JP2010062715A - 電子スチルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影画像中の被写体人物の眼つぶりの程度を正しく認識できるようにする。
【解決手段】顔表情検出部23が被写体人物の笑顔を検出する毎に、自動撮影部26は、被写体人物を撮影し、撮影画像が生成される。眼つぶり検出部30は、その撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出し、眼つぶりを検出された場合に、表示制御部32は、当該撮影画像を液晶ディスプレイ33に拡大表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の顔の表情を認識して自動的に撮影を行う機能を有する電子スチルカメラに関する。
従来、画像データ中の被写体人物の目が閉じているか否かを判断し、目が閉じていると判断した場合に警告を発する撮像装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の装置は、被写体人物が目を閉じていると判断した場合に警告を発するので、撮影者は直ぐに写真を撮り直すことができ、納得のいく画像が得られるという利点がある。
特開2001−338308号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、被写体人物が目を閉じていると判断した場合に警告を発するだけなので、どの程度の目つぶり状態であるのか分からないという問題がある。
(1)請求項1の発明による電子スチルカメラは、被写体を撮像して被写体画像を生成する撮像手段と、被写体画像中の被写体人物の顔表情が所定の顔表情であることを検出する顔表情検出手段と、顔表情検出手段が前記所定の顔表情を検出する毎に、撮像手段に撮影画像を生成させる自動撮影手段と、自動撮影手段による撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出する眼つぶり検出手段と、表示部と、眼つぶり検出手段が撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出した場合に、当該撮影画像を表示部に拡大表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の電子スチルカメラによれば、被写体人物の眼が閉じていることを検出したときに、その画像を拡大表示するので、どの程度の目つぶり状態であるのかを容易に知ることができる。
以下、本発明の実施の形態による電子スチルカメラについて、図1〜4を参照しながら説明する。
−第1の実施の形態−
図1は、本発明の実施の形態による電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、電子スチルカメラは、撮影レンズ11、絞り12、撮像素子13、バッファメモリ14、画像処理部15、画像記録部16および制御部20を備える。また、電子スチルカメラは、顔検出部21、顔データ記憶部22、顔表情検出部23、顔表情データ記憶部24、顔表情設定部25、自動撮影部26、眼つぶり検出部30、眼開閉データ記録部31、表示制御部32および液晶ディスプレイ33を備える。さらに、電子スチルカメラは、顔表情撮影モード設定部40、モード切換え部41、画像選択部42、画像再生部50、警告部51、自動削除部52および自動トリミング部53を備える。
撮影レンズ11は、ズームレンズやフォーカスレンズを含む複数のレンズで構成され、被写体像を撮像素子13上に結像する。図1では簡単のため、撮影レンズ11は1枚のレンズで示されている。撮像素子13は、撮影レンズ11からの被写体光L1を光電変換することにより画像信号を生成する。
撮像素子13から出力される画像信号は、バッファメモリ14を介して画像処理部15に送られ、ここで所定の種々の画像処理が施される。撮影開始前の段階では、撮像素子13からの画像信号は、バッファメモリ14、画像処理部15および制御部20を介して液晶ディスプレイ33に送られ、スルー画像として表示される。撮影段階では、撮像素子13からの画像信号は、バッファメモリ14、画像処理部15を介して画像記録部16にて記録される。
画像記録部16は、不揮発性メモリ16aと画像記録制御部16bとを有し、画像記録制御部16bは、画像情報とその画像に関する属性情報とを関連付けてメモリ16aに記録する。
顔検出部21は、撮像素子13からバッファメモリ14、画像処理部15、制御部20を介して送られたスルー画像データを入力し、このスルー画像データを顔データ記憶部22に予め記憶されている顔データと比較することにより、スルー画像中の被写体人物の顔を検出する。被写体人物が複数人いる場合は、全員の顔を個別に検出する。検出された顔領域の画像は、顔検出部21から制御部20へ送られる。顔データ記憶部22は、例えば、眉、眼、鼻、唇の形状に関する特徴点のデータを記憶している。
顔検出には、例えば、特開2001−16573号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、入力画像中から特徴点を抽出して被写体の顔領域、顔の大きさ等を検出するものである。特徴点としては、眉、眼、鼻、唇の各端点、および顔の輪郭点、例えば頭頂点や顎の下端点が挙げられる。
他の顔検出としては、例えば、特開2005−157679号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、先ず、入力画像中の2画素間の輝度差を特徴量として学習しておき、その特徴量に基づいて入力画像中の所定領域に顔が存在するか否かを示す推定値を算出し、推定値が1以上のときにその所定領域に顔が存在すると判別するものである。
顔表情検出部23は、顔検出部21により検出された顔領域の画像を制御部20を介して入力し、その顔領域の画像の顔表情を顔表情データ記憶部24に予め記憶されている所定の顔表情データと比較することにより、顔領域の画像中の被写体人物の顔表情が所定の顔表情データに対応することを検出する。この顔表情検出は、一定の時間間隔毎に行われる。
顔表情には、笑顔、泣き顔、怒り顔、驚き顔、寝顔などの様々な種類があり、顔表情データ記憶部24は、これらの複数の顔表情データを記憶している。
顔表情設定部25は、被写体人物の複数の顔表情を外部から設定する操作部であり、以下の説明では、顔表情として笑顔を設定したものとして説明する。
顔表情検出部23が顔領域の画像の顔表情を検出する場合には、特開2008−42319号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、例えば笑顔であることを検出するには、検出された画像の顔が笑顔と通常時の顔という2つの顔表情のいずれに近いかに基づいて表情の種類を判断するものである。
顔表情検出部23は、被写体人物の顔表情が笑顔であることを検出すると、検出信号を制御部20に対して出力する。
自動撮影部26は、顔表情検出部23からの検出信号に応じて制御部20から発せられる信号に基づき、撮影レンズ11、絞り12および撮像素子13に動作信号を出力して被写体の自動撮影を行う。この自動撮影は、顔表情検出部23により笑顔を検出する毎に1枚の画像を撮像する。
眼つぶり検出部30は、顔検出部23により検出された顔領域の画像を制御部20から入力し、この顔画像から抽出した眼の画像データを眼開閉データ記憶部31に予め記憶されている眼開閉データと比較することにより、被写体人物の眼つぶりを検出する。そして、眼つぶり検出部30は、眼つぶりを検出すると、眼つぶり検出信号を制御部20に対して出力する。なお、眼つぶり検出部30は、まぶたが完全に閉じた状態を目つぶりとして検出するが、顔画像の不鮮明度などにより、薄目状態を眼つぶりとして検出することもあり得る。
眼の開閉検出としては、例えば、特開2000−347277号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、眼の白色部分の面積を算出し、その面積の大小によって眼が開いているか閉じているかを検出するものである。
表示制御部32は、液晶ディスプレイ33による表示を制御する。すなわち、表示制御部32は、液晶ディスプレイ33がスルー画像の表示、バッファメモリ14に一時的に記録されている撮影画像の表示、画像記録部16のメモリ16aに保存された撮影画像の再生表示を行なう時に、画像の拡大表示などの表示態様を制御する。
液晶ディスプレイ33は、スルー画像の表示やバッファメモリ14に一時的に記録されている撮影画像、メモリ16aに保存された撮影画像の表示を行い、また、表示制御部32の指令により画像の拡大表示などを行う。液晶ディスプレイ33には、画像だけではなく、テキストや記号などを表示することもできる。
顔表情撮影モード設定部40は、被写体人物の所定の顔表情、例えば笑顔を検出すると、自動撮影を実行するモードをON/OFF設定する操作部である。
モード切換え部41は、顔表情撮影モードで撮影された撮影画像中、眼つぶり検出部30によって被写体人物の眼つぶりが検出された撮影画像をどのように処理するかについての処理方法(モード)を択一的に選択する操作部である。その処理方法として、第1のモードは、眼つぶりが検出された撮影画像を液晶ディスプレイ33上に拡大表示するものであり、第2のモードは、眼つぶりが検出された撮影画像を自動的に削除するモードである。
画像選択部42は、上述の第1のモードが選択されている場合に、被写体人物の眼つぶりが検出された撮影画像を画像記録部16のメモリ16aに保存するか否かを外部操作により選択するための操作部である。
画像再生部50は、メモリ16aに保存されている撮影画像などの情報の検索や再生を行う操作部である。
警告部51は、上述の第1のモードが選択されている場合に、被写体人物の眼つぶりが検出されたことを液晶ディスプレイ33に文字や記号を表示して警告するとともに、眼つぶりが検出された撮影画像をメモリ16aに保存するか否かのメッセージを液晶ディスプレイ33に表示する。これらの警告や表示は、眼つぶり検出部30からの眼つぶり検出信号に基づいて行われる。なお、警告動作は、音声やメロディーなどを用いて行ってもよい。
自動削除部52は、上述の第2のモードが選択されている場合に、眼つぶり検出部30からの眼つぶり検出信号に基づいて、被写体人物の眼つぶりが検出された撮影画像を削除する。
自動トリミング部53は、撮影画像中の複数の人物のうちの一人について、眼つぶりが眼つぶり検出部30によって検出されたときに、眼を閉じていない非眼つぶり人物の部分画像をトリミングする。すなわち、眼つぶり検出部30により眼つぶりを検出しなかった被写体人物の部分画像をトリミングする。
以上のように構成された電子スチルカメラにおいて、笑顔撮影モードが設定された場合のカメラの動作について説明する。
先ず、顔表情撮影モード設定部40をONとし、顔表情設定部25によって顔表情の種類として笑顔を設定する。また、モード切換え部41により、第1モードに切換える。
顔表情検出部23は、顔検出部21により検出された被写体人物の顔画像を顔表情データ記憶部24に記憶されている笑顔データと比較し、被写体人物の笑顔を検出し、笑顔検出信号を出力する。
制御部20は、その検出信号を受けると、自動撮影部26へ信号を出力する。自動撮影部26は、制御部20から発せられる信号に応じて、撮影レンズ11、絞り12および撮像素子13に動作信号を出力し、笑顔の被写体人物の自動撮影を行う。自動撮影された撮影画像は、バッファメモリ14に一時的に記録される。
バッファメモリ14に記録された撮影画像は、画像処理部15、制御部20を介して眼つぶり検出部30に入力される。眼つぶり検出部30は、撮影画像中の被写体人物の眼が閉じていることを検出すると、眼つぶり検出信号を発生する。制御部20は、この眼つぶり検出信号を受けると、表示制御部32へ信号を出力する。表示制御部32は、制御部20から発せられる信号に応じて、眼つぶりが検出された画像を液晶ディスプレイ33の画面上に拡大表示させる。この拡大表示は、眼つぶり人物の顔部分について行われる。
また、上記の眼つぶり検出信号が発生すると、制御部20は、警告部51へ信号を出力する。警告部51は、この信号により、被写体人物の眼つぶりが検出されたことを液晶ディスプレイ33に文字や記号を表示して警告するとともに、眼つぶりが検出された撮影画像をメモリ16aに保存するか否かのメッセージを液晶ディスプレイ33に表示する。メッセージは、拡大表示された画像にスーパーインポーズ表示することもできる。なお、警告およびメッセージ表示の一方だけを行う構成としてもよい。
眼つぶり検出を報せる警告と、眼つぶり検出画像の拡大表示と、眼つぶり検出画像の保存の有無を報せるメッセージ表示との間の動作順については、警告と拡大表示とメッセージ表示との3動作の発生タイミングを同時としてもよいし、または、警告、拡大表示、メッセージ表示の順に動作させてもよい。
バッファメモリ14に一時記録された眼つぶり検出画像を拡大表示した後に、この眼つぶり検出画像をメモリ16aに保存するか否かを選択することができる。すなわち、画像選択部42を操作することにより、画像を保存するか削除するかをマニュアルで選択することができる。
保存を選択した場合は、眼つぶり検出画像は、画像記録制御部16bによって画像情報と被写体人物が眼を閉じていることを示す属性情報とが関連付けられ、属性情報が付加された画像情報としてメモリ16aに保存される。一方、削除を選択した場合は、眼つぶり検出画像は、バッファメモリ14から削除される。
眼つぶり検出画像についてその顔部分を拡大表示するのは、被写体人物がどの程度の眼つぶり状態であったか、例えば、完全な眼つぶり状態か、それとも薄目状態かなどを撮影者が視認し易くするためである。どの程度の眼つぶりならば、それを許容できるかは撮影者によって判断が異なる。また、眼の大きさは個人差が大きいので、どの程度の眼つぶりならば、それを許容するかはその被写体人物の眼の大きさも考慮しなければならない。撮影者は、拡大表示画面を見てその画像を保存するかそれとも削除するかを容易に決定できる。
モード切換え部41によって第1モードから第2モードに切換えた場合は、以下のように動作する。
第2モードにおいても、眼つぶり検出部30による眼つぶり検出信号の発生までは第1モードと同様に動作する。第2モードでは、眼つぶり検出信号が発生すると、制御部20は、自動削除部52へ信号を出力する。自動削除部52は、制御部20からの信号に応じて、被写体人物の眼つぶりが検出された撮影画像を自動的に削除する。
本実施の形態による電子スチルカメラは以下の作用効果を奏する。
(1)撮影画像中の被写体人物の眼が閉じていることを検出すると、眼つぶりが検出された画像を拡大表示するので、眼つぶりの程度を正しく認識することができる。
(2)拡大表示された眼つぶり検出画像を確認した上で、画像を保存するか否かをマニュアルで選択することにより、眼つぶりが検出された画像でも必要な画像であれば保存することができる。
(3)モード切換え部41によって第1モードと第2モードとを切換えることができるので、眼つぶり検出画像に対してマニュアル保存、マニュアル削除、自動削除の多様な処理が可能である。
−第2の実施の形態−
第2の実施の形態の電子スチルカメラも、第1の実施の形態で説明した図1のブロック図で示す構成と以下の相違点を除いて同一であるので、構成の説明は省略する。
構成の相違点は、画像記録制御部16bが画像情報とその画像情報に関する属性情報とを関連付けて画像記録部16のメモリ16aに記録することに加えて、属性情報が付加された眼つぶり検出画像のリストを作成する点である。
第2の実施の形態の電子スチルカメラでは、笑顔撮影モードが設定される場合に以下のように動作する。
顔表情撮影モード設定部40をONとし、顔表情設定部25によって顔表情の種類として笑顔を設定する。また、モード切換え部41により、第1モードに切換える。
顔表情検出部23は、顔検出部21により検出された被写体人物の顔画像を顔表情データ記憶部24に記憶されている笑顔データと比較し、被写体人物の笑顔を検出し、笑顔検出信号を出力する。
制御部20は、その検出信号を受けると、自動撮影部26へ信号を出力する。自動撮影部26は、制御部20から発せられる信号に応じて、撮影レンズ11、絞り12および撮像素子13に動作信号を出力し、笑顔の被写体人物の自動撮影を行う。自動撮影された撮影画像は、バッファメモリ14に一時的に記録される。
バッファメモリ14に記録された撮影画像は、画像処理部15、制御部20を介して眼つぶり検出部30に入力される。眼つぶり検出部30は、撮影画像中の被写体人物の眼が閉じていることを検出すると、眼つぶり検出信号を発生する。ここまでのプロセスは、第1の実施の形態の説明と同様である。
第1の実施の形態では、眼つぶり検出信号の発生により、眼つぶり検出画像の拡大表示が行われた。これに対し、第2の実施の形態では、この時点では拡大表示を行わず、眼つぶり検出信号に基づいて、画像記録制御部16bは、画像情報と被写体人物が眼を閉じていることを示す属性情報とを関連付け、眼つぶり検出画像は、属性情報が付加された画像情報としてメモリ16aに記録される。このようにして、顔表情検出部23は、一定の時間間隔毎に笑顔検出を行い、笑顔を検出する毎にこの笑顔について自動撮影が行われ、その撮影画像が順次、メモリ16aに記録される。このとき、眼つぶり検出部30が眼つぶりを検出した笑顔画像については、眼つぶり情報が属性情報として付加されてメモリ16aに記録される。
また、画像記録制御部16bは、属性情報が付加された眼つぶり検出画像のリストを作成する。そして、画像再生部50を再生モードにすると、属性情報が付加された眼つぶり検出画像がリストに基づいて液晶ディスプレイ33上に再生される。
この再生表示の時には、図2に示されるように、液晶ディスプレイ33上に、眼つぶり検出画像のサムネイル一覧画像が表示される。図2において、6枚のサムネイル再生画像100には、これらの画像が眼つぶり検出画像であることを表すマーク101が付されている。
表示制御部32は、6枚のサムネイル再生画像100について、眼つぶり情報に基づいて所定の時間間隔で次々に拡大表示する。この拡大表示と同時又は拡大表示の直後に、警告部51は、その眼つぶり検出画像を画像記録部16のメモリ16aに保存するか否かのメッセージを液晶ディスプレイ33に表示する。ユーザーは、画像選択部42を操作することにより、画像を保存するか削除するかをマニュアルで選択する。保存を選択した場合は、眼つぶり検出画像は、そのままの状態、すなわち属性情報が付加された画像情報としてメモリ16aに保存される。一方、削除を選択した場合は、眼つぶり検出画像は、メモリ16aから削除される。こうして、サムネイル表示された6枚の眼つぶり検出画像の各々について、画像の拡大表示とメッセージ表示と画像の保存/削除の選択とが行われる。
モード切換え部41によって第1モードから第2モードに切換えた場合は、第1の実施の形態と同様に、眼つぶり検出信号の発生により、自動削除部52は、被写体人物の眼つぶりが検出された撮影画像をメモリ16aに記憶する前に自動的に削除する。
本実施の形態の電子スチルカメラも、第1の実施の形態の電子スチルカメラと同様の作用効果を奏する。さらに、本実施の形態では、眼つぶり検出画像を、被写体人物が眼を閉じていることを示す属性情報が付加された画像情報として画像記録部16に記録しておき、再生時に画像の拡大表示を行うので、ユーザーは、時間的余裕をもって眼つぶりの程度などを確認できる。顔表情検出部23が一定の時間間隔で次々と笑顔検出を行って、笑顔自動撮影を連続的に行う場合には、本実施の形態は特に有効である。
これまでの実施の形態にあっては、顔表情検出部23は、バッファメモリ14に記録された撮影画像について眼つぶり検出を行うものであった。その他にも、顔表情検出部23がメモリ16aに記録された撮影画像について眼つぶり検出を行う構成とすることもできる。
このような構成の変形例を以下に詳細に説明する。
顔表情検出部23が笑顔を検出する毎に、この検出に基づき自動撮影部26によって自動撮影が行われ、撮影された笑顔画像はすべてバッファメモリ14から画像処理部15を介して画像記録部16に送られてメモリ16aに記録される。この時、笑顔画像は、笑顔検出による自動撮影が行われたことを示す付加情報とともにメモリ16aに記録される。
画像再生部50によって再生モードが設定されると、自動撮影された笑顔画像がメモリ16aから順次読み出される。眼つぶり検出部30は、これらの読み出された笑顔画像について順次眼つぶり検出を行う。こうして、眼つぶりが検出された笑顔画像には、眼つぶりを表す属性情報が付加される。笑顔画像は、眼つぶり検出が終了すると、図3に示すように液晶ディスプレイ33上にサムネイル一覧表示される。
図3に示されるサムネイル一覧画像において、すべての撮影画像(図中、画像1から画像18までの18枚)のうち、画像3,6,10,11,15,18の6枚に眼つぶりを示す属性情報(マーク101)が付加されている。再生時に、表示制御部32は、このマーク101を読み取ることにより、眼つぶり検出画像を液晶ディスプレイ33上に拡大表示する。拡大表示後の動作は、第2の実施の形態と同じである。
−第3の実施の形態−
本発明の第3の実施の形態による電子スチルカメラの動作の特徴を以下に説明する。
図4(a)に示されるように、複数の被写体人物、すなわち、被写体人物111と112が撮影された撮影画像110において、人物111は、眼つぶり検出部30によって眼つぶりが検出され、人物112は、眼つぶりが検出されていないとする。この撮影画像110については、第1および第2の実施の形態で説明したのと同様に、第1モードでは、眼つぶり検出信号に基づき、眼つぶり検出を報せる警告と、人物111の顔部分画像の拡大表示と、眼つぶり検出画像の保存の有無を報せるメッセージ表示の各動作が行われる。
ユーザーは、画像選択部42を操作することにより、画像を保存するか削除するかをマニュアルで選択する。保存を選択した場合は、撮影画像110は、被写体人物が眼を閉じていることを示す属性情報が付加された画像情報として画像記録部16のメモリ16aに保存される。削除を選択した場合は、撮影画像110は、バッファメモリ14または画像記録部16から削除される。
一方、この撮影画像110中の眼つぶりが検出されていない非眼つぶり人物112に対しては、自動トリミング部53は、非眼つぶり人物112の部分画像をトリミングし、図4(b)に示すような非眼つぶり人物のトリミング画像110aを生成する。トリミング画像110aは画像記録部16のメモリ16aに保存される。なお、非眼つぶり人物が複数いる場合は、順次、トリミング画像の生成と保存を行う。
このように、第1モードに設定し、画像保存を選択すると、眼つぶり検出画像とトリミング画像の両方を保存することができる。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されない。
本発明の実施の形態に係る電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。 眼つぶり検出画像のサムネイル一覧画像が表示された液晶ディスプレイ画面を模式的に示す図である。 眼つぶり検出画像を含む全画像のサムネイル一覧画像が表示された液晶ディスプレイ画面を模式的に示す図である。 自動トリミング部53によるトリミングを説明するための図であり、図4(a)は撮影画像、図4(b)はトリミング画像を模式的に示す図である。
符号の説明
16:画像記録部 16a:メモリ
16b:画像記録制御部 20:制御部
23:顔表情検出部 26:自動撮影部
30:眼つぶり検出部 32:表示制御部
33:液晶ディスプレイ 40:顔表情撮影モード設定部
41:モード切換え部 42:画像選択部
50:画像再生部 51:警告部
52:自動削除部 53:自動トリミング部

Claims (7)

  1. 被写体を撮像して被写体画像を生成する撮像手段と、
    前記被写体画像中の被写体人物の顔表情が所定の顔表情であることを検出する顔表情検出手段と、
    前記顔表情検出手段が前記所定の顔表情を検出する毎に、前記撮像手段に撮影画像を生成させる自動撮影手段と、
    前記自動撮影手段による前記撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出する眼つぶり検出手段と、
    表示部と、
    前記眼つぶり検出手段が前記撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出した場合に、当該撮影画像を前記表示部に拡大表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 請求項1に記載の電子スチルカメラにおいて、
    前記撮影画像を記録するメモリ手段と、
    前記表示部による前記撮影画像の拡大表示の後に、前記撮影画像を前記メモリ手段に保存するか否かを選択することができる選択手段とを更に備えることを特徴とする電子スチルカメラ。
  3. 請求項2に記載の電子スチルカメラにおいて、
    前記眼つぶり検出手段が前記撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出した場合に、眼つぶり警告を行うと共に、前記撮影画像を前記メモリ手段に保存するか否かのメッセージを発生する警告手段を更に備えることを特徴とする電子スチルカメラ。
  4. 請求項1に記載の電子スチルカメラにおいて、
    前記眼つぶり検出手段が前記撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出した場合に、当該撮影画像を削除する削除手段と、
    モード切換え手段とを更に備え、
    前記モード切換え手段は、前記眼つぶり検出手段が前記撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出した場合に、前記表示部によって前記撮影画像を拡大表示する第1のモードと、前記眼つぶり検出手段が前記撮影画像中の被写体人物の眼つぶりを検出した場合に、前記削除手段によって前記撮影画像を削除する第2のモードとを切換えることを特徴とする電子スチルカメラ。
  5. 請求項1に記載の電子スチルカメラにおいて、
    前記撮影画像を記録するメモリ手段と、
    前記眼つぶり検出手段により被写体人物の眼つぶりが検出された前記撮影画像と前記眼つぶりを示す属性情報とを互いに関連付けて前記メモリ手段に保存する画像記録制御手段と、
    前記属性情報が付された撮影画像を前記表示部に再生する画像再生手段とを更に備えることを特徴とする電子スチルカメラ。
  6. 請求項5に記載の電子スチルカメラにおいて、
    前記画像再生手段は、前記属性情報が付された撮影画像を前記表示部にサムネイル一覧表示すると共に、拡大表示することを特徴とする電子スチルカメラ。
  7. 請求項1に記載の電子スチルカメラにおいて、
    前記撮影画像中の複数の被写体人物のうち、前記眼つぶり検出手段により目つぶりが検出された場合、目つぶりが検出されなかった非目つぶり人物に対しては、前記非目つぶり人物の部分画像をトリミングする自動トリミング手段を更に備えることを特徴とする電子スチルカメラ。
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