JP2010080195A - ランプ着脱方法、光源装置及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の管状のランプ6の両端部をバックライトシャーシ13の内側壁16a、16bに設けられたソケット4、4にそれぞれ着脱するランプ着脱方法であって、複数の管状のランプ6を略平行にそれぞれ保持する複数のランプ保持部34a、34bが保持体32a、32bに立設されたランプホルダ30a、30bにより、複数の管状のランプ6を一組にまとめてランプユニット40を作製した後、ランプユニット40における複数の管状のランプ6の両端部を案内体23でソケット4、4に案内してロックし、ランプユニット40ごとにバックライトシャーシ13に取り付ける。
【選択図】図7
Description
液晶表示装置は液晶表示モジュールを備える。透過型大画面の液晶表示モジュールは、表示画面の液晶表示パネルと、液晶表示パネルの背後から光を透過させる直下型のバックライト装置とからなっている。バックライト装置は冷陰極蛍光管又は熱陰極蛍光管等の管状のランプを複数本備えている。熱陰極蛍光管は冷陰極蛍光管に比べ、ランプの寿命が比較的短いため、熱陰極蛍光管を使用した液晶表示モジュールの場合、ランプ交換が割合頻繁に必要になっている。
液晶表示装置のバックライト装置2は、前面が開口された直方体状の扁平な箱体であるバックライトシャーシ3に、複数の管状のランプ6、6・・を横向き状態で縦方向に並置しており、スタンド7で支持されたリアキャビネット8bに収納されている。バックライトシャーシ3の内壁に反射膜3aが形成されており、内側壁にストレート形放電管用のソケット4が複数個縦並びに対向して設けられている。バックライトシャーシ3の開口部5に光学シート(図示せず)が配置されるようになっている。
バックライト装置2を組み立てる場合も同様であり、ランプ6はバックライトシャーシ3のソケット4、4に一本ずつ取り付けられている。
バックライト装置2のランプ6は、例えば二十四本と本数が多く、また一本ずつ取り付け又は取り外しているため、装置組立時及びランプ交換時に多くの作業時間を要している。
特許文献1に示す液晶表示装置のランプ交換では、交換時の異物付着をなくすために光学シートを取り外すことなく、また作業時間の短縮のために複数本のランプを一度でランプ交換している。即ち特許文献1では、複数本のランプと、各ランプに電源を供給する電源回路部とを支持枠により支持したランプ交換セットを、反射膜及び光学シートが内部に配設された矩形箱状のバックライトシャーシに対して上端部の開口部から抜き差し可能に装着することにより、ランプ交換を簡単に行えるようにしている。
したがって、本発明のランプ着脱方法では、複数の管状のランプを一組にまとめたランプユニットの着脱をするため、複数のランプの取付及び交換の作業時間が短縮する。
したがって、本発明の光源装置では、複数のランプを一組にまとめて取り付け又は交換して、複数のランプの取付及び交換の作業時間が短縮する。
また本発明の光源装置は、複数の管状のランプをランプホルダで一組にまとめたランプユニットごとに着脱することができるという効果を有する。
したがって、本発明の光源装置では、複数の管状のランプをランプホルダで一組にまとめたランプユニットごとに取り付け又は取り外しをしているので、複数のランプの取付及び交換の作業時間を短縮することができ、ランプ交換の必要な光源装置が廉価になる。
さらに本発明の表示装置では、複数のランプの取付及び交換の作業時間を短縮することができる。
図1は実施の形態1に係る液晶表示装置を示す斜視図、図2はバックライト装置の構成を示す分解斜視図である。
液晶表示装置10は、横長の扁平な直方体状の表示パネル12及びバックライト装置14と、これらをそれぞれ収納するフロントキャビネット8a及びリアキャビネット8bとを有しており、縦姿勢でスタンド7に支持されている。
バックライトシャーシ13の内壁面、即ち後壁16c及び内側壁16a、16bに反射膜13aが形成されており、内側壁16a、16bに複数個のソケット4、4・・が縦並びに設けられている。
即ち、ランプ支持部は、ランプ6を着脱可能又は支持可能なものであれば、放電管用のソケット4であってもよいし、クリップであっても差し支えない。
なお、図2中、符号13bは、枠体22をバックライトシャーシ13に固定するためのビス(図示せず)に螺合する雌螺子孔を示す。符号22bは、枠体22をバックライトシャーシ13に取り付けるための取付孔を示す。
バックライト装置14には、ランプ6をバックライトシャーシ13に取り付け易くするため、ランプ6をソケット4に案内する案内体23が設けられている。案内体23、23・・は、バックライトシャーシ13の内側壁16aに設けられたソケット4、4・・にそれぞれ対向して縦方向に並設されている。即ち、案内体23は、ランプ6の一方の端部をロックするソケット4のロック側と対向してバックライトシャーシ13に立設されている。
基部23aは、バックライトシャーシ13から一定距離だけ離間するランプ6の一方の端部をランプ支持部であるソケット4の位置に合わせている。
ガイドCリング24のリング切欠部24aは、ランプ6の直径よりも大径の寸法で略上向きに形成されており、ランプ6は、上方からリング切欠部24a側を通ることにより、ガイドCリング24に載置し易くなっている。
また図3(b)に示すように、案内体23におけるガイドCリング25のリング切欠部25aは、正面側からランプ6を載置し易いように、正面向きであっても差し支えない。
輪状の案内体26は、柱状の基部26aの先端部に案内部である輪状のガイドリング26bを縦向きに有し、ソケット4に対向している。
ガイドリング26bの内径は、ランプ6を穴26cに挿通し易くするため、ランプ6の直径よりも大径の寸法にしている。
また図4(c)に示すように、案内体28におけるガイドUリング29bのリング切欠部29cは、正面側からランプ6を載置し易いように、正面向きであっても差し支えない。
ランプホルダ30は、上述したように矩形状の保持体32と、保持体32の長手方向に所定の等間隔で、例えば四個立設されたランプ保持部34とを有する。
ランプ6による光のムラが発生するのを防止するため、ランプホルダ30の材料としては透明な樹脂が好ましい。
ランプ保持部34は、台状の支持台33と、支持台33の先端部に設けられた円弧状の弾性変形可能な円弧部35とを有する。ランプ保持部34は、円弧部35を縦向きに有し、管状のランプ6を横向きに保持するようになっている。
支持台33、33・・は、板状の連結リブ37で保持体32の長手方向に連結されている。
支持台33及び連結リブ37は、反射膜13aによるランプ6の反射光に対して陰と成らないように透明な材料で薄く形成されており、光の向きと対面しないようにしている。
即ち、支持台33及び連結リブ37は、ランプ6の周面の保持体32側の法線方向と略平行な板状をなしている。
ランプ6の本数はランプホルダ30a、30bに設けるランプ保持部34a、34bの数で設定される。
なお、図6中、符号6aはランプ6の口金を示す。
バックライト装置14の組立方法は、先ず、例えば二個のランプホルダ30a、30bを一定間隔に配置し、例えば四本のランプ6を一組としてランプホルダ30a、30bに保持させてランプユニット40を作製する(図6を参照)。ランプユニット40をバックライトシャーシ13のソケット4に取り付ける場合、ランプユニット40の一方のランプ6、6・・の端部が、ガイドCリング24、24・・に挿通して案内され、ソケット4、4に取り付けられる(図3を参照)。
次いで、光学シート18の周縁部を段部5aに載置し、光学シート18がバックライトシャーシ13の開口部5を閉塞する。
図7は本発明のランプ着脱方法を示す説明図、図8はランプホルダの配置を示す平面図、図9は四本のランプを一組として作製したランプユニットを示す平面図、図10はランプユニットの取付を示す斜視図、図11はランプユニットのランプをソケットに挿入するときの概略斜視図である。
本発明のランプ着脱方法は、先ず、一定間隔に、例えば管状のランプ6の長さの略1/3の距離Dに、二個のランプホルダ30a、30bのランプ保持部34a、34bを対向させて、保持体32a、32bの長手方向を平行に配置する(図8を参照)。
ランプ6が円弧部35a、35bに嵌ったとき、円弧部35a、35bが元の形状に戻り、ランプ保持部34a、34bがランプ6を保持する(図8及び図9を参照)。
次に実施の形態2について説明する。
実施の形態2では一個のランプホルダで複数のランプ6を一組にまとめてランプユニットを作製したものである。実施の形態2に係るランプホルダは実施の形態1に係るランプホルダ30のランプ保持部34における円弧部35の幅を広くしたものであり、その他の構成は実施の形態1と同様である。
なお、実質的に同一又は対応する部材には同一符号を用い、以下の他の実施の形態においても同様とした。
実施の形態2に係るランプホルダ42は、矩形状の保持体32と、保持体32の長手方向に一定間隔で、例えば4個立設されたランプ保持部44とを有する。ランプ保持部44は、台状の支持台33と、支持台33の先端部に設けられた円弧状の弾性変形可能な円弧部45とを有する。
支持台33、33・・は、板状の連結リブ37で保持体32の長手方向に連結されている。
実施の形態2におけるその他の構成及び作用効果は実施の形態1と同様であるので詳細な説明を省略する。
次に実施の形態3について説明する。
実施の形態1及び2では、ランプホルダ30、42の保持体32をバックライトシャーシ13の奥部側にして、保持体32の裏面が、バックライトシャーシ13の後壁16cを、反射膜13aを介して押圧していたが、実施の形態3では、保持体32をバックライトシャーシ13の奥部側ではなく、正面側に設けたものである。実施の形態3に係るランプホルダの支持部及び押圧部を除き、その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態3に係るバックライト装置50には、実施の形態3に係るランプホルダ52(52a、52b)に四本のランプ6、6・・を一組にまとめたランプユニット60が、バックライトシャーシ13に複数セット取り付けられている。
なお、ランプホルダ52の保持体32は、ランプ6による光の影が発生しないように、材料として透明な樹脂で投影面積を小さく形成するのが好ましく、次の実施の形態4における保持体32についても同様である。
次に実施の形態4について説明する。
実施の形態3に係るランプホルダ52では、支持部56、56の先端部に湾曲した押圧部57、57を形成していたが、実施の形態4では支持部56、56の先端部に被係止部を形成しており、バックライトシャーシに設けられた係止部でランプホルダの被係止部を係止するようにしたものである。実施の形態4におけるその他の構成は実施の形態3と同様である。
実施の形態4に係るランプホルダ62は、矩形状の保持体32の長手方向に一定間隔で内側に四個立設されたランプ保持部34を有し、保持体32の長手方向の両端部の一部からランプ保持部34の立設方向に、矩形状の支持部56、56が延出されている。支持部56、56の先端部には、側面視楕円状の突起である被係止部64、64が、長径をバックライトシャーシ13の後壁16cと略平行にして突設されている。
実施の形態4においても隣接するランプ6の陰にならないようにするため、支持部56の幅はランプ保持部34の幅と同程度にしている。
図18に示すように、係止突起66は、バックライトシャーシ13の後壁16cを正面側に一部切り起こして湾曲させた一対の湾曲部66a、66aからなっており、内側が円弧状になっている。
係止突起66が被係止部64を係止したとき、ランプホルダ62のランプ保持部34が保持するランプ6の口金6a、6aが、ソケット4、4に嵌る。ランプ6を90度回転させたとき、ソケット4、4がランプ6の両端部の口金6a、6aをロックする。
次に実施の形態5について説明する。
実施の形態5は、実施の形態1に係るランプホルダ30の保持体32の裏面側に被係止部を設けており、バックライトシャーシ13に設けられた係止部である係止孔でランプホルダを係止するようにしたものである。実施の形態5におけるその他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態5に係るランプホルダ70は、矩形状の保持体32と、保持体32の長手方向に一定間隔で、例えば4個立設されたランプ保持部34とを有する。ランプ保持部34が立設された保持体32の裏面に、茸状の被係止部72が、一定間隔で、例えば四個突設されている。
ランプホルダ70の被係止部72を除く構成は、実施の形態1に係るランプホルダ30と同様であるので(図5を参照)、詳細な説明を省略する。
バックライトシャーシ13の係止孔73は、ランプホルダ70の被係止部72が嵌入した場合、ランプホルダ70のランプ保持部34が保持するランプ6の口金6aを、ソケット4、4に嵌めるように形成されている。
したがって、実施の形態5では複数のランプ6の取付及び交換の作業時間を大幅に短縮することができる。
次に実施の形態6について説明する。
実施の形態1から5におけるランプユニット40、60、63、74は、ランプ6を等間隔に保持するランプ保持部34が立設されたランプホルダ30、42、52、62、70により複数の交換セットを作製していた。
実施の形態6では、ランプホルダにランプ保持部34が等間隔に立設されているが、ランプホルダごとに、ランプ保持部34の立設間隔が異なるようにしたものである。
なお、図22に示すバックライト装置80は、光学シート18及び枠体22を取り外したものである(図2又は図13を参照)。
実施の形態6に係るランプユニット92は、ランプ保持部34a、34bがそれぞれの保持体32a、32b上に間隔Lで立設されたそれぞれのランプホルダ82(82a、82b)に、四本の管状のランプ6、6・・を保持させており、一交換セットになっている。
ランプユニット96も、ランプ保持部34a、34bが間隔Nで立設されたそれぞれのランプホルダ86(86a、86b)に、四本のランプ6、6・・を保持させており、一交換セットになっている。
上側のランプユニット96の上方に、順次、ランプ6の間隔が広くなるように、ランプユニット94、92を取り付けている。さらに下側のランプユニット96の下方に、順次、ランプ6の間隔が広くなるように、ランプユニット94、92を取り付けている。
即ち、バックライト装置80に取り付けられた二十四本のランプ6、6・・は、ランプ6の間隔が中央部から上端部及び下端部に向かうほど広くなるようになっている。
したがって、実施の形態6では、表示パネル12の画面周辺部に対して、画面中央部付近の輝度を高めることにより、視聴者に違和感なく、疲れにくい画像表示にすることができる。
実施の形態6においても実施の形態1におけるような案内体23を設けるようにしてもよい。
4 ソケット(ランプ支持部)
10 液晶表示装置(表示装置)
12 表示パネル
13 バックライトシャーシ(シャーシ)
14、50 バックライト装置(光源装置)
23 案内体
24、25 ガイドCリング(案内部)
26b ガイドリング(案内部)
28b、29b ガイドUリング(案内部)
30、30a、30b、42、52、52a、52b、70 ランプホルダ
32、32a、32b 保持体
34、34a、34b、44 ランプ保持部
40、60、92、94、96 ランプユニット
64、72 被係止部
66 係止突起(係止部)
73 係止孔(係止部)
82、82a、82b、84、84a、84b、86、86a、86b ランプホルダ
Claims (8)
- 複数の管状のランプの両端部をランプ支持部にそれぞれ着脱するランプ着脱方法において、
前記複数のランプを略平行に保持するランプホルダに該複数のランプを保持させて一組にまとめたランプユニットを作製する過程と、
該ランプユニットにおける前記複数のランプの両端部を前記ランプ支持部にそれぞれ着脱する過程と
を有することを特徴とするランプ着脱方法。 - 複数の管状のランプの両端部をそれぞれ着脱することが可能なランプ支持部を備える光源装置において、
前記複数のランプを略平行に保持するランプホルダと、
該ランプホルダに保持される前記複数のランプと
からなるランプユニットを有し、
前記ランプ支持部は前記ランプユニットを着脱可能に支持していることを特徴とする光源装置。 - 前記ランプホルダは、矩形状の保持体及び該保持体に設けられた複数のランプ保持部を有し、
該複数のランプ保持部は、前記保持体の長手方向と交差する方向に前記複数のランプを略平行に保持しており、
前記ランプユニットにおける前記複数のランプは、前記保持体の長手方向を平行に対向して配置された複数の前記ランプホルダに、該複数のランプの端部を揃えて保持されていることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。 - 前記ランプ支持部が設けられたシャーシを有し、
前記ランプユニットを取り付ける場合、該ランプユニットにおける前記複数のランプの一方の端部をそれぞれ挿通させて前記ランプ支持部に案内する複数の案内体が、前記シャーシに立設されており、
前記複数の案内体は、前記ランプの一方の端部をそれぞれ支持する前記ランプ支持部に対向していることを特徴とする請求項2又は3に記載の光源装置。 - 前記案内体は、前記ランプの一方の端部を挿通させて前記ランプ支持部に案内する案内部を有することを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
- 前記案内部は、輪状、U字状又はC字状をなしていることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
- 前記ランプホルダの位置決めをする係止部が、前記シャーシに設けられており、
前記ランプホルダは前記係止部に係止される被係止部を有することを特徴とする請求項4から6までのいずれか一つに記載の光源装置。 - 表示パネルと、該表示パネルに光を照射する前記請求項2から7までのいずれか一つに記載の光源装置とを備える表示装置であって、
前記複数のランプをまとめた前記ランプユニットごとにランプの着脱が可能であることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2008245929A JP2010080195A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | ランプ着脱方法、光源装置及び表示装置 |
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-
2008
- 2008-09-25 JP JP2008245929A patent/JP2010080195A/ja active Pending
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