JP2010061359A - Rfidタグの読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置作業性及びメンテナンス性の良好なRFIDタグの読取装置を提供する。
【解決手段】RFIDタグの読取装置は、読取装置本体である制御ユニット100と、1対多の入出力部を有するアンテナ切替ユニットと、アンテナユニットを備え、制御ユニット100を根、アンテナ切替ユニットを節、アンテナユニットを葉としたツリー構造となるように接続した。また、制御ユニット100は、アンテナユニットまでの経路情報を取得して構成テーブルを構築するテーブル構築部を備える。制御ユニット100の読取処理部は、構成テーブルを参照してアンテナ切替ユニットに対して切替指示を送信し、読取処理を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、物流などの分野で流通物に貼付されるRFIDタグから、該RFIDタグに予め設定された固有識別子を非接触で読み取るRFIDタグの読取装置に関する。
この種のRFIDタグの読取装置は、データの読み取り処理を行う制御部及び変調回路・復調回路等を含む高周波回路等を備えた読取装置本体と、ループ状のアンテナとを備えている。また、この種のRFIDタグの読取装置では、RFIDタグの読み取り範囲を広げることや読み取り精度の向上を図ることを目的として、1つの読取装置本体に対して複数のアンテナを接続する場合がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のものでは、読取装置本体はアンテナ切替部を備えている。
特開2006−172101号公報
しかし、上記特許文献1に記載のものでは、読取装置本体に複数のアンテナをそれぞれ同軸ケーブルで接続するため、アンテナ数が多くなると同軸ケーブルの配置が乱雑になってしまいメンテナンス性にも欠けるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
設置作業性及びメンテナンス性の良好なRFIDタグの読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明に係るRFIDタグの読取装置は、RFIDタグの読み取り制御を行う読取制御手段及びRFIDタグ読み取り用の高周波信号を送受信する高周波回路とを備えた読取装置本体と、高周波信号用の1つの第1の入出力部,高周波信号用の複数の第2の入出力部,前記第1の入出力部と前記第2の入出力部の接続を切り替える切替手段,及び前記読取装置本体とデータ通信可能に接続されるとともに読取装置本体からの切替指示に応じて前記切替手段を制御する切替制御手段を備えた切替器と、1つ以上のアンテナ素子及びインピーダンス整合回路を備えたアンテナ装置とを備える。そして、前記読取装置本体の高周波回路と前記切替器の第1の入出力部とを接続するとともに、該切替器の第2の入出力部と前記アンテナ装置の整合回路或いは前記アンテナ装置の整合回路及び他の切替器の第1の入出力部とを接続する。また、前記読取装置本体は、前記高周波回路からアンテナ素子までの経路情報を取得する経路情報取得手段と、該経路情報取得手段で得られた経路情報を記憶する経路情報記憶手段を備えるとともに、前記読取制御手段は読み取り制御時には前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情報に基づき切替器に対して切替指示を送信する。
本発明によれば、読取装置本体とアンテナ装置との間に切替器が介在し、アンテナ装置の数にかかわらず読取装置本体と切替器とは1対1で接続するので、設置作業性が向上する。特に、本発明では、複数の切替器を多段接続することができる。すなわち、読取装置本体を根、切替器を節、アンテナ装置を葉としたツリー構造とすることができる。これにより多数のアンテナ装置を効率的に設置することができる。なお、このような読取装置では読み取り処理を実施するにあたっては、読み取り処理で用いるアンテナ装置が読取装置本体と接続するように切替器を制御する必要がある。そして、この切替器の制御を行うには、各アンテナ装置がどの切替器のどの入出力部に接続されているかを予め把握している必要がある。本発明では、読取装置本体に設けた経路情報取得手段により高周波回路からアンテナ素子までの経路情報を取得し、該経路情報を経路情報記憶手段に記憶している。これにより、RFIDタグの読み取り処理を確実に実施することができる。
本発明の好適な態様の一例としては、前記切替器及びアンテナ装置は、自身の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、読取装置本体からの要求に応じて前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を応答する応答手段とを備えたことを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、読取装置本体の経路情報取得手段は、切替器又はアンテナ装置への識別情報の応答要求を行い、該応答要求に対する応答である識別情報を収集することにより、経路情報を構築することができる。ここで、前記識別情報には切替器又はアンテナ装置の何れかを示す種別情報が含まれるようにすると、経路情報を確実に構築することができるので好適である。
上記経路情報取得手段のより具体的な態様としては、切替器及びアンテナ装置の全てを宛先として識別情報の応答要求を送信し、切替器又はアンテナ装置からの応答を受信すると、当該応答に含まれる識別情報を識別情報記憶手段に記憶するものが挙げられる。上記経路情報取得手段のより具体的な態様としては、切替器から応答を受信すると当該切替器の識別情報を識別情報記憶手段に記憶し、(a)当該切替器に対して第1の入出力部の接続先を切り替え指示を送出し、(b)応答要求の送信処理及び該応答要求に対する受信処理を行い、前記(a)の処理及び(b)の処理を全ての第2の入出力部に対して繰り返し行うものが挙げられる。このような処理により、確実に経路情報を構築することができる。
また、本発明の好適な態様の一例としては、前記読取装置本体及び切替器の何れか一方或いは双方は、高周波信号に直流電圧を印加する直流電圧印加回路を備え、前記アンテナ装置は、高周波信号に印加された直流電圧を抽出し、該直流電圧を電源として動作することを特徴とするものが挙げられる。本発明によれば、アンテナ装置には電源専用のケーブルを接続したり電池を内蔵させる必要がないので設置性が向上する。
以上説明したように本発明によれば、読取装置本体とアンテナ装置との間に切替器が介在し、アンテナ装置の数にかかわらず読取装置本体と切替器とは1対1で接続するので、設置作業性が向上する。特に、本発明では、複数の切替器を多段接続することができる。すなわち、読取装置本体を根、切替器を節、アンテナ装置を葉としたツリー構造とすることができる。これにより多数のアンテナ装置を効率的に設置することができる。また、本発明では、読取装置本体に設けた経路情報取得手段により高周波回路からアンテナ素子までの経路情報を取得し、該経路情報を経路情報記憶手段に記憶しているので、RFIDタグの読み取り処理を確実に実施することができる
本願発明の一実施の形態に係るRFIDタグの読取装置について図面を参照して説明する。図1はRFIDタグ読取装置の全体構成図である。
本実施の形態に係る読取装置は、ショーケース1に陳列されている商品10に付設されているRFIDタグ11から該RFIDタグ11の固有識別子を読み取る用途で用いるものとする。
ショーケース1は、図1に示すように、商品10を陳列するための複数段の商品棚2と、商品10を冷却するための冷却機構(図示省略)とを備えている。冷却機構については従来周知のものと同様なのでここでは説明を省略する。各商品棚2の上面には、陳列されている商品10のRFIDタグ11と通信するためのアンテナユニット300が設けられている。各アンテナユニット300は各商品棚2に対して複数(図1では4つ)配置されている。アンテナユニット300は2種類のタイプに分けられる。1つは4つのアンテナ素子を内蔵した4chアンテナユニット310であり、もう1つは1つのアンテナ素子を内蔵した1chアンテナユニット320である。また、ショーケース1は、各アンテナユニット300を接続したアンテナ切替ユニット200と、アンテナ切替ユニット200と1対1で接続した読取装置本体である制御ユニット100とを備えている。制御ユニット100は、アンテナ切替ユニット200に接続したアンテナユニット300を用いてRFIDタグ11から固有識別子を読み取り、読み取り結果を店舗に設置されたコンピュータ50に送信する。各アンテナユニット300とアンテナ切替ユニット200とは高周波信号伝送用の同軸ケーブルとデジタル制御信号伝送用の信号ケーブルにより接続されている。また同様に、アンテナ切替ユニット200と制御ユニット100とは同軸ケーブル及び信号ケーブルにより接続されている。なお、デジタル制御信号伝送用の信号ケーブルはシリアルバス接続されており、制御ユニット100から送出した信号はアンテナ切替ユニット200及びアンテナユニット300の全てに伝送される。
次に、読取装置本体である制御ユニット100の詳細について図2を参照して説明する。図2は制御ユニットの機能ブロック図である。制御ユニット100は、図2に示すように、コンピュータ50と接続するための通信インタフェイス110と、主制御部120と、所定の通信プロトコルに従ってRFIDタグ11との通信を制御するタグ通信制御部131と、タグ通信制御部131の出力信号を高周波信号に変調する変調回路132と、搬送波を生成する発振回路140と、高周波信号を増幅する増幅回路150と、増幅回路150からの高周波信号に直流バイアスを印加する直流バイアス印加回路160とを備えている。また、制御ユニット100は、アンテナユニット300から受信した高周波信号を増幅する増幅回路170と、高周波信号から通信信号を復調する復調回路133とを備えている。さらに、制御ユニット100は、アンテナユニット300に制御信号を伝送するための通信インタフェイス180を備えている。直流バイアス印加回路160は同軸ケーブル400を介してアンテナ切替ユニット200に接続する。また通信インタフェイス180は信号ケーブル410を介してアンテナ切替ユニット200に接続する。なお、前記タグ通信制御部131・変調回路132・復調回路133は、専用の通信用IC130に実装されている。
主制御部120の詳細について図3を参照して説明する。図3は主制御部120の機能ブロック図である。主制御部120は、図3に示すように、所定の通信プロトコルに従いRFIDタグ11の読取処理を行う読取処理部121と、システムの構成を記憶する構成テーブル122と、該構成テーブル122を構築するテーブル構築部123とを備えている。
構成テーブル122は、制御ユニット100に接続されたアンテナ切替ユニット200及びアンテナユニット300の接続状況を記憶したものである。換言すれば、構成テーブル122は、制御ユニット100から各アンテナユニット300への経路情報を記録したものである。図4に制御ユニット100,アンテナ切替ユニット200,アンテナユニット300の接続状況の一例を示す。また、図5に図4の状況下における構成テーブル122の一例を示す。図4に示すように、制御ユニット100には第1のアンテナ切替ユニット200aが接続されている。該第1のアンテナ切替ユニット200aには、第2のアンテナ切替ユニット200b,第1の1chアンテナユニット320a及び第1の4chアンテナユニット310aが接続されている。さらに、第2のアンテナ切替ユニット200bには、第2の1chアンテナユニット320b及び第2の4chアンテナユニット310bが接続されている。このように、本発明ではアンテナ切替ユニット200を多段接続することができるようになっている。なお、本実施の形態では、アンテナ切替ユニット200の接続可能段数は2段までとする。
図5に示すように、構成テーブル122は、各アンテナユニット300のアンテナID、アンテナタイプ、及び、経路情報を記憶したものである。経路情報は、初段のアンテナ切替ユニット200のID、該アンテナ切替ユニット200におけるチャンネル番号、2段目のアンテナ切替ユニット200のID、該アンテナ切替ユニット200におけるチャンネル番号を含む。
読取処理部121は、コンピュータ50からアンテナIDを指定した読取要求を受信すると、構成テーブル122を参照して経路情報を取得する。そして、読取処理部121は、通信インタフェイス180を介してアンテナ切替ユニット200に対してチャンネルの切替指示を送出し、アンテナユニット300までの通信経路を確保する。読取処理部121は、タグ通信制御部131にRFIDタグ11の読み取りを指示し、タグ通信制御部131から受信した固有識別子を所定の記憶手段(図示省略)に記憶する。なお、アンテナユニット300が4chアンテナユニット310の場合には、4chアンテナユニット310に対してアンテナの切替指示を送出し、タグ通信制御部131に読取を指示し、受信した固有識別子を所定の記憶手段に記憶する処理を、全てのアンテナ素子について繰り返し行う。以上の処理により記憶手段にはアンテナユニット300で検出されたRFIDタグ11の固有識別子が記憶されるので、読取処理部121は当該固有識別子をコンピュータ50に返答する。
テーブル構築部123は、通信インタフェイス180を介してアンテナ切替ユニット200及びアンテナユニット300に対してID応答要求を送出し、その応答結果に基づき構成テーブル122を構築する。構成テーブル122構築のアルゴリズムについては後述する。構成テーブル122の構築処理は、電源投入時又はコンピュータ50からの指示に基づき実施する。
再び図2を参照して制御ユニット100の他の構成について詳述する。タグ通信制御部131は、主制御部120からの要求に応じて所定の通信プロトコルに従ってRFIDタグ11との通信を行う。タグ通信制御部131からの出力信号は変調回路132によりASK変調される。ASK変調された高周波信号は増幅回路150で増幅され、さらに直流バイアス印加回路160で直流バイアスが掛けられる。この直流バイアスは、後段の機器における電源として用いられる。アンテナユニット300から受信した高周波信号は増幅回路170で増幅され、復調回路133で復調され、タグ通信制御部131で処理される。
次に、アンテナ切替ユニット200について図6を参照して説明する。図6はアンテナ切替ユニットの機能ブロック図である。アンテナ切替ユニット200は、図6に示すように、1つの入出力部と複数の入出力部とを備えており、1つの制御ユニット100又は他のアンテナ切替ユニット200に対して複数のアンテナユニット300又はアンテナ切替ユニット200を接続し、その接続先を切り替えるものである。図6においては、アンテナ切替ユニット200は、前述のように同軸ケーブル400及び信号ケーブル410により制御ユニット100と接続している。また、アンテナ切替ユニット200は同軸ケーブル401及び信号ケーブル411を介して各アンテナユニット300に接続している。本実施の形態では、制御信号の伝送方法してはシリアルバス方式を採用しており、信号ケーブル410と信号ケーブル411とはバス接続している。アンテナ切替ユニット200は、同軸ケーブル400を介して制御ユニット100から入力された高周波信号を交流成分と直流成分に分離する交流直流分離回路210と、各アンテナユニット300との高周波的接続をオン・オフするスイッチ220と、高周波信号に直流バイアスを印加する直流バイアス印加回路230と、信号ケーブル410を介して制御ユニット100から受信したチャンネル切替指示に基づき前記スイッチ220及び直流バイアス印加回路230を制御する切替制御部240とを備えている。さらにアンテナ切替ユニット200は、信号ケーブル410を介して制御ユニットから受信したID応答要求を処理する応答処理部250と、自身の基板種別及びID等を記憶した記憶手段260とを備えている。該記憶手段260としては、不揮発性のメモリを用いたり、DIPスイッチやロータリスイッチなどのスイッチ手段を用いる。また、基板種別は、アンテナ切替ユニット200,4chアンテナユニット310,1chアンテナユニット320の何れかを示す値である。
切替制御部240は、切替指示で指定されたチャンネルのスイッチ220のみ高周波的に導通させ、他のスイッチ220については高周波的に切断されるよう制御する。また、切替制御部240は、指定されたチャンネルの直流バイアス印加回路230のみ動作させ、他の直流バイアス印加回路230は動作させない。なお、切替制御部240は、電源投入時、及び、制御ユニット100からのリセット信号受信時には何れのチャンネルも導通させない。
応答処理部250は、制御ユニット100に対して応答すべき状態であるか否かを示すフラグを所定の記憶手段に記憶している。応答処理部250は、制御ユニット100からID応答要求を受信すると、前記フラグが「応答必要状態」にある場合にのみ、前記記憶手段260に記憶されている基板種別及びIDを制御ユニット100に応答する。前記フラグは、電源直後の初期化処理において、及び、制御ユニット100からリセット信号を受信した際に「応答必要状態」にセットされる。また後述するように、応答処理部250が制御ユニット100に対して応答を行うと、制御ユニット100は応答処理部250に対して状態遷移指示を送出する。応答処理部250は、該状態遷移指示を受信すると前記フラグを「応答不要状態」にセットする。このような処理により、応答処理部250による応答処理は、電源投入後、或いは、制御ユニット100からリセット信号を受信した後に1回だけである。すなわち、応答処理部250は、ID応答要求を連続して複数回受信しても最初の1回のみ応答する。
前記交流直流分離回路210により分離された直流電流は、切替制御部240や応答処理部250や直流バイアス印加回路230等の電源として供給される。
次にアンテナユニット300の構成について詳述する。まず4chアンテナユニット310の構成について図7及び図8を参照して説明する。図7はアンテナユニットの内部構造を説明する上面図、図8はアンテナユニットの機能ブロック図である。
図7に示すように、4chアンテナユニット310は、薄箱状の筐体301の内部に設けた複数(本実施の形態では4つ)のループアンテナ302a〜302dと、各ループアンテナ302a〜302dで共通の整合回路基板330とを備えている。なお、図7では各ループアンテナ302の配置を明確にするために、実線・点線・一点鎖線・二点鎖線を用いている。各ループアンテナ302a〜302dは、例えば銅箔や銅線等の金属部材からなる。また、各ループアンテナ302a〜302dは筐体301の底面をマトリクス状に9ブロック分割し、それぞれ2x2の4ブロックに沿うように矩形に配置されている。したがって、図7に示すように、各ループアンテナ302a〜302dの一部は隣り合う他のループアンテナ302a〜302dの一部と重なり合っている。また換言すれば、一のループアンテナ302a〜302dにおけるループの中央部には、隣り合う他のループアンテナ302a〜302dの配線が配置されている。
図8に示すように、整合回路基板330は同軸ケーブル401及び信号ケーブル411を介してアンテナ切替ユニット200と接続している。整合回路基板330は、交流直流分離回路331と、インピーダンス整合回路332と、ループアンテナ302a〜302dを切り替える切替回路333と、切替回路333を制御するアンテナ制御部334と、信号ケーブル411を介して制御ユニットから受信したID応答要求を処理する応答処理部335と、自身の基板種別及びID等を記憶した記憶手段336とを備えている。該記憶手段336としては、不揮発性のメモリを用いたり、DIPスイッチやロータリスイッチなどのスイッチ手段を用いる。また、基板種別は、アンテナ切替ユニット200,4chアンテナユニット310,1chアンテナユニット320の何れかを示す値である。
交流直流分離回路331は、同軸ケーブル401を介してアンテナ切替ユニット200から入力された高周波信号を交流成分と直流成分に分離する。分離された直流成分は、アンテナ制御部334や切替回路333や応答処理部335等に電源として供給される。なお、後段のインピーダンス整合回路332は一般的に直列にキャパシタ素子が接続されていることが多いので、直流重畳された高周波信号を入力しても問題はない。したがって、交流直流分離回路331としては、少なくとも高周波信号に含まれる直流成分を抽出する機能があればよい。
切替回路333は、各ループアンテナ302a〜302dに対応したスイッチ333a〜333dを備えている。各スイッチ333a〜333dは、高周波的号な接続をオン・オフするものであり、例えばダイオードスイッチ回路などの高周波スイッチ回路により構成される。各スイッチ333a〜333dは、ループアンテナ302a〜302dの両端子に接続している。したがって、スイッチ333a〜333dがオフになると、該スイッチ333a〜333dに接続されているループアンテナ302は高周波的に完全に接続断となり、換言すればオープン状態になる。これにより、給電中のループアンテナ302a〜302dが他のループアンテナ302a〜302dと磁気結合することを防止できるので、読み取り範囲の狭小化を防止できる。
アンテナ制御部334は、信号ケーブル411を介して入力された制御ユニット100からのループアンテナ(アンテナ素子)の選択制御信号に基づき、選択されたループアンテナ302a〜302dが接続されたスイッチ333a〜333dのみをオンに制御し、他のスイッチ333a〜333dについてはオフに制御する。
応答処理部335は、制御ユニット100からID応答要求を受信すると前記記憶手段336に記憶されている基板種別及びIDを制御ユニット100に応答する。
次に1chアンテナユニット310の構成について図9及び図10を参照して説明する。図9はアンテナユニットの内部構造を説明する上面図、図10はアンテナユニットの機能ブロック図である。
図9に示すように、1chアンテナユニット320は、薄箱状の筐体301の内部に設けた1つのループアンテナ302eと、整合回路基板340とを備えている。図10に示すように、整合回路基板340は同軸ケーブル401及び信号ケーブル411を介してアンテナ切替ユニット200と接続している。整合回路基板340は、交流直流分離回路341と、インピーダンス整合回路342と、インピーダンス整合回路342とループアンテナ302eの高周波的導通をスイッチングするスイッチ343と、スイッチ343のオンオフを制御するアンテナ制御部344と、信号ケーブル411を介して制御ユニットから受信したID応答要求を処理する応答処理部345と、自身の基板種別及びID等を記憶した記憶手段346とを備えている。該記憶手段346としては、不揮発性のメモリを用いたり、DIPスイッチやロータリスイッチなどのスイッチ手段を用いる。また、基板種別は、アンテナ切替ユニット200,4chアンテナユニット310,1chアンテナユニット320の何れかを示す値である。交流直流分離回路341,インピーダンス整合回路342,スイッチ343,アンテナ制御部344,応答処理部345及び記憶手段346は、上記4chアンテナユニット310と同様である。
次に、制御ユニット100の動作について説明する。まず、構成テーブル122の構築処理について図11のフローチャートを参照して説明する。この構築処理は制御ユニット100及びアンテナ切替ユニット200の電源投入直後、又は制御ユニット100がリセット信号を送出した後に実施される。このため、アンテナ切替ユニット200は何れのチャンネルにも接続されていない。したがって、どのアンテナユニット300も給電状態にはなっていない点、及び、アンテナ切替ユニット200の応答処理部250は「応答必要状態」にある点に留意されたい。
テーブル構築部123は、全ての機器(アンテナ切替ユニット200及びアンテナユニット300)を宛先としたID応答要求を送出する(ステップS1)。テーブル構築部123は、該ID応答要求に対する応答をアンテナ切替ユニット200から受信すると(ステップS2)、当該アンテナ切替ユニット200に対して「応答不要状態」となるように状態遷移指示を送出する(ステップS3)。次に、テーブル構築部123は、該アンテナ切替ユニット200に対してチャンネル毎の下記処理を全てのチャンネルに対して実施する(ステップS4〜S10)。具体的には、テーブル構築部123は、アンテナ切替ユニット200に対してチャンネル切替指示を送出し(ステップS5)、全ての機器を宛先としたID応答要求を送出する(ステップS6)。なお、前述したように、このID応答要求に対しては、既に応答したアンテナ切替ユニット200は応答しない。このため、応答はアンテナユニット300又は既に応答したアンテナ切替ユニット200に接続された他のアンテナ切替ユニット200からのものである。応答がアンテナユニット300からの場合(ステップS7,8)、テーブル構築部123は、当該応答に含まれる基板種別とIDを構成テーブル122に記憶する(ステップS9)。このとき、前記ステップS1に対する応答に含まれるアンテナ切替ユニット200のID、及び、前記ステップS6においてID応答要求を送出したチャンネル番号を経路情報として記憶する。
他方、応答が他のアンテナ切替ユニット200からの場合(ステップS7,S8)、当該アンテナ切替ユニット200に対して「応答不要状態」となるように状態遷移指示を送出する(ステップS11)。次に、テーブル構築部123は、該アンテナ切替ユニット200の各チャンネルに接続されたアンテナユニット300の基板種別及びIDを取得するための処理を行う(ステップS12〜17)。具体的には、テーブル構築部123は、該2段目のアンテナ切替ユニット200に対してチャンネル切替指示を送出し(ステップS13)、全ての機器を宛先としたID応答要求を送出する(ステップS14)。なお、このID応答要求に対しては、既に応答したアンテナ切替ユニット200は応答しない。また、本実施の形態ではアンテナ切替ユニット200の接続可能段数は2段である。このため、応答はアンテナユニット300からのものである。テーブル構築部123は、応答を受信すると当該応答に含まれる基板種別とIDを構成テーブル122に記憶する(ステップS15,S16)。このとき、前記ステップS1に対する応答に含まれるアンテナ切替ユニット200のID、及び、前記ステップS6においてID応答要求を送出したチャンネル番号、並びに、前記ステップS6に対する応答に含まれる2段目のアンテナ切替ユニット200のID、及び、前記ステップS14においてID応答要求を送出したチャンネル番号を経路情報として記憶する。
以上の処理により制御ユニット100が送出したID応答要求に対して、全てのアンテナ切替ユニット200及びアンテナユニット300が応答を返す。図4に示すような接続状況の場合、応答順序は、第1のアンテナ切替ユニット200a,第2のアンテナ切替ユニット200b,第2の1chアンテナユニット320b,第2の4chアンテナユニット310b,第1の1chアンテナユニット320a,第2の4chアンテナユニット310aとなる。そして、各応答に含まれる基板種別及びIDの基づき、処理時におけるアンテナ切替ユニット200及びアンテナユニット300の接続状況、換言すれば制御ユニット100から各アンテナユニット300までの経路情報が構成テーブル122に構築される。これにより、以降、制御ユニット100は、アンテナユニット300を指定したRFIDタグ11の読取処理を行うことができる。
次に、本実施の形態に係るRFIDタグの読取装置におけるRFIDタグ11の読取動作について図11及び図12のシーケンスチャートを参照して説明する。図11は1chアンテナユニットを用いた読取処理のシーケンスチャート、図12は4chアンテナユニットを用いた読取処理のシーケンスチャートである。ここでは、1chアンテナユニット320及び4chアンテナユニット310がそれぞれ2段接続されたアンテナ切替ユニット200に接続されているものとする。
まず1chアンテナユニット320を用いた読取処理について説明する。コンピュータ50は、1chアンテナユニット320のアンテナIDを指定して読取要求を送信する(ステップS101)。制御ユニット100は、構成テーブル122を参照して、当該1chアンテナユニット320の経路情報を取得する。そして、制御ユニット100は、経路中のアンテナ切替ユニット200に対してアンテナ切替指示を送出する。具体的には、まず制御ユニット100は、初段のアンテナ切替ユニット200aに対してチャンネル切替指示を送出する(ステップS102)。アンテナ切替ユニット200aは該切替指示に基づきチャンネル切替処理を行う(ステップS103)次に、制御ユニット100は、前記アンテナ切替ユニット200aから切替完了の信号を受信すると(ステップS104)、2段目のアンテナ切替ユニット200bに対してチャンネル切替指示を送出する(ステップS105)。アンテナ切替ユニット200bは該切替指示に基づきチャンネル切替処理を行う(ステップS106)。これにより、1chアンテナユニット320は通電状態となる。次に、制御ユニット100は、前記アンテナ切替ユニット200bから切替完了の信号を受信すると(ステップS107)、1chアンテナユニット320に対してアンテナ導通指示を送出する(ステップS108)。これにより、1chアンテナユニット320のアンテナ制御部344はスイッチ343をオンに制御し、その結果ループアンテナ302eは導通状態となる(図示省略)。次に、制御ユニット100は、1chアンテナユニット320から導通切替完了の信号を受信すると(ステップS108)、所定のプロトコルに従ってRFIDタグ11の読取処理を行う(ステップS109)。そして制御ユニット100は、前記ステップS106の読取処理で読み取った1つ以上のRFIDタグ11の固有識別子をコンピュータ50に送信する(ステップS110)。
次に4chアンテナユニット310を用いた読取処理について説明する。コンピュータ50は、4chアンテナユニット310のアンテナIDを指定して読取要求を送信する(ステップS201)。制御ユニット100は、構成テーブル122を参照して、当該4chアンテナユニット310の経路情報を取得する。そして、制御ユニット100は、経路中のアンテナ切替ユニット200に対してアンテナ切替指示を送出する。具体的には、まず制御ユニット100は、初段のアンテナ切替ユニット200aに対してチャンネル切替指示を送出する(ステップS202)。アンテナ切替ユニット200aは該切替指示に基づきチャンネル切替処理を行う(ステップS203)次に、制御ユニット100は、前記アンテナ切替ユニット200aから切替完了の信号を受信すると(ステップS204)、2段目のアンテナ切替ユニット200bに対してチャンネル切替指示を送出する(ステップS205)。アンテナ切替ユニット200bは該切替指示に基づきチャンネル切替処理を行う(ステップS206)。これにより、4chアンテナユニット310は通電状態となる。次に、制御ユニット100は、前記アンテナ切替ユニット200bから切替完了の信号を受信すると(ステップS207)、4chアンテナユニット310に対して、内蔵する4つ全てのループアンテナ(アンテナ素子)を用いた処理を行う。具体的には、制御ユニット100は、まずアンテナの切替指示を送出する(ステップS208)。4chアンテナユニット310は該切替指示に基づきアンテナ切替処理を行う(図示省略)。次に、制御ユニット100は、4chアンテナユニット310から切替完了の信号を受信すると(ステップS209)、所定のプロトコルに従ってRFIDタグ11の読取処理を行う(ステップS210)。制御ユニット100は、前記ステップS208〜S210の処理を全てのループアンテナに対して実施する(ステップS211〜S219)。そして、制御ユニット100は、前記各読取処理で読み取った1つ以上のRFIDタグ11の固有識別子をコンピュータ50に送信する(ステップS220)。
このように本実施の形態に係るRFIDタグの読取装置によれば、読取装置本体である制御ユニット100と、各アンテナユニット300との間に1:多のチャンネルを有するアンテナ切替ユニット200が介在するので、設置作業性が向上する。また、本実施の形態に係るRFIDタグの読取装置では、各ユニットの接続状況が自動的に検出されるので設置時の設定を容易に行うことができるとともに誤配線を未然に防止できる。
以上本発明の一実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記アンテナユニット300に更にインピーダンス整合回路の制御を行うインピーダンス制御回路を設け、制御ユニット100から各ループアンテナ毎のインピーダンス調整を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態ではアンテナ切替ユニット200の接続段数を2段までとし、また各アンテナ切替ユニット200のチャンネル数を8としたが、これらの数値は適宜変更してもよい。同様にアンテナユニット300に内蔵させるアンテナ素子の数も適宜変更してもよい。
また、上記実施の形態では、アンテナユニット300の電源を高周波信号に重畳させていたが、別途アンテナユニット300に電池等を内蔵させたり、信号ケーブルに電源ラインを含ませたり、別途電源専用のケーブルにより電源を供給するようにしてもよい。
また、上記実施の形態ではRFIDタグの読取装置の用途としてショーケース上の商品10に貼付したRFIDタグ11を読み取るものを例示したが、他の用途であっても本発明を適用できる。
RFIDタグの読取装置のシステム構成図 制御ユニットの機能ブロック図 主制御部の機能ブロック図 各ユニットの接続状況の一例 図4における構成テーブルの一例 アンテナ切替ユニットの機能ブロック図 4chアンテナユニットの内部構造を説明する上面図 4chアンテナユニットの機能ブロック図 1chアンテナユニットの内部構造を説明する上面図 1chアンテナユニットの機能ブロック図 構成テーブルの構築処理を説明するフローチャート 1chアンテナユニットを用いた読取処理を説明するシーケンスチャート 4chアンテナユニットを用いた読取処理を説明するシーケンスチャート
符号の説明
10…商品、11…RFIDタグ、50…コンピュータ、100…制御ユニット、120…主制御部、121…読取処理部、122…構成テーブル、123…テーブル構築部、131…タグ通信制御部、132…変調回路、133…復調回路、150、170…増幅回路、160…直流バイアス印加回路、200…アンテナ切替ユニット、210…交流直流分離回路、220…スイッチ、230…直流バイアス印加回路、240…切替制御部、250…応答処理部、260…記憶手段、300…アンテナユニット、310…4chアンテナユニット、320…1chアンテナユニット、301…筐体、302a〜302e…ループアンテナ、330,340…整合回路基板、331,341…交流直流分離回路、332,342…インピーダンス整合回路、333…切替回路、333a〜333d…スイッチ、334…アンテナ制御部、335,345…応答処理部、336,346…記憶手段。

Claims (7)

  1. RFIDタグの読み取り制御を行う読取制御手段及びRFIDタグ読み取り用の高周波信号を送受信する高周波回路とを備えた読取装置本体と、
    高周波信号用の1つの第1の入出力部,高周波信号用の複数の第2の入出力部,前記第1の入出力部と前記第2の入出力部の接続を切り替える切替手段,及び前記読取装置本体とデータ通信可能に接続されるとともに読取装置本体からの切替指示に応じて前記切替手段を制御する切替制御手段を備えた切替器と、
    1つ以上のアンテナ素子及びインピーダンス整合回路を備えたアンテナ装置とを備え、
    前記読取装置本体の高周波回路と前記切替器の第1の入出力部とを接続するとともに、該切替器の第2の入出力部と前記アンテナ装置の整合回路或いは前記アンテナ装置の整合回路及び他の切替器の第1の入出力部とを接続し、
    さらに前記読取装置本体は、前記高周波回路からアンテナ素子までの経路情報を取得する経路情報取得手段と、該経路情報取得手段で得られた経路情報を記憶する経路情報記憶手段を備えるとともに、前記読取制御手段は読み取り制御時には前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情報に基づき切替器に対して切替指示を送信する
    ことを特徴とするRFIDタグの読取装置。
  2. 前記切替器及びアンテナ装置は、自身の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、読取装置本体からの要求に応じて前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を応答する応答手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグの読取装置。
  3. 前記識別情報には切替器又はアンテナ装置の何れかを示す種別情報を含む
    ことを特徴とする請求項2記載のRFIDタグの読取装置。
  4. 前記経路情報取得手段は、切替器及びアンテナ装置の全てを宛先として識別情報の応答要求を送信し、切替器又はアンテナ装置からの応答を受信すると、当該応答に含まれる識別情報を識別情報記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項3記載のRFIDタグの読取装置。
  5. 前記経路情報取得手段は、切替器から応答を受信すると当該切替器の識別情報を識別情報記憶手段に記憶し、(a)当該切替器に対して第1の入出力部の接続先を切り替え指示を送出し、(b)応答要求の送信処理及び該応答要求に対する受信処理を行い、前記(a)の処理及び(b)の処理を全ての第2の入出力部に対して繰り返し行う
    ことを特徴とする請求項4記載のRFIDタグの読取装置。
  6. 前記切替器の応答手段は、読取装置本体に対して識別情報を応答した後にさらに読取装置本体から応答要求を受信しても当該応答要求に対しては応答しない
    ことを特徴とする請求項5記載のRFIDタグの読取装置。
  7. 前記読取装置本体及び切替器の何れか一方或いは双方は、高周波信号に直流電圧を印加する直流電圧印加回路を備え、
    前記アンテナ装置は、高周波信号に印加された直流電圧を抽出し、該直流電圧を電源として動作する
    ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグの読取装置。
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