JP2010070994A - Handrail bracket - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、廊下や階段等の壁面に手摺り棒を設置するために用いられる手摺りブラケットに関する。 The present invention relates to a handrail bracket used for installing a handrail bar on a wall surface such as a hallway or a staircase.
従来、この種の手摺りブラケットとしては、例えば次のようなものが存在する。即ち、この従来のものは、一端部がビスにより壁面に固定され、且つ他端部に手摺り棒が取付けられる金属製のブラケット本体と、該ブラケット本体の前面側に開設された開口部に着脱自在に被着される合成樹脂製のカバー体とからなっている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の手摺りブラケットについては、カバー体はブラケット本体の開口部に被着する旨が開示されるに止まっており、該カバー体をブラケット本体の開口部に容易に且つ確実に取付けることができ、しかも簡易な構成からなる取付手段の開発が望まれていたのである。 However, with regard to the conventional handrail bracket, it is only disclosed that the cover body is attached to the opening of the bracket body, and the cover body can be easily and reliably attached to the opening of the bracket body. In addition, it has been desired to develop a mounting means having a simple configuration.
また、前記ブラケット本体は、端部に設けた平板状の取付座を介して壁面に固定されるが、該取付座の肉厚は十分に確保されていない。このため、ビスで壁面に固定する際には、ブラケット本体及びビスの双方を保持しつつビスを壁面に固定しなければならず、現場に於ける作業が非常に厄介なものとなっていた。 Moreover, although the said bracket main body is fixed to a wall surface via the flat mounting seat provided in the edge part, the thickness of this mounting seat is not fully ensured. For this reason, when fixing to a wall surface with a screw, the screw had to be fixed to the wall surface while holding both the bracket body and the screw, and the work at the site was very troublesome.
それ故に、本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ブラケット本体とカバー体とを容易に取付けることのできる取付手段を提供することにある。 Therefore, the present invention has been made in view of this point, and an object of the present invention is to provide an attachment means that can easily attach the bracket body and the cover body.
本発明に係る手摺りブラケットは、前面に開口部を有して、一端部に手摺り棒が取付けられ、且つ他端部が壁面に固定されるブラケット本体と、前記開口部に着脱自在に取付けられるカバー体とを備え、ブラケット本体の一端部に、カバー体に設けられた係入部を係入可能な係入孔が形成されると共に、ブラケット本体の他端部に、カバー体に設けられた係止片を係止可能な係止部が形成されたものである。 The handrail bracket according to the present invention has an opening on the front surface, a handrail bar attached to one end, and a bracket body whose other end is fixed to a wall surface, and a removably attached to the opening. And a cover hole formed in one end portion of the bracket body to engage the engagement portion provided in the cover body, and provided in the cover body at the other end portion of the bracket body. A locking portion capable of locking the locking piece is formed.
これによると、例えばブラケット本体の一端部に手摺り棒を取付けると共に、他端部を壁面に固定した後、カバー体の係入部をブラケット本体の係入孔に係入した状態で、該ブラケット本体の係止部にカバー体の係止片を係止する。これにより、ブラケット本体の開口部を覆うようにカバー体を簡単に取付けることができる。一方、ブラケット本体の係止部とカバー体の係止片との係止状態を解除した後に、該カバー体の係入部をブラケット本体の係入孔から離脱させれば、カバー体をブラケット本体から取外すことも可能である。 According to this, for example, after attaching a handrail bar to one end of the bracket body and fixing the other end to the wall surface, the bracket body is engaged with the engagement portion of the cover body in the engagement hole of the bracket body. The locking piece of the cover body is locked to the locking portion. Thereby, a cover body can be easily attached so that the opening part of a bracket main body may be covered. On the other hand, after releasing the locking state between the locking portion of the bracket body and the locking piece of the cover body, the cover body is removed from the bracket body by removing the engaging portion of the cover body from the engaging hole of the bracket body. It is also possible to remove it.
また、前記カバー体を合成樹脂で構成すると共に、係止片を一体成形して設けてもよい。 Further, the cover body may be made of synthetic resin and the locking piece may be integrally formed.
これによれば、係止片はカバー体と一体成形されるので、別途係止片をカバー体に取付ける必要はなく、その係止片を前記ブラケット本体の係止部に係止すればカバー体をブラケット本体に取付けることができる。 According to this, since the locking piece is integrally formed with the cover body, there is no need to separately attach the locking piece to the cover body, and if the locking piece is locked to the locking portion of the bracket body, the cover body Can be attached to the bracket body.
更に、前記カバー体を金属から構成すると共に、該カバー体に係止片を備えた係止部材を着脱自在に設けるようにしてもよい。 Furthermore, the cover body may be made of metal, and a locking member provided with a locking piece may be detachably provided on the cover body.
これにより、ブラケット本体にカバー体を取付ける場合は、該カバー体に係止部材を取付け、その係止片をブラケット本体の係止部に係止させればよい。 Thereby, when attaching a cover body to a bracket main body, what is necessary is just to attach a locking member to this cover body, and to lock the locking piece to the locking part of a bracket main body.
このように、カバー体の材質の如何を問わず、カバー体のブラケット本体への取付手段を統一することにより、ブラケット本体を共用することが可能となる。その結果、カバー体の材質に応じてブラケット本体を別途製作する必要がなくなると共に、在庫管理の簡略化が図れることになる。 As described above, the bracket body can be shared by unifying the means for attaching the cover body to the bracket body regardless of the material of the cover body. As a result, it is not necessary to separately manufacture a bracket body according to the material of the cover body, and inventory management can be simplified.
また、前記ブラケット本体の他端部に、壁面に固定される筒状部を設けると共に、該筒状部に、前記壁面に固定するための棒状の固定具が挿通される筒体を設けても構わない。 Further, a cylindrical portion fixed to the wall surface may be provided at the other end portion of the bracket body, and a cylindrical body through which a rod-shaped fixing tool for fixing to the wall surface is inserted may be provided in the cylindrical portion. I do not care.
これによると、筒体に挿通された棒状の固定具により筒状部が壁面に固定されることになる。この場合に於いて、固定具は筒体によりその挿着状態が維持されるので、作業者は固定具を保持せずに固定作業を行うことが可能となる。その結果、作業の効率化が図れることになる。 According to this, a cylindrical part will be fixed to a wall surface with the rod-shaped fixing tool penetrated by the cylinder. In this case, since the fixing tool is maintained in the inserted state by the cylindrical body, the operator can perform the fixing work without holding the fixing tool. As a result, work efficiency can be improved.
また、本発明に係る手摺りブラケットは、全体の構成が極めて簡易であるために、その製作も容易で且つ安価に行うことができる。 Moreover, since the handrail bracket according to the present invention has a very simple overall configuration, it can be manufactured easily and inexpensively.
以上のように、本発明によれば、カバー体をブラケット本体に簡単に取付けることができる。 As described above, according to the present invention, the cover body can be easily attached to the bracket body.
以下、本発明に係る手摺りブラケットの一実施形態について、図面に基づいて説明する。 Hereinafter, an embodiment of a handrail bracket according to the present invention will be described based on the drawings.
図1は本実施形態に係る手摺りブラケットを示し、同図(a)は正面図で、同図(b)が側面図である。かかる手摺りブラケット1は、図2に示すように前面に開口部2が形成された金属製のブラケット本体3と、この開口部2を覆うべくブラケット本体3に着脱自在に設けられる合成樹脂製のカバー体30とを備えている。
FIG. 1 shows a handrail bracket according to the present embodiment, where FIG. 1 (a) is a front view and FIG. 1 (b) is a side view. As shown in FIG. 2, the handrail bracket 1 is made of a
ブラケット本体3の正面に位置する内壁面4の一端部側には、幅広な係入孔5が開設されている。また、その下方位置には上下方向に所定間隔を有して一対の取付孔6、6が設けられている。ブラケット本体3の背面側一端部には、図3に示すように、丸棒状の手摺り棒50が挿着される円筒状部7が設けられている。この手摺り棒50は同図の如く、その先端面に前記取付孔6、6に挿通したタッピングネジ8を締着して固定される。
A wide
ブラケット本体3の開口部2の底面9には、図2(b)に示すように、3個の固定孔10が設けられている。また、中央前方位置には所定の幅を有する溝部11が形成され、その奥部には奥部側程高く傾斜する傾斜面部12を介して、凸状の係止部13が連設されている。ブラケット本体3の他端部には、図3に示すように、壁面Aに固定される円筒形状の筒状部14が設けられている。また、この筒状部14には、前記固定孔10に連通する円孔15を備えた複数の筒体16が設けられており、かかる筒体16は軸方向(図3の上下方向)に所定長さを確保して形成されている。具体的には、筒体16の長さは、固定孔10及び円孔15に挿通されるタッピングネジ17の外径寸法の2倍以上となるように設定されている。
As shown in FIG. 2B, three
尚、ブラケット本体3の筒状部14の背面側に位置する背面部14aは、図3に示すように、前記内壁面4を延長して形成されたものである。これにより、筒状部14の強度が向上するために、壁面Aとの良好な取付状態を長期に渡り維持することが可能となる。
In addition, the
カバー体30の内面側一端部には、図3に示すように、前記ブラケット本体3の係入孔5に係脱自在な係入部31が形成されている。また、カバー体30の内面側他端部には、係入部31をブラケット本体3の係入孔5に係入した状態で、ブラケット本体3の係止部13に係止可能な凸部32を先端部に有する係止片33が設けられている。これら係入部31及び係止片33は、カバー体30と一体成形して形成されたものである。
As shown in FIG. 3, an
このカバー体30は、必ずしもこのように合成樹脂で構成する必要はなく、金属で構成することも可能である。この場合は、図4に示すように、カバー体30とは別体に形成された係止部材40をカバー体30に取付ける。かかる係止部材40は、図5(b)に示すように側面略Lの字状に形成されている。その一端部には、前記合成樹脂製の係止片33と同様に、ブラケット本体3の係止部13に係止可能な凸部41を先端部に有する係止片42が設けられている。また、他端部には同図(a)のように、先端部内面に係止爪43を有する一対の挟持片44、44が対向して設けられており、合成樹脂からなっている。
The
一方、図4に示すように、カバー体30の内面側他端部には、係止部材40が取付可能な取付座45が一体的に設けられている。この取付座45は、前記係止部材40の挟持片44、44により挟持される基端部46と、その先端に他端部側(図4の下側)に向けて折曲形成された離脱防止部47とからなっている。係止部材40の挟持片44、44を取付座45の基端部46に対向させた状態で押圧することにより、係止部材40をカバー体30に簡単に取付けることができる。
On the other hand, as shown in FIG. 4, a
このように、カバー体30の材質の如何を問わず、カバー体30のブラケット本体3への取付手段を統一することにより、一種類のブラケット本体3を共用することが可能になる。その結果、カバー体30の材質に応じてブラケット本体3を別途製作する必要がなくなると共に、在庫管理の簡略化が図れることになる。
Thus, it is possible to share one type of
次に、かかる手摺りブラケット1を使用して壁面Aに手摺り棒50を設置する場合について説明する。この場合は、一対の手摺りブラケット1を使用するが、カバー体30はブラケット本体3から取外しておく。
Next, the case where the
先ず、図3に示すように、一方のブラケット本体3の一端部側の円筒状部7に手摺り棒50の一端部を挿着する。この状態で、ブラケット本体3の底面9に設けた各固定孔10及び円孔15にタッピングネジ17を挿通し、これを壁面Aに締着して固定する。この場合に於いて、円孔15が形成された筒体16は軸方向に所定長さを確保して形成されているために、これにタッピングネジ17を挿通すると、タッピングネジ17から手を離しても挿通状態は維持されることになる。従って、タッピングネジ17の締着時に於いて、作業者はタッピングネジ17を手で保持する必要がなくなり、現場での作業を効率的に行えることとなる。尚、壁面Aには予めタッピングネジ17用の下孔を開けておくのが好ましい。
First, as shown in FIG. 3, one end of the
次に、ブラケット本体3の内壁面4に設けた取付孔6、6にタッピングネジ8を挿通して締着し、手摺り棒50をブラケット本体3の円筒状部7に固定する。尚、手摺り棒50の他端部も同様にして他方のブラケット本体3に固定する。
Next, the tapping
その後、カバー体30の係入部31をブラケット本体3の係入孔5に係入した状態で、カバー体30の他端部をブラケット本体3側に押圧すると、その係止片33がブラケット本体3の傾斜面部12により押圧されて撓み、係止片33の凸部32がブラケット本体3の係止部13に係止される。このような極めて簡単に、カバー体30をブラケット本体3の開口部2に取付けることができる。
Thereafter, when the other end portion of the
一方、カバー体30をブラケット本体3から取外す場合は、図1、図3及び図4に示すようにブラケット本体3に形成した溝部11を利用すればよい。即ち、この溝部11にドライバー等を挿入して、カバー体30を手前側に押圧すれば、係止片33,42の凸部32、41とブラケット本体3の係止部13との係止状態が解除されることになる。そして、カバー体30の係入部31をブラケット本体3の係入孔5から離脱すれば、カバー体30を簡単に取外すことができる。よって、例えばタッピングネジ8、17の締め直しや交換等も容易に行えるのである。
On the other hand, when removing the
尚、上記実施形態に於いては、ブラケット本体3の他端部に筒状部14を設けたが、かかる筒状部14は必ずしも設ける必要はなく、省略しても構わない。この場合は、底面9を介して直接壁面Aに固定すればよい。
In the above embodiment, the
また、カバー体30を金属で構成する場合は、係止部材40も金属で構成することも可能である。この場合、係止片42は例えば弾性を備えた金属製のバネ片等で形成すればよい。
Moreover, when the
更に、上記実施形態では、ブラケット本体3をタッピングネジ8、17により手摺り棒50及び壁面Aに固定しているが、かかる固定具は決してこれに限定されるものではない。例えば釘等を固定具として適用することも可能である。
Furthermore, in the said embodiment, although the bracket
その他、ブラケット本体3やカバー体30の形状や材質等も本発明の意図する範囲内に於いて任意に設計変更自在である。
In addition, the shape and material of the
以上のように、本発明は、廊下や階段等の壁面に手摺り棒を取付ける手摺りブラケットについて有用である。 As described above, the present invention is useful for a handrail bracket that attaches a handrail bar to a wall surface such as a hallway or a staircase.
2 開口部
3 ブラケット本体
5 係入孔
13 係止部
14 筒状部
16 筒体
30 カバー体
31 係入部
33、42 係止片
40 係止部材
50 手摺り棒
A 壁面
DESCRIPTION OF SYMBOLS 2
Claims (4)
前記開口部に着脱自在に取付けられるカバー体と、を備え、
ブラケット本体の一端部に、カバー体に設けられた係入部を係入可能な係入孔が形成されると共に、ブラケット本体の他端部に、カバー体に設けられた係止片を係止可能な係止部が形成されてなることを特徴とする手摺りブラケット。 A handrail bar is attached to one end, the other end is fixed to the wall surface, and a bracket body having an opening on the front surface;
A cover body detachably attached to the opening,
An engagement hole is formed at one end of the bracket body to engage the engagement portion provided on the cover body, and an engagement piece provided on the cover body can be engaged at the other end of the bracket body. A handrail bracket characterized in that a simple locking portion is formed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008240659A JP2010070994A (en) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | Handrail bracket |
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