JP2010070946A - 床支持ボルトおよび床支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長さの異なる複数の床支持ボルトを用意する必要が無く、所望の位置で現場で容易に長さ調節のできる床支持ボルトおよび床支持装置の提供。
【解決手段】床支持ボルトは、台座に連結される連結部を有し、連結部を除くほぼ全長に亘って第1ネジ部を有する第1支柱部と、支持部を除くほぼ全長に亘って、第1ネジ部にネジ係合する第1ネジ部とほぼ同じ長さの第2ネジ部を有し、第1支柱部と軸整列して入れ子式にネジ係合する第2支柱部とを備え、上床を下部床に対して300mm〜1500mmの範囲で高さ調節可能に支持する。ネジ部には回転工具の挿入あるいは接着材の注入用の導き穴を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】床支持ボルトは、台座に連結される連結部を有し、連結部を除くほぼ全長に亘って第1ネジ部を有する第1支柱部と、支持部を除くほぼ全長に亘って、第1ネジ部にネジ係合する第1ネジ部とほぼ同じ長さの第2ネジ部を有し、第1支柱部と軸整列して入れ子式にネジ係合する第2支柱部とを備え、上床を下部床に対して300mm〜1500mmの範囲で高さ調節可能に支持する。ネジ部には回転工具の挿入あるいは接着材の注入用の導き穴を設ける。
【選択図】図1
Description
この発明は床支持ボルトおよび床支持装置に関し、特に上床を支持するパネル受けを下部床に対して高さ調節可能に支持するための床支持ボルトおよびそれを用いた床支持装置に関するものである。
住宅用高層建築では、1つの階層の高さが3000mmとされ、天井高さは2500mmとされ、設計によって天井裏の空間高さが200〜300mm、下部床からの床高さが100〜300mmとされるのが一般的である。事務所用高層建築においては、一般には床高さはこれよりも高く、また戸建ての住宅用建築では床高さは300mm〜1500mm程度のものがある。またこれらの設計上の床高さの違いとは別に、スラブの厚さの場所によるばらつきなどの施工上の床高さの違いもある。このため、床支持装置は、床下空間の高さの設計上の相違および施工上の相違に対応するために、高さ調節機能が要求されている。
このような多様な床高さに対応するために、従来提案されている床支持装置は、構造床である下部床(スラブ)上に配置したネジ部材を持つ台座と、下端で台座のネジ部材に螺合して立設され、上端にネジ部分を持つ床支持ボルトと、この床支持ボルトの上端のネジ部分に螺合して高さ調節可能に支持された床パネル受けとを備えている。この床支持装置の床パネル受け上に床パネルを乗せて構造床から所定の距離だけ離して支持し、このように支持された床パネル上に床材を敷き詰めるものである(例えば特許文献1)。
上に説明した従来提案されている床支持装置においては、床高さの設計上の相違に対しては床支持ボルト長さの選択により対応し、施工上の相違に対してはネジ係合調節による微調節で対応できるようにされ、実際には床支持ボルトの選択とネジによる微調節とを組み合わせて対応している。ネジ部長さは微調節のためのものであるので、長いものでも100mm程度である。また、微調節後にネジ部を固定するために、床支持ボルトに中心孔を貫通させて設け、この中心孔の上端から接着材をネジ部に注入して下端で固着することもできていた。
このような床支持装置は、300mm程度の床高さの建築物に用いるのには適していて大きな問題もない。しかしながら、300mm以上の床高さの場合は、設計上の床高さに適合する長さの床支持ボルトをその都度特注で作って対応していたため、床支持装置が極めて高価であった。また、多様な寸法の床支持ボルトをあらかじめ製作して置く場合には、100mm〜1500mmまでの範囲について対応する必要があるため、例えば500mm〜1400mm程度の長いものでは60mm単位で長さを変えて用意する必要があるため、製造して管理しておかねばならない床支持ボルトの種類の数が例えば24種類というような不都合な程に膨大な数になってしまい、合理的でない。
また、床支持ボルトを貫通する中心孔を利用する接着材の注入は、床支持ボルトの長さが300mm以上にもなると、接着材が大量に必要になり、また大量の接着材を注入してもネジ部に十分に届かず、ネジ部を確実に固定することができない。
また、想定される床高さ寸法に対応して数種類の長さの床支持ボルトを用意しておいても、建築物あるいは施工の状況によっては予め用意して置いた床支持ボルトの長さが合わないことがある。床を支持するためには、短すぎる床支持ボルトは採用できないため、余裕を持った長さ(長過ぎる)の床支持ボルトを選択して、施工作業時に支持ボルトの長すぎる部分が邪魔にならぬようにこの部分を切断しなくてはならない。
従来の床支持ボルトを用いる場合には、この切断作業は必要な床支持ボルトの長さが分かっていれば、床支持構造の敷設作業に入る前に予め床支持ボルトを切断しておくか、床パネルを床支持装置上に敷設した後で、床パネルの上面から上方に突出した長すぎる部分を切断することにより行う。
この切断作業は、敷設作業前に行うにしても、敷設作業中に行うにしても、一つ一つをカッターで切断したり、当て金を当ててハンマーで打撃を加えて折る作業は数が多いこと、所望の位置で切断することが困難であること等の理由で、煩雑で、時間の掛かる作業である。またネジ部にねじ係合したパネル受けの構造によっては、ハンマーで打撃すると床支持ボルトがパネル受けの下面の位置で折れてしまうことがあり、作業に相当の注意と熟練が必要であった。
また、床支持ボルトの破断後は、高さ調節をするために、ドライバ等のねじ回し工具を係合させて床支持ボルトを回転させるための係合溝が無くなっているため、床パネル受けの高さ調節ができないという不都合もあった。
以上述べた様々な理由から、床支持ボルトの種類をできるだけ少なくでき、上床を下部床に対して300mm〜1500mmの範囲内で確実に支持でき、しかも高さ調節が可能で施工も容易な床支持ボルトを開発することが望まれている。
従って、この発明の目的は、長さの異なる床支持ボルトを少数種類だけ用意して現場で容易に長さ調節をして所望の床高さに支持できる床支持ボルトおよびそのような床支持ボルトを用いた床支持装置を提供することである。
この発明の床支持ボルトは、下端に下部床上に支持される台座に連結される連結部を有し、上記連結部を除くほぼ全長に亘って第1ネジ部を有する第1支柱部と、上端に上床を支持するパネル受けを支持する支持部を有し、上記支持部を除くほぼ全長に亘って、上記第1ネジ部にネジ係合する上記第1ネジ部とほぼ同じ長さの第2ネジ部を有し、上記第1支柱部と軸整列して入れ子式にネジ係合する第2支柱部とを備え、上記上床を上記下部床に対して高さ調節可能に支持する床支持ボルトである。
また、この発明の床支持装置は、台座と、上記台座から延びた床支持ボルトと、上記床支持ボルトに支持されて高さ調節可能に床を支持するパネル受けとを備えた床支持装置において、上記第1支柱部と上記第2支柱部とが、互いにほぼ等しい全長を持ち、それぞれ他端から一端に向かってほぼ全長に亘って設けられたネジ部を持っている床支持ボルトであることを特徴とする床支持装置である。
実施の形態1.
本発明の床支持装置1は、図1および図2に示すように、コンクリートスラブ等の下部床2上に配置されて、その上に上床3を乗せるための床パネル4を支持するためのものである。床支持装置1は、下部床2上に設置される台座5と、台座5に連結部6で連結されて台座5から上方に延びて上端に支持部7を持つ床支持ボルト8と、床支持ボルト8の支持部7で支持されて床パネル4を支持するパネル受け9とを備えている。
本発明の床支持装置1は、図1および図2に示すように、コンクリートスラブ等の下部床2上に配置されて、その上に上床3を乗せるための床パネル4を支持するためのものである。床支持装置1は、下部床2上に設置される台座5と、台座5に連結部6で連結されて台座5から上方に延びて上端に支持部7を持つ床支持ボルト8と、床支持ボルト8の支持部7で支持されて床パネル4を支持するパネル受け9とを備えている。
台座5は、図示の例では防振作用を持つゴム製の部材であって、ほぼ円錐台形あるいは釣り鐘型である。台座5の上部中央部には嵌合穴10が設けてあって、床支持ボルト8の下端部である連結部6を受け入れて支持できるようにしてある。台座5と床支持ボルト8との結合は、図示のような連結部6に膨出部を設けて嵌合穴10に圧入し、回転はできるが抜け出さないようなスナップ式構造によっているが、ねじ係合でも良い。
パネル受け9は図示の例では中央に丸い貫通孔11を持つ正方形の板部材であって、床支持ボルト8の支持部7に嵌合して支持されている。支持部7とパネル受け9との間の支持構造はパネル受け9を床支持ボルト8の上端部に支持できるものであれば何でも良く、例えばパネル受け9の貫通孔11に形成した雌ネジを支持部7の外周に切った雄ネジにネジ係合させるものであっても良い。
床支持ボルト8は、上述のように下端に下部床2上に支持される台座5に連結される連結部6を有する第1支柱部12と、上端に上床3および床パネル4などの床材を支持するパネル受け9を支持する支持部7を有する第2支柱部13とを備えている。第1支柱部12は、一端である下端の連結部6を除いた残りの部分に、即ち他端である上端にまで、ほぼ全長に亘って雄ネジの第1ネジ部14が設けられたロッド状の部材である。第1ネジ部14には、その周面に軸方向に等しい間隔で複数個(図示の例では5個)の導き穴15が設けられていて、導き穴15に第1支柱部12を回転させるための工具(図示してない)を径方向に挿入して回転できるようにしてある。支持部7は図示の例ではフランジ部と膨出部とを持っていて、ネジが形成されていないが、台座5の嵌合穴10に雌ネジを設けてこの雌ネジにネジ係合する雄ネジとすることもできる。またこの雄ネジをネジ部14の延長部分とすることもできる。
第2支柱部13は、第1支柱部12と全長がほぼ同じであって、そのほぼ全長に亘って雌ネジの第2ネジ部16が設けられた中空管状の部材である。第2ネジ部16は図示の例では一端である上端の支持部7に対応する部分を除いた残りの部分に、他端である下端にまで全長に亘って形成されているが、第2ネジ部16を支持部7の内周部にまで設けることもできる。第2支柱部13の管壁には軸方向に直線状に等間隔に並んで配置された丸穴である導き穴17がほぼ全長に亘って形成されている。この導き穴17も、第2支柱部13を回転させるための工具(図示してない)を係合させて第2支柱部13を回転できるようにするものである。工具を導き穴17を貫通させて導き穴15にも係合させれば、第1支柱部12と共に第2支柱部13を回転させことができる。
また、長さ調節後に、この導き穴17から接着材を注入して、第1支柱部12と第2支柱部13との間を結合して回転してしまわぬようにすることもできる。接着材は、第1ネジ部14と係合している第2ネジ部16に設けられている導き穴17のうち、第1支柱部12の先端部(連結部6から遠い側の端部)に対応して重なる導き穴17だけに、あるいは第2支柱部13の先端部(支持部7から遠い側の端部)の導き穴17だけに注入すれば十分である。この位置の導き穴17だけに注入することは、全ての導き穴17に注入する場合に比べて、接着材の節約および作業時間の短縮の観点から極めて有利である。勿論第1ネジ部14と係合している第2ネジ部16に設けられている導き穴17の全てに注入することもでき、この場合でも床支持ボルトに貫通して設けられた中心孔に接着材を充填する場合に比較すれば遙かに有利である。
このように、床支持ボルト8は、上床3を下部床2から300mm以上の床高さに支持するために、台座5に連結されて第1ネジ部14を持つ第1支柱部12と、この第1支柱部12に対して軸整列して入れ子式に第2ネジ部16でネジ係合した第2支柱部13とを備えていて、パネル受け9を下部床2に対して高さ調節可能に支持するものである。また、第1支柱部12と第2支柱部13とは、互いにほぼ等しい全長を持ち、それぞれほぼ全長に亘って設けられた第1ネジ部14および第2ネジ部16を持っている。第1支柱部12の第1ネジ部14は、上端である他端から連結部6の側の下端である一端に向かって形成されており、第2支柱部13の第2ネジ部16は、下端である他端から支持部7の側の上端である一端に向かって形成されている。
この床支持ボルト8は、第1支柱部12と第2支柱部13とが、互いにほぼ等しい全長を持っているとともに、それぞれ連結部6あるいは支持部7を除くほぼ全長に亘って設けられた第1ネジ部14および第2ネジ部16を持っていて、第1ネジ部14および第2ネジ部16が互いに入れ子式にネジ係合しているので、床支持ボルト8の全長の最大調節範囲が、第1ネジ部14あるいは第2ネジ部16のほぼ全長に等しくなり、第1ネジ部14および第2ネジ部16の軸方向長さに応じた大きな調節範囲が得られる。
この発明の床支持ボルト8は、パネル受け9上の上床3を下部床2に対して例えば300mm〜1500mmの範囲の高さに高さ調節可能に支持するためものであり、この床高さに対応するために、第1支柱部12および第2支柱部13が225mm〜825mmの範囲の長さを持っている。
床支持ボルト8の長さは、台座5の高さ、台座5と床支持ボルト8との間の連結部6の高さ、パネル受け9および上床3の厚さを勘案して、上床3を下部床2に対して300mm〜1500mmの範囲の高さで高さ調節可能に支持する長さである。上床3の高さが300mmよりも低い場合には、これまで用いられてきた床支持ボルトおよび床支持装置によって十分に対応でき、必ずしもこの発明の床支持ボルトを用いる必要が無く、例え用いたとしても発明の効果が小さい。上床3の高さが1500mmよりも高い場合には、第1に床高さをこのような高さにする必要が生ずる場合が極めて少なく、実用上の需要が小さく、このような床高さの場合にこの発明の床支持ボルトあるいは床支持装置を使用しなくとも、特注のボルトを使用することで対応でき、1500mm以上の床高さにおいても発明の効果が小さい。
図1の床支持装置において、床高さ300mmに対応するためには床支持ボルト8の長さは、下端部の台座5の高さ、上端部の上床3の厚さ、床パネル4の厚と、連結部6および支持部7の嵌合高さ考慮して、約250mm必要であり、第1支柱部12および第2支柱部13の長さは、約50mmのネジ係合部分を考慮してそれぞれ約150mm〜225mm程度あればよい。第1支柱部12および第2支柱部13の長さが、それぞれ約150mmである場合には、ネジ係合した床支持ボルト8の長さは約175mm〜約250mm(床高さにして約225mm〜約300mm)の範囲の調節が可能である。第1支柱部12および第2支柱部13の長さが、それぞれ約225mmである場合には、約250mm〜約400mm(床高さにして約300mm〜約450mm)の範囲の調節が可能である。
床高さ1500mmに対応するためには床支持ボルト8の長さは約1450mm必要であり、第1支柱部12および第2支柱部13の長さがそれぞれ少なくとも約750mm程度あればよい。この場合の調節範囲は、床高さにして約775mm〜約1500mmである。300mmと1500mmとの間の床高さに対応できる床支持ボルト8は、長さを上述の約250mmから約1450mmの間で、できるだけ少ない種類で範囲内を完全にカバーするように適宜選択して用意しておくと良い。
300mmの床高さに対応できる床支持装置の各部の寸法の一例を挙げれば、床高さ(下部床2から上床3の上面までの距離)が300mmであり、台座の高さが40mm、上床3の厚さが12mm、床パネル4の厚さが20mm、パネル受け9の厚さが20mmの場合、台座5とパネル受け9との間の距離は218mmである。床支持ボルト8は、下端の連結部6が台座5に一部嵌り込んでいて、上端の支持部7がパネル受け9に嵌められているので、その全長は253mmであり、第1支柱部12も第2支柱部13も共に200mmの長さである。また連結部6および支持部7の長さ(軸方向寸法)は共に30mmであり、第1ネジ部14および第2ネジ部16の軸方向長さは共に170mmである。また、第1ネジ部14と第2ネジ部16とのネジ係合部分(重なり部分)の軸方向長さは147mmである。従って、床支持ボルト8は33mm縮めることができ、ネジ係合部分として40mm残した場合には107mmだけ延長させることができ、床高さにして267mm〜407mmの範囲の調節が可能である。
この発明の床支持ボルト8を用いれば、300mm〜1500mmの床高さに対応するために、製造して管理しておかねばならない床支持ボルトの種類の数を4あるいは5種類程度に大幅に減らすことができ、極めて合理的である。
また、第1支柱部12および第2支柱部13には導き穴15および17が設けられている。従って、第1支柱部12あるいは第2支柱部13のそれぞれの長さが長くなり、組み立てられた床支持ボルト8の全長が長くなった場合にも、また第1支柱部12、第2支柱部13、台座5およびパネル受け9のそれぞれの間を固定する必要がある場合にも、これらの導き穴15および17の少なくともいずれかを利用して接着材を注入して接着することができるため、接着が少量の接着材で確実に実行できる。このため、従来長い支持ボルトに設けるこどが必要であった接着材用の中心貫通孔が不要となり、強度の観点からも有利である。
更に、第1支柱部12と第2支柱部13の間のネジ係合は、それぞれ連結部6あるいは支持部7を除いた第1支柱部12あるいは第2支柱部13のほぼ全長に亘って形成された軸方向に長い第1ネジ部14と第2ネジ部16との間で行われている。従って、ネジ係合によるジャッキネジ式の高さ調節が極めて広い範囲に亘って実行できる。また、第1支柱部12および第2支柱部13に設けられた導き穴15および17を、ネジの回転のための工具を係合させる工具係合穴として利用することができるので、床支持ボルトの高さ調節が床支持装置の側面から容易にできる。特に、高さ調節をした結果、例えば第2支柱部16の頭部を切断する必要があった場合などにも、破断によってねじ回し等の回転工具を係合させる溝部が除去されてしまうことがなく、破断後の床パネル受けの高さ調節が可能となる。
実施の形態2.
図2に示す床支持ボルト18は、第1支柱部12と第2支柱部13とが、互いにほぼ等しい全長を持ち、第1ネジ部14および第2ネジ部16が、それぞれ連結部6あるいは支持部7を持つ一端に向かって、先端である他端からほぼ全長に亘って設けられている。また、第1支柱部12あるいは第2支柱部13と少なくともほぼ等しい全長を持ち、ほぼ全長に亘って設けられた中間ネジ部19を持ち、第1支柱部12および第2支柱部13に対して軸整列して両者に入れ子式にネジ係合した中間支柱部20を備えている。中間支柱部20の第1支柱部12および第2支柱部13に対する長さは、ほぼ同じであってもよいし、図2のように、約2倍であってもよい。また第1支柱部12および第2支柱部13のいずれか一方が他方に対して相対的に長くても良い。
図2に示す床支持ボルト18は、第1支柱部12と第2支柱部13とが、互いにほぼ等しい全長を持ち、第1ネジ部14および第2ネジ部16が、それぞれ連結部6あるいは支持部7を持つ一端に向かって、先端である他端からほぼ全長に亘って設けられている。また、第1支柱部12あるいは第2支柱部13と少なくともほぼ等しい全長を持ち、ほぼ全長に亘って設けられた中間ネジ部19を持ち、第1支柱部12および第2支柱部13に対して軸整列して両者に入れ子式にネジ係合した中間支柱部20を備えている。中間支柱部20の第1支柱部12および第2支柱部13に対する長さは、ほぼ同じであってもよいし、図2のように、約2倍であってもよい。また第1支柱部12および第2支柱部13のいずれか一方が他方に対して相対的に長くても良い。
また、連結部6を持つ第1支柱部12は、図1に示すものと同様に第1ネジ部14が雄ネジであるが、支持部7を持つ第2支柱部13は、第2ネジ部16も雄ネジである。支持部7を第2ネジ部16から連続した雄ネジとして、パネル受け台9にこれにネジ係合する雌ネジを設けても良い。
中間支柱部20は、全長に亘って直径が同じ管状の部材であり、中間ネジ部19は内周面に形成された雌ネジであり、開いた両端から第1支柱部12および第2支柱部13がネジ込まれている。また、中間支柱部20にも、中間支柱部20を回転させるための工具を受け入れる導き穴21が設けられている。これらの導き穴21は、第1支柱部12の導き穴15および第2支柱部13の導き穴17とともに、床支持ボルト18の全長を調整するためと接着とに用いられる。
実施の形態3.
図3に示す床支持ボルト22においては、図1に示すものと同様の第1支柱部12と第2支柱部13との間に中間支柱部23が設けられていて、この中間支柱部23の中間ネジ部19は一部分が雌ネジのネジ部24で、他の部分が雄ネジのネジ部25である。即ち、中間支柱部23は、一端が開き他端が閉じ、内周面にネジ部24を持つ管状部材26と、管状部材26の閉端部から同軸に外方に向かって延び、外周面にネジ部25を持つ棒状部材27とで構成されている。管状部材26の雌ネジのネジ部24は第1支柱部12の雄ネジの第1ネジ部14にネジ係合しており、棒状部材27の雄ネジのネジ部25は第2支柱部13の雌ネジの第2ネジ部16にネジ係合している。中間支柱部23の管状部材26には複数の導き穴28が設けられており、棒状部材27には複数の導き穴29が設けられている。その他の構成は図1に示す床支持ボルト8と同様である。
図3に示す床支持ボルト22においては、図1に示すものと同様の第1支柱部12と第2支柱部13との間に中間支柱部23が設けられていて、この中間支柱部23の中間ネジ部19は一部分が雌ネジのネジ部24で、他の部分が雄ネジのネジ部25である。即ち、中間支柱部23は、一端が開き他端が閉じ、内周面にネジ部24を持つ管状部材26と、管状部材26の閉端部から同軸に外方に向かって延び、外周面にネジ部25を持つ棒状部材27とで構成されている。管状部材26の雌ネジのネジ部24は第1支柱部12の雄ネジの第1ネジ部14にネジ係合しており、棒状部材27の雄ネジのネジ部25は第2支柱部13の雌ネジの第2ネジ部16にネジ係合している。中間支柱部23の管状部材26には複数の導き穴28が設けられており、棒状部材27には複数の導き穴29が設けられている。その他の構成は図1に示す床支持ボルト8と同様である。
実施の形態4.
図4に示す床支持ボルト30においては、台座5に連結される連結部6を持つ第1支柱部12が雌ネジである第1ネジ部14を持つ管状部材であり、パネル受け4を支持する支持部7を持つ第2支柱部13が雄ネジである第2ネジ部16を持つ棒状部材である。第1支柱部12に設けられた導き穴31はほぼ全長に亘って軸方向に延びたである。長穴の導き穴31は、第2支柱部13の第2ネジ部16に設けた丸穴である導き穴17を幾つか繋げたような形状である。
図4に示す床支持ボルト30においては、台座5に連結される連結部6を持つ第1支柱部12が雌ネジである第1ネジ部14を持つ管状部材であり、パネル受け4を支持する支持部7を持つ第2支柱部13が雄ネジである第2ネジ部16を持つ棒状部材である。第1支柱部12に設けられた導き穴31はほぼ全長に亘って軸方向に延びたである。長穴の導き穴31は、第2支柱部13の第2ネジ部16に設けた丸穴である導き穴17を幾つか繋げたような形状である。
導き穴31の長さは、図示の例では第2支柱部13の導き穴17を5個分連結したのと同程度の長さである。しかしながら、第1支柱部12に設けた導き穴の長さは任意であって、例えば丸穴を1つだけ設け、この丸穴から第2支柱部13の導き穴17の間隔と等しい間隔を空けて、残りの丸穴を全て連結した状態の長穴として、第1支柱部12の導き穴を丸穴と長穴とを組み合わせて備えたものとすることもできる。また、このような長孔の導き穴31は、図4に示すように第1支柱部12に設けるだけでなく、図1の第2支柱部13の管状部材、図2の中間支柱部20の管状部材、図3の第2支柱部13および中間支柱部23の管状部材のような様々な形状の中空の管状部材にも設けることができる。その他の構成は図1に示す床支持ボルト8と同様である。
実施の形態5.
図5に示す床支持ボルト32においては、第1支柱部12は、図4に示す管状の第1支柱部12と同様に、第1ネジ部14と導き穴31とが形成されたものであり、第2支柱部13は、図3に示す管状の第2支柱部13と同様に、第2ネジ部16が形成されているが、丸穴の導き穴17の代わりに長穴の導き穴33が設けられたものである。このような管状の第1支柱部12と第2支柱部13との間には、全長に亘って外周に雄ネジである中間ネジ部35が形成された棒状部材である中間支柱部34が設けられ、互いにネジ係合されている。中間支柱部34の雄ネジである中間ネジ部35には丸穴である導き穴36が形成されている。
図5に示す床支持ボルト32においては、第1支柱部12は、図4に示す管状の第1支柱部12と同様に、第1ネジ部14と導き穴31とが形成されたものであり、第2支柱部13は、図3に示す管状の第2支柱部13と同様に、第2ネジ部16が形成されているが、丸穴の導き穴17の代わりに長穴の導き穴33が設けられたものである。このような管状の第1支柱部12と第2支柱部13との間には、全長に亘って外周に雄ネジである中間ネジ部35が形成された棒状部材である中間支柱部34が設けられ、互いにネジ係合されている。中間支柱部34の雄ネジである中間ネジ部35には丸穴である導き穴36が形成されている。
実施の形態6.
図6に示す床支持ボルト38においては、連結部6を持つ第1支柱部12が内周に雌ネジの第1ネジ部14を持つ管状部材であり、支持部7を持つ第2支柱部13が外周に雄ネジの第2ネジ部16を持つ棒状部材であって、中間支柱部23の中間ネジ部35は、棒状部材27に形成されて第1支柱部12の第1ネジ部14の雌ネジに係合する雄ネジのネジ部25と、管状部材26に形成されて第2支柱部13の第2ネジ部16の雄ネジに係合する雌ネジのネジ部24とを備えている。また第1支柱部12、第2支柱部13および中間支柱部23に導き穴15、17、28および29が設けられている。この構造は、図3に示す床支持ボルト23の上下を入れ換えたような構造である。
図6に示す床支持ボルト38においては、連結部6を持つ第1支柱部12が内周に雌ネジの第1ネジ部14を持つ管状部材であり、支持部7を持つ第2支柱部13が外周に雄ネジの第2ネジ部16を持つ棒状部材であって、中間支柱部23の中間ネジ部35は、棒状部材27に形成されて第1支柱部12の第1ネジ部14の雌ネジに係合する雄ネジのネジ部25と、管状部材26に形成されて第2支柱部13の第2ネジ部16の雄ネジに係合する雌ネジのネジ部24とを備えている。また第1支柱部12、第2支柱部13および中間支柱部23に導き穴15、17、28および29が設けられている。この構造は、図3に示す床支持ボルト23の上下を入れ換えたような構造である。
実施の形態7.
図7に示す床支持ボルト40は、互いに隣接配置された床支持ボルト40の第1支柱部12、第2支柱部13および中間支柱部34の少なくともいずれかに締結され、床支持ボルト40を互いに連結する連結金具41を備えている。図7に示す例では、2本の床支持ボルト40は、導き穴31、33、36の形状および数が異なっている以外は図5に示す床支持ボルト32と同様の構成であり、連結金具41は、床支持ボルト40の棒状部材である中間支柱部34に連結されている。
図7に示す床支持ボルト40は、互いに隣接配置された床支持ボルト40の第1支柱部12、第2支柱部13および中間支柱部34の少なくともいずれかに締結され、床支持ボルト40を互いに連結する連結金具41を備えている。図7に示す例では、2本の床支持ボルト40は、導き穴31、33、36の形状および数が異なっている以外は図5に示す床支持ボルト32と同様の構成であり、連結金具41は、床支持ボルト40の棒状部材である中間支柱部34に連結されている。
連結金具41は、両端が結合具に接続されたワイヤあるいはロッドなどの連結部材42と、連結部材42の両端に接続され、床支持ボルト40に結合される結合部材43とを備えている。結合部材43は床支持ボルト40の第1支柱部12、第2支柱部13および中間支柱部34のいずれか1つあるいは全てに結合することができる。結合部材43は、C字型の開端部でビスおよびナットなどの締結金具44によって閉じて床支持ボルト40に締結できるようにしてあり、図示の例では、棒状の中間支柱部34のネジ部35にネジ係合されたスリーブ状のアタッチメント45に締結されている。アタッチメント45にはC字型の結合部材43を受け入れる環状溝46と、回転用工具および接着材のための導き穴47とが設けられている。
アタッチメント45を用いれば、施工中の結合部材43の高さ位置の調整と床支持ボルト40の長さの調整とを互いに独立して行うことができるし、施工後に結合部材43の締結位置が上下に移動してしまうことも防げる。また、ネジ部35を結合部材43の締付によって損傷させることも無い。このような連結金具41を多数配置された床支持ボルト40に対して用いることにより、床支持ボルト40の振動を防ぐことができるが、連結金具41は、図7に示すように2本の床支持ボルト40が対をなすように連結すれば、十分な効果を発揮する。床支持ボルト40の振動、移動あるいは挫屈をより完全に防ぐためには、1本の床支持ボルト40に対してほぼ同じ高さで2本以上の連結金具41を用いることができる。また必要があれば床支持ボルト40の高さの異なる位置で連結金具41を結合することもできる。
以上に説明した実施の形態はこの発明を実施する場合の例であるので、それぞれの特徴を適宜取捨選択することも様々に組み合わせることもできるし、変形変更することもできる。例えば、図3に示すような中間支柱部を複数段に重ねて連結して用いることもできる。また、必要な床高さに応じて種類の異なる床支持ボルトを組み合わせて用いることもできるし、それらを連結金具41で互いに連結することもできる。連結金具41にはネジ式の長さ調節機構を設け、あるいは連結部材42が帯状の場合にはベルトのバックル状の金具によって長さ調節することもできる。またアタッチメント45を中間支柱部34に一体に設けることもできる。
1 床支持装置、2 下部床、5 台座、6 連結部、12 第1支柱部、3 上床、9 パネル受け、7 支持部、13 第2支柱部、8、18、22、30、32、38、40 床支持ボルト、14 第1ネジ部、16 第2ネジ部、19、35 中間ネジ部、24、25、 ネジ部、20、23、34 中間支柱部、15、17、21、28、29、31、33 導き穴、41 連結金具。
Claims (12)
- 下端に下部床上に支持される台座に連結される連結部を有し、上記連結部を除くほぼ全長に亘って第1ネジ部を有する第1支柱部と、
上端に上床を支持する支持部を有し、上記支持部を除くほぼ全長に亘って、上記第1ネジ部にネジ係合する上記第1ネジ部とほぼ同じ長さの第2ネジ部を有し、上記第1支柱部と軸整列して入れ子式にネジ係合する第2支柱部とを備え、
上記上床を上記下部床に対して高さ調節可能に支持する床支持ボルト。 - 上記上床を上記下部床に対して300mm〜1500mmの範囲の高さで高さ調節可能に支持することを特徴とする請求項1に記載の床支持ボルト。
- 上記第1支柱部あるいは上記第2支柱部と少なくともほぼ等しい全長を持ち、ほぼ全長に亘って設けられた中間ネジ部を持ち、上記第1支柱部および上記第2支柱部に対して軸整列して両者に入れ子式にネジ係合した中間支柱部を備えていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の床支持ボルト。
- 上記中間支柱部の中間ネジ部が、雄ネジまたは雌ネジであることを特徴とする請求項3に記載の床支持ボルト。
- 上記中間支柱部の中間ネジ部が、一部分が雄ネジで他の部分が雌ネジであることを特徴とする請求項3に記載の床支持ボルト。
- 上記第1支柱部の上記第1ネジ部および上記第2支柱部の上記第2ネジ部の少なくともいずれか1つが、径方向に穿たれた導き穴を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の床支持ボルト。
- 上記中間支柱部の上記中間ネジ部が、径方向に穿たれた導き穴を備えていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の床支持ボルト。
- 上記導き穴の少なくともいずれかが長穴であることを特徴とする請求項6あるいは7に記載の床支持ボルト。
- 上記導き穴が、丸穴と長穴とを組み合わせて備えていることを特徴とする請求項6あるいは7に記載の床支持ボルト。
- 互いに隣接配置された床支持ボルトの上記第1支柱部、上記第2支柱部および上記中間支柱部の少なくともいずれかに締結され、上記床支持ボルトを互いに連結する連結金具を備えていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の床支持ボルト。
- 台座と、上記台座から延びた床支持ボルトと、上記床支持ボルトに支持されて高さ調節可能に床を支持するパネル受けとを備えた床支持装置において、
上記床支持ボルトが請求項1〜10のいずれか一項に記載の床支持ボルトであることを特徴とする床支持装置。 - 上記床支持ボルトが、互いにネジ係合された複数の上記中間支持部を持つことを特徴とする請求項11に記載の床支持装置。
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JP2008237968A JP2010070946A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | 床支持ボルトおよび床支持装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013054698A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2013-04-18 | 東京エレクトロン株式会社 | 基体処理システム用の基体搬送装置 |
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-
2008
- 2008-09-17 JP JP2008237968A patent/JP2010070946A/ja active Pending
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