JP2010071847A - アンテナ特性評価システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】評価アンテナ24a、24bは、電波暗室20内に配置され、評価対象のアンテナである。送信アンテナ23a〜23dは、電波暗室20内に配置され、評価アンテナ24a、24bに電波を放射するアンテナである。ベースバンド信号生成部21は、ベースバンド信号を発生する。合成信号発生部10は、周波数が互いに異なる複数の正弦波を生成して、複数の正弦波に所望の相関性を与え、相関性が与えられた正弦波と、ベースバンド信号とを乗算して合成し、複数の合成信号を発生することで、フェージングを生成する。アップコンバータ22−1〜22−4は、合成信号の周波数をアップコンバートする。評価部30は、評価アンテナ24a、24bで受信された電波をダウンコンバートして、ベースバンド信号に変換し、アンテナ特性を解析する。
【選択図】図1
Description
図32は通信端末MSの進行方向と電波の到来角とに応じたドップラ周波数の変化を示す図である。(A)は通信端末MSの進行方向に対し同一方向のパスから電波を受けた場合、(B)は通信端末MSの進行方向に対し垂直方向から電波を受けた場合を示している。
また、(B)のように、通信端末MSの進行方向に対し垂直方向から電波を受ける場合は、進行方向に対する見かけ上の電波の波長は生成されないので、通信端末MSが移動していないのと同じことになり、ドップラシフトの影響は受けない(θ=π/2、3π/2となり、Δf=0)。
(1)フェージング精度の劣化。
電波暗室には、複数の送信アンテナを配置するが、実際には所望の送信アンテナ数を必ずしも設置できるとは限らない。従来のアンテナ特性評価システム5aの構成では、送信アンテナの設置数が少ないと、測定に必要な十分長いフェージング周期を得られることができず、アンテナ特性評価を効率的にかつ精度よく実行できないといった問題があった。
送信アンテナに無指向性アンテナを使用すると、フェージング精度が劣化するといった問題があった。図2は無指向性アンテナによるフェージング精度の劣化を示す図である。通信端末MSの周囲に、アンテナA3、A4が配置し、アンテナA3は、ドップラ周波数がΔfaの電波R1を放射し、アンテナA4は、ドップラ周波数がΔfbの電波R2を放射する。
図33で示した従来のアンテナ特性評価システム5aの構成では、所望のフェージング周期を確保することができないおそれがあった。図3はフェージング周期を示す図である。縦軸は電力、横軸は時間である。
このように、1つの評価項目を測定する場合に、周期Tのフェージングを評価アンテナが受信することが必要であるならば、従来のアンテナ特性評価システムの構成では、1周期がTとなるようなフェージングを生成するのに必要な数の送信アンテナを電波暗室内に立てる必要がある。
図33で示したアンテナ特性評価システム5aでは、送信アンテナ53a〜53dからの放射電波は、評価アンテナ54a、54bに同時に到達するために、フェージングの環境としては、1パス環境を生成していることになり、フラットフェージングの影響下におけるアンテナ特性評価を行うものである。
一方、周波数選択性フェージングは、フェージング波の周波数成分毎に、振幅・位相が時間と共に変動し、チャネルの周波数毎に減衰レベルが異なるフェージング変動のことである。
次に周波数選択性フェージングの原理について数式を用いて説明する。時間tのときの周波数f0の正弦波の関数(正弦波の振幅)は、式(2)で表すことができる。
また、パスiにおける、時間tのときの周波数fnのフェージングは、以下の式(3)で表せる(ai,nは係数である)。
=[g1(t)+g2(t−τ)exp(−j2πfcτ)]exp(j2πfct)・・・(4)
図6はフェージングをベクトル表現した図である。座標軸上に、ベクトルg1(t)とベクトルg2(t−τ)とが示されている。ここで、fc=1/τのときのベクトルg1(t)とベクトルg2(t−τ)との合成ベクトルν(t)は、ベクトルg1(t)+g2(t−τ)となる。また、fc=1/(2τ)のときのベクトルg1(t)とベクトルg2(t−τ)との合成ベクトルν(t)は、ベクトルg1(t)−g2(t−τ)となる。
exp(j2πf1t)=exp(j2πf2t)=exp(j2πf3t)=exp(j2πf4t)・・・(5)
となる。式(5)をexp(j2πf1t)で割ると、
1=exp(j2π(f2−f1)t)=exp(j2π(f3−f1)t)=exp(j2π(f4−f1)t)・・・(6)
となる。式(6)の各エクスポネンシャルが1となるには、(f2−f1)t、(f3−f1)t、(f4−f1)tがそれぞれ整数となればよい。なぜなら、式(2)から、cos(2πft)+jsin(2πft)=exp(j2πft)なので、ftが整数のとき、左辺のcos(2πft)+jsin(2πft)は、cosの項が1、sinの項が0となるからである。
N2/(f2−f1)=N3/(f3−f1)=N4/(f4−f1)=t・・・(7)
式(7)を展開して、
N2´=(f2´−f1)・N4/(f4−f1)・・・(8)
となり、式(8)のN2´と最も近いN4と素の関係にあるN2を求める(N4は1980以上の整数とする)。
f2=((f4−f1)・N2/N4)+f1・・・(9)
となるから、求めたN2を式(9)に代入して、f2を求める。
N3´=(f3´−f1)・N4/(f4−f1)・・・(10)
となり、式(10)のN3´と最も近いN4と素の関係にあるN3を求める。
f3=((f4−f1)・N3/N4)+f1・・・(11)
となるから、求めたN3を式(11)に代入して、f3を求める。このようなアルゴリズムによって、周波数f1、f2、f3、f4に対して、互いに素の関係となる値を求めることができる。
すなわち、1つの正弦波生成部は、n個の初期正弦波を生成する。したがって、信号生成部11の全体では、(n×m×k)個の互いに異なる周波数を持つ初期正弦波が生成されることになる。
図17は演算部12の演算処理例を示す図である。演算部12では、図12に示したk列目に位置するm個の正弦波生成部Xm-kのそれぞれから、初期正弦波XmVk-aと初期正弦波XmHk-aとを抽出して(1≦a≦n/2:aは自然数)、n個の要素からなる初期正弦波の列ベクトルを生成する。
・・・(17)
また、V21=(ν2V1-1、ν2V2-1、ν2V3-1、ν2V4-1、ν2V5-1、ν2V6-1、ν2V7-1、ν2V8-1、ν2V9-1)のそれぞれの要素に対して、重み係数W1〜W9を乗算して乗算値の和Vadd2-1を求める(式(18))。
・・・(18)
さらに、V31=(ν3V1-1、ν3V2-1、ν3V3-1、ν3V4-1、ν3V5-1、ν3V6-1、ν3V7-1、ν3V8-1、ν3V9-1)のそれぞれの要素に対して、重み係数W1〜W9を乗算して乗算値の和Vadd3-1を求める(式(19))。
・・・(19)
さらにまた、V41=(ν41-1、ν4V2-1、ν4V3-1、ν4V4-1、ν4V5-1、ν4V6-1、ν4V7-1、ν4V8-1、ν4V9-1)のそれぞれの要素に対して、重み係数W1〜W9を乗算して乗算値の和Vadd4-1を求める(式(20))。
・・・(20)
重み付け合成部V−1は、Vadd1-1+Vadd2-1+Vadd3-1+Vadd4-1を計算し、総和である計算結果をディジタルの合成信号として生成し、D/A部16a−1へ出力する。その他の重み付け合成部についても同様な合成演算を行うので説明は省略する。なお、重み係数は、合成部15内の記憶領域に保持されており、ユーザによって重み係数の値は、任意の値に設定可能である。
評価対象のアンテナである評価アンテナと、
前記評価アンテナに電波を放射する複数の送信アンテナと、
ベースバンド信号を発生するベースバンド信号生成部と、
合成信号を生成する合成信号発生部と、
前記送信アンテナに接続し、前記合成信号の周波数を前記電波の周波数までアップコンバートするアップコンバータと、
前記評価アンテナと接続し、前記電波を受信したときの前記評価アンテナの前記アンテナ特性の評価を行う評価部と、
を備え、
前記合成信号発生部は、
周波数が互いに異なる複数の正弦波を生成して、複数の前記正弦波に所望の相関性を与え、
相関性が与えられた前記正弦波と、前記ベースバンド信号とを乗算して合成し、複数の前記合成信号を発生することで、フェージングを生成する、
ことを特徴とするアンテナ特性評価システム。
周波数の互いに異なる複数の初期正弦波を生成する複数の正弦波生成部を含む信号生成部と、
前記初期正弦波に、所望の相関性を与えるための相関パラメータを乗算して、所望の相関性を与えた正弦波である複数の相関正弦波を生成する演算部と、
マルチパス用の遅延を与えた前記ベースバンド信号と、前記相関正弦波とを乗算して乗算値を生成する正弦波乗算・遅延部と、
前記乗算値に重み付けを行って合成し、前記合成信号を生成する合成部と、
から構成され、ディジタル信号処理により各機能が動作することを特徴とする付記1記載のアンテナ特性評価システム。
(付記5) 前記演算部は、複数の前記合成信号の相関性が互いに0になるような、または複数の前記合成信号の相関性が互いに十分小さくなるような、前記相関パラメータを用いることを特徴とする付記3記載のアンテナ特性評価システム。
前記信号生成部は、前記正弦波生成部を(m×k)個含み、行方向にm個、列方向にk個の前記正弦波生成部を配置させたとして、m行k列に位置する前記正弦波生成部を正弦波生成部Xm-kとした場合に、
正弦波生成部Xm-kは、ベースバンド信号BmのI信号成分に対応する、n個の前記初期正弦波である初期正弦波XmVk-nと、ベースバンド信号BmのQ信号成分に対応する、n個の前記初期正弦波である初期正弦波XmHk-nとを生成して、前記信号生成部から(2n×m×k)個の前記初期正弦波を生成し、
前記演算部は、
k列目に位置するm個の正弦波生成部Xm-kのそれぞれから、初期正弦波XmVk-aと初期正弦波XmHk-aとを抽出し(1≦a≦n/2:aは自然数)、n個の要素からなる初期正弦波の列ベクトルに、n×nの行列要素を持つ前記相関パラメータを乗算して、n個の要素からなる前記相関正弦波の列ベクトルを生成することで、(n×m×k)個の前記相関正弦波を生成し、
初期正弦波XmVk-nに対応する前記相関正弦波を相関正弦波YmVk-n、初期正弦波XmHk-nに対応する前記相関正弦波を相関正弦波YmHk-nとした場合に、
前記正弦波乗算・遅延部は、
パスP1に対する乗算処理を行う場合は、ベースバンド信号Bmには遅延を与えず、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmV1-nを乗算して乗算値νmV1-nを生成し、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmH1-nを乗算して乗算値νmH1-nを生成し、
パスPs(2≦s≦k:sは自然数)に対する乗算処理を行う場合は、各パス間の遅延をDs−1(2≦s≦k:sは自然数)としたとき、ベースバンド信号BmにはD1+D2+・・・+Ds−1の遅延を与えて、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmVs-nを乗算して乗算値νmVs-nを生成し、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmHs-nを乗算して乗算値νmHs-nを生成し、
前記正弦波乗算・遅延部で求められた、I信号成分に対応する乗算値ベクトルをVmn=(νmVk-n)とし、Q信号成分に対応する乗算値ベクトルをHmn=(νmHk-n)とし、
前記合成部は、n個の重み付け合成部V−1〜V−nと、n個の重み付け合成部H−1〜H−nとから構成され、
重み付け合成部V−nには、乗算値ベクトルVmnが入力し、重み付け合成部H−nには、乗算値ベクトルHmnが入力し、
重み付け合成部V−nは、乗算値ベクトルVmnの要素であるk個の乗算値νmVk-nに、k個の重み付け係数Wr(1≦r≦k:rは自然数)をそれぞれ乗算し、乗算結果を加算したm個の加算値Vaddm-nを求め、加算値Vaddm-nの総和を、1つの合成信号として生成し、
重み付け合成部H−nは、乗算値ベクトルHmnの要素であるk個の乗算値νmHk-nに、k個の重み付け係数Wrをそれぞれ乗算し、乗算結果を加算したm個の加算値Haddm-nを求め、加算値Haddm-nの総和を、1つの合成信号として生成する、
ことを特徴とする付記3記載のアンテナ特性評価システム。
周波数の互いに異なる複数の初期正弦波を生成する複数の正弦波生成部を含む信号生成部と、
前記初期正弦波に、所望の相関性を与えるための相関パラメータを乗算して、所望の相関性を与えた正弦波である複数の相関正弦波を生成する演算部と、
パス毎に遅延を与えたベースバンド信号と、前記相関正弦波とを乗算して乗算値を生成する正弦波乗算・遅延部と、
前記乗算値に重み付けを行って合成し、前記合成信号を生成する合成部と、
を有することを特徴とする合成信号発生装置。
前記信号生成部は、前記正弦波生成部を(m×k)個含み、行方向にm個、列方向にk個の前記正弦波生成部を配置させたとして、m行k列に位置する前記正弦波生成部を正弦波生成部Xm-kとした場合に、
正弦波生成部Xm-kは、送信アンテナ数の半分に対応する、n/2個の前記初期正弦波である初期正弦波XmVk-nと、送信アンテナ数の残り半分に対応する、n/2個の前記初期正弦波である初期正弦波XmHk-nとを生成して、前記信号生成部から(n×m×k)個の前記初期正弦波を生成し、
前記演算部は、
k列目に位置するm個の正弦波生成部Xm-kのそれぞれから、初期正弦波XmVk-aと初期正弦波XmHk-aとを抽出し(1≦a≦n/2:aは自然数)、n個の要素からなる初期正弦波の列ベクトルに、n×nの行列要素を持つ前記相関パラメータを乗算して、n個の要素からなる前記相関正弦波の列ベクトルを生成することで、(n×m×k)個の前記相関正弦波を生成し、
初期正弦波XmVk-nに対応する前記相関正弦波を相関正弦波YmVk-n、初期正弦波XmHk-nに対応する前記相関正弦波を相関正弦波YmHk-nとした場合に、
前記正弦波乗算・遅延部は、
パスP1に対する乗算処理を行う場合は、ベースバンド信号Bmには遅延を与えず、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmV1-nを乗算して乗算値νmV1-nを生成し、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmH1-nを乗算して乗算値νmH1-nを生成し、
パスPs(2≦s≦k:sは自然数)に対する乗算処理を行う場合は、各パス間の遅延をDs−1(2≦s≦k:sは自然数)としたとき、ベースバンド信号Bmには(D1+D2+・・・+Ds−1の遅延を与えて、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmVs-nを乗算して乗算値νmVs-nを生成し、前記ベースバンド信号Bmに、相関正弦波YmHs-nを乗算して乗算値νmHs-nを生成し、
前記正弦波乗算・遅延部で求められた、I信号成分に対応する乗算値ベクトルをVmn=(νmVk-n)とし、Q信号成分に対応する乗算値ベクトルをHmn=(νmHk-n)とし、
前記合成部は、n個の重み付け合成部V−1〜V−nと、n個の重み付け合成部H−1〜H−nとから構成され、
重み付け合成部V−nには、乗算値ベクトルVmnが入力し、重み付け合成部H−nには、乗算値ベクトルHmnが入力し、
重み付け合成部V−nは、乗算値ベクトルVmnの要素であるk個の乗算値νmVk-nに、k個の重み付け係数Wr(1≦r≦k:rは自然数)をそれぞれ乗算し、乗算結果を加算したm個の加算値Vaddm-nを求め、加算値Vaddm-nの総和を、1つの合成信号として生成し、
重み付け合成部H−nは、乗算値ベクトルHmnの要素であるk個の乗算値νmHk-nに、k個の重み付け係数Wrをそれぞれ乗算し、乗算結果を加算したm個の加算値Haddm-nを求め、加算値Haddm-nの総和を、1つの合成信号として生成する、
ことを特徴とする付記7記載の合成信号発生装置。
10 合成信号発生部
20 電波暗室
21 ベースバンド信号生成部
22−1〜22−4 アップコンバータ
23a〜23d 送信アンテナ
24a、24b 評価アンテナ
30 評価部
31 アンテナ特性評価ボード
32 評価用端末
Claims (6)
- アンテナ特性の評価を行うアンテナ特性評価システムにおいて、
評価対象のアンテナである評価アンテナと、
前記評価アンテナに電波を放射する複数の送信アンテナと、
ベースバンド信号を発生するベースバンド信号生成部と、
合成信号を生成する合成信号発生部と、
前記送信アンテナに接続し、前記合成信号の周波数を前記電波の周波数までアップコンバートするアップコンバータと、
前記評価アンテナと接続し、前記電波を受信したときの前記評価アンテナの前記アンテナ特性の評価を行う評価部と、
を備え、
前記合成信号発生部は、
周波数が互いに異なる複数の正弦波を生成して、複数の前記正弦波に所望の相関性を与え、
相関性が与えられた前記正弦波と、前記ベースバンド信号とを乗算して合成し、複数の前記合成信号を発生することで、フェージングを生成する、
ことを特徴とするアンテナ特性評価システム。 - 前記送信アンテナが放射した前記電波が、他の前記送信アンテナに反射した際に、生成される反射波が十分小さくなるように、指向性を絞った前記送信アンテナを用いることを特徴とする請求項1記載のアンテナ特性評価システム。
- 前記合成信号発生部は、
周波数の互いに異なる複数の初期正弦波を生成する複数の正弦波生成部を含む信号生成部と、
前記初期正弦波に、所望の相関性を与えるための相関パラメータを乗算して、所望の相関性を与えた正弦波である複数の相関正弦波を生成する演算部と、
マルチパス用の遅延を与えた前記ベースバンド信号と、前記相関正弦波とを乗算して乗算値を生成する正弦波乗算・遅延部と、
前記乗算値に重み付けを行って合成し、前記合成信号を生成する合成部と、
から構成され、ディジタル信号処理により各機能が動作することを特徴とする請求項1記載のアンテナ特性評価システム。 - 前記正弦波生成部は、互いの周波数が素の関係となる前記初期正弦波を生成することを特徴とする請求項3記載のアンテナ特性評価システム。
- 前記演算部は、複数の前記合成信号の相関性が互いに0になるような、または複数の前記合成信号の相関性が互いに十分小さくなるような、前記相関パラメータを用いることを特徴とする請求項3記載のアンテナ特性評価システム。
- 複数の信号を合成して合成信号を発生する合成信号発生装置において、
周波数の互いに異なる複数の初期正弦波を生成する複数の正弦波生成部を含む信号生成部と、
前記初期正弦波に、所望の相関性を与えるための相関パラメータを乗算して、所望の相関性を与えた正弦波である複数の相関正弦波を生成する演算部と、
パス毎に遅延を与えたベースバンド信号と、前記相関正弦波とを乗算して乗算値を生成する正弦波乗算・遅延部と、
前記乗算値に重み付けを行って合成し、前記合成信号を生成する合成部と、
を有することを特徴とする合成信号発生装置。
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