JP2010067413A - Connector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ケースの取付孔に取り付けられるコネクタに関する。 The present invention relates to a connector attached to a mounting hole of a case.
従来より、この種のコネクタとして、例えば特許文献1に記載のコネクタが知られている。このコネクタは、ケースの取付孔を囲うシール部材を、ケースとの間に挟んだ状態でケースに取り付けられるインナハウジングと、インナハウジングのうちケースとは反対側に装着されるアウタハウジングとを有している。そして、アウタハウジングをケースにボルトで締め付けることにより、インナハウジングがケースに取り付けられた状態に保持される。
しかしながら、上記のような構造では、インナハウジングはシール部材の弾発力によって保持された状態であるから、振動に起因してがた付くことが懸念される。そして、インナハウジングのがた付きはシール性の低下を招くおそれがあるため、対策が望まれていた。 However, in the structure as described above, since the inner housing is held by the elastic force of the seal member, there is a concern that the inner housing may rattle due to vibration. Further, since rattling of the inner housing may cause a decrease in sealing performance, a countermeasure has been desired.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、インナハウジングのがた付きを防止することができるコネクタを提供することを目的とする。 This invention is completed based on the above situations, Comprising: It aims at providing the connector which can prevent rattling of an inner housing.
本発明のコネクタは、ケースの取付孔を囲うシール部材を、前記ケースとの間に挟んだ状態で前記ケースに取り付けられるインナハウジングと、前記インナハウジングのうち前記ケースとは反対側に装着され、前記ケースに固定されるアウタハウジングとを有するコネクタであって、前記アウタハウジングは、そのケース側の端面を前記ケースに当接させて同ケースに固定されるものであり、前記インナハウジングには、前記アウタハウジングの前記ケースへの固定時に、前記ケースに接触する設定とされた金属性のリブが固定されていることに特徴を有する。 The connector of the present invention is mounted on the opposite side of the inner housing from the inner housing, which is attached to the case in a state sandwiched between the sealing member surrounding the mounting hole of the case and the case, A connector having an outer housing fixed to the case, wherein the outer housing is fixed to the case with an end surface of the case abutting against the case, and the inner housing includes: When the outer housing is fixed to the case, a metallic rib that is set to contact the case is fixed.
このような構成によれば、コネクタがケースに固定された状態では、インナハウジングに固定された金属製のリブがケースに接触した状態になるから、インナハウジングのがた付きを防止することができる。そして、リブは金属製であるから、樹脂製のリブに比べて変形等しにくく、また加工精度が高いので寸法設定を確実にすることができる。 According to such a configuration, when the connector is fixed to the case, the metal ribs fixed to the inner housing are in contact with the case, so that the inner housing can be prevented from rattling. . And since a rib is metal, it is hard to deform | transform etc. compared with resin-made ribs, and since a processing precision is high, dimension setting can be ensured.
また、前記リブは、前記インナハウジングにインサート成形により一体化された金属リングからなるものとしてもよい。
また、前記リブは、前記アウタハウジングに圧入されて保持された金属リングからなるものとしてもよい。
また、前記リブは、前記アウタハウジングに装着されたクリップからなるものとしてもよい。
The rib may be formed of a metal ring integrated with the inner housing by insert molding.
The rib may be made of a metal ring that is press-fitted and held in the outer housing.
The rib may be formed of a clip attached to the outer housing.
本発明によれば、インナハウジングのがた付きを防止することができるコネクタを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the connector which can prevent rattling of an inner housing can be provided.
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図3によって説明する。
本実施形態におけるコネクタCは、図示しない機器(例えば、ハイブリッド車等に搭載されたモータやインバータ等)に電力を供給する機器用コネクタである。以下、各構成部材において、図1の上側を上方、下側を下方、また左側を前方、右側を後方として説明する。なお、機器は、シールド機能を有する金属製のケースK内に収容されており、ケースKには、取付孔Hが貫通形成されている。
<Embodiment 1>
Embodiment 1 of the present invention will be described below with reference to FIGS.
The connector C in the present embodiment is a device connector that supplies power to a device (not shown) (for example, a motor or an inverter mounted on a hybrid vehicle or the like). In the following, each component will be described with the upper side in FIG. 1 as the upper side, the lower side as the lower side, the left side as the front, and the right side as the rear. The device is housed in a metal case K having a shielding function, and a mounting hole H is formed through the case K.
コネクタCは、ケースKとの間にシールリング18(本発明のシール部材に該当する)を挟んでケースKの取付孔Hに取り付けられるハウジング10(本発明のインナハウジングに該当する)を備えている。ハウジング10は合成樹脂製であって、取付孔HにおいてケースKの内外方向に貫通した姿勢で取り付けられる本体部11と、ケースKの壁面に略平行に配されるフランジ部12とを有している。
The connector C includes a housing 10 (corresponding to the inner housing of the present invention) that is attached to the mounting hole H of the case K with a seal ring 18 (corresponding to the sealing member of the present invention) sandwiched between the connector C and the case K. Yes. The
ハウジング10の本体部11は、横長の略直方体状をなしてケースKの外側に配される外側本体部11Aと、フランジ部12の後面から後方へ突出する形状をなしてケースKの内側に配される内側本体部11Bとを有している。外側本体部11Aは内部が空洞とされた略箱状をなし、前方から電線側コネクタ20が嵌合可能とされている。
The
ハウジング10には3本の端子13が保持されている。各端子13は、電線側コネクタ20に電気的に接続される外側接続部13Aと、図示しない機器側の端子に接続可能な内側接続部13Bとを有している。外側接続部13Aは、外側本体部11Aの内部に横並びに配され、内側接続部13Bは、内側本体部11Bに横並びに配されている(図2参照)。各外側接続部13Aおよび各内側接続部13Bには、それぞれボルト孔14A,14Bが形成されており、外側接続部13Aには電線側コネクタ20の端子21が、また各内側接続部13Bには機器側の端子が、ボルトVにより締め付けられて強固に接続される。なお、3本の端子13は、インサート成形によりハウジング10に一体化されている。
Three
フランジ部12は、本体部11の前後方向略中間位置の全周から外側に張り出す板状をなしている。フランジ部12は、前後方向から見ると、全体として横長の長方形状をなし、その長手方向の一端寄り(図2では右寄り)の位置に本体部11が設けられている。
The
フランジ部12の後面(ケースKの壁面と対向する面)には、環状突壁15が設けられている。環状突壁15は、フランジ部12の外周縁の一回り内側において、外周縁と略平行に設けられ、フランジ部12の全周にわたり形成されている。フランジ部12の外周縁と環状突壁15との間には、後述するシールリング18が装着されている。
An
シールリング18はゴム製であって、全体として取付孔Hの全周を囲う大きさ(環状突壁15の外周に沿う大きさ)のリング状をなしている。シールリング18は、全周にわたって一定の厚さ寸法とされ、その前面と後面とは略平行で平端な面とされている。シールリング18の厚さ寸法は、弾性変形しない自然状態においては、環状突壁15の突出寸法よりも大きい寸法とされ、シールリング18の後面の全体が環状突壁15の後端よりも後方に位置している(図1参照)。
The
コネクタCは、ハウジング10の前側(ケースKとは反対側)に装着されるシールドシェル30(本発明のアウタハウジングに該当する)を備えている。シールドシェル30はアルミダイキャスト製であって、全体としてフランジ部12よりも一回り大きい横長の略長方形状をなし、フランジ部12の前面のほぼ全体を覆うようになっている。シールドシェル30には、ハウジング10の外側本体部11Aの外形に沿う大きさの開口部33が開口され、この開口部33からハウジング10の外側本体部11Aが前方に突出した状態になる。
The connector C includes a shield shell 30 (corresponding to the outer housing of the present invention) attached to the front side of the housing 10 (the side opposite to the case K). The
シールドシェル30は、後面にフランジ部12を収容可能な収容凹部31を有する浅皿状をなしている。収容凹部31は、フランジ部12の外形形状に沿う形状をなし、その凹み寸法(深さ寸法)は、フランジ部12が収容されたときに、フランジ部12に装着されたシールリング18の後面がシールドシェル30の後面30A(収容凹部31の周壁35の後面)よりも後方に突出する寸法とされている。シールドシェル30は、後面30A(ケースK側の端面)をケースKに当接させてケースKに固定される。
The
収容凹部31には、突条部32が設けられている。突条部32は、収容凹部31の周壁35と略平行をなして連続して延びる形状をなしている。突条部32の突出面(後面)は略円弧状をなしている。突条部32は、収容凹部31にフランジ部12が収容されると、フランジ部12の周縁部に前方から接触するようになっている。
A
シールドシェル30のうち収容凹部31よりも外周側には、ケースKに固定される固定部34が設けられている(図2参照)。固定部34は、シールドシェル30の周方向の複数箇所(本実施形態では4箇所)に設けられ、収容凹部31の周壁35を部分的に外側に突出させてなる部分である。各固定部34には、ケースKの固定孔(図示せず)に重ねて配される貫通孔34Aが形成されており、各貫通孔34Aに図示しない金属製のボルトを挿通させてケースKの固定孔に締め付けることで、シールドシェル30がケースKに導通可能に固定される。
A
さて、ハウジング10には、フランジ部12の外周に沿って金属性のリブ16が備えられている。リブ16は、フランジ部12の全周に沿う環状をなす金属製のリング(金属リング17)を、インサート成形によりハウジング10に一体化することで形成されている。金属リング17は、フランジ部12の厚さ寸法(前後方向の寸法)よりも大きい幅寸法を有し、この幅寸法は、シールドシェル30の収容凹部31の深さ寸法から突条部32の突出寸法を差し引いた寸法と同等の寸法とされている(図1参照)。なお、金属リング17の厚さ寸法(板厚寸法)は、環状突壁15の壁厚寸法と同等の寸法とされている。
The
この金属リング17のうちフランジ部12から後方に突出して配される部分が、本願発明のリブ16に該当する。リブ16の後端16Aは、環状突壁15の後端よりも後方に突出し、かつ自然状態のシールリング18よりも前方に位置している。リブ16は、シールドシェル30がケースKに固定された状態(シールドシェル30の後面30AをケースKに当接させた状態)で、リブ16の後端16AがケースKに接触する寸法、言い換えると、ハウジング10とシールドシェル30とを組み付けた状態で、リブ16の後端16Aの位置が、シールドシェル30の後面30Aの位置に揃う寸法に設定されている。
A portion of the
次に、コネクタCのケースKへの取り付け作業について説明する。
まず、シールリング18を装着したハウジング10にシールドシェル30を組み付け、ハウジング10の内側本体部11Bを取付孔HからケースKの内側に挿入する。そして、シールドシェル30をケースK側に押してシールリング18をケースKの壁面に押し付け、シールドシェル30の後面30AをケースKの外面に当接させた状態にする。このとき、リブ16の後端16AがケースKの外面に当接した状態になる。そして、シールドシェル30の固定部34をケースKの固定孔に位置合わせし、固定部34の貫通孔34Aにボルトを挿通させてケースKの固定孔に締め付けると、シールリング18が全周にわたってケースKとフランジ部12とに押圧されて密着し、またシールドシェル30の後面30Aの略全面と、リブ16の後端16Aの略全周とがケースKに当接した状態で、シールドシェル30がケースKに固定される。
Next, an operation for attaching the connector C to the case K will be described.
First, the
次に、上記のように構成された実施形態1の作用および効果について説明する。
本実施形態のコネクタCのハウジング10には、シールドシェル30のケースKへの固定時に、ケースKに接触する設定とされた金属性のリブ16が備えられている。これにより、コネクタCがケースKに固定された状態では、ハウジング10に設けられた金属製のリブ16がケースKに接触した状態になるから、ハウジング10のがた付きを防止することができる。ここで、例えば上記のような金属製のリブ16を設ける替わりに、ハウジングの後面に樹脂製のリブを一体に突出形成し、そのリブをケースKに当接させるようにして、ハウジングのがた付きを防止することも考えられる。しかしながら、樹脂製のリブは成形時に熱収縮するため寸法にばらつきが生じやすく、リブの突出寸法が想定よりも小さくなった場合には、ハウジングのがた付きを防止することができず、リブの突出寸法が想定よりも大きくなった場合には、シールドシェル30の後面30AとケースKとの間に隙間ができてしまう可能性がある。シールドシェル30とケースKとの間に隙間ができると、樹脂製のリブがクリープ変形したときには、シールドシェル30とケースKとの締め付け部分が緩んでしまうおそれがあるため問題である。ところが、本実施形態では、リブ16は金属製であるから、切削加工により精度の高い加工を行うことができるので、シールドシェル30の後面30AをケースKに当接させた状態で、ケースKに接触するという寸法設定のリブ16を実現することができる。また、金属製のリブ16は、樹脂製のリブに比べて変形しにくいので、長期の使用に耐え得ることができる。
Next, operations and effects of the first embodiment configured as described above will be described.
The
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係るコネクタ50を図4および図5によって説明する。
本実施形態のコネクタ50は、金属製のリブ51が、シールドシェル30に圧入されて保持された金属リング52の一部分である点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<Embodiment 2>
Next, a
The
本実施形態にかかるコネクタ50は、実施形態1と同様に、ケースKの取付孔Hを囲うシールリング18をケースKとの間に挟んだ状態でケースKに取り付けられるハウジング10と、ハウジング10の前側に装着され、ケースKに固定されるシールドシェル30とを有している。
As in the first embodiment, the
シールドシェル30はアルミダイキャスト製であって、実施形態1と同様、全体としてフランジ部12よりも一回り大きい横長の略長方形状をなし、後面にはフランジ部12を収容可能な収容凹部31が形成されている。収容凹部31は、フランジ部12の外形に沿う形状をなし、収容凹部31の周壁35とフランジ部12の周面との間には、後述する金属リング52の厚さ寸法と等しいか、それよりも若干小さい寸法の間隔が空く設定とされている(図5参照)。
The
金属リング52は、収容凹部31の外形(周壁35の内周面)よりも若干小さく、かつフランジ部12の外形よりも若干大きい環状をなし、収容凹部31に圧入されることでシールドシェル30に固定されている。収容凹部31に圧入された金属リング52の内周面には、フランジ部12の周面が密着した状態になり、金属リング52は、ハウジング10に対して固定された状態になっている(図5参照)。
The
金属リング52は、実施形態1の金属リング17と同様の幅寸法を有し、その後端51Aがシールドシェル30の後面30Aに揃う深さ位置まで、収容凹部31に圧入されている。この金属リング52のうちフランジ部12から突出する部分が、リブ51に該当する。リブ51は、実施形態1と同様、シールドシェル30の後面30AをケースKに当接させた状態で、リブ51の後端51AがケースKに接触する寸法、言い換えると、ハウジング10にシールドシェル30を組み付けた状態で、リブ51の後端51Aの位置が、シールドシェル30の後面30Aの位置に揃う寸法に設定されている。
The
以上のように実施形態2においては、コネクタ50がケースKに固定された状態では、ハウジング10に固定された金属製のリブ51がケースKに接触するから、実施形態1と同様に、ハウジング10のがた付きを防止することができる。
また、金属リング52をシールドシェル30に圧入することにより保持させるようにしている。ここで、シールドシェル30はアルミダイキャスト製であるから、例えば樹脂製のハウジングに金属リング52を圧入する場合に比べて、金属リング52を強固に固定することができる。
As described above, in the second embodiment, when the
Further, the
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3に係るコネクタ60を図6および図7によって説明する。
本実施形態のコネクタ60は、金属製のリブが、シールドシェル30に装着されたクリップ62の一部分である点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<Embodiment 3>
Next, a
The
本実施形態にかかるコネクタ60は、実施形態1と同様に、ケースKの取付孔Hを囲うシールリング18をケースKとの間に挟んだ状態でケースKに取り付けられるハウジング10と、ハウジング10の前側に装着され、ケースKに固定されるシールドシェル30とを有している。
Similarly to the first embodiment, the
シールドシェル30はアルミダイキャスト製であって、実施形態1と同様、全体としてフランジ部12よりも一回り大きい横長の略長方形状をなし、後面30Aにはフランジ部12を収容可能な収容凹部31が形成されている。
The
収容凹部31の周壁35には、後述する金属製のクリップ62が装着される装着部63が設けられている。装着部63は、周壁35のうち固定部34が設けられた部分を除く部分に設けられている。装着部63は、周壁35の他の部分よりも前方に凹んだ形状をなすとともに、外周側が突出した形状をなしている(図7参照)。装着部63の凹み寸法は、クリップ62の厚さ寸法と同等とされ、また突出部分の断面形状は略方形をなしている。
A mounting
クリップ62は、装着部63に対して着脱可能とされ、本実施形態では、4つのクリップ62が装着されている。クリップ62は、全体としては、周壁35の延び方向に長い形状をなしている。また、クリップ62の断面形状は、装着部63に外嵌可能な略U字状をなし、詳しくは、装着部63の後端面に沿う当接部62Aと、装着部63の内面(周壁35の内周面)に沿うリブ部62B(本発明のリブに該当する)と、装着部63の外周面から装着部63の突出部分の前面に沿う係合部62Cとを備えている。リブ部62Bと当接部62Aとは略直角をなし、係合部62Cは略L字形をなしている。
The
クリップ62が装着部63に装着された状態では、当接部62Aの後面およびリブ部62Bの後端(クリップ62の後面64)はシールドシェル30の後面30Aと揃った位置に配され、またシールドシェル30の後面30Aと略平坦な面を構成する。
In a state where the
リブ部62Bの高さ寸法(前後方向寸法)は、シールドシェル30の後面30Aから収容凹部31の前面までの深さ寸法から、突条部32の突出寸法とフランジ部12の厚さ寸法とを差し引いた寸法と同等の寸法とされている。言い換えると、リブ部62Bの高さ寸法は、クリップ62が装着部63に装着された状態では、リブ部62Bの前端が、収容凹部31に収容されたフランジ部12の後面に接触し、かつリブ部62Bの後端が、シールドシェル30の後面30Aに揃う設定とされている。
The height dimension (front-rear direction dimension) of the
クリップ62は、係合部62Cとリブ部62Bとの間の間隔が広がる方向へ弾性変形可能とされており、リブ部Bと係合部62Cとの間に装着部63を当ててクリップ62を押し込むと、クリップ62は一端弾性変形した後、弾性復帰して装着部63にワンタッチで装着される。
The
シールドシェル30にハウジング10を嵌合させた後、クリップ62を装着すると、フランジ部12は、シールドシェル30の突条部32とクリップ62のリブ部62Bとに挟まれた状態になり、リブ部62Bとハウジング10とが固定された状態になる。
When the
以上のように実施形態3においては、コネクタ60がケースKに固定された状態では、ハウジング10に設けられた金属製のリブ部62Bの後端および当接部62Aの後面(クリップ62の後面64)がケースKに接触するから、実施形態1と同様に、ハウジング10のがた付きを防止することができる。
As described above, in the third embodiment, in the state where the
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1)実施形態1では、金属リング17をインサート成形することによりリブ16が形成されているが、これに限らず、どのような形状の金属部材をインサート成形してもよく、例えば、L字形状をなす金属片をインサート成形することによりリブを形成してもよい。
(1) In the first embodiment, the
(2)上記実施形態では、本発明を、インナハウジング10が樹脂製のハウジング10であり、アウタハウジング10が金属製のシールドシェル30であるコネクタCに適用した例について説明したが、これに限らず、本発明は、例えばインナハウジングおよびアウタハウジングの双方が樹脂製のハウジングである場合にも適用することができる。
(2) In the above embodiment, the example in which the present invention is applied to the connector C in which the
C,50,60…コネクタ
H…取付孔
K…ケース
10…ハウジング(インナハウジング)
16,51,62B…リブ
17,52…金属リング
18…シールリング(シール部材)
30…シールドシェル(アウタハウジング)
30A…後面(ケース側の端面)
62…クリップ
C, 50, 60 ... Connector H ... Mounting hole K ...
16, 51, 62B ...
30 ... Shield shell (outer housing)
30A: Rear surface (case side end surface)
62 ... Clip
Claims (4)
前記アウタハウジングは、そのケース側の端面を前記ケースに当接させて同ケースに固定されるものであり、
前記インナハウジングには、前記アウタハウジングの前記ケースへの固定時に、前記ケースに接触する設定とされた金属性のリブが固定されていることを特徴とするコネクタ。 An inner housing that is attached to the case with a seal member that surrounds the attachment hole of the case being sandwiched between the case and the inner housing that is attached to the opposite side of the case and is fixed to the case An outer housing, comprising:
The outer housing is fixed to the case by bringing the end surface on the case side into contact with the case.
A metal rib, which is set to contact the case when the outer housing is fixed to the case, is fixed to the inner housing.
Priority Applications (1)
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JP2008231243A JP2010067413A (en) | 2008-09-09 | 2008-09-09 | Connector |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015060681A (en) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 住友電装株式会社 | Equipment connector |
JP2023043777A (en) * | 2021-09-16 | 2023-03-29 | 矢崎総業株式会社 | Terminal block |
-
2008
- 2008-09-09 JP JP2008231243A patent/JP2010067413A/en active Pending
Cited By (3)
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JP2015060681A (en) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 住友電装株式会社 | Equipment connector |
JP2023043777A (en) * | 2021-09-16 | 2023-03-29 | 矢崎総業株式会社 | Terminal block |
JP7393402B2 (en) | 2021-09-16 | 2023-12-06 | 矢崎総業株式会社 | Terminal block |
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