JP2010072511A - Spectacle fixture and spectacle frame set - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、眼鏡フレームのずれ落ちを防止すると共に、眼鏡フレームに取り付けられた状態で、該眼鏡フレームを装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制された眼鏡取り付け具、及び、該眼鏡取り付け具と眼鏡フレームとを備える眼鏡フレームセットに関する。 The present invention relates to a spectacle mounting device that prevents the eyeglass frame from slipping off, and prevents hair from being entangled when the spectacle frame is detached from a wearer while the spectacle frame is attached to the spectacle frame, and the spectacle mounting The present invention relates to a spectacle frame set including a tool and a spectacle frame.
上述のような眼鏡取り付け具が特許文献1において開示されている。図8に示すように、特許文献1に記載の眼鏡取り付け具100は、クリップ部101と、耳当接部103と、絡み防止部材106とを備える。クリップ部101は、眼鏡フレーム200のテンプル201後部に脱着可能に取り付けられる。耳当接部103は、軸部材102を介してクリップ部101と揺動可能に取り付けられ、装着者の耳の裏側に当接することが可能とされている。絡み防止部材106は、可撓性を有し、一端が耳当接部103の前端部104に連結され、他端がテンプル201のクリップ部101が取り付けられる部位202より前方にある所定部203にクリップ部105等によって脱着可能に取り付けられる。図9において矢印Aで指し示すように、眼鏡取り付け具100のクリップ部101、105は、耳当接部103の前端部104をテンプル201側に押し付けた時に、絡み防止部材106がテンプル201に沿い、耳当接部103が耳の裏側に当接する姿勢になるようなテンプル201の部位に取り付けられる。
A spectacle mounting tool as described above is disclosed in
眼鏡取り付け具100が取り付けられた眼鏡フレーム200は、眼鏡取り付け具100の耳当接部103を耳に掛け、耳当接部103の前端部104を耳でテンプル201側に押し付けることで装着することができる。耳当接部103の前端部104をテンプル201側に押し付けると、絡み防止部材106がテンプル201に沿い、耳当接部103が耳の裏側に当接する姿勢になる。絡み防止部材106がテンプル201に沿うことで、眼鏡取り付け具100を取り付けても眼鏡フレーム200を違和感無く装着できる。また、耳当接部103が耳の裏側に当接する姿勢になることで、耳当接部103が耳にしっかり保持される。
The
このような眼鏡取り付け具100が眼鏡フレーム200のずれ落ちを防止できるのは以下の通りである。眼鏡取り付け具100が取り付けられた眼鏡フレーム200は、図9において矢印Aで指し示すように装着された状態において、眼鏡フレーム200の前枠204がずれ落ちようとすると、前枠204から延出されたテンプル201がずれ上がろうとし、眼鏡取り付け具100の耳当接部103が上方へ移動しようとする。耳当接部103が上方へ移動しようとすると、軸部材102を中心として耳当接部103は前回り方向(図9において左回り方向)に回転しようとする。このとき、耳当接部103の前端部104が耳の裏側を押圧する力が大きくなり、その結果、耳当接部103と耳の裏側との相対的な移動が阻止され、テンプル201のずれ上がりが阻止される。このように、眼鏡取り付け具100は、眼鏡フレーム200のずれ落ちを防止することができる。
The
また、図9において矢印Aで指し示すように装着された眼鏡フレーム200を装着者から外す際に、眼鏡取り付け具100に髪の毛が絡むことが抑制されるのは以下の通りである。図9において矢印Aで指し示すように装着された眼鏡フレーム200は、図9において矢印Bで指し示すように、テンプル201を上方に持ち上げることによって装着者から外すことができる。眼鏡取り付け具100が取り付けられた眼鏡フレーム200においては、テンプル201の所定部203と眼鏡取り付け具100の耳当接部103の前端部104とが絡み防止部材106によって連結されている。このため、眼鏡フレーム200を装着者から外すためにテンプル201を上方に持ち上げても、テンプル201の所定部203と眼鏡取り付け具100の耳当接部103の前端部104との間を通って矢印X方向から耳当接部103のテンプル201が取り付けられる部位に髪の毛が入り込み難い。このように髪の毛が入り込み難いため、眼鏡フレーム200を装着者から外す際に眼鏡取り付け具100に髪の毛が絡まることが抑制される。
眼鏡フレーム200におけるテンプル201後部の下方への曲率は様々である。眼鏡フレーム200に備えられるテンプル201としては、図10(a)に示すように後部の下方への曲率が比較的大きいものや、図10(b)に示すように後部の下方への曲率が比較的小さいものや、後部の下方への曲率が0又は略0の不図示のストレートテンプルが挙げられる。図10(a)及び(b)に示すように、同じ眼鏡取り付け具100が取り付けられたテンプル201後部の曲率が異なる眼鏡フレーム200を装着すると、絡み防止部材106がテンプル201に沿うため、眼鏡フレーム200を装着したときにおける耳当接部103の前端部104の位置は、テンプル201後部の下方への曲率に影響される。また、軸部材102を介して耳当接部103が揺動可能に取り付けられるクリップ部101、即ち、耳当接部103の揺動の中心となる部位は、テンプル201後部に取り付けられる。従って、耳当接部103の揺動の中心となる部位の位置も、テンプル201後部の下方への曲率に影響される。よって、眼鏡フレーム200を装着したときにおいては、耳当接部103の前端部104と耳当接部103の揺動の中心となる部位との位置関係(耳当接部103の姿勢)がテンプル201後部の下方への曲率によって変わる恐れがある。
The downward curvature of the rear portion of the
耳当接部103の姿勢によっては、耳当接部103の全体が耳に当接せず、耳当接部103が耳にしっかり保持され難くなる恐れがある。このため、テンプル201後部の下方への曲率によっては、眼鏡フレーム200がしっかり保持されない場合が生じる。よって、同じ眼鏡取り付け具100を、テンプル201後部の曲率が異なる種々の眼鏡フレーム200に好適に用いることができない。
Depending on the posture of the
本発明は、眼鏡フレームのずれ落ちを防止すると共に、眼鏡フレームに取り付けられた状態で、該眼鏡フレームを装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制され、且つ、種々の眼鏡フレームに好適に用いることができる眼鏡取り付け具、及び、該眼鏡取り付け具と眼鏡フレームとを備える眼鏡フレームセットを提供することを課題とする。 The present invention prevents the omission of the spectacle frame, prevents the hair from being entangled when the spectacle frame is detached from the wearer while being attached to the spectacle frame, and is suitable for various spectacle frames. It is an object of the present invention to provide a spectacle mount that can be used and a spectacle frame set including the spectacle mount and a spectacle frame.
本発明は、第1の手段として、レンズを保持する前枠と、前記前枠の両端から後方に延出する一対のテンプルとを備える眼鏡フレームに脱着可能な眼鏡取り付け具であって、耳の裏側に沿うように湾曲する湾曲部材と、軸部材を介して前記湾曲部材と揺動可能に取り付けられ、耳の裏側に当接可能な耳当接部を有する耳当て部材と、前記湾曲部材の前記耳当て部材が取り付けられる部位より前方にある所定部と前記耳当接部の前端部とを連結する可撓性の絡み防止部材と、前記湾曲部材の上面又は側面に設けられ、前記テンプルが脱着可能に嵌合する取付部材とを備えることを特徴とする眼鏡取り付け具を提供する。 The present invention provides, as a first means, a spectacle attachment detachable to a spectacle frame comprising a front frame for holding a lens and a pair of temples extending rearward from both ends of the front frame, A bending member that bends along the back side, an ear pad member that is swingably attached to the bending member via a shaft member, and has an ear contact portion that can contact the back side of the ear; and A flexible entanglement preventing member for connecting a predetermined portion ahead of a portion to which the ear pad member is attached and a front end portion of the ear contact portion; and an upper surface or a side surface of the bending member. There is provided a spectacle mounting tool comprising a mounting member that is detachably fitted.
第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、眼鏡フレームのテンプルを取付部材に嵌合させることによって眼鏡フレームに取り付けることができる。第1の手段に係る眼鏡取り付け具が取り付けられた眼鏡フレームは、第1の手段に係る眼鏡取り付け具の耳当接部を耳の裏側に掛け、該耳当接部の前端部を耳で湾曲部材側に押し付けることで装着することができる。 The eyeglass attachment device according to the first means can be attached to the eyeglass frame by fitting the temple of the eyeglass frame to the attachment member. The spectacle frame to which the spectacle attachment device according to the first means is attached has the ear contact portion of the spectacle attachment device according to the first means hung on the back side of the ear, and the front end portion of the ear contact portion is curved by the ear. It can be mounted by pressing against the member side.
第1の手段に係る眼鏡取り付け具と、眼鏡フレームのテンプルとは別の部材である。このため、眼鏡フレームのテンプル後部の下方への曲率に関わらず、眼鏡取り付け具の絡み防止部材が連結される湾曲部材の部位及び耳当て部材が取り付けられる湾曲部材の部位は自由に設計できる。絡み防止部材が連結される湾曲部材の部位及び耳当て部材が取り付けられる湾曲部材の部位は、耳当接部の前端部を湾曲部材側に押し付けた時に、絡み防止部材が湾曲部材に沿い、耳当接部が耳の裏側に当接する姿勢になるような湾曲部材の部位とすることができる。このような部位に絡み防止部材が連結され、耳当て部材が取り付けられた眼鏡取り付け具を眼鏡フレームに取り付け、耳当接部の前端部を湾曲部材側に押し付けて該眼鏡フレームを装着すると、絡み防止部材が湾曲部材に沿い、耳当接部が耳の裏側に当接する姿勢になる。湾曲部材は耳の裏側に沿うように湾曲しているため、絡み防止部材が湾曲部材に沿うことで、第1の手段に係る眼鏡取り付け具を取り付けても、眼鏡フレームを違和感無く装着できる。また、耳当接部が耳の裏側に当接する姿勢になることで、耳当接部が耳にしっかり保持される。 The eyeglass fixture according to the first means and the temple of the eyeglass frame are separate members. For this reason, regardless of the downward curvature of the temple rear portion of the spectacle frame, the portion of the bending member to which the anti-entanglement member of the spectacle attachment tool is connected and the portion of the bending member to which the ear rest member is attached can be designed freely. The portion of the bending member to which the entanglement preventing member is connected and the portion of the bending member to which the ear contact member is attached are such that when the front end portion of the ear contact portion is pressed against the bending member side, the entanglement prevention member follows the bending member. It can be set as the part of a bending member which becomes a posture where a contact part contacts the back side of an ear. When the eyeglass attachment with the ear contact member attached to such a part is attached to the spectacle frame, the front end of the ear contact part is pressed against the curved member side, and the eyeglass frame is attached. The prevention member is along the curved member, and the ear contact portion comes into contact with the back side of the ear. Since the bending member is curved so as to be along the back side of the ear, the entanglement preventing member is along the bending member, so that the spectacle frame can be mounted without a sense of incongruity even when the spectacle mounting tool according to the first means is attached. In addition, the ear contact portion is firmly held by the ear by the posture in which the ear contact portion contacts the back side of the ear.
第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、特許文献1に記載の眼鏡取り付け具と同様に、眼鏡フレームのずれ落ちを防止することができる。第1の手段に係る眼鏡取り付け具が取り付けられた眼鏡フレームの前枠がずれ落ちようとすると、該眼鏡フレームのテンプルはずれ上がろうとし、該テンプルがずれ上がろうとすると、第1の手段に係る眼鏡取り付け具の耳当接部が上方へ移動しようとする。耳当接部が上方へ移動しようとすると、耳当接部の前端部が耳の裏側を押圧する力が大きくなり、その結果、耳当接部と耳の裏側との相対的な移動が阻止され、テンプルのずれ上がりが阻止される。
The eyeglass attachment according to the first means, like the eyeglass attachment described in
また、第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、特許文献1に記載の眼鏡取り付け具と同様に、眼鏡フレームに取り付けられた状態で、該眼鏡フレームを装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制されている。第1の手段に係る眼鏡取り付け具が取り付けられた眼鏡フレームは、テンプルを上方に持ち上げることによって装着者から外すことができる。第1の手段に係る眼鏡取り付け具の湾曲部材と耳当接部の前端部とは、絡み防止部材で連結されている。このため、第1の手段に係る眼鏡取り付け具が取り付けられた眼鏡フレームを装着者から外すために、該眼鏡フレームのテンプルを上方に持ち上げても、眼鏡取り付け具の湾曲部材と耳当接部の前端部との間から湾曲部材と耳当て部材との取り付け部位に髪の毛が入り込み難く、これらに髪の毛が絡まることが抑制される。
Further, the eyeglass attachment device according to the first means, like the eyeglass attachment device described in
第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、種々の眼鏡フレームに好適に用いることができる。第1の手段に係る眼鏡取り付け具が取り付けられた眼鏡フレームは、上述のように、耳当接部の前端部を湾曲部材側に押し付けることで装着することができる。耳当接部の前端部を湾曲部材側に押し付けると、絡み防止部材が湾曲部材に沿う。絡み防止部材が湾曲部材に沿うため、眼鏡フレームを装着したときにおける耳当接部の前端部と絡み防止部材の湾曲部材に連結される部位との位置関係は、眼鏡フレームのテンプル後部の下方への曲率に影響されない。 The spectacle attachment according to the first means can be suitably used for various spectacle frames. As described above, the spectacle frame to which the spectacle mount according to the first means is attached can be mounted by pressing the front end portion of the ear contact portion against the bending member side. When the front end portion of the ear contact portion is pressed against the bending member, the entanglement preventing member follows the bending member. Since the entanglement preventing member follows the curved member, the positional relationship between the front end portion of the ear contact portion and the portion connected to the curved member of the entanglement preventing member when the spectacle frame is worn is below the rear portion of the temple of the spectacle frame. Unaffected by the curvature of.
また、上述のように、耳当接部の前端部を湾曲部材側に押し付けた時に、絡み防止部材が湾曲部材に沿い、耳当接部が耳の裏側に当接する姿勢になるような湾曲部材の部位に絡み防止部材を連結し、耳当て部材を取り付けた場合、絡み防止部材の湾曲部材に連結される部位と、耳当て部材の湾曲部材に取り付けられる部位との位置関係は一定である。 In addition, as described above, when the front end portion of the ear contact portion is pressed against the bending member side, the bending member such that the entanglement preventing member is along the bending member and the ear contact portion is in contact with the back side of the ear. When the entanglement preventing member is connected to this part and the ear pad is attached, the positional relationship between the part connected to the curved member of the entanglement preventing member and the part attached to the curved member of the ear pad is constant.
このため、このような部位に絡み防止部材を連結し、耳当て部材を取り付けた場合、眼鏡フレームを装着したときにおける耳当接部の前端部と耳当て部材の湾曲部材に取り付けられる部位(耳当接部の揺動の中心となる部位)との位置関係(耳当接部の姿勢)は、眼鏡フレームのテンプル後部の下方への曲率によって変わることはない。耳当接部の姿勢が変わることがなければ、耳当接部の全体が耳に当接し、眼鏡フレームが保持され易い。従って、第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、種々の眼鏡フレームに好適に用いることができる。 For this reason, when an entanglement prevention member is connected to such a part and an ear support member is attached, the part (ear part) attached to the front end part of the ear contact part and the bending member of the ear contact member when the spectacle frame is attached. The positional relationship (the position of the ear contact portion) with the swinging portion of the contact portion does not change depending on the downward curvature of the temple rear portion of the spectacle frame. If the posture of the ear contact portion does not change, the entire ear contact portion is in contact with the ear, and the eyeglass frame is easily held. Therefore, the spectacle attachment according to the first means can be suitably used for various spectacle frames.
以上のように、第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、眼鏡フレームのずれ落ちを防止する共に、眼鏡フレームに取り付けられた状態で、該眼鏡フレームを装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制され、且つ、種々の眼鏡フレームに好適に用いることができる。また、眼鏡フレームから第1の手段に係る眼鏡取り付け具を取り外せば、当該眼鏡フレームを通常の眼鏡フレームとして使用することができる。 As described above, the eyeglass attachment device according to the first means prevents the eyeglass frame from falling off, and the hair is entangled when the eyeglass frame is removed from the wearer while attached to the eyeglass frame. It is suppressed and can be suitably used for various spectacle frames. In addition, if the spectacle attachment according to the first means is removed from the spectacle frame, the spectacle frame can be used as a normal spectacle frame.
好ましくは、第1の手段に係る眼鏡取り付け具は、前記取付部材は、前記湾曲部材の側面に設けられ、前記テンプルが脱着可能に嵌合するように下方に開口された凹溝を有する構成とされる。 Preferably, in the eyeglass fixture according to the first means, the mounting member is provided on a side surface of the bending member, and has a concave groove opened downward so that the temple is detachably fitted. Is done.
かかる好ましい構成の眼鏡取り付け具は、下方に開口された凹溝にテンプルを嵌合させることで、眼鏡フレームに取り付けることができる。テンプルが凹溝に嵌合した状態で、眼鏡取り付け具がテンプルから下方に脱落しようとすると、凹溝の底部がテンプルに受け止められる。このため、かかる好ましい構成によれば、眼鏡取り付け具がテンプルから下方に脱落することが確実に防止される。 Such a spectacle mounting tool having a preferable configuration can be attached to the spectacle frame by fitting a temple into a concave groove opened downward. When the eyeglass attachment is about to fall downward from the temple in a state where the temple is fitted in the groove, the bottom of the groove is received by the temple. For this reason, according to this preferable structure, it is prevented reliably that a spectacles fixture falls out from a temple downward.
また、本発明は、第2の手段として、レンズを保持する前枠、及び、前記前枠の両端から後方に延出する一対のストレートテンプルを有する眼鏡フレームと、前記ストレートテンプルが脱着可能に嵌合する請求項1又は2に記載の眼鏡取り付け具とを備えたことを特徴とする眼鏡フレームセットを提供する。
Further, according to the present invention, as a second means, a spectacle frame having a front frame for holding a lens and a pair of straight temples extending backward from both ends of the front frame, and the straight temple are detachably fitted. A spectacle frame set comprising the spectacle mounting tool according to
ストレートテンプルは、前述のように後部の下方への曲率が0又は略0であり、顔部側面を押圧することで、眼鏡フレームを装着者に装着させるものである。第2の手段に係る眼鏡フレームセットが備える眼鏡フレームのテンプルはストレートテンプルである。このため、該眼鏡フレームに眼鏡取り付け具を取り付けた状態の第2の手段に係る眼鏡フレームセットは、眼鏡取り付け具の耳当接部を耳の裏側に掛けて該耳当接部の前端部を湾曲部材側に押し付ける共に、ストレートテンプルで顔部側面を押圧することによって装着することができる。このため、装着時においては、耳当接部が耳に保持されるだけでなく、ストレートテンプルが顔部側面を押圧するため、第2の手段に係る眼鏡フレームセットは、眼鏡フレームがよりずれ落ち難く、装着時の安定性がより高い。また、第2の手段に係る眼鏡フレームセットの眼鏡フレームから眼鏡取り付け具を取り外せば、当該眼鏡フレームを通常の眼鏡フレームとして使用することができる。 As described above, the straight temple has a curvature of 0 or substantially below the rear part, and presses the side face of the face so that the wearer wears the spectacle frame. The temple of the eyeglass frame provided in the eyeglass frame set according to the second means is a straight temple. For this reason, in the spectacle frame set according to the second means with the spectacle attachment attached to the spectacle frame, the ear contact portion of the spectacle attachment is hung on the back side of the ear, and the front end portion of the ear contact portion is While pressing against the curved member side, it can be mounted by pressing the side of the face with a straight temple. For this reason, at the time of wearing, not only the ear contact portion is held by the ear, but also the straight temple presses the side surface of the face, so that the eyeglass frame set according to the second means is more slipped off. Difficult and more stable when worn. Moreover, if the spectacle attachment is removed from the spectacle frame of the spectacle frame set according to the second means, the spectacle frame can be used as a normal spectacle frame.
また、本発明は、第3の手段として、レンズを保持する前枠、及び、前記前枠の両端から後方に延出する一対のテンプルを有する眼鏡フレームと、前記テンプルの内側面に設けられ、挿入孔を有する被挿入部材と、前記挿入孔に挿脱可能に挿入される挿入部材を有する眼鏡取り付け具とを備え、前記眼鏡取り付け具は、前記挿入部材に取り付けられ、耳の裏側に沿うように湾曲する湾曲部材と、軸部材を介して前記湾曲部材と揺動可能に取り付けられ、耳の裏側に当接可能な耳当接部を有する耳当て部材と、前記湾曲部材の前記耳当て部材が取り付けられる部位より前方にある所定部と前記耳当接部の前端部とを連結する可撓性の絡み防止部材とを有することを特徴とする眼鏡フレームセットを提供する。 Further, the present invention is provided as a third means, a front frame holding a lens, a spectacle frame having a pair of temples extending backward from both ends of the front frame, and an inner surface of the temple, A member to be inserted having an insertion hole, and a spectacle attachment having an insertion member that is removably inserted into the insertion hole, the spectacle attachment being attached to the insertion member and extending along the back side of the ear A bending member that bends to the back, an ear pad member that is swingably attached to the bending member via a shaft member, and has an ear contact part that can contact the back side of the ear, and the ear pad member of the bending member There is provided a spectacle frame set comprising a flexible entanglement preventing member for connecting a predetermined portion in front of a portion to which the lens is attached and a front end portion of the ear contact portion.
第3の手段に係る眼鏡フレームセットが備える眼鏡取り付け具は、眼鏡フレームのテンプルに設けられた被挿入部材の挿入孔に挿入部材を挿入することによって、眼鏡フレームに取り付けることができる。第3の手段に係る眼鏡フレームセットが備える眼鏡取り付け具は、眼鏡フレームへの取り付け構造、即ち、取付部材に代えて挿入部材を備えることを除いて、第1の手段に係る眼鏡取り付け具と同様の構成である。このため、第3の手段に係る眼鏡フレームセットが備える眼鏡取り付け具は、第1の手段に係る眼鏡取り付け具と同様の効果を得ることができる。 The eyeglass attachment provided in the eyeglass frame set according to the third means can be attached to the eyeglass frame by inserting the insertion member into the insertion hole of the inserted member provided in the temple of the eyeglass frame. The eyeglass attachment provided in the eyeglass frame set according to the third means is the same as the eyeglass attachment according to the first means except that the eyeglass frame attachment structure includes an insertion member instead of the attachment member. It is the composition. For this reason, the spectacle attachment provided in the spectacle frame set according to the third means can obtain the same effect as the spectacle attachment according to the first means.
また、被挿入部材は、該眼鏡フレームのテンプルの内側面に設けられている。このため、被挿入部材は眼鏡フレームの外観に現れ難い。よって、眼鏡フレームから眼鏡取り付け具を取り外すことで、第3の手段に係る眼鏡フレームセットが備える眼鏡フレームを、あたかも被挿入部材が設けられていない通常の眼鏡フレームとして使用することができる。 The member to be inserted is provided on the inner surface of the temple of the spectacle frame. For this reason, it is difficult for the inserted member to appear on the appearance of the spectacle frame. Therefore, by removing the eyeglass attachment from the eyeglass frame, the eyeglass frame included in the eyeglass frame set according to the third means can be used as a normal eyeglass frame as if no inserted member is provided.
尚、本発明における「前方」、「後方」及び「下方」とは、眼鏡フレーム又は眼鏡フレームセットを装着した装着者から見て「前方」、「後方」及び「下方」を意味する。本発明における「上面」とは、眼鏡フレーム又は眼鏡フレームセットを装着した装着者から見て「上側の面」を意味する。本発明における「側面」とは、眼鏡フレーム又は眼鏡フレームセットを装着した装着者から見て「左右方向外側の面」又は「左右方向内側の面」を意味する。本発明における「内側面」とは、眼鏡フレーム又は眼鏡フレームセットを装着した装着者から見て「左右方向内側の面」を意味する。 In the present invention, “front”, “rear”, and “lower” mean “front”, “rear”, and “lower” as viewed from the wearer wearing the spectacle frame or spectacle frame set. The “upper surface” in the present invention means an “upper surface” when viewed from the wearer wearing the spectacle frame or the spectacle frame set. The “side surface” in the present invention means “a surface on the outer side in the left-right direction” or “a surface on the inner side in the left-right direction” as viewed from the wearer wearing the spectacle frame or the spectacle frame set. The “inner side surface” in the present invention means “the inner surface in the left-right direction” as viewed from the wearer wearing the spectacle frame or spectacle frame set.
本発明は、眼鏡フレームのずれ落ちを防止する共に、眼鏡フレームに取り付けられた状態で、該眼鏡フレームを装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制され、且つ、種々の眼鏡フレームに好適に用いることができる眼鏡取り付け具、及び、該眼鏡取り付け具と眼鏡フレームとを備える眼鏡フレームセットを提供することができる。 The present invention prevents the omission of the spectacle frame, prevents the hair from being entangled when the spectacle frame is detached from the wearer while being attached to the spectacle frame, and is suitable for various spectacle frames. An eyeglass attachment that can be used, and an eyeglass frame set including the eyeglass attachment and the eyeglass frame can be provided.
<実施形態1>
図1は本実施形態に係る眼鏡取り付け具1の構成を示す図であり、図1(a)は眼鏡取り付け具1の側面図を示し、図1(b)は図1(a)の矢印Y方向から見た眼鏡取り付け具1の正面図を示し、図1(c)は眼鏡取り付け具1を構成する取付部材5の拡大側面図を示す。
<
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a
図1(a)に示すように、眼鏡取り付け具1は、湾曲部材2と、耳当て部材3と、絡み防止部材4と、取付部材5とを備える。
As shown in FIG. 1A, the
湾曲部材2は、耳の裏側に沿うように下方に湾曲している部材である。耳当て部材3は、耳の裏側に当接可能な耳当接部31と、軸部材32を介して湾曲部材2に揺動可能に取り付けられる揺動部33とを有する部材である。絡み防止部材4は、湾曲部材2の耳当て部材3が取り付けられる部位21より前方にある所定部22と耳当接部31の前端部31aとを連結する可撓性を有する部材である。
The bending
本実施形態においては、耳当て部材3と絡み防止部材4とはエラストマ等の弾性部材で一体的に構成されている。図1(a)に示すように、絡み防止部材4は、耳当て部材3に比べて細く、耳当て部材3に比べて撓み易い。
In the present embodiment, the
絡み防止部材4が連結される湾曲部材2の所定部22及び耳当て部材3が取り付けられる湾曲部材2の部位21は、耳当接部31の前端部31aを湾曲部材2側に押し付けた時に、図1(a)に示すように、絡み防止部材4が湾曲部材2に沿い、耳当接部31が耳の裏側に当接する姿勢になるような湾曲部材2の部位である。絡み防止部材4は、耳当接部31の前端部31aを湾曲部材2側に押し付ける弾性力fAが作用する姿勢と、耳当接部31の前端部31aを湾曲部材2から離間させる弾性力fBが作用する姿勢(図1(a)の破線で示す姿勢)とに切り替られるように構成されている。絡み防止部材4がこのように構成されることで、所定位置を力の切り替え点として当該力の切り替え点より耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2に近い側では、弾性力fAが作用し、耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2側に押し付けられた状態に保持される。一方、力の切り替え点より耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2から離間した位置にあると、絡み防止部材4が撓むことによって、弾性力の作用する方向が反転し、弾性力fBが作用して、耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2から離間した状態に保持される。
The
図1(a)及び(b)に示すように、取付部材5は、湾曲部材2の内側面に設けられ、眼鏡フレームのテンプルが脱着可能に嵌合する部材である。取付部材5は、テンプルが脱着可能に嵌合するように下方に開口された凹溝51を有する。凹溝51を区画する取付部材5の内側面52には、凹溝51の内側に突出する突起53が形成されている。図1(c)に示すように、この突起53は、前後方向に延びている。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
図2は眼鏡取り付け具1が取り付けられた眼鏡フレーム6を示す図であり、図2(a)は眼鏡フレーム6の側面図を示し、図2(b)は図2(a)のC−C断面図を示す。図2に示すように、眼鏡フレーム6は、レンズ63を保持する前枠62と、前枠62の両端(左右方向両端)から後方に延出する一対のテンプル61とを備えている。眼鏡取り付け具1の取付部材5が有する凹溝51に眼鏡フレーム6のテンプル61を嵌合させることによって、眼鏡取り付け具1を眼鏡フレーム6に取り付けることができる。
FIG. 2 is a view showing the
図3は、眼鏡取り付け具1が取り付けられた眼鏡フレーム6を装着したときの眼鏡フレーム6の概略側面図である。眼鏡取り付け具1が取り付けられた眼鏡フレーム6は、次のようにして装着することができる。まず、図1(a)の破線で示すように、耳当接部3の前端部31aを湾曲部材2から離間した状態にし、続いて、図3において矢印Eで指し示すように、耳当接部31を上方から耳の裏側に掛け、テンプル61を下ろして、耳当接部31の前端部31aを耳で湾曲部材2側に押し付ける。耳当接部31の前端部31aを耳で湾曲部材2側に押し付ける際に、耳当接部31の前端部31aが上述の力の切り替え点まで移動すると、弾性力fAによって、耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2側に押し付けられる。このように耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2側に押し付けられた状態では、図3において矢印Dで指し示すように、絡み防止部材4が湾曲部材2に沿い、耳当接部31が耳の裏側に当接する姿勢となる。湾曲部材2は、耳の裏側に沿うように湾曲している。従って、絡み防止部材4が湾曲部材2に沿うことで、眼鏡取り付け具1を眼鏡フレーム6に取り付けても、眼鏡フレーム6を違和感無く装着できる。また、耳当接部31が耳の裏側に当接する姿勢となることで、耳当接部31が耳にしっかり保持される。
FIG. 3 is a schematic side view of the
また、上述のように、眼鏡フレーム6を装着する際に耳当接部31の前端部31aが力の切り替え点まで移動すると、弾性力fAにより、絡み防止部材4が湾曲部材2に沿い、耳当接部31が耳の裏側に当接する姿勢になる。このため、眼鏡フレーム6を装着する際には、絡み防止部材4が湾曲部材2に沿うまで、耳当接部31の前端部31aを湾曲部材2側に耳で押し付けなくても、絡み防止部材4が湾曲部材2沿い、耳当接部31が耳の裏側に当接する姿勢になる。よって、眼鏡フレーム6を装着する際においては、絡み防止部材4が湾曲部材2に容易に沿い、耳当接部31を耳の裏側に当接する姿勢に容易になる。よって、眼鏡取り付け具1が取り付けられた眼鏡フレーム6は、容易に、違和感無く、且つ、しっかり装着することができる。
Also, as described above, the
このように、装着された眼鏡フレーム6は、眼鏡取り付け具1によってずれ落ちが防止される。図3に示すように、眼鏡フレーム6の前枠62がずれ落ちようとすると、前枠62に延出されたテンプル61はずれ上がろうとし、眼鏡取り付け具1の耳当て部材3の耳当接部31を上方へ移動させようとする。そして、耳当て部材3の耳当接部31が上方へ移動しようとすると、耳当接部31は軸部材32を中心として前回り方向(図3において左回り方向)に回転しようとする(図3において矢印Eで指し示すような状態になろうとする)。
In this way, the mounted
このとき、耳当接部31の前端部31aが耳の裏側を押圧する力が大きくなり、その結果、耳当接部31と耳の裏側との相対的な移動が阻止され(図3において矢印Dで指し示す状態に戻ろうとし)、テンプル61のずれ上がりが阻止される。このようにして、眼鏡取り付け具1によって眼鏡フレーム6のずれ落ちが防止される。
At this time, the force with which the
また、図3において矢印Dで指し示すように装着された眼鏡フレーム6は、図3において矢印Eで指し示すように、テンプル61を上方に持ち上げることによって装着者から外すことができる。眼鏡取り付け具1の湾曲部材2と耳当接部31の前端部31aとは、絡み防止部材4で連結されている。このため、眼鏡取り付け具1が取り付けられた眼鏡フレーム6を外すために、該眼鏡フレーム6のテンプル61を上方へ持ち上げても、眼鏡取り付け具1の湾曲部材2と耳当接部31の前端部31aとの間から湾曲部材2と耳当て部材3との取り付け部位(揺動部33)に図3の矢印W方向から髪の毛が入り込み難く、揺動部33に髪の毛が絡まることが抑制されている。
3 can be removed from the wearer by lifting the
また、上述のように、本実施形態に係る眼鏡取り付け具1が取り付けられた眼鏡フレーム6が装着された状態においては、絡み防止部材4が湾曲部材2に沿う。絡み防止部材4が、湾曲部材2に沿うため、眼鏡フレーム6を装着したときの耳当接部31の前端部31aと絡み防止部材4の湾曲部材2に連結される所定部22との位置関係は、眼鏡フレーム6のテンプル61後部の下方への曲率に影響されない。また、絡み防止部材4の湾曲部材2に連結される所定部22と、耳当て部材3の湾曲部材2に取り付けられる部位21との位置関係は一定である。このため、眼鏡フレーム6を装着したときの耳当接部31の前端部31aと耳当て部材3の湾曲部材2に取り付けられる部位21(耳当接部31の揺動の中心となる部位)との位置関係(耳当接部31の姿勢)は、眼鏡フレーム6のテンプル61後部の下方への曲率によって変わることはない。
In addition, as described above, the
図4(a)は、後部の下方への曲率が比較的大きいテンプル61を備える眼鏡フレーム6に、図4(b)は、後部の下方への曲率が比較的小さいテンプル61を備える眼鏡フレーム6に眼鏡取り付け具1を取り付けた場合を示す。図4(a)及び(b)に示すように、耳当接部31の前端部31aが湾曲部材2に押し付けられたときの各眼鏡取り付け具1の耳当接部31の姿勢は、ストレートテンプルを有する眼鏡フレーム6に眼鏡取り付け具1を取り付けた場合(図3参照)と同じである。
4A shows a
このように、テンプル61後部の下方への曲率によって耳当接部31の姿勢が変わらないので、テンプル61後部の下方への曲率によって耳当接部31の全体が耳に当接しないことで、眼鏡フレーム6が保持され難くなることがない。従って、本実施形態に係る眼鏡取り付け具1は、種々の眼鏡フレームに好適に用いることができる。
Thus, since the posture of the
また、眼鏡フレーム6を装着する際には、上述のように、弾性力fAが働くことで、眼鏡フレーム6を装着した時は、耳当接部31の姿勢が容易に耳の裏側に当接する姿勢になる。眼鏡フレーム6を装着した時の耳当接部31の姿勢は、眼鏡フレーム6のテンプル61後部の下方への曲率によって変わることがなく、このため、テンプル61後部の下方への曲率によって眼鏡フレーム6が保持され難くなることがない。よって、眼鏡取り付け具1によれば、どのような下方への曲率のテンプル61後部を有する眼鏡フレーム6であっても、容易に且つしっかり装着することができる。
Further, when the
以上のように、眼鏡取り付け具1は、眼鏡フレーム6のずれ落ちを防止する共に、眼鏡フレーム6に取り付けられた状態で、該眼鏡フレーム6を装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制され、且つ、種々の眼鏡フレーム6に好適に用いることができる。
As described above, the
また、図2(b)に示すように、眼鏡取り付け具1は、下方に開口された凹溝51にテンプル61を嵌合させることで、眼鏡フレーム6に取り付けることができる。テンプル61が凹溝51に嵌合した状態で、眼鏡取り付け具1がテンプル61から下方に脱落しようとすると、凹溝51の底部54がテンプル61に受け止められる。このため、眼鏡取り付け具1が、テンプル61から下方に脱落することは確実に防止される。また、凹溝51を区画する取付部材5の内側面52には、前後方向に延びる突起53が形成されている。突起53が形成されることにより、凹溝51の左右方向両側に位置する取付部材5の側面部全体を厚くすること無く、凹溝51の左右方向の長さの最小距離(以下、「凹溝51の幅」という)を短くすることができる。凹溝51の幅を短くすることで、幅の小さなテンプル61であっても、突起53に挟持されることによって凹溝51に嵌合することができる。また、取付部材5の側面部全体を厚くしなければ、該側面部を曲げ易く、凹溝51の幅を拡げ易い。このため、凹溝51の幅に比べて左右方向の長さが非常に長いテンプル61であっても、凹溝51の幅を拡げて、突起53の間に移動させることができる。凹溝51の幅を拡げて突起53の間にテンプル61を移動させれば、該テンプル61は、突起53に挟持されることによって凹溝51に嵌合される。よって、突起53を形成することで、幅の狭いテンプル61であっても、幅の広いテンプル61であっても凹溝51に嵌合することができる。
Further, as shown in FIG. 2B, the
図5は、眼鏡取り付け具1の正面図である。図5に示すように、取付部材5が設けられる湾曲部材2の部位は、図5(a)〜(i)に示すように、湾曲部材2の内側面、外側面及び上面の何れであってもよい。図1(b)に示す取付部材5と同様に湾曲部材2の内側面に取付部材5が設けられる場合、取付部材5が有する凹溝51は、図5(a)に示すように、湾曲部材2から離間する側に開口されたものであっても、図5(b)に示すように、上方に開口されたものであってもよい。また、湾曲部材2の外側面に取付部材5が設けられる場合、取付部材5が有する凹溝51は、図5(c)に示すように、下方に開口されたものであっても、図5(d)に示すように、湾曲部材2から離間する側に開口されたものであっても、図5(e)に示すように、上方に開口されたものであってもよい。また、湾曲部材2の上面に取付部材5が設けられる場合、取付部材5が有する凹溝51は、図5(f)に示すように、側方の一方側が開口されたものであっても、図5(g)に示すように、側方の他方側が開口されたものであっても、図5(h)に示すように、上方に開口されたものであってもよい。また、湾曲部材2の上面に取付部材5が設けられる場合、図5(j)に示すように、取付部材5は、下方に開口された凹溝51を有する本体部551と、該本体部551を湾曲部材2の上面から離間させる支持部552とを備えた構成であってもよい。
FIG. 5 is a front view of the
また、眼鏡取り付け具1が取り付けられる眼鏡フレーム6が備えるテンプル61の種類は特に限定されるものでなく、図2及び3に示すようなストレートテンプルであってもよい。眼鏡取り付け具1が取り付けられる眼鏡フレーム6がストレートテンプル61を備えていれば、眼鏡取り付け具1の耳当接部31を耳の裏側に掛けて該耳当接部31の前端部31aを湾曲部材2に押し付けると共に、ストレートテンプル61で顔部側面を押圧することによって装着することができる。このように、ストレートテンプル61を有していれば、装着時において、耳当接部31が耳に保持されるだけでなく、ストレートテンプル61で顔部側面が押圧されるため、眼鏡フレーム6がより一層ずれ落ち難く、装着時の安定性がより一層高い。
Moreover, the kind of
<実施形態2>
図6は本実施形態に係る眼鏡フレームセット9Aの構成を示す図であり、図6(a)は本実施形態に係る眼鏡フレームセット9Aの平面図を示し、図6(b)は本実施形態に係る眼鏡フレームセット9Aの側面図を示す。図6に示すように、本実施形態に係る眼鏡フレームセット9Aは、眼鏡フレーム6Aと、被挿入部材7Aと、眼鏡取り付け具1Aとを備える。
<
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of the spectacle frame set 9A according to the present embodiment, FIG. 6A shows a plan view of the spectacle frame set 9A according to the present embodiment, and FIG. 6B shows the present embodiment. The side view of the spectacles frame set 9A which concerns on is shown. As shown in FIG. 6, a spectacle frame set 9A according to this embodiment includes a
眼鏡フレーム6Aは、レンズ63Aを保持する前枠62A、及び、前枠62Aの両端(左右両端)から後方に延出する一対のテンプル61Aを備える。被挿入部材7Aは、それぞれのテンプル61Aの内側面に設けられている。内側面とは、左側のテンプル61Aにおいては、右側面であり、右側のテンプル61Aにおいては、左側面である。図6(a)の領域Qには、領域Pに示される眼鏡フレームセット9Aの一部を拡大したものを示している。領域Qに示すように、被挿入部材7Aは、挿入孔71Aを有する。挿入孔71Aは、前後方向に延びており、後方が開口されている。
The
図7は、眼鏡取り付け具1Aの側面図である。図7に示すように、眼鏡取り付け具1Aは、挿入孔71Aに挿脱可能に挿入される挿入部材8Aを備えている。眼鏡取り付け具1Aは、挿入部材8Aを挿入孔71Aに挿入することで、眼鏡フレーム6Aに取り付けることができる。本実施形態では、挿入部材8Aは後述の湾曲部材2Aの前端部から前方に延びる細長部材で形成されている。本実施形態では、挿入部材8Aを挿入孔71Aに対して前後方向に移動させることで、眼鏡取り付け具1Aを眼鏡フレーム6Aに脱着することができる。眼鏡取り付け具1Aは、上述の挿入部材8Aを備えていること及び取付部材5を備えていないことを除いて実施形態1に係る眼鏡取り付け具1と同様の構成である。即ち、眼鏡取り付け具1Aは、湾曲部材2Aと、耳当て部材3Aと、絡み防止部材4Aとを有し、眼鏡フレーム1Aへの取り付け構造を除いて、実施形態1に係る眼鏡取り付け具1と同様の構成である。
FIG. 7 is a side view of the
本実施形態に係る眼鏡取り付け具1Aは、眼鏡フレーム1Aへの取り付け構造を除いて、実施形態1に係る眼鏡取り付け具1と同様の構成であるので、眼鏡フレーム6Aのずれ落ちを防止する共に、眼鏡フレーム6Aに取り付けられた状態で、該眼鏡フレーム6Aを装着者から外す際に髪の毛が絡まることが抑制され、且つ、種々の眼鏡フレーム6Aに好適に用いることができる。
The
また、被挿入部材7Aは、眼鏡フレーム6Aのテンプル61Aの内側面に設けられる。このため、図6(b)に示すように、被挿入部材7Aは眼鏡フレーム6Aの外観に現れ難い。よって、眼鏡取り付け具1Aを取り外した状態では、眼鏡フレーム6Aは、被挿入部材7Aを備えない通常の眼鏡フレームとして使用することができる。
The inserted
1、1A…眼鏡フレーム、2、2A…湾曲部材、3、3A…耳当て部材、4、4A…絡み防止部材、5…取付部材、6、6A…眼鏡フレーム、61、61A…テンプル、62、62A…前枠、63、63A…レンズ、7A…被挿入部材、8A…挿入部材、9A…眼鏡フレームセット
DESCRIPTION OF
Claims (4)
耳の裏側に沿うように湾曲する湾曲部材と、
軸部材を介して前記湾曲部材と揺動可能に取り付けられ、耳の裏側に当接可能な耳当接部を有する耳当て部材と、
前記湾曲部材の前記耳当て部材が取り付けられる部位より前方にある所定部と前記耳当接部の前端部とを連結する可撓性の絡み防止部材と、
前記湾曲部材の上面又は側面に設けられ、前記テンプルが脱着可能に嵌合する取付部材とを備えることを特徴とする眼鏡取り付け具。 A spectacle attachment detachable to a spectacle frame comprising a front frame holding a lens and a pair of temples extending rearward from both ends of the front frame,
A curved member that curves along the back side of the ear;
An ear pad member having an ear contact portion that is swingably attached to the bending member via a shaft member and that can contact the back side of the ear;
A flexible entanglement preventing member for connecting a predetermined portion forward of a portion of the bending member to which the ear contact member is attached and a front end portion of the ear contact portion;
An eyeglass attachment device comprising: an attachment member provided on an upper surface or a side surface of the bending member and fitted to the temple so as to be detachable.
前記ストレートテンプルが脱着可能に嵌合する請求項1又は2に記載の眼鏡取り付け具とを備えることを特徴とする眼鏡フレームセット。 A spectacle frame having a front frame for holding a lens and a pair of straight temples extending backward from both ends of the front frame;
An eyeglass frame set comprising: the eyeglass fitting according to claim 1, wherein the straight temple is detachably fitted.
前記テンプルの内側面に設けられ、挿入孔を有する被挿入部材と、
前記挿入孔に挿脱可能に挿入される挿入部材を有する眼鏡取り付け具とを備え、
前記眼鏡取り付け具は、
前記挿入部材に取り付けられ、耳の裏側に沿うように湾曲する湾曲部材と、
軸部材を介して前記湾曲部材と揺動可能に取り付けられ、耳の裏側に当接可能な耳当接部を有する耳当て部材と、
前記湾曲部材の前記耳当て部材が取り付けられる部位より前方にある所定部と前記耳当接部の前端部とを連結する可撓性の絡み防止部材とを有することを特徴とする眼鏡フレームセット。 A spectacle frame having a front frame for holding a lens, and a pair of temples extending rearward from both ends of the front frame;
A member to be inserted provided on the inner surface of the temple and having an insertion hole;
A spectacle mounting tool having an insertion member that is removably inserted into the insertion hole;
The eyeglass fixture is
A bending member attached to the insertion member and curved along the back side of the ear;
An ear pad member having an ear contact portion that is swingably attached to the bending member via a shaft member and that can contact the back side of the ear;
An eyeglass frame set, comprising: a flexible entanglement preventing member that connects a predetermined portion of the bending member ahead of a portion to which the ear contact member is attached and a front end portion of the ear contact portion.
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