JP2010087545A - 差動出力回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の異なる差動小振幅インターフェイス規格に対応しながらも回路面積の増大を抑えた差動出力回路を提供する。
【解決手段】差動出力回路は、直列接続された第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタとを有する第1の出力駆動回路と、直列接続された第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトランジスタとを有する第2の出力駆動回路と、制御信号が第1の値の場合に第1及び第2のPMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とし且つ第1及び第2のNMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とし、制御信号が第2の値の場合に第1及び第2のPMOSトランジスタの何れにも電流を流さず且つ第1及び第2のNMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とすることにより、第1及び第2の出力駆動回路から一対の差動信号を出力させる制御回路とを含む。
【選択図】図3

Description

本願の開示は、一般に電子回路に関し、詳しくは差動信号を出力する差動出力回路に関する。
カメラセンサや、プラズマディスプレイパネル、液晶ディスプレイ等においては、画像の高解像度化に伴い、大量のデータを高速に伝送する必要がある。そのためには、小振幅信号を用いた高速な信号伝送方式が求められる。CMOSインターフェイスに代わり採用されているLVDS(Low Voltage Differential Signal)やCML(Current Mode Logic)といった差動小振幅インターフェイス規格においては、タイミングやノイズ等の問題点が克服され、また低消費電力化が図られている。また更には、RSDS(Reduced swing Differential Signaling)、mini−LVDS、subLVDSといった差動小振幅インターフェイス規格も用いられている。
上記のような種々の規格のうちで、信号伝送の用途に適した規格が採用され、それぞれの規格に従うそれぞれ別のインターフェイス回路が使用される。しかしインターフェイスの違いとしては、受信端の構成や出力信号の電気特性が異なるのみであり、出力回路の変更により複数の異なる規格に対応できる場合がある。そのような場合、複数の異なる規格にそれぞれ対応した複数の出力回路を実装し、それらの出力を結線しておき、採用する規格に応じて使用する出力回路を切り替えるようにすればよい(例えば特許文献1参照)。しかしそのように複数の異なる規格にそれぞれ対応する複数の出力回路を実装した構成とした場合、チップ面積が増大すると共にリーク電流が増加するという問題がある。
特表2007−509522号公報 特開2003−316338号公報 特開2004−112453号公報
以上を鑑みると、複数の異なる差動小振幅インターフェイス規格に対応しながらも回路面積の増大を抑えた差動出力回路が望まれる。
差動出力回路は、直列接続された第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタとを有する第1の出力駆動回路と、直列接続された第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトランジスタとを有する第2の出力駆動回路と、制御信号が第1の値の場合に前記第1及び第2のPMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とし且つ前記第1及び第2のNMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とすることにより前記第1及び第2の出力駆動回路から一対の差動信号を出力させ、前記制御信号が第2の値の場合に前記第1及び第2のPMOSトランジスタの何れにも電流を流さず且つ前記第1及び第2のNMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とすることにより前記第1及び第2の出力駆動回路から一対の差動信号を出力させる制御回路とを含むことを特徴とする。
本願開示の少なくとも1つの実施例によれば、差動出力回路は、制御信号が第1の値の場合にはLVDS規格に対応した動作モードとなり、制御信号が第2の値の場合にはCML規格に対応した動作モードとなる。また、第1及び第2のNMOSトランジスタを、LVDS規格の動作モードとCML規格の動作モードとで共用している。従って、複数の異なる差動小振幅インターフェイス規格に対応しながらも回路面積の増大を抑えた差動出力回路を提供することができる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、LVDS規格に従った信号伝送システムの構成の一例を示す図である。なおsubLVDS規格、mini−LVDS規格、及びRSDS規格についても、LVDS規格と比較して電流・電圧条件が異なるだけであり、図1に示す入出力回路構成を用いることができる。
図1に示す信号伝送システムは、マルチプレクサ等の内部ロジック1、一対の差動信号を出力する差動出力回路2A、及び差動信号を受信する差動入力回路3Aを含む。差動出力回路2Aは、出力駆動回路10、出力駆動回路11、電流源回路12、電流源回路13、バッファ14、及びバッファ15を含む。出力駆動回路10は、直列接続されたPMOSトランジスタ16とNMOSトランジスタ17とを含む。出力駆動回路11は、直列接続されたPMOSトランジスタ18とNMOSトランジスタ19とを含む。出力駆動回路11は、出力駆動回路10に並列に接続される。電流源回路12及び13の各々は、出力駆動回路10及び出力駆動回路11に直列に接続される。内部ロジック1は、互いに逆相の第1の信号と第2の信号とを出力する。内部ロジック1からの第1の信号が、バッファ14を介して、出力駆動回路10のトランジスタ16及び17のゲートに印加される。また内部ロジック1からの第2の信号が、バッファ15を介して、出力駆動回路11のトランジスタ18及び19のゲートに印加される。これにより、出力駆動回路10及び11は一対の差動信号を信号線S1及びS2に出力する。
差動入力回路3Aは、信号線S1及び信号線S2の間を抵抗素子20により終端する。これにより、電流源回路12から、信号線S1又はS2、抵抗素子20、信号線S2又はS1、及び電流源回路13を介してグランドに電流が流れ、信号線S1及びS2の受信端に所定の信号電圧が生成される。差動入力回路3は、この信号電圧を検出する。抵抗素子20の抵抗値は100Ωである。
LVDS規格の場合は、抵抗素子20に3.5mAの電流が流れ、350mVの差動信号振幅電圧が受信端で検出される。subLVDS規格の場合は、抵抗素子20に1.5mAの電流が流れ、150mVの差動信号振幅電圧が受信端で検出される。mini−LVDS規格の場合は、抵抗素子20に4.0mAの電流が流れ、400mVの差動信号振幅電圧が受信端で検出される。またRSDS規格の場合は、抵抗素子20に2.0mAの電流が流れ、200mVの差動信号振幅電圧が受信端で検出される。
図2は、CML規格に従った信号伝送システムの構成の一例を示す図である。図2に示す信号伝送システムは、マルチプレクサ等の内部ロジック1、一対の差動信号を出力する差動出力回路2B、及び差動信号を受信する差動入力回路3Bを含む。差動出力回路2Bは、NMOSトランジスタ21、NMOSトランジスタ22、電流源回路23、バッファ24、及びバッファ25を含む。電流源回路23は、NMOSトランジスタ21及びNMOSトランジスタ22に直列に接続される。内部ロジック1は、互いに逆相の第1の信号と第2の信号とを出力する。内部ロジック1からの第1の信号が、バッファ24を介して、NMOSトランジスタ21のゲートに印加される。また内部ロジック1からの第2の信号が、バッファ25を介して、NMOSトランジスタ22のゲートに印加される。これにより、NMOSトランジスタ21及びNMOSトランジスタ22は一対の差動信号を信号線S1及びS2に出力する。
差動入力回路3Bは、信号線S1を抵抗素子26により電源電圧に終端するとともに、信号線S2を抵抗素子27により電源電圧に終端する。これにより、抵抗素子26又は27から、信号線S1又はS2、及び電流源回路23を介してグランドに電流が流れ、信号線S1及びS2の受信端に所定の信号電圧が生成される。差動入力回路3は、この信号電圧を検出する。抵抗素子26及び27の抵抗値は50Ωである。
CML規格の場合は、抵抗素子26又は27に8.0mAの電流が流れ、400mVの差動信号振幅電圧が受信端で検出される。なお電源電圧は通常3.3Vである。
図3は、複数の異なる差動小振幅インターフェイス規格に対応可能な差動出力回路の第1の実施例の構成を示す図である。図3に示す差動出力回路2Cは、LVDS規格、subLVDS規格、mini−LVDS規格、RSDS規格、及びCML規格に対応することができる。
差動出力回路2Cは、出力駆動回路30、出力駆動回路31、電流源回路32、電流源回路33、インバータ34、インバータ35、NAND回路40、NAND回路41、インバータ42、及びインバータ43を含む。出力駆動回路30は、直列接続されたPMOSトランジスタ36とNMOSトランジスタ37とを含む。出力駆動回路31は、直列接続されたPMOSトランジスタ38とNMOSトランジスタ39とを含む。出力駆動回路31は、出力駆動回路30に並列に接続される。電流源回路32及び33の各々は、出力駆動回路30及び出力駆動回路31に直列に接続される。
内部ロジック1は、互いに逆相(即ち互いに逆の論理値)の第1の信号と第2の信号とを出力する。内部ロジック1からの第1の信号が、インバータ34を介して、NAND回路40の第1の入力に印加される。NAND回路40の第2の入力には、制御信号CNTLが印加される。NAND回路40の出力は、出力駆動回路30のPMOSトランジスタ36のゲートに印加される。また内部ロジック1からの第1の信号は更に、インバータ34及び42を介して、出力駆動回路30のNMOSトランジスタ37のゲートに印加される。
同様に、内部ロジック1からの第2の信号が、インバータ35を介して、NAND回路41の第1の入力に印加される。NAND回路41の第2の入力には、制御信号CNTLが印加される。NAND回路41の出力は、出力駆動回路31のPMOSトランジスタ38のゲートに印加される。また内部ロジック1からの第2の信号は更に、インバータ35及び43を介して、出力駆動回路31のNMOSトランジスタ39のゲートに印加される。
以上の構成により、制御信号CNTLが第1の値(HIGH)の場合に、PMOSトランジスタ36及び38の一方を選択的に導通状態とし、他方を遮断状態とし、且つNMOSトランジスタ37及び39の一方を選択的に導通状態とし、他方を遮断状態とする。導通状態となるトランジスタは、内部ロジック1からの信号に応じて選択される。これにより、出力駆動回路30及び31から出力端子OUT1及びOUT2に一対の差動信号を出力させることができる。また制御信号CNTLが第2の値(LOW)の場合に、PMOSトランジスタ36及び38の何れにも電流を流さず、且つNMOSトランジスタ37及び39の一方を選択的に導通状態とし、他方を遮断状態とする。これにより、出力駆動回路30及び31から出力端子OUT1及びOUT2に一対の差動信号を出力させることができる。このような制御信号CNTLによる制御は、NAND回路40及び41とインバータ42及び43とを含む制御回路により行なわれる。なお制御信号CNTLは、内部ロジック1から供給すればよい。或いは内部ロジック1及び差動出力回路2Cを含む集積回路チップの外部から供給してもよい。
以上の制御動作により、制御信号CNTLがHIGHであるLVDSモードの場合には、図3の差動出力回路2Cが、図1の差動出力回路2Aと等価な回路動作を実現する。また制御信号CNTLがLOWであるCMLモードの場合には、図3の差動出力回路2Cが、図1の差動出力回路2Bと等価な回路動作を実現する。即ち、制御信号CNTLの値に応じて、LVDS規格及びCML規格との両方に対応することができる。
なお、出力駆動回路30及び31に直列に接続される電流源回路32又は33を流れる電流の量を、制御信号CNTLに応じて変化させることにより、差動出力信号の電流・電圧特性をそれぞれの規格に合わせることができる。これにより、図1又は図2の差動入力回路3A又は3Bの何れを受信端に接続した場合であっても、図3の差動出力回路2Cを用いて対応することができる。
差動出力回路2Cは、NMOSトランジスタ37及び39を、LVDSモードとCMLモードとで共用している。従って、差動出力回路2Aと差動出力回路2Bとをそれぞれ別個に実装してそれらの出力を結線した構成と比較して、回路面積が大幅に削減される。制御動作のためにNAND回路40及び41とインバータ42及び43とが必要となるが、これらの論理回路に用いられるトランジスタのゲート幅は、出力駆動用のトランジスタ36乃至39のゲート幅の約100分の1程度の大きさでしかない。このようにして、複数の異なる差動小振幅インターフェイス規格に対応しながらも回路面積の増大を抑えた差動出力回路を提供することができる。
図4は、電流源回路33の構成の一例を示す図である。図4に示す電流源回路33は、NMOSトランジスタ51乃至54、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとの並列接続からなるトランスミッションゲート55、インバータ56、抵抗素子57を含む。
直列に接続されるNMOSトランジスタ51と抵抗素子57とは、電源電圧とグランド電圧との間を接続する。NMOSトランジスタ51と抵抗素子57との結合点に現れる電圧が、NMOSトランジスタ51のゲートに印加される。これによりNMOSトランジスタ51には、所定の固定量の電流が流れる。NMOSトランジスタ52のゲートにも、NMOSトランジスタ51のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。また制御信号CNTLがLOWの時にはトランスミッションゲート55が導通し、NMOSトランジスタ53のゲートにも、NMOSトランジスタ51のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。NMOSトランジスタ51、NMOSトランジスタ52、及びNMOSトランジスタ53のゲート幅の比率は、例えば1:7:9に設定される。この場合、NMOSトランジスタ51に0.5mAの電流が流れるように設定することにより、NMOSトランジスタ52には3.5mAの電流が流れ、NMOSトランジスタ53には4.5mAの電流が流れる。
以上の構成により、制御信号CNTLがHIGHであるLVDSモードの場合には、電流源回路33を流れる電流の量は3.5mAとなり、LVDS規格を実現することができる。また制御信号CNTLがLOWであるCMLモードの場合には、電流源回路33を流れる電流の量は8.0mA(=3.5mA+4.5mA)となり、CML規格を実現することができる。
図5は、電流源回路33の構成の別の一例を示す図である。図5に示す電流源回路33は、図4に示す電流源回路33のNMOSトランジスタ52の代わりに、NMOSトランジスタ52A、52B、及び52Cが設けられている。NMOSトランジスタ52A乃至52Cのゲートには、NMOSトランジスタ51のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。但し、差動出力回路2Cには2ビットの選択信号SC[1:0]が供給されており、このうちの一方のビットであるSC[0]により、NMOSトランジスタ52Bのゲートへの電圧印加のON/OFFが制御される。またもう一方のビットであるSC[1]により、NMOSトランジスタ52Cのゲートへの電圧印加のON/OFFが制御される。この電圧印加のON/OFF制御は、図示のようなスイッチ回路により実現することができる。このスイッチ回路は、対応する選択信号が"1"の時に導通する回路であり、トランスミッションゲート55と同様のトランスミッションゲートであってよい。またスイッチ回路が遮断されている状態において、対応するトランジスタのゲートをLOWに接続する手段(例えばNMOSトランジスタ54のような回路素子)を設けてよい。
NMOSトランジスタ51、NMOSトランジスタ52A、NMOSトランジスタ52B、NMOSトランジスタ52C、及びNMOSトランジスタ53のゲート幅の比率は、例えば1:3:1:4:8に設定される。この場合、NMOSトランジスタ51に0.5mAの電流が流れるように設定することにより、NMOSトランジスタ52A、52B、52Cにはそれぞれ1.5mA、0.5mA、2.0mAの電流が流れ、NMOSトランジスタ53には4.0mAの電流が流れる。
以上の構成により、電流源回路33を流れる電流の量を、制御信号CNTLに加え更に選択信号SC[1:0]に応じて変化させている。制御信号CNTLがHIGHであるLVDSモードの場合には、SC[1:0]が"00"なら電流源回路33を流れる電流の量は1.5mAとなり、subLVDS規格を実現することができる。またSC[1:0]が"01"なら電流源回路33を流れる電流の量は2.0mAとなり、RSDS規格を実現することができる。またSC[1:0]が"10"なら電流源回路33を流れる電流の量は3.5mAとなり、LVDS規格を実現することができる。またSC[1:0]が"11"なら電流源回路33を流れる電流の量は4.0mAとなり、mini−LVDS規格を実現することができる。また制御信号CNTLがLOWであるCMLモードの場合には、SC[1:0]を"11"に設定することにより、電流源回路33を流れる電流の量を8.0mAとして、CML規格を実現することができる。
図6は、電流源回路32の構成の一例を示す図である。図6に示す電流源回路32は、PMOSトランジスタ61乃至63及び抵抗素子64を含む。直列に接続されるPMOSトランジスタ61と抵抗素子64とは、電源電圧とグランド電圧との間を接続する。PMOSトランジスタ61と抵抗素子64との結合点に現れる電圧が、PMOSトランジスタ61のゲートに印加される。これによりPMOSトランジスタ61には、所定の固定量の電流が流れる。PMOSトランジスタ62のゲートにも、PMOSトランジスタ61のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。これによりPMOSトランジスタ62には、所定の固定量の電流を流すことができる状態に設定される。具体的には、少なくともCML規格に対応する8mAを流せるように設定すればよい。PMOSトランジスタ62に実際に流れる電流の量は、図4又は5に示した電流源回路33により制御される。
PMOSトランジスタ63のゲートには、制御信号CNTLが印加される。制御信号CNTLがLOWの時にはPMOSトランジスタ63が導通し、PMOSトランジスタ62のゲートの電圧がHIGHとなり、PMOSトランジスタ62に流れる電流はゼロとなる。即ち、制御信号CNTLがHIGHであるLVDSモードの場合には電流源回路32に電流が流れ、制御信号CNTLがLOWであるCMLモードの場合には電流源回路32に電流が流れないように制御される。この制御により、制御信号CNTLがLOWの場合にPMOSトランジスタ36及び38(図3参照)の何れにも電流を流さない状態を作り出すことができる。従ってこの場合、仮にPMOSトランジスタ36及び38のゲート電圧がHIGHに固定されていなくとも、PMOSトランジスタ36及び38の何れにも電流が流れないことになる。
図7は、電流源回路32の構成の別の一例を示す図である。この図7に示す電流源回路32は、グランド電圧側ではなく電源電圧側において、LVDSモードとCMLモードとの電流量の切り替えを行なう構成において用いられる。なおこの構成を用いる場合、グランド電圧側の電流源回路33としては、最大で8.0mAの電流を流すことが可能なNMOSトランジスタを用いればよい。図7に示す電流源回路32は、PMOSトランジスタ71乃至73、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとの並列接続からなるトランスミッションゲート75、インバータ76、抵抗素子77を含む。
直列に接続されるPMOSトランジスタ71と抵抗素子77とは、電源電圧とグランド電圧との間を接続する。PMOSトランジスタ71と抵抗素子77との結合点に現れる電圧が、PMOSトランジスタ71のゲートに印加される。これによりPMOSトランジスタ71には、所定の固定量の電流が流れる。PMOSトランジスタ72のゲートにも、PMOSトランジスタ71のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。また制御信号CNTLがLOWの時にはトランスミッションゲート75が導通し、PMOSトランジスタ73のゲートにも、PMOSトランジスタ71のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。PMOSトランジスタ71、PMOSトランジスタ72、及びPMOSトランジスタ73のゲート幅の比率は、例えば1:7:9に設定される。この場合、PMOSトランジスタ71に0.5mAの電流が流れるように設定することにより、PMOSトランジスタ72には3.5mAの電流が流れ、PMOSトランジスタ73には4.5mAの電流が流れる。
以上の構成により、制御信号CNTLがHIGHであるLVDSモードの場合には、電流源回路32を流れる電流の量は3.5mAとなり、LVDS規格を実現することができる。また制御信号CNTLがLOWであるCMLモードの場合には、電流源回路32を流れる電流の量は8.0mA(=3.5mA+4.5mA)となり、CML規格を実現することができる。
図8は、電流源回路32の構成の更に別の一例を示す図である。図8に示す電流源回路32は、図7に示す電流源回路32のPMOSトランジスタ72の代わりに、PMOSトランジスタ72A、72B、及び72Cが設けられている。PMOSトランジスタ72A乃至72Cのゲートには、PMOSトランジスタ71のゲートに印加される電圧と同一の電圧が印加される。但し、差動出力回路2Cには2ビットの選択信号SC[1:0]が供給されており、このうちの一方のビットであるSC[0]により、PMOSトランジスタ72Bのゲートへの電圧印加のON/OFFが制御される。またもう一方のビットであるSC[1]により、PMOSトランジスタ72Cのゲートへの電圧印加のON/OFFが制御される。この電圧印加のON/OFF制御は、図示のようなスイッチ回路により実現することができる。このスイッチ回路は、対応する選択信号が"1"の時に導通する回路であり、トランスミッションゲート75と同様のトランスミッションゲートであってよい。また各スイッチ回路或いはトランスミッションゲートが遮断されている状態において、対応するトランジスタのゲートをHIGHに接続する手段を設けてよい。
PMOSトランジスタ71、PMOSトランジスタ72A、PMOSトランジスタ72B、PMOSトランジスタ72C、及びPMOSトランジスタ73のゲート幅の比率は、例えば1:3:1:4:8に設定される。この場合、PMOSトランジスタ71に0.5mAの電流が流れるように設定することにより、PMOSトランジスタ72A、72B、72Cにはそれぞれ1.5mA、0.5mA、2.0mAの電流が流れ、PMOSトランジスタ73には4.0mAの電流が流れる。
以上の構成により、電流源回路32を流れる電流の量を、制御信号CNTLに加え更に選択信号SC[1:0]に応じて変化させている。制御信号CNTLがHIGHであるLVDSモードの場合には、SC[1:0]が"00"なら電流源回路32を流れる電流の量は1.5mAとなり、subLVDS規格を実現することができる。またSC[1:0]が"01"なら電流源回路32を流れる電流の量は2.0mAとなり、RSDS規格を実現することができる。またSC[1:0]が"10"なら電流源回路32を流れる電流の量は3.5mAとなり、LVDS規格を実現することができる。またSC[1:0]が"11"なら電流源回路32を流れる電流の量は4.0mAとなり、mini−LVDS規格を実現することができる。また制御信号CNTLがLOWであるCMLモードの場合には、SC[1:0]を"11"に設定することにより、電流源回路32を流れる電流の量を8.0mAとして、CML規格を実現することができる。
図9は、差動出力回路の第2の実施例の構成を示す図である。図9において、図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図9に示す差動出力回路2Dは、図3に示す差動出力回路2Cの構成に加え、トランスミッションゲート81及び82、抵抗素子83及び84、増幅器85、及びインバータ86を含む。また電流源回路32は、PMOSトランジスタ32A及び32Bを含む。トランスミッションゲート81及び82の各々は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとの並列接続により構成される。トランスミッションゲート81及び82のNMOSトランジスタのゲートには、制御信号CNTLが印加される。またトランスミッションゲート81及び82のPMOSトランジスタのゲートには、インバータ86が出力する制御信号CNTLの反転信号CNTLXが印加される。
抵抗素子83及び84はそれぞれ1KΩ程度の大きな抵抗値を有し、トランスミッションゲート81及び82が導通状態の時に、差動出力信号間の中心電圧を検出する。増幅器85は、中心電圧の検出値と所定の基準電圧VREFとの差に応じて電流源回路32の電流の量を変化させるフィードバック回路として機能する。このコモンフィードバック制御により、差動出力のコモンモード信号(差動出力信号間の中心電圧)を基準電圧VREFに等しく設定することができる。なおトランスミッションゲート81及び82は、制御信号CNTLがLOWであるCMLモードのときに遮断され、中心電圧検出動作が停止される回路構成となっている。
図10は、差動出力回路の第2の実施例の変形例の構成を示す図である。図10において、図9と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図10に示す差動出力回路2Eは、図9に示す差動出力回路2Dの構成に加え、セレクタ88を含む。セレクタ88は、2つの入力電圧1.25V及び0.9Vの何れか一方を選択して、選択した電圧(1.25V又は0.9V)を増幅器85に供給する。何れの入力電圧を選択するかは、外部から印加する選択信号等により決定すればよい。このようにして基準電圧VREFの値を変化させることにより、コモンモード信号(差動出力信号間の中心電圧)を異なる値に設定することができる。
図11は、差動出力回路の第2の実施例の別の変形例の構成を示す図である。図11において、図9と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図11に示す差動出力回路2Fは、図9に示す差動出力回路2Dの構成の増幅器85の代わりに増幅器85Aが設けられている。また電流源回路33は、NMOSトランジスタ33A乃至33D及び抵抗素子33Eを含む。この構成では、図9のように電源電圧側の電流源回路32の電流量を制御するのではなく、グランド電圧側の電流源回路33の電流量を制御することにより、コモンモード信号(差動出力信号間の中心電圧)を基準電圧VREFに等しく設定することができる。なおコモンフィードバックによる電流量の制御は、NMOSトランジスタ33Aのゲート電圧を制御することにより行なっている。
図12は、差動出力回路の第3の実施例の構成を示す図である。図12において、図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図12に示す差動出力回路2Gは、図3に示す差動出力回路2Cの構成に加え、トランスミッションゲート91及び92、抵抗素子93及び94、比較回路95、及びインバータ96を含む。トランスミッションゲート91及び92の各々は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとの並列接続により構成される。トランスミッションゲート91及び92のNMOSトランジスタのゲートには、比較回路95の出力である制御信号CNTL1が印加される。またトランスミッションゲート91及び92のPMOSトランジスタのゲートには、インバータ96が出力する制御信号CNTL1の反転信号が印加される。
抵抗素子93及び94はそれぞれ1KΩ程度の大きな抵抗値を有し、トランスミッションゲート91及び92が導通状態の時に、差動出力信号間の中心電圧を検出する。比較回路95は、中心電圧の検出値と所定の閾値電圧VTHとを比較し、比較の結果に応じて制御信号CNTL1の値を変化させる。この制御により、LVDSモードとCMLモードとを自動で切り替えることが可能となる。
LVDSやCML等のインターフェイス規格を用いるシステムでは、伝送方式を随時変える必要があるような用途はほとんど無く、使用開始時に規格を切替えて設定できればよい。図12の構成では、使用開始時においては、制御信号CNTL1がHIGHになるLVDSモードにデフォルトで設定される。このとき、受信端に接続される差動入力回路がLVDS用の差動入力回路3AであるのかCML用の差動入力回路3Bであるのかに応じて、抵抗素子93及び94が検出する中心電圧値が異なる。
電源電圧3.3Vとすると、図1に示す差動入力回路3Aが受信端に接続された場合、差動出力回路2GのHIGH側の出力電圧とLOW側の出力電圧との間の中心電圧は1.65V近辺となる。また図2に示す差動入力回路3Bが受信端に接続された場合、差動出力回路2GのHIGH側の出力電圧は3.3Vとなり、またLOW側の出力電圧は3.125V(=3.3V−50Ω×3.5mA)程度となり、その結果中心電圧は3.2V近辺となる。従って、比較回路95に入力される閾値電圧VTHを例えば2.0Vに設定し、中心電圧検出値と閾値電圧VTHとを比較すれば、その大小関係により、受信端に接続された回路が差動入力回路3Aであるのか差動入力回路3Bであるのかを識別することができる。中心電圧が閾値電圧VTH以上であれば、受信端は差動入力回路3Bであり、差動出力回路2GはCMLモードで動作すべきであるので、比較回路95は制御信号CNTL1をLOWに設定する。また中心電圧が閾値電圧VTH以下であれば、受信端は差動入力回路3Aであり、差動出力回路2GはLVDSモードで動作すべきであるので、比較回路95は制御信号CNTL1をHIGHに設定する。このようにして、自動的なLVDSモード及びCMLモードの設定を実現することができる。
図13は、差動出力回路の第3の実施例の変形例の構成を示す図である。図13において、図9及び図12と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図13に示す差動出力回路2Hは、図9に示す増幅器85によるコモンモードフィードバック制御と図12に示す比較回路95による自動モード設定とを両方共に組み込んだ回路となっている。この場合、中心電圧を検出する回路である抵抗素子83及び84は、コモンモードフィードバック制御と自動モード設定とで共用することができる。この差動出力回路2Hでは、出力中心電圧を求めるための抵抗素子83及び84が、出力信号線に固定的に接続されている。この構成により出力中心電圧を常時監視し、LVDSモードかCMLモードかを常時自動で検出し、必要に応じて動作モードを随時切り替えることができる。
図14は、差動出力回路の第3の実施例の別の変形例の構成を示す図である。図14において、図13と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図14に示す差動出力回路2Iは、図9に示す差動出力回路2Gの比較回路95を、比較回路95A及びレジスタ回路95Bで置き換えた構成となっている。この構成では、比較回路95Aで中心電圧検出値と閾値電圧VTHとを比較した結果に応じて制御信号CNTL1を出力し、その制御信号CNTL1をレジスタ回路95Bに格納する。差動出力回路2Iの動作モードの設定は、レジスタ回路95Bが出力する制御信号CNTL1により行なわれる。例えば比較回路95Aの出力が同一の値を所定時間以上保持したときに始めてレジスタ回路95Bに比較回路95Aの出力を格納する等の回路構成とすることにより、ノイズに影響されない安定した動作を実現することができる。
図15は、差動出力回路の第3の実施例の更に別の変形例の構成を示す図である。図15において、図11及び図14と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図15に示す差動出力回路2Jは、図14に示す差動出力回路2Iの構成の増幅器85の代わりに増幅器85Aが設けられている。また電流源回路33は、NMOSトランジスタ33A乃至33D及び抵抗素子33Eを含む。この構成では、図14のように電源電圧側の電流源回路32の電流量を制御するのではなく、グランド電圧側の電流源回路33の電流量を制御することにより、コモンモード信号(差動出力信号間の中心電圧)を基準電圧VREFに等しく設定することができる。なおコモンフィードバックによる電流量の制御は、NMOSトランジスタ33Aのゲート電圧を制御することにより行なっている。
図16は、差動出力回路の第4の実施例の構成を示す図である。図16において、図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。差動出力回路においては、制御信号CNTLが第1の値(例えばHIGH)の場合にPMOSトランジスタ36及び38の一方を選択的に導通状態とし、且つNMOSトランジスタ37及び39の一方を選択的に導通状態とすればよい。また制御信号CNTLが第2の値(例えばLOW)の場合にPMOSトランジスタ36及び38の何れにも電流を流さず、且つNMOSトランジスタ37及び39の一方を選択的に導通状態とすればよい。このような制御を実現する回路構成は、図3に示す制御回路に限られるものではない。
図16に示す差動出力回路2Kにおいては、制御回路が、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとの並列接続で構成されるトランスミッションゲート101乃至104と、PMOSトランジスタ105乃至108と、インバータ109とを含む。トランスミッションゲート101及び102とPMOSトランジスタ106及び108とは、常時導通状態に設定される。トランスミッションゲート103及び104は、制御信号CNTLがHIGHの時に導通しLOWの時に遮断する。PMOSトランジスタ106及び108は、制御信号CNTLがHIGHの時に遮断しLOWの時に導通する。なおトランスミッションゲート101及び102とPMOSトランジスタ106及び108とは、出力駆動回路のPMOS側とNMOS側とで入力信号に対する負荷を同等にするためのダミー回路として設けられている。
図16に示す構成では、制御信号CNTLがHIGHの場合に、PMOSトランジスタ36及び38の一方を選択的に導通状態とし、他方を遮断状態とし、且つNMOSトランジスタ37及び39の一方を選択的に導通状態とし、他方を遮断状態とする。この場合の導通状態となるトランジスタは、内部ロジックからの信号に応じて選択される。これにより、出力駆動回路30及び31から出力端子OUT1及びOUT2に一対の差動信号を出力させることができる。また制御信号CNTLがLOWの場合に、PMOSトランジスタ36及び38の何れにも電流を流さず、且つNMOSトランジスタ37及び39の一方を選択的に導通状態とし、他方を遮断状態とする。これにより、出力駆動回路30及び31から出力端子OUT1及びOUT2に一対の差動信号を出力させることができる。
図17は、差動出力回路の第5の実施例の構成を示す図である。図17において、図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図17に示す差動出力回路2Lにおいては、図3の差動出力回路2Cのインバータ42及び43を、NAND回路42A及び43Aで置き換えてある。これにより、出力駆動回路のPMOS側とNMOS側とで入力信号に対する負荷を同等にすることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
LVDS規格に従った信号伝送システムの構成の一例を示す図である。 CML規格に従った信号伝送システムの構成の一例を示す図である。 複数の異なる差動小振幅インターフェイス規格に対応可能な差動出力回路の第1の実施例の構成を示す図である。 電流源回路の構成の一例を示す図である。 電流源回路の構成の別の一例を示す図である。 電流源回路の構成の一例を示す図である。 電流源回路の構成の別の一例を示す図である。 電流源回路の構成の更に別の一例を示す図である。 差動出力回路の第2の実施例の構成を示す図である。 差動出力回路の第2の実施例の変形例の構成を示す図である。 差動出力回路の第2の実施例の別の変形例の構成を示す図である。 差動出力回路の第3の実施例の構成を示す図である。 差動出力回路の第3の実施例の変形例の構成を示す図である。 差動出力回路の第3の実施例の別の変形例の構成を示す図である。 差動出力回路の第3の実施例の更に別の変形例の構成を示す図である。 差動出力回路の第4の実施例の構成を示す図である。 差動出力回路の第5の実施例の構成を示す図である。
符号の説明
30 出力駆動回路
31 出力駆動回路
32 電流源回路
33 電流源回路
34 インバータ
35 インバータ
40 NAND回路
41 NAND回路
42 インバータ
43 インバータ

Claims (10)

  1. 直列接続された第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタとを有する第1の出力駆動回路と、
    直列接続された第2のPMOSトランジスタと第2のNMOSトランジスタとを有する第2の出力駆動回路と、
    制御信号が第1の値の場合に前記第1及び第2のPMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とし且つ前記第1及び第2のNMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とすることにより前記第1及び第2の出力駆動回路から一対の差動信号を出力させ、前記制御信号が第2の値の場合に前記第1及び第2のPMOSトランジスタの何れにも電流を流さず且つ前記第1及び第2のNMOSトランジスタの一方を選択的に導通状態とすることにより前記第1及び第2の出力駆動回路から一対の差動信号を出力させる制御回路と、
    を含むことを特徴とする差動出力回路。
  2. 前記第1及び第2の出力駆動回路の両方に直列に接続される第1の電流源回路を更に含み、前記第1の電流源回路を流れる電流の量を前記制御信号に応じて変化させることを特徴とする請求項1記載の差動出力回路。
  3. 前記第1及び第2の出力駆動回路から出力される前記一対の差動信号は、前記制御信号が前記第1の値の場合にLVDS規格に従った差動信号出力であり、前記制御信号が前記第2の値の場合にCML規格に従った差動信号出力であることを特徴とする請求項2記載の差動出力回路。
  4. 前記第1の電流源回路を流れる電流の量を前記制御信号に加え更に選択信号に応じて変化させることを特徴とする請求項2又は3記載の差動出力回路。
  5. 前記第1及び第2の出力駆動回路から出力される前記一対の差動信号は、前記制御信号が前記第1の値の場合に前記選択信号の値に応じて、subLVDS規格、RSDS規格、及びmini−LVDS規格のうちの少なくとも1つに従った差動信号出力に設定されることを特徴とする請求項4記載の差動出力回路。
  6. 前記第1及び第2の出力駆動回路の両方に直列に接続される第2の電流源回路と、
    前記第1及び第2の出力駆動回路から出力される前記一対の差動信号間の中心電圧を検出する回路と、
    前記中心電圧と所定の基準電圧との差に応じて前記第2の電流源回路の電流の量を変化させるフィードバック回路と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の差動出力回路。
  7. 前記基準電圧の値を変化させることにより前記中心電圧を異なる値に設定可能であることを特徴とする請求項6記載の差動出力回路。
  8. 前記第1及び第2の出力駆動回路から出力される前記一対の差動信号間の中心電圧と所定の閾値電圧とを比較し、該比較の結果に応じて前記制御信号の値を変化させる比較回路を更に含むことを特徴とする請求項2乃至7いずれか一項記載の差動出力回路。
  9. 前記第1の電流源回路は前記第1及び第2の出力駆動回路の電源電圧側に直列に接続され、前記第2の電流源回路は前記第1及び第2の出力駆動回路のグランド電圧側に直列に接続されることを特徴とする請求項6乃至8いずれか一項記載の差動出力回路。
  10. 前記第1の電流源回路は前記第1及び第2の出力駆動回路のグランド電圧側に直列に接続され、前記第2の電流源回路は前記第1及び第2の出力駆動回路の電源電圧側に直列に接続されることを特徴とする請求項6乃至8いずれか一項記載の差動出力回路。
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