JP2010074292A - 画像処理装置、画像表示システム、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像表示システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】元画像を構成する注目部分画像の位置把握を、周辺部分画像を含まずに出力画像の画像データが生成された場合に比較して、容易にすることができる画像処理装置、画像表示システム、及びプログラムを提供する
【解決手段】元画像を構成する複数の部分画像から注目画像を注目部分画像として選択し、元画像において該注目部分画像の周辺に配置され予め定められた条件を満たす部分画像を、周辺部分画像として選択し、該注目部分画像と該周辺部分画像とを元画像における位置関係を保持するように配置し、かつ出力寸法に収まるように該注目部分画像と該周辺部分画像とを各々の倍率差が予め定められた範囲内の倍率で縮小した出力画像の画像データを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像表示システム、及びプログラムに関する。
下記特許文献1には、文書画像を図、表、見出し、本文などの属性に応じた領域(部分画像)に分割し、該部分画像を1つのファイルとして格納し、部分画像に利用者が見たい順番で優先順位をつけて、優先順位の高い部分画像を早く表示したり、あるいは大きく表示する技術が開示されている。また、この技術では、1つの部分画像を単独で表示したり、ディスプレイに複数の部分画像を表示する場合であって、該表示する複数の部分画像が画面に収まらない場合には、各部分画像の配置や寸法比を変更して表示するようにしている。
特開平11−86014号公報
本発明は、元画像を構成する注目部分画像の位置把握を、周辺部分画像を含まずに出力画像の画像データが生成された場合に比較して、容易にすることができる画像処理装置、画像表示システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明の画像処理装置は、元画像を構成する複数の部分画像から注目画像を注目部分画像として選択する注目部分画像選択手段と、前記元画像において前記注目部分画像の周辺に配置され予め定められた条件を満たす部分画像を、周辺部分画像として選択する周辺部分画像選択手段と、前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを前記元画像における位置関係を保持するように配置し、かつ出力寸法に収まるように前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを各々の倍率差が予め定められた範囲内の倍率で縮小して出力画像の画像データを生成する生成手段と、を備えている。
請求項2の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記生成手段は、前記注目部分画像から切り出した一部分または前記注目部分画像の全部分を前記出力寸法に配置した残りの領域に、前記周辺部分画像のうち少なくとも1つについては該周辺部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成する。
請求項3の発明は、請求項2記載の画像処理装置において、前記生成手段は、前記一部分を切り出して用いる周辺部分画像が文字の属性を有する部分画像である場合に、該一部分に含まれる文字の寸法が予め定められた寸法以上となる第1の条件、および該一部分に含まれる文字の1行または1列あたりの文字数が予め定められた文字数以上となる第2の条件、の少なくとも一方を満たす倍率で該一部分を縮小して配置した出力画像の画像データを生成する。
請求項4の発明は、請求項2記載の画像処理装置において、前記生成手段は、前記注目部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成するときの切り出し部分の位置を、該切り出し部分に含まれる情報量に基づいて決定する。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の画像処理装置において、前記生成手段は、前記周辺部分画像が文字の属性を有する部分画像である場合に、該周辺部分画像に含まれる文字の寸法が予め定められた寸法以上となる倍率で縮小した該周辺部分画像を配置した出力画像の画像データを生成する。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の画像処理装置において、前記注目部分画像選択手段は、利用者により指定された部分画像を注目部分画像として選択するか、或いは、前記元画像を構成するページ内における配置位置、前記元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、及び属性、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を前記注目部分画像として選択する。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の画像処理装置において、前記周辺部分画像選択手段は、前記元画像を構成するページ内における配置位置、前記元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、及び属性、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を、前記周辺部分画像として選択する。
請求項8の発明は、請求項2記載の画像処理装置において、前記周辺部分画像選択手段は、前記元画像を構成するページ内における配置位置、前記元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、属性、及び前記生成手段が前記周辺部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成するときの該切り出し部分に含まれる情報量、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を、前記周辺部分画像として選択する。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の画像処理装置に、前記生成手段により生成された画像データに基づいて、出力画像を表示する表示手段を更に設けた。
請求項10の発明の画像表示システムは、請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の画像処理装置、及び前記画像処理装置で生成された出力画像の画像データを送信する送信手段を有する画像送信装置と、前記画像送信装置から送信された画像データを受信する受信手段、及び前記受信手段により受信された画像データに基づいて出力画像を表示する表示手段を有する表示装置と、を備えている。
請求項11の発明は、コンピュータを、元画像を構成する複数の部分画像から注目画像を注目部分画像として選択する注目部分画像選択手段、前記元画像において前記注目部分画像の周辺に配置され予め定められた条件を満たす部分画像を、周辺部分画像として選択する周辺部分画像選択手段、および前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを前記元画像における位置関係を保持するように配置し、かつ出力寸法に収まるように前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを各々の倍率差が予め定められた範囲内の倍率で縮小して出力画像の画像データを生成する生成手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、元画像を構成する注目部分画像の位置把握を、周辺部分画像を含まずに出力画像の画像データが生成された場合に比較して、容易にすることができる。
請求項2の発明によれば、注目部分画像及び周辺部分画像を縮小するときの倍率を、出力画像の内容が確認できる程度に抑えることができる。
請求項3の発明によれば、縮小後に文字が小さすぎて認識不能となること、或いは文字数が少なすぎて内容の確認が不十分になることを防止できる。
請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、注目部分画像の内容確認が容易となる。
請求項5の発明によれば、縮小後に文字が小さすぎて認識不能となることを防止できる。
請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、利用者の希望に沿った注目部分画像を選択できる。
請求項7の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、出力画像に含める画像として好適な周辺部分画像を選択できる。
請求項8の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、出力画像に含める画像として好適な周辺部分画像を選択できる。
請求項9の発明によれば、元画像を構成する注目部分画像の位置把握を、周辺部分画像を含まずに出力画像の画像データが生成された場合に比較して、容易にすることができる。
請求項10の発明によれば、元画像を構成する注目部分画像の位置把握を、周辺部分画像を含まずに出力画像の画像データが生成された場合に比較して、容易にすることができる。
請求項11の発明によれば、元画像を構成する注目部分画像の位置把握を、周辺部分画像を含まずに出力画像の画像データが生成された場合に比較して、容易にすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置10の概略構成を示すブロック図である。画像処理装置10は、CPU12、RAM14、ROM16、I/O(入出力)インタフェース18、通信インタフェース20を備え、それらはバス22を介して相互に接続されている。
I/Oインタフェース18には、CD−ROMドライブ24、FD(フレキシブルディスク)ドライブ28、及びHDD(ハードディスクドライブ)32が接続されている。CD−ROMドライブ24は、可搬型記録媒体であるCD−ROM26からデータを読み出す。FDドライブ28は、可搬型記録媒体であるFD30に対してデータを読み書きする。またHDD32は、内蔵されたハードディスクに対してデータを読み書きする。
また、I/Oインタフェース18には、利用者の操作により様々な情報を入力するためのキーボード34、CPU12からの指示により画像等の情報を表示するディスプレイ38に表示された画像上の任意の位置を利用者が指定することにより指示入力するポインティングデバイス36が接続されている。なお、ここでは、入力デバイスとしてキーボード34やポインティングデバイス36を設けた構成としたが、ディスプレイ38がタッチパネルディスプレイであれば、ディスプレイ38を入力デバイスとして用いるようにしてもよく、特に入力デバイスをキーボード34やポインティングデバイス36に限定するものではない。
また、I/Oインタフェース18には、原稿の画像を読み取るスキャナ40が接続されている。CPU60は、I/Oインタフェース18を介してスキャナ40に原稿の画像を読み取る動作を指示したり、スキャナ40で読み取られた画像データを取得してRAM14に記憶したりする。
また、通信インタフェース20は、通信回線やLAN等のネットワークに接続されている。画像処理装置10は、通信インタフェース20を介して、該ネットワークに接続された他の端末(例えば、表示装置60)と相互に情報をやりとりする(図14(A)も参照。)。
CPU12は、ROM16やHDD32等に記憶されたプログラムを実行する。RAM14は、通信インタフェース20を介して他の端末から入力された画像データ、スキャナ40等から入力された画像データ、新たに生成した画像データ等々、様々な画像データを一時記憶するためのフレームメモリとして利用される他、プログラム実行時のワークメモリとしても利用される。
なお、CPU12が実行するプログラムが記憶される記録媒体は、上記ROM16やHDD32等に限定されず、CD−ROMドライブ24やFDドライブ28であってもよいし、例えば、図示は省略するが、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記録媒体や画像処理装置10の外部に備えられたHDD等の記憶装置等であってもよく、さらにまたネットワークを介して接続されたデータベース、或いは他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、更に電気通信回線上の搬送波のような伝送媒体であってもよい。
本実施の形態の画像処理装置10は、スキャン処理やFAX受信等により入力された画像(図2(A)参照)の一部を、表示装置60(例えば、PC、PDA(携帯情報端末)、携帯電話機など)において、元の画像よりも解像度の低い小さな表示画面に表示させるための画像データを生成する機能を有している。なお、画像データは表示目的に限らず、印刷目的のために生成するようにしてもよい。
図2(B)には、元の画像から一部を切り取った画像(元の画像と同じ表示倍率の画像)を小さな表示画面に表示した場合の表示例を図示したが、本実施の形態の画像処理装置10では、以下に説明する処理により、図2(C)に示すように、元の画像におけるレイアウトをほぼ維持した状態で、主要部分として選択された部分画像(注目部分画像)とその周辺の部分画像(周辺部分画像)とを含む出力画像の画像データ(以下、出力画像データと呼称)を生成する。例えば、図、表、写真等の部分画像の内容を確認する際、その画像単独での閲覧では内容の確認が不十分となることがあるが、本実施の形態では、その画像の周囲の画像(例えば、タイトル等の文字画像等)も含めて表示されるように出力画像データを生成する。
図14(B)に、表示装置60の概略構成を示す。表示装置60は、CPU62、RAM64、ROM65、I/O(入出力)インタフェース68、通信インタフェース70を備え、それらはバス76を介して相互に接続されている。
I/Oインタフェース72には、利用者の操作により様々な情報を入力するための操作キー74、CPU62からの指示により画像等の情報を表示するディスプレイ72が接続されている。
また、通信インタフェース70は、通信回線やLAN等のネットワークに接続されている。表示装置60は、通信インタフェース70を介して、該ネットワークに接続された他の端末(例えば、画像処理装置10)と相互に情報をやりとりする。
CPU62は、ROM64に記憶されたプログラムを実行する。RAM64は、通信インタフェース70を介して他の端末から入力された画像データ等を一時記憶するためのフレームメモリとして利用される他、プログラム実行時のワークメモリとしても利用される。
以下、本実施の形態に係る画像処理装置10のCPU12によって行なわれる出力画像データの生成処理について説明する。
図3は、CPU12が実行する出力画像データの生成処理プログラムのメインルーチンの流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ100では、CPU12は、出力画像データを生成する元となる画像の画像データを取得する。この元画像の画像データは、スキャナ40等で原稿を読み取って得られた画像データであってもよいし、画像生成ソフトウェアで生成された画像データであってもよいし、通信インタフェース20を介して外部端末から入力された画像データであってもよいし、CD−ROM26やFD30等の記憶媒体に格納された画像データであってもよい。CPU12は、取得した画像データをRAM14やHDD32に記憶する。なお、以下では、該取得した元画像の画像データを元画像データと呼称する。なお、元画像は、1枚の出力用紙に対応する1ページ分の画像のみからなるものであってもよいし、複数ページ分の画像で構成されたものであってもよい。
ステップ102では、CPU12は、元画像データに基づいて元画像をディスプレイ38に表示して、利用者に出力寸法を指定するように促す。ここで指定する出力寸法は、出力画像の寸法である。例えば、携帯電話機等のディスプレイに画像を表示したい場合には、該ディスプレイで表示可能な画像サイズを出力寸法として指定する。利用者は、ディスプレイ38に表示された画像を確認しながら、ポインティングデバイス36で領域指定して出力寸法を指定したり、キーボード34で水平方向及び垂直方向の各画素数を直接入力することにより出力寸法を指定する。
なお、ここでは、利用者が出力寸法を指定する場合を例に挙げて説明したが、予め表示する端末の画面サイズが既知である場合には、CPU12がこの画面サイズを出力寸法として自動で設定するようにしてもよい。また、CPU12がネットワークを介して該出力寸法を自動で取得するようなシステムとしてもよい。ステップ102で、出力寸法が指定された場合には、ステップ104に移行する。
ステップ104では、CPU12は、元画像データに基づいて、元画像の画像分割処理を行い、画像リストを作成する。
画像分割とは、画像を予め定められた分類に応じて複数の部分画像に分割することをいう。ここでは、文字、CG図、表、写真などの予め設定しておいた属性(オブジェクト種類)に応じて分割する。なお、CG図は、Computer Graphics図形を意味し、Graphicソフト等で作成される、単純色を有する線画などをいう。表は、スプレッドシート等で作成される罫線で囲まれた行列要素をもつ文字集合をいう。
なお、CG図をグラフとグラフ以外の絵図とで区別して分割してもよいし、CG図や写真等をまとめて絵柄の属性として分割してもよい。また、例えば、文字の属性を有する部分画像を、更に、タイトル(元画像の最初に配置された、大きめの文字サイズで一行の文字列からなる文字の領域)、見出し(タイトルよりも小さな文字サイズで一行の文字列からなる文字の領域)、文章(一行を超える文字列からなる文字の領域)など更に細かな属性で区別して分割してもよい。
画像分割は、周知のアルゴリズムを用いて行う。例えば、入力された画像から文字を認識する文字認識ソフトウエアでは、レイアウト認識処理により、入力した原稿画像を、文章の部分画像、表の部分画像、図形の部分画像などに分割し、文章表現であれば段組を踏まえた上で文字認識処理を行い、表の部分画像であればその構造を解析し、罫線と文字を分離した後に文字認識処理を行うようになっているが、このレイアウト認識処理のアルゴリズムを画像分割に用いるようにしてもよい。
また、画像データの変化の状態から画像分割するようにしてもよい。例えば、画像データが白および黒近傍にピークを有し、画像データの濃度変化が急峻な領域を文字の部分画像とし、画像データの濃度変化が比較的緩やかな領域を写真の部分画像として画像分割する。
また、認識すべき文字が線分の集合によって構成されているとみなし、原稿画像から文字や罫線など任意の幅を持つ線分を抽出することによって文字領域を認識し、それ以外の領域を絵柄の領域として認識するような技術を用いてもよい(例えば、特開2001−060247号公報参照。)。
なお、上記のように画像分割して得られた各部分画像の画像データは、各々RAM14の予め定められた領域に記憶される。
CPU12は、画像分割して得られた部分画像の各々を画像リストに登録する。画像リストには、各部分画像の位置、範囲、及び属性の情報が対応付けて登録される。属性が同じでも位置が異なれば、異なる部分画像として画像リストに登録される。なお、ここでいう、位置の情報は、元画像全体における部分画像の位置、および元画像を構成する各ページ単位での部分画像の配置位置の双方の情報を含む。登録の順序は特に限定されないが、例えば、元画像の左上頂点(元画像が複数ページから構成されている場合には、最初のページの画像の左上頂点)を原点として、原点に近い順に各部分画像を登録するようにしてもよい。
例えば、元画像が図9に示すような画像であれば、図部分画像A1、文字部分画像A2、写真部分画像A3、文字部分画像A4、文字部分画像A5、文字部分画像A6、表部分画像A7、文字部分画像A8、図部分画像A9、図部分画像A10の10個の部分画像が画像リストに登録される。
なお、ここでは、元画像を画像分割する例について説明したが、ステップ100で既に画像分割された画像データを取得した場合には、画像分割の処理は不要である。
ステップ106では、CPU12は、注目部分画像を選択する注目部分画像選択処理を行う。注目部分画像は、出力画像を構成する部分画像のうち主要部分(例えば、利用者が確認したい部分や注目したい部分)となる部分画像をいう。
図4は、CPU12が実行する注目部分画像選択処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ120では、CPU12は、注目部分画像の設定を初期化する。
ステップ122では、CPU12は、画像リストの内容を表示する。例えば、画像リストに登録された部分画像の各々の位置、範囲、及び属性の情報を登録順に表示するようにしてもよいし、部分画像そのものを個別に表示するようにしてもよい。また、元画像全体を表示すると共に、該表示した元画像上に各部分画像を区分けする線分の画像を重畳表示してもよい。利用者は、ディスプレイ38に表示された画像を確認しながら、ポインティングデバイス36やキーボード34等でいずれかの部分画像を選択することで注目部分画像を指定する。
ステップ124では、CPU12は、利用者により部分画像が選択されたか否かを判断する。ここで、部分画像が選択されたと判断した場合には、CPU12は、126で、該選択された部分画像を注目部分画像として設定する。
一方、CPU12は、ステップ124で部分画像が選択されずに、ステップ128で終了指示が入力されたと判断した場合には、注目部分画像は未設定のまま注目部分画像選択処理を終了する。
なお、上記では、利用者が注目部分画像を選択する例について説明したが、画像処理装置10で注目部分画像を自動的に選択して設定するように構成してもよい。図5に、自動的に注目部分画像を選択して設定する場合の注目部分画像選択処理のフローチャートの一例を示す。
ステップ140では、CPU12は、注目部分画像の設定を初期化する。
ステップ142では、CPU12は、変数kに1をセットする。
ステップ144では、CPU12は、画像リストにk番目に登録されている部分画像が予め設定された条件を満たすか否かを判断する。例えば、予め設定された条件が、属性が「表」であること、という条件であるならば、k番目の部分画像の属性が「表」であるか否かを判断する。CPU12は、ここでk番目の部分画像が予め設定された条件を満たすと判断した場合には、ステップ146で、k番目の部分画像を注目部分画像として設定する。
一方、ステップ144で、CPU12は、画像リストのk番目の部分画像が予め設定された条件を満さないと判断した場合には、ステップ148で、kを1インクリメントする。
ステップ150では、CPU12は、kが画像リストに登録された部分画像の総数を超えたか否かを判断する。ステップ150で、CPU12は、kが画像リストに登録された部分画像の総数を超えていないと判断した場合には、ステップ144に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。
一方、ステップ150で、CPU12は、kが画像リストに登録された部分画像の総数を超えたと判断した場合には、ステップ152で、該当する画像無しの通知(例えば、ディスプレイ38等にメッセージを表示する等)をして注目部分画像選択処理を終了する。
なお、画像リストに登録された部分画像から注目部分画像を選択するための条件は上記例示した条件に限定されず、元画像を構成するページ内の配置位置、元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、及び属性の少なくとも1つを特定した条件であればよい。画素特徴とは、ここでは部分画像に含まれる各画素値から求められる、見た目や内容を特定する画像的な特徴をいい、例えば、色組成、色組成に含まれる主要な色成分、エッジ成分の数、輝度、また、属性が文字であれば、文字の間隔や行数等をいう。
例えば、属性が「写真」であって、元画像の最初のページの画像における左上頂点に最も近い位置に配置された部分画像であること、を条件としてもよいし、属性が「写真」であって、大きさが100×100画素未満の部分画像のうち、元画像全体において先頭に配置された部分画像であること、を条件としてもよい。また、元画像全体に含まれる「見出し」画像のうち2番目に位置する「見出し」画像、元画像全体に含まれる「表」画像のうち先頭に配置された「表」画像、を条件としてもよい。
また、例えば、エッジ成分の数が多いもの、赤っぽいもの、(RBGの特定範囲のピクセルが指定割合以上)、モノクロ(彩度成分がない)の画像、判子的(円形内に文字部分が含まれており、単一色)な画像、を条件としてもよい。
ステップ106の注目部分画像選択処理が終了すると、CPU12は、ステップ108で、注目部分画像が未設定か否かを判断する。例えば、図4に示す注目部分画像選択処理では、ステップ124で否定判断され且つステップ128で肯定判断された場合に注目部分画像が未設定となり、図5に示す注目部分画像選択処理では、ステップ144で否定判断され且つステップ152で肯定判定された場合に注目部分画像が未設定となる。
ステップ108で、注目部分画像が未設定であると判断された場合には、出力画像データの生成処理を終了する。また、ステップ108で、注目部分画像が未設定でない、すなわち注目部分画像として何らかの部分画像が設定されていると判断された場合には、ステップ108に移行する。
ステップ110では、周辺部分画像を選択する周辺部分画像選択処理が行われる。周辺部分画像は、元画像において注目部分画像の周辺に配置された部分画像であって、注目部分画像とともに出力画像に含められる部分画像である。
図6は、CPU12が実行する周辺部分画像選択処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ160では、CPU12は、周辺部分画像リストを初期化する。
ステップ162では、CPU12は、変数mに1をセットする。
ステップ164では、CPU12は、画像リストにm番目に登録されている部分画像が注目部分画像であるか否かを判断する。ここで、CPU12は、画像リストにm番目に登録されている部分画像が注目部分画像でないと判断した場合には、ステップ166に移行する。
ステップ166では、CPU12は、画像リストにm番目に登録されている部分画像が予め設定された条件を満たす部分画像か否かを判断する。この条件を利用者が事前に設定できるように構成してもよい。ここで、CPU12が、画像リストにm番目に登録されている部分画像が予め設定された条件を満たす部分画像であると判断した場合には、ステップ168で、m番目の部分画像を周辺部分画像リストに登録する。
ここで、周辺部分画像を「注目部分画像の左上原点と出力寸法とで定められる領域内に完全に含まれる画像である」という条件で選択する場合を例に挙げて説明する。
図10は、図9に示す元画像における上半分の領域に存在する各部分画像の配置状態を模式的に示した図である。
注目部分画像が図部分画像A1であって、出力寸法がM×N画素である場合には、注目部分画像の左上原点Pと出力寸法とで定められる領域は図10中の破線で示される領域A0となる。従って、注目部分画像A1の左上原点Pと出力寸法とで定められる領域A0内に完全に含まれる画像は、この場合、文字部分画像A5のみであるため、文字部分画像A5が周辺部分画像リストに登録される。
なお、上記例示した条件の場合には、出力寸法が小さいと、領域A0内に完全に含まれる部分画像が存在しないこともある。従って、例えば、「可視範囲内で元画像全体を縮小(例えば、注目部分画像の左上原点を縮小の中心点として縮小)したときに、注目部分画像の左上原点と出力寸法とで定められる領域に完全に含まれる画像である」、という条件を設定しておいてもよい。
ここで、可視範囲とは、画像全体を縮小したときに、色数、空間周波数、エッジ数、及び線分数の少なくとも1つについて、縮小後の減少値が予め定められた閾値以上となる縮小倍率の範囲をいう。
画像を縮小しすぎると、色数、空間周波数、エッジ数、及び線分数が減少して元の画像の内容を目視で確認することが不可能な状態或いは確認しにくい状態となることがある。従って、後述する出力画像データ生成処理で画像を縮小しても注目部分画像と周辺部分画像とが内容確認不可能な状態或いは確認しにくい状態とならないように上記閾値を設定することが好ましい。例えば、様々な種類のテスト画像を段階的に縮小倍率を大きくしながら縮小して目視で内容確認の可否を確認し、もとの画像の内容の目視確認が可能な範囲内の最大縮小倍率で縮小したときの色数、空間周波数、エッジ数、及び線分数の各々の値を求め、この値と元の値との差分を閾値とする。なお、閾値は注目部分画像及び周辺部分画像の属性に関わらず一律としてもよいが、注目部分画像及び周辺部分画像の属性に応じて閾値を変更してもよい。
一方、ステップ164で肯定判断された場合(m番目の部分画像が注目部分画像である場合)、ステップ166で否定判断された場合(m番目の部分画像が予め設定された条件を満たさない場合)、及びステップ168の処理が終了した場合には、ステップ170で、CPU12は、mを1インクリメントする。
ステップ172では、CPU12は、mが部分画像リストに登録された部分画像の総数を超えたか否かを判断する。ステップ172で、CPU12は、mが部分画像リストに登録された部分画像の総数を超えていないと判断した場合には、ステップ164に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。
一方、ステップ172で、CPU12は、mが部分画像リストに登録された部分画像の総数を超えたと判断した場合には、周辺部分画像選択処理を終了する。
以上の処理により、部分画像リストに登録された部分画像から周辺部分画像を選択するための予め設定された条件を満たす全ての部分画像が選択され、周辺部分画像リストに登録される。
周辺部分画像選択処理の後は、ステップ112で、出力画像データ生成処理が行われる。図7は、CPU12が実行する出力画像データ生成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ180では、CPU12は、出力画像データを格納するために確保されたRAM14の領域(以下、出力画像領域)を初期化する。
ステップ182では、CPU12は、注目部分画像の画像データを記憶したRAM14の記憶領域から該記憶されている注目部分画像の画像データを読み出す。
ステップ184では、CPU12は、出力画像の左上頂点と注目部分画像の左上頂点とが一致する位置に注目部分画像が配置されるように、注目部分画像の画像データを出力画像領域に転写する。
ステップ186では、CPU12は、変数nに1をセットする。
ステップ188では、CPU12は、周辺部分画像リストに登録されているn番目の周辺部分画像の画像データを記憶したRAM14の記憶領域から、n番目の周辺部分画像の画像データを読み出す。
ステップ190では、CPU12は、出力画像におけるn番目の周辺部分画像の注目部分画像に対する配置が、元画像におけるn番目の周辺部分画像の注目部分画像に対する配置と同じ位置に配置されるように、該読み出したn番目の周辺部分画像の画像データを出力画像領域に転写する。
なお、ここでは、出力画像と元画像とで注目部分画像と周辺部分画像との位置関係が同一となるように画像データを転写する例について説明したが、見た目でその位置関係が極端に変化しない程度の(すなわち、その位置関係が保持されるよう)予め定められた範囲内に収まる微小な位置ズレ量であれば、注目部分画像に対する周辺部分画像の位置関係を若干変更してもよい。
ステップ192では、CPU12は、nを1インクリメントする。
ステップ194では、CPU12は、nが周辺部分画像リストに登録された部分画像の総数を超えたか否かを判断する。ステップ194で、CPU12は、nが周辺部分画像リストに登録された部分画像の総数を超えていないと判断した場合には、ステップ188に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。これにより、周辺部分画像リストに登録されている周辺部分画像の画像データが転写される。
一方、ステップ194で、CPU12は、nが周辺部分画像リストに登録された周辺部分画像の総数を超えたと判断した場合には、注目部分画像と全ての周辺部分画像との合成が終了した状態であるため、ステップ196で、出力画像領域に転写された合成後の画像データ全体を、出力画像が出力寸法に収まるように縮小する。縮小後の画像データが、出力画像データとなる。なお、縮小せずにそのままで出力寸法に収まる場合には、縮小せずに(縮小倍率を0〜1の範囲内とした場合に縮小倍率を1とする)出力画像データが生成される。
なお、縮小倍率は可視範囲内とし、さらに、周辺部分画像が文字の部分画像である場合には、その文字の寸法が予め定められた寸法以上となる縮小倍率で縮小することが好ましい。
なお、ここでは、注目部分画像の画像データと周辺部分画像の画像データとを合成した後に、縮小する場合を例に挙げて説明したが、注目部分画像の画像データと周辺部分画像の画像データとを各々別々に縮小した後に合成するようにしてもよい。また、この場合、各々の縮小倍率は同一とすることが好ましいが、レイアウトが元画像と出力画像とで極端に変化しない程度の予め定められた範囲内の倍率差であれば、異なる縮小倍率で縮小してもよい。
ステップ112の出力画像データ生成処理終了後は、ステップ114で、CPU12は、表示装置60に対して、通信インタフェース20を介して上記生成した出力画像データを出力(送信)する。表示装置60は、通信インタフェース70を介して出力画像データを受信すると、CPU62は、該受信した出力画像データに基づいて、ディスプレイ72に出力画像が表示されるように制御する。これにより、表示装置60のディスプレイ72に出力画像が表示される。なお、即座に出力画像を表示する必要が無い場合等には、画像処理装置10は、HDD32等の記録媒体に出力して保存するようにしてもよい。また、生成した出力画像データに基づいて、画像処理装置10のディスプレイ38に出力画像を表示するようにしてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で様々な設計上の変更を行うようにしてもよい。以下、様々な変形例について説明する。
(変形例1)
上記実施の形態の周辺部分画像選択処理では、「注目部分画像の左上原点と出力寸法とで定められる領域内に完全に含まれる画像である」或いは「可視範囲内で元画像全体を縮小したときに、注目部分画像の左上原点と出力寸法とで定められる領域に完全に含まれる画像である」等の条件で周辺部分画像を選択する例を説明したが、注目部分画像の周辺に配置された部分画像であって、元画像を構成するページ内における配置位置、元画像全体における位置、画素特徴、及び属性、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を、周辺部分画像として選択するように設定されていればよく、上記具体例に限定されるものではない。
例えば、注目部分画像から予め定められた範囲内にあり、属性が「文字」の部分画像であることを条件として周辺部分画像を選択してもよい。
また、上記選択条件を注目部分画像の元画像を構成するページ内における配置位置、注目部分画像の元画像全体における位置、大きさ、注目部分画像の画素特徴、注目部分画像の属性の少なくとも1つに応じて決定してもよい。
例えば、注目部分画像の属性が「表」である場合には、該注目部分画像の直上または直下に配置された行数の少ない独立部分として存在する文字部分画像であることを条件として周辺部分画像を選択するようにしてもよい。表の上下に配置される行数の少ない文字は、表の表題を示す文字であることが多いためである。
また、注目部分画像の属性が「グラフ」である場合には、該注目部分画像との距離が予め定められた範囲内の部分画像であって、該注目部分画像と同一(或いは略同一)の色組成の部分画像を選択するようにしてもよい。グラフと同一色組成の部分画像は、グラフの判例を示すことが多いためである。
また、注目部分画像が元画像を構成するページ内の左上角に配置されている場合には、注目部分画像の直下の部分画像を選択し、元画像を構成するページ内の左下角に配置されている場合には、注目部分画像の直上の部分画像を選択する、等のように条件を定めても良い。
さらにまた、注目部分画像の周囲を下→右→上→左等の予め定められた順で探索し、最初に見つかった部分画像を周辺部分画像として選択するようにしてもよい。この場合には、周辺部分画像として部分画像が1つだけ選択される。すなわち、注目部分画像の直上、直下、直左、直右に配置された部分画像の各々について配置位置に応じた優先度を定めておき、最も優先度の高い位置に配置された部分画像を周辺部分画像として選択する。
例えば、注目部分画像の周囲を、下→右→上→左の順に探索する場合には、図11(A)では、注目部分画像に対して上下左右の全ての位置に部分画像が配置されているため、注目部分画像の直下に配置された部分画像aが選択される。
(変形例2)
周辺部分画像の選択条件によっては、上記出力画像データ生成処理において、注目部分画像及び周辺部分画像の全部が出力寸法に収まるように画像データを縮小すると、その内容が目視で確認できないほど小さく縮小されてしまう場合もある。
従って、周辺部分画像の画像データについては全部ではなくその一部分を切り出して注目部分画像の画像データと合成し、可視範囲内で注目部分画像とその周辺部分の一部分が出力寸法に収まる縮小倍率で出力画像データを生成してもよい。あるいは合成前に別々に縮小してから合成してもよい。
また、周辺部分画像が複数ある場合には、各周辺部分画像の画像データの各々から、一部分を切り出して注目部分画像の画像データと合成し、合成した画像データを縮小して出力画像データを生成するようにしてもよいし、複数の周辺部分画像のうち少なくとも1つの周辺部分画像の画像データについては一部分を切り出して使用し、残りの周辺部分画像の画像データについては全部分を使用して、注目部分画像の画像データと合成し、合成した画像データを縮小して出力画像データを生成するようにしてもよい。あるいは合成前に別々に縮小してから合成してもよい。
(変形例3)
変形例2で説明したように、周辺部分画像の画像データについて一部分を切り出して使用する場合には、ステップ110の周辺部分画像選択処理において、内包される情報量(以下、切り出し情報量)が最も多いもの或いは予め定められた情報量以上のものを選択するように条件を設定しておいてもよい。切り出し情報量の多さは、色数、空間周波数、エッジ数、線分数などで判定する。
ここで、注目部分画像を「絵柄の属性を有するもの」という条件で選択し、周辺部分画像を「注目部分画像からの距離が予め定められた範囲内に配置され文字の属性を有するものであって、該範囲内に文字の部分画像が複数存在する場合には、それら部分画像のうち切り出し情報量が最も多いもの」という条件で選択する場合を例に挙げて具体的に説明する。
図11(A)に示す例では、注目部分画像の上下左右のいずれにも文字の部分画像が配置されている。そこでCPU12は、各文字部分画像a、b、c、dの全てについて切り出し情報量を示す値(例えば、色数、空間周波数、エッジ数、線分数、文字数の少なくとも1つ)を求め、その値が最も高い部分画像を周辺部分画像として選択する。
図11(B)に、各々の部分画像a、b、c、dについて、その一部を切り出した画像の一例を示す。破線で示された領域が切り出し画像である。ここでは図示を簡略化するため、同じ文章を用いて部分画像a、b、c、dの切り出し画像を例示している。CPU12は、まず縮小しない状態で各々の切り出し情報量を示す値を求める。
CPU12は、出力画像の左上頂点と注目部分画像の左上頂点とが一致する位置に注目部分画像を配置し、且つ注目部分画像の右側に部分画像aを配置したときに、部分画像aのうち出力寸法内に収まった部分(切り出し部分)の切り出し情報量を示す値を求める。
また、CPU12は、出力画像の左上頂点と注目部分画像の左上頂点とが一致する位置に注目部分画像を配置し、且つ注目部分画像の下側に部分画像bを配置したときに、部分画像bのうち出力寸法内に収まった部分の切り出し情報量を示す値を求める。
また、CPU12は、出力画像の右下頂点と注目部分画像の右下頂点とが一致する位置に注目部分画像を配置し、且つ注目部分画像の上側に部分画像cを配置したときに、部分画像cのうち出力寸法内に収まった部分の切り出し情報量を示す値を求める。
また、CPU12は、出力画像の右下頂点と注目部分画像の右下頂点とが一致する位置に注目部分画像を配置し、且つ注目部分画像の左側に部分画像dを配置したときに、部分画像dのうち出力寸法内に収まった部分の切り出し情報量を示す値を求める。
最後に、CPU12は、求めた値をそれぞれ比較し、最も値の大きな部分画像を選択する。
また、全ての部分画像が、縮小しないと出力寸法外となってしまう場合には、CPU12は、予め定められた縮小倍率(例えば、可視範囲内の最大縮小倍率)で縮小した状態で、上記と同様に切り出し情報量を示す値を求め、求めた値をそれぞれ比較し、最も値の大きな部分画像を選択する。
(変形例4)
変形例2では、周辺部分画像の一部分を切り出して用いて出力画像データを生成する例について説明したが、場合によっては、周辺部分画像だけでなく、注目部分画像についても、一部分を切り出して用いて出力画像データを生成するようにしてもよい。以下、このように出力画像データを生成する場合の変形例について図8を参照しながら説明する。
図8は、周辺部分画像の一部分、または注目部分画像及び周辺部分画像の一部分を切り出して用いて出力画像データを生成する場合に、図7のステップ196で行われる処理の一例を詳細を示すフローチャートである。
なお、ここでは、図12(A)に示すように、注目部分画像として絵柄の部分画像を選択し、周辺部分画像として文字の部分画像を1つ選択したときの出力画像データ生成処理について説明する。また、ここでは、絵柄の部分画像は、表・罫線・枠線・押印・写真・CG図等、文字以外の属性を有する部分画像を指すものとする。また、出力画像の画像データを生成する際の注目部分画像及び周辺部分画像の縮小倍率は各々同率とする。
ステップ200では、CPU12は、出力画像領域に転写された合成後の画像データを、図12(B)に示す出力寸法に、絵柄部分画像が全て含まれ、文字部分画像の切り出し部分に1行あたりT文字含まれるように縮小した画像データD1を生成する。本実施の形態では、T文字=5文字とする。
ステップ202では、CPU12は、縮小後の文字部分画像の文字サイズ求め、該文字サイズが予め定められた閾値Sth以上か否かを判断する。文字サイズは、例えば図13に示すように、文字部分画像の各行(横書きの場合)または各列(縦書きの場合)の幅(ここでは画素単位)を算出し、その平均値を文字サイズを示す値として用いる。また閾値Sthは、文字外観が認識できる最低サイズを示す値とする。ここでは、閾値Sthを16画素とするが、本発明はこの値に限定されない。
ステップ202で、CPU12は、縮小後の文字サイズが閾値Sth(ここでは16画素)以上であると判断した場合には、ステップ204で、画像データD1を出力画像データとして決定する(図12(C)も参照。)。
また、ステップ202で、CPU12は、縮小後の文字サイズが閾値Sth未満であると判断した場合には、ステップ206で、出力画像領域に転写された合成後の画像データの全体を文字部分画像の文字サイズがSth以上となる倍率で縮小し、かつ出力寸法内に文字部分画像の切り出し部分に1行あたりT文字含まれるように絵柄部分画像の一部を省略した画像データD2を生成する。
ステップ208では、CPU12は、画像データD2で表された画像内の、上記一部を省略した絵柄部分画像の面積が、絵柄部分画像全体の面積のR%以上の面積であるか否かを判断する。ここでは、R%を50%とするが、本発明はこの値に限定されない。
CPU12は、ステップ208で、上記一部が省略された絵柄部分画像の面積が、絵柄部分画像全体の面積のR%以上になると判断した場合には、ステップ210で、画像データD2を出力画像データとして決定する(図12(D)も参照。)。
また、CPU12は、ステップ208で、上記一部を省略した絵柄部分画像の面積が、絵柄部分画像全体の面積のR%未満になると判断した場合には、ステップ212で、出力寸法にR%以上の絵柄部分画像が含まれ、かつ文字部分画像の文字が1行あたりT文字含まれるような縮小倍率を決定し、出力画像領域に転写された合成後の画像データを該決定した縮小倍率で縮小した画像データD3を生成する。
そして、ステップ210で、CPU12は、画像データD3を出力画像データとして決定する。なお、画像データD3に含まれる文字部分画像の文字サイズは、文字外観が認識できる最低サイズであるSth未満となっている場合がある。しかしながら、文字サイズがSth未満でも部分画像の配置状態や部分画像の形状で認識できることも多いため、ここでは画像データD3を出力画像データとして決定する。
なお、ここで例示した文字の最低サイズ(16画素)、文字部分画像の1行あたりに含める文字数(5文字)、及び絵柄の面積比(50%)の各数値は、一例であり、他の数値であってもよい。また、すべての条件が満たされない場合に優先される要件の設定(上記では、最終的に画像データD3を生成する場合に文字サイズよりも文字数を優先させている等)も一例であり、逆に文字サイズを文字数よりも優先させて出力画像データを生成するようにしてもよい。また、こうした数値や要件(以下、総称して出力画像データの生成条件)は、事前に設定しておいてもよいし、出力画像データの生成処理実行する際に動的に指定するようにしてもよい。
また、出力画像データの生成条件は、原稿(元画像)種別、注目部分画像の種別、出力画像を表示する表示装置60の表示特性等に応じて、自動で選別して設定するようにしてもよい。
なお、原稿種別は、パンフレット、技術文書、会計資料等、原稿の内容を示す種別をいいう。また、原稿種別は、文字そのものの読みやすさや、文字配列の多様性に応じて一字一句可読の必要があるかないかなどにより分類されたものとしてもよい。また、注目部分画像の種別は、属性、色数、空間周波数、エッジ数、線分数、文字数等により分類されたものとしてもよい。また、表示端末の表示特性は、例えば、解像度や、再現可能な色数、画像処理プロセッサの性能等をいう。
また、利用者ごとに出力画像データの生成条件を設定してもよいし、利用者に原稿種別や注目部分画像の種別、表示端末の表示特性を出力画像データの生成の都度指定させて、該指定に応じて出力画像データの生成条件を設定するようにしてもよい。また、原稿種別を自動解析して自動で出力画像データの生成条件を設定してもよい。
また、変形例4では、1行あたりの文字数を判断しながら出力画像データを生成する例について説明したが、1列あたりの文字数を判断しながら出力画像データを生成するようにしてもよい。
(変形例5)
変形例4の画像データD2,D3のように、注目部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成する場合には、内包される情報量(以下、切り出し情報量)が最も多い部分或いは予め定められた情報量以上の部分を選択して注目部分画像から切り出すようにしてもよい。切り出し情報量の多さは、色数、空間周波数、エッジ数、線分数などで判定する。
また、周辺部分画像選択処理において、周辺部分画像を該注目部分画像の切り出し箇所に応じて選択するようにしてもよい。例えば、図11(A)に示すような元画像の場合であって、絵柄の注目部分画像から一部分を切り出して出力画像の画像データを生成する場合に、該注目部分画像から切り出す部分が右半分である場合には、該右半分の領域に隣接する文字部分画像aを選択し、切り出す部分が下半分である場合には、該下半分の領域に隣接する文字部分画像bを選択し、切り出す部分が上半分である場合には、該上半分の領域に隣接する文字部分画像cを選択し、切り出す部分が左半分である場合には、該左半分の領域に隣接する文字部分画像dを選択する。
また、上記実施の形態では、画像処理装置10で出力画像データを生成する場合について説明したが、表示装置60で出力画像データを生成して、表示するようにしてもよい。
なお、上記実施の形態及び変形例では、画像処理装置の各機能をソフトウェアにより実現する例について説明したが、ハードウェアにより実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る画像処理装置の処理概要を説明する説明図である。 出力画像データの生成処理プログラムのメインルーチンの流れの一例を示すフローチャートである。 注目部分画像選択処理の一例を示すフローチャートである。 自動的に注目部分画像を選択して設定する場合の注目部分画像選択処理の一例を示すフローチャートである。 周辺部分画像選択処理の一例を示すフローチャートである。 出力画像データ生成処理の一例を示すフローチャートである。 変形例4において、周辺部分画像の一部分、または注目部分画像及び周辺部分画像の一部分を切り出して用いて出力画像データを生成する場合に、図7のステップ196で行われる処理の詳細を示すフローチャートである。 元画像の具体例、及び画像分割処理を説明する説明図である。 図9に示す元画像における上半分の領域に存在する各部分画像の配置状態を模式的に示した図である。 (A)は、注目部分画像と周辺部分画像の配置例を示す図であり、(B)は、属性が文字の周辺部分画像の一部を切り出すときの切り出し部分の一例を示す図である。 変形例4の出力画像データ生成処理を説明する説明図である。 文字サイズを求める方法を説明する説明図である。 (A)は、画像処理装置と表示装置とが通信ネットワークに接続された状態を示す図であり、(B)は表示装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置
12 CPU
14 RAM
16 ROM
18 I/Oインタフェース
20 通信インタフェース
22 バス
24 CD−ROMドライブ
28 FDドライブ
34 キーボード
36 ポインティングデバイス
38 ディスプレイ
40 スキャナ

Claims (11)

  1. 元画像を構成する複数の部分画像から注目画像を注目部分画像として選択する注目部分画像選択手段と、
    前記元画像において前記注目部分画像の周辺に配置され予め定められた条件を満たす部分画像を、周辺部分画像として選択する周辺部分画像選択手段と、
    前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを前記元画像における位置関係を保持するように配置し、かつ出力寸法に収まるように前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを各々の倍率差が予め定められた範囲内の倍率で縮小して出力画像の画像データを生成する生成手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記注目部分画像から切り出した一部分または前記注目部分画像の全部分を前記出力寸法に配置した残りの領域に、前記周辺部分画像のうち少なくとも1つについては該周辺部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記一部分を切り出して用いる周辺部分画像が文字の属性を有する部分画像である場合に、該一部分に含まれる文字の寸法が予め定められた寸法以上となる第1の条件、および該一部分に含まれる文字の1行または1列あたりの文字数が予め定められた文字数以上となる第2の条件、の少なくとも一方を満たす倍率で該一部分を縮小して配置した出力画像の画像データを生成する、
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記注目部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成するときの切り出し部分の位置を、該切り出し部分に含まれる情報量に基づいて決定する、
    請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記周辺部分画像が文字の属性を有する部分画像である場合に、該周辺部分画像に含まれる文字の寸法が予め定められた寸法以上となる倍率で縮小した該周辺部分画像を配置した出力画像の画像データを生成する、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 前記注目部分画像選択手段は、利用者により指定された部分画像を注目部分画像として選択するか、或いは、前記元画像を構成するページ内における配置位置、前記元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、及び属性、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を前記注目部分画像として選択する、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記周辺部分画像選択手段は、前記元画像を構成するページ内における配置位置、前記元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、及び属性、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を、前記周辺部分画像として選択する、
    請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記周辺部分画像選択手段は、前記元画像を構成するページ内における配置位置、前記元画像全体における位置、大きさ、画素特徴、属性、及び前記生成手段が前記周辺部分画像の一部分を切り出して配置した出力画像の画像データを生成するときの該切り出し部分に含まれる情報量、の少なくとも1つを定めた条件を満たす部分画像を、前記周辺部分画像として選択する、
    請求項2記載の画像処理装置。
  9. 前記生成手段により生成された画像データに基づいて、出力画像を表示する表示手段を更に備えた、
    請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の画像処理装置。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の画像処理装置、及び前記画像処理装置で生成された出力画像の画像データを送信する送信手段を有する画像送信装置と、
    前記画像送信装置から送信された画像データを受信する受信手段、及び前記受信手段により受信された画像データに基づいて出力画像を表示する表示手段を有する表示装置と、
    を備えた画像表示システム。
  11. コンピュータを、
    元画像を構成する複数の部分画像から注目画像を注目部分画像として選択する注目部分画像選択手段、
    前記元画像において前記注目部分画像の周辺に配置され予め定められた条件を満たす部分画像を、周辺部分画像として選択する周辺部分画像選択手段、および
    前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを前記元画像における位置関係を保持するように配置し、かつ出力寸法に収まるように前記注目部分画像と前記周辺部分画像とを各々の倍率差が予め定められた範囲内の倍率で縮小して出力画像の画像データを生成する生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
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