JP2010063783A - 人工関節構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】人工関節の置換施術において、施術者の経験、勘、主観に頼る施術から、客観的で信頼性の高いデータに基づく施術へと変換させ、人工関節の内側と外側の軟部組織のバランスを定量的で3次元的に測定して評価できる人工関節構造を提供する。
【解決手段】第1の骨と第2の骨の端部が組み合わされて屈曲および伸長運動を行う関節部が、人工関節に置換されて構成される人工関節構造において、第1の骨の側に連結される第1コンポーネントと、第2の骨の側に連結される第2コンポーネントとを備え、第1コンポーネントと第2コンポーネントとは、双方の湾曲面同士が接触して回動し関節動作を行うように構成され、第1コンポーネントまたは第2コンポーネントの一方は、代替して組み込むことが可能な代替コンポーネントを備え、代替コンポーネントの所定位置には、組み込まれたときに周囲から受ける荷重を測定するためのセンサを複数配設し、複数のセンサは少なくとも1つの3軸型荷重測定用センサを含んで構成される。
【選択図】図6

Description

本発明は整形外科で用いられる人工関節に係るものであり、より詳細には、膝関節や足関節等を人工のものに置換する施術に用いられる人工関節において、施術中に関節の内側と外側の荷重バランスを整えること、すなわち屈曲位および伸展位での軟部組織の荷重バランスを得ることが容易にできる人工関節の構造に関するものである。
人体には膝関節や足関節などの関節があり、例えば膝関節については、屈曲および伸展位などの運動は大腿骨および脛骨の運動を伴い、大腿骨および脛骨を結ぶ端部では一連の複雑な運動を可能とするように相互に連携した関節接合が形成されている。
なかでも膝関節は、変形性膝関節症、関節リウマチ、骨腫瘍などの疾病や、外傷や損傷を負ったときには、膝部の骨や関節軟骨および靱帯などを損壊劣化させて、膝が機能する能力に大きな影響を与える。
そのため、整形外科の分野においては各種の人工膝関節が開発されており、劣化した膝関節を人工膝関節に置換する人工膝関節置換術が普及している。
劣化した関節を人工膝関節に置換する施術法では、置換された人工膝関節において、その周辺の屈伸を制御する内外側側副靱帯などの軟部組織が、適正な荷重バランスを獲得しているか否かの判断は、大変に重要なことである。
置換された人工膝関節は、生体の膝関節の動きと同等な動きをする必要があり、人工膝関節置換施術の技法において、内側と外側のバランスを整えること、つまり、屈曲位と伸展位での軟部組織の荷重バランスを得ることは、施術後の良好な可動域と安定性を獲得するために大変重要なことである。
人工膝関節の置換施術は、人工膝関節の形状、大きさ、動作などに合わせて、人体の関節を切除して調整したり、人工膝関節側を切除して調整したりするのであるが、そのような置換施術においては、「大腿骨−人工膝関節−脛骨」間の機械的な調整、内側と外側の軟部組織の荷重バランスの調整などの処置のすべてが、術者の技量、経験、主観などに委ねられている。
したがって、置換術が施された患者の人工膝関節は、内側と外側の軟部組織の荷重バランスの調整がうまくとれず、生体膝関節のように柔軟でスムーズな関節運動が確保することができない、という問題が起こることがある。
このため、置換施術では、施術中に周辺の内側と外側の軟部組織の荷重バランスを計測し、これが適正であるならば、置換が成功する可能性はきわめて高いといえる。
人工膝関節が適正な内外側の荷重バランスを獲得しているならば、適正なアライメントや屈曲角の確保などの良好な臨床成績が得られ、人体内での人工膝関節の理想的なパーフォーマンスを期待でき、結果として、人工膝関節自体の耐久性を高めることができる。
このように、関節の置換施術において内外側の荷重バランスの調整を行うことは大変重要なことではあるが、従来の技術では内外側の荷重バランスを精密に測定をして、それに基づいて調整しながら施術することは容易ではなかったし、その測定や確認は、施術者または執刀医の主観に頼っているところが大きかった。
また、たとえ測定できたとしても、1軸方向の荷重データが得られるだけであったので、それでは実際の人体のような立体的で精密な測定が不可能であり、これらのデータを基に置換施術において膝関節部位を調整しても、元の生体膝関節のようなスムーズな関節運動が確保できるかどうか不明であった。
本発明の技術分野に係わる文献としては、例えば次のようなものがある。
特開2008−62030号公報 特表2007−520317号公報
本発明では、人工関節の置換施術において、従来のような施術者や執刀医の経験、勘、主観などに頼る施術から、客観的で信頼性の高いデータに基づく施術へと変換させ、人工関節の内側と外側の軟部組織の荷重バランスを定量的で3次元的に測定して評価できる人工関節構造を提供することを目的としている。
(1)第1の骨と第2の骨の端部が組み合わされて屈曲および伸長運動を行う関節部が、人工関節に置換されて構成される人工関節構造において、
前記第1の骨の側に連結される第1コンポーネントと、
前記第2の骨の側に連結される第2コンポーネントと、を備え、
前記第1コンポーネントと第2コンポーネントとは、双方の湾曲面同士が接触して回動し、関節動作を行うように構成され、
前記第1コンポーネントまたは第2コンポーネントの一方は、代替して組み込むための代替コンポーネントと置換可能な構成を備え、
前記代替コンポーネントの所定位置には、組み込まれたときに周囲から受ける荷重を測定するためのセンサを複数配設し、
前記複数のセンサは、少なくとも1つの3軸型荷重測定用センサを含んで構成される。
また、(1)の人工関節構造において、
前記複数個のセンサは、3軸型荷重測定用センサと1軸型荷重測定用センサとの組み合わせから構成されてもよい。
また、(1)の人工関節構造において、
前記複数個の前記センサは、すべて3軸型荷重測定用センサから構成されてもよい。
(2)大腿骨と脛骨の両端部が半月板を挟んで組み合わされて膝の屈曲および伸長運動を行う膝の関節部が、人工関節に置換されて構成される人工関節構造において、
前記大腿骨の側に連結される第1コンポーネントと、
前記脛骨の側に連結される第2コンポーネントと、を備え、
前記第1コンポーネントは第1湾曲面(凸面)を、前記第2コンポーネントは第2湾曲面(凹面)を有して、双方の湾曲同士が接触して回動し、膝の関節動作を行うように構成され、
前記第2コンポーネントは、代替して組み込むための代替コンポーネントと置換可能な構成を備え、
前記関節部は、前記大腿骨に結合された大腿四頭筋腱と、前記脛骨に結合された膝蓋腱と、その間の膝蓋骨と、を有し、
前記代替コンポーネントの所定位置には、組み込まれたときに周囲から受ける荷重を測定するために、少なくとも1つの3軸型荷重測定用センサを含む複数の荷重測定用センサを配設する。
(2)の人工関節構造において、
前記膝蓋骨にも、周囲から受ける荷重を測定するための荷重測定用センサを配設してもよい。
また、(2)の人工関節構造において、
前記代替コンポーネントの複数個のセンサは、3軸型荷重測定用のセンサと1軸型荷重測定用のセンサとの組みせから構成されていてもよいし、また、すべて3軸型荷重測定用のセンサから構成されていてもよい。
また、前記膝蓋骨に配設されるセンサは、1軸型荷重測定用のセンサから構成されることができるが、3軸型荷重測定用のセンサから構成されるのがより好ましい。
本発明は、人工関節の置換施術において、3軸型荷重測定用センサを用いて周辺の内外側の荷重バランスを3次元的に測定することができ、また複数の位置での計測値を組み合わせてトータル的に正確な荷重バランスの判断が可能となる。
この内外側の荷重バランスの値を3軸型荷重測定用センサを含む荷重測定用センサによって多面な位置から測定し、この値が適正か不適正であるかを置換施術の場においてその都度調整して確認することができ、内外側荷重バランスを含む人工関節の置換施術を、効率良く進めることができる。
内外側の荷重バランスの適正を確保することにより、施術後の人体内での人工関節の良好な運動機能を期待することができ、結果として人工関節自体の機能や耐久性も高めることができる。
従来のように、施術者の主観に頼る施術から、客観的なデータに基づく施術へと変換されることとなり、施術者の腕前、熟練度、経験、勘などに差異があったとしても、信頼性や安定性を一定に保持した人工関節の置換施術を実施することができる。
本発明では、実際に人工関節を組み込んだと同じ状態で、内外側のバランスを三次元データを含む荷重値として獲得することができ、正確で信頼性の高いデータに基づき、個人差の少ない定量的で客観的なバランス評価が可能になる。
なお、本発明による人工関節構造は、膝関節に限られるものではなく、肘関節、足関節、手首関節といった別の関節にも容易に適用することができる。
さて、本発明による人工関節構造の実施の形態について、添付の図1〜12を用いて説明する。
図12は、人体の膝関節の構造を示す説明図である。ここで、大腿骨30と脛骨40のそれぞれの端部の端面が半月板62を介して合わせられて当接され、正面側にある「大腿四頭筋腱50−膝蓋骨51−膝蓋腱52」と、両側面側にある2つの「側副靭帯60、61」とが、大腿骨30と脛骨40の側面に接合され、大腿骨30と脛骨40の両端部が半月板62を挟んで一体的に組み合わされ、膝の屈曲および伸展運動を行う膝関節部が構成されている。
図1と図2は人工関節を膝関節に適用した例を示す図で、図1は膝の側面から見たときの人工関節構造100、図2は膝を裏面から見たときの人工関節構造100である。
この図1では、「大腿四頭筋腱50−膝蓋骨51−膝蓋腱52」は示されているが、「側副靭帯60、61」は省略している。
人工関節構造100では、大腿骨30に合わせて連結接合される大腿骨側コンポーネント10と、脛骨40に合わせて連結接合される脛骨側コンポーネント20と、を備えて、大腿骨側コンポーネント10と脛骨側コンポーネント20とが接触して相互に回動し、関節動作を行うことができる。
図1と図2において、大腿骨30の下向きの端部形状は大腿骨側コンポーネント10の上向きの内部形状に合わせられて両者が一体的に組み合わされており、また、脛骨側40の上向きの端部形状は脛骨側コンポーネント20の下向きの内部形状に合わせられ、同様に両者が一体的に組み合わせられている。
ここで、大腿骨側コンポーネント10は下向きの湾曲凸面f1を有し、脛骨側コンポーネント20は上向きの湾曲凹面f2を有しており、双方の湾曲面f1とf2の接触する部位においてはその曲率が略等しく構成され、双方の湾曲面同士f1−f2が接触して相互に回動して、膝の関節動作を行う構成となっている。
つぎに図3を用いて、大腿骨側コンポーネント10と、脛骨側コンポーネント20との構造について説明する。
大腿骨側コンポーネント10は、チタン合金、クロムモリブデン合金或いは医療用セラミクスなどの生体適合材料から構成され、全体的には外形が略C形や半円形のような立体形状を成して、下向きの面として脛骨側コンポーネント20に当接する湾曲凸面f1が形成されている。
また、大腿骨側コンポーネント10の上面側は、施術によって端部が切削形成された大腿骨30の形状に合致してそこで接合される形状となっており、大腿骨30の下向き端部に挿入されて係合されるための係止突起部k1とk2とを有する。
この大腿骨コンポーネント10は大腿骨30に装着される部材であり、大腿骨30の端部を大腿骨コンポーネント10の上側面の形状に合わせて骨を切り、大腿骨30のその骨切面を上側内面に密着させて装着する。このとき、上面からペグ状の係止突起部k1とk2を突出させて挿入することにより、大腿骨コンポーネント10と大腿骨30との接合の固着性を高めることができる。
脛骨コンポーネント20は、大腿骨コンポーネント10を受ける関節面プレートAと、脛骨10の上端に装着されて関節面プレートAを支持する基体プレートBとからなる。
このうち、関節面プレートAは、金属と摩擦に対して相性のよい超高分子量ポリエチレン等の医療用樹脂材から構成され、大腿骨コンポーネント10の湾曲凸面f1を当接させて保持するために、上面には湾曲凹面f2を有している。
また、関節面プレートAの裏面は、平坦な面を形成して基体プレートBに載置されて係合される形状となっており、このとき、位置がずれたりしないように、基体プレートBの側にも関節面プレートAの裏面を受け入れるために所定の係合構造を設けている。
そして、大腿骨コンポーネント10との位置規定や相互移動時の整合性を高めるために、上面中央に基体プレートAの突設部t1を設けて、これを大腿骨コンポーネント10の通し穴T2に挿通して、所定の位置に配設されるように構成されている。
基体プレートBは、同じく生体適合金属で構成されており、その上面の形状が関節面プレートAに合わされて係合され、これを保持する構造となっている。この基体プレートBの脛骨40に対する装着も、大腿骨コンポーネント10と同様であり、脛骨10の上方端部を平にして骨切りをして、基体プレートBの下面をそれに合わせた形状としている。そして、脛骨10との接合性を高めるために、基体プレートBの裏面には係合突起部t2を突設しておき、これを脛骨10の内部に突入させて係合させ、相互の位置を固定させている。
図4(1)は、脛骨側コンポーネント20を示す外観斜視図であり、次の図4(2)は図4(1)の前後を反転させた位置における外観斜視図である。
脛骨側コンポーネント20は、図2に示した関節面プレートAの下面と基体プレートBの上面とを組み合わせて係合させ、一体的部材として構成したものである。この脛骨側コンポーネント20の上面には大腿骨コンポーネント10の内部の所定位置に挿通して配設される突設部t1を、また、下面には脛骨側コンポーネント20の上方端面に接合される突設部t2を備えている。
ところで、これらの大腿骨コンポーネント10と脛骨コンポーネント20とを含む人工膝関節を膝関節に置換した場合、その屈曲、伸展及び回旋などの動作には、生体膝関節と同様に靱帯群に大きく影響されることになる。
図1および図2において、屈伸及び回旋動作に際して膝関節の安定性に関与する主な靱帯群としては、膝の内側の上下にあって大腿骨30と脛骨40とに連結する内側副靱帯61と、膝の外側の上下にあってやはり大腿骨30と脛骨40とに連結する外側側副靱帯60とがあり、また、前面にあって大腿骨30に連結する大腿四頭筋50から膝蓋骨51を経由して脛骨40に連結する膝蓋腱52、その後方に存在する座骨下腿筋(図示せず)等がある。
図5(1)(2)は代替コンポーネント80を示す図である。代替コンポーネント80は脛骨コンポーネント20に代替して組み込むための置換可能な構成を備えており、図4(1)の外観斜視図は、図3(2)に示した脛骨コンポーネント20に対応する図である。
この代替コンポーネント80は、脛骨コンポーネント20と同様に、ふたつのプレート部材の81と82を組み合わせた構造からなり、プレート部材の81と82の間の所定位置には、周囲から受ける荷重を測定するために、少なくとも1つの3軸型荷重測定用センサを含む複数の荷重測定用センサを配設している。
図5の代替コンポーネント80の外側の上面F2の形状は、図4の部材Aと部材Bとを組み合わせた脛骨コンポーネント20の湾曲凹面f2と同等なものとする必要があるが、大腿骨コンポーネント10の湾曲凸面f1と直接当接にしない部位は、荷重測定に影響しないので省略することができる。
この図5では、図4の突設部t1は湾曲凸面f1と直接当接しない部位なので省略することができ、また突設部t2も省略してよい。
こうして、図5の代替コンポーネント80は、荷重測定に関わらない突起部分などは省略して、できる凹凸の少ない簡素な構造にしているので、膝関節の置換施術において、脛骨コンポーネント20の代わりにこの代替コンポーネント80を挿入する作業性を容易にすることができる。
本発明の人工関節構造は、置換しようとする人工関節を実際に関節に装着したとき、靱帯群がどのようなバランスを発揮するかを定量的に荷重測定するセンサを備えるものであり、図5(2)に示すように代替コンポーネント80のプレート部材の81と82との間の所定位置には、組み込まれたときの周囲から受ける荷重を測定するために、5個のセンサS1〜S5を備えており、そのうちの中央のセンサS5は3軸型荷重測定用センサで構成している。
図6は、代替コンポーネント80のプレート部材82上に、荷重を測定するための5個のセンサS1〜S5を配列して配置した図であり、そのうちの中央のセンサS5は3軸型荷重測定用センサ、両側に並列配置されたセンサS1〜S4は1軸型荷重測定用センサで構成している。
このプレート部材82に配設された荷重測定用センサS1〜S5は、荷重が測定できるものであれば、どのような原理のものでもよく、例えば、荷重の大小を電気量として出力する歪計ならば、一般的で取り扱い易く、本発明にも適用しやすい。
図6は、プレート部材82に配設されたセンサS1〜S5の一例を示す平面図と側面図であり、その表面に3軸型荷重測定用のセンサS5を中心にして、大腿骨コンポーネント10の左右の湾曲凸面f1と当接する位置の前後方向に、右側に「センサS2(前側)−センサS1(後ろ側)」、左側に「センサS4(前側)−センサS3(後ろ側)」として左右2個ずつ、計5個を組み込んだものを示している。
ここでの1軸型荷重測定用と3軸型荷重測定用センサの数や組み合わせおよび配置については、図6のあくまでも一例であって、それらは関節部位の構造や測定データの質や量など応じて、任意に設定できるものである。
できるだけ広範な位置に数多く設置することで、より細かい荷重分布が測定できるし、また、3軸型荷重測定用センサの割合を多くすることによって、より精密で立体的な荷重分布が測定できるようになる。
図5に示したものは、荷重測定用センサS1〜S5は有線式で接続されており、それぞれのセンサS1〜S5毎にコード(c1〜c5)が後方へ引き出されており、代替コンポーネント80は後方から出し入れするのに適する構成となっており、代替コンポーネント80は正規の取り付け位置に配設されて、正面にある「大腿四頭筋腱50−膝蓋骨51−膝蓋腱52」に影響されることなく、正常状態に保持されることができる。
なお、センサS1〜S5は有線式としているが、これに限らず、小さな電池等を内蔵してこれを電源として出力を無線で発信する無線式のものを利用することができる。この場合には導線とその接続が不要となるので、構造が簡単で施術のときにも邪魔にならないという利点がある。
図5の代替コンポーネント80は、人口関節として脛骨40に連結接合される脛骨側コンポーネント20に代わるものとして設計されており、人口関節施術時の荷重の測定が済めば正規の脛骨側コンポーネント20に取り替えられるものである。
この代替コンポーネント80としては、実際の脛骨側コンポーネント20と同じ形状のものを製作し、これに荷重測定用センサを組み入れて、これを代替コンポーネント80として用いることも可能である。
図6において、左右に2個ずつ並列に配置されたセンサS1〜S4は1軸型荷重測定用センサであり、上下方向「(z+)←→(z−)」の荷重だけを測定する。また、中央に配置されたセンサS5は3軸型荷重測定用センサであり、上下方向「(z+)←→(z−)」、左右方向「(x+)←→(x−)」、前後方向「(y+)←→(y−)」という3方向、すなわちxyz3軸(3次元)の荷重を測定する。
次に、図7−10を用いて、この代替コンポーネント80によって置換する人工膝関節の靱帯バランスをセンサS1−S5を用いて測定した事例について説明する。
この靱帯バランスの測定は、骨切りをした後に所定の大腿骨側コンポーネント10と脛骨側コンポーネント20とをインプラントして組み込んだ後に行う。この場合、大腿骨側コンポーネント10はそのままのものを使用するが、脛骨側コンポーネント20は上記してきたように代替コンポーネント80に置換して使用する。この代替コンポーネント80にはセンサS1〜S5が組み入れられているので、これらのセンサによって荷重の測定を開始する。
図7は、図6のようにセンサS1〜S5が配置された代替コンポーネント80を人工膝関節に組み込んだ状態で、その膝関節を屈曲する動作を行わせ、それに伴って変動する荷重をセンサ毎に測定した事例のデータを示すものであり、縦軸が歪み(με)で縦軸が時間(Sec)を示す。
また、図7(上)はセンサS1〜S4それぞれのz方向のみの荷重変化図であり、図7(下)はセンサS5のx−y−z方向の3軸の荷重変化図である。
図7(上)によれば、1軸型荷重測定用のセンサS1〜S4のうちの図6の左上のセンサS4の変動が最も大きく、センサS4の付近のz+方向(上下の下)により大きく荷重が与えられていることがわかる。そしてこのとき、図6中央のセンサS5も荷重変動しており、z+方向(上下の下)の荷重が大きいことはセンサS4と同様であるが、そのつぎにx+方向(左右の左)にかかる荷重が大きく、さらにy−方向(前後の後)にかかる荷重も多少あることがデータから明らかであり、膝関節の左方向に荷重が加えられ動作であることがわかる。
この図7によれば、z方向のみの荷重変化を測定するセンサS1〜S4に加えて、xyz方向の3軸の荷重変化を測定するセンサS5を用いることにより、センサS5による「x+/x−方向(左右)」にかかる荷重と、「y+/y−方向(左右)」にかかる荷重とを測定することができるので、3次元的測定によって立体的で精密で実際の構造に近い形態で関節部の荷重分布を判定することができる。
次の図8−10は、図7の膝関節の屈曲動作とは異なる状態における、センサS5のみの荷重変動を示す図である。
まず図8の測定データでは、「z+方向(上下方向の下)」と「y+方向(前後方向の前)」により大きく荷重が与えられており、「x方向(左右方向)」にはほとんど荷重変動が認められないので、「y+方向(前後方向の前)」に主に荷重が加えられている状態と判断することができる。
次の図9の測定データでは、「z+方向(上下方向の下)」への荷重は大きいが、「x−方向(前後方向の後)」にある程度の荷重変化が認められ、「y方向(左右方向)」ではほとんど荷重が変動していないので、「x−方向(前後方向の後)」に荷重が加えられている状態と判断することができる。
さらに、図10の測定データでは、「z+方向(上下方向の下)」への荷重は大きく、「x方向(左右方向)」での荷重の変化は少なく、「y−方向(前後方向の後)」でもかなりの荷重変動があるので、「y−方向(前後方向の後)」に荷重が加えられている状態と判断することができる。
本発明では、図6のような代替コンポーネント80に組み込まれた荷重測定用センサS1〜S5を人口膝関節に代替して組み入れることによって、図7−10のような測定データが得られた。これらの荷重測定用センサS1〜S5のうち、センサS1〜S4はz方向のみの荷重を測定するが、中央のセンサS5はx−y−z方向の3軸方向(3次元)の荷重変化を測定できる。
また、3軸方向(3次元)の荷重を測定するセンサにより、「x−y−z」方向の3軸の荷重変化図を表示するにあたり、図7(下)、図8〜10では、平面上における3本線のグラフ図として2次元的に表示しているが、むしろ3次元のベクトル波形として立体的に表示されることが好ましく、施術中の画面上でそのように表示されれば、施術者にとっても理解しやすい。
このように、配設する複数のセンサのうち、少なくとも一つのセンサを3軸型荷重測定用センサとすることにより、3次元方向の荷重測定を行い、立体的で精密で実際の荷重構造に近い形態で、関節部の荷重分布を認識して判定することができるようになり、人口関節の置換後の状態を手術前の状態に容易に近似させることができ、人口関節を施術する技術の向上に大きく寄与することができる。
本発明の実施例としては、配設する5つのセンサのうち、1つのセンサを3軸型荷重測定用センサ、4つのセンサを1軸型荷重測定用センサとしたものについて説明したが、センサのうちの3軸型荷重測定用センサをより多く用いることが好ましい。
また、3軸型荷重測定用センサでは、xyz軸として、「上下方向」「左右方向」「前後方向」の互いに90度で交わる3次元軸として設定したが、他の方向を3次元軸とすることも可能である。
なお、現在普及している3軸型荷重測定用センサは、高価であって形状もやや大形のものであるので、構造性、適合性、コストアップなどで問題が生じないように設計されることが望まれる。
図11は、3軸型荷重測定用センサを含む複数のセンサを用いる計測システムのブロック図である。センサ(S1〜S5の5個)の計測値を増幅器(AMP)91で増幅し、それをAD変換器92でデジタル信号に変え、さらにマイコン93(MC)に入力し、このマイコン93に入力されたこれらのデータは、パソコン(PC)94に送られる。このとき、MC93には、膝の屈伸角度を計測するアングルセンサを膝関節の外側に取り付けておいて、その計測値をAD変換器92を通して入力することも可能である。
PC94はディスプレイを有して画面表示することができる。画面には、荷重センサ(S1〜S5)5個を取り付けた図5(2)と同様の代替コンポーネント80の平面図とそのセンサ配置図とが表示され、各センサS1〜S5による荷重の計測値がそれぞれの位置に表示される。
また、平面図の画像には、各荷重センサS1〜S5から送られたデータを基にしてMC93が計算した重心位置(G)がドットマトリックスで表示される。
そして、表示画面には、アングルセンサで計測した「膝の屈伸角度」、荷重センサS1〜S5の計測値を総和した「全荷重」、「重心座標」の座標値なども表示されるようにするとよい。
なお、ここで荷重測定のために取り込まれたデータは、PC94に保存される。
本発明のでは人口関節構造では、人口関節の施術者が、人工膝関節置換の施術中に、置換された人工膝関節を適宜に動作させてみて、荷重測定用センサーから得られた荷重分布データに基づいて表示されたディスプレイから、その周辺の荷重が適正なバランスを獲得しているか否かを容易に判断することができる。
そして、それらの荷重分布データに基づいて、人工膝関節の構造に合わせて関節を切除して調整したり、関節にあわせて人工膝関節を切除して調整したりし、置換され人工膝関節が生体膝関節と同等なスムーズな関節運動が確保するように施術をすることができる。
さらに、測定された荷重分布データは客観的でそれを判定する作業も容易となり、人工関節の置換施術において、施術者の経験、勘、主観、熟練度などに頼る施術から、客観的で信頼性の高い荷重データ分布に基づく施術へと変換させ、人工関節の内側と外側の軟部組織のバランスを定量的で3次元的に測定して評価できる人工関節構造を提供することができる。
人工関節を膝関節に適用した例を示し、膝の側面から見たときの人工関節構造100である。 図1の人工関節構造100を膝の裏面から見たときの図である。 本発明の人工関節構造で用いられる大腿骨側コンポーネント10と分解された脛骨側コンポーネント20を示す外観斜視図である。 本発明の人工関節構造で用いられる脛骨側コンポーネント20を示す外観斜視図である。 本発明の人工関節構造で用いられる代替コンポーネント80を示す構造説明図である。 本発明の人工関節構造で用いられる荷重測定センサが組み込まれた部材を示す説明図である。 本発明の人工関節構造で用いられる荷重測定センサによる第1の測定データを示す図である。 同じく荷重測定センサによる第2の測定データを示す図である。 同じく荷重測定センサによる第3の測定データを示す図である。 同じく荷重測定センサによる第4の測定データを示す図である。 本発明の人工関節構造で用いられる荷重測定センサによる測定システムの一例を示す図である。 人体の膝関節の構造を示す説明図である。
符号の説明
100 人工関節構造
10 大腿骨側コンポーネント
20 脛骨側コンポーネント
f1 大腿骨側コンポーネントの上向きの湾曲凸面(第1湾曲面)
f2 脛骨側コンポーネントの下向きの湾曲凹面(第2湾曲面)
A 脛骨コンポーネントの関節面プレート
B 脛骨コンポーネントの基体プレート
80 代替コンポーネント
81、82 代替コンポーネントのプレート部材
F2 代替コンポーネントの外側の上面
S1〜S4 1軸型荷重測定用センサ
S5 3軸型荷重測定用センサ
30 大腿骨
40 脛骨
50 大腿四頭筋腱
51 膝蓋骨
52 膝蓋腱
60、61 側副靭帯
62 半月板

Claims (3)

  1. 第1の骨と第2の骨の端部が組み合わされて屈曲および伸展運動を行う関節部が、人工関節に置換されて構成される人工関節構造において、
    前記第1の骨の側に連結される第1コンポーネントと、
    前記第2の骨の側に連結される第2コンポーネントと、を備え、
    前記第1コンポーネントと第2コンポーネントとは、双方の湾曲面同士が接触して回動し、関節動作を行うように構成され、
    前記第1コンポーネントまたは第2コンポーネントのいずれか一方は、代替して組み込むための代替コンポーネントと置換可能な構成を備え、
    前記代替コンポーネントの所定位置には、組み込まれたときに周囲から受ける荷重を測定するための荷重測定用センサを複数配設し、
    前記複数のセンサは、少なくとも1つの3軸型荷重測定用センサを含んで構成される、ことを特徴とする人工関節構造。
  2. 大腿骨と脛骨の両端部が半月板を挟んで組み合わされて膝の屈曲および伸展運動を行う膝の関節部が、人工関節に置換されて構成される人工関節構造において、
    前記大腿骨の側に連結される第1コンポーネントと、
    前記脛骨の側に連結される第2コンポーネントと、を備え、
    前記第1コンポーネントは第1湾曲面を、前記第2コンポーネントは第2湾曲面を有して、双方の湾曲面同士が接触して回動し、膝の関節動作を行うように構成され、
    前記第2コンポーネントは、代替して組み込むための代替コンポーネントと置換可能な構成を備え、
    前記関節部は、前記大腿骨に結合された大腿四頭筋腱と、前記脛骨に結合された膝蓋腱と、その間の膝蓋骨と、を有し、
    前記代替コンポーネントの所定位置には、組み込まれたときに周囲から受ける荷重を測定するために、少なくとも1つの3軸型荷重測定用センサを含む複数の荷重測定用センサを配設する、ことを特徴とする人工関節構造。
  3. 請求項2に記載の人工関節構造において、
    前記膝蓋骨に、周囲から受ける荷重を測定するための荷重測定用センサを配設する、ことを特徴とする人工関節構造。
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