提供することをその課題としている。
本発明は、柔軟性を有する素材で構成された袋状の薄型携帯灰皿であって、灰投入口を有する灰皿本体と、該灰皿本体を自立させることが可能な自立スタンドと、前記灰投入口を常時開口させておくことが可能な開口状態保持機構と、を備えることにより上記課題を解決するものである。
上記のように自立スタンドを備えることで、薄型携帯灰皿を必要により自立させておくことが可能となり、灰皿使用時に常に灰皿に手を添えておく必要がない。また同時に、灰投入口を常時開口しておくことが可能な開口状態保持機構を備えているので、灰皿内に灰を入れようとする際においても、例えば灰皿に手で力を加えて開口状態を保持(維持)する必要がない。更に、この両機能の存在によって、灰投入口の開口状態を保持したままで灰皿を例えば机上に載置しておくことも可能となり、複数人が同時に使用する場合にも非常に使い勝手が良いといった特徴がある。
また、前記自立スタンドの未使用時の状態が、前記灰皿本体に沿って扁平となるように構成すれば、携帯時における携帯性(薄型性)を犠牲にすることがない。
また、前記自立スタンドを、前記灰皿本体を支持するための板状支持部材と、該板状支持部材と前記灰皿本体とを連結し且つ前記板状支持部材を前記灰皿本体に対して回動可能な状態で支持する連結部材と、前記板状支持部材の回動位置を所定の位置で固定する回動位置固定機構とを有した構成とすれば、板状支持部材の回動位置を適切に固定でき、薄型携帯灰皿を安定して自立させることが可能となる。
また、前記灰皿本体に所定幅の切込み部を形成し、前記回動位置固定機構を、該切込み部を介して当該灰皿本体の中にスライドすることによって埋入可能とすれば、別途、回動位置固定機構の収容スペースを設ける必要がない。
また、前記灰皿本体の中に埋入している前記回動位置固定機構の先端を、前記切込み部の幅よりも大とすれば、当該先端がストッパとして機能し、回動位置固定機構の抜けを防止できると共に、簡易な構成で板状支持部材の回動位置(回動角度)を固定することができる。
また、前記板状支持部材と前記回動位置固定機構とを一体成形された一枚の板状体とし、該板状支持部材と回動位置固定機構との境界を自由に屈折可能とすれば、簡易な構成で未使用時に扁平となる自立スタンドを実現することができる。
また、前記開口状態保持機構が、前記灰皿本体の前記灰投入口周辺を該灰皿本体の幅方向外側から内側に向かって力を作用させ続けることにより開口状態を保持するような構成とすれば、安定的な開口状態を保持することが可能となる。
また、前記開口状態保持機構が、前記灰皿本体の両側面に少なくとも1つずつ突出して形成された突出部と、該突出部に設けられた貫通孔と、全ての該貫通孔を通過した上で輪状とされた紐体と、該紐体の輪の大きさを任意に調整可能な調整体と、を備えた構成とすれば、調整体によって紐体の輪の大きさを調整するという簡易な作業のみで(該灰皿本体の幅方向外側から内側に向かって力を作用させ続けることが可能となり)、灰投入口の開口状態を保持することが可能となる。
また、前記紐体を、ストラップと兼用させることによって、当該薄型携帯灰皿を例えば首に掛けて携帯・使用することができるため、使い勝手、利便性が向上する。
なお、前記開口状態保持機構を、前記灰皿本体の幅方向を長手方向として前記灰投入口近傍に装着された板状体であって、当該板状体の長手方向略中央から屈曲でき且つ当該屈曲状態を保持可能な屈曲状態保持機構を備える構成としてもよい。
また、前記灰皿本内の内部に、タバコの火を消すための筒状体を配置すれば、タバコを薄型携帯灰皿に押付けることなく消火することができるため、薄型携帯灰皿の耐久性を確保することができる。
また、前記筒状体の長さを、前記タバコの直径の1.5倍以上とすれば、タバコの燃焼部への空気(酸素)の供給を効果的に遮断することができるため、迅速且つ確実な消火を実現することができる。
本発明を適用することにより、薄型携帯灰皿の使い勝手が向上する。特に机上にて灰投入口の開口状態を保持したままで、灰皿を自立させることが可能となるため、複数人が同時に使用する場合に好適である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である薄型携帯灰皿の正面図である。図2は、同正面図であって、蓋を閉じた状態を示した図である。図3は、同背面図である。図4は、同左側面図である。図5は、自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドが収容されている状態を示した図である。図6は、緒締めの拡大図であって、(A)は外観図、(B)は調整時の状態を示した図、(C)は固定時の状態を示した図である。図7は、灰投入口を上面から見た図であって、灰皿本体内部に備わる消火筒の取付位置を示した図である。図8は、消火筒によるタバコの消火作業を模式的に示した図であって、(A)は消火前の状態であり、(B)は消火時の状態を示した図である。図9は、薄型携帯灰皿の斜視図である。図10は、自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドを取り出す途中の状態を示した図である。図11は、自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドが取り出された状態を示した図である。図12は、自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドにより灰皿本体が自立している状態を示した図である。図13は、薄型携帯灰皿の背面図であって、開口状態保持機構により灰投入口の開口状態が保持されている状態を示した図である。図14は、薄型携帯灰皿の正面図であって、開口状態保持機構により灰投入口の開口状態が保持されている状態を示した図である。図15は、薄型携帯灰皿の斜視図であって、開口状態保持機構により灰投入口の開口状態が保持され且つ自立スタンドにより自立している状態を示した図である。図16は、薄型携帯灰皿の左側面図であって、(A)は、自立スタンドを取り出した状態図、(B)は、当該自立スタンドにより自立している状態を示した図である。
<薄型携帯灰皿の構成>
本発明の実施形形態の一例である薄型携帯灰皿1の概略構成は、タバコの灰を投入するための灰投入口3を有した灰皿本体2と、当該灰皿本体2に係止されるストラップ(紐体)7とからなる。
灰皿本体2は、本実施形態においてはEVA樹脂を主原料として構成されており、柔軟性を有している。灰皿本体2は、略矩形の背面側部材2Aと正面側部材2Bとが張り合わされた構成とされている。本実施形態においては、背面側部材2Aが正面側部材2Bと比べて高さ方向に大きく構成されており(幅方向の大きさは略同一)、当該大きく構成されている部分が当該灰皿の蓋として機能する。背面側部材2Aと正面側部材2Bは、正面視した場合に、両側面部分および底面部分のみが張り合わされており、張り合わせされない部分が灰投入口3として機能する。ここでの張り合わせは、必要に応じて、例えば、圧着、熱融着、接着剤利用など種々の方法を利用できる。勿論、背面側部材2Aと正面側部材2Bとが張り合わせでなく一体的な構成とされていても何ら本発明には影響しない。
なお、背面側部材2Aおよび正面側部材2Bはそれぞれがサンドイッチ構造とされておりある程度の厚みを有している。例えば、表面は上記の通りEVA素材からなり、内部にスポンジ等のクッション材や断熱材がサンドイッチされ、触り心地の向上や、表面温度の調整がなされている。
灰皿本体2の内部(即ち、灰投入口3の中)には、灰皿としての耐熱性・耐久性を確保するための耐熱性素材4が全面に渡って貼付されている。本実施形態においてはこの耐熱性素材4として薄手のアルミシートが使用されている。勿論、耐熱性・耐久性を有する素材であれば、他の素材を活用することも可能である。
背面側部材2Aの幅方向略中央且つ上方部分には留め具6Aが、および、正面側部材2Bの略中央部分には留め具6Bがそれぞれ固着されている。この2つの留め具6A、6Bは互いに雄雌様に嵌合することが可能である。これら留め具6A、6Bを嵌合させると、背面側部材2Aおよび正面側部材2Bがストラップホルダ(突出部)5の形成高さ付近を起点として正面側に折れ曲がり、蓋が閉じられた状態となる(図2参照)。
灰皿本体2の両側面には、それぞれ1つずつストラップホルダ5が形成されており、当該ストラップホルダ5にはストラップ7を通すための貫通孔5Aが形成されている。このストラップホルダ5の貫通孔5Aには、ストラップ7が挿通している。貫通孔5Aを通されたストラップ7は「輪状」とされており、更に、当該ストラップ7の途中に緒締め8が備わっている(詳細は後述する。)。
図3に示すように、灰皿本体2の背面(即ち、背面側部材2Aの背面側)には、当該薄型携帯灰皿1を自立させることが可能な自立スタンド9が備わっている。この自立スタンド9を、灰皿本体2から引き出す(この点の詳細は後述する。)ことによって、薄型携帯灰皿1の自立が可能となる。
自立スタンド9は、図5に示すように、灰皿本体2の自立の際の直接の支えとなる板状支持部材9Aと、当該板状支持部材9Aの上下にそれぞれ形成される第1延在部(連結部材)9Bおよび第2延在部9Dとから構成される。この第1、第2延在部9B、9Dの幅はそれぞれ、板状支持部材9Aの幅Wよりも幅狭とされている。また、第1延在部9Bは、背面側部材2Aに形成された第1の切込み(切込み部)12を介して(サンドイッチ構造の)背面側部材2Aの中に埋入している。同様に、第2延在部9Dは、背面側部材2Aに形成された第2の切込み(切込み部)13を介して(サンドイッチ構造の)背面側部材2Aの中に埋入している。
また、第1延在部9Bの先端および第2延在部9Dの先端にはそれぞれ幅広部9C、9Eが形成されている。これら幅広部9C、9Eの幅は、背面側部材2Aに形成された各切込み12、13の切込み幅(所定の幅)よりも大であるため、当該幅広部9C、9Eがストッパの役目を果たす。即ち、各延在部9B、9Dが抜け落ちてしまうことを防止している。
ここで、第1延在部9Bの長さL1は短く構成されているため、幅広部9Cの存在によって殆ど背面側部材2Aに対してスライドすることができない状態となっている。一方、第2延在部9Dの長さL2は、第1延在部9Bに比べて長く構成されており、当該長さL2分だけ背面側部材2Aに対してスライドすることが可能である(スライドに関しては後述する)。
なお、本実施形態においては、板状支持部材9Aと第1延在部9B、第2延在部9D、幅広部9C、9Eが全て、透明な薄板状のプラスティック素材にて一体的に形成されており、簡易な構成での自立スタンド9を実現している。また、板状支持部材9Aと第2延在部9Dとの境界9Gは自由に屈折可能とされており(屈折部)、当該自立スタンド9未使用時(即ち、第2延在部9Dが背面側部材2Aの中にスライドして埋入している状態時)には、自立スタンド9が灰皿本体2に「ピッタリ沿う」ことが可能とされている。即ち、携帯時の薄型性を犠牲にすることがない。
次に、ストラップ7に係止されている緒締め(調整体)8について説明する。
図6に示すように、緒締め8は、主として、正面視略楕円形の緒締め本体8Aと、該緒締め本体8Aの上部に上下方向に進退可能な状態で嵌合する調整ボタン8Bとで構成されている。調整ボタン8Bは、コイルバネ8Fによって、常時、緒締め本体8A側から上方向へ向かって付勢力が与えられている。その結果、コイルバネ8Fの付勢力に打ち勝つ程度に調整ボタン8Bの上面を押えると、調整ボタン8Bは緒締め本体8A側に嵌入するが、自由状態とすれば浮上して元の位置に戻る。
緒締め本体8Aには正面側から背面側に貫通する態様で、2つのストラップ貫通孔8Eが形成されている。一方、調整ボタン8B側には、突起部貫通孔8Dを備えた突起部8Cが2つ形成されている(図6(B)参照)。これら2つの突起部貫通孔8Dは、調整ボタン8Bを押えた状態で、丁度、ストラップ貫通孔8Eと位置が重なり合うように構成されている。また突起部貫通孔8Dおよびストラップ貫通孔8Eにはストラップ7が挿通されている。よって、調整ボタン8Bを押した状態では突起部貫通孔8Dとストラップ貫通孔8Eとが重なり合うことから、挿通しているストラップ7は自由に当該貫通孔8D、8Eを通過(移動)することが可能となっている。一方、調整ボタン8Bが自由状態にあるときは、コイルバネ8Fの作用により、突起部貫通孔8Dの位置とストラップ貫通孔8Eの位置にずれ(位置ずれ)が生じる。その結果、ストラップ7が両貫通孔8D、8Eに挟まれて固定されることとなる。即ち、調整ボタン8Bを押すことで緒締め8のストラップ7上の位置を自由に移動させることができ、また、調整ボタン8Bを自由状態とすることで緒締め8のストラップ7上の位置を任意の位置に固定させることが可能な構成とされている。その結果、ストラップ7上の緒締め8の位置を調整することによって、ストラップ7の「輪」の大きさを自由に変更することが可能とされている。
なお、この緒締め8とストラップ7およびストラップホルダ5により開口状態保持機構11が構成され、灰投入口3の開口状態を保持することが可能とされている(詳細は後述する。)。
また、本実施形態における灰皿本体2の中(即ち灰投入口3の中)には、図7および図8にて示しているように、タバコ20の火を迅速且つ正確に消火することが可能な消火筒(筒状体)10が設置されている。本実施形態においては、灰投入口3を上面視した場合において、内部右側面に配置されている。本実施形態におけるこの消火筒10は、灰皿内部に貼付されている耐熱性素材4と同様の素材(本実施形態ではアルミシート)で構成されている。また、この消火筒10の長さ(上下方向の長さ)Hは、略タバコの直径の1.5倍以上とされている。また、下方に向かって僅かにテーパー状に絞られた構成とされている。これによりタバコ20の燃焼部20Aを漏れなく包囲することが可能となっている。即ち、タバコ20の燃焼部20Aへの空気(酸素)の供給を効果的に遮断することができるため、迅速且つ確実な消火が可能な構成となっている。なお、この消火筒10は、灰投入口3が開くとそれに従って略筒状となり、一方灰投入口3が閉じられるとそれに従って扁平となるため、携帯時の薄型性を犠牲にしない。
<薄型携帯灰皿の作用>
薄型携帯灰皿1を使用する場合には、図9に示しているように、留め具6A、6Bの嵌合を解き、灰投入口3を露出させる。例えばこの薄型携帯灰皿1を手に持ったままの状態で使用するのであれば、図7に示しているように、手で灰投入口3を広げた状態として使用することも可能である。
一方、当該薄型携帯灰皿1を例えば机の上などに載置した状態で使用したい場合には、灰皿本体2に備わる自立スタンド9を機能させて、当該灰皿本体2を自立させることができる。具体的には、図10〜図12を参照しつつ説明する。
自立スタンド9を機能させたい場合には、図10に示しているように、板状支持部材9Aの下端を手前方向(背面側から見て手前方向)に引き出す必要がある。この動作によって、板状支持部材9Aと一体成形されている第2延在部9Dが、背面側部材2Aの中をスライドする。即ち、第2延在部9Dが、第2の切込み13を介して背面側部材2Aの外へと滑出する。このスライドは、幅広部9Eが第2の切込み13部分に至った段階で終了する(図11参照)。当該スライドがなされると、板状支持部材9Aは、自身の上面(灰皿本体2との接触面)9Fを中心として回動することとなる。即ち、図12にて示しているように、軸心Oを中心として回動することとなる。当該回動の結果、板状支持部材9Aは灰皿本体2に対して所定角αをなして傾斜した態様で固定されることとなる(図11および図12参照)。この傾斜によって、灰皿本体2を自立させておくことが可能となる。なお、第2延在部9Dが板状支持部材9Aの回動位置をしっかりと固定する作用を行うことから、誰がいつスライド動作を行った場合でも安定して「所定角α」を実現できる。このように、本実施形態においては、第2延在部9D(および幅広部9E)が板状支持部材9Aの回動位置を固定する回動位置固定機構として機能する。
一方、自立スタンド9を閉じる場合には、第2延在部9Dが灰皿本体2(背面側部材2A)に沿うように方向付けをしつつ板状支持部材9Aの下端付近を灰皿本体2側(背面側部材2A側)に向かって押圧することによって、第2延在部9Dを第2の切込み13を介して背面側部材2A内にスライドさせ、収容する。収容後は、板状支持部材9Aが灰皿本体2(背面側部材2A)にピッタリと沿う形に収まるため、薄型携帯灰皿1の携帯性を犠牲にすることはない。また、別途、第2延在部9Dの収容スペースを設ける必要がないため構造上も効率的である。更に、本実施形態では、板状支持部材9Aと第2延在部9Dとを一体成形された一枚の板状体とし、板状支持部材9Aと第2延在部9Dとの境界9Gを自由に屈折可能としているため、簡易な構成で未使用時(収容時)に扁平となる自立スタンド9を実現している。
本実施形態の薄型携帯灰皿1のように、自立スタンド9を備えることで、薄型携帯灰皿1を必要により自立させておくことが可能となり、使用時に常に灰皿に手を添えておく必要がなく、使い勝手が向上する。
次に開口状態保持機構11の使用方法について説明する。
この開口状態保持機構11は、灰投入口3の開口状態を保持し続けることが可能な機構であり、上述構成にて説明した通り、緒締め8、ストラップ7およびストラップホルダ5にて構成されている。輪状のストラップ7は、2つのストラップホルダ5の貫通孔5Aに挿通されているため、図13に示しているように、緒締め8の位置を移動させて灰皿本体2側に近づけることにより、即ち、2つの貫通孔5Aを通る側の「輪の大きさ」を小さくした位置で緒締め8の位置を固定することにより、灰投入口3の開口状態を保持することができる。この動作は、見方を換えると灰皿本体2の灰投入口3周辺を該灰皿本体2の幅方向外側から内側に向かって力(灰皿本体2の両側面に形成されているストラップホルダ5を互いに接近させようとする力)を作用させ続けることを意味する。このように、開口状態保持機構11によって開口状態を保持することによって、灰皿内に灰を入れようとする際においても、例えば灰皿本体2に手で力を加えて灰投入口3の開口状態を保持し続ける必要がない。
なお、本実施形態において、ストラップ7は、携帯者(使用者)の首に掛けることが出来る程度の長さとされており、ネックストラップとしても機能することができる。即ち、当該薄型携帯灰皿1を首に掛けて携帯・使用することもできるため、非常に使い勝手がよく、また携帯性に優れている。
更に、この両機構(自立スタンド9、開口状態保持機構11)の存在によって、灰投入口3の開口状態を保持したままで灰皿を机上に載置しておくことも可能となる(図15および図16参照)。その結果、複数人が同時に当該薄型携帯灰皿1を使用する場合にも非常に使い勝手が良い。この特有の効果は、従来の薄型携帯灰皿(小銭要れタイプの携帯灰皿)では得ることができないものである。
また、薄型携帯灰皿1の内部(灰投入口3の中)には、タバコの火を消すための消火筒10が配置されていた。通常タバコの火は、タバコの先端を灰皿に押し付けたり、水に投入したり、踏みつけることによって消火される場合が多い。しかし、灰皿の材質によっては繰り返される押し付けによって穴が開いてしまうこともある。また、水に投入するにも周囲に水がない場合もある。更に、(地面などで)踏み付けた場合には、灰が地面等に散乱しゴミの問題が顕在化してしまう。
しかしながら、本発明の実施形態の一例である薄型携帯灰皿1の場合、図8に示しているように、火の点いたタバコ20の先端(燃焼部20A)を当該消火筒10に入れるという簡単な動作によって、タバコ20を薄型携帯灰皿1に押し付けることなく消火することができる。即ち、薄型携帯灰皿1の耐久性を確保することができる。
また、消火筒10の長さは、タバコ20の直径の1.5倍以上に設定されている。これにより、消火筒10内に挿入されたタバコ20の燃焼部20Aへの空気(酸素)の供給を効果的に遮断することができるため、迅速且つ確実な消火を実現することが可能となっている。なお、消火筒10の長さがタバコの直径の「1.5倍」よりも短い場合には、燃焼部20Aに対する空気(酸素)の遮断が不十分となり、完全に消火が出来ない場合や、完全に消火されるまでの時間がかかるといった問題が発生し得る。また、消火筒10には底面が形成されていないため、繰り返しの使用によっても灰が消火筒10内に詰まる等の不具合の発生はなく、消火性能を安定的に発生させることが可能である。
なお、上記説明した薄型携帯灰皿1においては、灰皿内に1つの消火筒10が設けられていたがこれに限定されるものではない。例えば、タバコには何種類かの太さのものが存在するため、この太さの種類に併せて各太さに対応した消火筒を設けるような構成を採用しても良い。
<第2の実施例について>
次に、薄型携帯灰皿の第2の実施例を図17乃至図29を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、上記で説明した例と異なる部分(自立スタンドの具体的構成および開口状態保持機構の具体的構成)に焦点を絞って説明し、同一または類維持する部分に関しての重複した説明は省略する。
ここで、図17は、自立スタンドの第2の実施例を示した平面図である。図18は、自立スタンドの第2の実施例を示した斜視図である。図19は、自立スタンドの第2の実施例を灰皿本体に取り付けた状態を示した図である。図20は、自立スタンドの第2の実施例により薄型携帯灰皿が自立している状態を示した斜視図である。図21は、自立スタンドの第2の実施例を示した側面図である。図22は、図21におけるQ−Q線に沿う断面図である。図23は、自立スタンドの第2の実施例により薄型携帯灰皿が自立している状態を示した背面図である。図24は、開口状態保持機構の第2の実施例を示した斜視図である。図25は、開口状態保持機構の第2の実施例を示した斜視図である。図26は、図24におけるM−M線に沿う端面図である。図27は、開口状態保持機構の第2の実施例を屈曲させた状態を示した斜視図である。図28は、開口状態保持機構の第2の実施例を屈曲させた状態を示した斜視図である。図29は、開口状態保持機構の第2の実施例を灰皿本体に組み込んだ状態を示した図である。
<自立スタンドの第2実施例>
自立スタンド40は、灰皿本体2を支持するための板状支持部材46と、この板状支持部材46と灰皿本体2とを連結し且つ板状支持部材46を灰皿本体2に対して回動可能な状態で支持する連結部材42と、板状支持部材46の回動位置を所定の位置で固定する回動位置固定機構50と、からなる。
板状支持部材46は、一端が幅広とされた所謂「しゃもじ」様の形状をなしている。また、他端側には肉厚部46Aが形成されると共に、当該肉厚部46Aの側面に1対の円柱突起46B、46Cが突出形成されている。
連結部材42は、連結雄部材41と連結雌部材43とで構成されている。
連結雄部材41は、略矩形の平板形の部材である。また、2つの凸部41A、41Bが形成されている。この2つの凸部41A、41Bには、その中央を横断するように溝41Cが形成されており、両凸部41A、41Bは当該溝41C側に向かってある程度弾性変形することが可能とされている。
連結雌部材43は、略矩形の平板形の部材である。また、2つの貫通孔43E,43Fが形成されている。この2つの貫通孔43E、43Fは、連結雄部材41に形成される2つの凸部41A、41Bに対応した位置および大きさに形成されている。即ち、連結雄部材41の凸部41Aが、連結雌部材43の貫通孔43Eに嵌合して両部材41、43を結合することが可能に構成されている。また、連結雄部材41の凸部41Bが、連結雌部材43の貫通孔43Fに嵌合して両部材41、43を結合することが可能に構成されている。
また、連結雌部材43には、2組の把持爪44A、44Bが形成されている。この把持爪44A、44Bは、板状支持部材46の肉厚部46Aの側面に形成された円柱突起46B、46Cを回動可能に把持することが可能とされている。把持爪44Aは、2つの把持爪片43A、43Bで構成されている。また把持爪44Bは、2つの把持爪片43C、43Dで構成されている。
連結雄部材41は、灰皿本体2の内部に埋め込まれ、2つの凸部41A、41Bのみを灰皿本体2の外部(背面側)に露出させている。その状態の連結雄部材41に対して連結雌部材43が結合する。その結果、連結雌部材43は灰皿本体2に対して固定されることとなる。更に、連結雌部材43に形成されている2組の把持爪44A、44Bに対して、板状支持部材46の肉厚部46A側面に形成された円柱突起46B、46Cが嵌め込まれた状態となっている。
また、図22に示すように、板状支持部材46の肉厚部46Aの先端の断面形状は、3つの平面S1、S2、S3が組み合わされた構成とされている。肉厚部46Aを含め板状支持部材46は円柱突起46B、46Cを介して、軸心Oを中心として回動可能に支持されており、また、把持爪44A、44Bに把持された状態で軸心Oと連結雌部材43の表面との距離はrとなっている。よって、板状支持部材46は、3つの平面S1、S2、S3がそれぞれ連結雌部材43の表面と当接する位置(角度)に保持されることが可能となっている。即ち、この3つの平面S1、S2、S3と連結雌部材43の表面との当接により、回動位置固定機構50が構成されている。なお、ここでの3つの平面S1、S2、S3はあくまで一例であり、より細かな段階で平面を設定してもよいし、平面の形成される角度を自由に変更することで、所望の角度で板状支持部材46の回動位置を固定することが可能である。また、例えば、円柱突起46B、46Cの太さをより太くして、当該円柱突起46B、46Cと把持爪44A、44Bとの間に強いフリクションが発生するように構成し、当該フリクションによって、自由な位置で板状支持部材46の回動位置を固定するような構成を採用することも可能である。また、円柱突起46B、46Cの断面形状を例えば楕円形状とし、特定の位置(角度)にて板状支持部材46の回転位置を固定するような構成を採用することも可能である。
なお、この自立スタンド40においても、収容時(未使用時)は灰皿本体2に沿って扁平となり携帯性を損なうことはない。
<開口状態保持機構の第2実施例>
図24乃至図28にて示しているのが、開口状態保持機構の第2実施例としての回動クリップ30である。この回動クリップ30は、長手方向略中央の屈曲部37を境に左右に分割可能な構成とされており、幅方向中側に突起部31Aを持つ第1分割片31と、幅方向両側に支持片32Aを持つ第2分割片32とから構成されている。
第1分割片31の突起部31Aの断面は、図26に示す通り、略「コの字」形に形成されており、上下に2つの支持板31Bが形成されている。また、この支持板31Bの先端かつ「コの字」の内側には、隆起部31Cが形成されている。
第2分割片32に形成される2つの支持片32Aには、両支持片32Aを懸架するように連結棒32Bが架設されている。この連結棒32Bの断面は、本実施形態においては略8角形とされている。また、連結棒32Bの最小の直径(即ち、8角形の特定の面と当該特定面と対向する面との距離)は、支持板31Bの内面同士の距離と略同じとされている。
その上で、この連結棒32Bが、2つの支持板31Bの間に嵌合する態様で、第1、第2の分割片31、32が結合している。なお、支持板31Bの先端に形成された隆起部31Cの存在によって、支持板31Bの間に嵌合している連結棒32Bの抜け落ちが防止されている。
このような構成を採用している結果、当該回動クリップ30は、一定角度毎に(ここでは45°毎に)クリック感をもって回動し、且つ、その回動状態(回動位置、回動角度)を保持することが可能とされている。例えば、回動クリップ30を真っ直ぐな状態(180°開いた状態)から2段階クリックさせると、図27および28に示しているように、第1、第2の分割片31、32が略90°屈曲した状態で固定される。なお、連結棒32Bの断面を8角形にすることはあくまで一例であり、より細かく角度調節するべく9角形以上としてもよいし、より大まかな調整で足りる場合には7角形以下としてもよい。また、例えば、連結棒32Bの断面を真円としてより太く形成し、当該連結棒32Bと支持片32Aとの間に強いフリクションが発生するように構成し、当該フリクションによって、自由な位置で回動位置(回動角度)を固定できるような構成を採用することも可能である。また、連結棒32Bの断面形状を例えば楕円形状とし、特定の位置(角度)にて回転位置(回動角度)を固定できるような構成を採用することも可能である。
この回動クリップ30は、図29にて示しているように、正面側部材2Bにおける灰投入口3直下に埋め込まれた状態で備わっている。よって、灰投入口3を例えば指で手前に引けば、回動クリップ30の屈曲部37が手前に屈曲し、更に当該屈曲状態が保持(屈曲状態保持機構により保持)され、灰投入口3の開口状態が保持される。反対に開口部を閉じたい場合には、灰投入口3の略中央(即ち屈曲部37周辺)を押えることで、回動クリップ30を真っ直ぐな状態へと戻し、灰投入口3が閉じられる。
また、このような構成の他にも、例えば金属片(容易に折り曲げることができ且つある程度の厚みがあることにより折り曲げられた状態を保持することができる金属片)を回動クリップ30の代わりに埋め込んでおくことで、金属片の変形を利用して開口状態を保持させるような構成を採用してもよい。
本発明の実施形態の一例である薄型携帯灰皿の正面図 同正面図であって、蓋を閉じた状態を示した図 同背面図 同左側面図 自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドが収容されている状態を示した図 緒締めの拡大図であって、(A)は外観図、(B)は調整時の状態を示した図、(C)は固定時の状態を示した図 灰投入口を上面から見た図であって、灰皿本体内部に備わる消火筒の取付位置を示した図 消火筒によるタバコの消火作業を模式的に示した図であって、(A)は消火前の状態であり、(B)は消火時の状態を示した図 薄型携帯灰皿の斜視図 自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドを取り出す途中の状態を示した図 自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドが取り出された状態を示した図 自立スタンドの拡大図であって、自立スタンドにより灰皿本体が自立している状態を示した図 薄型携帯灰皿の背面図であって、開口状態保持機構により灰投入口の開口状態が保持されている状態を示した図 薄型携帯灰皿の正面図であって、開口状態保持機構により灰投入口の開口状態が保持されている状態を示した図 薄型携帯灰皿の斜視図であって、開口状態保持機構により灰投入口の開口状態が保持され且つ自立スタンドにより自立している状態を示した図 薄型携帯灰皿の左側面図であって、(A)は、自立スタンドを取り出した状態図、(B)は、当該自立スタンドにより自立している状態を示した図 自立スタンドの第2の実施例を示した平面図 自立スタンドの第2の実施例を示した斜視図 自立スタンドの第2の実施例を灰皿本体に取り付けた状態を示した図 自立スタンドの第2の実施例により薄型携帯灰皿が自立している状態を示した斜視図 自立スタンドの第2の実施例を示した側面図 図21におけるQ−Q線に沿う断面図 自立スタンドの第2の実施例により薄型携帯灰皿が自立している状態を示した背面図 開口状態保持機構の第2の実施例を示した斜視図 開口状態保持機構の第2の実施例を示した斜視図 図24におけるM−M線に沿う端面図 開口状態保持機構の第2の実施例を屈曲させた状態を示した斜視図 開口状態保持機構の第2の実施例を屈曲させた状態を示した斜視図 開口状態保持機構の第2の実施例を灰皿本体に組み込んだ状態を示した図
符号の説明
1…薄型携帯灰皿
2…灰皿本体
2A…背面側部材
2B…正面側部材
3…灰投入口
4…耐熱性素材
5…ストラップホルダ(突出部)
5A…貫通孔
6A、6B…留め具
7…ストラップ(紐体)
8…緒締め(調整体)
8A…緒締め本体
8B…調整ボタン
8C…突起部
8D…突起部貫通孔
8E…ストラップ貫通孔
8F…コイルバネ
9…自立スタンド
9A…板状支持部材
9B…第1延在部(連結部材)
9C…幅広部
9D…第2延在部(回動位置固定機構)
9E…幅広部
9F…上面(接触面)
9G…境界(屈折部)
10…消火筒(筒状体)
11…開口状態保持機構
12…第1の切込み
13…第2の切込み
20…タバコ
20A…燃焼部

Claims (12)

  1. 柔軟性を有する素材で構成された袋状の薄型携帯灰皿であって、
    灰投入口を有する灰皿本体と、
    該灰皿本体を自立させることが可能な自立スタンドと、
    前記灰投入口を常時開口させておくことが可能な開口状態保持機構と、を備える
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  2. 請求項1において、
    前記自立スタンドの未使用時の状態が、前記灰皿本体に沿って扁平である
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  3. 請求項1または2において、
    前記自立スタンドが、前記灰皿本体を支持するための板状支持部材と、該板状支持部材と前記灰皿本体とを連結し且つ前記板状支持部材を前記灰皿本体に対して回動可能な状態で支持する連結部材と、前記板状支持部材の回動位置を所定の位置で固定する回動位置固定機構とを有してなる
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  4. 請求項3において、
    前記灰皿本体に所定幅の切込み部が形成され、
    前記回動位置固定機構が、該切込み部を介して当該灰皿本体の中にスライドすることによって埋入可能とされている
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  5. 請求項4において、前記灰皿本体の中に埋入している前記回動位置固定機構の先端が、前記切込み部の幅よりも大である
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  6. 請求項3乃至5のいずれかにおいて、
    前記板状支持部材と前記回動位置固定機構とが一体成形された一枚の板状体であり、該板状支持部材と回動位置固定機構との境界が自由に屈折可能である
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記開口状態保持機構が、前記灰皿本体の前記灰投入口周辺を該灰皿本体の幅方向外側から内側に向かって力を作用させ続けることにより開口状態を保持する
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  8. 請求項7において、
    前記開口状態保持機構が、前記灰皿本体の両側面に少なくとも1つずつ突出して形成された突出部と、該突出部に設けられた貫通孔と、全ての該貫通孔を通過した上で輪状とされた紐体と、該紐体の輪の大きさを任意に調整可能な調整体と、を備える
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  9. 請求項8において、
    前記紐体が、ストラップを兼用している
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  10. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記開口状態保持機構が、前記灰皿本体の幅方向を長手方向として前記灰投入口近傍に装着された板状体であって、当該板状体の長手方向略中央から屈曲でき且つ当該屈曲状態を保持可能な屈曲状態保持機構を備える
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記灰皿本内の内部に、タバコの火を消すための筒状体が配置されている
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
  12. 請求項11において、
    前記筒状体の長さが、前記タバコの直径の1.5倍以上とされている
    ことを特徴とする袋状の薄型携帯灰皿。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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