JP2010076785A - Large bundle binding machine - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は大束帯封機に係り、特に、紙幣のような紙葉類の小束をさらに束ねて大束とし、この大束に帯を巻く装置に関する。 The present invention relates to a large bundle sealing machine, and more particularly to a device for further binding small bundles of paper sheets such as banknotes into a large bundle and winding the band around the large bundle.
大量の紙幣をまとめるには、通常、100枚の紙幣を帯で施封して1つの札束(小束)とし、この小束を複数束ねて大束としてさらに帯で施封する。大束を帯で施封するには、大束に対して紙幣の長辺方向に横帯を巻いた後、紙幣の短辺方向に縦帯を巻くことにより行われる。この動作を行うためには、大束を90°回転させる動作が必要である。
例えば、特許文献1に記載された従来の大束帯封機では、札乗せテーブル上に複数の小束を乗せて大束とした後、一対のクランプ部材で当該大束を揃えながら挟んで横帯を巻き、当該大束を90°回転させてからさらに縦帯を巻くことにより、大束の帯封動作が行われる。
In order to collect a large amount of banknotes, normally, 100 banknotes are sealed with a band to form one bundle (small bundle), and a plurality of small bundles are bundled into a large bundle and further sealed with a band. In order to seal a large bundle with a band, a horizontal band is wound around the large bundle in the long side direction of the banknote, and then a vertical band is wound around the short side of the banknote. In order to perform this operation, it is necessary to rotate the large bundle by 90 °.
For example, in the conventional large bundle banding machine described in
しかしながら、従来の大束帯封機では、大束を掴んだ後、大束を90°回転させる方式がとられているため、機構的に大掛かりで動作が不安定であるといった問題点があった。さらに、機構的に大掛かりであることから、フロアタイプの大束帯封機しか実現できなかった。 However, the conventional large bundle banding machine has a problem that the large bundle is rotated 90 ° after the large bundle is grasped, and therefore, the operation is unstable due to a large mechanism. Furthermore, since it is mechanically large, only a floor type large bundle banding machine could be realized.
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、簡単な機構とすることによって卓上型を実現すると共に大束の動作を安定させた大束帯封機を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such problems, and an object thereof is to provide a large bundle banding machine that realizes a desktop type and stabilizes the operation of a large bundle by adopting a simple mechanism. .
この発明に係る大束帯封機は、複数の紙葉類を束ねた小束を複数束ねた大束に帯封を行う大束帯封機であって、傾斜した状態で前記大束を乗せると共に該大束を乗せながら90°の回転を行う回転テーブルと、該回転テーブルが90°の回転を行った後、前記大束を上昇させる上昇機構部と、前記回転テーブルの回転前の前記大束と、前記回転テーブルの回転後に前記上昇機構部によって上昇された前記大束とに帯封する帯封機構部とを備える。 A large bundle bundling machine according to the present invention is a large bundle bundling machine that performs bundling on a large bundle obtained by bundling a plurality of small bundles obtained by bundling a plurality of paper sheets, and places the large bundle while placing the large bundle on an inclined state. The rotary table that rotates 90 ° while the rotary table rotates 90 °, and then the ascending mechanism that raises the large bundle, the large bundle before the rotation of the rotary table, and the rotation of the rotary table A bundling mechanism portion for bundling the large bundle raised by the raising mechanism portion later.
この発明によれば、大束を乗せた回転テーブル自体が大束と一緒に回転することにより、大束を掴む機構が不要となるので、装置全体が簡単な機構となって卓上型の大束帯封機を実現することができる。また、傾斜した回転テーブルに大束を乗せることにより、大束の自重自体で大束を簡単に揃えることができ、大束は回転テーブルと共に回転するので、大束帯封機における大束の動作を安定させることができる。 According to the present invention, since the rotary table itself carrying the large bundle rotates together with the large bundle, a mechanism for gripping the large bundle becomes unnecessary, so that the entire apparatus becomes a simple mechanism and the desktop-type large bundle binding machine is Can be realized. Also, by placing the large bundle on the inclined rotary table, the large bundle can be easily aligned by its own weight, and the large bundle rotates together with the rotary table, so that the operation of the large bundle in the large bundle banding machine can be stabilized. .
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施の形態に係る大束帯封機の斜視図を図1に示す。大束帯封機1は卓上型であり、正面から見たときに手前に向かって下り勾配の傾斜を有する上面部1aを有している。上面部1aには、100枚の紙幣を帯8で施封した複数の札束9(小束)が束ねられた大束10を置くための大束セット部2が設けられている。また、上面部1aには、大束帯封機1に帯封動作を行わせるためのスイッチ3が設けられている。尚、以下の説明において、大束帯封機1を正面から見たときに手前側を「前方」と定義すると共に、奥側を「後方」と定義する。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows a perspective view of a large bundle band sealing machine according to an embodiment of the present invention. The large
図2に示されるように、大束帯封機1の内部には、大束セット部2よりも後方の位置に、大束10に帯として巻かれるテープ11のロールテープ12が設けられている。テープ11を大束セット部2に供給するためのテープの供給経路として、ガイドローラ13と、テープフィードローラ14及び15とが設けられている。ガイドローラ13とテープフィードローラ14との間にはテープ検知センサ16が設けられ、テープフィードローラ15よりも大束セット部2側の位置にテープ検知センサ17が設けられている。テープフィードローラ15及びテープ検知センサ17は、前後方向に移動可能な可動ユニット18に設けられている。
As shown in FIG. 2, a
大束セット部2には、大束10を取り囲むような位置に、テープ11を予めループ状に配置しておくためのループガイド19が設けられている。また、ループガイド19に配置されたテープの先端部分を大束10に対して押さえつけたり引き離したりするテープカットアーム20が設けられ、テープカットアーム20は、カム21によって回動可能になっている。また、大束10に巻きつけられたテープの先端部分にのり付けを行うためのヒータ26と、テープ11を切断するためのカッター刃25とが、カム23によって回動可能に設けられたヒータアーム22の先端に設けられている。さらに、大束セット部2に置かれた大束10を圧縮するための圧縮プレート24が設けられている。ここで、ロールテープ12と、ガイドローラ13と、テープフィードローラ14及び15と、テープ検知センサ16及び17と、可動ユニット18と、ループガイド19と、テープカットアーム20と、カム21及び23と、ヒータアーム22と、圧縮プレート24と、カッター刃25と、ヒータ26とは、帯封機構部を構成する。
The large
図3に示されるように、大束セット部2には、大束セット部2の底面、すなわち大束10が置かれる底面を構成する回転テーブル30が設けられている。回転テーブル30は、後方から前方に向かって、上面部1aと同じ角度の下り勾配の傾斜を有するように設けられている。この傾斜により、大束10はその自重で大束セット部2の前方の側壁に当接するので、大束10は、大束セット部2内で簡単に揃えられる。後述する機構によって、回転テーブル30は大束10が置かれた状態で90°回転するが、回転された状態(図3の二点鎖線で描かれた状態)の大束10を上方に持ち上げて、大束10がループガイド19(図2参照)の内部に位置するようにするための上昇機構40が設けられている。
As shown in FIG. 3, the large
図4に示されるように、大束帯封機1(図3参照)の内部における底部には、基台32が固定されている。基台32には、回転テーブル30に向かって延びるようにリンク33が連結され、リンク33の上端部には、回転テーブル30に向かって延びるようにリンク34が連結されている。リンク34の上端部には、回転テーブル30が90°の角度で回転可能に設けられている。回転テーブル30の後方の縁部には、回転テーブル30が90°の角度で回転したときに、大束10が回転テーブル30からすべり落ちるのを防止するめのストッパー35が設けられている。
As FIG. 4 shows, the
図5に示されるように、上昇機構40は、大束10の下端面10aに当接するL字状の断面を有したリフトプレート41と、回転ベルト44と、回転ベルト44が掛けられる2つのプーリ42及び43とから構成されている。回転ベルト44の一部分は、固定部材45によってリフトプレート41に固定されており、プーリ42及び43の回転によって回転ベルト44が回転することにより、リフトプレート41が大束セット部2に向かって上昇するようになっている。リフトプレート41のこのような動きにより、大束10が大束セット部2に向かって上昇する。
As shown in FIG. 5, the
次に、この実施の形態に係る大束帯封機の動作について説明する。
まず、大束帯封機1の準備動作として、テープ11をループガイド19に予めループ状に配置するための動作を説明する。図6(a)に示されるように、手動で、ロールテープ12のテープ11の先端をガイドローラ13に通した後、当該先端をテープ検知センサ16に差し込む。テープ検知センサ16がテープ11の先端を検知すると、自動的にテープフィードローラ14及び15が回転し、テープ11の先端がテープ検知センサ17まで送られる。図6(b)に示されるように、可動ユニット18を前方(矢印Bの方向)に向かって移動させると、可動ユニット18と共にテープ11の先端が差し込まれたテープ検知センサ17が、ループガイド19の始端部19a付近まで移動する。図6(c)に示されるように、テープフィードローラ14及び15を回転させると、テープ11はループガイド19に沿って送られる。テープ11が所定の長さだけ送られた時点でテープフィードローラ14及び15の回転を停止させると、ループガイド19の終端部19bからテープ11の先端が飛び出た状態で、テープ11はループ状に配置される。その後、可動ユニット18は、図6(a)の位置に戻る。
Next, the operation of the large bundle banding machine according to this embodiment will be described.
First, an operation for arranging the
次に、大束10への帯封動作について説明する。
図7(a)に示されるように、大束セット部2に大束10をセットした後、大束帯封機1のスイッチ3(図1参照)を押すと、圧縮プレート24が大束10に向かって移動して、圧縮プレート24が大束10を圧縮する。この状態で、カム21を回転させてテープカットアーム20を回動させることにより、テープカットアームの先端部分がテープ11の先端部分11aを大束10に対して押さえつける。
Next, the bundling operation to the
As shown in FIG. 7A, after the
この状態で、図7(b)に示されるように、テープ11がロールテープ12に巻きつけられる方向にテープフィードローラ14及び15を回転させると、ループガイド19に沿ってループ状に配置されているテープ11は、先端部分11aがテープカットアーム20の先端部分によって大束10に押さえつけられながら、紙幣の長辺方向に横帯として大束10に巻き付けられる。
In this state, as shown in FIG. 7B, when the
図7(c)に示されるように、カム23を回転させてヒータアーム22を回動させることにより、ヒータ26がテープ11の先端部分11aを大束10に押さえつける。次に、図7(d)に示されるように、テープ11をたるませると共にカム21を回転させてテープカットアーム20を回動させることにより、カッター刃25によってテープ11が切断される。この状態で、ヒータ26によって、大束10に巻かれたテープの端部同士をのり付けする。この後、ヒータアーム22及び圧縮プレート24が元の位置に戻り、大束10への横帯の巻き付け動作を終了する。
As shown in FIG. 7C, the
次に、図3及び4に示されるように、回転テーブル30が大束10と共に90°の角度だけ(図4の矢印Cの方向に)回転する。この状態では、大束10は、大束10を構成する紙幣の長手方向の軸線が上面部1aに対して垂直となる向きになっている。図5に示されるように、プーリ42及び43が回転して回転ベルト44が回転すると、回転ベルト44の回転に伴ってリフトプレート41が大束セット部2(図3参照)に向かって上昇し、これにより、大束10が大束セット部2に向かって(矢印Aの方向に)上昇する。大束10がループガイド19(図7参照)の内部に位置する状態で、プーリ42及び43の回転を停止する。
Next, as shown in FIGS. 3 and 4, the rotary table 30 rotates with the
その後、大束10にテープ11を横帯として巻き付けた方法と同様の方法(図7参照)で、テープ11を紙幣の短辺方向に縦帯として大束10に巻き付ける。このようにして、大束10に、横帯と縦帯とが交差するようにして巻きつけられて、帯封動作が終了する。
Thereafter, the
このように、大束10を乗せた回転テーブル30自体が大束10と一緒に回転することにより、大束10を掴む機構が不要となるので、大束帯封機1全体が簡単な機構となって卓上型の大束帯封機1を実現することができる。また、傾斜した回転テーブル30に大束10を乗せることにより、大束10の自重自体で大束を簡単に揃えることができ、大束10は回転テーブル30と共に回転するので、大束帯封機1における大束10の動作を安定させることができる。
Thus, since the rotary table 30 with the
1 大束帯封機、8 帯、9 札束(小束)、10 大束、12 ロールテープ、13 ガイドローラ、14,15 テープフィードローラ、16,17 テープ検知センサ、18 可動ユニット、19 ループガイド、20 テープカットアーム、21,23 カム、22 ヒータアーム、24 圧縮プレート、25 カッター刃、26 ヒータ、30 回転テーブル、40 上昇機構。 1 large bundle banding machine, 8 bands, 9 bill bundles (small bundles), 10 large bundles, 12 roll tapes, 13 guide rollers, 14, 15 tape feed rollers, 16, 17 tape detection sensors, 18 movable units, 19 loop guides, 20 Tape cut arm, 21, 23 cam, 22 heater arm, 24 compression plate, 25 cutter blade, 26 heater, 30 rotary table, 40 lifting mechanism.
Claims (1)
傾斜した状態で前記大束を乗せると共に該大束を乗せながら90°の回転を行う回転テーブルと、
該回転テーブルが90°の回転を行った後、前記大束を上昇させる上昇機構部と、
前記回転テーブルの回転前の前記大束と、前記回転テーブルの回転後に前記上昇機構部によって上昇された前記大束とに帯封する帯封機構部と
を備える大束帯封機。 A large bundle bundling machine for bundling a large bundle of a plurality of small bundles of a plurality of paper sheets,
A rotary table that carries the large bundle in an inclined state and rotates 90 ° while carrying the large bundle;
A lift mechanism for lifting the large bundle after the turntable has rotated 90 °;
A large bundle bundling machine comprising: the large bundle before rotation of the turntable; and a bundling mechanism portion for bundling the large bundle raised by the lift mechanism portion after the rotation table is rotated.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008245780A JP2010076785A (en) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | Large bundle binding machine |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010247842A (en) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Glory Ltd | Binding apparatus |
CN113478240A (en) * | 2021-07-15 | 2021-10-08 | 烟台华皓电子科技有限公司 | Binding device for mechanical parts |
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2008
- 2008-09-25 JP JP2008245780A patent/JP2010076785A/en active Pending
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