JP2010080870A - 再構成可能集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチマトリックス、機能ブロック、およびルーティング配線を有する回路ブロックを基本タイルとし、この基本タイルを基板上にアレイ状に配置した構造の再構成可能集積回路において、ロジック機能を有する基本タイルの割合と、入出力機能を有する基本タイルの割合を柔軟に設定することができる再構成可能集積回路を提供する。
【解決手段】スイッチマトリックス、機能ブロック、およびルーティング配線を有する回路ブロックの基本タイルを基板上にアレイ状に配置した構造の再構成可能集積回路は、機能ブロックは少なくとも再構成可能なロジック回路および入出力回路の両方を有しており、ロジック機能を利用する基本タイルの割合と入出力機能を利用する基本タイルの割合とを用途に合わせて所定の割合で構成し、前記ロジック回路または入出力回路のいずれかを使用して前記基本タイルをロジック機能または入出力機能のいずれかで使用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体集積回路により構成される再構成可能集積回路に関し、特に、スイッチマトリックス、機能ブロック、およびルーティング配線を有する回路ブロックの基本タイルを基板上にアレイ状に配置した構造の再構成可能集積回路に関するものである。
FPGA(Filed Programmable Gate Array)に代表される再構成可能集積回路は、デバイスに内蔵された記憶素子に回路構成情報を蓄積することによって、ルーティング配線の結線状態やロジックブロックにおける論理機能、ルーティング配線とロジックブロックの相互接続状態を自由かつ柔軟に変更することが可能なデバイスである。
FPGAは、一般的にルーティング配線とスイッチマトリックス(SM)と論理機能を提供する機能ブロック(Functional Block)を内蔵する回路ブロックをタイル構造とし、これを基本単位として基板上にアレイ状に並べた構成をとる。
スイッチマトリックスや、論理機能を提供する機能ブロックは、結線状態を制御するための複数の記憶素子を内蔵しており、これらの記憶素子に回路構成情報を記憶することによって、スイッチマトリックスは複数のルーティング配線同士の結線の状態を設定する。同様に、機能ブロックは、任意の論理関数を回路構成情報により提供し、チップ内部から外部へ、もしくはチップ外部から内部への選択的な信号の伝搬の機能についても回路構成情報により提供する。
ユーザは、再構成可能集積回路の半導体集積回路チップに対して、回路構成情報を書き込むことによって、記憶素子に回路構成情報が記憶された状態となり、回路構成情報にしたがって、所望の規模、所望の機能を有する論理回路装置を構成することができる。
ところで、FPGAを利用するユーザは、ソフトウェアのプログラムを実装するアプリケーションのロジック回路の規模と入出力回路の規模を、FPGA専用の配置・配線・性能予測ソフトウェアによってシミュレーションし、事前に予測したロジック回路の規模と入出力回路の規模に適したFPGAを、ロジック回路規模と入出力回路規模が異なる様々な品種のFPGAの中から選び、利用することになる。
その一方で、FPGAのロジック回路の割合と入出力回路の割合については、タイルをアレイ状に配置して、チップを製造した段階で固定的に決定されている。
これは、FPGAを構成する回路ブロックの基本タイルが、ロジック回路を含むロジック専用タイル、入出力回路を含む入出力専用タイルのように、大きく二つに分別されて構成されているためである。
FPGAの基本タイルは、ルーティング配線、スイッチマトリックス、機能ブロックを内蔵するが、機能ブロックは、任意の論理関数を実現できるロジック回路か、または、チップ内部から外部へもしくはチップ外部から内部への信号の伝搬を制御する入出力回路を排他的に含んだ構成とされている。
図8〜図12は、従来の再構成可能集積回路の構造を説明する図である。図8は再構成可能集積回路の全体の構造を説明する図である。図8に示すように、再構成可能集積回路1103は、複数の入出力専用タイル1101およびロジック専用タイル1102のタイルをアレイ状に配置している構造となっており、このアレイ状のタイル配置の例では、ロジック専用タイル1102がアレイ構造で形成されて中央部に配置され、その周りに入出力専用タイル1101が配置されている。
図9は、従来の再構成可能集積回路の回路ブロックの一つの入出力専用タイルの構造を説明する図である。再構成可能集積回路の入出力専用タイル1101は、横方向ルーティング配線1112、縦方向ルーティング配線1113、スイッチマトリックス1114、機能ブロック1201から構成されている。ここでの機能ブロック1201は、入出力回路1115のみを備えた構成とされている。
図10は、従来の再構成可能集積回路の回路ブロックの一つのロジック専用タイルの構造を説明する図である。入出力専用タイル1101と同様に、再構成可能集積回路のロジック専用タイル1102は、横方向ルーティング配線1112、縦方向ルーティング配線1113、スイッチマトリックス1114、機能ブロック1202から構成されている。機能ブロック1202は、回路構成情報により論理機能が再構成可能なロジック回路1116のみを備えた構成されている。ここでは、機能ブロック1202は、複数個のロジック回路1116を備えたものとして構成されている。
図11は、再構成可能集積回路のロジック専用タイルの詳細な構造の一例を説明する図である。機能ブロック1202に設けられる第1のロジック回路1116および第2のロジック回路1117には、それぞれインターナル配線を介して、スイッチマトリックスから信号が入力されており、第1のロジック回路1116および第2のロジック回路1117からの出力は、それぞれにインターナル配線を介して、スイッチマトリックスへ伝搬される。
図12は、再構成可能集積回路の入出力専用タイルの詳細な構造の一例を説明する図である。機能ブロック1201に設けられる入出力回路1115には、インターナル配線を介して、スイッチマトリックスから信号が入力されており、入出力回路1115からの出力は、インターナル配線を介してスイッチマトリックスへ伝搬される。また、入出力回路1115は、入出力配線を介して他の回路もしくはチップのピンとの信号のやりとりを行う。
FPGAにおける、ロジック回路を含むロジック専用タイルと入出力回路を含む入出力専用タイルの二種類の基本タイルの配置の例としては、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載のものが参照できる。
特表2007−527613号公報 特開2002−33654号公報 特開平8−51357号公報
ところで、従来のFPGAチップにおいて、特許文献1に記載の縦列アーキテクチャによる構造では、ロジック専用タイルや入出力専用タイルを列ごとに集約して、アレイ状に配置しており、特許文献2に記載のプログラマブルロジックデバイスや特許文献3に記載のフィールド・プログラマブルゲートアレイでは、ロジック専用タイルを基本タイルアレイの中央部分に配置し、これらのロジック専用タイルアレイを囲むように入出力専用タイルを配置している。このように、従来のFPGAチップにおいて、ロジック専用タイルと入出力専用タイルの配置方法は様々であるが、内蔵するロジック専用タイルと入出力専用タイルの数、言い換えると、実装可能なロジック数と入出力数はチップごとに固定的であった。
実装可能なロジック数と入出力数が固定的である従来のFPGAチップに対してアプリケーションを実装する場合、ユーザは、まず、FPGA専用ソフトウェアを使用することで、実装予定のアプリケーションの回路規模をあらかじめ把握する。次にユーザは、この情報をもとに、ロジック数や入出力数の異なるいくつかの品種のFPGAチップの中から、アプリケーションの実装が可能な必要最小限のロジック数と入出力数を有するFPGAチップを選択し、使用していた。
ここで、前記のFPGAチップ上に実装したアプリケーションに対して、新たな機能を追加実装する場合、アプリケーション全体の回路規模は拡大する一方で、FPGAチップの実装可能なロジック数と入出力数が固定的であり、尚且つ、新機能実装以前のアプリケーションに対して必要最小限の規模のFPGAチップを選択しているために、ロジック数や入出力数といったハードウェア資源の不足を招く可能性がある。その結果、ユーザは新機能を追加したアプリケーションに適したFPGAチップを新たに入手し直す必要があり、余分なコストを消費しなければならないという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、スイッチマトリックス、機能ブロック、およびルーティング配線を有する回路ブロックを基本タイルとし、この基本タイルを基板上にアレイ状に配置した構造の再構成可能集積回路において、ロジック機能を有する基本タイルの割合と入出力機能を有する基本タイルの割合を柔軟に設定することができる再構成可能集積回路を提供することにある。
上記のような目的を達成するため、第1の態様として、本発明による再構成可能集積回路は、スイッチマトリックス、機能ブロック、およびルーティング配線を有する回路ブロックの基本タイルを基板上にアレイ状に配置した構造の再構成可能集積回路であって、前記機能ブロックは少なくとも再構成可能なロジック回路および入出力回路の両方を有しており、ロジック機能を利用する基本タイルの割合と入出力機能を利用する基本タイルの割合とを用途に合わせて所定の割合で構成し、前記ロジック回路または入出力回路のいずれかまたは両回路を使用して前記基本タイルをロジック機能または入出力機能のいずれかまたは両機能で使用することを特徴とするものである。
また、別の態様として、本発明による再構成可能集積回路において、前記機能ブロックは、基本タイルへ入力される信号または基本タイルから出力される信号を、ロジック回路および入出力回路、入出力回路のみ、または、ロジック回路のみに対して選択的に伝搬する伝搬経路と、前記伝搬経路の経路を設定する回路構成情報を記憶する記憶素子とを有することを特徴とするものである。
さらに別の態様として、本発明による再構成可能集積回路において、前記基本タイルが再構成可能集積回路のアレイの任意の場所に配置され、前記アレイの任意の場所に配置された基本タイルの入出力回路が、集積回路パッケージの入出力ピンと電気的に接続されることを特徴とするものである。
さらに別の態様として、本発明による再構成可能集積回路において、前記基本タイルが再構成可能集積回路のアレイの任意の場所に配置された再構成可能集積回路のシリコンダイの複数個を積層し、積層したシリコンダイ上の基本タイルの入出力回路が電気的に他のシリコンダイ上の基本タイルの入出力回路と接続され、積層したシリコンダイ上の基本タイルの入出力回路が半導体パッケージの入出力ピンと電気的に接続されることを特徴とするものである。
本発明の再構成可能集積回路によれば、基本タイルへ入力される信号、もしくは基本タイルから出力される信号をロジック回路と入出力回路、もしくは、入出力回路のみ、もしくは、ロジック回路のみに対して選択的に伝搬する機能を有しており、基本タイルへ入力される信号、もしくは基本タイルから出力される信号の、ロジック回路と入出力回路への選択的な伝搬経路を記憶する記憶素子を有しており、この記憶素子に適切な回路構成情報を記憶することによって、信号の伝搬経路の再構成することができる。
また、本発明の再構成可能集積回路によれば、基本タイルをアレイの任意の場所に配置し、基本タイルの入出力回路が、電気的にチップの入出力ピンと接続されるように構成されており、これにより、チップ外部との信号の伝搬を行わない場合に、基本タイルをロジック専用タイルとして、論理動作を行うことができるほか、基本タイルを入出力専用タイルとして、チップ外部との信号の伝搬のみを行うこともできる。また、チップ外部からの信号を入出力回路で受けた直後に同一タイル内にあるロジック回路で論理動作を行うこともできる。
さらに、本発明の再構成可能集積回路は、基本タイルをアレイの任意の場所に配置された再構成可能集積回路のシリコンダイの複数個を積層したSiP(System in Package)においても適応ができる。積層したシリコンダイ上の入出力回路を電気的に他のシリコンダイ上の入出力回路と接続し、また、積層したシリコンダイ上の入出力回路を電気的にチップの入出力ピンと接続する目的に対して、ロジック回路と入出力回路を同時に有する機能ブロックを含む基本タイルを使用することができる。
したがって、本発明の再構成可能集積回路によれば、機能ブロックにおける論理機能、機能ブロックの相互接続状態を自由かつ柔軟に変更することができる再構成可能集積回路が提供され、ロジック機能を有する基本タイルの割合と入出力機能を有する基本タイルの割合を柔軟に設定することができる
以下に、本発明を実施する実施例の一形態について図面を参照して説明する。図1は再構成可能集積回路の全体の構造を説明する図である。図1に示すように、再構成可能集積回路103は、複数の入出力専用に用いる第1の基本タイル101およびロジック専用に用いる第2の基本タイル102のそれぞれの基本タイルをアレイ状に配置する構造となっており、このアレイ状のタイル配置の例では、ロジック専用として用いる第2の基本タイル102が基板上の中央部にアレイ構造を形成し、その周りに入出力専用に用いる第1の基本タイル101が配置されている。
図2は、再構成可能集積回路の構成の一部のアレイ構造の要素である第1の基本タイルの構造を説明する図である。再構成可能集積回路の第1の基本タイル101は、横方向ルーティング配線202、縦方向ルーティング配線203、スイッチマトリックス204、機能ブロック205から構成されている。機能ブロック205は、第1のロジック回路206、第2のロジック回路207、入出力回路208から構成されている。ここでは2個のロジック回路206およびロジック回路207と、1個の入出力回路208が設けられた構成であるが、これらの個数は任意である。
図3は、再構成可能集積回路の構成の一部のアレイ構造の要素である第2の基本タイルの構造を説明する図である。再構成可能集積回路の第2の基本タイル102は、横方向ルーティング配線202、縦方向ルーティング配線203、スイッチマトリックス204、機能ブロック205から構成されている。機能ブロック205は、第1のロジック回路206、第2のロジック回路207から構成されている。ここでは2個のロジック回路206およびロジック回路207が設けられた構成である。これらの個数は任意である。この機能ブロック205には、入出力回路は設けられていない。これは、第2の基本タイル102は、基板上の周辺部でなく、主に基板上の中央部にアレイ構造を形成して配置されるためであるが、入出力回路が設けられる構成とされてもよい。その場合には、第1の基本タイル101と区別されない。
図4は、再構成可能集積回路の基本タイルの詳細な構造の例を説明する図である。第1のロジック回路206および第2のロジック回路207には、それぞれインターナル配線209およびインターナル配線210を介して、スイッチマトリックス204から信号が入力されており、第1のロジック回路206および第2のロジック回路207からの出力は、それぞれインターナル配線211およびインターナル配線212を介して、スイッチマトリックス204へ伝搬される。入出力回路208は入出力配線308を介して他の回路もしくはチップのピンとの信号のやりとりを行う。
入出力回路208から出力される信号は、インターナル配線307を介してマルチプレクサ回路301およびマルチプレクサ回路302に入力される。これらのマルチプレクサ回路301およびマルチプレクサ回路302の選択機能により、第1のロジック回路206および第2のロジック回路207に入力される信号の一つは、スイッチマトリックス204からの信号か、入出力回路208からの信号のどちらかが選択される。
また、第1のロジック回路206および第2のロジック回路207から出力される信号は、それぞれインターナル配線211およびインターナル配線212を介して、マルチプレクサ回路303に入力される。マルチプレクサ回路303の機能により、第1のロジック回路206および第2のロジック回路207から出力される信号は、選択的に入出力回路208に伝搬される。
この基本タイルでは、第1のロジック回路206または第2のロジック回路207のいずれかを、または第1のロジック回路206および第2のロジック回路207の両方を用いて信号の論理処理を行うことができる。また、第1のロジック回路206または第2のロジック回路207のいずれかで、または第1のロジック回路206および第2のロジック回路207の両方で信号の論理処理を行った後に、入出力回路208へ信号を送り、その後、入出力回路208が信号を、他の回路もしくはチップのピンへ伝搬するように回路構成することができる。
基本タイル外部の他の回路もしくはチップのピンからの信号は入出力回路と少なくとも一つのロジック回路を介してスイッチマトリックスへと伝搬し、逆に、基本タイルから外部の他の回路もしくはチップのピンへの信号は、少なくとも一つのロジック回路と入出力回路を介して伝搬する。
以上に説明したように、第1のロジック回路206、第2のロジック回路207および入出力回路208への信号の選択的な伝搬の経路は、マルチプレクサ回路301、マルチプレクサ回路302およびマルチプレクサ回路303にそれぞれに接続されている記憶回路304、記憶回路305および記憶回路306に適切な情報(回路構成情報)を記憶することにより設定される。
図5は、再構成可能集積回路の基本タイルの構造の他の例を説明する図である。この基本タイルの例は、入出力回路208からの信号が、インターナル配線307を介して、マルチプレクサ回路301およびマルチプレクサ回路302だけでなく、マルチプレクサ回路401およびマルチプレクサ回路402の入力へ伝搬する経路が設けられている。第1のロジック回路206の出力信号と入出力回路208からの信号は、それぞれインターナル配線211およびインターナル配線307を介してマルチプレクサ回路401へ入力され、選択的にスイッチマトリックス204へ伝搬することができる。これと同様に、第2のロジック回路207の出力信号と入出力回路208からの信号は、それぞれインターナル配線212およびインターナル配線307を介してマルチプレクサ回路402へ入力され、選択的にスイッチマトリックス204へ伝搬することができる。
この例の基本タイルの構造では、さらに、スイッチマトリックス204からの信号を、インターナル配線405を介してマルチプレクサ回路303へ入力する信号伝搬経路を有する。このような信号の伝搬経路を有することによって、この基本タイルの構造では、図4により説明した機能に加えて、外部の他の回路もしくはチップのピンから基本タイルへ入力される信号は、入出力回路208を介して選択的に直接にスイッチマトリックス204へ入力することが可能であり、また、基本タイルから出力する信号は、スイッチマトリックス204から選択的に直接に入出力回路208を介して外部の他の回路もしくはチップのピンへ伝搬することができる。
また、ここで説明した選択的な信号の伝搬経路は、図4で説明した信号伝搬経路に加えて、マルチプレクサ回路401およびマルチプレクサ回路402にそれぞれ接続される記憶回路403および記憶回路404に適切な情報(回路構成情報)を記憶することにより設定される。
図6は再構成可能集積回路の構成の別の一例を説明する図である。この例では、再構成可能集積回路103において、アレイ状に配置するタイル構造として、第1の基本タイル101および第2の基本タイル102の配置を、各機能に応じて、それぞれの列ごとに集約した形として配置する。つまり、ロジック専用に用いる第2の基本タイル102の列に対応して、入出力専用に用いる第1の基本タイル101の列を設けて、第1の基本タイル101の列が、ロジック専用に用いる第2の基本タイル102の列からの信号の入出力を行えるような配置としている。この再構成可能集積回路の第1の基本タイル101とロジック専用に用いる第2の基本タイル102の数は任意である。これらの第1の基本タイル101及び第2の基本タイル102は混合されてもよい。このような配置のタイル構造とすることにより、再構成可能なロジック回路の回路構成の自由度が高くなる
図1により説明した再構成可能集積回路103の基本タイルの配置では、ロジック専用として用いる第2の基本タイル102が基板上の中央部にアレイ構造を形成し、その周りに入出力専用に用いる第1の基本タイル101が配置されている。ここで用いる第2の基本タイル102としては、従来のロジック専用タイル1102をそのまま用いることができる。
また、本発明の再構成可能集積回路においては、本発明にかかる第1の基本タイル101と従来のロジック専用タイル1102をアレイ状に配置することによっても、そのまま再構成可能集積回路103を構成することができる。従来の再構成可能集積回路における入出力専用タイル1101を、本発明の再構成可能集積回路の第1の基本タイル101で置き換えることによって、基本タイル全体におけるロジック機能と入出力機能の割合を、アプリケーションによって、ユーザが自由に変更することが可能となる。
図7は、本発明の再構成可能集積回路の構成のさらに別の一例を説明する図である。この例は、再構成可能集積回路の回路ブロックの第1の基本タイル601、…、604と、複数のロジック専用の第2の基本タイル609をアレイ状に配置した構成の再構成可能集積回路を実装したシリコンダイ611と、再構成可能集積回路の回路ブロックの第1の基本タイル605、…、608と、複数のロジック専用の第2の基本タイル610をアレイ状に配置した構成の再構成可能集積回路を実装したシリコンダイ612とを積層したものである。
図7に示すように、シリコンダイ611の第1の基本タイル601とシリコンダイ612の第1の基本タイル605とを導電体613で接続し、シリコンダイ611の第1の基本タイル602とシリコンダイ612の第1の基本タイル606とを導電体614で接続し、シリコンダイ611の第1の基本タイル603とシリコンダイ612の第1の基本タイル607とを導電体615で接続し、また、シリコンダイ611の第1の基本タイル604とシリコンダイ612の第1の基本タイル608とを導電体616で接続することにより、再構成可能集積回路を実装したシリコンダイ611とシリコンダイ612とをそれぞれ積層した場合に、それぞれのシリコンダイ間での信号の相互伝搬を可能となる。この場合に、それぞれのシリコンダイに実装した再構成可能集積回路の基本タイルの一部は、チップのピンと接続してもよく、また、シリコンダイ611とシリコンダイ612の再構成可能集積回路は複数の入出力専用タイルを混合してもよい。積層するシリコンダイは、再構成可能集積回路のみならず、様々な半導体集積回路を含む。積層するシリコンダイの数は任意である。
再構成可能集積回路の全体の構造を説明する図である。 再構成可能集積回路の構成の一部のアレイ構造の要素である第1の基本タイルの構造を説明する図である。 再構成可能集積回路の構成の一部のアレイ構造の要素である第2の基本タイルの構造を説明する図である。 再構成可能集積回路の基本タイルの詳細な構造の例を説明する図である。 再構成可能集積回路の基本タイルの構造の他の例を説明する図である。 再構成可能集積回路の構成の別の一例を説明する図である。 本発明の再構成可能集積回路の構成のさらに別の一例を説明する図である。 従来の再構成可能集積回路の全体の構造を説明する図である。 従来の再構成可能集積回路の回路ブロックの一つの入出力専用タイルの構造を説明する図である。 従来の再構成可能集積回路の回路ブロックの一つのロジック専用タイルの構造を説明する図である。 再構成可能集積回路のロジック専用タイルの詳細な構造の一例を説明する図である。 再構成可能集積回路の入出力専用タイルの詳細な構造の一例を説明する図である。
符号の説明
101 第1の基本タイル
102 第2の基本タイル
103 再構成可能集積回路
202 横方向ルーティング配線
203 縦方向ルーティング配線
204 スイッチマトリックス
205 機能ブロック
206 第1のロジック回路
207 第2のロジック回路
208 入出力回路
209−212 インターナル配線
301−303 マルチプレクサ回路
304−306 記憶回路
307 インターナル配線
308 入出力配線
401−402 マルチプレクサ回路
403−404 記憶回路
405−406 インターナル配線
601−608 第1の基本タイル
609−610 第2の基本タイル
611−612 再構成可能集積回路
613−616 導電体

Claims (4)

  1. スイッチマトリックス、機能ブロック、およびルーティング配線を有する回路ブロックの基本タイルをアレイ状に配置した構造の再構成可能集積回路であって、
    前記機能ブロックは少なくとも再構成可能なロジック回路および入出力回路の両方を有しており、
    ロジック機能を利用する基本タイルの割合と入出力機能を利用する基本タイルの割合とを用途に合わせて所定の割合で構成し、前記ロジック回路または入出力回路のいずれかまたは両回路を使用して前記基本タイルをロジック機能または入出力機能のいずれかまたは両機能で使用する
    ことを特徴とした再構成可能集積回路。
  2. 請求項1に記載の再構成可能集積回路において、
    前記機能ブロックは、基本タイルへ入力される信号または基本タイルから出力される信号を、ロジック回路および入出力回路、入出力回路のみ、または、ロジック回路のみに対して選択的に伝搬する伝搬経路と、前記伝搬経路の経路を設定する回路構成情報を記憶する記憶素子とを有する
    ことを特徴とした再構成可能集積回路。
  3. 請求項1に記載の再構成可能集積回路において、
    前記基本タイルが再構成可能集積回路のアレイの任意の場所に配置され、
    前記アレイの任意の場所に配置された基本タイルの入出力回路が、集積回路パッケージの入出力ピンと電気的に接続される、
    ことを特徴とした再構成可能集積回路。
  4. 請求項1に記載の再構成可能集積回路において、
    前記基本タイルが再構成可能集積回路のアレイの任意の場所に配置された再構成可能集積回路のシリコンダイの複数個を積層し、
    積層したシリコンダイ上の基本タイルの入出力回路が電気的に他のシリコンダイ上の基本タイルの入出力回路と接続され、
    積層したシリコンダイ上の基本タイルの入出力回路が集積回路パッケージの入出力ピンと電気的に接続される、
    ことを特徴とした再構成可能集積回路。
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