JP2010074769A - 通信システムおよび呼制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】重要呼を確実に確立することができる通信システムおよび呼制御方法を提供する。
【解決手段】加入者情報の管理を行うとともに、加入者に対するサービスを提供するアプリケーションサーバ4に接続される第1の呼セッション制御サーバ1と、端末装置5からの呼接続要求を第1の呼セッション制御サーバ1に伝達する第2の呼セッション制御サーバ2とが設けられた通信システムであって、端末装置5の位置情報にもとづいて、端末装置5からの一般呼とは異なる重要通信呼の重要通信受付端末6へのルーティングを行う重要通信呼ルーティング装置7が設けられ、第2の呼セッション制御サーバ2とは別に、端末装置5からの重要通信の呼接続要求を重要通信呼ルーティング装置7に伝達する第3の呼セッション制御サーバ3が設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、災害発生時の重要通信呼を確実に成立させる通信システムおよび呼通信方法に関する。
交換機を用いた携帯電話網では、災害発生時において災害発生地域に対する安否の確認の呼が集中したり諸連絡を目的とする呼が集中した場合に、通信網が輻輳した状態になることがある。しかし、通信網が輻輳した状態でも、重要通信(例えば、緊急通報や有線端末による通信)を行うことを可能にしておくことが要求されている(例えば、電気通信事業法第8条)。VoIP(Voice over Internet Protocol)サービスを提供するIMS(IP Multimedia Subsystem )でも、災害発生時の緊急呼や優先端末からの優先呼等の重要通信呼(重要呼)を、優先的に確立させることが要求されると考えられる。
特許文献1には、VoIPサービスを提供する際に、災害時等のために設けられている緊急用の電話機に対してユーザ端末から発呼が行われた場合に、予め帯域確保されている経路を介してデータパケットの送受信を行う方法が記載されている。
特許文献2には、VoIPネットワーク内のユーザ端末が緊急呼を発生する通信システムが記載されている。
特開2003−163690号公報(段落0019,0023−0024) 特開2007−228375号公報(段落0014,0015)
特許文献1に記載された方法は、VoIPサービスを提供する際の緊急用の呼制御に関する方法であるが、帯域確保されている経路は、接続制御メッセージ処理装置(CA)と緊急用の電話機との間の経路である。すると、接続制御メッセージ処理装置に対して多数のユーザ端末からのサービス要求が集中すると、帯域確保されている経路が確保されていても、緊急用の電話機に対する呼を処理できなくなるおそれがある。
特許文献2に記載された通信システムは、VoIPネットワーク内のユーザ端末が、公衆電話網(PSTN)側の緊急呼受付装置を呼び出す通信システムである。そのような通信システムでは、PSTN側で輻輳が生じている場合には、ユーザ端末は緊急呼受付装置に接続されないおそれがある。
そこで、本発明は、重要呼を確実に確立することができる通信システムおよび呼制御方法を提供することを目的とする。
本発明による通信システムは、加入者情報の管理を行うとともに、加入者に対するサービスを提供するアプリケーションサーバに接続される第1の呼セッション制御サーバと、端末装置からの呼接続要求を第1の呼セッション制御サーバに伝達する第2の呼セッション制御サーバとが設けられた通信システムであって、端末装置の位置情報にもとづいて、端末装置からの一般呼とは異なる重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行う重要通信呼ルーティング装置が設けられ、第2の呼セッション制御サーバとは別に、端末装置からの重要通信の呼接続要求を重要通信呼ルーティング装置に伝達する第3の呼セッション制御サーバが設けられていることを特徴とする。
本発明による呼制御方法は、加入者情報の管理を行うとともに、加入者に対するサービスを提供するアプリケーションサーバに接続されるS−CSCFと、端末装置からの呼接続要求をS−CSCFに伝達するP−CSCFとが設けられた通信システムで実行される呼制御方法であって、端末装置からの要求に応じて端末装置がアクセスすべきP−CSCFのアドレスを端末装置に通知するDHCPサーバが、端末装置からの要求が一般呼とは異なる重要通信呼についての要求である場合に、重要通信呼用のP−CSCFのアドレスを端末装置に通知し、重要通信呼用のP−CSCFが、端末装置からの重要通信の呼接続要求を重要通信呼ルーティング装置に伝達し、重要通信呼ルーティング装置が、端末装置の位置情報にもとづいて、端末装置からの重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行うことを特徴とする。
本発明によれば、重要呼を確実に確立することができる。
実施形態1.
図1は、本発明による通信システムの第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。図1に示す通信システム101は、IPアクセス網201に含まれる装置およびIMS網301に含まれる装置を含む。IPアクセス網201には、ユーザが使用する端末装置であるUE(User Equipment)10にIPアドレスを発行する機能、およびIPアクセス網201に接続されるP−CSCF(Proxy-Call Session Control Function )30のアドレスをUE10に通知する機能を有するDHCPサーバ(Dynamic Host Configuration Protocol )20がある。
UE10は、固定IP電話機のような固定端末装置であってもよいし、携帯電話機のような移動端末装置であってもよい。ユーザがVoIP通信を開始するためにUE10において発信操作を行うと、UE10は、DHCPサーバ20をアクセスし、UE10が接続すべきP−CSCFのアドレスをDHCPサーバ20から受信する。
IMS網301には、SIP(Session Initiation Protocol )サーバで実現されるP−CSCF(Proxy-Call Session Control Function )30に加えて、SIPサーバで実現される重要呼用P−CSCF40がある。重要呼用P−CSCF40は、UE10が緊急呼(110番や119番など)等の重要呼を発生したときに使用されるCSCFである。また、ユーザにサービスを提供するS−CSCF(Serving-Call Session Control Function )50に加えて、重要呼のPSAP(緊急通報センタ:Public Safety Answering Point)へのルーティングを行うE−CSCF(Emergency-Call Session Control Function )60がある。
災害発生時には、一般の通信が急激に増加し、P−CSCF30が輻輳している可能性がある。そこで、本実施の形態では、IMS網内に、P−CSCF30と別に、緊急呼(110番や119番など)の呼セッション制御を行う重要呼用P−CSCF40が設置されている。
DHCPサーバ20は、UE10からアクセスされたときに、UE10にIPアドレスを発行したり、UE10が接続すべきP−CSCFのアドレスをUE10に通知するサーバである。DHCPサーバ20は、UE10が重要呼以外の呼(一般呼)を発生した場合には、IPアクセス網201に接続されるP−CSCFであってIMS網301に存在するP−CSCF(一般呼用P−CSCF)30のアドレスをUE10に通知し、UE10が重要呼を発生した場合には、IPアクセス網201に接続されるP−CSCFであってIMS網301に存在する重要呼用P−CSCF40のアドレスをUE10に通知する。
S−CSCF50は、所属しているユーザのUE10の加入者情報をHSS(Home Subscriber Server :図示せず)に接続されている。HSSは、UE10の位置情報を含む加入者情報、セキュリティ情報およびユーザプロファイル情報などを管理する。P−CSCF30は、UE10からIPアドレス(位置情報に相当)を受けると、ユーザUE10所属しているS−CSCF50に位置情報を転送し、S−CSCF50は、HSSにUE10の位置情報を登録する。
E−CSCF60は、LRF(RDF:Resource Description Framework)70を利用してPSAP80への重要呼へのルーティングを行う。PSAP80は、具体的には、警察機関や消防機関等において緊急呼を受ける端末装置である。
RDF70は、UE10の位置情報としてのIPアドレスにもとづいて、PSAP80への重要呼への経路を決め、経路を示すルーティング情報をE−CSCF60に提供する。複数のPSAP80が存在する場合には、UE10が存在する位置に最も近い位置に存在するPSAP80を特定し、特定したPSAP80への重要呼への経路を決め、経路を示すルーティング情報をE−CSCF60に提供することが好ましい。IPアドレスは、UE10が存在する網において発行されるので、RDF70は、IPアドレスからUE10が存在する領域を特定できる。なお、RDF70は、エリア単位で配置されているP−CSCFが有するエリア情報を、UE10から発呼を受けたP−CSCFから取得することによってUE10の位置情報を取得してもよい。
図2は、UEとPSAPとの通信を可能にする処理を説明するための説明図である。図3は、図1に示す通信システムにおいて、重要通信呼に関するUEとDHCPサーバとの間で実施される発見手順を示すシーケンス図である。発見手順は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)仕様 TS23.228(v8.5)の5.1.1.1章に示されている。
発呼が一般呼である場合に、UE10が、DHCPサーバ20からアドレスが通知されたP−CSCF30に対して登録メッセージを送信すると、IMS網301におけるUE10の登録が行われる。その後、UE10は、IMS網301を介して他の端末装置と通信を行うことができる。
図3に示すように、UE10は、アクセスすべきP−CSCFを知るために、DHCPサーバ20に”DHCP Information−Request”メッセージを送信する。”DHCP Information−Request”メッセージは、IPアクセスノード21を介してリレーされ、”DHCP Relay forward”メッセージとしてDHCPサーバ20に到達する。DHCPサーバ20は、P−CSCF30のアドレスを示す情報を含む”DHCP Relay Reply”メッセージを送信する。”DHCP Relay Reply”メッセージは、IPアクセスノード21を介して、”DHCP Reply”メッセージとしてUE10に到達する。
UE10は、DHCPサーバ20からアドレスが通知されたP−CSCF30にINVITEメッセージを送信して発信手順を実行する。その後、UE10は、通信相手の端末装置と通信を行う。
UE10は、発呼が重要通信呼である場合には、”DHCP Information−Request”メッセージに、重要通信である場合に用いられる重要通信用のパラメータを含める。なお、UE10は、登録手順が完了していない場合にも、ユーザが110番や119番などを入力した場合には、”DHCP Information−Request”メッセージに、重要通信である場合に用いられる重要通信用のパラメータを含める。
DHCPサーバ20は、”DHCP Relay forward”メッセージに重要通信用であることを示すパラメータが含まれている場合には、”DHCP Relay Reply”に、重要呼用P−CSCF40のアドレスを示す情報を含める。
発呼が重要通信呼である場合には、DHCPサーバ20からUE10に重要呼用P−CSCF40のアドレスが通知されるので、UE10は、重要呼用P−CSCF40にINVITEメッセージを送信して発信手順を実行する。
重要呼用P−CSCF40は、INVITEメッセージをE−CSCF60に転送する。E−CSCF60は、UE10の位置情報とともにルーティング要求をRDF70に出力する。RDF70は、UE10の位置情報にもとづいて、PSAP80への経路を決める。多数のPSAP80が存在する場合には、RDF70は、UE10が存在する位置に最も近い位置に存在するPSAP80への経路を決めることが好ましい。
E−CSCF60は、RDF70から提供されたルーティング情報にもとづいてルーティング制御を行って、UE10とPSAP80との間の通信を実現させる。
なお、DHCPサーバ20は、端末装置からの要求に重要通信用のパラメータが含まれていない場合に、要求を送信した端末装置が、呼の確率を優先すべき優先端末であることを認識したときには、重要呼用P−CSCF40のアドレスを端末装置に通知するようにしてもよい。
以上のように、DHCPサーバ20が、UE10から重要通信用のパラメータを含む要求を受信した場合には、重要呼用P−CSCF40のアドレスをUE10に通知することによって、災害発生時等にP−CSCF30に輻輳が発生しても、UE10の重要呼を迂回させることができ、UE10とPSAP80との間の通信を実行させることができる。
実施形態2.
図4は、本発明による通信システムの第2の実施形態(実施形態2)の構成を示すブロック図である。図4に示す通信システム102は、第1の実施形態の通信システム101に保守装置90が追加された通信システムである。
保守装置90は、IMS網内において輻輳が発生している輻輳エリアの情報を保持している。DHCPサーバ20は、保守装置90から輻輳エリアの情報を取得することができる。また、第2の実施形態では、UE10は、UE10に内蔵されたGPS装置によって自装置の位置を検出する機能を有する端末装置である。
図5は、UEとPSAPとの通信を可能にする処理を説明するための説明図である。図6は、図4に示す通信システムにおいて、重要通信呼に関するUEとDHCPサーバとの間で実施される発見手順を示すシーケンス図である。
UE10は、発呼が重要通信呼である場合には、”DHCP Information−Request”メッセージに、GPS装置によって検出された自装置の位置をを示す情報(端末位置情報)を含める。なお、UE10は、登録手順が完了いていない場合にも、ユーザが110番や119番などを入力した場合には、”DHCP Information−Request”メッセージに端末位置情報を含める。
”DHCP Information−Request”メッセージは、IPアクセスノード21を介してリレーされ、”DHCP Relay forward”メッセージとしてDHCPサーバ20に到達する。
DHCPサーバ20は、”DHCP Relay forward”メッセージに端末位置情報が含まれている場合には、要求が重要通信に関する要求であると認識する。そして、DHCPサーバ20は、端末位置情報が示すUE10の位置と、保守装置90から取得して保持している情報が示す輻輳エリアとを比較する。UE10の位置が輻輳エリア内にある場合には、DHCPサーバ20は、”DHCP Relay Reply”に、重要呼用P−CSCF40のアドレスを示す情報を含める。UE10の位置が輻輳エリア内の範囲外にある場合には、DHCPサーバ20は、”DHCP Relay Reply”に、P−CSCF30のアドレスを示す情報を含める。
DHCPサーバ20は、重要呼用P−CSCF40のアドレスまたはP−CSCF30のアドレスを示す情報を含む”DHCP Relay Reply”メッセージを送信する。”DHCP Relay Reply”メッセージは、IPアクセスノード21を介して、”DHCP Reply”メッセージとしてUE10に到達する。
重要呼用P−CSCF40のアドレスが通知された場合には、UE10は、重要呼用P−CSCF40にINVITEメッセージを送信して発信手順を実行する。P−CSCF30のアドレスが通知された場合には、P−CSCF30にINVITEメッセージを送信して発信手順を実行する。
E−CSCF60は、第1の実施形態の場合と同様に、INVITEメッセージをE−CSCF60に転送する。E−CSCF60は、UE10の位置情報とともにルーティング要求をRDF70に出力する。RDF70は、UE10の位置情報にもとづいて、PSAP80への経路を決める。
E−CSCF60は、RDF70から提供されたルーティング情報にもとづいてルーティング制御を行って、UE10とPSAP80との間の通信を実現させる。
以上のように、DHCPサーバ20が、UE10から端末位置情報を含む要求を受信した場合には、重要呼用P−CSCF40のアドレスをUE10に通知することによって、災害発生時等にP−CSCF30に輻輳が発生しても、UE10の重要呼を迂回させることができ、UE10とPSAP80との間の通信を実行させることができる。
図7は、本発明による通信システムの主要部を示すブロック図である。図7に示すように、通信システム100は、加入者情報の管理を行うとともに、加入者に対するサービスを提供するアプリケーションサーバ4に接続される第1の呼セッション制御サーバ1と、端末装置5からの呼接続要求を第1の呼セッション制御サーバ1に伝達する第2の呼セッション制御サーバ2とが設けられた通信システムであって、端末装置5の位置情報にもとづいて、端末装置5からの一般呼とは異なる重要通信呼の重要通信受付端末6へのルーティングを行う重要通信呼ルーティング装置7が設けられ、第2の呼セッション制御サーバ2とは別に、端末装置5からの重要通信の呼接続要求を重要通信呼ルーティング装置7に伝達する第3の呼セッション制御サーバ3が設けられていることを特徴とする。このような通信システムでは、第2の呼セッション制御サーバで輻輳が発生した場合でも、第3の呼セッション制御サーバによって重要呼を確立することができる。
また、上記の各実施形態では、以下の(1)〜(5)に示すような通信システムも示されている。
(1)第1の呼セッション制御サーバは、IMS網におけるS−CSCF(例えば、S−CSCF50)であり、第2の呼セッション制御サーバは、IMS網におけるP−CSCF(例えば、P−CSCF30)であり、第3の呼セッション制御サーバは、IMS網に設けられた重要通信呼用のP−CSCF(例えば、重要呼用P−CSCF40)である通信システム。そのように構成された通信システムでは、重要通信時には重要通信呼を重要通信呼用のP−CSCFに迂回させることで、災害発生時にP−CSCFに輻輳が発生しても、重要通信を実現することができる。
(2)端末装置からの要求に応じて端末装置がアクセスすべきP−CSCFのアドレスを端末装置に通知するDHCPサーバ(例えば、DHCPサーバ20)が設けられ、DHCPサーバは、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求である場合に、重要通信呼用のP−CSCFのアドレスを端末装置に通知する通信システム。例えば、実施形態1で実現される。そのように構成された通信システムでは、重要通信呼は重要通信呼用のP−CSCFに接続されるので、災害発生時にP−CSCFに輻輳が発生しても、重要通信を実現することができる。
(3)DHCPサーバは、端末装置から重要通信であることを示す情報を含む要求を受けた場合に、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求であると判断する通信システム。例えば、実施形態1で発呼が重要通信呼である場合において、UE10からDHCPサーバ20に重要通信楊のパラメータを含めるという動作によって実現される。そのように構成された通信システムでは、IMS網における端末装置の登録手順が完了していない場合にも、重要通信を実現することができる。
(4)通信の輻輳が生じているエリアを示す情報を保持する管理装置(例えば、保守装置90)が設けられ、端末装置は、自装置の位置を検出する位置検出手段(例えば、実施形態2のGPS装置)と、位置検出手段が検出した位置を示す位置情報をDHCPサーバに対する要求に含める位置通知手段とを備え、DHCPサーバは、端末装置からの要求に位置情報が含まれていることを検出した場合に、要求に含まれていた位置情報が示す位置が、管理装置が保持する情報が示す通信の輻輳が生じているエリアに含まれているときに、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求であると判断する通信システム。例えば、実施形態2で、UE10、保守装置90およびDHCPサーバ20の間で行われる動作によって実現される。そのように構成された通信システムでは、災害発生時にP−CSCFに輻輳が発生しても、重要通信を実現することができる。
(5)重要通信呼ルーティング装置は、端末装置のIPアドレスにもとづいて、端末装置からの重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行う通信システム。例えば、実施形態1のRDF70によって実現される。そのように構成された通信システムでは、災害発生時の緊急呼が発呼された場合に、緊急呼を受ける適切な重要通信受付端末にルーティングを行うことができる。
本発明は、IMS網を介して通信を行う通信システム等に適用可能である。
本発明による通信システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態においてUEとPSAPとの通信を可能にする処理を説明するための説明図である。 第1の実施形態の通信システムにおいて、重要通信呼に関するUEとDHCPサーバとの間で実施される発見手順を示すシーケンス図である。 本発明による通信システムの第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態においてUEとPSAPとの通信を可能にする処理を説明するための説明図である。 第2の実施形態の通信システムにおいて、重要通信呼に関するUEとDHCPサーバとの間で実施される発見手順を示すシーケンス図である。 本発明による通信システムの主要部を示すブロック図である。
符号の説明
1 第1の呼セッション制御サーバ
2 第2の呼セッション制御サーバ
3 第3の呼セッション制御サーバ
4 アプリケーションサーバ
5 端末装置
6 重要通信受付端末
7 重要通信呼ルーティング装置
10 UE
20 DHCPサーバ
21 IPアクセスノード
30 P−CSCF
40 重要呼用P−CSCF
50 S−CSCF
60 E−CSCF
70 LRF(RDF)
80 PSAP
90 保守装置
100,101,102 通信システム
201 IPアクセス網
301 IMS網

Claims (10)

  1. 加入者情報の管理を行うとともに、加入者に対するサービスを提供するアプリケーションサーバに接続される第1の呼セッション制御サーバと、
    端末装置からの呼接続要求を前記第1の呼セッション制御サーバに伝達する第2の呼セッション制御サーバとが設けられた通信システムであって、
    端末装置の位置情報にもとづいて、端末装置からの一般呼とは異なる重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行う重要通信呼ルーティング装置が設けられ、
    前記第2の呼セッション制御サーバとは別に、端末装置からの重要通信の呼接続要求を前記重要通信呼ルーティング装置に伝達する第3の呼セッション制御サーバが設けられている
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 第1の呼セッション制御サーバは、IMS網におけるS−CSCFであり、
    第2の呼セッション制御サーバは、IMS網におけるP−CSCFであり、
    第3の呼セッション制御サーバは、IMS網に設けられた重要通信呼用のP−CSCFである
    請求項1記載の通信システム。
  3. 端末装置からの要求に応じて端末装置がアクセスすべきP−CSCFのアドレスを端末装置に通知するDHCPサーバが設けられ、
    前記DHCPサーバは、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求である場合に、重要通信呼用のP−CSCFのアドレスを端末装置に通知する
    請求項2記載の通信システム。
  4. DHCPサーバは、端末装置から重要通信であることを示す情報を含む要求を受けた場合に、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求であると判断する
    請求項3記載の通信システム。
  5. 通信の輻輳が生じているエリアを示す情報を保持する管理装置が設けられ、
    端末装置は、
    自装置の位置を検出する位置検出手段と、
    位置検出手段が検出した位置を示す位置情報をDHCPサーバに対する要求に含める位置通知手段とを備え、
    前記DHCPサーバは、
    端末装置からの要求に位置情報が含まれていることを検出した場合に、要求に含まれていた位置情報が示す位置が、前記管理装置が保持する情報が示す通信の輻輳が生じているエリアに含まれているときに、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求であると判断する
    請求項3記載の通信システム。
  6. 重要通信呼ルーティング装置は、端末装置のIPアドレスにもとづいて、端末装置からの重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行う
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 加入者情報の管理を行うとともに、加入者に対するサービスを提供するアプリケーションサーバに接続されるS−CSCFと、
    端末装置からの呼接続要求を前記S−CSCFに伝達するP−CSCFとが設けられた通信システムで実行される呼制御方法であって、
    端末装置からの要求に応じて端末装置がアクセスすべきP−CSCFのアドレスを端末装置に通知するDHCPサーバが、端末装置からの要求が一般呼とは異なる重要通信呼についての要求である場合に、重要通信呼用のP−CSCFのアドレスを端末装置に通知し、
    前記重要通信呼用のP−CSCFが、端末装置からの重要通信の呼接続要求を前記重要通信呼ルーティング装置に伝達し、
    重要通信呼ルーティング装置が、端末装置の位置情報にもとづいて、端末装置からの重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行う
    ことを特徴とする呼制御方法。
  8. DHCPサーバが、端末装置から重要通信であることを示す情報を含む要求を受けた場合に、重要通信呼用のP−CSCFのアドレスを端末装置に通知する
    請求項7記載の呼制御方法。
  9. 管理装置が、通信の輻輳が生じているエリアを示す情報を保持し、
    端末装置が、自装置の位置を検出する位置検出手段が検出した位置を示す位置情報をDHCPサーバに対する要求に含め、
    前記DHCPサーバが、端末装置からの要求に位置情報が含まれていることを検出した場合に、要求に含まれていた位置情報が示す位置が、前記管理装置が保持する情報が示す通信の輻輳が生じているエリアに含まれているときに、端末装置からの要求が重要通信呼についての要求であると判断する
    請求項7記載の呼制御方法。
  10. 重要通信呼ルーティング装置が、端末装置のIPアドレスにもとづいて、端末装置からの重要通信呼の重要通信受付端末へのルーティングを行う
    請求項7から請求項9のうちのいずれか1項に記載の呼制御方法。
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